JP3379424B2 - ストレッチ包装機 - Google Patents
ストレッチ包装機Info
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Description
により被包装物を包装するストレッチ包装機、特にフィ
ルムロールから所定長さのフィルムを引き出した後、鋸
歯状のカッターで切断し、或いはミシン目を入れその
後、ミシン目の部分で引き離すことによりフィルムの切
断を行うストレッチ包装機に関する。 【0002】 【従来の技術】ストレッチフィルムにより被包装物を包
装するストレッチ包装機では、フィルムロールから所定
長さのフィルムを引き出した後、鋸歯状のカッターで切
断し、或いはミシン目を入れその後、ミシン目の部分で
引き離すことにより包装に必要なフィルムを包装部に供
給するようにしている。そして、フィルムを切断する前
記カッターは、強度及び耐久性の関係上ステンレス等の
錆を生じない金属を使用することが出来ず、又切れ味を
損なうためメッキ等の防錆処理を施せないので使用環境
によってはその先端の鋸歯状部に錆が生じる場合があっ
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】カッターの先端の鋸歯
状部に錆が生じるとその程度にもよるがフィルムの切断
が良好に行われず切断線が乱れて、フィルムを幅方向に
拡張するプリストレッチ時におけるフィルムの裂けの原
因になったり、ミシン目で切り離す場合には、ミシン目
の形成に失敗し切り離しが出来ないなどの虞れがある。
又、錆によりカッターの寿命の低下や、被包装物である
食品に与える衛生上の影響等の様々な問題を生じる。 【0004】しかしながら、従来の包装装置にあっては
カッターの錆防止に対して、定期的に清掃する以外に何
ら対策が施されていないのが現状であった。 【0005】本発明は上記した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは極
めて簡単な構成で定期的に清掃する等オペレータに何ら
負担をかけること無く、カッターの錆を効果的に防止す
ることが出来るストレッチ包装機を提供することにあ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた技術的手段は、フィルムロールから所
定長さのフィルムを引き出した後、鋸歯状のカッターで
切断し、或いはミシン目を入れその後ミシン目の部分で
引き離すことによりフィルムを切断するストレッチ包装
機において、前記カッターの移動経路中に、カッターの
待機時、又は移動時に前記カッターの鋸歯部と接触し、
該鋸歯部に錆止め用の油を塗布する錆防止部材を設けた
構成を特徴とする。 【0007】上記錆防止部材をカッターの移動経路中に
配置する形態としては、フィルムとカッターとの間にお
けるカッターの移動線の左右両側に配置し、それら左右
両側の錆防止部材はアーム、リンク、カム機構等に因っ
てカッターと連動させ、カッターの往動時は開き、カッ
ターの復動時は閉じ、それによりカッターの鋸歯部に錆
止め用の油が塗布される。又、カッターの待機位置に配
置する形態としては、待機位置のカッターの鋸歯部の左
右両側に錆防止部材を開閉可能に配置し、カッターが作
動する度に鋸歯部に錆止め用の油が塗布されるようにす
る。 【0008】又、上記の錆防止部材はカッターと対向し
て配設されるカッター受けに装備し、カッターが駆動さ
れた時に該カッターの鋸歯部と接触し錆止め用の油を塗
布するようにしてもよい。そして、上記した錆防止部材
としては例えばフエルトに錆止め用の油を含浸させたも
のが挙げられる。更に、上記したストレッチ包装機には
カッターの作動回数、或いは包装機の動作時間、又は前
記錆防止部材の使用時間を記憶し、前記回数、或いは時
間が予め設定した回数或いは時間となった場合に、前記
錆防止部材の交換、或いは錆止め用油の補給を報知する
警報手段を備えてもよい。その警報手段としては、例え
ば錆止め用油を含浸したフェルト等の錆防止部材の乾燥
度合いをセンサーで検知して報知する方法などが挙げら
れる。 【0009】又、錆防止部材をカッター受けに設けた場
合は、カッター受けに錆防止部材に錆止め用の油を補給
するための開口部を形成して、油の補給をスムーズにお
こなうようにしてもよい。 【0010】そして、上記カッター受けの具体的な取り
付け形態としては、フィルムロールからフィルムを引き
出し、そのフィルムの幅方向両側縁部をフィルムフィー
ド手段で挟持して包装部へ搬送すると共に張架し、その
フィルムの下側からエレベータにより被包装物を突き上
げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端
