JP3375916B2 - 健康食品およびその製造方法 - Google Patents

健康食品およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四万十層中の泥岩
質部分などの天然鉱物とあしたばなどの植物を主成分す
る健康食品とその製造方法に関し、人の健康の維持およ
び増進を図る際に不足する栄養成分を簡便かつバランス
良く補給することのでき、人の健康管理はもとより、健
康増進を極めて手軽に成し遂げることができる健康食
品、および、このように不足栄養成分が強化、増強され
た健康食品を安全かつ経済的に製造することができる健
康食品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】調理が煩わしい、調理に時間を掛けられ
ない等の理由から、食事の代わりに健康関連食品が利用
され、また不足する栄養素、ミネラル、ビタミン等を栄
養成分補給用健康食品で補充することがしばしば行われ
ている。鉱物は漢方薬の原材料としてしばしば使用され
ているが、天然の鉱物が、健康食品や栄養補助食品の原
材料として使用されることはさほど多くない。わずか
に、医薬品としては、天然珪酸アルミニウムが「アドソ
ルビンR 」(日本薬局方 天然ケイ酸アルミニウム)
(三共株式会社製)という名のもとに、整腸剤、正確に
は消化管用吸着剤に使用されているにすぎない。また、
栄養補助食品またはその栄養成分補給用食品素材として
は、天然の石灰層から採取・精製加工した「ドロマイ
ト」(協和発酵工業株式会社製)がカルシウムやマグネ
シウムの補給剤として使用されているのを挙げることが
できるにすぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天然鉱物は、主に金属
元素や無機元素の酸化物や水酸化物等から構成されてい
るが、健康食品の原材料となる各種ミネラルが含有され
ている。したがって数ある鉱物の中から有用なものを選
択し、これの健康食品の原材料としての利用を図ること
が望まれる。しかしながら、上述した天然鉱物を医薬品
や栄養補助食品またはそのための素材として用いるもの
では、限られた成分のみを含有するものであるので、不
足する栄養素やミネラルやビタミンなどの総合的に補給
することができず、不足成分に合わせて多数の栄養補助
食品が必要になるという問題があった。
【0004】本発明の課題は、上記従来技術の問題点を
解消し、健康維持に欠かせないミネラル、ビタミンおよ
び葉緑素並びに食物繊維などの不足栄養成分を自然に吸
収させることができ、特定の粘土鉱物と特定の植物を原
材料にするバランスのとれた新規な健康食品、および特
定の粘土鉱物および特定の植物に適正な処理を施した
後、これを原材料として活用し、新規な健康食品を安全
かつ経済的に、安定して製造することができる健康食品
の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の第1の態様は、採取し、選別された四万十
層中の泥岩質部分を10〜100℃の温度での粉砕処理
により得られた粒径0.6〜100μmの四万十層中の
泥岩質部分の粉末と粒径2〜100μmの乾燥されたあ
したば粉末とを重量比5/95〜95/5で含有するこ
とを特徴とする健康食品を提供するものである。ここ
で、前記泥岩質部分の粉末は、粒径0.6〜10μm、
平均粒径3〜6μmの粉末であるのが好ましい。
【0006】また、本発明の第2の態様は、採取し、選
別された四万十層中の泥岩質部分を10〜100℃の温
度での粉砕処理により得られた粒径0.6〜100μm
の四万十層中の泥岩質部分の粉末の溶出液に、粒径2〜
100μmの乾燥されたあしたば粉末を、前記溶出液を
得るための前記泥岩質部分の粉末と前記あしたば粉末と
の重量比に換算して5/95〜95/5となるように混
合してなることを特徴とする健康食品を提供するもので
ある。
【0007】また、上記各態様の健康食品において、前
記泥岩質部分の粉末は、緑泥石、方解石および麦飯石の
少なくとも一方の粉末を含むのが好ましい。また、上記
各態様の健康食品において、さらに、賦形剤を、前記泥
岩質部分の粉末と前記あしたば粉末との混合物100重
量部、または前記あしたば粉末を混合する前記溶出液を
得るための前記泥岩質部分の粉末と前記あしたば粉末と
の混合物に換算した100重量部に対して、10〜10
0重量部含有し、賦形されてなるのが好ましい。また、
前記賦形剤は、ショ糖脂肪酸エステル、結晶セルロー
ス、乳糖、還元麦芽糖、α化澱粉およびステビアよりな
る群から選択される少なくとも1種を含むものであるの
が好ましい。
