JP3380160B2 - 火災警報装置、火災警報方法および記録媒体 - Google Patents

火災警報装置、火災警報方法および記録媒体

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JP3380160B2 JP10336298A JP10336298A JP3380160B2 JP 3380160 B2 JP3380160 B2 JP 3380160B2 JP 10336298 A JP10336298 A JP 10336298A JP 10336298 A JP10336298 A JP 10336298A JP 3380160 B2 JP3380160 B2 JP 3380160B2
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尚 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ温度セ
ンサを用いる火災警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の火災警報装置の1つとして、光フ
ァイバ温度センサを用いた火災警報装置が知られてい
る。この光ファイバ温度センサは、光ファイバケーブル
を敷設し、光ファイバケーブルにパルス光を入射し、こ
の入射されたパルス光によって反射した反射光に基づい
て、光ファイバケーブルが設置されている個々の測定ポ
イントにおける位置と温度とを検出するセンサである。
【0003】また、光ファイバ温度センサを用いた火災
判別アルゴリズムとして、過去に測定した温度と現在測
定した温度との差温を各測定点毎に演算し、全ての測定
点におけるこれら演算された差温を合計して判別する方
法が、特開平4−281593号公報に開示され、監視
区域内の上昇率(いわゆる差動式)、または平均値(い
わゆる定温式)を基準温度と比較する方法が、特開平4
−281593号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ファイバ
温度センサを用いた火災警報装置においては、差温を合
計しているので、監視領域全体における温度上昇の傾向
を把握することができるものの、監視領域内のたとえば
1つの測定ポイントにおいて暖房器具等が設置され、こ
れによって温度が急上昇した場合には、差温の合計値も
急上昇し、火災であると判断し誤報が出されることがあ
る。
【0005】つまり、上記従来例においては、監視領域
内の特定位置において火災以外の原因で温度が急上昇し
た場合には、火災であると誤って判断されることがある
という問題がある。
【0006】本発明は、光ファイバ温度センサを用いた
火災警報装置において、監視領域全体における温度上昇
の傾向を把握することができ、しかも、監視領域内の特
定位置において火災以外の原因で温度が急上昇しても、
火災であると誤って判断されることがない火災警報装
置、火災警報方法および記録媒体を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ファイバケ
ーブルを具備する光ファイバ温度センサを用いた火災警
報装置において、上記光ファイバケーブルが所定間隔づ
つ分割された測定ポイント毎に、温度を検出し、上記検
出された温度が所定の条件を満足していることを検出
し、上記所定の条件を満たす測定ポイントが上記光ファ
イバケーブル上で所定数連続して得られると、火災であ
ると判別するものである。 また、本発明は、光ファイバ
ケーブルを具備する光ファイバ温度センサを用いた火災
警報装置において、上記光ファイバケーブルが所定間隔
づつ分割された測定ポイント毎に、温度を検出し、上記
検出された温度が所定の条件を満足していることを検出
し、上記光ファイバケーブル上の複数の測定ポイントが
複数のグループに分けられ、上記所定の条件を満足する
上記測定ポイントが、1つの上記グループ内に、所定数
以上得られると、火災であると判別するものである。
【0008】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であり、光ファイバケーブルを用いた火災警報装
置FA1を示すブロック図である。
【0009】火災警報装置FA1は、光ファイバケーブ
ル10と、終端箱20と、中継器30と、火災受信機R
Eと、火災表示器40とを有し、光ファイバケーブル1
