JP3375953B2 - 画面制御装置 - Google Patents

画面制御装置

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JP3375953B2 JP15800489A JP15800489A JP3375953B2 JP 3375953 B2 JP3375953 B2 JP 3375953B2 JP 15800489 A JP15800489 A JP 15800489A JP 15800489 A JP15800489 A JP 15800489A JP 3375953 B2 JP3375953 B2 JP 3375953B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 画面からのデータ入力の制御を行う画面制御装置に関
し、 画面上の各入力フィールドに対応づけてフィールド情
報(格納済フラグ、入力形式、初期値表示形式など)を
設け、これらを参照して見易くかつ入力し易い態様でデ
ータ入力および再入力を行うと共に、データが入力され
ているか否かの管理を容易に行うことを目的とし、 画面上の各フィールドに対応づけて、データ入力が行
われて内部に保持されているか否かを表す格納済フラグ
および入力形式などのフィールド情報を設け、画面上の
フィールドにデータ入力した時に上記格納済フラグをオ
ンに設定、および入力エラーなどに対応して格納済フラ
グがオンのフィールドの内容を表示すると共に該当フィ
ールドにカーソルを移動して再入力を促すように構成す
る。 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画面からのデータ入力の制御を行う画面制
御装置に関するものである。 〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕 従来、一連の業務を複数の画面を用いて行う場合、例
えば銀行業務において、顧客の店コードおよび暗証コー
ドをもとに顧客名を検索して正しい場合に更に残高照
会、口座引落などの処理を順次行う場合、COBOLプログ
ラムの内部で各画面のデータ項目定義を行うので翻訳時
に処理対象画面が決定されてしまい、これら処理毎に画
面を作成していたのでは、画面数が膨大となってしまう
と共にプログラム記述量が膨大となってしまう。これを
解決するために、1つの論理で複数画面の処理を行い、
処理対象画面数の拡張にも対応することができるいわゆ
る多画面処理の使用が考えられる。この多画面を使用し
て入力する場合に、オペレータがカーソルを順次移動し
てデータ入力を行ったり、更に入力データについてエラ
ー指摘されたフィールドにカーソルを移動して再入力し
たりなどする必要があり、操作し難いなどの問題があっ
た。 本発明は、画面上の各入力フィールドに対応づけてフ
ィールド情報(格納済フラグ、入力形式、初期値表示形
式など)を設け、これらを参照して見易くかつ入力し易
い態様でデータ入力および再入力を行うと共に、データ
が入力されているか否かの管理を容易に行うことを目的
としている。 〔課題を解決する手段〕 第1図を参照して課題を解決する手段を説明する。 第1図において、フィールド情報8は、画面上の各フ
ィールドに対応づけて、データ入力が行われて内部に保
持されているか否かを表す格納済フラグ8−1および入
力形式などの情報である。 メッセージ編集機能3は、画面上のフィールドにデー
タ入力した時に格納済フラグ8−1をオンに設定、およ
び入力エラーなどに対応して格納済フラグ8−1がオン
のフィールドの内容を表示すると共に該当フィールドに
カーソルを移動して再入力を促したりなどするものであ
る。 〔作用〕 本発明は、第1図に示すように、画面上の各フィール
ドに対応づけて、データ入力が行われて内部に保持され
ているか否かを表す格納済フラグ8−1および入力形式
などのフィールド情報を設け、画面上のフィールドにデ
ータ入力した時に格納済フラグ8−1をオンに設定、お
よび入力エラーなどに対応して格納済フラグ8−1がオ
ンのフィールドの内容を表示すると共に該当フィールド
にカーソルを移動して再入力を促すようにしている。 従って、画面上の各フィールドに対応づけてフィール
ド情報(格納済フラグ8−1、入力形式、初期値表示形
式など)8を設け、これらを参照して初期値を表示して
入力し易くしたり、エラー時の再入力時に前回のデータ