【0008】また、本発明の第3の態様は、選別された
四万十層中の泥岩質部分を10〜100℃の温度で粗粉
砕後、10〜100℃の温度で微粉砕して、粒径0.6
〜100μmの泥岩質部分の粉末を得るとともに、採
取、選別後、10〜100℃の温度で乾燥されたあした
ばを10〜100℃の温度で微粉砕して、粒径2〜10
0μmのあしたば粉末を得、前記泥岩質部分の粉末と前
記あしたば粉末とを重量比5/95〜95/5となるよ
うに混合した後に、賦形することを特徴とする健康食品
の製造方法を提供するものである。ここで、前記泥岩質
部分は、粒径0.6〜10μm、平均粒径3〜6μmの
前記泥岩質部分の粉末に微粉砕されるのが好ましい。
【0009】また、本発明の第4の態様は、選別された
四万十層中の泥岩質部分を10〜100℃の温度で粗粉
砕後、10〜100℃の温度で微粉砕して、粒径0.6
〜100μmの泥岩質部分の粉末を得、得られた泥岩質
部分の粉末を蒸留水に混合して溶出液を得るとともに、
採取、選別後、10〜100℃の温度で乾燥されたあし
たばを10〜100℃の温度で微粉砕して、粒径2〜1
00μmのあしたば粉末を得、前記溶出液に前記あした
ば粉末を、前記溶出液を得るための前記泥岩質部分の粉
末と前記あしたば粉末との重量比に換算して5/95〜
95/5となるように混合した後に、賦形することを特
徴とする健康食品の製造方法を提供するものである。
【0010】また、上記各態様の健康食品の製造方法に
おいて、前記泥岩質部分は、緑泥石、方解石および麦飯
石の少なくとも一方を含むのが好ましい。また、前記賦
形は、前記泥岩質部分の粉末と前記あしたば粉末との混
合物100重量部、または前記あしたば粉末を混合する
前記溶出液を得るための前記泥岩質部分の粉末と前記あ
したば粉末との混合物に換算した100重量部に対し
て、賦形剤を10〜100重量部混合し、打錠して錠剤
化することであるのが好ましい。また、前記賦形剤は、
ショ糖脂肪酸エステル、結晶セルロース、乳糖、還元麦
芽糖、α化澱粉およびステビアよりなる群から選択され
る少なくとも1種を含むものであるのが好ましい。
【0011】また、上記各態様の健康食品の製造方法に
おいて、さらに、前記泥岩質部分の粉末、前記泥岩質部
分の粉末と前記あしたば粉末との混合物、前記溶出液お
よび前記溶出液と前記あしたば粉末との混合物の少なく
ともいずれか1つに、もしくは前記泥岩質部分の微粉砕
時、前記泥岩質部分の粉末と前記蒸留水との混合時、賦
形前または賦形後の少なくともいずれか一方に、100
〜3000ガウスの電磁照射を行うのが好ましい。
【0012】また、上記各態様の健康食品の製造方法に
おいて、さらに、前記泥岩質部分の粉末、前記泥岩質部
分の粉末と前記あしたば粉末との混合物、前記溶出液お
よび前記溶出液と前記あしたば粉末との混合物の少なく
ともいずれか1つに、もしくは前記泥岩質部分の微粉砕
時、前記泥岩質部分の粉末と前記蒸留水との混合時、賦
形前または賦形後の少なくともいずれか一方に、100
0〜8000ヘルツの波動処理するのが好ましい。ま
た、上記各態様の健康食品の製造方法において、さら
に、賦形前または賦形後の少なくともいずれか一方に、
紫外線照射するのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の態様】本発明に係る健康食品およびその
製造方法を以下に詳細に説明する。
【0014】本発明の健康食品は、四万十層中の泥岩質
部分、好ましくは緑泥石、方解石および麦飯石の少なく
とも一方、またはこの泥岩質部分の溶出液と、あしたば
(明日葉)とを主成分とする新規な健康食品で、主成分
として粒径0.6〜100μm、好ましくは粒径0.6
〜10μm、平均粒径3〜6μmの泥岩質部分の粉末と
粒径2〜100μmの乾燥あしたば粉末とを重量比5/
95〜95/5で含有するもの(第1の態様)、または
この泥岩質部分の粉末の溶出液に乾燥あしたば粉末を、
各々の粉末の重量比に換算して、すなわちこの溶出液を
得るための泥岩質部分の粉末と乾燥あしたば粉末との重
量比に換算して、5/95〜95/5となるように混合
したもの(第2の態様)を主成分とするものである。
【0015】本発明の健康食品においては、さらに、泥
岩質部分の粉末と乾燥あしたば粉末との混合物100重
量部、または乾燥あしたば粉末を混合する溶出液を得る
ための泥岩質部分の粉末と乾燥あしたば粉末との混合物
に換算した100重量部に対して、賦形剤を10〜10
0重量部含有し、錠剤や顆粒状に賦形されているのが好
ましい。
【0016】本発明の健康食品において、四万十層中の
泥岩質部分、特に緑泥石、方解石および麦飯石の少なく
とも一方の粉末は、特有の構造を有するため、含有する
