JP3374015B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/04—Condensers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/003—General constructional features for cooling refrigerating machinery
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/141—Removal by evaporation
- F25D2321/1412—Removal by evaporation using condenser heat or heat of desuperheaters
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/144—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the construction of drip water collection pans
- F25D2321/1442—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the construction of drip water collection pans outside a refrigerator
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体下部の機械室
内に圧縮機と凝縮器を設け、これらをファンにより強制
冷却する構成の冷蔵庫に関するものである。
内に圧縮機と凝縮器を設け、これらをファンにより強制
冷却する構成の冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここ近年において冷蔵庫は、凝縮パイプ
を本体キャビネットの裏側に配設し、凝縮器の熱をキャ
ビネット全体にて放熱するようにしていたが、冷蔵庫の
大容量化が進み、前記したキャビネットからの放熱では
賄い切れない状態が発生してきた。
を本体キャビネットの裏側に配設し、凝縮器の熱をキャ
ビネット全体にて放熱するようにしていたが、冷蔵庫の
大容量化が進み、前記したキャビネットからの放熱では
賄い切れない状態が発生してきた。
【0003】このため従来の冷蔵庫では、前記した本体
キャビネットでの放熱に加えて、特開平4ー17427
7号公報に記載されるように、機械室内にも凝縮器を配
置し、それを冷却ファンで圧縮機とともに強制冷却する
という構成を備えていた。
キャビネットでの放熱に加えて、特開平4ー17427
7号公報に記載されるように、機械室内にも凝縮器を配
置し、それを冷却ファンで圧縮機とともに強制冷却する
という構成を備えていた。
【0004】以下、図19を参照しながら、特開平4ー
174277号公報に記載されている従来の冷蔵庫につ
いて説明する。
174277号公報に記載されている従来の冷蔵庫につ
いて説明する。
【0005】図19は従来の冷蔵庫の機械室部要部の透
視構成図であり、図19において、3は圧縮機、6は凝
縮器であり、圧縮機3と凝縮器6の間には冷却ファン4
と仕切り板8が配置され、機械室内は仕切り板8によ
り、圧縮機3側と凝縮器6側とに区画されている。
視構成図であり、図19において、3は圧縮機、6は凝
縮器であり、圧縮機3と凝縮器6の間には冷却ファン4
と仕切り板8が配置され、機械室内は仕切り板8によ
り、圧縮機3側と凝縮器6側とに区画されている。
【0006】これらの主要部材は全てベースプレート7
上に配置されてあり、そのベースプレート7は本体にボ
ルト等により固定されている。また、機械室2背面には
機械室カバー37が設けられることにより、冷蔵庫とし
て形成した時機械室2内部は、ほぼ密閉状態となってい
る。
上に配置されてあり、そのベースプレート7は本体にボ
ルト等により固定されている。また、機械室2背面には
機械室カバー37が設けられることにより、冷蔵庫とし
て形成した時機械室2内部は、ほぼ密閉状態となってい
る。
【0007】尚、ベースプレート7には外気の吸入口1
6、機械室カバー37には排気口38が設けられてい
る。
6、機械室カバー37には排気口38が設けられてい
る。
【0008】上記の構成において、外気は冷却ファン4
により吸入口16を通って凝縮器6へ吸引され、凝縮器
6を冷却する。その後、仕切り板8を通過して圧縮機3
へと導かれ、圧縮機3を冷却して排気口38から機械室
2外へと排出される。
により吸入口16を通って凝縮器6へ吸引され、凝縮器
6を冷却する。その後、仕切り板8を通過して圧縮機3
へと導かれ、圧縮機3を冷却して排気口38から機械室
2外へと排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成においては、冷却ファンにより吸入される外気
は、一旦凝縮器と熱交換されるので、特に冷蔵庫本体の
周囲温度が高いときには、圧縮機へ熱気が送風されるこ
とになり、また、周囲温度が高くなると圧縮機の吐出温
度が上昇することで、凝縮器に流入する冷媒の温度も上
がり、凝縮器自体が高温となり、冷媒の凝縮能力が不足
する場合があり、圧縮機への負担がさらに大きくなる。
の構成においては、冷却ファンにより吸入される外気
は、一旦凝縮器と熱交換されるので、特に冷蔵庫本体の
周囲温度が高いときには、圧縮機へ熱気が送風されるこ
とになり、また、周囲温度が高くなると圧縮機の吐出温
度が上昇することで、凝縮器に流入する冷媒の温度も上
がり、凝縮器自体が高温となり、冷媒の凝縮能力が不足
する場合があり、圧縮機への負担がさらに大きくなる。
【0010】その結果として圧縮機は冷却不足となり、
圧縮機内のオイルの劣化、冷媒の分解、モータ巻線の焼
損といった冷蔵庫としては致命的な故障が発生する。特
に、ロータリー式圧縮機においては、圧縮機の小型化を
計るために、冷媒の圧縮部とモータ巻線が非常に近接し
ているため、冷却不足による傾向は顕著であり、圧縮機
の冷却を速やかにできないことが課題となる。
圧縮機内のオイルの劣化、冷媒の分解、モータ巻線の焼
損といった冷蔵庫としては致命的な故障が発生する。特
に、ロータリー式圧縮機においては、圧縮機の小型化を
計るために、冷媒の圧縮部とモータ巻線が非常に近接し
ているため、冷却不足による傾向は顕著であり、圧縮機
の冷却を速やかにできないことが課題となる。
【0011】そこで、圧縮機の冷却を確保するために、
冷却ファンの回転数を上げる、冷却ファンの外径を大き
くする、羽根のねじれ角度を変化させる、等の手段があ
るが、むやみに回転数を上げたりすれば、ファン騒音が
増大する問題がある。
冷却ファンの回転数を上げる、冷却ファンの外径を大き
くする、羽根のねじれ角度を変化させる、等の手段があ
るが、むやみに回転数を上げたりすれば、ファン騒音が
増大する問題がある。
【0012】また、ごく近年においては消費電力の低減
といった観点より、本体キャビネット内での放熱(凝
縮)を廃止し、機械室内に配設した熱交換器(凝縮器)
にて、凝縮を賄う方式へと移行してきている。これは凝
縮パイプが本体キャビネットの裏側に配設されているた
め、冷媒の凝縮による放熱が、冷蔵庫庫内側にも伝播し
て庫内の温度を上昇させる要因となる。この要因により
庫内を冷却するために圧縮機の運転時間が長くなり、ト
ータルとして消費電力が増大するためである。
といった観点より、本体キャビネット内での放熱(凝
縮)を廃止し、機械室内に配設した熱交換器(凝縮器)
にて、凝縮を賄う方式へと移行してきている。これは凝
縮パイプが本体キャビネットの裏側に配設されているた
め、冷媒の凝縮による放熱が、冷蔵庫庫内側にも伝播し
て庫内の温度を上昇させる要因となる。この要因により
庫内を冷却するために圧縮機の運転時間が長くなり、ト
ータルとして消費電力が増大するためである。
【0013】これに対処するために、熱交換器と冷却フ
ァンを組み合わせて、熱交換能力を上昇させ、圧縮機へ
の負荷を低減するとともに、圧縮機への冷却も十分賄え
るシステムの開発が要望されている。
ァンを組み合わせて、熱交換能力を上昇させ、圧縮機へ
の負荷を低減するとともに、圧縮機への冷却も十分賄え
るシステムの開発が要望されている。
【0014】それとともに、冷却器にて発生するドレン
水の処理についての現状は、熱交換器(凝縮器)の上部
に配置した水受け皿にて、熱交換器の凝縮器にて蒸発さ
せる手段が一般的であるが、熱交換器と冷却ファンを組
み合わせてシステムを形成した場合、熱交換能力(凝縮
能力)を上昇させるために、冷却ファンからの通風経
路、風量等を確保しなければならないため、熱交換器と
水受け皿の位置関係が変化し、そのためドレン水の蒸発
に時間がかかる等、ドレン水処理に不具合が生じてくる
問題もある。
水の処理についての現状は、熱交換器(凝縮器)の上部
に配置した水受け皿にて、熱交換器の凝縮器にて蒸発さ
せる手段が一般的であるが、熱交換器と冷却ファンを組
み合わせてシステムを形成した場合、熱交換能力(凝縮
能力)を上昇させるために、冷却ファンからの通風経
路、風量等を確保しなければならないため、熱交換器と
水受け皿の位置関係が変化し、そのためドレン水の蒸発
に時間がかかる等、ドレン水処理に不具合が生じてくる
問題もある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は上記課
題を解決したもので、本発明は、機械室内に圧縮機と、
複数の凝縮管とフィンならびに、相対するヘツダー管に
て構成され、かつ、先端に開口部を設けた整流板を備え
た環状凝縮器と、圧縮機と環状凝縮器を冷却する冷却フ
