JP3380987B2 - 往復動ポンプ - Google Patents

往復動ポンプ

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JP3380987B2 JP08743593A JP8743593A JP3380987B2 JP 3380987 B2 JP3380987 B2 JP 3380987B2 JP 08743593 A JP08743593 A JP 08743593A JP 8743593 A JP8743593 A JP 8743593A JP 3380987 B2 JP3380987 B2 JP 3380987B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は往復動ポンプ、詳しく
は、プランジャの往復駆動により作動する吸入弁と吐出
弁とを備えた往復動ポンプに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、此種往復動ポンプとしては、実公
昭59ー22303号公報に示されているように、プラ
ンジャを往復駆動するクランク軸などの駆動部を内装し
た駆動部ハウジングに、前記プランジャの先端側を往復
動自由に受入れるシリンダ室をもったシリンダを取付
け、このシリンダの先端に、中心部と外周部とに吸入孔
及び吐出孔をもった弁座部材を支持し、更にこの弁座部
材の外方にシリンダヘッドを設け、このシリンダヘッド
に、前記吸入孔に連通する吸入通路と、前記吐出孔に連
通する吐出通路とを設けると共に、前記弁座部材のシリ
ンダ室側に吸入弁及び吸入側弁ばねを支持し、前記弁座
部材の反シリンダ室側に吐出弁と、吐出側弁ばね及びば
ね押えとを支持する一方、前記シリンダ室に前記弁ばね
のばね押えと前記プランジャの往復動を許すシリンダパ
ッキンとを取付け、取付ボルトの締込みにより前記シリ
ンダヘッドを前記駆動部ハウジングに取付けるとき、前
記シリンダと弁座部材とを挟着固定するようにしたもの
が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】所が、前記吸入弁、吐
出弁、弁座部材、吸入側及び吐出側弁ばね、吐出側ばね
押えなどの各弁部品は何れも前記シリンダの駆動部ハウ
ジングへの組付け時、それぞれ独立して組付けられるよ
うになっているため、前記吸入弁、吐出弁などが摩耗し
て、該吸入弁、吐出弁などを交換する必要がある場合に
は、吸入弁、吐出弁、弁座部材、吸入側及び吐出側弁ば
ね、吐出側ばね押えがそれぞれ分解されることになる
し、また、これら分解された各弁部品をそれぞれ独立し
て組付ける必要があり、また一方、前記シリンダパッキ
ンが摩耗して該シリンダパッキンを交換する必要がある
場合には、前記取付ボルトを弛緩してシリンダを取外す
と、前記弁座部材の固定も解除されて、吸入弁、吸入側
弁ばねなども分解されるし、また、シリンダパッキンの
交換後には前記分解された吸入弁なども組付ける必要が
あり、何れの場合でも、補修作業が非常に行い難い問題
があった。 【0004】また、ポンプの組立て時においても、前記
吸入弁、吐出弁、弁座部材、吸入側及び吐出側弁ばね、
吐出側ばね押え、シリンダパッキンは、それぞれ独立し
て組付けられるから、それだけポンプの組立て作業能率
も悪く、ポンプ全体のコストも高くなる問題があった。 【0005】本発明の目的は、吸入弁、吐出弁、シリン
ダパッキンなどが摩耗した場合の補修を簡易にできて、
しかも、ポンプの組立て作業能率を向上できて、安価な
ポンプを提供できるようにする点にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、ハウジングに内装され、プランジャを
往復駆動する駆動部と、前記プランジャが挿入されたシ
リンダ室形成部、該シリンダ室形成部の反駆動部側に弁
座形成部を介して連なる吐出弁保持部、前記弁座形成部
の中心部を貫通する吐出孔、及び前記シリンダ室形成部
に開口する吸入孔を有する弁ブロック体と、該弁ブロッ
ク体を内装した内腔部、該内腔部に開口する吐出通路及
