JP3377962B2 - Sdhフレーム信号カウンタ回路 - Google Patents

Sdhフレーム信号カウンタ回路

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JP3377962B2
JP3377962B2 JP11273699A JP11273699A JP3377962B2 JP 3377962 B2 JP3377962 B2 JP 3377962B2 JP 11273699 A JP11273699 A JP 11273699A JP 11273699 A JP11273699 A JP 11273699A JP 3377962 B2 JP3377962 B2 JP 3377962B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号を
伝送する基幹伝送システムで標準化されたSDHフレー
ム信号の終端処理を行う回路において使用され、複数の
信号形式のSDHフレーム信号に対して同期した処理を
行うために各フレーム形式に応じたタイミング信号を生
成するSDHフレーム信号カウンタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のSDHフレーム信号カウ
ンタ回路を有するSDHフレーム信号の処理回路の一構
成例を示す図である。同図に示すSDHフレーム信号の
処理回路は、バイト単位に並列展開されたSTM−16
のSDHフレーム信号1と、このSDHフレーム信号1
にバイト同期したクロックパルス2と、SDHフレーム
信号1にフレーム同期したフレームパルス3とを入力
し、このSDHフレーム信号1に対して中継器セクショ
ン受信終端処理を行うSTM−16中継器セクション受
信終端処理回路4である。
【0003】STM−16中継器セクション受信終端処
理回路4は、フレームの最初から最後までに対してBI
P−8演算を行い、次のフレーム期間中この演算結果を
保持するBIP−8演算部5と、フレームの1行目のペ
イロードの最初からフレームの最後までに対してデスク
ランブルを行うデスクランブラ部6と、デスクランブラ
部6が出力するデスクランブルSDHフレーム信号7の
オーバーヘッド情報のうち、J0バイトとB1バイトと
E1バイトとF1バイトとD1バイトとD2バイトとD
3バイトをSDHフレーム信号カウンタ回路9からの後
述するタイミング信号12〜18で読み取り、次の読み
取りが行われるまでこれらのバイト値を保持するオーバ
ーヘッド情報読取部8と、SDHフレーム信号カウンタ
回路9とを有する。
【0004】SDHフレーム信号カウンタ回路9をSD
Hフレーム信号1に同期させるために、SDHフレーム
信号カウンタ回路9はSDHフレーム信号1のフレーム
先頭位置を示すフレームパルス3によってリセットさ
れ、その後、SDHフレーム信号カウンタ回路9は、S
DHフレーム信号1に同期するクロックパルス2の個数
を数え、この値をデコードすることによって、BIP−
8演算部5とデスクランブラ部6とオーバーヘッド情報
読取部8とに対してタイミング信号を生成し出力する。
【0005】このタイミング信号を図6に示す。BIP
−8演算部5に対して出力するタイミング信号は、BI
P−8演算の開始・終了ならびにBIP−8演算結果の
保持開始・終了を示すフレーム先頭タイミング信号10
である。デスクランブラ部6に対して出力するタイミン
グ信号は、デスクランブルの開始を示すデスクランブル
開始タイミング信号11と、デスクランブルの終了を示
すフレーム先頭タイミング信号10である。オーバーヘ
ッド情報読取部8に対して出力するタイミング信号は、
J0バイトの読取ならびに保持開始・終了を示すJ0バ
イトタイミング信号12、B1バイトの読取ならびに保
持開始・終了を示すB1バイトタイミング信号13、E
1バイトの読取ならびに保持開始・終了を示すE1バイ
トタイミング信号14、F1バイトの読取ならびに保持
開始・終了を示すF1バイトタイミング信号15、D1
バイトの読取ならびに保持開始・終了を示すD1バイト
タイミング信号16、D2バイトの読取ならびに保持開
始・終了を示すD2バイトタイミング信号17、D3バ
イトの読取ならびに保持開始・終了を示すD3バイトタ
イミング信号18である。図6に記述された各タイミン
グ信号を生成するときのカウンタ値は、STM−16フ
レーム信号形式のみに有効であり、他のSDHフレーム
形式、例えばSTM−1,STM−4,STM−64等
では、このカウンタ値は各々異なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のSDHフレーム信号カウンタ回路では、入力されるS
