JP3375595B2 - ヘッダ−配管における凍結防止装置 - Google Patents

ヘッダ−配管における凍結防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寒冷地で施工され
るヘッダ−配管の凍結防止装置に関し、特に、水抜きを
考慮して配管が制約される恐れの少ない、ランニングコ
ストがかからず、操作が簡単な水抜き方式による凍結防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、管の腐食防止、施工性および配管
更新の容易さ、工事費の削減、室内配管スペ−スの有効
利用等の観点から、室内の水、湯回りにヘッダ−配管が
普及するようになってきた。
【0003】これは、あらかじめ床下スラブコンクリ−
ト内等にガイドとなる樹脂製さや管を敷設しておき、給
湯器やパイプシャフト水回りの周辺など、施工、維持管
理の容易な場所に設置したヘッダ−から、途中で分岐す
ることなく、各部屋の給水栓へ架橋ポリエチレン、ポリ
ブテンの様な樹脂管を給水管、給湯管(以下、可撓管と
総称する)として配管するシステムであり、配管途中に
分岐のための継手を使用しないので漏水の発生が少なく
なる、同時使用した場合の給水、給湯量の変化が少ない
等の利点もあり、今後も一層の普及が予想される配管シ
ステムである。
【0004】しかし、床下に設置され、しかも樹脂管な
ので、自由に配管できる反面、どうしても撓み部分がで
き、交差配管もあり、従来の金属管のように水抜きを考
えた勾配を設けた配管が困難となる。そのため、寒冷地
においては、従来のように、土中に埋設される不凍給水
栓やパイプシャフト、ピット等に埋設しないで設置され
る水抜き用バルブ(以下、水抜栓と総称する)を使用
し、落差で配管内の水を地中あるいは排水管等の外部に
排出して配管を空にし、凍結を防止する方法は困難とな
る。
【0005】さらに、従来のように、水抜栓の下流側配
管から分岐するのではなく、ヘッダ−から分岐するた
め、水抜栓を操作して、落差とサイホン作用により水抜
きしようとしても、排水が同時に始まった場合、ヘッダ
−から給水栓までの水平距離が最短の配管内の水抜きが
先ず終了し、ヘッダ−内に空気が入り込んでサイホン作
用が途切れ、一様な水抜きのための勾配をもうけること
が困難なので、他の分岐口からの水平配管内に一部水が
充満したまま凍結し、再通水が不可能になるという現象
が発生する。
【0006】そのため、例えば、実開平3−10336
3号公報のように、さや管と可撓管の連通空間内に、ヒ
−タ−等で加熱した温風を流通するようにしたり、特開
平11−166251号公報のように、止水した後、コ
ンプレッサ等を使用して、ヘッダ−から圧縮空気を送り
込んで、可撓管内の水を一本ずつ、給水栓から排出する
方法も提案されているが、ランニングコストが高く付
く、装置が大がかりになる、操作が大変等の理由から現
実には実施されておらず、ランニングコストがかから
ず、簡単な装置、操作で凍結を防止できる方法が望まれ
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の事情
を背景としてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、水抜栓(特にモ−タ−駆動の電動式にすると操作
が簡便になるため、以下、それを対象に説明する)を操
作スイッチの投入により閉作動させるとともに、電動吸
引装置を一定時間作動させ、強制排水方式により配管内
の水抜きを完全に行う凍結防止装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明において
は、水抜栓の下流側配管にヘッダーを接続し、上記ヘッ
ダーを排水バルブの入水口に接続し、上記排水バルブの
排水口を、モーター部と、モーター部に連結される回転
羽根部と、回転羽根部を収容し、吸引口、排出口を有す
るケーシング部とからなり、水と空気をともに吸引およ