部を被包装物の底面に折り込むストレッチ包装機におい
て、前記フィルムフィード手段より上流側にフィルムを
切断するカッターと、そのカッターより上流位置に該カ
ッターより上流側のフィルム先端を前記フィルムフィー
ド手段まで移送して渡すフィルム保持部を配置し、更に
前記フィルム保持部の側方には保護カバーを機枠に対し
て開閉回動自在に取り付け、その保護カバーの上辺内側
における前記カッターと対向する位置に、錆防止部材を
収容保持する凹部を折り曲げ形成したカッター受けを配
設し、そのカッター受けの凹部に錆止め用の油を含浸し
たフエルトを収容すると共に、前記保護カバーの上辺に
前記フエルトに錆止め用の油を補給するための開口部を
形成した構成が挙げられる。 【0011】又、本発明に係るカッターの錆防止機構を
備えたストレッチ包装機は、包装機の構成、特にフィル
ムのフィード形態及びカットのタイミングに限定される
ものではない。即ち、カッターの動作でフィルムを切断
し、その後フィルムを包装部まで搬送する形態、或いは
カッターの動作でミシン目を入れその後、ミシン目の部
分で引き離すことによりフィルムを切断する形態でもよ
い。更に、フィルムをカッターで切断した後、その位置
で包装する(つまりフィルムを切断した後、そのフィル
ムを搬送しない)形態、またフィルムの切断を被包装物
の包装後、包装部から排出する時行う形態でもよい。 【0012】上記した手段によれば、カッターの駆動、
又は待機位置において錆防止部材によってカッターの鋸
歯部に錆止め用の油が塗布されるので、カッターが錆び
るのが防止される。そして、上記錆防止部材をカッター
と対向して配設されるカッター受けに設けた場合は、カ
ッターの鋸歯部に対する錆止め用油の塗布と同時に、カ
ッターが動作した時の騒音を錆防止部材が吸収し、消音
効果を発揮する。しかも、錆防止部材をフェルトに錆止
め用の油を含浸させたものとした場合は、錆防止部材の
交換等を容易に行うことが出来る。又、上記錆防止部材
の交換、または該錆防止部材における油の補給が必要に
なった時にはその旨が報知されるので、いつ交換或いは
給油したらよいのか監視する必要が無く、また交換或い
は給油を忘れるといったことが解消される。そして、カ
ッター受けに錆防止部材へ錆止め用油を補給するための
開口部を設けた場合は、給油作業を簡便に行うことが出
来る。更に、錆防止部材を、機枠に対して開閉回動自在
とした保護カバーに配置したカッター受けに取り付け、
且つ保護カバーに前記錆防止部材へ給油を行うための開
口部を形成した場合は、給油が簡単、交換が簡単、カッ
ターが動作した時の騒音を吸収する消音効果などのメリ
ットが簡単な構成で発揮される。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2はストレッチフィル
ムを用いて商品を包装する包装機の概略を示し、機枠A
の前方に被包装物Bを載置する商品載置部aを設け、該
商品載置部aに載せた被包装物をプッシャコンベア1に
より機枠A内部に設けたエレベータ2まで搬送する。上
記エレベータ2の上方には包装部bが設けられ、その包
装部bの側方(プッシャコンベアと直角に交差した方
向)にフィルムロール配置部3とそのフィルムロール配
置部3にセットされたフィルムロール4から繰り出され
るフィルム4’の先端を保持するフィルム保持部5が設
けられ、そのフィルム保持部5で保持されたフィルム
4’の先端を挟持して引き出し包装部bまで搬送するフ
ィルムフィード手段6が前記フィルム保持部5の先端に
接近させて配置され、且つフィルム保持部5とフィルム
フィード手段6との間には該フィルムフィード手段6で
挟持され引き出されたフィルム4’を所定長さに切断す
るカッター7が配置されている。又、フィルムフィード
手段6の上方には被包装物Bの上面を覆うフィルム4’
の端部を被包装物Bの底面側に折り込む左右折り込み板
8,8’と後折り込み板9、及び後折り込み板9の上方
に位置して包装済みの被包装物を排出する排出プッシャ
10か配設されている。 【0014】因って、エレベータ2上に載せられた被包
装物Bは、エレベータ2の上昇により上記包装部bに張
架されたフィルム4’に対して突き上げられ、被包装物
Bの上面を覆ったフィルムの端部は左右折り込み板8,
8’と後折り込み板9とにより被包装物の底面側に折り
込まれた後、排出プッシャ10により被包装物を機枠A
前側の排出部(ヒートシール部)11へ向けて水平に押
動されながら上記フィルム4’の前側端部を前折り込み
ローラ11’で被包装物Bの底面に折り込んでフィルム
の折り込みが完了される。 【0015】フィルム保持部5は、フィルムロール配置
