JP3381206B2 - 投光装置 - Google Patents

投光装置

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JP3381206B2
JP3381206B2 JP07682194A JP7682194A JP3381206B2 JP 3381206 B2 JP3381206 B2 JP 3381206B2 JP 07682194 A JP07682194 A JP 07682194A JP 7682194 A JP7682194 A JP 7682194A JP 3381206 B2 JP3381206 B2 JP 3381206B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物体に光を投光す
る投光装置およびそれを備えた光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17に、従来の光学装置の一例の構成
を示す。同図において、筐体1内には、同一光軸上に、
発光素子2、開口3、ハーフミラー4、および投受光レ
ンズ5が設けられており、ハーフミラー4は、光軸に対
して45度の角度に取り付けられている。そして、発光
素子2から発した光は、開口3、ハーフミラー4、およ
び投受光レンズ5を介して対象物体6に投光される。対
象物体6が存在すると、光は反射され、反射された光
は、投受光レンズ5を介して、ハーフミラー4でさらに
反射されて、筐体1内に光軸に対して直角方向に設けら
れた受光素子7で受光される。
【0003】対象物体6が存在しない場合、投光された
光は対象物体6で反射されず、光が帰ってこないため、
受光素子7は光を受光しない。従って、受光素子7の受
光量を検出することにより、対象物体6の存在を検知す
ることができる。
【0004】開口3は、投受光レンズ5以外の領域に光
を投光しないために用いられる。投受光レンズ5以外の
領域に光が投光されると、その光は、筐体1内部で反射
されて迷光となり、受光素子7で受光される場合があ
る。これにより、光学装置が誤動作する恐れが生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】開口3を介して投光さ
れる光の領域は、図18(a)に示すように、開口3と
発光点11との位置関係により、斜線部12に示すよう
に決まる。例えば、図18(b)に示すように、発光点
11の位置が11aの位置にずれると、投光される領域
も異なってくる。
【0006】一方、発光素子2は、図19(a)に示す
ように面積を持っているため、それぞれの発光点で投光
される領域が異なる。従って、投光される領域を限定す
ることが困難となる。また、発光素子2は、製造上の誤
差によってチップに位置ずれが生じる。このため、さら
に発光点の位置ずれが大きくなり、投光される領域の限
定がさらに困難となる。
【0007】例えば、図17に示す光学装置において、
投受光レンズ5にのみ投光したい光が、図19(b)に
斜線部13で示すように、投受光レンズ5の外側にも投
光してしまい、斜線部13の領域の光が迷光となって、
誤動作の原因となる。
【0008】投光される領域を限定し易くするために、
開口3を大きくすると、投光される領域が大きくなり、
図17に示す光学装置の場合に迷光が多くなる。また、
同じ目的で開口を遠ざけると、装置が大型になる。しか
も、開口3を用いると、各部の位置合わせに手間がかか
る。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、限定された角度範囲の光のみを投光する投
光装置およびそれを備えた光学装置を提供するものであ
る。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【課題を解決するための手段】 請求項に記載の投光装
置は、光学フィルタで反射した光を再び光学フィルタへ
導く反射ミラーを備えたことを特徴とする。
【0023】前記反射ミラー、光学フィルタ反射し
た光をその時の入射角とは異なる入射角で光学フィルタ
導くための反射ミラーであり、発光素子発光方向に
光学フィルタ発光方向と逆方向に反射ミラー配置
ることができる
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【作用】上記構成の投光装置およびそれを備えた光学装
置においては、発光素子2の前面に、所定の入射角範囲
の光を透過させる特性を有する光学フィルタ21を配置
することで、限定した角度範囲の光を投光することがで
きる。その結果、発光点の位置に関係なく、常に定めら
れた広がり角の光を投光することができ、発光点の位置