ミネラルの種類、量が豊富であるが、鉱物であるため、
たんぱく質、植物繊維、ビタミン、葉緑素、カロチン等
の栄養素に欠ける。これら不足する栄養素の補給物とし
て、数多い植物のうち、あしたばがそれらを多く含有
し、かつ泥岩質部分にやや不足気味のチタン、ゲルマニ
ウム等のミネラルを含有しているので、泥岩質部分との
組み合わせ効果が大きい。
【0017】この様な特徴を持つ本発明の健康食品は、
以下に示す本発明の健康食品の製造方法によって安全か
つ経済的に、安定して製造することができる。本発明の
健康食品の製造方法は、採取し、選別された四万十層中
の泥岩質部分を10〜100℃の温度で粗粉砕後、10
〜100℃の温度で微粉砕して、粒径0.6〜100μ
mの泥岩質部分の粉末を得るとともに、採取、選別後、
10〜100℃の温度で乾燥されたあしたばを10〜1
00℃の温度で微粉砕して、粒径2〜100μmのあし
たば粉末を得、得られた泥岩質部分の粉末と得られたあ
したば粉末とを重量比5/95〜95/5となるように
直接混合した(第3の態様)後に、あるいは得られた泥
岩質部分の粉末を蒸留水に混合して溶出液を得、得られ
た溶出液に得られたあしたば粉末を、各々の粉末の重量
比に換算して5/95〜95/5となるように混合した
(第4の態様)後に、賦形剤を添加して、錠剤や顆粒状
に賦形するものである。
【0018】まず、本発明の第1の態様の健康食品およ
びこれを製造するための本発明の第3の態様の健康食品
の製造方法について図1を参照して説明する。本発明に
使用される四万十層中の泥岩質部分、特に緑泥石、方解
石および麦飯石の少なくとも一方は、白亜紀の堆積岩で
ある四万十層の地表に露出していない、地表から10c
m〜10m程の、好ましくは地表から1m程の外気、
熱、圧力の加わっていない層から採取された泥岩質部分
である。泥岩質部分は粘土鉱物の1種で、層状構造をし
ており、各種イオンの取り込みが可能で、吸着力が大き
い。そのためミネラルを多量に含有しているが、その中
でも四万十層産の泥岩質部分で地中から採取されたも
の、特に緑泥石、方解石および麦飯石の少なくとも一方
は、層状構造を確実に維持しており、含有するミネラル
の種類、量ともに豊富である。
【0019】本発明には、四万十層中から採取された原
石から、泥岩質部分、特に緑泥石、方解石および麦飯石
の少なくとも一方を選別して砕石し、乾燥し、発熱しな
い温度で粉砕して得られた粒径0.6〜100μm、好
ましくは0.6〜50μm、平均粒径2.5〜6μm、
より好ましくは0.6〜10μm、平均粒径4〜5μm
程度のものが使用される。
【0020】図1に示すように、採取し、選別された泥
岩質部分の乾燥は、天日でも、乾燥機を用いても良い
が、有効成分が変質するのを防止する必要から100℃
を越えないことが重要で、乾燥温度は10〜100℃、
好ましくは20〜60℃で乾燥し、含水率を2重量%以
下にすることが好ましく、より好ましくは1%以下とす
るのがよい。ここで用いられる泥岩質部分の乾燥機は、
特に制限的ではなく、上述の温度条件を満たし、かつ含
水率を達成できるものであれば、どのようなものでもよ
い。
【0021】次に、原石から砕石され、乾燥された泥岩
質部分の粉砕は、上述した粒径まで粉砕できればどのよ
うな方法で粉砕してもよいが、使用できる粉砕機の性能
や粉砕コストを考慮し、まず粗粉砕機によって粗粉砕
し、次に粗粉砕された粗粉末を微粉砕機によって微粉砕
するのが一般的である。なお、粗粉砕機および微粉砕機
においては達成可能な粉末の粒径や粒度分布が決められ
ているので、粗粉砕および微粉砕の各工程においても、
性能の異なる複数の粗粉砕機や微粉砕機を用いて、複数
段階の粗粉砕や微粉砕を行ってもよい。ここで用いられ
る粗粉砕機および微粉砕機などの粉砕機は、特に制限的
ではなく、従来公知の粉砕機であれば、どのようなもの
でもよい。但し、粗粉砕においても、微粉砕において
も、粉砕時に発熱すると、泥岩質部分に含まれる有効成
分が変質する可能性があるので、粉砕時の温度は10〜
100℃に制御する必要があり、好ましくは20〜60
℃に制御するのがよい。このため、最も粉砕温度が高く
なりやすい最終段の微粉砕機には、圧搾空気を送風して
粉砕する、ジェットミルが好適である。
【0022】泥岩質部分の粉末の主成分は、酸化珪素
(例えば、約62%)、酸化アルミニウム(例えば約2
1%)であるが、酸化鉄、酸化カリウム、酸化ナトリウ
ム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム等が1重量%以
上含有され、酸化チタン、酸化マンガンが0.1重量%
以上含有されている。この他に各種ミネラル、硫黄、燐
