JP3373677B2 - 代掻ハローのサイドレベラー起倒装置 - Google Patents

代掻ハローのサイドレベラー起倒装置

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JP3373677B2 JP25830394A JP25830394A JP3373677B2 JP 3373677 B2 JP3373677 B2 JP 3373677B2 JP 25830394 A JP25830394 A JP 25830394A JP 25830394 A JP25830394 A JP 25830394A JP 3373677 B2 JP3373677 B2 JP 3373677B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタの後部に3点
リンク機構を介して昇降可能に装着され、後端位置にレ
ベラーを備え、該レベラーの左右両側端部に、サイドレ
ベラーを起倒可能に設けた代掻ハローのサイドレベラー
起倒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタの後部に3点リンク機構
を介して昇降可能に装着され、作業ロ−タの上方を覆う
シールドカバーの後端部に、後端位置にレベラーを備え
るエプロンの上端部を回動自在に枢着すると共に、レベ
ラーの左右両側端部に、レベラーの外側に水平方向に張
り出す作業位置と、レベラー側に回動して収納する収納
位置とに起倒可能のサイドレベラーを設けた代掻ハロー
が周知である。そして、この従来の代掻ハローにおいて
は、レベラーに対するサイドレベラーの回動支点位置に
トグルバネを設け、サイドレベラーの起倒操作を、サイ
ドレベラーに連結されてワイヤガイドを介して機体前方
に延びる1本のワイヤにより、トラクタを操縦する作業
者が遠隔操作してサイドレベラーを支点越えさせて行う
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の代
掻ハローでは、サイドレベラーの起倒操作を、トラクタ
を操縦する作業者が1本のワイヤにより遠隔操作して行
うので、その起倒操作に熟練を要していた。即ち、サイ
ドレベラーを、収納位置から作業位置に、あるいは作業
位置から収納位置に回動させる際、その中間(中立)位
置を通過するときには、勢い(反動)をつけて支点越え
をさせ、トグルバネを切換えてやる必要があり、このた
め、ワイヤを勢いよくしゃくるような操作(コツ)を必
要とし、この操作を習得するのに時間が掛かる。また、
サイドレベラーに圃場の草、藁、泥等の雑物が絡んでい
ると、重量が重くなってワイヤの操作に大きな力を必要
とするばかりでなく、切換えが不確実になる、という問
題点があった。本発明は上記の問題点を解決することを
目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 .トラクタの後部に3点リンク機構を介して昇降可能
に装着され、作業ロ−タの上方を覆うシールドカバーの
後端部に、後端位置にレベラーを備えるエプロンの上端
部を回動自在に枢着すると共に、レベラーの左右両側端
部に、レベラーの外側に水平方向に張り出す作業位置
と、レベラー側に回動して収納する収納位置とに起倒可
能のサイドレベラーを設けた代掻ハローにおいて、上記
サイドレベラーに2本のワイヤを連結し、この2本のワ
イヤをそれぞれ別のワイヤガイドに挿通して機体前方に
延長させ、該2本の延長ワイヤを、トラクタを操縦する
作業者が操作可能の二股状の操作グリップに別々に連結
して、2本のワイヤを別々に引っ張り操作してサイドレ
ベラーを起倒するように構成したこと、
【0005】.上記一方のワイヤガイド位置に引っ張
りバネの一端を係止し、この引っ張りバネの他端に、他
方のワイヤガイドに挿通したワイヤを移動可能に挿通し
て、該ワイヤのたるみをなくすように構成したこと、を
それぞれ特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成により本発明の代掻ハローのサイド
レベラー起倒装置は、 .サイドレベラーに2本のワイヤを連結し、この2本
のワイヤをそれぞれ別のワイヤガイドに挿通して機体前
方に延長させ、該2本の延長ワイヤを、トラクタを操縦
する作業者が操作可能の二股状の操作グリップに別々に
連結して、2本のワイヤを別々に引っ張り操作してサイ
ドレベラーを起倒することで、2本のワイヤをゆっくり
操作してサイドレベラーを確実に起倒させる。このた
め、1本のワイヤにより操作する場合のように熟練を要
さず、操作が簡単になる。また、ワイヤをゆっくり操作