0は、差動式分布型感知器(空気管式)と同様に設置さ
れるものである。つまり、光ファイバケーブル10を用
いた差動式分布型感知器(アナログ式)を、差動式分布
型感知器(空気管式)と同様に設置することによって、
たとえば15m未満の高天井で火災感知が可能な装置で
ある。
【0010】また、火災警報装置FA1は、光ファイバ
ケーブル10のラマン散乱光を利用した感知器であり、
差動式分布型としての火災判断と、熱アナログ式として
の火災判断とを実行し、少なくとも一方で火災と判別さ
れると、受信機REへ火災信号を送信するものである。
【0011】光ファイバケーブル10は、SUS管被覆
光ファイバケーブル(センサケーブル)であり、一端
に、終端箱20が接続され、他端に、図示しないコネク
タ付ケーブルを介して、中継器30と接続されている。
光ファイバケーブル10の上記他端は、入射パルス光を
入射する入射端10Sである。
【0012】中継器30は、光ファイバケーブル10に
レーザ光を入射し、光ファイバケーブル10中の散乱光
を受け、この受けた散乱光に基づいて、散乱光発生位置
における温度を算出し、火災判断を行い、この判断結果
を受信機REへ送るものであり、成端箱31と、検知制
御部32と、端子台33と、表示部34と、操作部35
と、電源部36とを有するものである。なお、中継器3
0は、断線等の異常時には表示部34に異常を表示する
ものであり、火災情報信号や位置情報を火災受信機RE
へ移報するものである。成端箱31は、センサケーブル
とコネクタケーブルを接続し固定するものである。
【0013】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0014】光ファイバケーブル10に沿う位置におけ
る温度分布を得るためには、光ファイバケーブル10上
の各測定ポイントの位置情報と、その測定ポイントにお
ける温度情報との2つの情報を必要とする。
【0015】まず、上記実施例における位置情報の取得
原理について説明する。
【0016】図2は、上記実施例の説明図である。
【0017】光ファイバケーブル10は、所定間隔づつ
複数の測定ポイントに分割されるように設定されてい
る。具体的には、光ファイバケーブル10が1200m
の長さを有し、入射端10S付近の所定の長さと終端付
近の所定の長さとを除いた1000mの長さについて、
1mづつ1000個の測定ポイント(測定位置)P1〜
P1000が設けられている。
【0018】光ファイバケーブル10における各測定ポ
イントP1〜P1000の位置情報を求めるには、ま
ず、光ファイバケーブル10の入射端10Sに光パルス
を入射する。この入射光パルスは、各通過位置で微弱な
散乱光を生成しながら、真空中よりもやや遅い速度v
(約200m/μs)で、光ファイバケーブル10中を
伝搬する。発生した散乱光の一部は、後方散乱光とし
て、入射端10Sに戻る。図2に示すように、光パルス
を入射してから後方散乱光が入射端へ戻ってくるまでの
遅延時間tに基づいて、入射パルス光によって発生した
後方散乱光の発生測定ポイントから入射端10Sまでの
距離Xを知ることができる。すなわち、後方散乱光の発
生測定ポイントから入射端10Sまでの距離Xは、X=
v・t/2である。
【0019】火災警報装置FA1における光パルスは、
たとえばパルス幅を10nsとし、パルス間隔を40μ
sとして連続発光するように設定され、したがって、光
ファイバケーブル10の長さをたとえば1200mとし
た場合、光ファイバケーブル10上の位置検出間隔は、
約1mである。つまり、1200mの光ファイバケーブ
ル10を使用した場合、その光ファイバケーブル10上
の位置を1m単位で測定することができる。
【0020】次に、上記実施例における温度情報の取得
原理について説明する。
【0021】上記実施例において、光ファイバケーブル
10の入射端10Sから光パルスを入射したときに光フ
ァイバケーブル10の内部の各位置で発生する微弱な散
乱光を利用して、温度情報を得る。
【0022】光ファイバケーブル10の入射端10Sか
らパルス状の光を入射すると、その光は光ファイバケー
ブル10の内部を進行しながら、各位置でごく僅かに散
乱を起こし、パルス光が減衰する。この散乱光は、温度
に依存する成分を含み、その大部分は、硝子の格子振動
によって弾性的に散乱されて生じるレイリー散乱光と呼
ばれるもので、その波長は入射した光の波長と同じであ
る。
【0023】図3は、光ファイバの後方散乱光のスペク