び吸入通路を有し、前記ハウジングに結合される通路ブ
ロックと、前記シリンダ室形成部内で前記弁座形成部に
支持された吸入弁及び吸入弁を押圧する吸入側弁ばね
と、前記弁座形成部のシリンダ室形成部と反対側に支持
された吐出弁及び吐出弁を押圧する吐出側弁ばねとを備
えた往復動ポンプにおいて、前記弁ブロック体、吐出
弁、吐出側弁ばね、吸入弁、吸入側弁ばねと、前記吐出
弁及び吐出側弁ばねを吐出弁保持部内に保持するばね押
えと、前記プランジャの往復動を許すように前記シリン
ダ室形成部内に密嵌合され、前記吸入弁及び吸入側弁ば
ねをシリンダ室形成部内に保持するシリンダパッキンと
により弁ユニットが形成されていることを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明に以上のようにシリンダ室形成部、該シ
リンダ室形成部の反駆動部側に弁座形成部を介して連な
る吐出弁保持部、前記弁座形成部の中心部を貫通する吐
出孔、及び前記シリンダ室形成部に開口する吸入孔を有
する弁ブロック体と、吐出弁、吐出側弁ばね、吸入弁、
吸入側弁ばねと、前記吐出弁及び吐出側弁ばねを吐出弁
保持部内に保持するばね押えと、前記プランジャの往復
動を許すように前記シリンダ室形成部内に密嵌合され、
前記吸入弁及び吸入側弁ばねをシリンダ室形成部内に保
持するシリンダパッキンとにより弁ユニットが形成され
ているため、往復動ポンプにおいて摩耗のし易い吸入
弁、吐出弁、シリンダパッキンなどが摩耗して、該吸入
弁、吐出弁、シリンダパッキンなどを交換する必要があ
る場合、前記弁ユニットを交換するだけの簡単な作業で
容易に補修できる。 【0008】また、前記弁ユニットは、弁ブロック体の
シリンダ室形成部側に吸入弁と吸入側弁ばねとを内装し
てシリンダパッキンを密嵌合するとともに、前記吐出弁
保持部側に吐出弁と吐出側弁ばねとを内装してばね押え
を取付けるだけの簡単な作業で容易に形成することがで
きるから、弁ユニットを安価に作ることができ、それだ
けポンプのコストを低減できる。 【0009】また、前記弁ブロック体を内装する内腔部
と該内腔部に開口する吐出通路及び吸入通路とを有する
通路ブロックを前記弁ブロック体と別に形成してあるた
め、この通路ブロックの内腔部に前記弁ユニットを内装
して、前記通路ブロックをハウジングに結合することに
より前記弁ユニットを組込むことができ、それだけポン
プの組立て作業能率を向上でき、ポンプ全体のコストを
より一層低減できる。 【0010】 【実施例】図1、図3に示した往復動ポンプは、主とし
て家庭での自動車などの洗浄、庭木などへの薬剤散布に
便利なように小形に形成したものであって、プランジャ
3を往復駆動するクランク軸などの駆動部2を内装した
ハウジング(以下駆動部ハウジングと言う)1と、前記
プランジャ3の先端側を往復動自由に受入れるシリンダ
室41aを有し、吸入弁5及び吐出弁6を支持する弁ブ
ロック体4と、この弁ブロック体4を内装する通路ブロ
ック7とを備え、この通路ブロック7を前記駆動部ハウ
ジング1に取付けている。 【0011】この駆動部ハウジング1の前記通路ブロッ
ク7側端部は前記プランジャ3の挿通孔1aを設けて、
この挿通孔1aから前記プランジャ3の先端側を外方に
突出させており、また、前記挿通孔1aの内周面と前記
プランジャ3の基端側外周面との間には、前記駆動部ハ
ウジング1内の潤滑油が外部に洩れるのを防止するオイ
ルシール8を設けている。 【0012】しかして、前記弁ブロック体4は、図1、
図2に示すように前記プランジャ3の先端側外径よりも
大径のシリンダ室41aを形成する筒状のシリンダ室形
成部41と、該シリンダ室形成部41の先端部から径方
向内方に延びる弁座形成部42と、この弁座形成部42
から反シリンダ室側に突出する筒状の吐出弁保持部43
とから成り、この弁ブロック体4を合成樹脂により成形
している。尚、この弁ブロック体4は合成樹脂で形成す
る他、金属材料で形成してもよいのである。 【0013】そして、前記弁座形成部42のシリンダ室
側に吸入弁座面42aを設け、反シリンダ室側で、か
つ、前記吐出弁保持部43内に吐出弁座面42bを設け
