JP3377604B2 - セメント急結材及びセメント組成物 - Google Patents

セメント急結材及びセメント組成物

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    • C04B2103/12Set accelerators

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、土木・建築分野
において使用されるセメント急結材、特に、トンネルの
吹付や湧水の止水用に使用されるセメント急結材に関す
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、カルシウムアルミネー
トを使用したコンクリート急結剤として、CaO−Na2O−A
l2O3系焼成物又は溶融物、硫酸カルシウム、及びアルカ
リ金属塩を使用したものが提案されている(特開平 4−5
5351号公報)。
【0003】しかしながら、このカルシウムアルミネー
トは、Na2Oの換算値が比較的多く、このナトリウムが可
溶性であることからアルカリ骨材反応を生じるなどの課
題があった。
【0004】吹き付けコンクリートがアルカリ骨材反応
を起こした場合、コンクリート構造物としての耐久性が
低下するばかりでなく、アルカリ骨材反応により生じた
クラックから湧水が発生するなどの課題があった。
【0005】また、従来のセメント急結材は、例えば、
トンネルの吹付材としては、凝結に数分かかり、十分に
地山との付着強度がとれずに跳ね返り現象を起こし、リ
バウンド量が大きく、かならずしも経済的ではないとい
う課題があった。また、湧水のあるトンネルには適さな
いとか、寒冷地においては急結性状や強度発現性が低下
してしまうなどの課題があった。
【0006】本発明者は、前記課題を解決すべく、種々
努力を重ねた結果、特定のセメント急結材を使用するこ
とにより、前記課題が解決されるとの知見を得て本発明
を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、CaO原
料、Al2O3原料、及びR2O原料を熱処理してなるCaO-Al2O
3-R2O系カルシウムアルミネートであり、該カルシウム
アルミネート中のカリウム及び/又はリチウムが、カリ
ウムやリチウムの酸化物換算で5〜15重量%であるカル
シウムアルミネートと、無機塩類とを含有してなる吹付
材用のセメント急結材であり、セメントと該セメント急
結材とを含有してなる吹付材である。
【0008】以下、本発明をさらに詳しく説明する。
【0009】本発明のカルシウムアルミネートは、CaO
原料、Al2O3原料、及びR2O原料を熱処理してなるCaO−A
l2O3−R2O系カルシウムアルミネートであり、該カルシ
ウムアルミネート中のカリウム及び/又はリチウムが、
カリウム及び/又はリチウムの酸化物換算で1重量%以
上であるカルシウムアルミネートである。
【0010】本発明のカルシウムアルミネートの原料
は、CaO原料、Al2O3原料、及びR2O原料であるアルカリ
原料からなり、特に限定されるものではなく、例えば、
CaO原料としては消石灰や石灰石粉末などが、Al2O3原料
としてはボーキサイトやアルミ残灰などが、R2O原料と
してはアルカリ金属炭酸塩やカリ長石などがそれぞれ挙
げられる。カルシウムアルミネートの熱処理方法として
は、特に限定されるものではなく、例えば、キルンや電
気炉などを使用する方法が挙げられ、焼成や溶融時間も
特に限定されるものではない。焼成物や溶融物の冷却方
法についても特に限定されるものではなく、例えば、水
や高圧空気などによる急冷法や自然放冷による徐冷法な
どいずれの方法を用いることも可能である。また、他の
成分あるいは不純物として、例えば、SiO2、P2O5、B
2O3、TiO2、MgO、Fe2O3、F2、及びSO3等の混入が予想さ
れる。これらの不純物等の存在は、少ない方が好ましい
が、クリンカー製造時の融点を下げる効果があること、
クリンカーの活性を高めることができることなどの好ま
しい面もあり、本発明の目的を実質的に阻害しない範
囲、例えば、これら不純物等の総量が10重量%程度未満
では問題にならない。
【0011】熱処理生成物中のカリウム及び/又はリチ
ウムの量は、カリウムやリチウムの酸化物として5〜15
重量%である重量未満では急結性状が十分でな