トルを示す図である。
【0024】散乱光の中には、光ファイバケーブル10
を構成する硝子の格子振動との間でエネルギーの授受を
行うものがあり、このエネルギー授受を行った結果、波
長が僅かにシフトする光がある。この僅かに波長がシフ
トした光が、「ラマン散乱光」であり、このラマン散乱
光のうちで、ガラスの格子振動にエネルギーを与え、長
波長側にシフトした光が、「ストークス光」であり、ガ
ラスの格子振動からエネルギーを得、短波長側へシフト
した光が、「アンチストークス光」である。
【0025】ラマン散乱光の強度は、光ファイバケーブ
ル10の温度に依存し、ストークス光の強度Isと、ア
ンチストークス光の強度Iaとの比Ia/Isは、次式
で示すような温度の関数になる。したがって、ストーク
ス光の強度Isと、アンチストークス光の強度Iaとを
測定し、その比を求めることによって、光ファイバケー
ブル10の内部の各位置における温度情報を得ることが
できる。
【0026】 Ia/Is ∝ exp(−hcμ/kT) なお、hは、プランク定数であり、cは、光速であり、
μは、格子振動波数であり、kは、ボルツマン定数であ
り、Tは、絶対温度である。
【0027】火災警報装置FA1におけるパルス光は、
その波長がたとえば短波長であり、たとえばパルス幅を
10nsとし、パルス間隔を40μsとして設定し、パ
ルス光を間欠的にたとえば約3秒間入射し、この3秒間
に得た散乱光に基づいて、各測定ポイントにおける測定
温度の平均を求め、火災判断に用いる。
【0028】次に、上記実施例における火災判断動作に
ついて説明する。
【0029】火災警報装置FA1の火災判断は、公称単
位区間長(たとえば1m)毎に2種類の火災判断を同時
に行う。つまり、ある一定時間内での温度差(上昇温
度)および温度差を有する範囲によって火災判断を行う
差動式分布型火災判断と、一定温度の閾値を設け、この
閾値に基づいて火災判断する定温式火災判断とを行う機
能を有する。
【0030】火災警報装置FA1において上記差動式分
布型火災判断を行う場合、光ファイバケーブル10の単
位長毎に(測定ポイント毎に)温度上昇率(単位時間に
温度が上昇した割合)を算出し、この算出された温度上
昇率が所定の閾値を越えると、閾値を越える温度上昇率
を発生した測定ポイントにおける温度評価がONにな
る。そして、複数の測定ポイント(たとえば5箇所(5
m))において温度上昇率が閾値を越えたときに火災が
発生していると判断する。上記実施例において、複数位
置における温度上昇率を、光ファイバケーブル10の全
長にわたって総合的に火災判断するので、火災検知結果
の信頼性が高い。なお、上記実施例においては、約60
秒前に測定された温度と現在測定された温度との差によ
って上昇温度率を演算する。
【0031】また、1つのグループ内における複数の測
定ポイントで上昇温度が閾値(上昇温度閾値)を越えた
場合、火災信号を出力する。「グループ」は、連続する
複数の測定ポイントの集合であり、つまり、光ファイバ
ケーブル10における距離の範囲である。
【0032】火災警報装置FA1において、複数位置の
上昇温度を総合した分布型の火災判断を行うことによっ
て、空気管式感知器と同等以上の火災検出性能を持つ。
よって、空気管式と同様の設置基準によって敷設された
天井高15mの環境で、空気管の火災検出性能以上の性
能を有する。
【0033】火災警報装置FA1において熱アナログ式
火災判断を行う場合、警戒区域毎に定温点の閾値を設定
し、ある警戒区域における測定温度がその警戒区域にお
ける閾値を越えた場合、火災信号を出力する。この定温
点の閾値の設定範囲は、公称感知温度範囲(40°C〜
85°Cの範囲)で任意に設定することができる。な
お、定温式火災判断において、実際には、各測定ポイン
トにおける測定温度が、連続して2回閾値を越えた場合
に、火災信号を受信機REへ出力する。
【0034】火災判断を行う場合や、火災信号を受信機
REへ出力する場合には、グループ毎に出力し、差動式
分布型火災判断機能、定温式スポット型火災判断機能の
少なくとも一方が作動したときに、火災信号を受信機R
Eへ出力する。上記実施例は、差動式分布型と定温式と
の火災判断機能を併せ持っているので、失報の可能性が
少なく、しかも信頼性が高い。
【0035】次に、上記実施例における格納データの構
成について説明する図4は、上記実施例における格納デ
ータの構成の説明図である。
【0036】温度測定データA1〜A1000は、光フ
