JP3376466B2 - 自動車用ドアの閉扉装置 - Google Patents

自動車用ドアの閉扉装置

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JP3376466B2
JP3376466B2 JP1787796A JP1787796A JP3376466B2 JP 3376466 B2 JP3376466 B2 JP 3376466B2 JP 1787796 A JP1787796 A JP 1787796A JP 1787796 A JP1787796 A JP 1787796A JP 3376466 B2 JP3376466 B2 JP 3376466B2
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直樹 花木
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ドア本体の開放
時にストライカと完全に離脱するオープン位置と、半ド
ア時にストライカと僅かに係合するハーフラッチ位置
と、ドアの完全閉扉時にストライカと完全に係合するフ
ルラッチ位置とに回動可能にラッチ部材をドアロック本
体に支持し、動力によりクローズレバーがラッチ部材を
前記ハーフラッチ位置から前記フルラッチ位置に強制的
に回動するようにした自動車用ドアの閉扉装置に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のドアの閉扉装置として
は、特公平3−241184号公報に開示されたものが
あった。すなわち、図10(a)〜(d)に示すよう
に、ラッチ部材がハーフラッチ位置になると、モータが
始動して、クローズレバーが直接的にラッチ部材をハー
フラッチ位置からフルラッチ位置に押し込むようにした
ものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、制御系統などの不具合により、例えば、
図11(a)および(b)に示すように、ラッチ部材が
ハーフラッチ位置になる前に、モータが始動してクロー
ズレバーがラッチ部材の回動軌跡上に動いて、その移動
軌跡上で止まった場合に、ドアを閉めると、ラッチ部材
がフルラッチ位置に回動した際に、ラッチ部材がクロー
ズレバーを押し上げるようになって、クローズレバーが
変形したりするおそれがあり、クローズレバーが変形し
たりして、本装置の機能が失われてしまうと、部品交換
するなど大幅な修理が必要になるという問題点があっ
た。そこで、本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、クローズレバーが待機位置と作動
位置との中間位置で、ラッチ部材の回動軌跡上に停止し
ているとき、例えば、ドア本体の閉扉によりラッチ部材
がフルラッチ位置に回動した際に、保護レバーが変位す
るのみで、ラッチ部材側からの衝撃荷重がクローズレバ
ーにかからないようにしたので、クローズレバーが損傷
したりするのを防止することができ、簡単な処理で元の
状態に復帰することができる自動車用ドアの閉扉装置を
提供することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た発明に存する。1 ドア本体(10)の開放時にスト
ライカ(15)と完全に離脱するオープン位置と、半ド
ア時にストライカ(15)と僅かに係合するハーフラッ
チ位置と、ドアの完全閉扉時にストライカ(15)と完
全に係合するフルラッチ位置とに回動可能にラッチ部材
(22)をドアロック本体に支持し、動力によりクロー
ズレバー(37)がラッチ部材(22)を前記ハーフラ
ッチ位置から前記フルラッチ位置に強制的に回動するよ
うにした自動車用ドアの閉扉装置において、前記クロー
ズレバー(37)と前記ラッチ部材(22)との間に保
護レバー(80)を配し、前記クローズレバー(37)
が待機位置にあって、前記動力により前記クローズレバ
ー(37)が作動位置に移動した際に、前記ラッチ部材
(22)に前記動力を伝える動力伝達姿勢と、前記待機
位置と前記作動位置との間の中間位置にあるとき、前記
ラッチ部材(22)に前記ストライカ(15)側から回
動力がかかった際に、前記ラッチ部材に対して変位し
て、前記クローズレバー(37)に前記回動力をかけな
いようにする保護姿勢とに揺動可能に前記保護レバー
(80)を支持し、前記保護レバー(80)は、前記ラ
ッチ部材(22)の回動軸(22a)と同一軸に支持さ
れ、かつ、前記ラッチ部材(22)の前記クローズレバ
ー(37)の回動中心側の面に沿って配され、前記保護
姿勢から前記動力伝達姿勢へ変位する方向に付勢され、
前記クローズレバー(37)が前記ラッチ部材(22)
の回動軌跡上であって前記待機位置と前記作動位置との
間の中間位置にあるとき、前記ラッチ部材(22)に前
記フルラッチ位置への回動力がかかった際に、前記ラッ
チ部材(22)に対して前記保護レバー(80)が付勢