く、15重量%を超えて使用しても急結性状の増進が期待
できない。
【0012】本発明において、R2O原料のアルカリ金属
としては、カリウムやリチウムがあるが、本発明の効果
が顕著であることから、また、経済性の面からカリウム
の使用が好ましい。
【0013】ナトリウムがアルカリ骨材反応を生じやす
い理由は定かではないが、骨材中の反応性シリカとナト
リウムシリケートゲルを生じやすいことに起因すると考
えられ、また、本発明のカルシウムアルミネートの急結
性状が良好である理由は、カリウムやリチウムはナトリ
ウムよりもイオン化傾向が大きく、また、セメント中に
多量に存在するカルシウムよりもイオン化傾向が大き
く、セメントペースト中における溶解速度が著しく速い
ことに起因するものと考えられる。
【0014】本発明のカルシウムアルミネートは、結晶
質、非晶質いずれの使用も可能であり、特に限定される
ものではないが、急結性状が良好であることから、非晶
質のカルシウムアルミネートの使用が好ましい。ここ
で、非晶質とは、すべてが非晶質である必要はなく、例
えば、ガラス化率が50%程度以上のものをいい、70%以
上のものがより好ましい。ガラス化率(X)とは、カルシ
ウムアルミネートを1,000℃で3時間加熱し、その後、
5℃/分の冷却速度で徐冷し、粉末X線回折法により求
めた結晶鉱物のメインピークの面積S0とカルシウムアル
ミネート中の結晶のメインピークの面積Sから、X(%)
=(1−S/S0)×100の式にしたがって算出した。本発
明のカルシウムアルミネート中のCaO/Al2O3のモル比は
1〜3が好ましく、1.5〜2がより好ましい。1未満で
は急結性状が十分でなく、3を超えると長期耐久性が悪
くなる場合がある。
【0015】本発明のカルシウムアルミネートの粒度
は、特に限定されるものではないが、ブレーン値で3,00
0〜9,000cm2/g程度の範囲のものが好ましい。3,000cm2/
g未満では十分な急結性が得られない場合があり、9,000
cm2/gを超えても急結性や強度発現性のさらなる効果が
期待できない。
【0016】本発明の無機塩類としては、例えば、アル
ミン酸ナトリウムやアルミン酸カリウムなどのアルカリ
金属アルミン酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなど
のアルカリ金属炭酸塩、硝酸ナトリウム、硝酸カリウ
ム、亜硝酸ナトリウム、及び亜硝酸カリウム等のアルカ
リ金属硝酸塩類、硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、
及び焼成ミョウバン石等の無機硫酸塩、無水セッコウ、
半水セッコウ、及び二水セッコウのセッコウ類、並び
に、水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、及び水酸化
カリウム等の水酸化物等が挙げられる。本発明では、使
用する目的に応じてこれら無機塩類のうちの一種又は二
種以上を併用することが可能である。例えば、本発明の
カルシウムアルミネートと、アルカリ金属アルミン酸塩
やアルカリ金属炭酸塩とを併用すると、急結性が良好な
トンネル吹付材とすることが可能であり、本発明のカル
シウムアルミネートと、アルカリ金属アルミン酸塩と、
硝酸塩類とを併用すると、寒冷地での急結性状が良好な
トンネル吹付材とすることが可能である。また、本発明
のカルシウムアルミネートと、焼成ミョウバン石を併用
すると、アルカリ性の低い安全性の高いトンネル吹付材
が得られる。さらに、セッコウ類とそれ以外の無機塩類
とを併用することは、強度発現性が良好な面から、特
に、トンネル吹付材などの分野で好ましい。
【0017】無機塩類の粒度は特に限定されるものでは
ないが、ブレーン値で2,000〜9,000cm2/gが好ましい。
2,000cm2/g未満では急結性が悪くなる場合があり、9,00
0cm2/gを超えても急結性や強度発現性のさらなる効果が
期待できない。無機塩類の使用量は、カルシウムアルミ
ネートと無機塩類からなるセメント急結材の合計100重
量部中、10〜60重量部が好ましく、20〜40重量部がより
好ましい。無機塩類の使用量がこの範囲外では、急結性
状や強度発現性が悪くなる場合がある。
【0018】本発明のセメント急結材は、CaO原料、Al2
O3原料、及びR2O原料を熱処理してなるCaO−Al2O3−R2O
系カルシウムアルミネートであり、該カルシウムアルミ