DHフレーム信号の信号形式によって、タイミング信号
を発生させるカウンタ値が異なるため、1つのSDHフ
レーム信号カウンタ回路は1種類の信号形式にしか対応
できないという制約があった。複数の信号形式のSDH
フレーム信号に対して同期したタイミング信号を生成す
るためには、各信号形式に対応したSDHフレーム信号
カウンタ回路を用意し、入力SDHフレーム信号の形式
に対応するSDHフレーム信号カウンタ回路から出力さ
れたタイミング信号を選択する必要があるため、回路規
模が増大するとともに消費電力が増大するという問題が
ある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、複数の信号形式のSDHフレ
ーム信号に対して共用でき、小型で消費電力が低いSD
Hフレーム信号カウンタ回路を提供することにある。
【0008】上記目的を達成するために、請求項1記載
の本発明は、SDHフレーム信号を入力し、該SDHフ
レーム信号に対してフレーム同期の確認、パリティの演
算、デスクランブル、オーバーヘッド情報の読み取り、
オーバーヘッド情報の書き換え、スクランブルを含む処
理の内、1つ以上の処理を行うSDHフレーム信号の処
理回路において前記SDHフレーム信号に同期したタイ
ミング信号を生成するSDHフレーム信号カウンタ回路
であって、前記SDHフレーム信号が取り得る複数のフ
レーム形式それぞれに対応する複数のカウンタ長を設定
可能であり、前記入力されたSDHフレーム信号のフレ
ーム形式に対応するカウンタ長を前記複数のカウンタ長
の中から設定し、前記入力されたSDHフレーム信号に
バイト同期したクロックを計数し、この計数値が前記設
定したカウント長に達したときにカウンタパルスを出力
する可変長カウンタと、前記SDHフレーム信号の形式
に係わらず一定のカウンタ長を有し、前記可変長カウン
タから出力されるカウンタパルスを計数し、計数したカ
ウンタパルス数が前記一定カウンタ長に達したときに所
定のデコードパルスを出力する固定長カウンタと、前記
可変長カウンタが出力するカウンタパルスおよび前記固
定長カウンタが出力するデコードパルスを用いて、前記
タイミング信号を出力する論理演算手段とを有すること
を要旨とする。
【0009】請求項1記載の本発明にあっては、可変長
カウンタは、前記SDHフレーム信号が取り得る複数の
フレーム形式それぞれに対応する複数のカウンタ長を設
定可能であり、入力されたSDHフレーム信号のフレー
ム形式に対応するカウンタ長を前記複数のカウンタ長の
中から設定し、前記入力されたSDHフレーム信号にバ
イト同期したクロックを計数し、この計数値が前記設定
したカウント長に達したときにカウンタパルスを出力す
る。そして、固定長カウンタは、前記SDHフレーム信
号の形式に係わらず一定のカウンタ長を有し、前記可変
長カウンタから出力されるカウンタパルスを計数し、計
数したカウンタパルス数が前記一定カウンタ長に達した
ときに所定のデコードパルスを出力する。このとき、論
理演算手段は、前記可変長カウンタが出力するカウンタ
パルスおよび前記固定長カウンタが出力するデコードパ
ルスを用いて、前記タイミング信号を出力する。すなわ
ち、固定長カウンタが計数するカウンタパルスの出力タ
イミングを定める可変長カウンタのカウンタ長を、入力
されたSDHフレーム信号のフレーム形式に対応するカ
ウンタ長に設定することができる。このため、SDHフ
レーム信号の複数のフレーム形式毎に複数のSDHフレ
ーム信号カウンタ回路を設ける必要がなくなり、回路規
模および消費電力を低減でき、小型化を図ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
SDHフレーム信号カウンタ回路を有するSDHフレー
ム信号の処理回路の構成を示すブロック図である。同図
に示すSDHフレーム信号の処理回路は、バイト単位に
並列展開されたSDHフレーム信号S1と、SDHフレ
ーム信号S1にバイト同期したクロックパルスS2と、
SDHフレーム信号S1にフレーム同期したフレームパ
ルスS3とを入力し、このSDHフレーム信号S1に対
して中継器セクション受信終端処理を行う中継器セクシ
ョン受信終端処理回路40である。なお、SDHフレー
ム信号S1の形式としてSTM−4もしくはSTM−1
6を選択でき、この選択はフレーム形式選択信号S5に
よって行う。
【0011】中継器セクション受信終端処理回路40
は、フレームの最初から最後までに対してBIP−8演
算を行い、次のフレーム期間中この演算結果を保持する
BIP−8演算部5と、フレームの1行目のペイロード