等が少量づつ多種類含有されている。泥岩質部分の粉末
の使用に際しては、砒素などの毒性を持つ物質や鉛やク
ロムなどの人体に有害な重金属は、O−157などの大
腸菌や一般生菌類は許容限度以下であり、ビスフェノー
ルAなどの環境ホルモンなどの有機物が含まれていない
ことを確認することは、もちろんである。
【0023】本発明に使用されるあしたばは、原産地が
伊豆諸島、特に八丈島のセリ科の多年草で、太平洋側の
海岸に自生する大型草木である。その若葉は昔から食用
に供されている。
【0024】本発明には、採取されたあしたばを、主と
して葉を良質のものだけ選別し、有効成分が損なわれな
いように、特に注意して乾燥し、粉砕して使用される。
乾燥は、一般に通気乾燥装置が好適に使用されるが、本
発明はこれに限定されるものではなく、どのような乾燥
機を用いてもよい。また、採取、選別されたあしたばの
乾燥は、乾燥機によらず、天日による乾燥でもよいし、
冷凍乾燥によっても良い。しかし、加熱乾燥または天日
乾燥の場合の乾燥温度は、10〜100℃に制御する必
要があり、好ましくは20〜70℃とするのがよい。
【0025】次に、乾燥あしたばは、粉砕により直径2
〜100μm、好ましくは3〜50μm、特に好ましく
は4〜30μm、平均粒径4〜5μm程度の微粉末にす
る。この乾燥あしたばの粉砕においても、1段階で必要
な粒径まで微粉砕してもよいが、本発明はこれに限定さ
れず、まず、粗粉砕して、次に微粉砕する2段階であっ
てもよいし、さらに粗粉砕や微粉砕工程を複数段階で行
ってもよいが、粉砕時に発熱すると、あしたばの有効成
分が変質する可能性があるので、10〜100℃に制御
する必要があり、好ましくは20〜80℃に制御するの
がよい。また、使用される粉砕機(粗粉砕機や微粉砕機
も含む)も、特に制限的ではなく、従来公知の粗粉砕機
や微粉砕機などの粉砕機であれば、どのようなものを用
いてもよいが、1段階で粉砕する場合も含め、最終段の
微粉砕機は、温度制御を考慮しても、圧搾空気を送風し
て粉砕する、ジェットミルが好適である。
【0026】あしたば粉末の主成分は、たんぱく質(例
えば、約37%)、食物繊維(ダイエタリーファイバ
ー)(例えば、約28%)であるが、鉄、カリウム、カ
ルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどの無機物や、
カロチン、ビタミンC、ビタミンEなどを相当量含有し
ており、ビタミンA、ビタミンB1 、B2 、B6
12、葉緑素、カルコン等の栄養素やその他の有効成分
も豊富に含有されている。
【0027】本発明の健康食品には、泥岩質部分の粉
末、あしたば粉末の他に、朝鮮人参、山人参、スピルニ
ナ、すっぽん等の薬用動植物の粉末を配合することがで
きる。また、管石、雲母、滑石、寒水石、硝石、石膏、
胆ぱん、もう石、陽起石等の漢方薬に使用されている鉱
物の粉末を適宜量配合することができる。もちろん例示
した以外の栄養素を配合することは何ら差し支えない。
【0028】本発明の泥岩質部分の粉末とあしたば粉末
の混合には、水平円筒型混合機、V型混合機等が使用さ
れるが、これらに限定されない。混合の際に、有効成分
が変質する可能性があるので、温度を10〜100℃、
好ましくは20〜80℃に制御する必要がある。本発明
の健康食品を構成する泥岩質部分とあしたばの配合比は
任意に選定できるが、例えば泥岩質部分とあしたばと
を、粉末の重量比として、5/95〜95/5、すなわ
ち5〜35重量%と95〜65重量%、35〜65重量
%と65〜35重量%、65〜95重量%と35〜5重
量%の割合で配合することができるが、好ましくは、泥
岩質部分の配合量よりあしたばの配合量を少なめにする
のが好ましく、51〜95重量%と49〜5重量%の割
合、さらに好ましくは、60〜80重量%と40〜20
重量%の割合で配合するのがよい。なお、泥岩質部分の
粉末とあしたば粉末は、混合後、混合物の状態で検査
後、殺菌、消毒するのが好ましい。ここで、検査、殺菌
および消毒は、常法に従って、例えば後述する紫外線照
射殺菌処理などを行えばよいが、この場合にも、有効成
分を変質させない温度で行う必要がある。
【0029】図1に示すように、こうして混合され泥岩
質部分の粉末とあしたば粉末との混合物は、賦形剤およ
び蒸留水が添加され、混練された後、賦形化される。本
発明の健康食品の賦形化は、ブリケッテイングロール、
打錠機等を用いて圧縮成形により錠剤化や顆粒状化など
が実施されるが、本発明は特に制限的ではなく、従来公
知のどのような賦形装置を用いてもよいし、どのように
賦形化してもよい。しかし、本発明の健康食品の賦形化
において、成分の熱分解、熱変成が生じないように、1