ると共に、これら吸入弁座面42a及び吐出弁座面42
bの中心部を貫通して前記シリンダ室41aと前記吐出
弁保持部43内とに連通する吐出孔44と、一端が前記
吸入弁座面42aの外周側に開口し、他端が前記シリン
ダ室形成部41の外周面に開口する複数個の略L字形吸
入孔45とを設けている。 【0014】また、前記シリンダ室形成部41は、前記
弁座形成部42側内面を小径とし、反弁座形成部側を大
径内面として、前記小径内面側に前記吸入孔45を開閉
するリング状の前記吸入弁5と該吸入弁5を前記吸入弁
座面42aに押圧する吸入側弁ばね9とを内装可能と
し、前記大径内周面側に、プランジャ3の通過を許すリ
ング状のばね押え10と、シリンダパッキン11とを内
装可能にしている。 【0015】また、前記吐出弁保持部43は、前記弁座
形成部42よりも小径の筒状に形成して、その内側に前
記吐出孔44を開閉する前記吐出弁6と、吐出側弁ばね
12とを内装可能とする一方、吐出弁保持部43の先端
側に6個の割り溝43aを設けて、これら割り溝43a
間の各保持部片43bを弾性変位可能とし、これら保持
部片43bの先端部内面に凹状の係止部46を設け、前
記保持部片43bの先端部に、前記吐出側弁ばね12の
ばね押え13を取付けている。 【0016】このばね押え13は、前記弁ばね12の一
端を受止める鍔部と、前記吐出弁6を案内する筒状ガイ
ドとから成り、前記鍔部の外周部に、前記係止部46に
係合可能な係合部13aを設けている。 【0017】また、前記シリンダパッキン11は、弾性
0リングと該弾性0リングの内周に結合した合成樹脂リ
ングとから成り、この合成樹脂リングの内周が前記プラ
ンジャ3の外周面に接触してシリンダ室内の高圧液がプ
ランジャ3の外周部から外方に洩れるのを防ぐものであ
る。 【0018】そして、前記弁ブロック体4のシリンダ室
形成部41内に、図2のように前記吸入弁5と、吸入側
弁ばね9と、ばね押え10と、シリンダパッキン11と
を順次挿入して、吸入弁5を吸入弁座面42aに支持す
ると共に、シリンダパッキン11をシリンダ室形成部4
1内周面に密嵌合して、これら吸入弁5、吸入側弁ばね
9、ばね押え10及びシリンダパッキン11を弁ブロッ
ク体4に保持する一方、吐出弁保持部43内に、吐出弁
6と、吐出側弁ばね12とを挿入し、ばね押え13を保
持部片43bの先端部に嵌合して、該ばね押え13の係
合部13aを係止部46に係合させることにより、これ
ら吐出弁6、吐出側弁ばね12、ばね押え13を弁ブロ
ック体4に保持させて弁ユニットAを形成するのであ
る。 【0019】また一方、前記通路ブロック7は、前記駆
動部ハウジング1側を開放し、反ハウジング側を閉鎖し
たもので、合成樹脂により形成している。 【0020】そして、図2に示すようにこの通路ブロッ
ク7の内部には開放側を大径とし、奥側を小径として前
記弁ユニットAを内装するようにした内腔部71と、こ
の内腔部71の小径内面71aに開口する吐出通路72
と、内腔部71の大径内面71bに開口する吸入通路7
3とを備えており、前記小径内面71aを前記吐出弁保
持部43の外径より大径に形成して、この小径内面71
aと前記吐出弁保持部43の外周面との間に、前記吐出
通路72と吐出弁保持部43内とに連通する環状の吐出
室14を形成すると共に、前記弁ブロック体4における
シリンダ室形成部41の外径を、前記大径内面71bよ
り小径に形成して、これらシリンダ室形成部41の外面
と大径内面71bとの間に、前記吸入孔45及び吸入通
路73に連通する環状の吸入連通路15を設けている。 【0021】また、前記通路ブロック7には、その閉鎖
側端面に、複数個のボルト挿通部16aをもった金属製
の挟着板16を支持し、この挟着板16の挿通部16a
に挿通する取付ボルト17を、前記駆動部ハウジング1
の端面1bに穿設されたねじ孔に螺合して締込むことに
より前記通路ブロック7を前記駆動部ハウジング1に挟
着固定するようにしている。 【0022】また、図1、図3に示したポンプは、3本
のプランジャを備えた3連式往復動ポンプであって、前
記通路ブロック7に、前記プランジャ3に対応する3つ
の内腔部71を並列に設け、これら内腔部71に前記弁