ネート中のカリウム及び/又はリチウムが、カリウム及
び/又はリチウムの酸化物換算で1重量%以上であるカ
ルシウムアルミネートと、無機塩類を含有してなるもの
である。セメント急結材の粒度は、使用する目的・用途
に依存するため、特に限定されるものではないが、通
常、ブレーン値で3,000〜9,000cm2/gが好ましい。3,000
cm 2/g未満では急結性が悪くなる場合があり、9,000cm2/
gを超えて使用してもさらなる効果が期待できない。セ
メント急結材の使用量は、セメントとセメント急結材の
合計100重量部中、3〜15量部が好ましく、5〜10重量
部がより好ましい。3重量部未満では急結性が十分では
なく、15重量部を越えると長期耐久性が悪くなる場合が
ある。
【0019】本発明で使用するセメントとしては、普
通、早強、超早強、及び中庸熱等の各種ポルトランドセ
メント、これらポルトランドセメントにポゾラン物質を
混合した各種混合セメント等が挙げられる。
【0020】本発明のセメント急結材の製造に使用され
る混合装置としては、既存のいかなる撹拌装置も使用可
能であり、例えば、傾胴ミキサー、オムニミキサー、V
型ミキサー、ヘンシェルミキサー、及びナウターミキサ
ー等が使用可能である。混合は、それぞれの材料を施工
時に混合してもよいし、あらかじめ一部を、あるいは全
部を混合しておいても差し支えない。
【0021】本発明では、セメントやセメント急結材の
他に、凝結調整剤、減水剤、高性能減水剤、AE剤、A
E減水剤、高性能AE減水剤、増粘剤、砂や砂利などの
骨材、セメント膨張材、防錆剤、防凍剤、高分子エマル
ジョン、ベントナイトやモンモリロナイトなどの粘土鉱
物、ゼオライト、ハイドロタルサイト、及びハイドロカ
ルマイト等のイオン交換体、無機リン酸塩、並びに、ほ
う酸等のうちの一種又は二種以上を本発明の目的を実質
的に阻害しない範囲で併用できる。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
【0023】実施例1 CaO原料、Al2O3原料、及びR2O原料を混合し、電気炉を
用い、1,600℃で溶融した溶融物を高圧空気法で急冷し
て得たクリンカーを粉砕し、ブレーン値で5,000±200cm
2/gに調整して表1に示すような各種カルシウムアルミ
ネートを得た。このカルシウムアルミネート70重量部
と、無機塩類a30重量部とを配合してセメント急結材と
した。室温20℃で、セメントとセメント急結材からなる
結合材100重量部中、セメント急結材を7重量部配合し
て、結合材/砂比=1/2、水/結合材比=50%でモル
タル調製し、このモルタルの凝結時間をプロクター貫入
抵抗により測定した。結果を表1に併記する。なお、モ
ルタルは10秒間空練りした後水を加え、すばやく10秒間
混練した。
【0024】<使用材料> CaO原料 :和光純薬工業社製試薬1級、CaCO3 Al2O3原料 :和光純薬工業社製試薬1級、Al2O3 R2O原料 :和光純薬工業社製試薬1級、K2CO3 無機塩類a:試薬1級のアルミン酸ナトリウム20重量部
と試薬1級の炭酸カリウム80重量部との混合品 セメント :電気化学工業社製普通ポルトランドセメン
ト 砂 :新潟県姫川産川砂 水 :水道水
【0025】<測定方法> 凝結時間:ASTM C 403-65 T のプロクター貫入抵抗法に
準じて測定。 ガラス化率(X):カルシウムアルミネートを1,000℃で
3時間加熱し、その後、5℃/分の冷却速度で徐冷し、
粉末X線回折法により求めた結晶鉱物のメインピークの
面積S0とカルシウムアルミネート中の結晶のメインピー
クの面積Sから、X(%)=(1−S/S0)×100の式にし
たがって算出 なお、カルシウムアルミネートの組成比は化学分析によ
り求めた値から算出
【0026】
【表1】
【0027】実施例2 CaO/Al2O3のモル比が1.7で、K2O量が10重量%のカルシ
ウムアルミネートを使用し、カルシウムアルミネートと
無機塩類aの使用量を表2に示すように変化したこと以
外は実施例1と同様に行った。結果を表2に併記する。
【0028】
【表2】
【0029】実施例3 CaO/Al2O3のモル比が1.7で、K2O量が10重量%のカルシ
ウムアルミネートを使用し、セメント急結材の使用量を
表3に示すように変化したこと以外は実施例1と同様に
行った。結果を表3に併記する。
【0030】
【表3】