00℃以下、好ましくは20〜80℃で賦形化を行うこ
とが肝要である。
【0030】本発明において賦形する際には、ショ糖脂
肪酸エステル、結晶セルロース、乳糖、還元麦芽糖、α
化澱粉およびステビアよりなる群から選択される少なく
とも1種を含む賦形剤を泥岩質部分の粉末とあしたば粉
末との混合物に混合して用いることができるが、本発明
はこれに限定されず、従来公知の一般的な賦形剤を適宜
量混合することもできる。本発明において、賦形剤の混
合量は、特に制限的ではないが、通常、泥岩質部分の粉
末とあしたば粉末の混合物100重量部に対し、10〜
100重量部であるのが好ましく、より好ましくは40
〜90重量部、さらに好ましくは50〜80重量部であ
るのがよい。なお、本発明の健康食品を錠剤化する場
合、錠剤の重量は、特に制限的ではなく、いくらでもよ
いが、400〜600mgが一般的である。
【0031】図1に示すように、本発明の賦形化健康食
品、例えば健康食品の錠剤または顆粒は、このようにし
て製造されるが、本発明の健康食品は、賦形化後、錠剤
また顆粒状健康食品を電磁照射したり、波動処理したり
して、精製した後に、紫外線照射を行って滅菌または殺
菌を行うのが好ましい。ここで、電磁照射、波動転写お
よび紫外線照射は、いずれか1つを行ってもよいし、い
ずれか2つまたは3つ全部を行ってもよいが、紫外線照
射は滅菌または殺菌のために行うので、最後に行うのが
好ましい。
【0032】電磁照射は、本発明の賦形化健康食品を1
00〜3000ガウスの磁場に通すのが好ましいが、よ
り好ましくは500〜2000ガウス、さらに好ましく
は1000〜2000ガウスの磁場を通すのがよい。波
動処理は、本発明の賦形化健康食品を1000〜800
0ヘルツ(HZ)の波動場に通すのが好ましく、より好
ましくは2000〜6000HZ、さらに好ましくは3
000〜5000HZの波動場に通すのがよい。なお、
上述した例では、電磁照射および波動処理は、賦形化後
の健康食品に行っているが、本発明はこれに限定され
ず、泥岩質部分の粉末製造時またはその前後、泥岩質部
分の粉末とあしたば粉末との混合時またはその前後、賦
形前または賦形時の少なくともいずれか一方に行っても
よい。
【0033】最後の紫外線照射は滅菌や殺菌のために行
われるが、紫外線は賦形化健康食品を加熱する心配がな
く、ビタミンCなどが破壊されないので、好ましく、市
販の低圧殺菌灯等が使用できる。なお、本発明の賦形化
健康食品の殺菌処理は、ビタミンCなどの加熱による変
質を招かない、例えば、65℃以下の殺菌処理であれ
ば、どのようなものでもよく、例えば、ガス殺菌であっ
てもよい。ここで、上述した例では、紫外線照射による
殺菌処理は、賦形化後に行っているが、本発明はこれに
限定されず、賦形前または賦形時に行ってもよい。この
ように、紫外線照射された本発明の賦形化健康食品(錠
剤、顆粒)は、梱包され、箱詰めされる。
【0034】本発明の第1の態様の健康食品および本発
明の第3の態様の健康食品の製造方法は、基本的に、以
上のように構成されるが、本発明はこれに限定されず、
図2に示すように、本発明の第4の態様の健康食品の製
造方法によって製造される本発明の第2の態様の健康食
品であってもよい。以下に、本発明の第2の態様の健康
食品および本発明の第4の態様の健康食品の製造方法
を、図2を参照して説明する。
【0035】本態様の健康食品は、図2に示すように、
第1の態様と同様の微粉砕泥岩質部分の粉末を第3の態
様と同様にして得た後、第3の態様のようにあしたば粉
末と直接混合するのではなく、まず、得られた微粉砕泥
岩質部分の粉末を蒸留水に混合して、泥岩質部分の粉末
から有効成分を充分に溶出させた溶出液を得る。溶出液
を調製する場合には、泥岩質部分の粉末から有効成分が
充分に溶出するのに必要な時間、例えば数時間、具体的
には、常温で10時間以上、あるいは1日以上静置して
おいてもよいが、泥岩質部分の粉末からの有効成分の充
分なる溶出を促進するために、加熱または攪拌もしくは
加熱攪拌してもよい。しかしながら、加熱する場合に
は、加熱温度は、有効成分の変質を招かないように10
0℃以下の温度とするのがよい。なお、溶出方法、およ
び加熱方法ならびに攪拌方法は、特に限定されず、従来
公知の方法が適用可能である。こうして得られた泥岩質
部分の粉末の溶出液に、上述した第3の態様で賦形後に
行った電磁照射および波動処理のいずれか一方またはそ
の両方を行う。電磁照射および波動処理の条件および方
法は、上述した第3の態様と同様に行えばよい。
【0036】こうして得られた溶出液に第3の態様で調
製し、第1の態様で使用した乾燥あしたば粉末を充分に