ァンを設け、前記冷却ファンの風下側に前記環状凝縮器
と前記圧縮機を順に、該環状凝縮器の中心軸が前記圧縮
機及び前記冷却ファンの中心軸と略一直線に配設してな
るものであり、また、前記環状凝縮器において、形成時
の治具に沿わせて湾曲させる工程で、360°の環状形
状とせず、それ以下に形成すると共に、圧縮機等を固定
するベースプレートの一部分に、該環状凝縮器の内径に
沿ったガイド部を形成し、当該環状凝縮器とガイド部を
組み合わせてなるものである。
題を解決したもので、本発明は、機械室内に圧縮機と、
複数の凝縮管とフィンならびに、相対するヘツダー管に
て構成され、かつ、先端に開口部を設けた整流板を備え
た環状凝縮器と、圧縮機と環状凝縮器を冷却する冷却フ
ァンを設け、前記冷却ファンの風下側に前記環状凝縮器
と前記圧縮機を順に、該環状凝縮器の中心軸が前記圧縮
機及び前記冷却ファンの中心軸と略一直線に配設してな
るものであり、また、前記環状凝縮器において、形成時
の治具に沿わせて湾曲させる工程で、360°の環状形
状とせず、それ以下に形成すると共に、圧縮機等を固定
するベースプレートの一部分に、該環状凝縮器の内径に
沿ったガイド部を形成し、当該環状凝縮器とガイド部を
組み合わせてなるものである。
【0016】そして、本発明は、前記環状凝縮器先端の
整流板の開口部に、必要に応じて開閉できる開閉機構を
設けてなるものであり、さらに、周囲温度を検知する手
段と、冷却ファンの回転数を変化させる手段と周囲温度
を検知する手段とを設け、周囲温度の検知信号にて温度
帯を選別させ、前記冷却ファンの回転数を変化させると
共に、前記整流板開口部の開閉機構を同期させるもので
ある。
整流板の開口部に、必要に応じて開閉できる開閉機構を
設けてなるものであり、さらに、周囲温度を検知する手
段と、冷却ファンの回転数を変化させる手段と周囲温度
を検知する手段とを設け、周囲温度の検知信号にて温度
帯を選別させ、前記冷却ファンの回転数を変化させると
共に、前記整流板開口部の開閉機構を同期させるもので
ある。
【0017】さらにまた、本発明は、前記環状凝縮器の
上部から側面にかけて及び圧縮機の上部を覆うように湾
曲した一面を良伝熱性を有する金属等にて形成した水受
け皿を配設し、かつ、該水受け皿の一部分を前記環状凝
縮器に密着させてなるものである。
上部から側面にかけて及び圧縮機の上部を覆うように湾
曲した一面を良伝熱性を有する金属等にて形成した水受
け皿を配設し、かつ、該水受け皿の一部分を前記環状凝
縮器に密着させてなるものである。
【0018】また、本発明は、前記環状凝縮器より上方
向に位置する機械室内に、ドレン水を蓄えると共に、下
方向へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設
し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となる
チューブを接続し、該チューブの先端を前記冷却ファン
の周囲に接続してなるものである。
向に位置する機械室内に、ドレン水を蓄えると共に、下
方向へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設
し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となる
チューブを接続し、該チューブの先端を前記冷却ファン
の周囲に接続してなるものである。
【0019】そして、本発明は、前記環状凝縮器より上
方向に位置する機械室内に、ドレン水を蓄えるととも
に、下方向へドレン水を排出する開口部を設けたタンク
を配設し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路
となるチューブを接続し、該チューブの先端を、前記環
状凝縮器内部ならびに周囲に配設された、超音波振動素
子周辺に接続してなるものである。
方向に位置する機械室内に、ドレン水を蓄えるととも
に、下方向へドレン水を排出する開口部を設けたタンク
を配設し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路
となるチューブを接続し、該チューブの先端を、前記環
状凝縮器内部ならびに周囲に配設された、超音波振動素
子周辺に接続してなるものである。
【0020】そして、本発明は前記機械室内にドレン水
を蓄えるタンクを配設し、該タンクにはポンプが取り付
けられ、ポンプの吐出口にドレン水の経路となるチュー
ブを接続すると共に、チューブの先端に設けられた散水
部の吹出口を、前記環状凝縮器に向けてなるものであ
る。
を蓄えるタンクを配設し、該タンクにはポンプが取り付
けられ、ポンプの吐出口にドレン水の経路となるチュー
ブを接続すると共に、チューブの先端に設けられた散水
部の吹出口を、前記環状凝縮器に向けてなるものであ
る。
【0021】本発明の冷蔵庫は上記した構成により、本
発明は冷却ファンにより起風された空気の流れにより、
該環状凝縮器での凝縮を損なうことなく、かつ、圧縮機
には環状凝縮器の内側を通過する外気が、冷却ファンに
より直接送風されるので、圧縮機の冷却が効率良く行わ
れ、また、本発明は、完全な環状形状になっていない熱
交換器と、ベースプレートのガイド部を組み合わせるこ
とにより、冷却ファンによる環状凝縮器での凝縮をおこ
ない、かつ、圧縮機に外気を導く環状形状ダクトを形成
することができる。
発明は冷却ファンにより起風された空気の流れにより、
該環状凝縮器での凝縮を損なうことなく、かつ、圧縮機
には環状凝縮器の内側を通過する外気が、冷却ファンに
より直接送風されるので、圧縮機の冷却が効率良く行わ
れ、また、本発明は、完全な環状形状になっていない熱
交換器と、ベースプレートのガイド部を組み合わせるこ
とにより、冷却ファンによる環状凝縮器での凝縮をおこ
ない、かつ、圧縮機に外気を導く環状形状ダクトを形成
することができる。
【0022】そして、本発明は、環状凝縮器先端の整流
板の開口部に、必要に応じて開閉できる開閉機構を設け
ることにより、冷却ファンにより起風される空気の流れ
を、圧縮機に導いたり止めることで、圧縮機での冷却が
効率よく行われ、さらに、本発明は、冷却ファンの回転
数を変化させる手段と周囲温度を検知する手段とを設け
ることにより、周囲温度の検知信号にて温度帯を選別さ
せ、前記冷却ファンの回転数を変化させると共に、前記
整流板開口部の開閉機構を同期させることで、該環状凝
縮器での凝縮と、圧縮機の冷却が効率よく行われる。
板の開口部に、必要に応じて開閉できる開閉機構を設け
ることにより、冷却ファンにより起風される空気の流れ
を、圧縮機に導いたり止めることで、圧縮機での冷却が
効率よく行われ、さらに、本発明は、冷却ファンの回転
数を変化させる手段と周囲温度を検知する手段とを設け
ることにより、周囲温度の検知信号にて温度帯を選別さ
せ、前記冷却ファンの回転数を変化させると共に、前記
整流板開口部の開閉機構を同期させることで、該環状凝
縮器での凝縮と、圧縮機の冷却が効率よく行われる。
【0023】さらにまた、本発明は、環状凝縮器の上部
から側面にかけて及び圧縮機の上部を覆うように湾曲し
た一面を良伝熱性を有する金属等にて形成した水受け皿
を配設し、かつ、該水受け皿の一部分を前記環状凝縮器
に密着させることにより、冷却器にて発生するドレン水
を、環状凝縮器での凝縮熱と圧縮機からの熱により蒸発
させることができる。
から側面にかけて及び圧縮機の上部を覆うように湾曲し
た一面を良伝熱性を有する金属等にて形成した水受け皿
を配設し、かつ、該水受け皿の一部分を前記環状凝縮器
に密着させることにより、冷却器にて発生するドレン水
を、環状凝縮器での凝縮熱と圧縮機からの熱により蒸発
させることができる。
【0024】また、本発明は、環状凝縮器より上方向に
位置する機械室内に、ドレン水を蓄えると共に、下方向
へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設し、
その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となるチュ
ーブを接続し、該チューブの先端を前記冷却ファンの周
囲に接続することにより、該電磁弁を開きドレン水を冷
却ファンに滴下させ、冷却ファンの回転によりドレン水
を環状凝縮器に飛散させ、熱交換器での凝縮熱にて蒸発
させることができる。
位置する機械室内に、ドレン水を蓄えると共に、下方向
へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設し、
その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となるチュ
ーブを接続し、該チューブの先端を前記冷却ファンの周
囲に接続することにより、該電磁弁を開きドレン水を冷
却ファンに滴下させ、冷却ファンの回転によりドレン水
を環状凝縮器に飛散させ、熱交換器での凝縮熱にて蒸発
させることができる。
【0025】そして、本発明は、環状凝縮器より上方向
に位置する機械室内に、ドレン水を蓄えると共に、下方
向へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設
し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となる
チューブを接続し、該チューブの先端を、前記環状凝縮
器内部ならびに周囲に配設された、超音波振動素子周辺
に接続することにより、該電磁弁を開きドレン水を超音
波振動素子周辺に滴下させ、超音波振動素子を動作させ
ることで、ドレン水を環状凝縮器に飛散させ、熱交換器
での凝縮熱にて蒸発させることができる。
に位置する機械室内に、ドレン水を蓄えると共に、下方
向へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設
し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となる
チューブを接続し、該チューブの先端を、前記環状凝縮
器内部ならびに周囲に配設された、超音波振動素子周辺
に接続することにより、該電磁弁を開きドレン水を超音
波振動素子周辺に滴下させ、超音波振動素子を動作させ
ることで、ドレン水を環状凝縮器に飛散させ、熱交換器
での凝縮熱にて蒸発させることができる。
【0026】そしてまた、本発明は、機械室内にドレン
水を蓄えるタンクを配設し、該タンクにはポンプが取り
付けられ、ポンプの吐出口にドレン水の経路となるチュ
ーブを接続すると共に、チューブの先端に設けられた散
水部の吹出口を、前記環状凝縮器に向けることにより、
該ポンプを動作させることで、ドレン水を前記吹出口よ
り環状凝縮器に飛散させ、熱交換器での凝縮熱にて蒸発
させることができる。
水を蓄えるタンクを配設し、該タンクにはポンプが取り
付けられ、ポンプの吐出口にドレン水の経路となるチュ
ーブを接続すると共に、チューブの先端に設けられた散
水部の吹出口を、前記環状凝縮器に向けることにより、
該ポンプを動作させることで、ドレン水を前記吹出口よ
り環状凝縮器に飛散させ、熱交換器での凝縮熱にて蒸発
させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵庫の実施の形
態を図1乃至図18とともに説明するが、上記従来例と
同一部分は同一符号を付して説明する。まず、本発明の
冷蔵庫の第1の実施の形態を図1乃至図6とともに説明
する。
態を図1乃至図18とともに説明するが、上記従来例と
同一部分は同一符号を付して説明する。まず、本発明の
冷蔵庫の第1の実施の形態を図1乃至図6とともに説明
する。
【0028】図1乃至図4において、冷蔵庫本体1下部
に形成される機械室2には、圧縮機3と冷却ファン4と
の間には、良伝熱性を有する金属で形成される環状凝縮
器5が、その中心軸が圧縮機3および冷却ファン4の中
心軸と略一直線になるよう配設されている。
に形成される機械室2には、圧縮機3と冷却ファン4と
の間には、良伝熱性を有する金属で形成される環状凝縮
器5が、その中心軸が圧縮機3および冷却ファン4の中
心軸と略一直線になるよう配設されている。
【0029】圧縮機3と環状凝縮器5は、冷蔵庫本体1
の土台ともなるベースプレート7に、直接ボルト,ナッ
ト及びビス等にて固定されている。また、冷却ファン4
は機械室2内を分割している、仕切り板8に取り付けら
れている。
の土台ともなるベースプレート7に、直接ボルト,ナッ
ト及びビス等にて固定されている。また、冷却ファン4
は機械室2内を分割している、仕切り板8に取り付けら
れている。
【0030】環状凝縮器5の構成は、図2乃至図4に示
すように、複数の凝縮管9とフィン10ならびに、相対
するヘッダー管11にて構成され、かつ、先端に開口部
13を設けた整流板14を備えたものである。
すように、複数の凝縮管9とフィン10ならびに、相対
するヘッダー管11にて構成され、かつ、先端に開口部
13を設けた整流板14を備えたものである。
【0031】環状凝縮器5の形成手段としては、両ヘッ
ダー管11の切り込み部分に複数の凝縮管9を差し込ん
だのち、治具に固定し一定寸法を保つようにする。その
後、凝縮管9と凝縮管9の間にフィン10を挟み込み、
治具上で環状凝縮器5の基本形状が形成される。
ダー管11の切り込み部分に複数の凝縮管9を差し込ん
だのち、治具に固定し一定寸法を保つようにする。その
後、凝縮管9と凝縮管9の間にフィン10を挟み込み、
治具上で環状凝縮器5の基本形状が形成される。
【0032】その治具に組み込んだ状態で、約620℃
程度に設定された炉内に運び込み、各部品の勘合部の一
部分を溶融させて固定する。その後、炉内より運び出し
冷却した熱交換器5を、治具に沿わせて湾曲させてい
き、ヘッダー管11も含めて360°の環状形状を形成
する。
程度に設定された炉内に運び込み、各部品の勘合部の一
部分を溶融させて固定する。その後、炉内より運び出し
冷却した熱交換器5を、治具に沿わせて湾曲させてい
き、ヘッダー管11も含めて360°の環状形状を形成
する。
【0033】そのヘッダー管11には、接続管39が取
り付けられている。環状形状の360°に形成すること
により、ヘッダー管11同士が近接または密着した形状
となるが、ヘッダー管11とヘッダー管11の間には、
樹脂等の熱伝導の悪い材料で構成される、スペーサ12
を挟み込んで固定することで作業完了とする。
り付けられている。環状形状の360°に形成すること
により、ヘッダー管11同士が近接または密着した形状
となるが、ヘッダー管11とヘッダー管11の間には、
樹脂等の熱伝導の悪い材料で構成される、スペーサ12
を挟み込んで固定することで作業完了とする。
【0034】このスペーサ12の役割としては、ヘッダ
ー管11同士を保持するため、治具に沿わせて湾曲させ
環状に形成した熱交換器5が、元に戻ろうとする復元力
を押え込んで環状を維持すると共に、ヘッダー管11は
凝縮管としての入口、出口を構成するため、ヘッダー管
11同士が密着していた場合、ヘッダー管11同士で熱
交換が起こり、凝縮管として不具合が発生することにな
るので、これに対して樹脂等の熱伝導の悪い材料で構成
し、ヘッダー管11同士での熱交換を防止する役割も有
している。それとともに、環状凝縮器5をベースプレー
ト7に固定するための、取り付け脚としての役割もあ
る。
ー管11同士を保持するため、治具に沿わせて湾曲させ
環状に形成した熱交換器5が、元に戻ろうとする復元力
を押え込んで環状を維持すると共に、ヘッダー管11は
凝縮管としての入口、出口を構成するため、ヘッダー管
11同士が密着していた場合、ヘッダー管11同士で熱
交換が起こり、凝縮管として不具合が発生することにな
るので、これに対して樹脂等の熱伝導の悪い材料で構成
し、ヘッダー管11同士での熱交換を防止する役割も有
している。それとともに、環状凝縮器5をベースプレー
ト7に固定するための、取り付け脚としての役割もあ
る。
【0035】また、熱交換器5においてヘッダー管11
は、フィン10と直接接触していないため、熱交換容積
に含まれないデッドスペースであるとともに、ベースプ
レート7も熱交換器5から排出される空気の流れにおい
ては、弊害となるデッドスペースであるため、ベースプ
レート7上にヘッダー管11を配設することで、熱交換
器5におけるデッドスペースを一カ所に集約させる役割
もある。
は、フィン10と直接接触していないため、熱交換容積
に含まれないデッドスペースであるとともに、ベースプ
レート7も熱交換器5から排出される空気の流れにおい
ては、弊害となるデッドスペースであるため、ベースプ
レート7上にヘッダー管11を配設することで、熱交換
器5におけるデッドスペースを一カ所に集約させる役割
もある。
【0036】図5は、上記凝縮管9の断面構造を示して
おり、凝縮管9は偏平多孔管にて形成されており、その
各孔には三角トラス状の補強リブが形成されている。図
5中のWは凝縮管の幅を示し、Tはその厚みを示してい
る。
おり、凝縮管9は偏平多孔管にて形成されており、その
各孔には三角トラス状の補強リブが形成されている。図
5中のWは凝縮管の幅を示し、Tはその厚みを示してい
る。
【0037】凝縮管9と凝縮管9の間に固定されたフィ
ン10は、図6に示すように薄いアルミニウム箔を一定
間隔で蛇行させることにより形成し、前記凝縮管9に対
して平行に配設されたものである。
ン10は、図6に示すように薄いアルミニウム箔を一定
間隔で蛇行させることにより形成し、前記凝縮管9に対
して平行に配設されたものである。
【0038】以上のような構成において、圧縮機3が稼
働したとき、同時に冷却ファン4を稼働させることで、
冷却ファン4により外気は吸入口16を通って吸引さ
れ、仕切り板8を通過して環状凝縮器5及び圧縮機3側
へと送風される。
働したとき、同時に冷却ファン4を稼働させることで、
冷却ファン4により外気は吸入口16を通って吸引さ
れ、仕切り板8を通過して環状凝縮器5及び圧縮機3側
へと送風される。
【0039】冷却ファン4により送り込まれた空気の流
れは、環状凝縮器5の内側を通過して、先端に設けられ
た整流板14により大部分が遮られ、環状凝縮器5のフ
ィン10間より機械室2内に排出される。このフィン1
0間の空気の流れで環状凝縮器5を冷却し、冷媒の凝縮
をおこなう。
れは、環状凝縮器5の内側を通過して、先端に設けられ
た整流板14により大部分が遮られ、環状凝縮器5のフ
ィン10間より機械室2内に排出される。このフィン1
0間の空気の流れで環状凝縮器5を冷却し、冷媒の凝縮
をおこなう。
【0040】それとともに、該整流板14に設けられた
開口部13により、冷却ファン4からの空気の流れの一
部が、圧縮機3へと導かれることになる。この空気の流
れにより、圧縮機3には環状凝縮器5と熱交換していな
い、低温の外気が直接送風されることになり、圧縮機3
の十分な冷却が確保される。
開口部13により、冷却ファン4からの空気の流れの一
部が、圧縮機3へと導かれることになる。この空気の流
れにより、圧縮機3には環状凝縮器5と熱交換していな
い、低温の外気が直接送風されることになり、圧縮機3
の十分な冷却が確保される。
【0041】次に本発明の冷蔵庫の第2の実施の形態に
ついて図7を中心にして説明する。図7は本発明の冷蔵
庫の第2の実施の形態に係る環状凝縮器5とベースプレ
ート7の構成を示している。
ついて図7を中心にして説明する。図7は本発明の冷蔵
庫の第2の実施の形態に係る環状凝縮器5とベースプレ
ート7の構成を示している。
【0042】前記本発明の冷蔵庫の第1の実施の形態で