ずれが生じても、所定の領域にのみ光を投光することが
できる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の投光装置およびそれを備えた
光学装置の実施例を、図面を参照して説明する。尚、図
17に示した従来例に対応する部分には同一の符号を付
してあり、その説明は適宜省略する。
【0031】図1に投光装置の第1構成を示す。本
においては、発光素子2の発光方向に光学フィルタ2
1が配置されている。光学フィルタ21は、図2に示す
ように、入射角範囲が−αと+αとの間の光のみを透過
する特性を有している。
【0032】本によれば、発光素子2の発光点の位置
に関係なく、常に一定の広がり角αを持つ光を投光でき
るため、投光される領域が定め易く、所定の領域に光を
投光することができる。また、チップの位置ずれに関係
しないため、いかなる発光素子を用いても同じ領域に投
光できる。さらに、光学フィルタ21を投光する光の角
度範囲を、発光素子2の出射角範囲より狭くすること
で、狭指向角特性を有する投光装置を実現することがで
きる。
【0033】図3に、図1に示す投光装置を備えた光学
装置の一例の構成を示す。本においては、図17に示
した従来の光学装置の開口3の位置に、光学フィルタ2
1を設けている。そして、光学フィルタ21により、発
光素子2から発する光の領域を、投受光レンズ5の有効
径と同等、またはそれより小さくした。
【0034】本によれば、発光素子2から発する光を
投受光レンズ5にのみ投光することができ、迷光を減ら
し、誤動作を減らすことができる。
【0035】図4に投光装置の第2構成を示す。こ
の構成は、図1に示した第1例と同様であるが、光学
フィルタ21の特性を、図5に示すように、入射角範囲
が−αと+αとの間で透過率が減少するようにした。
【0036】本によれば、発光素子2の発光する光の
強度が、図6に示すように、出射角範囲が−αから+α
の間で大きくなる指向特性を有する場合、光が光学フィ
ルタ21を通ることにより、図4に示すa点における指
向特性が、図7に示すようになる。即ち、所定の角度範
囲−α乃至+αの間で、ほぼ一定の強度分布の光を投光
することができ、投光する光の角度による強度の差を考
慮する必要がなくなる。
【0037】図8に投光装置の第3構成を示す。こ
の構成も、図1に示した第1のと同様であるが、光学
フィルタ21の特性を、図9に示すように、入射角が0
度付近の光のみ透過するようにした。
【0038】本によれば、発光素子2の発光する光を
レンズを用いずに平行光とすることができ、光学装置に
備えたときに、その装置を小型化することができる。
【0039】図10に、図8に示した投光装置を備えた
光学装置の一例の構成を示す。対象物体6は、発光素子
2の光軸に対して約45度の角度に配置されている。対
象物体6が斜線で示す検出領域31に存在すると、発光
素子2から発する光は対象物体6で反射されて、受光素
子7で受光される。対象物体6が検出領域31に存在し
ないと、発光素子2から発する光は対象物体6で反射さ
れず、受光素子7で受光されない。この受光素子7の受
光量で、対象物体6が検出領域31に存在するか否かを
検知することができる。
【0040】本によれば、発光素子2から発する光が
平行光であるので、検出領域31を狭くすることがで
き、しかもレンズが不要となるので、装置を小型化する
ことができる。
【0041】図11に投光装置の第4構成を示す。
この構成も、図1に示した第1のと同様であるが、光
学フィルタ21の特性を、図12に示すように、所定の
入射角範囲で、かつ所定の波長範囲の光のみを透過する
ようにした。具体的には、光学フィルタ21の片面に、
図12(a)に示す特性を持たせ、他の片面に、図12
(b)に示す特性を持たせる。
【0042】本によれば、必要な波長範囲の光を、所
定の入射角範囲で投光することができる。偏光ビームス
プリッタ(PBS)やダイクロイックミラー(DCM)
は、光の波長の変化に従って特性も変化する。このた
め、狭い波長範囲の光しか用いることができない。本
の投光装置では、広い波長範囲の発光素子を用いても、
狭い波長範囲の光を投光できるため、PBSやDCMに
用いることができる。
【0043】図13に投光装置の第5構成を示す。
は、光学フィルタ21を発光素子2のキャンパッケ
ージの窓ガラス41と兼用し、発光素子2と光学フィル
タ21を一体化したものである。
【0044】本によれば、光学フィルタ21を、窓ガ
ラス41にARコートを行う工程と同じ工程で形成でき
るので、製作コストを低減することができる。また、光
学フィルタ21を窓ガラス41と兼用することにより、
従来の発光素子と同等の大きさで用いることができる。
【0045】上記の変形例として、樹脂モールドのキ