部3にセットされたフィルムロール4のフィルム4’の
先端部を保持するもので、図2乃至図4に示すようにフ
ィルムの下側に位置して前後方向に所定の間隔をおいて
平行に配置した無端ベルト12に亘って架設固定された
フィルム受け板12’と、そのフィルム受け板12’の
表面に支持されるフィルムを前記フィルム受け板12’
とで挟んで保持する同形状の保持板13と、前記フィル
ム受け板12’に取り付けた保持ローラ14とで構成さ
れ、保持板13は機枠Aに対して上下摺動自在に支持さ
れたフィルム受け板12’に開閉回動自在に支持される
と共に、フィルム受け板12’と係着して一緒に上下摺
動し、フィルム受け板12’と保持板13とで挾着保持
するフィルム4’の先端をフィルムフィード手段6に受
け渡し得るように構成されている。又、フィルム受け板
12’に取り付けられている保持ローラ14はその外表
面を該受け板12’に開設した通孔より保持板13に開
設した通孔15内に嵌入突出させて該フィルム4’を保
持ローラ14の周面に沿って蛇行させフィルム保持を確
実に行うと共に、該保持ローラ14はフィルムの引き出
し方向にのみ回転自在に構成されている。 【0016】更に、前記した無端ベルト12は繰り出し
ローラ16の軸16’に対して遊転自在に取り付けられ
たプーリ17と、繰り出しローラ16より下流側に配置
された軸18’に固着された従動プーリ18とに亘って
巻回されており、モータ19の駆動によって無端ベルト
12がフィルムの移動方向に沿って上下(正逆回転)
し、それによりフィルム受け板12’と保持板13が一
緒にフィルムの移動方向に上下するように構成されてい
る。又、繰り出しローラ16はモータ19’により駆動
が制御されている。そして、モータ19でフィルム受け
板12’と保持板13を上方に移動させる時、モータ1
9’で繰り出しローラ16も同期をとって駆動回転さ
せ、モータ19が逆回転してフィルム受け板12’と保
持板13を初期位置に戻す時、繰り出しローラ16はフ
ィルムフィード手段6に同期して回転するモータ19’
の正方向の回転で回転を続け、フィルムの繰り出しを行
う(図4参照)。 【0017】フィルムフィード手段6は、フィルムの幅
方向の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト
20,20’と、下側の弾性ベルト20’を上側の弾性
ベルト20側へ圧接するクランプ板21と、下側の弾性
ベルト20’の始端側は前記したフィルム保持部5の先
端側に向けて下向きに傾斜させ、その下向きに傾斜した
始端側の上面に重ね合わせて配置すると共にその先端側
を開閉自在とした押えベルト22とで構成され、それら
が図1に示すように包装部bを挟んで前後に配置されて
いる。そして、その前後一対の構成部材は取り付け枠2
3,23’に支持されている。 【0018】上記のフィルムフィード手段6を構成する
上下一対の無端状の弾性ベルト20,20’はフィルム
を挟持して搬送し得るよう同方向に駆動回転され、その
駆動方式は減速機付モータ24で下側の弾性ベルト2
0’が巻回されている駆動ローラを回転し、且つその駆
動ローラの軸に固着したチェーンスプロケット(図示省
略)と上側の弾性ベルト20が巻回されている駆動ロー
ラの軸に固着したチェーンスプロケット(図示省略)と
に亘ってチェーンを巻回して動力伝達が行われ、上側の
弾性ベルト20も回転するように構成されている。又、
上側の弾性ベルト20に対して下側の弾性ベルト20’
を圧接するクランプ板21は図示した5分割に限らず、
3分割、4分割でもよく、そうしたクランプ板21はフ
ィルムの搬送が均等に行われるように包装部bの中心に
対して左右対称となるように配置されている。 【0019】前記したフィルムフィード手段6と繰り出
しローラ16との作動で引き出されたフィルムを所定長
さに切断するカッター7は先端に鋸歯状の歯を有する平
板で形成され、電磁ソレノイド25によって構成された
制御手段によりフィルム4’に対して略直角に出没する
ように構成され、電磁ソレノイド25への通電の制御に
よってフィルム4’の切断が行われるようになってい
る。 【0020】又、前記したフィルム保持部5における保
持板13の外側には該フィルム保持部5を覆う保護カバ
ー26が機枠Aに対して開閉回動自在に取り付けられ、
その保護カバー26の上辺26’の内側に前記したカッ
ター7と対向してカッター受け27が取り付け固定され
ている。 【0021】保護カバー26に取り付けられるカッター
受け27は図3及び図5、図6に示すように、断面形状
が略矩形状をした長尺棒状のフエルト28aに錆止め用
の油28bを含浸した錆防止部材28を収容する凹部2
7aを形成し、その凹部27aを区画する一辺は錆防止