説明したように、環状凝縮器5のヘッダー管11部分に
は、環状を維持するためと、ヘッダー管11同士での熱
交換を防止する目的として、樹脂等の熱伝導の悪い材料
で構成される、スペーサ12が挟み込まれている。しか
しながら、別部品としてスペーサ12を形成し、環状凝
縮器5のヘッダー管11部分に固定するため、作業工
程、時間、コスト等において不利である。
説明したように、環状凝縮器5のヘッダー管11部分に
は、環状を維持するためと、ヘッダー管11同士での熱
交換を防止する目的として、樹脂等の熱伝導の悪い材料
で構成される、スペーサ12が挟み込まれている。しか
しながら、別部品としてスペーサ12を形成し、環状凝
縮器5のヘッダー管11部分に固定するため、作業工
程、時間、コスト等において不利である。
【0043】この不具合に対して、前記した環状凝縮器
5の形成工程において、炉内より運び出し冷却した熱交
換器5を、治具に合わせて湾曲させる段階で、360°
の環状形状とせず、例えば、300°といった360°
以下に形成し作業完了とする。
5の形成工程において、炉内より運び出し冷却した熱交
換器5を、治具に合わせて湾曲させる段階で、360°
の環状形状とせず、例えば、300°といった360°
以下に形成し作業完了とする。
【0044】ベースプレート7の構成としては、環状凝
縮器5が配設される部分に、前記環状凝縮器5の内径寸
法D1と等しく、該熱交換器の内壁に沿うよう円弧を有
し、かつ、前記ヘッダー管11が横方向より差し込まれ
るよう形成された、ガイド部15を設けることにより対
処する。
縮器5が配設される部分に、前記環状凝縮器5の内径寸
法D1と等しく、該熱交換器の内壁に沿うよう円弧を有
し、かつ、前記ヘッダー管11が横方向より差し込まれ
るよう形成された、ガイド部15を設けることにより対
処する。
【0045】該ガイド部15は、樹脂等の熱伝導の悪い
材料で形成されたものを、ベースプレート7上に固定す
るが、ベースプレート7自体を、樹脂等の熱伝導の悪い
材料で形成し、同時にガイド部15も形成してしまう方
法もある。これにより、360°以下に形成された該環
状凝縮器5を、ベースプレート7上のガイド部15を組
み合わせることにより、該環状凝縮器5がベースプレー
ト7に固定されると共に、前記したヘッダー管11同士
での熱交換を防止する。
材料で形成されたものを、ベースプレート7上に固定す
るが、ベースプレート7自体を、樹脂等の熱伝導の悪い
材料で形成し、同時にガイド部15も形成してしまう方
法もある。これにより、360°以下に形成された該環
状凝縮器5を、ベースプレート7上のガイド部15を組
み合わせることにより、該環状凝縮器5がベースプレー
ト7に固定されると共に、前記したヘッダー管11同士
での熱交換を防止する。
【0046】次に本発明の冷蔵庫の第3の実施の形態に
ついて図8を中心に説明する。図8は熱交換器と冷却フ
ァンの構成を示したものである。
ついて図8を中心に説明する。図8は熱交換器と冷却フ
ァンの構成を示したものである。
【0047】前記本発明の冷蔵庫の第1の実施の形態で
説明したように、環状凝縮器5の中心軸と冷却ファン4
の中心軸が一直線に配設されているが、冷却ファン4を
取り付けている仕切り板8と、環状凝縮器5の間には空
間が存在している。このため、前記冷却ファン4により
起風された空気の流れにおいて、すべてが該環状凝縮器
5の内側へと流れず、一部が前記した空間より、該環状
凝縮器5の外側へ漏れるといった不具合がある。
説明したように、環状凝縮器5の中心軸と冷却ファン4
の中心軸が一直線に配設されているが、冷却ファン4を
取り付けている仕切り板8と、環状凝縮器5の間には空
間が存在している。このため、前記冷却ファン4により
起風された空気の流れにおいて、すべてが該環状凝縮器
5の内側へと流れず、一部が前記した空間より、該環状
凝縮器5の外側へ漏れるといった不具合がある。
【0048】この不具合に対して、ベースプレート7に
固定している環状凝縮器5を、仕切り板8に取り付ける
と共に、前記冷却ファン4の羽根の一部分を、該環状凝
縮器5の内部に挿入するよう配設することで対処する。
固定している環状凝縮器5を、仕切り板8に取り付ける
と共に、前記冷却ファン4の羽根の一部分を、該環状凝
縮器5の内部に挿入するよう配設することで対処する。
【0049】仕切り板8に対する環状凝縮器5の取り付
け方において、該熱交換器の一端の凝縮管9と、仕切り
板8の間に若干の空間(a)を設けて取り付ける。この
わずかな空間は、一端の凝縮管9と仕切り板8の間にも
空気の流れを形成し、一端の凝縮管9での凝縮を助ける
と共に、該環状凝縮器5の外側へ、空気の流れが大幅に
漏れるといった不具合を防止する。
け方において、該熱交換器の一端の凝縮管9と、仕切り
板8の間に若干の空間(a)を設けて取り付ける。この
わずかな空間は、一端の凝縮管9と仕切り板8の間にも
空気の流れを形成し、一端の凝縮管9での凝縮を助ける
と共に、該環状凝縮器5の外側へ、空気の流れが大幅に
漏れるといった不具合を防止する。
【0050】これにより、冷却ファン4により起風され
た空気の流れのすべてを、該環状凝縮器5の内側へと導
くことができる。
た空気の流れのすべてを、該環状凝縮器5の内側へと導
くことができる。
【0051】次に本発明の冷蔵庫の第4の実施の形態に
ついて図9乃至図11を中心に説明する。図9は環状凝
縮器の断面を表わしたものである。
ついて図9乃至図11を中心に説明する。図9は環状凝
縮器の断面を表わしたものである。
【0052】前記本発明の冷蔵庫の第1の実施の形態で
説明したように環状凝縮器5の中心軸と冷却ファン4の
中心軸が一直線に配設されており、該環状凝縮器5の先
に圧縮機3が配設されていることで、冷却ファン4によ
り起風された空気の流れで、該熱交換器における凝縮
と、圧縮機3の冷却が絶えず行なわれている。
説明したように環状凝縮器5の中心軸と冷却ファン4の
中心軸が一直線に配設されており、該環状凝縮器5の先
に圧縮機3が配設されていることで、冷却ファン4によ
り起風された空気の流れで、該熱交換器における凝縮
と、圧縮機3の冷却が絶えず行なわれている。
【0053】しかしながら、冷蔵庫本体の周囲温度が低
下する冬場等においては、圧縮機3に直接外気が送り込
まれることにより、圧縮機3の冷却が過多となる過冷却
状態となり、冷媒の圧縮が不十分となり、サイクル効率
が低下する等の不具合が発生する。この不具合に対し
て、環状凝縮器5先端にある整流板14に設けられた開
口部13に、開閉機構19を配設し、必要に応じて開閉
することで対処する。
下する冬場等においては、圧縮機3に直接外気が送り込
まれることにより、圧縮機3の冷却が過多となる過冷却
状態となり、冷媒の圧縮が不十分となり、サイクル効率
が低下する等の不具合が発生する。この不具合に対し
て、環状凝縮器5先端にある整流板14に設けられた開
口部13に、開閉機構19を配設し、必要に応じて開閉
することで対処する。
【0054】この開閉機構19は、整流板14上を開閉
部17がスライドする機構であり、該開閉部17の移動
は機構部18で、コイルの印加電圧を反転させることで
往復運動に変換し、開閉部17をスライドさせ開閉をお
こなう。
部17がスライドする機構であり、該開閉部17の移動
は機構部18で、コイルの印加電圧を反転させることで
往復運動に変換し、開閉部17をスライドさせ開閉をお
こなう。
【0055】該整流板14の開口部13の形状は、例え
ば、図11及び図12に示すように、横長のスリットが
複数、整流板14と開閉部17各々に設けられてあり、
開閉部17がスライドすることにより、閉じたり貫通さ
せたりすることで、冷却ファン4により起風された空気
の流れをコントロールする。
ば、図11及び図12に示すように、横長のスリットが
複数、整流板14と開閉部17各々に設けられてあり、
開閉部17がスライドすることにより、閉じたり貫通さ
せたりすることで、冷却ファン4により起風された空気
の流れをコントロールする。
【0056】該開閉機構19の開閉動作の制御例として
は、冷蔵庫本体の周囲温度により制御するのがもっとも
良い。すなわち、周囲温度が低い冬場等は、開閉部17
を閉じておき、前記圧縮機3の過冷却を防止するととも
に、周囲温度が高い夏場等では、開閉部17を開いて冷
却風を前記圧縮機3に導き冷却する。
は、冷蔵庫本体の周囲温度により制御するのがもっとも
良い。すなわち、周囲温度が低い冬場等は、開閉部17
を閉じておき、前記圧縮機3の過冷却を防止するととも
に、周囲温度が高い夏場等では、開閉部17を開いて冷
却風を前記圧縮機3に導き冷却する。
【0057】次に本発明の冷蔵庫の第5の実施の形態に
ついて図12及び図13とともに説明する。
ついて図12及び図13とともに説明する。
【0058】前記本発明の冷蔵庫の第1の実施の形態で
説明したように冷却ファン4は圧縮機3が稼働したとき
同期し、一定の回転数、風量にて、前記環状圧縮機5の
凝縮と、前記圧縮機3の冷却をおこなっている。
説明したように冷却ファン4は圧縮機3が稼働したとき
同期し、一定の回転数、風量にて、前記環状圧縮機5の
凝縮と、前記圧縮機3の冷却をおこなっている。
【0059】しかしながら、冷蔵庫本体が設置されてい
る家庭においては、四季の移り変わり等により、周囲温
度が大きく変動する。たとえば、冬場においては摂氏5
℃以下になる場合があり、夏場では摂氏35℃程度まで
上昇する。
る家庭においては、四季の移り変わり等により、周囲温
度が大きく変動する。たとえば、冬場においては摂氏5
℃以下になる場合があり、夏場では摂氏35℃程度まで
上昇する。
【0060】このため、前記環状凝縮器5における凝縮
能力が変化し、特に夏場では周囲温度の上昇に、凝縮能
力が追いつかない傾向となり、圧縮機3においては過負
