JP3358948B2 - トンネル危険予知システム - Google Patents

トンネル危険予知システム

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JP3358948B2 JP22350796A JP22350796A JP3358948B2 JP 3358948 B2 JP3358948 B2 JP 3358948B2 JP 22350796 A JP22350796 A JP 22350796A JP 22350796 A JP22350796 A JP 22350796A JP 3358948 B2 JP3358948 B2 JP 3358948B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの内壁形
状変化と外壁異常などの検出に適用されるトンネル危険
予知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】トンネルにおける壁面の崩壊、落石など
の危険を予知する場合、従来では図13に示すように、
三次元距離計50で複数点のトンネル定位置51a,5
1b,…,51nを計測し、トンネル形状を計測記録す
る。その後、必要に応じて再度トンネル形状を計測し、
前データと比較して形状変化を調べ、その形状変化によ
ってトンネル壁面の崩壊、落石などの危険を予知するよ
うにしている。
【0003】しかし、上記従来の危険予知方法では、連
続監視が困難であり、また、計測時には危険防止又は計
測視野の制約などからトンネル内の通行を規制する必要
があるなどの欠点があった。
【0004】また、トンネル危険予知の一つとして、図
14に示すようにトンネル外壁52とそれに密着する地
盤53との関係、例えば空洞54や地下水55などの間
隙が生じていないかを検出することが望まれている。こ
のような要望に対し、従来では、トンネル内壁56を作
業員がハンマ57で叩き、その反響音をマイクロホン5
8で集音し、周波数分析器59により分析して状況を推
定している。しかし、この方法も、前記形状変化調査と
同様に連続監視が困難であり、また、通行規制を必要と
するなどの欠点があった。更に、トンネル内部で火災が
起きた場合、火災発生を知らずにトンネル内部に多数の
車が進入すると、重大災害に発展する危険性がある。
【0005】図15は、従来の火災検出方法を示したも
のである。この方法は、トンネル内の天井にレーザ投光
器60及び受光器61を設け、レーザ投光器60から照
射したレーザ光62を受光器61でその輝度値を監視
し、規定輝度以上を正常としている。そして、トンネル
内に進入した車両8で火災9が発生すると、その火災9
によりレーザ光62の光路が遮断されて受光器61の輝
度値が低下するので、この輝度値の低下を検出して火災
発生の警報等を行なうようにしている。
【0006】しかし、上記のようにレーザ投光器60か
ら照射されるレーザ光62の輝度値を受光器61で監視
する方法では、トンネル内に排気ガスが充満すると、レ
ーザ光62の輝度値が低下して誤動作するという問題が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のト
ンネル危険予知システムでは、トンネルにおける壁面の
崩壊、落石などの危険を予知するシステム、トンネルの
外壁とそれに密着する地盤との間に発生する空洞や地下
水などを検知するシステム、更にはトンネル内で発生す
る火災を検出する火災検出システムなど、それぞれ別々
のシステムで異常を検知しており、同一システムによる
異常検知は不可能であった。
【0008】また、従来では、トンネル形状等を定期的
に計測し、前データと比較して形状変化を調べ、その形
状変化によってトンネル壁面の崩壊、落石などの危険を
予知しているので、連続監視が困難であり、また、計測
時には危険防止又は計測視野の制約などからトンネル内
の通行を規制する必要があるなどの欠点があった。
【0009】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、通行規制を行なうことなく連続監視が可能
で、トンネルにおける壁面の崩壊、落石などの危険を確