び排出可能な電動吸引装置に接続してなるものであり、
水抜き時には、上記入水口と排水口を連通させて電動吸
引装置を一定時間作動させ、配管内の水を強制排水させ
るようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1に本発明の装置概略図
をブロック線図で示すが、1は水抜栓であり、一例とし
てその下流側配管2を介して水用ヘッダ−3、4に接続
される。水用ヘッダ−3、4はその入口に、常態におい
ては開栓状態の逆止弁5、6をもうけている。7は給湯
器であり、下流側配管2を介して湯用のヘッダ−8に接
続される。9は5、6と同様な逆止弁、10は吸気弁で
あるが、逆止弁9は代わりに吸気弁を使用しても良い。
なお、逆止弁5、6はヘッダ−の入口に一体に形成する
のが、最もコストの低減になるが、継手を介して、ある
いは下流側配管2の適宜な場所にもうけることもでき
る。
【0010】各ヘッダ−3、4、8からは、必要数の可
撓管11、11’、11”が台所、風呂場等に配管され
ている。ヘッダ−3、4、8は3個の入水口12、1
2’、12”を介して排水バルブ13に接続され、排水
バルブ13は、排水口14を介して電動吸引装置15の
吸引口16に接続される。電動吸引装置15は、モ−タ
−部17と、内部にモ−タ−部17に連結される回転羽
根部(図面省略)を収容するケ−シング18とからな
り、ケ−シング18に上記吸引口16と、排出口19を
有しており、排出口19からの水は排水パイプ20に排
出される。
【0011】図2に本発明の排水バルブ13の1実施例
を示す縦断面図、図3にそのA−A断面図を示すが、弁
箱21には、側方に3個の入水口12、12’、12”
と、排水口14をもうけ、それぞれの入水口12、1
2’、12”には、止水体ケ−ス22、22’、22”
を装着し、内部に、ばね23、23’、23”に押圧さ
れてOリングの弁座24、24’、24”に密着する止
水体25、25’、25”を収容し、先端部26、2
6’、26”を内壁27より内部に突出させている。
【0012】内壁27内に止水体25、25’、25”
と直角方向に収容される押圧桿28は、下方に、止水体
25、25’25”の先端部26、26’、26”に接
触しない程度の細径部29をもうけ、細径部29の、先
端部26、26’、26”に対応する位置の一部を、内
壁27よりやや小径になる程度まで突出させた突起部3
0を形成する。
【0013】弁箱21の上端には、接続金具31を介し
て駆動ボックス32が接続され、内部に収納された駆動
モ−タ−および減速ギア(図面省略)を介して押圧桿2
8は、駆動モ−タ−とコ−ド33によりに接続されてい
る制御ボックスのスイッチ(図面省略)の投入により、
90゜ずつ360゜回転するようになっている。
【0014】図は水抜栓1が閉栓で、電動駆動装置15
が作動しており、止水体25’が、押圧桿28の突起部
30に先端部26’が押圧されて弁座24’から離脱し
ている状態を示しており、ヘッダ−4および可撓管1
1’の水は排水口14からケ−シング18内に吸引さ
れ、排出口19から排水パイプ20へと排出されてい
る。
【0015】このとき下流側配管2で接続されたヘッダ
−3、給湯器7下流側配管内の湯水も吸引しようとする
が、ヘッダ−3および可撓管11内の水は、強い負圧に
より逆止弁5、9が作動して管路を遮断し、それぞれ吸
引されることはない。
【0016】このことは、家庭用電源使用に際しての上
限消費電力から、吸引能力にも自ずと限界あるので、給
水箇所が多く、多数の可撓管を使用する場合に特に有効
となるが、可撓管の数が吸引能力限界範囲内で使用する
場合でも、ヘッダ−を分割して個々に吸引すれば、それ
だけ吸引能力が強くなり、配管の自由度が増すという利
点はある。
【0017】制御ボックス内にもうけたタイマ−の働き
で、可撓管11’内の水の吸引が終了するに充分な一定
時間経過後、駆動モ−タ−により押圧桿28は時計回り
に回転を始め、突起部30が止水体25’の先端部2
