JP3376609B2 - 長尺物の製造方法 - Google Patents

長尺物の製造方法

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JP3376609B2 JP26024292A JP26024292A JP3376609B2 JP 3376609 B2 JP3376609 B2 JP 3376609B2 JP 26024292 A JP26024292 A JP 26024292A JP 26024292 A JP26024292 A JP 26024292A JP 3376609 B2 JP3376609 B2 JP 3376609B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のトランクや
ドア等とボディとの間を密封するためのウエザストリッ
プ等の長尺物の製造方法に係り、詳しくは、内部にイン
サートを備えてなる長尺物の製造方法に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の長尺物、例えばウエザス
トリップ41は図12に示すように、断面略U字状の本
体部42と、本体部42に形成された中空状のシール部
43とを備えている。前記本体部42の内部には、複数
の骨片44に分離された金属製のインサート45が埋設
されている。 【0003】このウエザストリップ41を製造するに際
しては、まず、帯状のインサート45に対し、ゴム又は
合成樹脂よりなる高分子材料を共押出成形法により被覆
し、略平板状の前駆体41aを形成する。上記の帯状の
インサート45は、例えばプレス機で所定間隔毎に穴を
打抜き形成した板状金属板により構成され、多数の骨片
44及びそれら骨片44を相互に連結してなる橋渡し部
46とからなっている。そして、押出成形された前駆体
41aを、複数のローラを用いて張力を加えた状態で複
数回屈曲させることにより橋渡し部46を分断し、イン
サート45を多数の骨片44に分離する。その後、その
前駆体41aを曲げ加工機によって断面略U字状に湾曲
させる。そして、図12に示すように、湾曲された前駆
体41aを定尺に合わせてカッタ47で所望の長さに切
断することにより、ウエザストリップ41が得られる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、長尺状の前駆体41aを所望の長さに切
断してウエザストリップ41を形成する際に、カッタ4
7が隣接しあう骨片44の間を通らずに、骨片44自体
に当たってしまうおそれがあった。この場合には、金属
製の骨片44にカッタ47が当たることから、同カッタ
47が損傷するおそれがあった。また、カッタ47によ
り骨片44が切断された場合には、切断面に骨片44の
一部が露出してしまうこととなる。そして、切断面に骨
片44が露出した場合には、ウエザストリップ41の取
付時において、露出した骨片44が飛び出たりして邪魔
になる等、種々の不具合を生じるおそれがあった。 【0005】一方、ウエザストリップ41の取付前に、
この露出した骨片44を取り除くことも考えられるが、
いちいち作業者の手により取り除かなければならない。
そのため、骨片44の取除き作業に手間がかかることと
となり、作業性が著しく損なわれていた。 【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は前駆体の切断に伴い、切
断手段が骨片に当たることを防止し、長尺物の端面に骨
片が露出することを確実に防止することの可能な長尺物
の製造方法を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、所望の長さを有し、多数の金属製の骨片
が互いに離れた状態で埋設された長尺物の製造方法であ
って、前記骨片が橋渡し部によって連結されている帯状
のインサートを押出機に供給し、前記インサートに高分
子材料を被覆させて前駆体を形成する押出成形工程と、
前記前駆体中のインサートの橋渡し部のみを分断するこ
とにより、前記インサートを多数の骨片に分離する分離
工程と、前記前駆体中において相互に隣りあう前記骨片
の橋渡し部間の隙間を、金属の有無を検出可能な金属検
出手段により検出し、その検出された隙間にて切断手段
により前記前駆体を切断して長尺物を得る切断工程とを
備え、前記切断工程では、前記切断手段と該切断手段と
ほぼ同位置に設けられた前記金属検出手段とを挟むよう
にして設けられた前後のクランパによって前記前駆体が
挟持され、さらに前記前後のクランパによって前記前駆