ャンパッケージに光学多層膜を形成し、光学フィルタ2
1とパッケージを一体化してもよい。または、発光素子
2のチップに光学多層膜を形成し、光学フィルタ21と
チップとを一体化してもよい。
【0046】図14に投光装置の第6構成を示す。
は、光学フィルタ21を、発光素子2の樹脂モール
ドパッケージに、透明性のUV硬化型接着剤で接着一体
化したものであり、構成が簡単で取扱いが容易となる。
【0047】上記では、フラット型の発光素子2に光
学フィルタ21を接着したが、図13に示すようなキャ
ンパッケージ型の発光素子2の端面に接着してもよい。
【0048】図15に投光装置の第7構成を示す。
は、図14に示したにおいて、発光素子2の発光
面に接着された光学フィルタ21を、透明性樹脂51で
被覆したものであり、光学フィルタ21を保護する効果
ある。また、透明性樹脂51をレンズ形状とすること
により、レンズと一体化した発光素子が実現できる。
【0049】図16に、本発明の投光装置実施例の構
成を示す。本実施例は、発光素子2内に凹面鏡状の反射
ミラー61を設け、前面に光学フィルタ21を設けたも
のである。反射ミラー61は、光学フィルタ21で反射
した光を、その時の入射角とは異なる入射角で再び光学
フィルタ21へ導くもので、発光方向と逆の方向に配置
してある。この場合、光学フィルタ21は、所定の入射
角以外の光を反射する特性を有する。この構成により、
発光素子2から発した所定の入射角以外の光が光学フィ
ルタ21で反射された後、反射ミラー61で再度反射さ
れるので、投光量の増加を図ることができる。
【0050】上実施例で示した投光装置は、種光学
装置に用いることができ、対象物体6が所定の領域に存
在するか否かを検知することができる。
【0051】
【発明の効果】以上の如く本発明の投光装置よれば、
所定の入射角範囲の光を透過させる特性を有する光学フ
ィルタを、発光素子の前面に配置したので、発光点の位
置に関係なく、常に定められた広がり角の光を投光する
ことができ、所定の領域にのみ光を投光することができ
る。また、反射ミラーを設けたので、投光量の増加を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光装置の第1構成を示す説明図である。
【図2】図1の光学フィルタの特性を示す線図である。
【図3】図1の光学フィルタを備える光学装置の一例の
構成を示す説明図である。
【図4】光装置の第2構成を示す説明図である。
【図5】図4の光学フィルタの特性を示す線図である。
【図6】図4の発光素子の指向特性を示す線図である。
【図7】図4の位置aにおける光の指向特性を示す線図
である。
【図8】光装置の第3構成を示す説明図である。
【図9】図8の光学フィルタの特性を示す線図である。
【図10】図8の光学フィルタを備える光学装置の一例
の構成を示す説明図である。
【図11】光装置の第4構成を示す説明図である。
【図12】図11の光学フィルタの特性を示す線図であ
る。
【図13】光装置の第5構成を示す説明図である。
【図14】光装置の第6構成を示す説明図である。
【図15】光装置の第7構成を示す説明図である。
【図16】本発明の投光装置実施例の構成を示す説明
図である。
【図17】従来の光学装置の一例の構成を示す説明図で
ある。
【図18】図17に示す開口と発光点の位置関係による
投光領域の変化を示す説明図である。
【図19】図17に示す開口と発光素子の位置関係によ
る投光領域の変化を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−169738(JP,A) 特開 平2−251782(JP,A) 特開 平4−232837(JP,A) 実開 昭63−55145(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 8/10 G01V 8/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射角の違いにより光の透過率が変化す
    る光学フィルタを発光素子の前面に備えた投光装置にお
    いて、 前記光学フィルタで反射した光を再び前記光学フィルタ
    へ導く反射ミラーを備えたことを特徴とする投光装置。
  2. 【請求項2】 前記反射ミラーは、前記光学フィルタで
    反射した光をその時の入射角とは異なる入射角で前記光
    学フィルタへ導くための反射ミラーであり、前記発光素
    子の発光方向に前記光学フィルタ、発光方向と逆方向に
    前記反射ミラーを配置していることを特徴とする請求項
    に記載の投光装置。
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