混合するとともに、さらに賦形剤を添加して充分に混練
する。溶出液にあしたば粉末を混合し、さらに賦形剤を
添加して混練する方法および混合、混練に用いられる混
合機、攪拌機、混練機(ニーダー)等は、特に制限的で
はなく、従来公知のものを用いれば良い。混合、混練の
際に、有効成分が変質する可能性があるので、温度を1
00℃以下、好ましくは10〜100℃、より好ましく
は20〜80℃に制御する必要がある。
【0037】なお、泥岩質部分の粉末の溶出液とあした
ば粉末との配合割合は、溶出液を調製するのに用いた泥
岩質部分の粉末の重量に換算した泥岩質部分の粉末と乾
燥あしたば粉末との重量比として、5/95〜95/5
とする必要がある。本態様では、すなわち泥岩質部分の
粉末とあしたば粉末との重量に換算して5〜35重量%
と95〜65重量%、35〜65重量%と65〜35重
量%、65〜95重量%と35〜5重量%の割合で配合
することができるが、好ましくは、泥岩質部分の粉末の
配合量よりあしたば粉末の配合量を少なめにするのが好
ましく、51〜95重量%と49〜5重量%の割合、さ
らに好ましくは、60〜80重量%と40〜20重量%
の割合で配合するのがよい。
【0038】また、本態様において、泥岩質部分の粉末
の溶出液とあしたば粉末との混合物に添加する賦形剤の
混合割合は、特に制限的ではないが、通常、使用する粉
末重量に換算した泥岩質部分の粉末とあしたば粉末の混
合物100重量部に対し、10〜100重量部であるの
が好ましく、より好ましくは40〜90重量部、さらに
好ましくは50〜80重量部であるのがよい。なお、本
態様においては、泥岩質部分の粉末の溶出液とあしたば
粉末との混合および賦形剤の添加、混練は、同一の装置
にて同時に、または異なる装置であっても連続して行っ
てもよいし、溶出液とあしたば粉末との混合と賦形剤の
添加、混練とは、異なる装置にて別々に行ってもよい。
また、泥岩質部分の粉末の溶出液とあしたば粉末、また
はこれらと賦形剤は、混合、混練後、混合物または混練
物の状態で検査後、殺菌、消毒するのが好ましい。ここ
で、検査、殺菌および消毒は、常法に従って行えばよい
が、この場合にも、有効成分を変質させない温度で行う
必要がある。
【0039】こうして得られた泥岩質部分の粉末の溶出
液とあしたば粉末との混合物または混練物は、第3の態
様と同様に、賦形化され、例えば、打錠、詰め込みさ
れ、錠剤または顆粒化される。この後、第3の態様と同
様にして、紫外線照射(殺菌、滅菌)を行って、本態様
の健康食品を製造することができる。この後、紫外線照
射された本発明の賦形化健康食品(錠剤、顆粒)は、梱
包され、箱詰めされる。なお、上述した例では、電磁照
射および波動処理は、泥岩質部分の粉末の溶出液調製
時、すなわち泥岩質部分の粉末と蒸留水との混合時に行
っているが、本発明はこれに限定されず、その前後、例
えば、泥岩質部分の微粉砕時、すなわち泥岩質部分の粉
末の調製時またはその前後、泥岩質部分の粉末の溶出液
とあしたば粉末との混合時またはこれらの混合物と賦形
剤との混練時またはこれらの前後、もしくは賦形時また
は賦形前後の少なくともいずれか一つの時に行ってもよ
い。
【0040】このようにして製造される本発明の健康食
品は、人体に不足しがちな有効成分、特にミネラルおよ
びビタミンを万遍なく含むので、栄養補助食品として極
めて有効である。また、これらのミネラルやビタミンを
万遍なく含む本発明の健康食品は、ミネラル源である泥
岩質部分も食物繊維およびビタミン源であるあしたばも
人体に吸収され易いサイズまで微細化されているので、
または微細化泥岩質部分からミネラル類を効果的に溶出
した溶出液を用いているので、これらの種々の成分が人
体に吸収され易いという効果がある。このような特徴を
持つ本発明の健康食品が効果的に摂取されると、人体に
不足する成分を効果的に補給できるので、成長発育や新
陳代謝の促進、細胞の新生、細胞組織の老化予防と活性
化、細胞内のエネルギーの発生促進、胃腸強健、栄養吸
収の調整、感染抵抗力の強化、増血、貧血防止、抹消血
管の強化、動脈効果予防、心臓病予防強化、血圧調整、
生殖機能亢進、ホルモン調整、神経細胞強化、老化防
止、肝臓、腎臓、膵臓の機能強化、骨格の発育強化、象
牙質の強化、血液リンパ液の浄化、細胞の活性化、免疫
力の強化などの自然治癒力の回復をはかり、健康を増進
する効果がある。
【0041】
【実施例】緑泥石、方解石および麦飯石などを含む泥岩
質部分(四万十川流域の白亜紀の四万十層泥岩の地表約
1mから採取したもの)の砕石を、シングルトラック・
ジェットミル((株)セイシン企業社製、STJ−20
0)を用いて、発熱を抑制しながら、2回通して粉砕