6’から外れた時点で、止水体25’は弁座24’に密
着してヘッダ−4からの吸引を終了し、90゜回転して
今度は止水体25”を開放し、ヘッダ−8、可撓管1
1”内の湯水を吸引し始める。この時は、吸気弁10の
働きにより、給湯器上流側配管内の水を吸引することは
ない。
【0018】同様に、一定時間経過後、押圧桿29は9
0゜回転し、ヘッダ−8を閉じ、ヘッダ−3を開いて可
撓管11内の水を吸引する。この時は逆止弁6、9によ
り可撓管11’、11”から空気を吸引することはな
い。
【0019】最後に90゜回転して突起部30が排水口
14に向いたとき、360゜回転したことになり、押圧
桿28の回転は終了し、電動吸引装置18の作動も停止
する。そのときには全ての逆止弁5、6、9は開放状態
になり、残留水滴が凍結して、流路を閉塞し、再通水時
に水が出ないということはない。
【0020】水抜栓1として、地中に埋設される不凍給
水栓を使用するときは、上記過程が修了するまで水抜栓
1を止水状態で停止させておき、その後で排水状態にす
れば、地中に埋設された逆止弁の故障により、汚水を吸
引する恐れもなく、便利であるが、必ずしも必須の構成
要件ではなく、例えば、地中に埋設される逆止弁を省略
し、下流側配管2に至るまでの水も電動吸引装置18で
吸引するようにすることもできる。
【0021】必ずしも電動吸引装置を排水の最初から作
動させ続けないで、初めは排出口19から自然排水さ
せ、一定時間経過後に管内の残り水だけ電動吸引装置を
作動させて吸引し、それを順次繰り返すようにしてもよ
い。
【0022】その場合は、時計回りで270゜順次回転
させて自然排水させ、その後、反時計回りに180゜順
次回転させて強制排水をし、電動吸引装置を止めてから
更に90゜反時計回りに回転させて、突起部30が排水
口14に向いた通常状態に復帰させることもできる。
【0023】図4に本発明の排水バルブの他の実施例を
示すが、押圧桿28は回転式でなく、上下動するように
なっており、全周に亘ってもうけた突起部30が、段違
いに配置された止水弁25、25’、25”の突起部2
6、26’、26”を順次押し開いていくようにしたも
のであり、排水口14を下向きにもうけている。突起部
30が全周に亘っており、排水面積が小さくなるため、
別の排水通路34を押圧桿28内部にもうけるようにし
ている。
【0024】図2、3でヘッダ−が4個の場合は、図4
のように排水口14は下端にもうけられ、逆に、ヘッダ
−が水用1個、湯用1個の場合は入水口は2個で済むこ
とになり、その場合は、図2乃至図4の排水バルブ13
を、水抜栓1の上部に位置させてもうけ易くなり、駆動
ボックス32が1個で済むので、コスト低減をはかれ
る。なお、このときは、逆止弁5、6は必要なくなる。
【0025】水抜栓のその1実施例を図5に示すが、3
5は水抜栓1の弁本体であり、土中凍結深度以下に埋設
される。側壁に流入口36、流出口37、地下排水口3
8をもうけ、内部に、3個のシリンダ39、40、41
を形成する。図示しないが、地下排水口38には地中の
汚水が弁本体35内に入り込まないよう、逆止弁を取り
付けている。ピストン42は、上記シリンダ39、4
0、41をそれぞれ摺動する3個の環状パッキン43、
44、45を装着し、ロッド46を介して上方に延長さ
れる。
【0026】弁本体35は、パイプ47により上方に延
長され、パイプ47の上端に排水バルブ13の弁箱21
が接続される。ロッド46の上端には押圧桿28が接続
され、押圧桿29の下端部に、上部シリンダ48を摺動
する環状パッキン49を装着する。
【0027】図は通水状態を示しており、止水体25
と、その直角方向の止水体25’により、排水口14へ
の通路は遮断されている。排水時には、駆動ボックス3
2内の駆動モ−タ−により押圧桿28とともにピストン
42も上昇し、先ず環状パッキン44がシリンダ40に
密着して流入口36からの圧力水を遮断し、その後で押
圧桿28の突起部30が止水体25を押し開いた状態で