部材28の高さと略同じ深さとすると共に、その端縁は
外側に向けて直角水平に折り曲げて取付け片27bと
し、その取付け片27bを保護カバー26の上辺26’
の内側面にビス30によって固定する。又、カッター受
け27の凹部27aを区画する他片は錆防止部材28の
高さの略半分位の位置で外側に向けて直角水平に折り曲
げ、且つ端縁は更に下方に直角に折り曲げて上辺26’
との間にカッター7の通過口29が形成されている。 【0022】そして、カッター受け27を取り付けた保
護カバー26の上辺26’にはカッター受け27の凹部
27aに収容された錆防止部材28のフエルト28aに
錆止め用の油28bを補給するための通孔31が錆防止
部材28の長さ範囲内に亘って所定間隔を置いて複数個
開設されている。更に、保護カバー26の前後側辺には
掛け止めローラ35か取り付けられ、保護カバー26を
閉じた時機枠Aに形成した掛け止め凹部36に嵌入係合
して保護カバー26の閉じ状態が保持されるようになっ
ている。 【0023】次に上記したカッター7の動作によってフ
ィルムを切断する時の該カッター7の鋸歯部に対する錆
止め用の油28bの塗布動作を図8に基づいて説明する
と、フィルムロール4のフィルム4’を保持したフィル
ム保持部5がフィルムフィード手段6側に摺動してフィ
ルム先端をフィルムフィード手段6に受け渡し、フィル
ムフィード手段6が駆動して所定長さのフィルムを引き
出し[図8(a)参照]、引き出しが完了した時点で電
磁ソレノイド25に通電されてカッター7が往動してフ
ィルム4’を切断すると共に該カッター7の先端の鋸歯
部はカッター受け27に保持された錆防止部材28のフ
エルト28aに進入して鋸歯部に錆止め用の油28bか
塗布される[図8(b)参照]。電磁ソレノイド25へ
の通電がOFFになるとカッター7はバネ(図示省略)の
付勢力によって元の位置に後退し、次のフィルム切断の
ために待機する[図8(c)参照]。即ち、包装に必要
な長さ分だけ引き出してフィルム4’が切断される度に
カッター7の先端の鋸歯部に錆止め用の油28bが塗布
され、カッター7の鋸歯部(刃先)が錆びるのが防止さ
れ、安定した切断が保持される。 【0024】図9はカッター7の先端の鋸歯部に錆止め
用の油を塗布する錆防止部材をカッター7の移動経路中
に配置した実施の形態(第2実施例)を示し、錆防止部
材32,32’をフィルム4’とカッター7との間にお
けるカッター7の移動線の左右両側に配置すると共に、
それら左右両側の錆防止部材32,32’はアーム、リ
ンク、カム機構等に因ってカッター7と連動させ、カッ
ター7の往動時は開き、カッターの復動時は閉じ、それ
によりカッター7の鋸歯部に錆止め用の油28bが塗布
されるものである。又、図10はカッター7の先端の鋸
歯部に錆止め用の油を塗布する錆防止部材をカッターの
待機位置に配置した形態(第3実施例)を示し、待機位
置のカッター7の鋸歯部の左右両側に錆防止部材33,
33’を開閉可能に配置し、カッター7がフィルム4’
を切断するために往動する時は開き、フィルム4’を切
断して元の位置(初期位置)に戻った時閉じて鋸歯部を
左右両側から挟み、鋸歯部に錆止め用の油28bが塗布
されるようにする。尚、図9及び図10において、34
はカッター受けである。 【0025】上述した各実施の形態とも錆防止部材にお
ける含浸されている錆止め用の油はカッター7への塗布
及び乾燥等によって錆止め用の油の補給或いは錆防止部
材自体の交換が必要となるが、錆止め用の油の補給或い
は錆防止部材の交換を適性に行うために包装機に補給或
いは交換を報知する報知手段を装備することができる。
その報知の方法としては、カッター7の作動回数、又は
錆防止部材28の使用時間(前回交換してからの経過時
間)、或いは包装機の動作時間(前回交換してから包装
機が稼動している時間)を計数或いは計時しておき、こ
れらの回数或いは経過時間が予め設定した値になった場
合に、給油或いは錆防止部材の交換時期である旨を表示
部に表示及び/又は警報で報知する。そして、給油或い
は交換した場合には、前記計数値、又は計時値をリセッ
トする。 【0026】 【発明の効果】本発明のストレッチ包装機は請求項1に
記載の構成により、フィルムが切断されるたびにカッタ
ーの先端部の鋸歯部に錆止め用の油が塗布され、カッタ
ーの鋸歯部(刃先)が錆びるのを防止できる。因って、
長期に亘って安定した切断を保持することが出来る。 そ
して、前記錆止め用油を含浸した錆防止部材は、機枠に
対して開閉回動自在とした保護カバーに配置したカッタ
ー受けに取り付けた為、給油が簡単、交換が簡単、カッ
ターが動作した時の騒音を吸収する消音効果が発揮され
る。