の最初からフレームの最後までに対してデスクランブル
を行うデスクランブラ部6と、デスクランブラ部6が出
力するデスクランブルSDHフレーム信号S8のオーバ
ーヘッド情報のうち、J0バイトとB1バイトとE1バ
イトとF1バイトとD1バイトとD2バイトとD3バイ
トをSDHフレーム信号カウンタ回路9からの後述する
タイミング信号S13〜S19で読み取り、次の読み取
りが行われるまでこれらのバイト値を保持するオーバー
ヘッド情報読取部8と、本発明により実現されたSTM
−4のフレーム形式とSTM−16のフレーム形式のど
ちらのSDHフレーム信号に対しても共用可能なSDH
フレーム信号カウンタ回路42とを有する。
【0012】SDHフレーム信号カウンタ回路42は、
図2に示すように、クロックパルスS2の個数を数える
可変長カウンタ10−1と、可変長カウンタ10−1が
出力するカウンタパルス10−2を数える固定長カウン
タ10−3と、各カウンタの値を解読して、タイミング
信号S11〜S19をそれぞれ出力する複数のアンド回
路51−59とから構成される。可変長カウンタ10−
1は、中継器セクション受信終端処理回路40に入力さ
れる信号がSTM−4フレーム形式の場合に、クロック
パルスS2を0から11まで数え(カウンタ長=1
2)、STM−16フレーム形式の場合にクロックパル
スS2を0から47まで数える(カウンタ長=48)。
可変長カウンタ10−1のカウンタ長の切替えは、フレ
ーム形式選択信号S5によって行われる。固定長カウン
タ10−3は、可変長カウンタ10−1が最大値となる
ときに出力するカウンタパルス10−2を0から89ま
で計数する列カウンタ10−4と、この列カウンタ10
−4が出力するカウンタパルス10−5を0から8まで
計数する行カウンタ10−6とを有する。
【0013】図3は、図2に示す上述した関係をわかり
やすく図示した回路構成図である。同図に示すように、
可変長カウンタ10−1は、2,488Gb/sのST
M−16フレーム形式に対してカウンタ長が48とな
り、622Mb/sのSTM−4フレーム形式に対して
カウンタ長が12となるようにカウンタ長が可変する。
また、各フレーム形式に共通である固定長カウンタ10
−3の列カウンタ10−4は0から89までの90のカ
ウンタパルス10−2を計数し、行カウンタ10−6は
0から8までの9のカウンタパルス10−5を計数す
る。そして、列カウンタ10−4と行カウンタ10−6
から出力されるデコードパルスが前記アンド回路51−
59からなるデコーダで解読され、SDHフレーム信号
に同期した各種タイミング信号S11〜S19が出力さ
れるようになっている。
【0014】図1、図2に戻って、SDHフレーム信号
カウンタ回路42をSDHフレーム信号S1に同期させ
るために、SDHフレーム信号カウンタ回路42はSD
Hフレーム信号S1のフレーム先頭位置を示すフレーム
パルスS3によってリセットされ、その後、SDHフレ
ーム信号カウンタ回路42は、SDHフレーム信号S1
に同期するクロックパルスS2の個数を数え、この値を
デコードすることによって、BIP−8演算部5とデス
クランブラ部6とオーバーヘッド情報読取部8とに対し
て、タイミング信号S11〜S19を生成し出力する。
【0015】このタイミング信号S11〜S19を図4
に示す。BIP−8演算部5に対して出力するタイミン
グ信号は、BIP−8演算の開始・終了ならびにBIP
−8演算結果の保持開始・終了を示すフレーム先頭タイ
ミング信号S11である。デスクランブラ部6に対して
出力するタイミング信号は、デスクランブルの開始を示
すデスクランブル開始タイミング信号S12と、デスク
ランブルの終了を示すフレーム先頭タイミング信号S1
1である。オーバーヘッド情報読取部8に対して出力す
るタイミング信号は、J0バイトの読取ならびに保持開
始・終了を示すJ0バイトタイミング信号S13、B1
バイトの読取ならびに保持開始・終了を示すB1バイト
タイミング信号S14、E1バイトの読取ならびに保持
開始・終了を示すE1バイトタイミング信号S15、F
1バイトの読取ならびに保持開始・終了を示すF1バイ
トタイミング信号S16、D1バイトの読取ならびに保
持開始・終了を示すD1バイトタイミング信号S17、
D2バイトの読取ならびに保持開始・終了を示すD2バ
イトタイミング信号S18、D3バイトの読取ならびに
保持開始・終了を示すD3バイトタイミング信号S19
である。
【0016】以上のタイミング信号S11〜S19は、
可変長カウンタ10−1が0の値をとるときに出力され
る可変長カウンタ0パルス10−7と、列カウンタ10
−4が0の値をとるときに出力される列カウンタ0デコ