荷状態となる。この結果として圧縮機は冷却不足とな
り、圧縮機内のオイルの劣化、冷媒の分解、モータ巻線
の焼損といった冷蔵庫としては致命的な故障が発生す
る。
能力が変化し、特に夏場では周囲温度の上昇に、凝縮能
力が追いつかない傾向となり、圧縮機3においては過負
荷状態となる。この結果として圧縮機は冷却不足とな
り、圧縮機内のオイルの劣化、冷媒の分解、モータ巻線
の焼損といった冷蔵庫としては致命的な故障が発生す
る。
【0061】この不具合に対して、冷蔵庫本体の周囲温
度を検知する外気温センサ20を配設し、冷却ファン4
の羽根の回転数を変えて風量を変化させると共に、前記
開閉機構19の開閉動作を同期させることで対処する。
度を検知する外気温センサ20を配設し、冷却ファン4
の羽根の回転数を変えて風量を変化させると共に、前記
開閉機構19の開閉動作を同期させることで対処する。
【0062】周囲温度を検知する外気温センサ20は、
冷蔵庫本体周辺で外気と接するところであれば良いが、
前記冷却ファン4により外気を吸引する吸入口16に設
けるのが、別途構成を必要としないため最も良い。
冷蔵庫本体周辺で外気と接するところであれば良いが、
前記冷却ファン4により外気を吸引する吸入口16に設
けるのが、別途構成を必要としないため最も良い。
【0063】前記冷却ファン4の羽根の回転数を変えて
風量を変化させるには、ファンモータ21の構成を変え
たり、印加する電圧を変化させれば良い。該ファンモー
タ21内に抵抗の異なる主巻線と補助巻線を設けてお
き、電圧を切り替えることにより回転数を変化させるこ
とができる。また、該ファンモータ21に印加する電圧
における、周波数等を変化させることにより、回転数を
変化させられる。上記の構成と、前記開閉機構19の開
閉動作を組み合わせる。
風量を変化させるには、ファンモータ21の構成を変え
たり、印加する電圧を変化させれば良い。該ファンモー
タ21内に抵抗の異なる主巻線と補助巻線を設けてお
き、電圧を切り替えることにより回転数を変化させるこ
とができる。また、該ファンモータ21に印加する電圧
における、周波数等を変化させることにより、回転数を
変化させられる。上記の構成と、前記開閉機構19の開
閉動作を組み合わせる。
【0064】図12は、これらの動作を説明するための
制御回路簡略図である。
制御回路簡略図である。
【0065】周囲温度を検知する外気温センサ20から
の信号、庫内温度を検知する庫内温度センサ21からの
信号は、マイコン22の入力ポートに絶えず入力され、
メモリ内にてあらかじめ設定された温度帯を識別し、そ
の温度帯に応じた出力を出力ポートより発する。例とし
て、あらかじめメモリ内に設定された温度帯と、出力信
号を下表に示す。
の信号、庫内温度を検知する庫内温度センサ21からの
信号は、マイコン22の入力ポートに絶えず入力され、
メモリ内にてあらかじめ設定された温度帯を識別し、そ
の温度帯に応じた出力を出力ポートより発する。例とし
て、あらかじめメモリ内に設定された温度帯と、出力信
号を下表に示す。
【0066】
【表1】
【0067】この表に基づいて上記した構成を制御し、
環状凝縮器5での凝縮と、圧縮機3の冷却を効率良く行
う。
環状凝縮器5での凝縮と、圧縮機3の冷却を効率良く行
う。
【0068】次に本発明の冷蔵庫の第3の実施の形態に
ついて、図13を中心にして説明する。
ついて、図13を中心にして説明する。
【0069】図13において、プログラムスタート後、
ステップ#10でRAMクリア及び各種初期設定をおこ
ない、ステップ#20で冷蔵庫の制御処理を行う。そし
てステップ#30で庫内温度センサ21と本体の外気温
度センサ20により、冷蔵庫の庫内及び周囲温度を検出
する。
ステップ#10でRAMクリア及び各種初期設定をおこ
ない、ステップ#20で冷蔵庫の制御処理を行う。そし
てステップ#30で庫内温度センサ21と本体の外気温
度センサ20により、冷蔵庫の庫内及び周囲温度を検出
する。
【0070】この時、ステップ#40で庫内温度が所定
温度以上か以下かを判定し、庫内温度が設定温度より低
ければ、ステップ#60で圧縮機3を動作させず、ま
た、圧縮機3の停止に伴ってステップ#70で冷却ファ
ン4を停止させ、かつ開閉機構19を閉じる。反対に庫
内温度が設定温度より高ければ、ステップ#50で圧縮
機3の運転を開始する。
温度以上か以下かを判定し、庫内温度が設定温度より低
ければ、ステップ#60で圧縮機3を動作させず、ま
た、圧縮機3の停止に伴ってステップ#70で冷却ファ
ン4を停止させ、かつ開閉機構19を閉じる。反対に庫
内温度が設定温度より高ければ、ステップ#50で圧縮
機3の運転を開始する。
【0071】ここで、圧縮機3が作動している場合に、
ステップ#80にてステップ#30で検知した周囲温度
と、あらかじめメモリ内に設定されている温度帯情報1
0℃との比較を行う。
ステップ#80にてステップ#30で検知した周囲温度
と、あらかじめメモリ内に設定されている温度帯情報1
0℃との比較を行う。
【0072】この時周囲温度が10℃以下であれば、冷
却ファン4を『低』モードで動作させ(ステップ#9
0)、かつ、開閉機構19を『閉』モードにする(ステ
ップ#100)。
却ファン4を『低』モードで動作させ(ステップ#9
0)、かつ、開閉機構19を『閉』モードにする(ステ
ップ#100)。
【0073】つぎに、周囲温度が10℃以上30℃未満
の常温域かどうかの判断を行い(ステップ#110)、
常温域であれば冷却ファン4を『中』モード(ステップ
#120)、開閉機構19を『開』モード(ステップ#
130)とする。ステップ#110で周囲温度が30℃
以上であれば、冷却ファン4を『高』モード(ステップ
#140)、開閉機構19を『開』モード(ステップ#
150)で動作させる。
の常温域かどうかの判断を行い(ステップ#110)、
常温域であれば冷却ファン4を『中』モード(ステップ
#120)、開閉機構19を『開』モード(ステップ#
130)とする。ステップ#110で周囲温度が30℃
以上であれば、冷却ファン4を『高』モード(ステップ
#140)、開閉機構19を『開』モード(ステップ#
150)で動作させる。
【0074】ここで使用した温度差及び設定値について
は、あくまでも参考例であって、実際には実験により算
出される最適値及び温度差の値を使用することになる。
は、あくまでも参考例であって、実際には実験により算
出される最適値及び温度差の値を使用することになる。
【0075】次に本発明の冷蔵庫の第6の実施の形態に
ついて図14及び図15を中心に説明するが、図14は
本発明の冷蔵庫の第6の実施の形態における、水受け皿
の構成を示し、図15は機械室内部を示したものであ
る。
ついて図14及び図15を中心に説明するが、図14は
本発明の冷蔵庫の第6の実施の形態における、水受け皿
の構成を示し、図15は機械室内部を示したものであ
る。
【0076】前記本発明の冷蔵庫の第1の実施の形態で
説明したように環状凝縮器5を機械室2内に配設した場
合、冷却器にて発生するドレン水の処理が問題となって
くる。
説明したように環状凝縮器5を機械室2内に配設した場
合、冷却器にて発生するドレン水の処理が問題となって
くる。
【0077】従来の冷蔵庫では、凝縮器の上部に配置し
た水受け皿にて、凝縮器の凝縮熱にて蒸発させる手段が
一般的であるが、本発明による構成では、この方法が全
く使えない不具合が生じる。
た水受け皿にて、凝縮器の凝縮熱にて蒸発させる手段が
一般的であるが、本発明による構成では、この方法が全
く使えない不具合が生じる。
【0078】この不具合に対して、湾曲した一面を良伝
熱性を有する金属等にて形成した水受け皿23を、前記
環状凝縮器5の上部から側面にかけてと、前記圧縮機3
の上部に覆うように配設し、かつ、該水受け皿23の一
部分を前記環状凝縮器5に密着させることで対処する。
熱性を有する金属等にて形成した水受け皿23を、前記
環状凝縮器5の上部から側面にかけてと、前記圧縮機3
の上部に覆うように配設し、かつ、該水受け皿23の一
部分を前記環状凝縮器5に密着させることで対処する。
【0079】該水受け皿23は図に示すように、前記環
状凝縮器5の上部から側面にかけて配設されており、該
水受け皿23の下部が環状凝縮器5に、押し付けられる
形で密着している。それと共に、該水受け皿23の横方
向には、圧縮機3が該水受け皿23の真下に配置され、
該水受け皿23が圧縮機3を覆うような位置関係が形成
されている。該水受け皿23の内部には、フェルト等で
形成された吸水板24が取り付けられている。
状凝縮器5の上部から側面にかけて配設されており、該
水受け皿23の下部が環状凝縮器5に、押し付けられる
形で密着している。それと共に、該水受け皿23の横方
向には、圧縮機3が該水受け皿23の真下に配置され、
該水受け皿23が圧縮機3を覆うような位置関係が形成
されている。該水受け皿23の内部には、フェルト等で
形成された吸水板24が取り付けられている。
【0080】以下、上記構成に基づく作用を説明する。
冷蔵庫の除霜運転により、冷却器(図示せず)の霜が溶
かされドレン水として、ドレンホース40より水受け皿
23に滴下してくる。そのドレン水は該水受け皿23下
部に蓄えられると共に、該水受け皿23の上部まで迫り
上がってくるドレン水に対しては、前記吸水板24にて
吸水保持させ、該水受け皿23よりオーバーフローする
のを防止している。
冷蔵庫の除霜運転により、冷却器(図示せず)の霜が溶
かされドレン水として、ドレンホース40より水受け皿
23に滴下してくる。そのドレン水は該水受け皿23下
部に蓄えられると共に、該水受け皿23の上部まで迫り
上がってくるドレン水に対しては、前記吸水板24にて
吸水保持させ、該水受け皿23よりオーバーフローする