を表示して確認・再入力し易くしたりすると共に、格納
済フラグ8−1を参照してデータが入力されているか否
かの管理を容易に行うことが可能となる。 〔実施例〕 次に、第1図から第4図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を順次詳細に説明する。 第1図において、応用プログラム1は、各種業務、例
えば銀行業務などを行うプログラムである。 入出力バッファ2は、オペレータから画面上のフィー
ルドに入力されたデータ(例えばID=1のデータ)を格
納したり、入力を終了した際のキー情報(アテンション
通知)を格納したりなどするバッファである。 ディスプレイ4は、データを入力する画面などを表示
するものである。 ユーザツール5は、ユーザ情報6、および画面を表示
するための画面定義体7などから構成されている。ユー
ザ情報6として画面のフィールドに対応づけてフィール
ド情報8を格納する。このフィールド情報8は、フィー
ルド制御情報として本実施例に係わる格納済フラグ8−
1、データ項目制御情報としてデータ項目長、およびデ
ータタイプなどを格納するものである。 第2図は、本発明の表示データの画面出力形式例を示
す。例えばフィールドタイプ“数字”の場合、格納済フ
ラグ8−1がON(オン)とされているとき、図示のよう
に初期値出力(初期値表示)は、 として、見易く表示すうように定義している。また、入
力は、 というようにして、左詰めでフィールドに入力し易くす
るように定義している。 一方、格納済フラグ8−1がOFF(オフ)とされてい
るとき、図示のように初期値出力は、 として、何も表示しないようにしている。また、入力
は、初期表示文字を設定することにより、 ****** というようにして、左詰めでフィールドに入力し易くす
るように定義している。 次に、第3図を用いて本発明の具体例を詳細に説明す
る。 第3図において、は、画面定義体のロード、画面定
義体のアドレス通知、およびフィールド情報の初期設定
を行う。これは、図示外のシステムにより第1図応用プ
ログラム1が起動され、画面定義体7のロード、画面の
定義体のアドレス通知、およびフィールド情報8の初期
設定を行うことを表す。 は、ID=1、2の出力を行う。これは、ID=1、2
のフィールドの格納済フラグ8−1を参照し、ON(オ
ン)の時に前回に格納されたデータを該当フィールドに
表示することを表す。ここで、ID=1、2がON、ID=
3、4がOFFであるため、図示のようにID1のフィールド
である月の位置に“3"、ID2のフィールドである日の位
置に“20"を初期値として図示のように表示する。格納
済フラグ8−1をONに設定することにより、繰り返し同
じデータを入力する場合、前回のデータを初期値として
表示し、再入力する手間を省くことができる。 は、ID=3の入力を行う。例えば図示のように店NO
の先頭に位置するカーソルから初めて、“1234"をキー
ボードから順にキー入力する。このキー入力に対応し
て、ID3の格納済フラグ8−1をONに設定する。 は、ID=4の入力を行う。と同様に、コードの先
頭に位置するカーソルから初めて、“567"をキーボード
から順にキー入力する。このキー入力に対応して、ID4
の格納済フラグ8−1をONに設定する。 以上の入力により、画面上にはに示すように入力さ
れて表示される。 そして、店名とコードとをキーにして、HOST(ホス
ト)でマスタファイル12−1を検索する。ここでは、デ
ータなしとする。 は、ID=3、4の格納済フラグ8−1がONなのでデ
ータ表示を行う。これは、HOSTに問合せてマスタファイ
ル12−1に登録されていなかった旨の通知に対応して、
格納済フラグ8−1を参照し、ONであったので前回に入
出力バッフファ2に格納したデータを取り出し、画面上
に図示店NO“1234"、およびコード“0567"などをに示
すように表示する。 は、ID=3、4の格納済フラグ8−1をOFFにし、
再度ID=3の入力を行う。 は、と同様に、ID=4の再入力を行う。 は、店NOとコードとをキーにして、HOSTでマスタフ
ァイル12−1を検索する。見つけた氏名“富士太郎”を
通知し、に示すように氏名のフィールドに“富士太
郎”と表示する。そして、プリンタに出力(印刷)す
る。 は、ID=3、4、5の格納済フラグ8−1をOFFに
して、次の処理を行う。 以上のように、格納済フラグ8−1を参照して、ONの