ァイバケーブル10における測定ポイント(測定位置)
P1〜P1000のそれぞれにおいて測定された温度デ
ータであり、温度測定データAnは、温度測定データA
1〜A1000のうちの1つの温度測定データであり、
光ファイバケーブル10の入射端10Sから100(余
裕分)メートル+nメートル離れた位置における温度測
定データである。
【0037】測定温度データ格納部Dは、測定温度デー
タ群Dn(=n,A1〜1200)を格納する領域であ
る。平均温度演算用格納部M1は、測定温度格納部Dに
格納されている測定温度データ群を格納する領域であ
る。平均温度演算用格納部M2は、平均温度演算用格納
部M1に格納されている測定温度データ群を格納する領
域である。つまり、測定温度データ群Dn(=n,A1
〜1200)は、測定温度データ格納部D、平均温度演
算用格納部M1、平均温度演算用格納部M2の順で、温
度測定タイミング毎に、順次、格納領域を移動し、3回
分の測定温度データ群が格納される領域がある。
【0038】基準温度格納部Rは、基準温度格納部R1
〜R16を有し、基準温度格納部R1〜R16は、所定
の時間毎の平均温度を順次格納する領域であり、この中
の特定の位置、たとえば格納部R8の平均温度が基準温
度として用いられ、温度上昇率を検出する場合に必要な
温度である。
【0039】上昇温度閾値設定値Sは、上昇温度閾値の
設定値であり、各グループ毎に設定するものであり、
0.1≦S≦25.0の範囲で0.1℃ピッチで変更が
可能であり、上昇温度閾値設定値Sのデフォルト値は
「5」である。なお、「デフォルト値」は、電源立ち上
げ時等に自動的に設定される値である。
【0040】火災判定測定ポイント数Bは、所定の閾値
を越えた測定ポイントの数(火災判定ポイント数)とし
て設定された数であり、ここではグループ毎に設定され
る値であり、0≦B≦30の範囲であり、火災判定測定
ポイント数Bのデフォルト値は、「5」である。所定の
閾値を越えた測定ポイントの数が5以上であれば火災が
発生していると判断する。
【0041】通常時基準位置Eは、基準温度格納部R1
〜R16のうちで、通常監視時に基準温度として使用す
る温度データが格納されている領域を指定するものであ
り、R1≦E≦R15であり、ここでの通常時基準位置
Eのデフォルト値は、R8である。
【0042】基準温度格納位置Iは、基準温度格納部R
1〜R16のうちで、基準温度として現在使用する温度
データが格納されている領域を示す値であり、R1≦I
≦R16であり、基準温度格納位置Iのデフォルト値は
「8」である。
【0043】基準温度準備用格納位置Iaは、警戒時に
基準温度を書き換えるまでの間に、更新された基準温度
格納位置を保持する領域であり、また、基準温度位置準
備用位置データIaの初期値は、基準位置Iである。
【0044】定温の閾値Lは、各測定ポイント毎に設定
され、0≦L≦300℃の範囲で1℃ピッチで変更可能
であり、定温の閾値Lのデフォルト値は「60」であ
る。
【0045】マスク位置設定データKは、火災監視を行
わない測定ポイントを指定するデータであり、1200
測定ポイント中200測定ポイント以上を指定すること
ができる。
【0046】閾値オーバーフラグQは、測定温度が定温
の閾値Lを1回目に越えたときに「1」になるフラグで
あり、閾値オーバーフラグQの初期値は「0」である。
【0047】グループ設定データGは、火災信号を火災
受信機REに出力する場合の接点を指定するデータであ
り、火災判断がグループ単位で火災受信機REに出力さ
れ、1≦G≦10であり、グループ設定データGのデフ
ォルト値は「1」である。
【0048】平均値Avgは、基準温度格納部R1に格
納される基準温度データである。
【0049】データを格納する領域として、基準温度格
納部R(1000測定ポイント×16回分の格納領域)
と、測定温度データ格納部Dと、平均温度演算用格納部
M1、M2と、その他諸設定を格納する領域とが必要で
ある。
【0050】温度測定周期を3.0秒とするとき、3回
測定した平均値を基準温度格納部R1に格納することが
でき、格納データをシフトする基準温度格納部がR1〜
R16の16個あるので、3.0秒×3回×16個=1
44秒前に測定した温度データを基準とした温度上昇率
を測定することができ、格納されるデータが平均値であ
るので、特異な数値となることを防止することができ、
領域を縮小することができることになる。
