JP3379233B2 - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JP3379233B2
JP3379233B2 JP20672394A JP20672394A JP3379233B2 JP 3379233 B2 JP3379233 B2 JP 3379233B2 JP 20672394 A JP20672394 A JP 20672394A JP 20672394 A JP20672394 A JP 20672394A JP 3379233 B2 JP3379233 B2 JP 3379233B2
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克彦 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の曲及び映像デー
タを供給再生するカラオケ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラオケ装置に使われているもの
としては、特開昭59−95594号公報「ROMカー
トリッジ式カラオケ装置」があげられる。以下、図面を
参照にしながら従来のカラオケ装置を説明する。
【0003】図6は従来のカラオケ装置の一例の構成を
示すブロック図である。図7は従来のカラオケ装置の映
像部の一例を示す図、図8は従来のカラオケ装置の音源
部の一例を示す図、図9は曲データの構成図である。
【0004】図6において、101はリクエスト部、1
02は曲データが複数記憶されている曲データベース、
103は制御部、104は映像部、105は音源部であ
る。図7において、106はキャラクタ・ジェネレータ
部、107は表示部である。図8において、108はミ
ュージックシンセサイザ−部、109はミキシングアン
プ部、110はマイクロホン、111はスピーカであ
る。
【0005】ここで、曲データベース102についての
詳細な説明を行う。曲データベース102は読み出し専
用のメモリで、着脱自在のカートリッジ例えばROMカ
ートリッジで構成され、曲データベース102に記憶さ
れている多数の曲データは、例えば音楽情報として次の
ものが記録されている。音楽の曲番号、楽器の音色を表
す音源パラメータ、楽譜の音高や音長を中心とする演奏
データである。また、画像情報として、曲の番号、曲の
題名、歌詞等のデータが記録されている。
【0006】次に、具体的な曲データの構成について述
べる。曲データは16ビット1ワードとする。音の高
さ、長さ、強さなどの楽譜情報に従って、それぞれのデ
ータを例えば0〜127の128段階として表すように
すれば、各データは8ビットで表現することができる。
音源は複数の音を発音することのできるチャンネルを有
しているので、図9に示すように、データは基本的にチ
ャンネル指示をする部分4ビットと、表すデータが音高
等のどの数値を表すのかを指示するアドレス部4ビット
と、データ部8ビットとで構成される。
【0007】以上のように構成された従来のカラオケ装
置の動作を説明する。リクエスト部101で所望の曲番
号を指定し制御部103に入力し、制御部103では曲
データベース102の複数の曲データの中から、リクエ
スト部101で指定された曲番号の曲データを読み出
し、映像部104と音源部105に読み出した曲データ
を出力し、映像部104で曲名や歌詞を表示し、音源部
105から音響出力される。
【0008】映像部では、制御部103から信号が入力
されると、キャラクタ・ジェネレータ部106は表示部
107に曲名や歌詞の表示を行う。音源部では、制御部
103から信号から入力されると、ミュージックシンセ
サイザー部108から出力された演奏曲とマイクロホン
110から入力される歌声とをミキシングアンプ部10
9においてミキシングし、スピーカ111から音響出力
される。
【0009】また、従来のカラオケ装置には特開昭60
−24591号公報「音楽演奏装置」のように、曲デー
タを通信回線を介して供給し、大量の曲データの中から
所望の曲データのみを取り出せるようにしたものもあ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ROMカートリッジ等を用いて曲データの
供給を行うと、不要な曲データをも所有しなければなら
ない。また通信回線を利用すると、所望の曲データのみ
を入手することは可能であるが、通信回線を利用するた
めの大規模なシステムが必要となる。
【0011】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、機器固有のユーザIDを持つカラオケ装置に、そ
のままでは取り出せない曲データを多数記憶した曲デー
タベースをCD、CD−ROM等の読み出し専用メモリ
(ROM)として供給しておき、ユーザIDに対応した
所望の曲のキーデータを使用して、所望の曲だけを再生
可能にすることを目的とする。また、着脱可能なメモリ
に再生可能な曲データを登録することにより持ち運びを