体の挟持部分間が引っ張られた状態で前記隙間が前記金
属検出手段によって検出されることを特徴とする長尺物
の製造方法をその要旨としている。 【0008】 【作用】上記の構成によれば、押出成形工程では、多数
の金属製の骨片が橋渡し部によって連結されている帯状
のインサートが押出機に供給され、そのインサートに高
分子材料が被覆されることにより前駆体が形成される。
また、分離工程では、前駆体中のインサートの橋渡し部
のみが分断され、インサートが多数の骨片に分離され
る。さらに、切断工程では、金属の有無を検出可能な金
属検出手段により、前駆体中において隣りあう骨片の橋
渡し部間の増大された隙間がより正確に検出される。そ
して、その検出された隙間にて切断手段により前駆体が
切断されて所望の長さを有する長尺物が得られる。 【0009】従って、切断時においては、前駆体はイン
サートの存在しない部分、すなわち、骨片の橋渡し部間
の隙間の部分で確実に切断されることとなる。 【0010】 【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
11に基づいて説明する。図7に示すように、長尺物と
してのウエザストリップ1は断面略U字状の本体部2
と、本体部2に形成された中空状のシール部3とを備え
ている。前記本体部2はEPDMソリッドゴムよりな
り、シール部3はEPDMスポンジゴムよりなってい
る。本体部2の内部には、複数の骨片4に分離された金
属製(例えばステンレス製)のインサート5が埋設され
ている。 【0011】図8に示すように、このインサート5は、
帯状の金属板がプレス機に供され、同プレス機にて所定
間隔を隔てて幅の広い穴6と幅の狭い穴7とが交互に打
ち抜き形成されたものである。換言すれば、このインサ
ート5は、幅の狭い穴7を有する骨片4と、隣接しあう
骨片4同士を相互に連結する橋渡し部8とが交互に連な
った構成となっている。但し、この橋渡し部8は、後述
する分離工程において、張力を加えた状態で屈曲させる
ことにより容易に分断されるよう充分に細く形成されて
いる。なお、図7に示すように、本体部2の内壁には、
複数の保持リップ9が形成されている。そして、ウエザ
ストリップ1が自動車のトランクやドア等のボディ開口
部周縁のフランジ部に装着された場合には、保持リップ
9にてそのフランジ部を挟持できるようになっている。
また、本体部2の先端にはシールリップ10が形成され
ており、ボディ開口部周縁のフランジ部に装着された場
合にボディ開口部周縁に密接するようになっている。 【0012】次に、上記のように構成されたウエザスト
リップ1を製造するための装置について説明する。図1
に示すように、本製造装置の後端(図の左端)にはドラ
ム11が配置され、ドラム11には上記の帯状のインサ
ート5が巻回されている。ドラム11の前方(図の右
方)には、押出機12が配設されており、その上方に
は、本体部2及びシール部3用の2種類のゴムを押出機
12に供給するための供給装置13が配設されている。
押出機12の前方には、同押出機12より押し出された
前駆体1a(切断されてウエザストリップ1となる前の
状態を示すもの)の引き取りを行うための1対の相対向
する引取ローラ14が配設されている。 【0013】上記引取ローラ14の前方には、ゴムを加
硫するための加硫槽15が配設されている。また、その
前方には、加硫された前駆体1a内部のインサート5を
屈曲疲労によって各々の骨片4に分離させるための複数
の屈曲ローラ16が配設されている。さらに、屈曲ロー
ラ16の前方には、前駆体1aを曲げ加工して上記断面
U字状の本体部2を形成するための曲げ加工機17が配
設されている。併せて、曲げ加工機17の前方には、曲
げ加工に供された前駆体1aを所望の長さに切断してウ
エザストリップ1を得るための切断装置18が配設され
ている。 【0014】ここで、この切断装置18について図9の
ブロック図を参照しつつ、図2に基づいてさらに詳しく
説明する。すなわち、切断装置18は、曲げ加工に供さ
れた前駆体1aを引き取る上下一対の引取コンベア21
を備えている。この引取コンベア21の前方(図2の右
方)には所定間隔を隔てて測長コンベア22が配設され
ている。この測長コンベア22の前部には、前駆体1a
の前端部の通過を検出する減速用光電スイッチ23が設
けられている。また、その減速用光電スイッチ23の幾
分前方には、同じく前駆体1aの前端部の通過を検知す
る停止用光電スイッチ24が設けられている。前記減速
用光電スイッチ23及び停止用光電スイッチ24は物体
の有無を非接触で検出する機器であり、放射した光が物