【0031】実施例4 工業用のCaO原料、Al2O3原料、及びR2O原料を用い、実
施例1と同様にCaO/Al 2O3モル比が1.7で、K2O量が10重
量%のカルシウムアルミネートを得た。工業用の原料を
用いて得たカルシウムアルミネートは、少量のTiO2、B2
O3、Fe 2O3、P2O5、及びNa2O等を含有する。ただし、Na2
Oは1重量%未満であった。室温20℃で、このカルシウ
ムアルミネート70重量部と、表4に示す各種無機塩類30
重量部を配合して得たセメント急結材のプロクター貫入
抵抗値を実施例1と同様に測定し、同時にpHを測定し
た。得られたセメント急結材を、セメントとセメント急
結材からなる結合材100重量部中、7重量部配合し、各
材料の単位量が、結合材360kg/m3、粗骨材756kg/m3、細
骨材1,130kg/m3、及び水162kg/m3の配合で、コンクリー
トを調製した。このコンクリートを吹付け、落下したコ
ンクリート量をリバウンド率(%)として測定した。結果
を表4に併記する。比較のために市販の急結材を用いて
同様に行った。結果を表4に併記する。
【0032】<使用材料> CaO原料 :電気化学工業社青海鉱山産石灰石 Al2O3原料 :市販ボーキサイト R2O原料 :市販カリ長石 無機塩類b:試薬1級のアルミン酸カリウム85重量部
と、試薬1級の硝酸ナトリウム15重量部の混合品 無機塩類c:試薬1級のカリウムミョウバンを600℃で
1時間熱処理した焼成ミョウバン 無機塩類d:試薬1級のアルミン酸ナトリウム30重量
部、試薬1級の炭酸カリウム60重量部、及び天然無水セ
ッコウ10重量部の混合品 無機塩類e:試薬1級の炭酸カリウム 市販急結材:小野田セメント社製商品名「小野田T-Roc
k」 セメント :電気化学工業社製普通ポルトランドセメン
ト 粗骨材 :新潟県姫川産川砂利、Gmax=10mm 細骨材 :新潟県姫川産川砂、5mm下 水 :水道水
【0033】<測定方法> pH :純水500ccにセメント急結材0.5gを加え、
1分間撹拌して溶解させた後測定
【0034】
【表4】
【0035】実施例5 無機塩類bを使用し、室温を5℃としたこと以外は実施
例4と同様に行った。結果を表5に示す。
【0036】
【表5】
【0037】
【発明の効果】本発明のセメント急結材を使用すること
により、急結性が良好である、湧水に強い、経済的であ
る、及び低温での急結性が良好である等の効果を奏す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 孝一 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社 青海工場内 (72)発明者 近藤 直孝 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社 青海工場内 (72)発明者 二階堂 泰之 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社 青海工場内 (72)発明者 田中 博文 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社 青海工場内 (72)発明者 相沢 一裕 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社 青海工場内 (56)参考文献 特開 平5−24893(JP,A) 特開 平2−258659(JP,A) 特開 平8−119698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 22/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CaO原料、Al2O3原料、及びR2O原料を熱
    処理してなるCaO-Al2O3-R2O系カルシウムアルミネート
    であり、該カルシウムアルミネート中のカリウム及び/
    又はリチウムが、カリウムやリチウムの酸化物換算で
    〜15重量%であるカルシウムアルミネートと、無機塩類
    とを含有してなる吹付材用のセメント急結材。
  2. 【請求項2】 セメントと、請求項1記載のセメント急
    結材を含有してなる吹付材
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