【0051】次に、上記実施例における具体的な動作に
ついて説明する。
【0052】図5は、上記実施例における具体的な動作
を示すフローチャートである。
【0053】まず、通常監視時における動作について説
明する。
【0054】測定温度データ群Dn=(n,A1〜A1
000)を収集し、格納部Dに格納する(S1)。つま
り、温度測定周期を2.6秒とし、光ファイバケーブル
10の各測定ポイントP1〜1000における温度上昇
率を測定する。最初に測定された測定温度データ群(デ
ータA1〜A1000)を、測定温度データ群D1=
(1,A1〜A1000)と表現すると、測定温度デー
タ群D1が、測定温度格納部Dに格納される。なお、測
定温度データ群D1が測定された後、順次、測定温度デ
ータ群D2=(2,A1〜A1000)、測定温度デー
タ群D3=(3,A1〜A1000)、……、測定温度
データ群Dn=(n,A1〜A1000)が測定され
る。
【0055】そして、次の温度測定時には、測定温度格
納部Dに書き込まれていた測定温度データ群D1が、平
均温度演算用格納部M1に送られ、測定温度データ群D
2が測定温度格納部Dに新たに書き込まれる。さらに、
3回目の温度測定時に、測定温度データ群D1は、平均
温度演算用格納部M2に送られ、平均温度演算用格納部
M1に書き込まれていた測定温度データ群D2は、測定
平均温度格納部Dに順次送られ、測定温度データ群D3
が測定温度格納部Dに書き込まれる。測定温度格納部
D、平均温度演算用格納部M1、M2が、温度測定デー
タ群D1、D2、D3で満たされると、これら測定温度
データ群D1、D2、D3の平均値を求める。つまり、
(D+M1+M2)/3を演算する。この演算された測
定温度データ群の平均値が基準温度データとして、基準
温度格納部Rの最前部領域R1に格納され、格納部D、
M1、M2に格納されている内容をクリアする。
【0056】ここで、温度データの収集回数nが1であ
れば(S2)、基準温度格納部R1〜R15の全てに、
格納部Dに格納されているデータを格納する(S3)。
【0057】その後、上昇温度データ群Snが演算され
る(S4)。つまり、測定温度格納部Dに最新に格納さ
れた測定温度データ群Dnから、そのときに基準温度格
納位置Iによって指定された位置に格納されている基準
温度R(I)を減算する(S4)。なお、通常時は、基
準温度格納位置I=通常時基準位置Eであり、通常時基
準位置Eがたとえば基準温度格納部R8であれば、測定
温度データ群Dnから格納部R8のデータを減算するこ
とになる。
【0058】そして、定温式の火災判定を行う。すなわ
ち、基準温度格納部Dに格納されている測定温度データ
群Dnと各測定ポイント毎の定温式の温度閾値Lとを比
較し(S5)、通常監視時であれば、D<Lである。ま
た、上昇温度データ群Snと各測定ポイント毎の上昇温
度閾値Sとを比較することによって、差動式の火災判定
をする(S6)。この場合、通常監視時は、Sn<Sで
あり、さらに上昇温度データ群Snと各測定ポイント毎
の警戒上昇温度閾値Pとを比較することによって、警戒
上昇温度を判定する(S7)。ここで、通常監視時は、
Sn<Pであり、基準温度格納位置Iを通常時基準位置
Eに設定する(S8)。
【0059】次に、温度データの平均値を計算する。つ
まり、格納部M1、M2の状態を判断し(S9)、格納
部M1、M2がクリアされていなければ、Iの内容をI
aに書き換え(S10)、各測定ポイント毎に平均温度
avg=(D+M1+M2)/3を計算し、この計算結
果を格納部R1に格納し、基準温度格納部R1〜R15
に格納されているデータをR16に向ってシフトする
(S11)。
【0060】また、格納部M1、M2がクリアされてい
る場合(S9)、格納部M1にデータが存在していれ
ば、格納部M1のデータを格納部M2に移し、格納部D
のデータを格納部M1に移し、一方、格納部M1、M2
にデータが格納されていなければ、格納部Dのデータを
格納部M1に移す(S13)。
【0061】次に、上記実施例において、急激な温度上
昇であるが高温ではない場合の動作について説明する。
【0062】まず、温度測定、平均値の作成、基準温度
の書き換え、上昇温度の算出を行う(S1〜S4)。そ
して、定温式の火災判定を行い(S5)、高温でないの
で、Dn<Lになり、通常監視状態を継続し、差動式の
火災判定を行い(S6)、Sn>Sになれば、この測定
ポイントで「火災」が発生していると仮に判定され、各