体の通過により反射されたときに「オン」信号を出力す
る。また、上記の測長コンベア22は図示しないモータ
を備えた測長コンベア駆動装置25(図9参照)により
駆動されるようになっている。 【0015】前記引取コンベア21と測長コンベア22
との間には、切断手段としてのカッタ26が設けられて
いる。そして、このカッタ26と前記停止用光電スイッ
チ24との間の距離が、所望とするウエザストリップ1
の長さとなるように予め設定されている。また、このカ
ッタ26のほぼ同位置には、前駆体1aの長さ方向に直
交するようにして延びる金属検出センサ27が設けられ
ている(図4参照)。この金属検出センサ27は公知の
渦電流式のセンサであって、センサ技研社製のセンサ本
体(商品名「HA80S」)と、センサ技研社製のアン
プ(商品名「LS500−2」)とから構成されてい
る。前記カッタ26及び金属検出センサ27は、カッタ
駆動装置28(図9参照)により相互一体的に前後方向
(図2の左右方向)に駆動されるとともに、前記カッタ
26はそのカッタ駆動装置28により単独で上下動され
るようになっている。また、このカッタ駆動装置28に
は、カッタ26が下動され、前駆体1aの切断が完了し
たことを検出する切断完了スイッチ29(図9参照)が
設けられている。 【0016】また、前記引取コンベア21と測長コンベ
ア22との間において、前記カッタ26の前後両位置に
は、それぞれ一対の前部クランパ30と後部クランパ3
1が設けられている。これら前部クランパ30と後部ク
ランパ31は、それぞれ公知のエアシリンダを備えた前
部クランパ駆動装置32と後部クランパ駆動装置33
(共に図9参照)とにより駆動され、上記前駆体1aを
左右方向に挟持可能となっている。また、特に前部クラ
ンパ30は前部クランパ駆動装置32により、前後方向
に駆動されるようにもなっている。さらに、前部クラン
パ30は測長コンベア22と平行に延びるシャフト30
aを対称に、下方にも延設されている。そして、上下に
延びる前部クランパ30は、そのシャフト30aを中心
としてクランパ反転装置34(図9参照)により反転可
能となっている。 【0017】さらに、前記測長コンベア22の下側に
は、搬出テーブル35が配設されている。この搬出テー
ブル35は、テーブル傾動装置36(図9参照)により
図5に示すように、片側方向(図の反時計方向)に傾動
可能となっている。また、搬出テーブル35の片側下部
には、最終的に得られたウエザストリップ1を収容可能
なトレイ37が設けられている。 【0018】次に、上記の構成よりなる切断装置18の
電気的構成について、図9のブロック図に従って説明す
る。一連の切断制御を行うためのコントローラ38の入
力側には、前述した減速用光電スイッチ23、停止用光
電スイッチ24、金属検出センサ27及び切断完了スイ
ッチ29が接続されている。また、コントローラ38の
出力側には、前述した測長コンベア駆動装置25、カッ
タ駆動装置28、前部クランパ駆動装置32、後部クラ
ンパ駆動装置33、クランパ反転装置34及びテーブル
傾動装置36が接続されている。そして、コントローラ
38は前記各スイッチ23,24,29及び金属検出セ
ンサ27の入力信号に基づいて前記各装置25,28,
32,33,34,36を好適に駆動制御するようにな
っている。 【0019】次に、上記の装置を用いてウエザストリッ
プ1を製造する方法について説明する。まず、図1に示
すように、ドラム11よりインサート5が取出されると
ともに、このインサート5が押出機12内に導入され
る。そして、押出成形工程において、インサート5の周
囲を覆うようにして、本体部2を形成するEPDMソリ
ッドゴムと、シール部3を形成するEPDMソリッドゴ
ムとが共押出成形により押出される。この押出しによ
り、略平板状の前駆体1aが得られる。 【0020】次に、引取ローラ14により、押出された
前駆体1aが引取られる。続いて、その前駆体1aは加
硫槽15に導かれ、加硫工程に供される。つまり、その
加硫槽15において本体部2及びシール部3を形成する
2種類のゴムの加硫が行われる。 【0021】そして、ゴムの加硫された前駆体1aは屈
曲ローラ16に導かれ分離工程に供される。すなわち、
前駆体1aは屈曲ローラ16において張力をかけられつ
つ複数回の屈曲に供されるのである。この繰り返しの屈
曲により、インサート5の中で最も強度の弱い橋渡し部
8が屈曲疲労を起こし、分断される。そして、この分断
に伴って、インサート5が多数の骨片4に分離される。 【0022】次に、前駆体1aは曲げ加工機17に導か
れる。この曲げ加工機17において、前駆体1aの本体