正面図である。 【図2】 同側面図である。 【図3】 フィルム保持部からフィルムフィード手段へ
のフィルムを受け渡し機構及びフィルムの切断機構部分
を示す拡大断面図である。 【図4】 フィルム保持部の構成を示す正面図である。 【図5】 錆防止部材が取り付けられたカッター受けを
備えた保護カバー部分を示す斜視図である。 【図6】 図5中の円で囲んだ部分を示す一部切欠拡大
図である。 【図7】 保護カバーを開いて錆防止部材に給油する状
態を示す拡大断面図である。 【図8】 フィルムの切断動作及びカッターの鋸歯部に
錆止め用の油を塗布する動作を示す動作説明図で、
(a)はカッターが作動する前の状態を示し、(b)は
フィルムを切断し鋸歯部がカッター受けの錆防止部材に
侵入する状態を示し、(c)はフィルムを切断後元の位
置に復動した状態を示す。 【図9】 錆奉仕部材をカッターの移動経路中に配置し
た実施例を示す概略図で、(a)はカッターの往動時を
示し、(b)はカッターの復動時を示す。 【図10】 錆奉仕部材をカッターの待機位置に配置し
た実施例を示す概略図で、(a)はカッターが待機位置
に位置する時を示し、(b)はカッターの往動時を示
す。 【符号の説明】 A…機枠 B…被包装物 b…包装部 4…フィルムロール 4’…フィルム 5…フィルム保持
部 6…フィルムフィード手段 7…カッター 26…保護カバー 27…カッター受け 28…錆防止部材 28a…フエルト 28b…錆止め用油 31…通孔
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フィルムロールからフィルムを引き出
し、そのフィルムの幅方向両側縁部をフィルムフィード
手段で挟持して包装部へ搬送すると共に張架し、そのフ
ィルムの下側からエレベータにより被包装物を突き上げ
て該被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部
を被包装物の底面に折り込むストレッチ包装機におい
て、前記フィルムフィード手段より上流側にフィルムを
切断するカッターと、そのカッターより上流位置に該カ
ッターより上流側のフィルム先端を前記フィルムフィー
ド手段まで移送して渡すフィルム保持部を配置し、更に
前記フィルム保持部の側方には保護カバーを機枠に対し
て開閉回動自在に取り付け、その保護カバーの上辺内側
における前記カッターと対向する位置に、凹部を形成し
たカッター受けを配置し、該カッター受けの凹部に錆止
め用油を含浸した錆防止部材を収容したことを特徴とす
るストレッチ包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04778698A JP3379424B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ストレッチ包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04778698A JP3379424B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ストレッチ包装機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11240502A JPH11240502A (ja) | 1999-09-07 |
JP3379424B2 true JP3379424B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=12785069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04778698A Expired - Lifetime JP3379424B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ストレッチ包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3379424B2 (ja) |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP04778698A patent/JP3379424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11240502A (ja) | 1999-09-07 |
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Legal Events
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