実に予知し得るトンネル危険予知システムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトンネル危
険予知システムは、トンネル内壁全長に沿って布設固定
されるトンネル形状変化検知用光ファイバ、前記トンネ
ル内壁全長に沿ってトンネル形状変化分が伝達しないよ
うに布設されるトンネル内温度計測用光ファイバ、前記
トンネル内壁面に密着してトンネル全長に亘って布設さ
れ、その周囲が断熱材で被覆されるトンネル内壁面温度
計測用光ファイバ、の3本の光ファイバの一端をそれぞ
れ接続して折り返した1本となった光ファイバと、前記
1本となった光ファイバの一端にパルス光を入射し、該
光ファイバからのブリルアン散乱光の周波数シフト量と
受光時間を測定してトンネルの異常検知を行なう異常検
知手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明に係るトンネル危険
予知システムの全体構成図で、トンネル10の内部を一
部断面して示している。
【0012】トンネル10の内部には、その壁面に沿っ
て歪み計測用光ファイバ1a,温度計測用光ファイバ1
b及び壁面温度計測用光ファイバ1cの3本を布設して
いる。これらの光ファイバ1a〜1cは、片側を順次接
続して1本の連続した光ファイバ1とし、歪み計測器2
に接続している。この歪み計測器2は、光パルスを発生
して光ファイバ1に入射すると共に、ブリルアン散乱光
を受光して歪み計測を行なうもので、その計測した歪み
量を異常監視装置3へ出力する。この異常監視装置3
は、歪み計測器2で計測される歪み量を常時監視し、こ
れらを信号処理することにより、次のような警報を出力
する。
【0013】(a)トンネル10の内壁56の形状変化
7による歪み量が設定値を越えたり、単位期間中の歪み
変化量が設定値を越える場合には、歪み検出警報4を出
力する。
【0014】(b)トンネル10に進入した車両8など
の火災9によって起きる異常高温や、単位時間の温度上
昇が設定値を越える場合は、火災検出警報5を出力す
る。 (c)トンネル10の外壁52と地盤53との間に空洞
54、地下水55などが発生し、温度計測用光ファイバ
1bと壁面温度計測用光ファイバ1c間の温度差が規定
値以上になると、トンネル外壁異常警報6を出力する。
上記警報4〜6は、例えば警報表示ランプやブザー等を
使用して報知する。
【0015】次に上記歪み計測用光ファイバ1a、温度
計測用光ファイバ1b及び壁面温度計測用光ファイバ1
cの布設について説明する。図2は、歪み計測用光ファ
イバ1aの布設要領を示したものである。トンネル内壁
56に光ファイバ取付部材40を所定の間隔で取付け、
その後、この光ファイバ取付部材40に歪み計測用光フ
ァイバ1aを取付けて、光ファイバ固定部材41で固定
する。従って、以降、トンネル内壁56と歪み計測用光
ファイバ1aは一体化し、トンネル内壁56の形状変化
が歪み計測用光ファイバ1aに直接伝達される。なお、
上記歪み計測用光ファイバ1aは、その全長をトンネル
内壁56に接着剤などで固定しても良い。
【0016】図3は、温度計測用光ファイバ1bの布設
要領を示したものである。トンネル内壁56に光ファイ
バ取付部材40を所定の間隔で取付け、この光ファイバ
取付部材40に温度計測用光ファイバ1bを取付けて光
ファイバ保持部材42により保持する。この場合、温度
計測用光ファイバ1bと光ファイバ保持部材42との間
は束縛せず、温度計測用光ファイバ1bが自由に動ける
ようにしている。また、上記光ファイバ取付部材40の
途中には、例えばコイルばね、あるいはジャバラ等の緩
衝材43を設け、温度計測用光ファイバ1bがトンネル
内壁56の変形の影響を受けずにトンネル内温度を計測
できるようにしている。
【0017】図4は、壁面温度計測用光ファイバ1cの
布設要領を示したものである。壁面温度計測用光ファイ
バ1cは、トンネル内壁56に接着剤などで密着布設
後、壁面温度計測用光ファイバ1cの外側を断熱材44
で覆っている。すなわち、壁面温度計測用光ファイバ1
cは、トンネル壁面の温度に即応するが、断熱材44に
より外気温度の影響をあまり受けないようにしている。
そして、上記壁面温度計測用光ファイバ1cのファイバ
長に対する温度分布と温度計測用光ファイバ1bのファ