測定ポイントにおける判定を行う(S21)。そして各
測定ポイントにおける火災判定結果を参照し、火災であ
ると仮に判定された連続する測定ポイントの数Bnが、
火災判定ポイント数B以上であれば、火災信号を受信機
REへ出力する(S22)。
【0063】ここでは、火災と判別された測定ポイント
が連続する数を求めているが、このように、温度が上昇
しているポイントが連続して所定数存在しているときに
火災信号を出力させることによって、暖房機器の電源投
入時等のように一部で急峻な温度上昇が生じた場合に、
誤った火災信号の出力を防止することができる。つま
り、このときの測定ポイントの求め方を連続するポイン
トの数とすることによって、火災の発生および拡がりに
対応した適正な火災判別を実行することができる。ま
た、各測定ポイントを監視区域毎にグループ分けし、設
置場所によっては、光ファイバを折り返すようにするこ
とが考えられ、この場合には、連続する数を求める代わ
りに、同一グループ内におけるポイント数を求めること
によって、適正な火災判別を実行することができる。さ
らに、連続するポイント数とグループ内でのポイント数
とのいずれを採用するかを設定する設定領域を設け、連
続するポイント数とグループ内でのポイント数とを切り
換えることができるようにすることが好ましい。
【0064】次に、上記実施例において、差動式の閾値
付近を継続的に緩慢に温度上昇し、定温式の閾値を越え
る場合の動作について説明する。
【0065】まず、温度測定、平均値の作成、基準温度
の書き換え、上昇温度の算出を行う(S1〜S4)。そ
して、定温式の火災判定を行い(S5)、高温なので、
Dn>Lになり、警戒時の判定が繰り返される間に、最
初にDn≧Lになった場合(S5)、閾値オーバーフラ
グQがまだ「0」であるので(S41)、閾値オーバー
フラグQを「1」にセットし(S42)、差動式の火災
判別に入っていく。そして、温度測定をもう一度実行し
(S1)、再びDn≧Lになれば(S5)、このときに
は閾値オーバーフラグQが「1」であるので(S4
1)、火災信号を受信機REへ送信する(S22)。
【0066】定温式の火災判定を行う場合、1つの測定
ポイントにおいて定温式の温度閾値Lを2回連続して越
える測定ポイントが1つでも存在すれば、火災信号を出
力するようにしており、これによって、突発的な異常デ
ータによる火災信号の誤発報を防止するようにしてい
る。
【0067】なお、火災信号出力(S22)は、この実
施例では検知制御部32でのI/Oボード326からの
グループ毎の接点出力を行うものであり、火災受信機R
Eには端子台33と表示線とを介して、地区窓に表示警
報するようになっている。同時に表示部34や表示器4
0に火災表示を行わせ、各部に表示とともに警報鳴動も
行わせるものである。この火災信号出力は接点出力によ
らず、検知制御部32に伝送ユニットを設け、火災受信
機にコード信号を伝送出力してもよい。
【0068】なお、マスクの有無、グループ番号、上昇
温度閾値S、定温の閾値L、通常時基準位置Eを、測定
ポイント毎に、予め設定する。データベースが設定され
ていない場合、火災警報装置FA1は起動しないので、
何らかのエラー信号を出力し、これを防止するために、
上記値を予め設定する。設定値を変更する場合、RS2
32Cを介して、外部パソコンによって設定値を変更す
る。RS232Cを介して、パソコンによって、温度、
測定時刻、上昇温度、データ格納状況を確認することが
できる。
【0069】また、火災警報装置FA1は、感知器の断
線、中継器の異常を常時監視し、異常状態を早期に受信
機REに知らせる機能を有している。さらに、感知器終
端部の出力値変動幅を監視することによって、感知器感
度を自動的に試験することができる。
【0070】また、図5に示すフローチャートに対応す
るプログラムがROMカードCに格納されている。RO
MカードCの代わりに、バックアップ付きRAM、F
D、CD、ハードディスク、磁気テープ等の他の記録媒
体を使用してもよい。
【0071】上記実施例によれば、スポット的に火災を
判別する場合には、所定の温度または所定の温度上昇を
検出することによって、火災を判別することになるが、
光ファイバケーブル10はライン状に配設されるので、
1つの温度検出素子によって、温度上昇の広がりを同時
に検出することができる。また、上記実施例において、
光ファイバケーブル10における連続する測定ポイント