一旦上昇を停止し、図1の電動吸引装置15で排水口1
4から吸引を開始する。そのときには、環状パッキン4
9は上部シリンダ48に密着しており、環状パッキン4
3はシリンダ39から離脱していないので、地下排水口
38を介して地中の汚水を吸引する恐れはない。
【0028】一定時間経過後に押圧桿28は更に上昇
し、止水体25が閉じ、止水体25’が開いて、次のヘ
ッダ−の排水が始まる。この間、電動吸引装置15は連
続運転させても、タイマ−で間欠運転させても良いが,
間欠運転させるときは、電動吸引装置15が作動を停止
すると同時に、押圧桿28が上昇を開始し、上昇停止状
態で一定時間自然排水させ、その後で運転開始させるよ
うにするのが最も経済的ではある。この時にも環状パッ
キン49、43はシリンダに密着したままになってい
る。
【0029】排水終了後、電動吸引装置15は作動を停
止し、同時に、押圧桿28は更に上昇して止水体25’
は閉塞され、環状パッキン43がシリンダ39から離脱
し、流出口37側配管内の水は地下排水口38から地中
に排出される。なお、流出口37を地中にもうける代わ
りに、上部シリンダ48下方にもうける、いわゆる地上
配管タイプにすることもでき、立上管を省略できるとい
う利点がある。その排水バルブ部分の1実施例を図6に
示す。
【0030】本実施例においては、流出口37を水用ヘ
ッダ−の入水口と兼用させ、上部シリンダを48、50
と2個もうけたことを特徴としており、通水状態におい
ては環状パッキン49はシリンダ48に密着しており、
排水時には、流入口からの圧力水を遮断した後で、環状
パッキン49はシリンダ48から上方に離脱し、排水口
14と流出口37は連通する。
【0031】一定時間経過後押圧桿28は上昇し、環状
パッキン49が上部シリンダ50に密着した状態で停止
し、流出口37を閉塞するとともに、突起部30が止水
体25”を押し開いて、湯側ヘッダ−8からの湯を排出
する。電動吸引装置が停止した後で、押圧桿28は更に
上昇し、環状パッキン49が上部シリンダ50から離脱
し、止水体25”が閉塞された状態で、弁本体のピスト
ンが排水状態になり、パイプ47内の水は地下排水口か
ら排出される。
【0032】図2、3のように回転式の弁を適用すると
きは、押圧桿28は回転のみで、ロッド46を介して押
圧桿28に螺合されるピストン42を上下動させるよう
にすれば良く、例えば図3において、止水体25’を省
略し、押圧桿28の突起部30が排水口14を向いてい
る通水状態から、時計回りに回転を始め、止水体25”
を押圧する前に、水抜栓1は止水状態になり、そのまま
止水状態を維持し、止水体25を押圧終了後、排水状態
になるように、水抜栓1のピストン42と弁本体35の
位置関係を設定しておけばよい。再び通水状態にすると
きは、今度は、途中で止めることなく、反時計回りに押
圧桿28を回転させればよいことになる。
【0033】本発明においては、電動吸引装置15とし
て、市販の水中ポンプのように、回転羽根部に空気が噛
んだときに水の吸引が行われなくなるようなものではな
く、電気掃除機のように空気も水も同時に吸い込み、し
かも、モ−タ−部17に水が接触しないようモ−タ−部
17とケ−シング18とを密封し、回転羽根部側方にも
うけた排出口19から直ちに排出するものを使用してい
るため、排水が安全、確実に行われ、吸い込んだ水を溜
めておくタンクをもうける必要がないので、それだけ場
所をとらず、設置が容易になるという利点がある。
【0034】しかし、タンクを用いた場合は、タンクと
電動吸引装置を分離することが可能なので、特別な電動
吸引装置を設置しておかなくとも、家の人が家庭用の電
気掃除機で吸引することも可能となり、また、タンク内
に、風呂の水を洗濯機に吸引する時使用するような水中
ポンプをあらかじめ設置しておけば、タンク内に溜まっ
た水を吸い上げて排出することもでき、排水パイプ20
を省略できるという利点もある。
【0035】いずれにしても、電動吸引装置に一定の吸
い込み能力があり、配管の本数がある一定範囲内であれ