し、粒径0.6〜40μm、平均粒径約5μmの粉末を
得た。あしたば(八丈島の海岸付近から採取)の葉を、
通気型乾燥機(企業組合静岡機械製作所社製、静岡式自
動乾燥機SK−10型)を用い、低温乾燥した後、発熱
を抑制しながら、ジェットミル(岩崎鉄工所社製)を用
いて粉砕し、粒径2〜10μm、平均粒径約5μmの粉
末を得た。
【0042】泥岩質部分の粉末40重量部とあしたば粉
末20重量部と賦形剤40重量部を発熱を抑制しつつ、
混合機((株)富士薬品機械社製、スピード混合ニーダ
ーFY−NS−100)を用いて、充分に均一になるま
で混合・混練した。得られた混合混練物を、打錠機
((株)畑鉄工所社製、HT−P18)を用いて500
mgの錠剤に賦形した。賦形剤は、ショ糖脂肪酸エステ
ル、結晶セルロースおよび乳糖の混合物を80%、還元
麦芽糖を20%含むものを用いた。
【0043】ついで、錠剤の一部を、1800ガウスの
磁場に通すとともに、錠剤の他の一部を、4000HZ
の波動場に通して波動処理して、精製した。その後、精
製された錠剤に、紫外線殺菌灯を用いて、紫外線を照射
して、殺菌または滅菌をした。
【0044】本発明の健康食品の錠剤には、シリカ、酸
化チタン、アルミナ、酸化鉄、酸化マンガン、酸化マグ
ネシウム、酸化カルシウム、酸化ナトリウム、酸化カリ
ウム、食物繊維、タンパク質、ビタミンA、ビタミンB
1 、ビタミンB2 、ビタミンB6 、ビタミンB12、ビタ
ミンC、パントテン酸、ビオチン、葉酸、カルコン、カ
ロチン、葉緑素、塩素、ゲルマニウム等が含有されてい
た。
【0045】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の健康食
品によれば、泥岩質部分に含有されるミネラルと、あし
たばに含有されるビタミン、葉緑素やその他の有効成
分、栄養素が数多く、バランス良く配合されているの
で、従来の健康食品に比べ、総合的栄養補給の効果が顕
著である。また、本発明の健康食品によれば、人の健康
の維持および増進を図る際に不足栄養成分を簡便かつバ
ランス良く補給することができ、人の健康管理はもとよ
り、健康増進を極めて手軽に成し遂げることができる。
また、本発明の健康食品の製造方法によれば、上記効果
を持ち、上述したように不足栄養成分が強化、増強され
た健康食品を安全かつ経済的に製造することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る健康食品の製造方法の一実施形
態を示すフローチャートである。
【図2】 本発明に係る健康食品の製造方法の別の実施
形態を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/00 A23L 1/29 - 1/308 JICSTファイル(JOIS)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】採取し、選別された四万十層中の泥岩質部
    分を10〜100℃の温度での粉砕処理により得られた
    粒径0.6〜100μmの四万十層中の泥岩質部分の粉
    末と粒径2〜100μmの乾燥されたあしたば粉末とを
    重量比5/95〜95/5で含有することを特徴とする
    健康食品。
  2. 【請求項2】前記泥岩質部分の粉末は、粒径0.6〜1
    0μm、平均粒径3〜6μmの粉末であることを特徴と
    する請求項1に記載の健康食品。
  3. 【請求項3】採取し、選別された四万十層中の泥岩質部
    分を10〜100℃の温度での粉砕処理により得られた
    粒径0.6〜100μmの四万十層中の泥岩質部分の粉
    末の溶出液に、粒径2〜100μmの乾燥されたあした
    ば粉末を、前記溶出液を得るための前記泥岩質部分の粉
    末と前記あしたば粉末との重量比に換算して5/95〜
    95/5となるように混合してなることを特徴とする健
    康食品。
  4. 【請求項4】前記泥岩質部分の粉末は、緑泥石、方解石
    および麦飯石の少なくとも一方の粉末を含むことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の健康食品。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の健康食品
    であって、さらに、賦形剤を、前記泥岩質部分の粉末と
    前記あしたば粉末との混合物100重量部、または前記
    あしたば粉末を混合する前記溶出液を得るための前記泥
    岩質部分の粉末と前記あしたば粉末との混合物に換算し
    た100重量部に対して、10〜100重量部含有し、