部2を形成するEPDMソリッドゴムの部分が断面U字
状に曲げ加工される。そして、曲げ加工が施された前駆
体1aは続く切断装置18に導かれる。 【0023】ここで、この切断装置18を用いて前駆体
1aを切断する際の作用を前記コントローラ38が行う
処理動作に基づいて図10,11のフローチャートに従
って説明する。 【0024】ただし、曲げ加工が施された前駆体1a
は、切断装置18の引取コンベア21にて引き取られ、
測長コンベア22により一定速度で前方へ搬送されてい
るものとする。また、当初、前記前部クランパ30及び
後部クランパ31は開かれているとともに、カッタ26
も上方に位置しているものとする。 【0025】まず、ステップ101においては、減速用
光電スイッチ23が「オン」されたか否かを判断する。
そして、減速用光電スイッチ23が未だ「オン」されて
いない場合には、前駆体1aの先端面が未だ測長コンベ
ア22上において減速用光電スイッチ23まで到達して
いないものとして、測長コンベア駆動装置25による測
長コンベア22の駆動を継続させ、前駆体1aを前方へ
搬送させる。また、減速用光電スイッチ23が「オン」
された場合には、前駆体1aの先端面が減速用光電スイ
ッチ23に到達したものとして、続くステップ102に
おいて、測長コンベア22の搬送速度を減速させるべ
く、測長コンベア駆動装置25をそれまでよりも減速駆
動させる。 【0026】続いて、ステップ103においては、停止
用光電スイッチ24が「オン」されたか否かを判断す
る。そして、停止用光電スイッチ24が未だ「オン」さ
れていない場合には、前駆体1aの先端面が未だ停止用
光電スイッチ24まで到達していないものとして、測長
コンベア駆動装置25の減速駆動を継続させ、さらに前
駆体1aを前方へ搬送させる。また、停止用光電スイッ
チ24が「オン」された場合には、前駆体1aの先端面
が停止用光電スイッチ24に到達したものとして、続く
ステップ104において、測長コンベア駆動装置25の
駆動を停止させ、測長コンベア22を停止させる。 【0027】次に、ステップ105においては、図3,
4に示すように、前部クランパ駆動装置32及び後部ク
ランパ駆動装置33を駆動させて、停止している前駆体
1aを前部クランパ30及び後部クランパ31によって
挟持させる。そして、ステップ106において、図2,
3に示すように、前駆体1aを挟持した状態で前部クラ
ンパ30を前方(図の右方)へ移動させる。すると、前
駆体1aが両クランプ30,31間において引張られる
こととなり、インサート5の骨片4間の隙間Cが増大す
る。 【0028】次に、ステップ107においては、カッタ
駆動装置28を駆動させ、金属検出センサ27を当初の
位置から後方へゆっくりと走査させる。そして、このセ
ンサ27の走査により、金属のない部分、すなわち骨片
4のない隙間Cの部分を検索させる。このとき、上記の
金属検出センサ27によれば、例えば図6に示すよう
に、金属が検出された箇所はその波形電流値が小さくな
る。一方、金属が検出されない、すなわち隙間Cの箇所
はその波形電流値が大きくなる。そして、コントローラ
38は、続くステップ108において、金属検出センサ
27による走査検出結果に基づき、その波形電流値の最
大ピーク点を発見したか否かを判断する。つまり、隙間
Cの発見があったか否かを判断する。そして、隙間Cが
未だ発見されない場合には、金属検出センサ27の走査
を継続させる。また、隙間Cが発見された場合には、ス
テップ109において、カッタ駆動装置28の駆動、す
なわち、金属検出センサ27の走査を一旦停止させる。 【0029】そして、ステップ110において、カッタ
26を下動させ、前駆体1aを切断する。このとき、そ
の切断箇所には骨片4が存在していないので、カッタ2
6は骨片4には当たらず、結果として前駆体1aのゴム
部分のみが切断されることになる。 【0030】次に、ステップ111においては、切断完
了スイッチ29からの検出信号に基づき、カッタ26に
よる切断が完了したか否かを判断する。そして、カッタ
26による切断が未だ完了していない場合には、切断が
完了するまでカッタ26の下動を継続させる。また、切
断が完了した場合には、この切断により所望の長さを有
するウエザストリップ1が得られたものとしてステップ
112へ移行する。 【0031】ステップ112においては、後部クランパ
31のみを前駆体1aから離す。次いで、ステップ11
3において、切断されたウエザストリップ1を挟持した
状態で、シャフト30aを中心として前部クランパ30
を反転させる。すると、それまで測長コンベア22上に