可能にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカラオケ装置は、入力部、ユーザID記憶
部、曲データベース部、キーデータ登録部、制御部、ス
クランブル解除部を備えたカラオケ装置であって、入力
部は、操作者による曲番号、キーデータの入力が可能で
あり、ユーザID記憶部は、機器固有のユーザIDを記
憶し、曲データベース部は、スクランブル処理された複
数の曲データを記憶し、キーデータ登録部は、曲番号と
それに対応したキーデータの記憶が可能であり、スクラ
ンブル解除部は、読み出された曲データを制御部の算出
するスクランブル係数によってスクランブル解除して再
生可能な曲データとして出力し、制御部は、入力された
曲番号とそれに対応したキーデータをキーデータ登録部
に記憶させ、入力された曲番号に対応する曲データを読
み出すと共に、入力された曲番号に対応するキーデータ
とユーザIDに基づいてスクランブル係数を算出するこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、入力部、ユーザID記憶部、曲デー
タベース部、制御部、曲データ登録部、スクランブル解
除部、を備えたカラオケ装置であって、入力部は、操作
者による曲番号、キーデータの入力が可能であり、ユー
ザID記憶部は、機器固有のユーザIDを記憶し、曲デ
ータベース部は、スクランブル処理された複数の曲デー
タを記憶し、曲データ登録部は、再生装置からの着脱が
自在であり、曲番号、曲データの記憶が可能であると共
に、再生装置による曲データの再生を可能とし、スクラ
ンブル解除部は、読み出された曲データを制御部の算出
するスクランブル係数によってスクランブル解除した曲
データとして出力し、制御部は、入力された曲番号に対
応する曲データを読み出すと共に、入力された曲番号に
対応するキーデータとユーザIDに基づいてスクランブ
ル係数を算出し、スクランブル解除部が出力する曲デー
タ、および、その曲番号を曲データ登録部に記憶させる
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明では、スクランブルされた曲データをス
クランブル解除するためのスクランブル係数は、曲毎あ
るいはジャンル毎あるいは曲データベース毎に設定され
ており、キーデータとユーザIDの関数である。制御部
は入力された曲番号とそれに対応したキーデータをキー
データ登録部に記憶するとともに、ユーザIDとキーデ
ータとからスクランブル係数を算出し、入力された曲番
号に対応する曲データを曲データベース部から読み出
し、スクランブル解除部へ出力する。スクランブル解除
部は制御部から出力された曲データをスクランブル係数
によってスクランブル解除するので、音源部等でそのま
ま再生可能な曲データが出力されることとなる。また曲
データ登録部は本体から着脱自在で曲番号とスクランブ
ルを解除した曲データとを記憶することにより、曲デー
タの持ち運びが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例におけるカラ
オケ装置の構成を示すブロック図である。図2はスクラ
ンブル処理説明図、図3はキーデータ登録メモリの説明
である。図1において、1は所望の曲番号とそのキー
データを入力する入力部、2は機器固有のユーザIDを
記憶するユーザID記憶部、3はスクランブル処理され
た大量の曲データが予め記憶された読み出し専用のメモ
リであるスクランブル曲データベース、4はスクランブ
ル曲データベース3の中から入力部1で指定された曲番
号とキーデータを登録する読み書き可能なキーデータ登
録メモリ、5は制御部、6は表示部、7は曲データに施
されているスクランブル処理を解除するスクランブル解
除部、8は音源部、9は映像部である。
【0017】ここで、スクランブル曲データベース3に
ついての説明を行う。スクランブル曲データベース3に
記憶されている多数の曲データは、従来例で説明した曲
データベース102の曲データに、曲データが特定のシ
ステムによってのみ再生を可能にするためのスクランブ
ル処理を施したものであり、本実施例では1曲毎に固有
のスクランブル係数Snによってスクランブル処理を施
されているものとする。スクランブル係数Snは機器X
固有のユーザIDであるIDXとキーデータKnとの関数
であり(数1)で表される。
【0018】
【数1】
【0019】本発明では、ユーザには機器のIDである
IDXしか知らされておらず、所望の曲番号に対応した
キーデータKnを入手する。そして入力部1より入力さ
れたキーデータKnとユーザID記憶部2に記憶された
ユーザIDであるIDXとからスクランブル係数Snを算
出する。このようにスクランブル係数をユーザIDとキ
ーデータから算出するようにしたので、キーデータKh
は機器固有のものとなり、他の機器では使用することが
不可能となる。ここで、本実施例では例えばスクランブ
ル係数SnはユーザIDであるIDXとキーデータKn
の加算で算出されるものとすると、曲番号Nhの曲デー