力に抗して変位し、前記クローズレバー(37)の移動
軌跡を含む平面に対してほぼ平行な方向に前記ラッチ部
材(22)の回動軸(22a)を延ばしたことを特徴と
する自動車用ドアの閉扉装置。 【0005】 【0006】次に、前記各項に記載された発明の作用を
説明する。クローズレバー(37)が待機位置にあると
き、動力により、クローズレバー(37)が作動位置に
移動すると、保護レバー(80)は、動力伝達姿勢を維
持し、クローズレバー(37)とラッチ部材(22)と
の一方の部材と例えば一体的に変位して、ラッチ部材
(22)に動力を伝える。それにより、ラッチ部材(2
2)は、ハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動す
る。 【0007】例えばクローズレバー(37)がラッチ部
材(22)の回動軌跡上であって前記待機位置と前記作
動位置との間の中間位置にあるとき、ドア本体(10)
が閉扉され、ラッチ部材(22)にストライカ(15)
側から回動力がかかった際に、保護レバー(80)は、
前記一方の部材に対して変位して、保護姿勢に揺動し、
クローズレバー(37)に前記回動力をかけないように
する。それにより、クローズレバー(37)に過大な衝
撃荷重がかからないで、クローズレバー(37)の損傷
を防止することができる。 【0008】前記保護レバー(80)は、前記クローズ
レバー(37)または前記ラッチ部材(22)の一方の
部材の回動軸(22a)と同一軸に支持されているの
で、保護レバー(80)用に特別に回転軸を設ける必要
がなく、部品点数が減って、コストを低減することがで
きる。保護レバー(80)をラッチ部材(22)側に設
け、前記保護レバー(80)は、前記ラッチ部材(2
2)の前記クローズレバー(37)の回動中心側の面に
沿って配されているので、保護レバー(80)とクロー
ズレバー(37)との係合代が、ラッチ部材(22)の
厚さ分確保することができるので、クローズレバー(3
7)から保護レバー(80)に確実に動力を伝達するこ
とができる。 【0009】同じく、例えば、ドア本体(10)が閉扉
され、ラッチ部材(22)にストライカ(15)側から
回動力がかかった際に、保護レバー(80)は、前記一
方の部材に対して変位して、保護姿勢に揺動し、クロー
ズレバー(37)に前記回動力をかけないようにする。
このとき、クローズレバー(37)には、保護レバー
(80)を動力伝達姿勢に戻そうとする付勢力がかかる
のみで、クローズレバー(37)に過大な衝撃荷重がか
からないで、クローズレバー(37)の損傷を防止する
ことができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の一形態について説明する。図1〜図9は本発明の実施
の一形態を示す。図2および図3に示すように、本形態
にかかるスライドドアは、自動車用のスライドドアであ
って、スライドローラ11およびガイドレール12等に
案内されることにより、開閉時の初期には、車体の側面
に対し斜後方に引出され、その後車体と平行にスライド
可能にドア本体10が取付けられて成る。図1から図4
に示すように、ドア本体10は、一体に連続する周面と
側面とを備えたインナパネル13とアウタパネル14と
から成り、ドア本体10の内部には、ドアロック20
と、ドアロック20を駆動するクロージャ30と、アウ
トサイドハンドルおよびインサイドルハンドの操作によ
りドアロック20を遠隔操作するリモートコントロール
部70とが配置されている。ドア開口の後側縁部には、
ドアロック20に対応してストライカ15が固設されて
いる。 【0011】図4、図5および図8に示すように、ドア
ロック20は、主に垂直面部から構成されている本体で
あるベースプレート21は、ロック取付面であるインナ
パネル13の内壁部に固着されている。インナパネル1
3の壁部およびベースプレート21には、ストライカ進
入溝が形成され、ベースプレート21には枢軸22aが
立設され、枢軸22aによりラッチ部材22が、ストラ
イカ15と完全に離脱するオープン位置と、半ドア時に
ストライカ15と僅かに係合するハーフラッチ位置と、
ドアの完全閉扉時にストライカ15と完全に係合するフ
ルラッチ位置とに回動可能に支持されている。ラッチ部
材22は、オープン位置に回動する方向へ付勢されてい
る。図1および図5〜図7に示すように、ラッチ部材2
2のベースプレート21側とは反対側の面に沿って保護
レバー80が配設され、保護レバー80が、枢軸22a
を同軸にして、図7(a)に示す動力伝達姿勢と、図7
(b)に示す保護姿勢とに回動可能に支持されている。
保護レバー80は、図9に示すように、別の枢軸22c
を中心にして回動可能に支持されていてもよい。保護レ
バー80は動力伝達姿勢に回動する方向へばね部材85
にて付勢されている。 【0012】保護レバー80の外周縁には被押動突起8
1が形成され、保護レバー80の回動中心と被押動突起
81との中間部には、ラッチ部材22側へ切り起して成