あったウエザストリップ1が測長コンベア22下方へ搬
送され、搬出テーブル35上に載置されることになる。 【0032】その後、ステップ114において、前部ク
ランパ30をウエザストリップ1から離す。そして、最
後にステップ115においては、テーブル傾動装置36
を駆動させることにより、図5に2点鎖線で示すよう
に、搬出テーブル35を傾動させる。すると、搬出テー
ブル35上に載置されていたウエザストリップ1は、搬
出テーブル35下部にあるトレイ37上に配置される。 【0033】このようにして、一連の切断動作が完了
し、所望の長さを有するウエザストリップ1がトレイ3
7上に得られるのである。なお、一連の切断動作が完了
した時点で前述した前部クランパ30、後部クランパ3
1及びカッタ26等は元の状態に戻される。 【0034】以上説明したように、この実施例における
ウエザストリップ1の製造方法によれば、金属の有無を
検出可能な渦電流式の金属検出センサ27を走査させる
ことにより、前駆体1a内において相互に隣接する骨片
4間の隙間Cを検出させるようにした。そして、金属検
出センサ27とともにカッタ26を移動させ、金属検出
センサ27が骨片4間の隙間Cを検出した地点で金属検
出センサ27及びカッタ26の駆動を一旦停止させ、そ
の後カッタ26を下動させて前駆体1aを所望の長さに
切断するようにした。このため、カッタ26は骨片4に
当たることはなく、確実に隙間Cを通って下動される。
従って、カッタ26が損傷されることを未然に防止する
ことができる。また、切断の直前に隙間Cを検出するよ
うにしているため、カッタ26が隙間Cを通過する信頼
度を確実に向上させることができる。 【0035】また、カッタ26を骨片4に当てることな
く前駆体1aを切断できることから、前駆体1aの切断
面、すなわち、ウエザストリップ1の端面に、骨片44
の一部が露出することを確実に防止することができる。
その結果、骨片44が露出することに起因して、ウエザ
ストリップ1の取付時における種々の不具合(例えば取
付の邪魔となる)の発生を未然に防止することができ
る。 【0036】さらに、本実施例では、前駆体1aを切断
するに際して、両クランパ30,31を用いて前駆体1
aを挟持し、長さ方向に引張るようにしている。そし
て、前駆体1aを引張ることにより、骨片4間の隙間C
を大きくするようにしている。このため、金属検出セン
サ27により、この隙間Cを検出させるに際しては、隙
間Cが小さいことに起因してのノイズの発生を最小限に
することができる。従って、金属検出センサ27におけ
る隙間Cの検出性能を向上させることができ、ひいては
ノイズの発生に起因しての金属検出センサ27による隙
間Cの誤検出を防止することができる。 【0037】併せて、本実施例では、停止用光電スイッ
チ24を用い、前駆体1aの前端面が停止用光電スイッ
チ24に到達したならば、測長コンベア22を停止させ
るようにしている。また、停止用光電スイッチ24とカ
ッタ26との距離をウエザストリップ1の所望の長さと
して設定している。このため、所望の長さを有するウエ
ザストリップ1を確実に得ることができる。また、この
実施例では、減速用光電スイッチ23を用いることによ
り、測長コンベア22を停止させる直前の駆動速度を遅
くしている。従って、停止用光電スイッチ24を用いて
の測長をさらに正確なものとすることができる。 【0038】加えて、この実施例では、前部クランパ3
0をシャフト30aを対称に、下方にも延びるように上
下一対に形成し、前駆体1aの切断後は、ウエザストリ
ップ1を反転させるようにして搬出テーブル35上に載
置させるようにしている。このため、ウエザストリップ
1を搬出テーブル35上に搬送する装置を別途設ける必
要がない。従って、その分だけ設備コストの低減を図る
ことができる。また、切断直後に前部クランパ30を反
転させるだけでウエザストリップ1を搬出テーブル35
上に載置することができるので、搬出作業の迅速化を図
ることができる。 【0039】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、長尺物としてウエザストリップ
1を採用して本発明を適用したが、シール部3の存在し
ないいわゆるトリムに本発明を適用してもよい。 【0040】(2)前記実施例における高分子素材がゴ
ムでない場合には、加硫工程を省略してもよい。また、
長尺物の断面形状によっては、前記実施例における曲げ
工程を省略することもできる。 【0041】(3)前記実施例では、金属検出センサ2
7として渦電流式のものを用いたが、金属の有無を検出