ユニットAを内装すると共に、各内腔部71の大径内面
間に前記吸入連通路15と連通する吸入通路73を設
け、また、各内腔部71の小径内面71a間に前記吐出
室14と連通する吐出通路72を設け、各プランジャ3
の往復駆動により通路ブロック7の外面に開口する一つ
の吸入通路73から各シリンダ室41aに液体を吸入
し、各吐出室14に吐出された高圧液を、通路ブロック
7の吐出通路72出口に接続される送液管などに圧送す
るようにしている。 【0023】尚、図1において18は前記駆動部ハウジ
ング1の端面1bと弁ブロック体4との間に介在したリ
ング状のシール材保持筒、19はこの保持筒18の内周
部に保持した低圧側シール材、20は前記弁ブロック体
4とシ−ル材保持筒18との間に介在した排液リング
で、前記シリンダパッキン11とプランジャ3との間か
ら洩れた液を弁ブロック体4の端面から半径方向外方に
排出可能にしている。 【0024】次に以上のごとく構成したポンプの作動を
説明する。 【0025】駆動部2の駆動によりプランジャ3を往復
駆動すると、先ずその復動時に吐出弁6が閉じると共
に、吸入弁5が開いて、水源の液体が、吸入通路73の
入口から吸入通路73及び吸入孔45を経てシリンダ室
41aに吸入され、また、前記プランジャ3の往動時に
前記吸入弁5が閉じると共に吐出弁6が開いて、前記シ
リンダ室41aの加圧された液体が吐出孔44から吐出
弁保持部43内及び吐出室14に吐出され、この吐出室
14を経て吐出通路72から送液管などに圧送されるの
である。 【0026】しかして、シリンダ室形成部41と弁座形
成部42及び吐出弁保持部43とをもった弁ブロック体
4を形成して、この弁ブロック体4のシリンダ室形成部
41側に吸入弁5と吸入側弁ばね9とを内装し、かつ、
この吸入側弁ばね9の外側にシリンダパッキン11を密
嵌合して、前記吸入弁5及び吸入側弁ばね9を保持する
と共に、前記吐出弁保持部43側に吐出弁6と吐出側弁
ばね12とを内装し、かつ、この吐出側弁ばね12の外
側にばね押え13を取付けて前記吐出弁6及び吐出側弁
ばね12を保持し、弁ユニットAを形成しているから、
即ち、往復動ポンプにおいて摩耗のし易い前記吸入弁
5、突出弁6、シリンダパッキン11などをユニットに
したから、吸入弁5、吐出弁6、シリンダパッキン11
などが摩耗して、該吸入弁5、吐出弁6、シリンダパッ
キン11などを交換する必要がある場合、前記弁ユニッ
トAを交換するだけの簡単な作業で容易に補修すること
ができるのである。 【0027】また、前記弁ユニットAは、弁ブロック体
4のシリンダ室形成部41側に吸入弁5と吸入側弁ばね
9とを内装してシリンダパッキン11を密嵌合すると共
に、前記吐出弁保持部43側に吐出弁6と吐出側弁ばね
12とを内装してばね押え13を取付けるだけの簡単な
作業で容易に形成することができるから、弁ユニットA
を安価に作ることができ、それだけポンプのコストを低
減できるのである。 【0028】また、前記弁ブロック体4を内装する内腔
部71と該内腔部71に開口する吐出通路72及び吸入
通路73とをもった通路ブロック7を前記弁ブロック体
4と別に形成して、この通路ブロック7の内腔部71に
前記弁ユニットAを内装して、前記通路ブロック7を駆
動部ハウジング1に結合するようにしたから、前記弁ユ
ニットAを通路ブロック7の内腔部71に内装して通路
ブロック7を結合することにより、前記弁ユニットAを
組込むことができ、それだけポンプの組立て作業能率を
向上できて、ポンプ全体のコストをより一層低減できる
のである。 【0029】尚、以上説明した実施例では、弁ブロック
体4のシリンダ室形成部41内に、ばね押え10とシリ
ンダパッキン11とを各別に内装しているが、図1に示
した前記ばね押え10をなくし、前記シリンダパッキン
11の端部をばね押え10として利用してもよい。 【0030】また、本発明のポンプは、3連式往復動ポ
ンプである他、1連式、2連式又は4連式以上の往復動
ポンプであっても同様に構成することができる。 【0031】 【発明の効果】本発明は以上のようにシリンダ室形成