のうちで所定数の測定ポイントが所定の温度上昇を検出
したときに火災であると判別するので、領域的に火災判
別することができ、したがって、火災が緩慢に(ゆっく
りと)広がった場合でも、火災を早期に検出することが
できる。
【0072】また、上記実施例において、室等の監視区
画毎に対応して、光ファイバケーブル10上の測定ポイ
ントをグループ分けし、その1つのグループ内における
所定数の測定ポイントにおいて所定の温度上昇を検出し
たときに火災であると判別するので、領域的に火災判別
することができ、したがって、火災が緩慢に広がった場
合でも、火災を早期に検出することができ、しかも、監
視区画内の特定位置において火災以外の原因で温度が急
上昇しても、火災であると誤って判断されることがな
い。
【0073】さらに、上記実施例において、火災が急速
に広がった場合には、スポット的な判別との組み合わせ
によって火災判別するので、遅れのない火災判別を行う
ことができる。
【0074】また、上記実施例においては、光ファイバ
ケーブル10に複数の測定ポイントを設定し、各測定ポ
イント毎に上昇温度を演算することによって火災を判別
し、その火災とされるポイント数を求めているが、火災
判別のアルゴリズムとして、差動式の代わりに定温式を
採用してもよく、同様に、平均値に一定値を加算した定
温式や時間的要素含む判別等、その他の火災判別アルゴ
リズムを採用するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、光ファイバ温度センサ
を用いた火災警報装置において、監視領域全体における
温度上昇の傾向を把握することができ、しかも、監視領
域内の特定位置において火災以外の原因で温度が急上昇
しても、火災であると誤って判断されることがないとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、光ファイバケーブル
を用いた火災警報装置FA1を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の説明図である。
【図3】光ファイバの後方散乱光のスペクトルを示す図
である。
【図4】上記実施例における格納データの構成の説明図
である。
【図5】上記実施例における具体的な動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
FA1…火災警報装置FA1、 10…光ファイバケーブル、 10S…入射端、 20…終端箱20、 30…中継器30、 RE…火災受信機、 A1〜A1000…温度測定データ、 P1〜P1000…測定ポイント(測定位置)、 D…測定温度データ格納部、 M1、M2…平均温度演算用格納部、 R、R1〜R16…基準温度格納部、 S…上昇温度閾値設定値、 Sn…上昇温度、 B…火災判定測定ポイント数の閾値、 Bn…測定ポイント数、 I…基準温度格納位置、 Ia…基準温度準備用格納位置、 E…通常時基準位置、 avg…平均値、 L…定温の閾値、 Q…閾値オーバーフラグ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G08B 25/00 520 G08B 25/00 520C (56)参考文献 特開 平8−36681(JP,A) 特開 平6−36163(JP,A) 特開 平4−281593(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 17/12 G01J 5/10 G01K 11/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブルを具備する光ファイ
    バ温度センサを用いた火災警報装置において、 上記光ファイバケーブルが所定間隔づつ分割された測定
    ポイント毎に、温度を検出する測定ポイント毎温度検出
    手段と; 上記測定ポイント毎温度検出手段によって検出された温
    度が所定の条件を満足していることを検出する条件満足
    検出手段と; 上記所定の条件を満たす測定ポイントが上記光ファイバ
    ケーブル上で所定数連続して得られると、火災であると
    判別する火災判別手段と; を有することを特徴とする火災警報装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバケーブルを具備する光ファイ
    バ温度センサを用いた火災警報装置において、 上記光ファイバケーブルが所定間隔づつ分割された測定