ードパルス10−8もしくは列カウンタ10−4が1の
値をとるときに出力される列カウンタ1デコードパルス
10−9もしくは列カウンタ10−4が2の値をとると
きに出力される列カウンタ2デコードパルス10−10
もしくは列カウンタ10−4が3の値をとるときに出力
される列カウンタ3デコードパルス10−11と、行カ
ウンタ10−6が0の値をとるときに出力される行カウ
ンタ0デコードパルス10−12もしくは行カウンタ1
0−6が1の値をとるときに出力される行カウンタ1デ
コードパルス10−13もしくは行カウンタ10−6が
2の値をとるときに出力される行カウンタ2デコードパ
ルス10−14とのアンド回路51−59による論理積
によって生成することができる。
【0017】上述したように、本実施形態のSDHフレ
ーム信号カウンタ回路は、SDHフレーム信号の形式に
応じてカウンタ長が可変する可変長カウンタ10−1と
固定長カウンタ10−3である列カウンタ10−4と行
カウンタ10−6とを組み合わせることにより、複数の
SDHフレーム信号形式に対応し得るように構成してい
る。更に詳しくは、SDHフレーム信号は、その形式に
よらず270列×9行の構造を有し、この構造は、4n
バイト(nは0,1,2,3のいずれかの数)長の信号
を単位として構成され、SDHフレーム形式によってn
が異なる。対応すべきフレーム形式のnがaからbまで
の整数であるとき、可変長カウンタ10−1のカウンタ
長をnの値に応じて、4c-(b-n) ×m(cはb−a以上
かつb以下の整数、mは1または270の約数)に設定
する。固定長カウンタ10−3のカウンタ長は、nの値
によらず、4b-c ×270×9/mである。可変長カウ
ンタ10−1によってSDHフレーム信号の処理回路に
入力されるSDHフレーム信号のバイト数を数え、4
c-(b-n) ×mのバイト数を数える毎に、カウンタパルス
10−2を固定長カウンタ10−3に出力する。固定長
カウンタ10−3はカウンタパルス10−2を数える。
固定長カウンタ10−3の値をデコードすることによ
り、SDHフレーム信号の形式に依存しない共通タイミ
ング信号を生成する。そして、この共通タイミング信号
と可変長カウンタ10−1の値とをデコードすることに
より、所望のタイミング信号S11〜S19を生成して
いるものである。
【0018】なお、可変長カウンタ10−1は、数バイ
トから数十バイト分のクロックパルスを計数するもので
あり、そのカウンタ長は810−155520バイトの
全カウンタ長に対して十分小さく、その回路規模および
消費電力も従来のものに比較して十分小さい。また、固
定長カウンタ10−3の回路規模および消費電力は従来
のSDHフレーム信号カウンタ回路とほぼ同じであるの
で、本実施形態のSDHフレーム信号カウンタ回路の回
路規模および消費電力は全体として従来のものとほぼ同
じであるが、本実施形態のSDHフレーム信号カウンタ
回路は複数のSDHフレーム信号形式に対応し得るよう
になっているため、従来のように複数のSDHフレーム
信号形式に対応して複数のSDHフレーム信号カウンタ
回路を設ける場合に比較して、本実施形態のSDHフレ
ーム信号カウンタ回路は小型化および低消費電力化を図
り得るものである。すなわち、本実施形態のSDHフレ
ーム信号カウンタ回路は、回路規模および消費電力を増
大させることなく、複数のSDHフレーム信号形式に対
応し得るものである。
【0019】なお更に、上述した本実施形態は、一例と
してSTM−4およびSTM−16に対応し得るように
構成したものであるが、可変長カウンタおよび固定長カ
ウンタの各パラメータは任意に変更し得るものであると
ともに、また他のSDHフレーム信号形式、例えばST
M−1,STM−64などにも適用し得るものであるこ
とは勿論のことである。更に、本発明のSDHフレーム
信号カウンタ回路は、中継器セクション受信終端処理回
路に適用し得るだけでなく、SDHフレームを入力し、
そのフレームに同期した処理を行う他のすべての回路に
も適用し得るものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可変長カウンタがSDHフレーム形式信号に応じてカウ
ンタ長を可変し、SDHフレーム信号に同期したクロッ
クを計数し、固定長カウンタが可変長カウンタからのカ
ウンタパルスを計数し、可変長カウンタからのカウンタ
パルスと固定長カウンタからのデコードパルスを論理演
算手段で解読して、SDHフレーム信号に同期したタイ
ミング信号を出力するので、従来のように複数のSDH
フレーム信号の形式に応じて複数のSDHフレーム信号