タのスクランブル係数Shは(数2)となる。
【0020】
【数2】
【0021】機器Xを使用する時、曲番号hの曲を登録
する際に必要なキーデータKhは(数3)となる。
【0022】
【数3】
【0023】図2に示すように、曲番号Nhのスクラン
ブル処理前の曲データAとその曲のスクランブル係数S
hはバイナリ表示をすると次のようになる。曲データA
が“0010111100101011”、スクランブ
ル係数Shが“1111000011110000”の
時、例えば、スクランブル係数Shの各ビットの値が0
の時は曲データの対応するビットの値を反転し、各ビッ
トの値が1の時は曲データの対応するビットの値をその
ままにする。曲データAのビット0は0になり、ビット
1は0、ビット2は1となり、以下同様にして、スクラ
ンブル係数Shを用いてスクランブルされた曲データB
は“0010000000100100”となる。スク
ランブル曲データベース3へ記憶されている曲データ
は、スクランブル係数Shでスクランブル処理されたも
のであり、図2の曲データBに相当するものである。ス
クランブル曲データベース3の曲データはスクランブル
係数Shを用いて曲データにスクランブル処理をしたも
ので、スクランブル解除部7においてスクランブル係数
hを用いてスクランブルを解除する。
【0024】次に、キーデータ登録メモリ4についての
説明を行う。キーデータ登録メモリ4は、入力部1で入
力された曲番号NhとキーデータKhとを登録するもので
あり、例えば図3のように偶数番地に曲番号Nhを書き
込み、奇数番地にキーデータKhを書き込むようにす
る。
【0025】以上のように構成された第1の実施例に示
すカラオケ装置について、以下、その動作について説明
する。
【0026】まず、入力部1は、例えばコンピュータに
用いているキーボード等で構成され、所望の曲番号とキ
ーデータを入力する。入力部1で指定された曲番号hと
キーデータKhは制御部5に入力される。制御部5は曲
番号NhとキーデータKhを受け付けると、入力部1で入
力された曲番号NhとキーデータKhをキーデータ登録メ
モリ4に書き込み、表示部6に曲データを読み込み中の
表示をさせるとともに、スクランブル曲データベース3
の中から入力部1で指定された曲番号のスクランブル曲
データを読み込む。さらに、ユーザID記憶部2から本
機器のユーザIDであるIDXを読み込み入力部1より
入力されたキーデータKhを用いて、前述した(数2)
に従ってスクランブル係数Shを算出する。
【0027】曲データベース3から読み出したスクラン
ブル曲データと算出されたスクランブル係数は、制御部
5を介してスクランブル解除部7に入力される。スクラ
ンブル解除部7では、前述した定義に従ってスクランブ
ル曲データのスクランブルを解除する。スクランブル曲
データはスクランブルを解除されて初めて再生可能な曲
データとなる。スクランブル解除部7の出力データは、
図5に示す従来例における制御部103の出力データと
同一形式となる。映像部8と音源部9に関しては従来例
と同様の構成であるので、スクランブルを解かれた曲デ
ータにより映像と音楽が出力されることとなる。
【0028】以上のように所望の曲のキーデータを入手
してキーデータ登録メモリ4に登録を行う。一度登録さ
れた曲を再生する場合は、入力部1から所望の曲番号を
入力すると制御部5はキーデータ登録メモリ4に登録さ
れた曲番号を読み出し、順次読み出した曲番号と入力部
1で指定された曲番号Nhとの比較を行う。比較の結
果、入力部1で指定された曲番号Nhと同一の曲番号が
存在する場合、表示部6に曲データ読み込み中の表示を
させるとともに、キーデータ登録メモリ4から曲番号N
hに対応したキーデータKhを読み込み、スクランブル曲
データベース3の中から入力部1で指定された曲番号N
hのスクランブル曲データを読み込む。また、ユーザI
D記憶部2から読み出したユーザIDであるIDXと読
み込まれたキーデータKhとを用いて、(数2)に示す
ようなスクランブル係数Shを算出する。スクランブル
解除部7では、曲登録時と同様にしてスクランブル曲デ
ータのスクランブル解除を行い、再生可能な曲データを
出力することとなる。また、入力部1で指定された曲番
号Nhと同一の曲番号が存在しない場合、スクランブル
曲データを読むことはできないので、表示部6に曲デー
タは登録されていない旨の表示をさせることとなる。
【0029】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図4は本発明の第2の実施
例におけるカラオケ装置の構成を示すブロック図であ
る。図5は曲データ登録メモリの説明図である。
【0030】図4において、1は所望の曲番号とそのキ
ーデータを入力する入力部、2は機器固有のユーザID
を記憶するユーザID記憶部、3はスクランブル処理さ
れた大量の曲データが予め記憶された読み出し専用のメ
モリであるスクランブル曲データベース、10(1)〜
10(n)はスクランブル曲データベース3の中から入
力部1で指定された曲番号とキーデータを登録するn個