ば、交差配管のように上がり下がり部分が生じても、考
えられる通常の床転がし配管程度では、可撓管内が閉塞
されるような水残りは生ぜず、従って、凍結により、再
通水が不可能になるという事故も生じない。
【0036】
【発明の効果】上述したように本発明においては、複数
個のヘッダーを排水バルブの入水口接続し、排水バル
ブの排水口を、水と空気をともに吸引および排出可能な
電動吸引装置に接続したものであり、水抜きを考慮した
配管の制約が少なく、それだけ配管の自由度が増し、ラ
ンニングコストがかからず、操作が簡単となり、上記排
水バルブは、複数個の入水口を1個ずつ開閉するように
しており、例えば、ヘッダーの数だけ電磁弁を使用する
ようなことをしなくても、各ヘッダー毎、個別に配管内
の水の吸引ができるため、多数の可撓管を使用する場合
にあっても、安いコストで対応が可能なヘッダー配管の
凍結防止装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッダ−配管の凍結防止装置を示す、
概略ブロック線図である。
【図2】本発明の排水バルブの1実施例を示す、排水時
の縦断面図である。
【図3】図2のA−A部分の断面図である。
【図4】本発明の排水バルブの他の実施例を示す部分縦
断面図である。
【図5】本発明の排水バルブを、水抜栓に組み込んだ1
実施例を示す部分縦断面図である。
【図6】本発明の排水バルブを、水抜栓に組み込んだ他
の実施例を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 水抜栓 2 下流側配管 3、4、8 ヘッダ− 5、6、9 逆止弁 12、12’、12” 入水口 13 排水バルブ 14 排水口 15 電動吸引装置 16 吸引口 17 モ−タ−部 18 ケ−シング 19 排出口 24、24’、24” 弁座 25、25’、25” 止水体 26、26’、26” 先端部 27 内壁 28 押圧桿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/02 E03B 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水抜栓の下流側配管にヘッダーを接続し、
    上記ヘッダーを排水バルブの入水口に接続し、上記排水
    バルブの排水口を、モーター部と、モーター部に連結さ
    れる回転羽根部と、回転羽根部を収容し、吸引口、排出
    口を有するケーシング部とからなり、水と空気をともに
    吸引および排出可能な電動吸引装置に接続したことを特
    徴とするヘッダー配管の凍結防止装置。
  2. 【請求項2】水抜栓の下流側配管にヘッダーを接続し、
    上記ヘッダーを排水バルブの弁箱に設ける複数個の入水
    口に接続し、上記排水バルブの排水口を、水と空気をと
    もに吸引および排出可能な電動吸引装置に接続し、上記
    入水口には、その先端部が排水バルブの内壁より内部に
    突出し、入水口内にもうけられた弁座に当接してヘッダ
    ーからの水を遮断する止水体を挿入し、弁箱には内壁内
    に上記止水体と直角方向に押圧桿を収容し、水抜き時に
    は、水抜栓で止水した後、電動吸引装置を作動させると
    ともに、上記押圧桿の作動により、適宜な時間経過後に
    1個ずつ入水口を排水口と連通させるようにしたことを
    特徴とするヘッダー配管の凍結防止装置。
  3. 【請求項3】上記排水バルブを水抜栓の上部にもうけた
    ことを特徴とする、請求項2記載のヘッダー配管の凍結
    防止装置。
  4. 【請求項4】ヘッダーの入口に、常時は開で、電動吸引
    装置が作動したとき弁座を閉塞する逆止弁をもうけたこ
    とを特徴とする、請求項2記載のヘッダー配管の凍結防
    止装置。
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