カウンタ回路を設ける必要がなく、回路規模および消費
電力を低減でき、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るSDHフレーム信号
カウンタ回路を有するSDHフレーム信号の処理回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すSDHフレーム信号の処理回路に使
用されているSDHフレーム信号カウンタ回路の詳細な
構成を示す回路図である。
【図3】図2に示す可変長カウンタと固定長カウンタを
構成する列カウンタおよび行カウンタとの関係をわかり
やすく図示した回路構成図である。
【図4】図1に示すSDHフレーム信号カウンタ回路か
ら出力されるタイミング信号を示す図である。
【図5】従来のSDHフレーム信号カウンタ回路を有す
るSDHフレーム信号の処理回路の構成を示すブロック
図である。
【図6】図5に示すSDHフレーム信号の処理回路に使
用されているSDHフレーム信号カウンタ回路から出力
されるタイミング信号を示す図である。
【符号の説明】
5 BIP−8演算部 6 デスクランブラ部 8 オーバーヘッド情報読取部 10−1 可変長カウンタ 10−3 固定長カウンタ 10−4 列カウンタ 10−6 行カウンタ 40 中継器セクション受信終端処理回路 42 SDHフレーム信号カウンタ回路 51−59 アンド回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−252127(JP,A) 特開 平8−335920(JP,A) 特開 平8−163068(JP,A) 特開 平3−184436(JP,A) 特開 平6−120920(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 - 5/26 H04L 7/00 - 7/10 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SDHフレーム信号を入力し、該SDH
    フレーム信号に対してフレーム同期の確認、パリティの
    演算、デスクランブル、オーバーヘッド情報の読み取
    り、オーバーヘッド情報の書き換え、スクランブルを含
    む処理の内、1つ以上の処理を行うSDHフレーム信号
    の処理回路において前記SDHフレーム信号に同期した
    タイミング信号を生成するSDHフレーム信号カウンタ
    回路であって、前記SDHフレーム信号が取り得る複数のフレーム形式
    それぞれに対応する複数のカウンタ長を設定可能であ
    り、前記入力されたSDHフレーム信号のフレーム形式
    に対応するカウンタ長を前記複数のカウンタ長の中から
    設定し、前記入力されたSDHフレーム信号にバイト同
    期したクロックを計数し、この計数値が前記設定したカ
    ウント長に達したときにカウンタパルスを出力する可変
    長カウンタと、 前記SDHフレーム信号の形式に係わらず一定のカウン
    タ長を有し、 前記可変長カウンタから出力されるカウン
    タパルスを計数し、計数したカウンタパルス数が前記一
    定カウンタ長に達したときに所定のデコードパルスを出
    力する固定長カウンタと、 前記可変長カウンタが出力するカウンタパルスおよび前
    記固定長カウンタが出力するデコードパルスを用いて、
    前記タイミング信号を出力する論理演算手段とを有する
    ことを特徴とするSDHフレーム信号カウンタ回路。
  2. 【請求項2】 前記SDHフレーム信号は、4 バイト
    (nは、0、1、2、3の何れかの数)長の信号を単位
    として構成され、その複数のフレーム形式それぞれによ
    って前記nが異なるようになっており、 前記可変長カウンタの複数のカウンタ長は、前記複数の
    フレーム形式それぞれのnにより定まる複数の数である
    ことを特徴とする請求項1記載のSDHフレーム信号カ
    ウンタ回路。
  3. 【請求項3】 前記入力されたSDHフレーム信号のフ
    レーム形式に対応するnがaからbまでの整数であると
    き、前記可変長カウンタは、前記カウント長を4
    c−(b−n) ×m(但し、cはb−a以上かつb以下
    の整数、mは1また は270の約数)に設定するように
    なっており、前記固定長カウンタのカウンタ長は、4
    b−c ×270×9/mであることを特徴とする請求項
    2記載のSDHフレーム信号カウンタ回路。
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