の読み書き可能で本体からの着脱が自在な曲データ登録
メモリ、11は曲データ登録メモリ10(1)〜10
(n)をバスに接続するスロット部、12は制御部、6
は表示部、7は曲データに施されているスクランブル処
理を解除するスクランブル解除部、8は音源部、9は映
像部である。
【0031】ここで、曲データ登録メモリ10(1)〜
10(n)についての説明を行う。曲データ登録メモリ
10(1)〜10(n)は、入力部1で入力された曲番
号N hとスクランブル解除された曲データDatahとを登録
するものであり、例えば本実施例では図5のように曲番
号,スクランブル解除された曲データの順に書き込むよ
うにしたが、この並び順に限るものではなく、システム
の構成が最も容易になるようにいかなる並び順にしても
かまわない。
【0032】以上のように構成された第2の実施例に示
すカラオケ装置について、以下、その動作について説明
する。
【0033】入力部1、ユーザID記憶部2、スクラン
ブル曲データベース3、表示部6、スクランブル解除部
7、音源部8、映像部9については第1の実施例に示す
ものと同様の動作をする。
【0034】まず、入力部1は、所望の曲番号とキーデ
ータを入力する。入力部1で指定された曲番号hとキー
データKhは制御部12に入力される。制御部12は曲
番号NhとキーデータKhを受け付けると、表示部6に曲
データを読み込み中の表示をさせるとともに、スクラン
ブル曲データベース3の中から入力部1で指定された曲
番号Nhのスクランブル曲データを読み込む。さらに、
ユーザID記憶部2から本機器のユーザIDであるID
Xを読み込み入力部1より入力されたキーデータKhを用
いて、前述した(数2)に従ってスクランブル係数Sh
を算出する。
【0035】曲データベース3から読み出したスクラン
ブル曲データと算出されたスクランブル係数Shは、制
御部12を介してスクランブル解除部7に入力される。
スクランブル解除部7では、前述した定義に従ってスク
ランブル曲データのスクランブルを解除し、音源部8と
映像部9出力することとなるとともに、スクランブルを
解除された曲データを制御部12に出力する。制御部1
2はスクランブル解除部7から出力されたスクランブル
解除された曲データDatahと入力部1から入力された曲
番号Nhとをスロット部11を介して曲データ登録メモ
リ10(1)〜10(n)に登録することとなる。
【0036】また、一度登録された曲を再生する場合
は、入力部1から所望の曲番号を入力すると制御部12
は曲データ登録メモリ10(1)〜10(n)に登録さ
れた曲番号を読み出し、順次読み出した曲番号と入力部
1で指定された曲番号Nhとの比較を行う。比較の結
果、入力部1で指定された曲番号Nhと同一の曲番号が
存在する場合、表示部6に曲データ読み込み中の表示を
させるとともに、曲データ登録メモリ10(1)〜10
(n)から曲番号Nhに対応した曲データDatahを読み込
み、スクランブル解除部7に入力データをそのまま出力
するようなスクランブル係数“11111111111
11111”と曲データDatahとを出力し、スクランブ
ル解除部7では、曲登録時と同様にしてスクランブル解
除を行い、再生可能な曲データを出力することとなる。
また、入力部1で指定された曲番号N hと同一の曲番号
が存在しない場合、表示部6に曲データは登録されてい
ない旨の表示をさせることとなる。
【0037】尚、曲データ登録メモリ10(1)〜10
(n)に、曲番号Nhとスクランブル係数Shとを登録し
ても良い。
【0038】ユーザIDは、ユーザが知ることのできる
IDと、ユーザID記憶部2に実際に記憶されているは
異なったものでも良い。
【0039】また、上記読み出し専用メモリで構成され
るスクランブル曲データベース3としては、CD,CD
−ROM等大量のデータを低価格で提供できるメモリを
用いることが望ましい。
【0040】さらに、上記表示部6に表示する内容は、
映像部8で用いる表示部で表示しても良い。
【0041】以上のように、機器固有のユーザIDを持
つカラオケ装置に、そのままでは取り出せない曲データ
を多数記憶した曲データベースを読み出し専用メモリで
供給し、ユーザIDに対応した所望の曲のキーデータを
使用して、所望の曲だけを再生可能にすることができる
ので、キーデータの数によって曲数を管理できる。また
着脱自在なメモリに再生可能な曲データを登録すること
により持ち運びを可能にする。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、スクランブルさ
れた曲データを多数記憶した曲データベースを読み出し
専用メモリで供給し、キーデータを入手した曲データだ
けを再生可能としたので、曲データベースに記憶された
曲数と関係なく、キーデータの数によって再生可能な曲
数を管理することができる。また各機器のユーザIDと
キーデータを用いて曲データのスクランブルを解除する
ようにしたので、他の機器で同じキーデータを使用して
スクランブルを解除できないようにすることができる。
さらに、着脱自在なメモリに再生可能な曲データを登録