部、該シリンダ室形成部に弁座形成部を介して連なる吐
出弁保持部を有する弁ブロック体と、吐出弁、吐出側弁
ばね、吸入弁、吸入側弁ばねと、前記吐出弁及び吐出側
弁ばねを吐出弁保持部内に保持するばね押えと、前記プ
ランジャの往復動を許すように前記シリンダ室形成部内
に密嵌合され、前記吸入弁及び吸入側弁ばねをシリンダ
室形成部内に保持するシリンダパッキンとにより弁ユニ
ットが形成されているため、往復動ポンプにおいて摩耗
のし易い吸入弁、吐出弁、シリンダパッキンなどが摩耗
して、該吸入弁、吐出弁、シリンダパッキンなどを交換
する必要がある場合、前記弁ユニットを交換するだけの
簡単な作業で容易に補修できる。 【0032】しかも、前記弁ユニットは、弁ブロック体
のシリンダ室形成部側に吸入弁と吸入側弁ばねとを内装
してシリンダパッキンを密嵌合するとともに、前記吐出
弁保持部側に吐出弁と吐出側弁ばねとを内装してばね押
えを取付けるだけの簡単な作業で容易に形成することが
できるから、弁ユニットを安価に作ることができ、それ
だけポンプのコストを低減できる。 【0033】更に、前記弁ブロック体を内装する内腔部
と該内腔部に開口する吐出通路及び吸入通路とを有する
通路ブロックを前記弁ブロック体と別に形成してあるた
め、この通路ブロックの内腔部に前記弁ユニットを内装
して、前記通路ブロックをハウジングに結合することに
より前記弁ユニットを組込むことができ、それだけポン
プの組立て作業能率を向上でき、ポンプ全体のコストを
より一層低減できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明ポンプの一部を省略した縦断側面図。 【図2】同ポンプにおける弁ユニットのみの断面図。 【図3】同一部を省略した横断平面図。 【符号の説明】 1 駆動部ハウジング 2 駆動部 3 プランジャ 4 弁ブロック体 41 シリンダ室形成部 42 弁座形成部 43 吐出弁保持部 44 吐出孔 45 吸入孔 5 吸入弁 6 吐出弁 7 通路ブロック 71 内腔部 72 吐出通路 73 吸入通路 9 吸入側弁ばね 11 シリンダパッキン 12 吐出側弁ばね 13 ばね押え A 弁ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−117688(JP,A) 特開 平2−298674(JP,A) 実開 昭57−11283(JP,U) 実開 昭63−137178(JP,U) 特公 昭48−3005(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 53/10 F04B 1/02 F04B 53/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハウジングに内装され、プランジャを
    復駆動する駆動部と前記プランジャが挿入された シリンダ室形成部、該シリ
    ンダ室形成部の駆動部と反対側に弁座形成部を介して連
    なる吐出弁保持部前記弁座形成部の中心部を貫通する
    吐出孔、及び前記シリンダ室形成部に開口する吸入孔を
    有する弁ブロック体と 弁ブロック体を内装した内腔部、該内腔部に開口する
    吐出通路及び吸入通路を有し、前記ハウジングに結合さ
    れる通路ブロックと、 前記シリンダ室形成部内で前記弁座形成部に支持された
    吸入弁及び吸入弁を押圧する吸入側弁ばねと、 前記弁座形成部のシリンダ室形成部と反対側に支持され
    吐出弁及び吐出弁を押圧する吐出側弁ばねとを備えた
    往復動ポンプにおいて、 前記弁ブロック体、吐出弁、吐出側弁ばね、吸入弁、吸
    入側弁ばねと、前記吐出弁及び吐出側弁ばねを吐出弁保
    持部内に保持するばね押えと、前記プランジャの往復動
    を許すように前記シリンダ室形成部内に密嵌合され、前
    記吸入弁及び吸入側弁ばねをシリンダ室形成部内に保持
    するシリンダパッキンとにより弁ユニットが形成されて
    いる ことを特徴とする往復動ポンプ。
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