可能なものであればいかなるものでもよく、例えば、X
線により金属を探知する装置や、超音波により金属を検
出する装置を用いてもよい。 【0042】(4)前記実施例では、本体部2の素材と
してEPDMソリッドゴムを、またシール部3の素材と
してEPDMスポンジゴムを採用したが、これらの素材
は高分子材料であればいかなるものでもよく、例えば軟
質樹脂により形成してもよい。また、前記実施例ではス
テンレス製のインサート5を用いたが、このインサート
5は例えば鉄、アルミニウム等の他の金属により形成し
てもよい。 【0043】(5)前記実施例では、インサート5を、
幅の狭い穴7を有する骨片4と、隣接しあう骨片4同士
を相互に連結する橋渡し部8とが交互に連なった構成と
したが、骨片4は特に幅の狭い穴7のないものであって
もよい。また、前記実施例では、橋渡し部8を細くする
ことにより、屈曲により分断されやすくしたが、橋渡し
部8に溝や切り込みを形成する等して分断されやすくし
てもよい。 【0044】 【0045】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の長尺物の
製造方法によれば、切断に伴い、切断手段が骨片に当た
ることを防止することができ、長尺物の端面に骨片が露
出することを確実に防止することができるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を具体化した一実施例におけるウエザス
トリップを製造するための装置を示す概略正面図であ
る。 【図2】一実施例における切断装置を説明する概略正面
図である。 【図3】一実施例においてカッタにより前駆体を切断す
る際の作用を説明する部分正面図である。 【図4】一実施例においてカッタにより前駆体を切断す
る際の作用を説明する部分平面図である。 【図5】一実施例において搬出テーブル及びトレイを示
す断面図である。 【図6】一実施例において金属検出センサの走査方向に
対する波形電流値の大きさの関係を示すグラフである。 【図7】一実施例におけるウエザストリップを示す斜視
図である。 【図8】一実施例において押出成形前のインサートを示
す平面図である。 【図9】一実施例において切断装置の電気的構成を説明
するブロック図である。 【図10】一実施例においてコントローラにより実行さ
れる切断時の作用を説明するフローチャートである。 【図11】一実施例においてコントローラにより実行さ
れる切断時の作用を説明する図10に続くフローチャー
トである。 【図12】従来技術におけるウエザストリップ等を示す
斜視図である。 【符号の説明】 1a…前駆体、4…骨片、5…インサート、8…橋渡し
部、26…切断手段としてのカッタ、27…金属検出手
段としての金属検出センサ、C…隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 47/00 - 47/96 B29D 31/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 所望の長さを有し、多数の金属製の骨片
    (4)が互いに離れた状態で埋設された長尺物の製造方
    法であって、 前記骨片(4)が橋渡し部(8)によって連結されてい
    る帯状のインサート(5)を押出機(12)に供給し、
    前記インサート(5)に高分子材料を被覆させて前駆体
    (1a)を形成する押出成形工程と、 前記前駆体(1a)中のインサート(5)の橋渡し部
    (8)のみを分断することにより、前記インサート
    (5)を多数の骨片(4)に分離する分離工程と、 前記前駆体(1a)中において相互に隣りあう前記骨片
    (4)の橋渡し部(8)間の隙間(C)を、金属の有無
    を検出可能な金属検出手段(27)により検出し、その
    検出された隙間(C)にて切断手段(26)により前記
    前駆体(1a)を切断して長尺物を得る切断工程とを備
    、前記切断工程では、前記切断手段(26)と該切断
    手段(26)とほぼ同位置に設けられた前記金属検出手
    段(27)とを挟むようにして設けられた前後のクラン
    パ(32,33)によって前記前駆体(1a)が挟持さ
    れ、さらに前記前後のクランパ(32,33)によって
    前記前駆体(1a)の挟持部分間が引っ張られた状態で
    前記隙間(C)が前記金属検出手段(27)によって検
    出されることを特徴とする長尺物の製造方法。
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