するので、持ち運びが可能となり、同種の機器で所望の
曲だけを再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカラオケ装置の
構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例におけるスクランブル処理の一
例を示すブロック図
【図3】同第1の実施例におけるキーデータ登録メモリ
を示す図
【図4】本発明の第2の実施例におけるカラオケ装置の
構成を示すブロック図
【図5】同第2の実施例における曲データ登録メモリを
示す図
【図6】従来例のカラオケ装置の構成を示すブロック図
【図7】同従来例における映像部の一例を示す図
【図8】同従来例における音源部の一例を示す図
【図9】同従来例における曲データの一例を示す構成図
【符号の説明】
1 入力部 2 ユーザID記憶部 3 スクランブル曲データベース 4 キーデータ登録メモリ 5,12 制御部 6 表示部 7 スクランブル解除部 8 音源部 9 映像部 10(1)〜10(n) 曲データ登録メモリ 11 スロット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−199219(JP,A) 特開 平5−253889(JP,A) 特開 平7−30537(JP,A) 特開 平7−111069(JP,A) 特開 平7−261776(JP,A) 特開 平6−138893(JP,A) 特開 昭59−95594(JP,A) 特開 昭60−24591(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 302 G10H 1/00 102 G11B 7/00 G11B 20/12 102 G11B 27/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力部、ユーザID記憶部、曲データベー
    ス部、キーデータ登録部、制御部、スクランブル解除部
    を備えたカラオケ装置であって、 入力部は、操作者による曲番号、キーデータの入力が可
    能であり、 ユーザID記憶部は、機器固有のユーザIDを記憶し、 曲データベース部は、スクランブル処理された複数の曲
    データを記憶し、 キーデータ登録部は、曲番号とそれに対応したキーデー
    タの記憶が可能であり、 スクランブル解除部は、読み出された曲データを制御部
    の算出するスクランブル係数によってスクランブル解除
    して再生可能な曲データとして出力し、 制御部は、 入力された曲番号とそれに対応したキーデータをキーデ
    ータ登録部に記憶させ、 入力された曲番号に対応する曲データを読み出すと共
    に、入力された曲番号に対応するキーデータとユーザI
    Dに基づいてスクランブル係数を算出するカラオケ装
    置。
  2. 【請求項2】入力部、ユーザID記憶部、曲データベー
    ス部、制御部、曲データ登録部、スクランブル解除部、
    を備えたカラオケ装置であって、 入力部は、操作者による曲番号、キーデータの入力が可
    能であり、 ユーザID記憶部は、機器固有のユーザIDを記憶し、 曲データベース部は、スクランブル処理された複数の曲
    データを記憶し、 曲データ登録部は、再生装置からの着脱自在であり、曲
    番号、曲データの記憶が可能であると共に、再生装置に
    よる曲データの再生を可能とし、 スクランブル解除部は、読み出された曲データを制御部
    の算出するスクランブル係数によってスクランブル解除
    した曲データとして出力し、 制御部は、 入力された曲番号に対応する曲データを読み出すと共
    に、入力された曲番号に対応するキーデータとユーザI
    Dに基づいてスクランブル係数を算出し、 スクランブル解除部が出力する曲データ、および、その
    曲番号を曲データ登録 部に記憶させるカラオケ装置。
  3. 【請求項3】曲データベース部において、スクランブル
    された曲データをスクランブル解除するスクランブル係
    数は、曲単位毎、又は、曲のジャンル単位毎、又は、曲
    データベース単位毎に設けられる請求項1、2のいずれ
    かに記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】スクランブル解除部において、スクランブ
    ル解除された曲データは、複数の再生装置に共通のスク
    ランブル処理、又は、圧縮処理の施されたデータである
    請求項2に記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 曲データベース部は、読み出し専用のメ
    モリで構成され、 キーデータ登録部は、読み書き可能なメモリで構成され
    る請求項1、2、3、4のいずれかに記載のカラオケ装
    置。
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