イバ長に対する温度分布とを対応させて監視する。ま
た、トンネル外壁52に空洞54や地下水55の流れが
発生すると、上記温度関係、所謂温度差に変化が発生す
ることで異常を検出する。次に歪み計測器2について説
明する。
【0018】図5は、光ファイバのブリルアン散乱光を
利用した歪み計測器2のブロック図を示したものであ
る。ブリルアン散乱光を利用した歪み計測の原理は周知
であるので、以下に概要を説明する。図5において、1
1は光パルス15を発生する光源で、発生した光パルス
15をハーフミラー16を介して光ファイバ1に照射す
る。光パルス15を光ファイバ1に照射すると、光パル
スが光ファイバ1内を伝搬する時にブリルアン散乱光1
7が発生し、照射側へ戻ってきてハーフミラー16でフ
ィルタ18へ導かれる。このフィルタ18で、ブリルア
ン散乱光17の周波数を調査するため一定幅の周波数で
透過周波数を変更し、透過光のピーク値よりブリルアン
周波数を知ることができる。上記フィルタ18を透過し
た光は、増幅器19を介してデータ処理部20へ送られ
る。
【0019】図6は、ブリルアン散乱光17の説明図
で、縦軸に光強度(I)、横軸に周波数(f)を示して
いる。図6において、光ファイバ1へ波長f0 の光パル
ス15を入射すると、ブリルアン散乱光(Vε)17が
戻ってくる。このブリルアン散乱光Vεの周波数シフト
量Δfと歪み量との間には一定の関係式が成立する。従
って、ブリルアン散乱光Vεの周波数を計測することで
光ファイバ1そのものの歪み量が分かり、その受光時間
より位置を知ることができるため、光ファイバ1全長に
亘り、歪み量が分かる。光ファイバ歪み無しのブリルア
ン周波数Voは次に示す(1)式で、また、歪みε時の
ブリルアン周波数Vεは(2)式より求めることができ
る。
【0020】
【数1】
【0021】但し、η :屈折率 X :ポアソン比 Ve:入射光波長 C :歪み係数 E :ヤング率 ρ :密度 ε :歪み量上式に基づく歪み量への換算は、図5のデ
ータ処理部20で行なっている。
【0022】図7は、本発明者が行なった光ファイバ1
の伸張試験結果、図8は温度試験結果を示したものであ
る。図7は、2m長の光ファイバの一端を固定し、他端
を伸張したもので、伸張10mmで歪み出力0.5%と
なった。従って、光ファイバをトンネル内壁に沿って固
着配設しておけば、光ファイバの歪み量からトンネルの
変形量を知ることができる。
【0023】図8は、伸引量ゼロ状態で恒温炉に入れた
光ファイバの温度を変化した結果て、20℃温度変化す
ると、0.32%の歪み出力に相当することが分かっ
た。以上のことは、歪みがかからぬように布設した温度
計測用光ファイバ1bで得られた歪み値であり、歪み計
測用光ファイバ1aの歪み計測結果を補正することによ
り、温度補正した正確な歪み量が検出できることを示し
ている。
【0024】また、歪み量は温度換算できるので、トン
ネル内の最高温度を50℃とすると、温度値が50℃を
越えた場合は、トンネル火災検出として警報を出力する
ことができる。
【0025】次に上記異常監視装置3の詳細を図9によ
り説明する。歪み計測器2により計測した信号は、信号
変換部30に入力される。この信号変換部30は、歪み
計測用光ファイバ1a区間の歪み計測値を歪み測定部3
1へ、温度計測用光ファイバ1b区間の歪み計測値を温
度測定部32へ、壁面温度計測用光ファイバ1c区間の
歪み計測値を壁面温度測定部33へ出力する。また、歪
み測定部31には、温度計測用光ファイバ1b区間の歪
み計測値を入力し、温度による歪み補正を行なってい
る。例えば歪み計測用光ファイバ1aと温度計測用光フ
ァイバ1bの歪み計測値が同じ値の場合は歪み無しと
し、歪み計測値か異なる場合は、歪み計測用光ファイバ
1aの歪み量から温度計測用光ファイバ1bの歪み量と
の差分を真の歪み量と演算して歪み判定部34へ出力す
る。また、この歪み判定部34には、歪み設定部37の
歪み設定値が入力される。この歪み設定部37には、例
えば歪み量として1.0%、1日の変化率として0.2
%が設定される。歪み判定部34は、歪み測定部31に
より測定された歪み量が予め設定された1.0%を越え
たり、1日の変化率が0.2%を越えると歪み検出警報
4を出力する。図10を例にとると、A点で変化率0.