のを防止している。
【0081】除霜が終了し、冷蔵庫が通常運転に復帰し
たとき、前記圧縮機3が稼働して前記環状凝縮器5に高
温高圧の冷媒が流れ込み、冷却ファン4にて凝縮させる
時の、前記環状凝縮器5が保有する凝縮熱を、該水受け
皿23の良伝熱性を有する金属等にて形成した一面に、
密着による伝導熱と空間での熱移動を伝えることで、水
受け皿23内部のドレン水を蒸発させる。それに加え
て、前記圧縮機3の稼働による圧縮機自体の圧縮過程に
よる排気熱も、該水受け皿23の一面に空間での熱移動
にて伝えることで、水受け皿23内部のドレン水の蒸発
を促進させる。
たとき、前記圧縮機3が稼働して前記環状凝縮器5に高
温高圧の冷媒が流れ込み、冷却ファン4にて凝縮させる
時の、前記環状凝縮器5が保有する凝縮熱を、該水受け
皿23の良伝熱性を有する金属等にて形成した一面に、
密着による伝導熱と空間での熱移動を伝えることで、水
受け皿23内部のドレン水を蒸発させる。それに加え
て、前記圧縮機3の稼働による圧縮機自体の圧縮過程に
よる排気熱も、該水受け皿23の一面に空間での熱移動
にて伝えることで、水受け皿23内部のドレン水の蒸発
を促進させる。
【0082】前記吸水板24にて吸水保持させたドレン
水も、上記した熱により、一旦吸水板より水受け皿23
内部に排出されたり、吸水板24自体より蒸発する等、
最終的には全て蒸発する。
水も、上記した熱により、一旦吸水板より水受け皿23
内部に排出されたり、吸水板24自体より蒸発する等、
最終的には全て蒸発する。
【0083】次に本発明の冷蔵庫の第7の実施の形態に
ついて図16を中心に説明する。図16は本発明の冷蔵
庫の第7の実施の形態における機械室内部を示したもの
である。
ついて図16を中心に説明する。図16は本発明の冷蔵
庫の第7の実施の形態における機械室内部を示したもの
である。
【0084】上記本発明の冷蔵庫の第6の実施の形態で
説明したように、ドレン水処理は冷蔵庫にとって重要な
課題である。この課題に対して本実施例では、前記環状
凝縮器5より上部に位置する機械室2内に、ドレン水を
蓄えるタンク25を配設する。該タンク25には、下方
向にドレン水を排出する開口部26が設けられ、その開
口部26先端に電磁弁27と、ドレン水の経路となるチ
ューブ28が接続されている。該チューブ28の先端
は、前記冷却ファン4の周囲の設けられた吐出口29に
接続された構成で対処する。
説明したように、ドレン水処理は冷蔵庫にとって重要な
課題である。この課題に対して本実施例では、前記環状
凝縮器5より上部に位置する機械室2内に、ドレン水を
蓄えるタンク25を配設する。該タンク25には、下方
向にドレン水を排出する開口部26が設けられ、その開
口部26先端に電磁弁27と、ドレン水の経路となるチ
ューブ28が接続されている。該チューブ28の先端
は、前記冷却ファン4の周囲の設けられた吐出口29に
接続された構成で対処する。
【0085】以下、上記構成に基づく作用を説明する。
冷蔵庫の除霜運転により、冷却器(図示せず)の霜が溶
かされドレン水として、ドレンホース40よりタンク2
5に滴下してくる。そのドレン水は該タンク25内に蓄
えられることになる。除霜が終了し、冷蔵庫が通常運転
に復帰したとき、前記圧縮機3が稼働して前記環状凝縮
器5に高温高圧の冷媒が流れ込み、前記冷却ファン4も
稼働したとき、電磁弁27を動作させドレン水をタンク
25より滴下させる。ドレン水はチューブ28内を通っ
て、前記吐出口29より冷却ファン4に向かって吹き出
される。吹き出されたドレン水は、冷却ファン4の回転
により前記環状凝縮器5内に飛散させられる。飛散させ
られたドレン水は、前記環状凝縮器5の凝縮熱にて蒸発
させられる。
冷蔵庫の除霜運転により、冷却器(図示せず)の霜が溶
かされドレン水として、ドレンホース40よりタンク2
5に滴下してくる。そのドレン水は該タンク25内に蓄
えられることになる。除霜が終了し、冷蔵庫が通常運転
に復帰したとき、前記圧縮機3が稼働して前記環状凝縮
器5に高温高圧の冷媒が流れ込み、前記冷却ファン4も
稼働したとき、電磁弁27を動作させドレン水をタンク
25より滴下させる。ドレン水はチューブ28内を通っ
て、前記吐出口29より冷却ファン4に向かって吹き出
される。吹き出されたドレン水は、冷却ファン4の回転
により前記環状凝縮器5内に飛散させられる。飛散させ
られたドレン水は、前記環状凝縮器5の凝縮熱にて蒸発
させられる。
【0086】次に本発明の冷蔵庫の第8の実施の形態に
ついて図17を中心に説明するが、図17は本発明の冷
蔵庫の第8の実施の形態における、機械室内部を示した
ものである。
ついて図17を中心に説明するが、図17は本発明の冷
蔵庫の第8の実施の形態における、機械室内部を示した
ものである。
【0087】上記本発明の冷蔵庫の第6の実施の形態で
説明したようにドレン水処理は冷蔵庫にとって重要な課
題である。この課題に対して本実施例では、前記環状凝
縮器5より上部に位置する機械室2内に、ドレン水を蓄
えるタンク25を配設する。該タンク25には、下方向
にドレン水を排出する開口部26が設けられ、その開口
部26先端に電磁弁27と、ドレン水の経路となるチュ
ーブ28が接続されている。該チューブ28の先端は、
環状凝縮器5内部もしくは周囲に配設された、超音波振
動素子30が取り付けられた皿31に、ドレン水が滴下
するよう構成することで対処する。
説明したようにドレン水処理は冷蔵庫にとって重要な課
題である。この課題に対して本実施例では、前記環状凝
縮器5より上部に位置する機械室2内に、ドレン水を蓄
えるタンク25を配設する。該タンク25には、下方向
にドレン水を排出する開口部26が設けられ、その開口
部26先端に電磁弁27と、ドレン水の経路となるチュ
ーブ28が接続されている。該チューブ28の先端は、
環状凝縮器5内部もしくは周囲に配設された、超音波振
動素子30が取り付けられた皿31に、ドレン水が滴下
するよう構成することで対処する。
【0088】以下、上記構成に基づく作用を説明する。
冷蔵庫の除霜運転により、冷却器(図示せず)の霜が溶
かされドレン水として、ドレンホース40よりタンク2
5に滴下してくる。そのドレン水は該タンク25内に蓄
えられることになる。
冷蔵庫の除霜運転により、冷却器(図示せず)の霜が溶
かされドレン水として、ドレンホース40よりタンク2
5に滴下してくる。そのドレン水は該タンク25内に蓄
えられることになる。
【0089】除霜が終了し、冷蔵庫が通常運転に復帰し
たとき、前記圧縮機3が稼働して前記環状凝縮器5に高
温高圧の冷媒が流れ込み、前記冷却ファン4も稼働した
とき、電磁弁27を動作させドレン水をタンク25より
滴下させる。ドレン水はチューブ28内を通って、前記
した超音波振動素子30が取り付けられた皿31に、ド
レン水が導かれることになる。
たとき、前記圧縮機3が稼働して前記環状凝縮器5に高
温高圧の冷媒が流れ込み、前記冷却ファン4も稼働した
とき、電磁弁27を動作させドレン水をタンク25より
滴下させる。ドレン水はチューブ28内を通って、前記
した超音波振動素子30が取り付けられた皿31に、ド
レン水が導かれることになる。
【0090】該超音波振動素子30を動作させ、ドレン
水を環状凝縮器5に飛散させる。飛散させられたドレン
水は、前記環状凝縮器5の凝縮熱にて蒸発させられる。
また、タンク25にはフロート方式による水位センサ3
2が設けられてあり、該タンク25内のドレン水が無く
なったと検知したときには、超音波振動素子30の動作
を停止させる。
水を環状凝縮器5に飛散させる。飛散させられたドレン
水は、前記環状凝縮器5の凝縮熱にて蒸発させられる。
また、タンク25にはフロート方式による水位センサ3
2が設けられてあり、該タンク25内のドレン水が無く
なったと検知したときには、超音波振動素子30の動作
を停止させる。
【0091】次に本発明の冷蔵庫の第9の実施の形態に
ついて図18を中心に説明する。
ついて図18を中心に説明する。
【0092】図18は本発明の冷蔵庫の第9の実施の形
態における、機械室内部を示したものである。
態における、機械室内部を示したものである。
【0093】上記本発明の冷蔵庫の第6の実施の形態で
説明したように、ドレン水処理は冷蔵庫にとって重要な
課題である。この課題に対して本実施例では、機械室2
内にドレン水を蓄えるタンク33を配設し、該タンク3
3には電磁ポンプ34が取り付けられている。該電磁ポ
ンプ34の吐出口には、ドレン水の経路となるチューブ
28を接続し、そのチューブ28の先端に設けられた散
水部35の吹出口36を、前記環状凝縮器5に向けて配
設する構成にて対処する。
説明したように、ドレン水処理は冷蔵庫にとって重要な
課題である。この課題に対して本実施例では、機械室2
内にドレン水を蓄えるタンク33を配設し、該タンク3
3には電磁ポンプ34が取り付けられている。該電磁ポ
ンプ34の吐出口には、ドレン水の経路となるチューブ
28を接続し、そのチューブ28の先端に設けられた散
水部35の吹出口36を、前記環状凝縮器5に向けて配
設する構成にて対処する。
【0094】以下、上記構成に基づく作用を説明する。
【0095】冷蔵庫の除霜運転により、冷却器(図示せ
ず)の霜が溶かされドレン水として、ドレンホース40
よりタンク33に滴下してくる。そのドレン水は該タン
ク33内に蓄えられることになる。
ず)の霜が溶かされドレン水として、ドレンホース40
よりタンク33に滴下してくる。そのドレン水は該タン
ク33内に蓄えられることになる。
【0096】除霜が終了し、冷蔵庫が通常運転に復帰し
たとき、前記圧縮機3が稼働して前記環状凝縮器5に高
温高圧の冷媒が流れ込み、前記冷却ファン4も稼働した
とき、電磁ポンプ34を動作させ、ドレン水をタンク3