    ポイント毎に、温度を検出する測定ポイント毎温度検出
    手段と; 上記測定ポイント毎温度検出手段によって検出された温
    度が所定の条件を満足していることを検出する条件満足
    検出手段と; 上記光ファイバケーブル上の複数の測定ポイントが複数
    のグループに分けられ、上記所定の条件を満足する上記
    測定ポイントが、1つの上記グループ内に、所定数以上
    得られると、火災であると判別する火災判別手段と; を有することを特徴とする火災警報装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記所定の条件は、上記検出された温度と所定時間前に
    検出された温度との差が所定の閾値以上であるという条
    件であることを特徴とする火災警報装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、 上記所定の条件は、上記検出された温度が所定の閾値以
    上であるという条件であることを特徴とする火災警報装
    置。
  5. 【請求項5】 光ファイバケーブルを具備する光ファイ
    バ温度センサを用いた火災警報方法において、 上記光ファイバケーブルが所定間隔づつ分割された測定
    ポイント毎に、温度を検出する測定ポイント毎温度検出
    段階と; 上記測定ポイント毎温度検出段階によって検出された温
    度が所定の条件を満足していることを検出する条件満足
    検出段階と; 上記所定の条件を満たす測定ポイントが上記光ファイバ
    ケーブル上で所定数連続して得られると、火災であると
    判別する火災判別段階と; を有することを特徴とする火災警報方法。
  6. 【請求項6】 光ファイバケーブルを具備する光ファイ
    バ温度センサを用いた火災警報方法において、 上記光ファイバケーブルが所定間隔づつ分割された測定
    ポイント毎に、温度を検出する測定ポイント毎温度検出
    段階と; 上記測定ポイント毎温度検出段階で検出された温度が所
    定の条件を満足していることを検出する条件満足検出段
    階と; 上記光ファイバケーブル上の複数の測定ポイントが複数
    のグループに分けられ、上記所定の条件を満足する上記
    測定ポイントが、1つの上記グループ内に、所定数以上
    得られると、火災であると判別する火災判別段階と; を有することを特徴とする火災警報方法。
  7. 【請求項7】 光ファイバケーブルを具備する光ファイ
    バ温度センサを用いた火災警報装置において、 上記光ファイバケーブルが所定間隔づつ分割された測定
    ポイント毎に、温度を検出する測定ポイント毎温度検出
    手順と; 度上記測定ポイント毎温度検出手順によって検出された
    温度が所定の条件を満足していることを検出する条件満
    足検出手順と; 上記所定の条件を満たす測定ポイントが上記光ファイバ
    ケーブル上で所定数連続して得られると、火災であると
    判別する火災判別手順と; をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 光ファイバケーブルを具備する光ファイ
    バ温度センサを用いた火災警報装置において、 上記光ファイバケーブルが所定間隔づつ分割された測定
    ポイント毎に、温度を 検出する測定ポイント毎温度検出
    手順と; 上記測定ポイント毎温度検出手順で検出された温度が所
    定の条件を満足していることを検出する条件満足検出手
    順と; 上記光ファイバケーブル上の複数の測定ポイントが複数
    のグループに分けられ、上記所定の条件を満足する上記
    測定ポイントが、1つの上記グループ内に、所定数以上
    得られると、火災であると判別する火災判別手順と; をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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KR100938593B1 (ko) * 2007-11-20 2010-01-26 지멘스 주식회사 광센서감지기를 이용한 화재 감시 시스템용 광센서중계기
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