するので、ワイヤの摩擦やよじれが少なくなり、ワイヤ
の耐久性が向上する。さらに、サイドレベラーに圃場の
草、藁、泥等の雑物が絡んでいる場合でも、確実な起倒
操作が行える。
【0007】.一方のワイヤガイド位置に引っ張りバ
ネの一端を係止し、この引っ張りバネの他端に、他方の
ワイヤガイドに挿通したワイヤを移動可能に挿通して、
該ワイヤのたるみをなくすことで、ワイヤが常に緊張し
た状態で操作されることになって、操作が確実に行われ
る。また、ワイヤが他のものに引っかかって損傷を受け
ることもない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図1において、符号1は左右方
向の長さが長く砕土・代掻機能を持つ代掻ハローであ
る。この代掻ハロー1の前部には、図示されていない
が、トラクタのトップリンクとロアーリンクとからなる
周知の3点リンク機構に連結される,トラクタへの連結
部が設けられ、代掻ハロー1はトラクタの後部に昇降可
能に装着される。また、トラクタのPTO軸から、ユニ
バーサルジョイント、伝動シャフト等を介して、伝動フ
レームを兼ねる本体フレーム2の前側に設けられたギヤ
ボックスに、入力軸を介して動力が伝達される。
【0009】ギヤボックスから左右両側に上記本体フレ
ーム2,2が伸び、その両端に、伝動ケース3と支持フ
レーム4とが対向するようにして固設されている。この
伝動ケース3と支持フレーム4の下端部間には、砕土・
代掻機能を有する周知の作業ロ−タ5が軸架されてい
る。作業ロ−タ5の上方は、本体フレーム2に支持され
たシールドカバー6により覆われており、このシールド
カバー6の後端部に、後端位置にレベラー8を備えるエ
プロン7の上端部が回動自在に枢着されている。レベラ
ー8の左右両側端部にブラケット9が立設され、このブ
ラケット9にピン11によりサイドレベラー10に立設
されたブラケット12が枢着され、また、レベラー8と
サイドレベラー10間にトグルバネ13が張架され、サ
イドレベラー10が、レベラー8の外側に水平方向に張
り出す作業位置と、レベラー8側に回動して収納する収
納位置とに起倒可能となっている。
【0010】上記サイドレベラー10の1箇所に第1の
操作ワイヤ14と第2の操作ワイヤ15の2本の操作ワ
イヤを連結し、この2本の操作ワイヤ14,15を、そ
れぞれ別に設けられた第1のワイヤガイド16、第2の
ワイヤガイド17にそれぞれ別に挿通して機体前方に延
長させ、該2本の延長ワイヤ14,15を、トラクタを
操縦する作業者が操作可能の二股状の操作グリップ18
に別々に連結して、2本の操作ワイヤ14,15を同時
に、あるいは別々に引っ張り操作してサイドレベラー1
0を起倒するようにしている。左右の操作グリップ1
8,18は連結ワイヤ19により連結されていて、トラ
クタ側に向けて係止されて、トラクタを操縦する作業者
が操作しやすい位置に配設されている。
【0011】こような構成の代掻ハロー1においては、
砕土・代掻作業を行うときは、トラクタに3点リンク機
構を介して装着されて水田に導入されて作業を行う。代
掻ハロー1は、トラクタから動力を受け、ギヤボックス
で変速されて本体フレーム2から伝動ケース3に伝達さ
れ、作業ロ−タ5を駆動して砕土・代掻作業を行う。作
業ロ−タ5により砕土・代掻された土壌は、シールドカ
バー6及びエプロン7に案内されて作業ロ−タ5の後方
に放てきされ、レベラー8により均平される。そして、
砕土作業を行うときは、サイドレベラー10を収納位置
にして作業し、代掻作業を行うときは、サイドレベラー
10を作業位置にしたり収納位置にしたり頻繁に切り換
えながら作業を行う。
【0012】サイドレベラー10を、作業位置(図1の
実線位置)から収納位置(図1の仮想線位置)に、逆に
収納位置から作業位置に切り換えるときは、作業者は切
り換える側の操作グリップ18を握って、最初は第1の
操作ワイヤ14及び第2の操作ワイヤ15を同時に引っ
張るようにして引くと、サイドレベラー10はピン11
を中心に回動して立ち上がり、図3に示すように、トグ
ルバネ13がピン11と重なる中立位置まで立ち上が
る。この中立位置に立ち上がったとき、作業位置から収
納位置に切り換えるときは第2の操作ワイヤ15を、ま
た、収納位置から作業位置に切り換えるときは第1の操
作ワイヤ14をそれぞれ強く引くように手首を回転させ
て引き、第1の操作ワイヤ14及び第2の操作ワイヤ1
5を緩めると、トグルバネ13が支点(ピン11位置)
を越えてサイドレベラー10はそれまでと反対側に移動
し固定される。従って、第1の操作ワイヤ14及び第2
の操作ワイヤ15をゆっくり引っ張りながらサイドレベ
ラー10を切り換えることができる。