る押動部82が形成されている。ラッチ部材22には、
保護レバー80の押動部82に押されて前記動力を受け
るための被押動突起22bが形成されている。ラッチ部
材22を回動不能にフルラッチ位置に拘束するポール2
3が備えられている。ポール23は、ラッチ部材22を
拘束する方向に付勢されている。ポール23の支持軸2
4にはオープンレバー25が固着され、オープンレバー
25を揺動させてポール23を拘束解除動作させるリリ
ースレバー26が設けられている。リリースレバー26
は、リモートコントロール部70側から延ばされる連接
ロッド75側に連結されている。リリースレバー26の
揺動動作を検出して、ハンドル操作を検知する検知スイ
ッチであるハンドルスイッチ60が、リリースレバー2
6の揺動端近傍に設けられている。ベースプレート21
には、樹脂製のロックボディ52を挟むようにしてロッ
クカバー21aが固設されている。 【0013】図4〜図7に示すように、ドア本体10の
周面の前壁面には、ドア側給電コネクター16が取付け
られている。ドア開口の前側縁部である車体のセンター
ピラーには、車体側給電コネクター17が取付けられて
いる。フルラッチスイッチ27,ハーフラッチスイッチ
28,クロージャモータ33,ニュートラルスイッチ2
9およびハンドルスイッチ60は、ハーネスを介してコ
ントローラー側コネクターに結線されている。 【0014】クロージャー30の動力部は、クロージャ
モータ33、減速機構36および出力ピニオン36aか
らなり、出力ピニオン36aには、セクタギア36bが
噛合しており、セクタギア36bに形成した溝には出力
ピン35が嵌装されている。出力ピン35には、コント
ロールワイヤ40の基端部が連結され、コントロールワ
イヤ40がドアロック20側へ延ばされ、その先端部が
クローズレバー37に連結されている。クローズレバー
37はロックカバー21aの水平面部に揺動可能に枢着
され、揺動して、保護レバー80の被押動突起81およ
び押動部82を介して、ラッチ部材22の被押動突起2
2bを押し込み、ラッチ部材22をハーフラッチ位置か
らフルラッチ位置に強制的に回動するものである。 【0015】ロックカバー21aには、クロージャー3
0の作動時にコントロールワイヤ40を一平面上に移動
すべくコントロールワイヤ40を挿通可能に案内するガ
イド部材45が、クランプ46を介して固定されてい
る。車体側給電コネクター17,ドア側給電コネクター
16は、ラッチ部材22がストライカ15に係合する手
前で電源を供給する端子と、ハーフラッチ時に通電して
信号を出す端子によりそれぞれ構成されている。 【0016】次に作用を説明する。図7(a)に示すよ
うに、ドア本体10が閉じられ、車体側給電コネクター
17とドア側給電コネクター16とが通電するととも
に、ストライカ15がラッチ部材22をオープン位置か
らフラッチ位置に回動すると、それをハーフラッチスイ
ッチ28が検知してクロージャモータ33が作動し、出
力ピニオン36a〜セクタギア36b〜出力ピン35を
介して、コントロールワイヤ40が引かれて、クローズ
レバー37が待機位置から作動位置へ揺動する。クロー
ズレバー37が作動位置へ揺動していくと、クローズレ
バー37が保護レバー80の被押動突起81を押し込
み、保護レバー80の押動部82がラッチ部材22の被
押動突起22bを押し込む。すなわち、保護レバー80
は、動力伝達姿勢を維持して、ラッチ部材22と一体的
に回動するようになり、ラッチ部材22は、ハーフラッ
チ位置からフルラッチ位置に回動する。 【0017】ラッチ部材22がフルラッチ位置に回動す
ると、フルラッチスイッチ27がそれを検知して、クロ
ージャモータ33が停止する。前後して、ポール23が
ラッチ部材22を回動不能にフルラッチ位置に拘束す
る。制御系統などの故障により、クローズレバー37が
ラッチ部材22の回動軌跡上であって前記待機位置と前
記作動位置との間の中間位置にあるとき、例えば、ドア
本体10が閉扉され、ラッチ部材22にストライカ15
側から回動力がかかった際に、保護レバー80は、ラッ
チ部材22に対し揺動して、図7(b)に示すように、
保護姿勢に揺動し、クローズレバー37にストライカ1
5側からの回動力をかけないようにする。それにより、
クローズレバー37に過大な衝撃荷重がかからないで、
クローズレバー37の損傷を防止することができる。 【0018】図8に示すように、保護レバー80をラッ
チ部材22側に設け、前記保護レバー80は、前記ラッ
チ部材22の前記クローズレバー37の回動中心側の面
に沿って配されているので、保護レバー80とクローズ
レバー37との係合代が、ラッチ部材22の厚さ分確保
することができるので、クローズレバー37から保護レ
バー80に確実に動力を伝達することができる。図12
に示すように、クローズレバー37が直接的にラッチ部
材22をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に押し込