    賦形されてなることを特徴とする健康食品。
  6. 【請求項6】前記賦形剤は、ショ糖脂肪酸エステル、結
    晶セルロース、乳糖、還元麦芽糖、α化澱粉およびステ
    ビアよりなる群から選択される少なくとも1種を含むも
    のであることを特徴とする請求項5に記載の健康食品。
  7. 【請求項7】採取し、選別された四万十層中の泥岩質部
    分を10〜100℃の温度で粗粉砕後、10〜100℃
    の温度で微粉砕して、粒径0.6〜100μmの泥岩質
    部分の粉末を得るとともに、採取、選別後、10〜10
    0℃の温度で乾燥されたあしたばを10〜100℃の温
    度で微粉砕して、粒径2〜100μmのあしたば粉末を
    得、前記泥岩質部分の粉末と前記あしたば粉末とを重量
    比5/95〜95/5となるように混合した後に、賦形
    することを特徴とする健康食品の製造方法。
  8. 【請求項8】前記泥岩質部分は、粒径0.6〜10μ
    m、平均粒径3〜6μmの前記泥岩質部分の粉末に微粉
    砕されることを特徴とする請求項7に記載の健康食品の
    製造方法。
  9. 【請求項9】採取し、選別された四万十層中の泥岩質部
    分を10〜100℃の温度で粗粉砕後、10〜100℃
    の温度で微粉砕して、粒径0.6〜100μmの泥岩質
    部分の粉末を得、得られた泥岩質部分の粉末を蒸留水に
    混合して溶出液を得るとともに、採取、選別後、10〜
    100℃の温度で乾燥されたあしたばを10〜100℃
    の温度で微粉砕して、粒径2〜100μmのあしたば粉
    末を得、前記溶出液に前記あしたば粉末を、前記溶出液
    を得るための前記泥岩質部分の粉末と前記あしたば粉末
    との重量比に換算して5/95〜95/5となるように
    混合した後に、賦形することを特徴とする健康食品の製
    造方法。
  10. 【請求項10】前記泥岩質部分は、緑泥石、方解石およ
    び麦飯石の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求
    項7〜9のいずれかに記載の健康食品の製造方法。
  11. 【請求項11】前記賦形は、前記泥岩質部分の粉末と前
    記あしたば粉末との混合物100重量部、または前記あ
    したば粉末を混合する前記溶出液を得るための前記泥岩
    質部分の粉末と前記あしたば粉末との混合物に換算した
    100重量部に対して、賦形剤を10〜100重量部混
    合し、打錠して錠剤化することであることを特徴とする
    請求項7〜10のいずれかに記載の健康食品の製造方
    法。
  12. 【請求項12】前記賦形剤は、ショ糖脂肪酸エステル、
    結晶セルロース、乳糖、還元麦芽糖、α化澱粉およびス
    テビアよりなる群から選択される少なくとも1種を含む
    ものであることを特徴とする請求項11に記載の健康食
    品の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項7〜12のいずれかに記載の健康
    食品の製造方法であって、さらに、前記泥岩質部分の粉
    末、前記泥岩質部分の粉末と前記あしたば粉末との混合
    物、前記溶出液および前記溶出液と前記あしたば粉末と
    の混合物の少なくともいずれか1つに、もしくは前記泥
    岩質部分の微粉砕時、前記泥岩質部分の粉末と前記蒸留
    水との混合時、賦形前または賦形後の少なくともいずれ
    か一方に、100〜3000ガウスの電磁照射を行うこ
    とを特徴とする健康食品の製造方法。
  14. 【請求項14】請求項7〜13のいずれかに記載の健康
    食品の製造方法であって、さらに、前記泥岩質部分の粉
    末、前記泥岩質部分の粉末と前記あしたば粉末との混合
    物、前記溶出液および前記溶出液と前記あしたば粉末と
    の混合物の少なくともいずれか1つに、もしくは前記泥
    岩質部分の微粉砕時、前記泥岩質部分の粉末と前記蒸留
    水との混合時、賦形前または賦形後の少なくともいずれ
    か一方に、1000〜8000ヘルツの波動処理するこ
    とを特徴とする健康食品の製造方法。
  15. 【請求項15】請求項7〜14のいずれかに記載の健康
    食品の製造方法であって、さらに、賦形前または賦形後
    の少なくともいずれか一方に、紫外線照射することを特
    徴とする健康食品の製造方法。
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