3より吸い込み吐出口より送り出す。ドレン水はチュー
ブ28内を通って、前記した散水部35に導かれ、該吹
出口36により前記環状凝縮器5に飛散される。飛散さ
せられたドレン水は、前記環状凝縮器5の凝縮熱にて蒸
発させられる。
たとき、前記圧縮機3が稼働して前記環状凝縮器5に高
温高圧の冷媒が流れ込み、前記冷却ファン4も稼働した
とき、電磁ポンプ34を動作させ、ドレン水をタンク3
3より吸い込み吐出口より送り出す。ドレン水はチュー
ブ28内を通って、前記した散水部35に導かれ、該吹
出口36により前記環状凝縮器5に飛散される。飛散さ
せられたドレン水は、前記環状凝縮器5の凝縮熱にて蒸
発させられる。
【0097】また、タンク33にはフロート方式による
水位センサ32が設けられてあり、該タンク33内のド
レン水が無くなったと検知したときには、電磁ポンプ3
4の動作を停止させる。
水位センサ32が設けられてあり、該タンク33内のド
レン水が無くなったと検知したときには、電磁ポンプ3
4の動作を停止させる。
【0098】尚本実施例においては、ドレン水をタンク
33から送り出す手段として、電磁ポンプ34を用いた
が、インペラーにて流体を搬送させる一般的なポンプで
も、同様の構成を形成することができる。
33から送り出す手段として、電磁ポンプ34を用いた
が、インペラーにて流体を搬送させる一般的なポンプで
も、同様の構成を形成することができる。
【0099】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は上記のような構成であ
るから、本発明は冷却ファンにより起風された空気の流
れにより、該環状凝縮器での凝縮を損なうことなく、か
つ、圧縮機には環状凝縮器の内側を通過する外気が、冷
却ファンにより直接送風されるので、圧縮機の冷却が効
率よく行われる冷蔵庫を提供することができる。
るから、本発明は冷却ファンにより起風された空気の流
れにより、該環状凝縮器での凝縮を損なうことなく、か
つ、圧縮機には環状凝縮器の内側を通過する外気が、冷
却ファンにより直接送風されるので、圧縮機の冷却が効
率よく行われる冷蔵庫を提供することができる。
【0100】また、本発明は、完全な環状形状になって
いない熱交換器と、ベースプレートのガイド部を組み合
わせることにより、冷却ファンによる熱交換器での凝縮
をおこない、かつ、圧縮機に外気を導く環状形状ダクト
を形成することで、圧縮機の冷却が効率良く行われる。
いない熱交換器と、ベースプレートのガイド部を組み合
わせることにより、冷却ファンによる熱交換器での凝縮
をおこない、かつ、圧縮機に外気を導く環状形状ダクト
を形成することで、圧縮機の冷却が効率良く行われる。
【0101】そしてまた、本発明は、該環状凝縮器先端
の整流板の開口部に、必要に応じて開閉できる開閉機構
を設けることにより、冷却ファンにより起風される空気
の流れを、圧縮機に導いたり止めることで、圧縮機の冷
却が効率良く行われる。
の整流板の開口部に、必要に応じて開閉できる開閉機構
を設けることにより、冷却ファンにより起風される空気
の流れを、圧縮機に導いたり止めることで、圧縮機の冷
却が効率良く行われる。
【0102】さらに本発明は、周囲温度を検知する手段
と、前記冷却ファンの回転数を変化させる手段を設ける
ことにより、周囲温度の検知信号にて温度帯を選別さ
せ、前記冷却ファンの回転数を変化させると共に、前記
整流板開口部の開閉機構を同期させることで、該環状凝
縮器での凝縮と、圧縮機の冷却が効率良く行われ、冷蔵
庫としての能力を上昇させられる。
と、前記冷却ファンの回転数を変化させる手段を設ける
ことにより、周囲温度の検知信号にて温度帯を選別さ
せ、前記冷却ファンの回転数を変化させると共に、前記
整流板開口部の開閉機構を同期させることで、該環状凝
縮器での凝縮と、圧縮機の冷却が効率良く行われ、冷蔵
庫としての能力を上昇させられる。
【0103】さらにまた、本発明は、湾曲した一面を良
伝熱性を有する金属等にて形成した水受け皿を、前記環
状凝縮器の上部から側面にかけてと、前記圧縮機の上部
を覆うように配設し、かつ、該水受け皿の一部分を前記
環状凝縮器に密着させることにより、冷却器にて発生す
るドレン水を、熱交換器での凝縮熱と圧縮機からの熱に
より蒸発させることができる。
伝熱性を有する金属等にて形成した水受け皿を、前記環
状凝縮器の上部から側面にかけてと、前記圧縮機の上部
を覆うように配設し、かつ、該水受け皿の一部分を前記
環状凝縮器に密着させることにより、冷却器にて発生す
るドレン水を、熱交換器での凝縮熱と圧縮機からの熱に
より蒸発させることができる。
【0104】また、本発明は、環状凝縮器より上方向に
位置する機械室内に、ドレン水を蓄えるとともに、下方
向へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設
し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となる
チューブを接続し、該チューブの先端を前記冷却ファン
の周囲に接続することにより、該電磁弁を開きドレン水
を冷却ファンに滴下させ、冷却ファンの回転によりドレ
ン水を環状凝縮器に飛散させ、凝縮器での凝縮熱にて蒸
発させることができる。それと共に、該環状凝縮器での
凝縮能力が、飛散されたドレン水にて若干上昇すること
で、冷蔵庫としての能力も上昇させられる。
位置する機械室内に、ドレン水を蓄えるとともに、下方
向へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設
し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となる
チューブを接続し、該チューブの先端を前記冷却ファン
の周囲に接続することにより、該電磁弁を開きドレン水
を冷却ファンに滴下させ、冷却ファンの回転によりドレ
ン水を環状凝縮器に飛散させ、凝縮器での凝縮熱にて蒸
発させることができる。それと共に、該環状凝縮器での
凝縮能力が、飛散されたドレン水にて若干上昇すること
で、冷蔵庫としての能力も上昇させられる。
【0105】そして、本発明は、環状凝縮器より上方向
に位置する機械室内に、ドレン水を蓄えるとともに、下
方向へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設
し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となる
チューブを接続し、該チューブの先端を、前記環状凝縮
器内部ならびに周囲に配設された、超音波振動素子周辺
に接続することにより、該電磁弁を開きドレン水を超音
波振動素子周辺に滴下させ、超音波振動素子を動作させ
ることで、ドレン水を環状凝縮器に飛散させ、熱交換器
での凝縮熱にて蒸発させることができる。
に位置する機械室内に、ドレン水を蓄えるとともに、下
方向へドレン水を排出する開口部を設けたタンクを配設
し、その開口部先端に電磁弁と、ドレン水の経路となる
チューブを接続し、該チューブの先端を、前記環状凝縮
器内部ならびに周囲に配設された、超音波振動素子周辺
に接続することにより、該電磁弁を開きドレン水を超音
波振動素子周辺に滴下させ、超音波振動素子を動作させ
ることで、ドレン水を環状凝縮器に飛散させ、熱交換器
での凝縮熱にて蒸発させることができる。
【0106】それと共に、該環状凝縮器での凝縮能力
が、飛散されたドレン水にて若干上昇することで、冷蔵
庫としての能力も上昇させられる。
が、飛散されたドレン水にて若干上昇することで、冷蔵
庫としての能力も上昇させられる。
【0107】そしてまた、本発明は、機械室内にドレン
水を蓄えるタンクを配設し、該タンクにはポンプが取り
付けられ、ポンプの吐出口にドレン水の経路となるチュ
ーブを接続することと、チューブの先端に設けられた散
水部の吹出口を、前記環状凝縮器に向けることにより、
該ポンプを動作させることで、ドレン水を前記吹出口よ
り環状凝縮器に飛散させ、熱交換器での凝縮熱にて蒸発
させることができる。それと共に、該環状凝縮器での凝
縮能力が、飛散されたドレン水にて若干上昇すること
で、冷蔵庫としての能力も上昇させられる。
水を蓄えるタンクを配設し、該タンクにはポンプが取り
付けられ、ポンプの吐出口にドレン水の経路となるチュ
ーブを接続することと、チューブの先端に設けられた散
水部の吹出口を、前記環状凝縮器に向けることにより、
該ポンプを動作させることで、ドレン水を前記吹出口よ
り環状凝縮器に飛散させ、熱交換器での凝縮熱にて蒸発
させることができる。それと共に、該環状凝縮器での凝
縮能力が、飛散されたドレン水にて若干上昇すること
で、冷蔵庫としての能力も上昇させられる。
【図1】本発明の冷蔵庫の第1の実施の形態を示す冷蔵
庫機械室部の要部透視構成図である。
庫機械室部の要部透視構成図である。
【図2】図1の冷蔵庫機械室部の要部断面構成図であ
る。
る。
【図3】図1の環状凝縮器の要部拡大正面構成図であ
る。
る。
【図4】図1の環状凝縮器の要部拡大底面構成図であ
る。
る。
【図5】図4の凝縮管の要部断面構成図である。
【図6】図1の環状凝縮器のフィンの概略構成図であ
る。
る。
【図7】本発明の冷蔵庫の第2の実施の形態を示す熱交
換器とベースプレートの構成説明図である。
換器とベースプレートの構成説明図である。
【図8】本発明の冷蔵庫の第3の実施の形態を示す熱交
換器と冷却ファンの構成説明図である。
換器と冷却ファンの構成説明図である。
【図9】本発明の冷蔵庫の第4の実施の形態を示す熱交
換器と整流板周囲の構成説明図である。
換器と整流板周囲の構成説明図である。
【図10】図9の整流板の開口部形状の説明図である。
【図11】図9の開閉部の開口部形状の説明図である。
【図12】本発明の冷蔵庫の第5の実施の形態を示す制