時に前回に格納したデータを画面上の該当フィールドに
表示し、一方、OFFのときに予め定義した初期表示文字
*などを画面上の該当フィールドに表示し、これらフィ
ールドにデータ入力することにより、格納済フラグ8−
1によって入出力バッファ2にデータが入力されている
か否かを容易に管理可能となり、更に、格納済フラグ8
−1がONのときに前回のデータを再表示して確認して再
入力を促したり、あるいはOFFのときに初期文字表示を
行ってデータ入力を促したりし、容易にデータ入力を行
うことが可能となる。 第4図は、本発明に係わる多画面処理の説明図を示
す。 第4図において、端末11は各種業務処理を行うもので
あって、画面入出力、ユーザ情報のロード及び参
照、電文送受信などを行うものである。 ホスト12は、端末11からの取い合わせに対応して、マ
スタファイル12−1を検索して該当するデータを見つけ
出し、端末11に通知したりなどするものである。処理
A、処理B、処理Cなどは、それぞれ端末11からの依頼
に対応して各種処理、例えば銀行業務のうちの店NOおよ
び暗証コードをキーとして該当する氏名を検索したり、
残高照会したりなどする処理である。この際、各処理に
対応して端末11で画面上のフィールドから第3図具体例
に示すような一連のデータ入力を行い、更に他の処理に
対応して端末11で他の画面上のフィールドからデータ入
力を行い、いわゆる多画面を用いて一連の関連する業務
処理を行うようにしている。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、画面上の各フ
ィールドに対応づけてフィールド情報(格納済フラグ8
−1、入力形式、初期値表示形式など)8を設け、これ
らを参照して初期値を表示して入力し易くしたり、エラ
ーなどに対応して再入力する時に前回のデータを表示し
て確認・再入力し易くしたりすると共に、格納済フラグ
8−1のオン/オフによって入出力バッファのデータが
有意か否かのデータ管理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のシステム構成図、第2図は本発明の表
示データの画面出力形式例、第3図は本発明の具体例説
明図、第4図は本発明に係わる多画面処理の説明図を示
す。 図中、1は応用プログラム、2は入出力バッファ、3は
メッセージ編集機能、4はディスプレイ、8はフィール
ド情報、8−1は格納済フラグ、11は端末、12はホス
ト、12−1はマスタファイルを表す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−103028(JP,A) 特開 平1−94471(JP,A) 特開 昭63−62017(JP,A) 特開 昭57−99684(JP,A) 特開 昭61−98428(JP,A) 特開 昭61−84722(JP,A) 特開 昭62−229319(JP,A) 特開 昭62−151910(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 - 3/027 G06F 19/00 G06F 17/30 G06F 17/60

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】画面からのデータ入力の制御を行う画面制
    御装置において、 画面を構成する複数フィールドのフィールド毎に、デー
    タ入力されたことを示す格納済フラグ、入力されたデー
    タ、データの表示形式、初期値表示形式を管理するフィ
    ールド情報ファイルを、画面制御を行うメッセージ編集
    部とは別に備え、 画面からのデータ入力が指示されると、前記フィールド
    情報を参照し、データが入力されたフィールド情報の格
    納済フラグを設定すると共に入力されたデータをフィー
    ルド情報に設定し、画面へのデータ表示が指示される
    と、前記フィールド情報を参照し、格納済フラグが設定
    されている場合には、入力データをデータの表示形式に
    従ってデータを表示し、格納済フラグが設定されていな
    い場合には、初期値表示形式に従って初期値を表示する
    メッセージ編集部と から構成されることを特徴とする画面制御装置。
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