むものと比較して、図8に示すように、本形態において
は、クローズレバー37が、クローズレバー37側に配
された保護レバー80を介してラッチ部材22を押し込
むようにしているので、クローズレバー37の先端移動
軌跡とベースプレート21との隙間は、本形態の方が広
くなり、クローズレバー37の部品精度や取付精度のバ
ラツキによっても、クローズレバー37とベースプレー
ト21との干渉を防止することができる。 【0019】なお、前記実施例においては、保護レバー
80をラッチ部材22側に設けたもの示したが、クロー
ズレバー37側に設けてもよい。その際には、ラッチ部
材22側の衝撃荷重が保護レバー80にかかったとき、
保護レバー80はクローズレバー37に対して倒れ、ク
ローズレバー37には衝撃荷重がかからないように構成
すればよい。 【0020】 【発明の効果】本発明にかかる自動車用ドアの閉扉装置
によれば、クローズレバーが待機位置と作動位置との中
間位置で、ラッチ部材の回動軌跡上に停止していると
き、例えば、ドア本体の閉扉によりラッチ部材がフルラ
ッチ位置に回動した際に、保護レバーが変位するのみ
で、ラッチ部材側からの衝撃荷重がクローズレバーにか
からないようにしたので、クローズレバーが損傷したり
するのを防止することができ、簡単な処理で元の状態に
復帰することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の一形態を示す自動車用ドアの閉
扉装置の分解斜視図である。 【図2】本発明の実施の一形態を示すスライドドアの斜
視図である。 【図3】本発明の実施の一形態を示すスライドドアの斜
視図である。 【図4】本発明の実施の一形態を示す自動車用ドアの閉
扉装置の装着状態斜視図である。 【図5】本発明の実施の一形態を示す自動車用ドアの閉
扉装置の斜視図である。 【図6】本発明の実施の一形態を示す自動車用ドアの閉
扉装置の斜視図である。 【図7】本発明の実施の一形態を示す自動車用ドアの閉
扉装置の作用説明図である。 【図8】本発明の実施の一形態を示す自動車用ドアの閉
扉装置の装着状態平面図である。 【図9】本発明の実施の他形態を示す自動車用ドアの閉
扉装置の作用説明図である。 【図10】従来例を示す自動車用ドアの閉扉装置の作用
説明図である。 【図11】従来例を示す自動車用ドアの閉扉装置の作用
説明図である。 【図12】従来例を示す自動車用ドアの閉扉装置の装着
状態平面図である。 【符号の説明】 10…ドア本体 15…ストライカ 20…ドアロック 21…ベースプレート 30…クロージャー 31…ベース 32…固定部 40…コントロールワイヤ 45…ガイド部材 50…コントローラ 51…コントロールボディ 52…ロックボディ 60…ハンドルスイッチ(検知スイッチ) 70…リモートコントロール部 80…保護レバー 81…被押動突起 82…押動部 85…ばね部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ドア本体の開放時にストライカと完全に離
    脱するオープン位置と、半ドア時にストライカと僅かに
    係合するハーフラッチ位置と、ドアの完全閉扉時にスト
    ライカと完全に係合するフルラッチ位置とに回動可能に
    ラッチ部材をドアロック本体に支持し、動力によりクロ
    ーズレバーがラッチ部材を前記ハーフラッチ位置から前
    記フルラッチ位置に強制的に回動するようにした自動車
    用ドアの閉扉装置において、 前記クローズレバーと前記ラッチ部材との間に保護レバ
    ーを配し、 前記クローズレバーが待機位置にあって、前記動力によ
    り前記クローズレバーが作動位置に移動した際に、前記
    ラッチ部材に前記動力を伝える動力伝達姿勢と、前記待
    機位置と前記作動位置との間の中間位置にあるとき、前
    記ラッチ部材に前記ストライカ側から回動力がかかった
    際に、前記ラッチ部材に対して変位して、前記クローズ
    レバーに前記回動力をかけないようにする保護姿勢とに
    揺動可能に前記保護レバーを支持し、 前記保護レバーは、前記ラッチ部材の回動軸と同一軸に
    支持され、かつ、前記ラッチ部材の前記クローズレバー
    の回動中心側の面に沿って配され、前記保護姿勢から前
    記動力伝達姿勢へ変位する方向に付勢され、前記クロー
    ズレバーが前記ラッチ部材の回動軌跡上であって前記待
    機位置と前記作動位置との間の中間位置にあるとき、前
    記ラッチ部材に前記フルラッチ位置への回動力がかかっ
    た際に、前記ラッチ部材に対して前記保護レバーが付勢
    力に抗して変位し、 前記クローズレバーの移動軌跡を含む平面に対してほぼ
    平行な方向に前記ラッチ部材の回動軸を延ばしたことを
    特徴とする自動車用ドアの閉扉装置。
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