2%以上、B点で歪み量1.0%を越えるため、歪み判
定部34はA点、B点で歪み検出警報4を出力する。な
お、図10は、歪み測定部31による測定例を示したも
ので、横軸に日(day)をとり、縦軸に歪み出力
(%)をとって示した。
【0026】また、図9において、温度測定部32は、
歪み量を温度に換算し、温度判定部35へ入力する。ま
た、この温度判定部35には、温度設定部38の設定値
が入力される。この温度設定部38は、例えば温度値と
して50℃、1時間の温度変化として5℃が予め設定さ
れる。温度判定部35は、温度測定部32の測定温度と
温度設定部38の設定温度とを比較判定し、温度値が設
定値である50℃を越えたり、1時間の温度変化が5℃
以上であると、火災検出警報5を出力する。図11は、
温度測定部32により測定される1日の温度変化状況を
示したものである。温度設定部38に対して上記の設定
を行なった場合、C点で5℃以上、D点で50℃を越え
るので、温度判定部35は、C点、D点で火災検出警報
5を出力する。
【0027】また、図9において、壁面温度測定部33
は、歪み量を温度に換算し、壁面温度判定部36へ出力
する。また、この壁面温度判定部36には、温度測定部
32による測定温度及び壁面温度設定部39の壁面設定
温度が入力される。壁面温度判定部36は、温度測定部
32の測定温度と壁面温度測定部33の測定温度との温
度差を求め、その温度差が壁面温度設定部39に設定し
た温度を越えるとトンネル外壁異常警報6を出力する。
図12は、温度測定部32と壁面温度測定部33により
測定される温度差の変化状況を示したもので、実線Eが
温度差、破線Fが壁面温度設定部39に設定した温度値
を示している。通常時は温度差が一定範囲Hにあるが、
G点では温度差が規定値を越えるため、壁面温度判定部
36はトンネル外壁異常警報6を出力する。
【0028】上記のようにしてトンネルにおける危険を
予知し、警報を発することができる。また、本発明は、
トンネルの他、崩壊、落石の危険のある壁面、斜面など
の危険予知システムに適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、光
ファイバを利用してトンネルの形状変化、トンネル火災
及びトンネル外壁の異常検出を同一システムで行なうこ
とができると共に、従来方法では困難であった異常の連
続監視が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトンネル危険予知シ
ステムの全体構成図。
【図2】同実施形態における歪み計測用光ファイバの布
設要領を説明するための図。
【図3】同実施形態における温度計測用光ファイバの布
設要領を説明するための図。
【図4】同実施形態における壁面温度計測用光ファイバ
の布設要領を説明するための図。
【図5】同実施形態における歪み計測器の構成を示すブ
ロック図。
【図6】同実施形態におけるブリルアン散乱光の説明
図。
【図7】同実施形態における光ファイバの伸張試験結果
を示す図。
【図8】同実施形態における光ファイバの温度試験結果
を示す図。
【図9】同実施形態における異常監視装置の構成を示す
ブロック図。
【図10】同実施形態における歪み出力の変化状況を示
す図。
【図11】同実施形態における温度の変化状況を示す
図。
【図12】同実施形態における温度差の変化状況を示す
図。
【図13】従来のトンネル形状変化の調査方法を示す
図。
【図14】従来のトンネル内壁異常検出方法を示す図。
【図15】従来のトンネル火災検出方法を示す図。
【符号の説明】
1a 歪み計測用光ファイバ 1b 温度計測用光ファイバ 1c 壁面温度計測用光ファイバ 2 歪み計測器 3 異常監視装置 8 車両 10 トンネル 30 信号変換部 31 歪み測定部 32 温度測定部 33 壁面温度測定部 34 歪み判定部 35 温度判定部 36 壁面温度判定部 37 歪み設定部 38 温度設定部 39 壁面温度設定部 40 光ファイバ取付部材 41 光ファイバ固定部材 42 光ファイバ保持部材 43 緩衝材 44 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01K 11/12 G01K 11/12 F G02B 6/00 G02B 6/00 B (72)発明者 井上 好章 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工業株式会社長崎研究所内 (56)参考文献 特開 平6−341814(JP,A) 特開 昭62−110160(JP,A) 特開 平3−135743(JP,A) 特開 平2−242119(JP,A) 特開 平6−186091(JP,A) 特開 平8−4499(JP,A) 特開 平5−312000(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 21/00 E21D 9/06 G01B 11/16 G01C 7/06 G01K 1/14 G01K 11/12 G02B 6/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル内壁全長に沿って布設固定され
    るトンネル形状変化検知用光ファイバ、前記トンネル内
    壁全長に沿ってトンネル形状変化分が伝達しないように
    布設されるトンネル内温度計測用光ファイバ、前記トン
    ネル内壁面に密着してトンネル全長に亘って布設され、
    その周囲が断熱材で被覆されるトンネル内壁面温度計測
    用光ファイバ、の3本の光ファイバの一端をそれぞれ接
    続して折り返した1本となった光ファイバと、 前記1本となった光ファイバの一端にパルス光を入射
    し、該光ファイバからのブリルアン散乱光の周波数シフ
    ト量と受光時間を測定してトンネルの異常検知を行なう
    異常検知手段と、 を具備したことを特徴とするトンネル危険予知システ
    ム。
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