御回路のブロック図である。
御回路のブロック図である。
【図13】本発明の冷蔵庫の第5の実施の形態を示す制
御回路の動作を説明するためのフローチャートである。
御回路の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明の冷蔵庫の第6の実施の形態を示す水
受け皿の構成説明図である。
受け皿の構成説明図である。
【図15】本発明の冷蔵庫の第6の実施の形態を示す冷
蔵庫機械室部の要部透視構成図である。
蔵庫機械室部の要部透視構成図である。
【図16】本発明の冷蔵庫の第7の実施の形態を示す冷
蔵庫機械室部の要部透視構成図である。
蔵庫機械室部の要部透視構成図である。
【図17】本発明の冷蔵庫の第8の実施の形態を示す冷
蔵庫機械室部の要部透視構成図である。
蔵庫機械室部の要部透視構成図である。
【図18】本発明の冷蔵庫の第9の実施の形態を示す冷
蔵庫機械室部の要部透視構成図である。
蔵庫機械室部の要部透視構成図である。
【図19】従来の冷蔵庫の実施の形態を示す冷蔵庫機械
室部の要部透視構成図である。
室部の要部透視構成図である。
1 冷蔵庫本体
2 機械室
3 圧縮器
4 冷却ファン
5 環状凝縮器
6 凝縮器
7 ベースプレート
8 仕切り板
9 凝縮管
10 フィン
11 ヘッダー管
12 スペーサ
13 開口部
14 整流板
15 ガイド部
16 吸入口
17 開閉部
18 機構部
19 開閉機構
20 外気温センサ
21 ファンモータ
22 マイコン
23 水受け皿
24 吸水板
25 タンク
26 開口部
27 電磁弁
28 チューブ
29 吐出口
30 超音波振動素子
31 皿
32 水位センサ
33 タンク
34 電磁ポンプ
35 散水部
36 吹出口
37 機械室カバー
38 排気口
39 接続管
40 ドレンホース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F25D 19/00 530
Claims (6)
- 【請求項1】 本体下部の機械室内に圧縮機と、複数の
凝縮管とフィンならびに、相対するヘッダー管にて構成
され、かつ、先端に開口部を設けた整流板を備えた環状
凝縮器と、前記圧縮機及び該環状凝縮器を冷却する冷却
ファンを設け、前記冷却ファンの風下側に前記環状凝縮
器と前記圧縮機を順に、該環状凝縮器の中心軸が前記圧
縮機及び前記冷却ファンの中心軸と略一直線に配設され
る冷蔵庫において、 前記環状凝縮器を360°未満での環状形状とし、前記
環状凝縮器の内径に沿ったガイド部を圧縮機等を固定す
るベースプレートの一部分に形成し、該ガイド部と熱交
換器を組み合わせることにより、冷却ファンによる該熱
交換器での凝縮と、前記圧縮機を冷却するための環状形
状ダクトを形成してなることを特徴とする 冷蔵庫。 - 【請求項2】 本体下部の機械室内に圧縮機と、複数の
凝縮管とフィンならびに、相対するヘッダー管にて構成
され、かつ、先端に開口部を設けた整流板を備えた環状
凝縮器と、前記圧縮機及び該環状凝縮器を冷却する冷却
ファンを設け、前記冷却ファンの風下側に前記環状凝縮
器と前記圧縮機を順に、該環状凝縮器の中心軸が前記圧
縮機及び前記冷却ファンの中心軸と略一直線に配設され
る冷蔵庫において、 前記環状凝縮器先端の整流板の開口部に開閉機構を設
け、必要に応じて開閉させることで、前記冷却ファンに
よる冷却風を圧縮機へと導き、前記冷却ファンの回転数
を変化させる手段と周囲温度を検知する手段とを設け、
周囲温度の検知信号により温度帯を識別し、前記冷却フ
ァンの回転数を変化させると共に開閉機構を同期させる
ことにより、環状凝縮器にての凝縮と圧縮機の冷却を行
うことを特徴とする 冷蔵庫。 - 【請求項3】 本体下部の機械室内に圧縮機と、複数の
凝縮管とフィンならびに、相対するヘッダー管にて構成
され、かつ、先端に開口部を設けた整流板を備えた環状
凝縮器と、前記圧縮機及び該環状凝縮器を冷却する冷却
ファンを設け 、前記冷却ファンの風下側に前記環状凝縮
器と前記圧縮機を順に、該環状凝縮器の中心軸が前記圧
縮機及び前記冷却ファンの中心軸と略一直線に配設され
る冷蔵庫において、 前記環状凝縮器の上部から側面にかけて及び圧縮機の上
部を覆うように、湾曲した一面を良伝熱性を有する金属
等にて形成した水受け皿を配設するとともに、該水受け
皿の一部分が前記熱交換器に密着させ、前記熱交換器の
凝縮熱と圧縮機からの熱により冷却器にて発生するドレ
ン水を蒸発させることを特徴とする 冷蔵庫。 - 【請求項4】 本体下部の機械室内に圧縮機と、複数の
凝縮管とフィンならびに、相対するヘッダー管にて構成
され、かつ、先端に開口部を設けた整流板を備えた環状
凝縮器と、前記圧縮機及び該環状凝縮器を冷却する冷却
ファンを設け、前記冷却ファンの風下側に前記環状凝縮
器と前記圧縮機を順に、該環状凝縮器の中心軸が前記圧
縮機及び前記冷却ファンの中心軸と略一直線に配設され
る冷蔵庫において、 前記環状凝縮器より上方向に位置する機械室内にドレン
水を蓄えるとともに、下方向へドレン水を排出する開口
部を設けたタンクを配設し、該開口部先端に電磁弁と、
ドレン水の経路となるチューブを接続すると共に、チュ
ーブの先端が前記冷却ファンの周囲に接続されているこ
とにより、圧縮機が稼働し、且つ、前記冷却ファンが稼
働したとき、該電磁弁を開きドレン水を滴下させ冷却フ
ァンに導くことで、冷却ファンの回転によりドレン水を
環状凝縮器に飛散させ、凝縮熱にて蒸発させることを特
徴とする 冷蔵庫。 - 【請求項5】 本体下部の機械室内に圧縮機と、複数の
凝縮管とフィンならびに、相対するヘッダー管にて構成
され、かつ、先端に開口部を設けた整流板を備えた環状
凝縮器と、前記圧縮機及び該環状凝縮器を冷却する冷却
ファンを設け、前記冷却ファンの風下側に前記環状凝縮
器と前記圧縮機を順に、該環状凝縮器の中心軸が前記圧
縮機及び前記冷却ファンの中心軸と略一直線に配設され
る冷蔵庫において、 前記環状凝縮器より上方向に位置する機械室内にドレン
水を蓄えるとともに、下方向へドレン水を排出する開口
部を設けたタンクを配設し、該開口部先端に電 磁弁と、
ドレン水の経路となるチューブを接続すると共に、チュ
ーブの先端が環状凝縮器内部ならびに周囲に配設され
た、超音波振動素子周辺に接続されていることにより、
圧縮機が稼働し、かつ、冷却ファンが稼働したとき、該
電磁弁を開きドレン水を滴下させ超音波振動素子周辺に
導き、超音波振動素子を動作させることで、ドレン水を
環状凝縮器に飛散させ、凝縮熱にて蒸発させることを特
徴とする 冷蔵庫。 - 【請求項6】 本体下部の機械室内に圧縮機と、複数の
凝縮管とフィンならびに、相対するヘッダー管にて構成
され、かつ、先端に開口部を設けた整流板を備えた環状
凝縮器と、前記圧縮機及び該環状凝縮器を冷却する冷却
ファンを設け、前記冷却ファンの風下側に前記環状凝縮
器と前記圧縮機を順に、該環状凝縮器の中心軸が前記圧
縮機及び前記冷却ファンの中心軸と略一直線に配設され
る冷蔵庫において、 前記機械室内にドレン水を蓄えるタンクを配設し、該タ
ンクにはポンプが取り付けられ、該ポンプの吐出口にド
レン水の経路となるチューブを接続すると共に、チュー
ブの先端に設けられた散水部が、環状凝縮器の内部なら
びに周辺に配設され、該散水部の吹出口が環状凝縮器に
向かっていくことにより、圧縮機が稼働し、かつ、冷却
ファンが稼働したとき、該ポンプを動作させることで、
ドレン水を散水部の吹出口にて環状凝縮器に飛散させ、
凝縮熱にて蒸発させることを特徴とする 冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22957896A JP3374015B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 冷蔵庫 |
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JP22957896A JP3374015B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 冷蔵庫 |
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ID=16894381
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JP22957896A Expired - Fee Related JP3374015B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 冷蔵庫 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012059344A3 (de) * | 2010-11-03 | 2012-10-26 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Wärmetauscher |
KR20140006679A (ko) * | 2012-07-06 | 2014-01-16 | 삼성전자주식회사 | 냉장고 |
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1996
- 1996-08-30 JP JP22957896A patent/JP3374015B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102103951B1 (ko) * | 2012-07-06 | 2020-04-24 | 삼성전자주식회사 | 냉장고 |
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