【0013】なお、上記操作グリップ18を握ってサイ
ドレベラー10を切り換えるとき、第1の操作ワイヤ1
4及び第2の操作ワイヤ15を同時に引くことなく、当
初から切り換える側の操作ワイヤ14または15を強く
ようにして操作してもよいことは勿論である。図1に示
すように、サイドレベラー10を収納位置に切り換えた
ときは、第2の操作ワイヤ15はたるんだ状態になって
いるので、これが他のものと引っかかりやすくなる。こ
のため、図2に示すように、第1のワイヤガイド16位
置に引っ張りバネ20の一端を係止し、この引っ張りバ
ネ20の他端に、第2のワイヤガイド17に挿通した第
2の操作ワイヤ15を移動可能に挿通して、該ワイヤ1
5のたるみをなくすようにしてもよいものである。
【0014】このような構成においては、サイドレベラ
ー10が収納位置にあるときでも、第2の操作ワイヤ1
5は引っ張りバネ20によって常に張られた状態になっ
ているので、第2の操作ワイヤ15に他のものが引っか
かるのが防止される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の代掻ハロー
のサイドレベラー起倒装置によれば、以下の効果を奏す
る。 .サイドレベラーに2本のワイヤを連結し、この2本
のワイヤをそれぞれ別のワイヤガイドに挿通して機体前
方に延長させ、該2本の延長ワイヤを、トラクタを操縦
する作業者が操作可能の二股状の操作グリップに別々に
連結して、2本のワイヤを別々に引っ張り操作してサイ
ドレベラーを起倒するようにしたので、2本のワイヤを
ゆっくり操作してサイドレベラーを確実に起倒させるこ
とができる。このため、1本のワイヤで操作するときの
ように熟練を要することがなく、操作が簡単となる。ま
た、ワイヤをゆっくり操作するので、ワイヤガイドとの
摩擦でよじれたり、切れたりすることが少なくなり、ワ
イヤの耐久性を向上させることができる。さらに、サイ
ドレベラーに圃場の草、藁、泥等の雑物が絡んで重量が
重くなっている場合でも、確実に起倒操作を行うことが
できる。
【0016】.一方のワイヤガイド位置に引っ張りバ
ネの一端を係止し、この引っ張りバネの他端に、他方の
ワイヤガイドに挿通したワイヤを移動可能に挿通して、
該ワイヤのたるみをなくすようにしたので、ワイヤは常
に緊張していて、他のものに引っかかることがなく、操
作を確実に行うことができる。また、ワイヤが他のもの
に引っかからないので、ワイヤが損傷を受けることがな
く、耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサイドレベラー起倒装置を備えた
代掻ハロー全体の背面図である。
【図2】同他の実施例の背面図である。
【図3】サイドレベラー起倒装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 代掻ハロー 2 本体フレーム 3 伝動ケース 4 支持フレーム 5 作業ロ−タ 6 シールドカバー 7 エプロン 8 レベラー 9,12 ブラケット 10 サイドレベラー 11 ピン 13 トグルバネ 14 第1の操作ワイヤ 15 第2の操作ワイヤ 16 第1のワイヤガイド 17 第2のワイヤガイド 18 操作グリップ 19 連結ワイヤ 20 引っ張りバネ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタの後部に3点リンク機構を介し
    て昇降可能に装着され、作業ロ−タの上方を覆うシール
    ドカバーの後端部に、後端位置にレベラーを備えるエプ
    ロンの上端部を回動自在に枢着すると共に、レベラーの
    左右両側端部に、レベラーの外側に水平方向に張り出す
    作業位置と、レベラー側に回動して収納する収納位置と
    に起倒可能のサイドレベラーを設けた代掻ハローにおい
    て、 上記サイドレベラーに2本のワイヤを連結し、この2本
    のワイヤをそれぞれ別のワイヤガイドに挿通して機体前
    方に延長させ、該2本の延長ワイヤを、トラクタを操縦
    する作業者が操作可能の二股状の操作グリップに別々に
    連結して、2本のワイヤを別々に引っ張り操作してサイ
    ドレベラーを起倒するように構成したことを特徴とする
    代掻ハローのサイドレベラー起倒装置。
  2. 【請求項2】 上記一方のワイヤガイド位置に引っ張り
    バネの一端を係止し、この引っ張りバネの他端に、他方
    のワイヤガイドに挿通したワイヤを移動可能に挿通し
    て、該ワイヤのたるみをなくすように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の代掻ハローのサイドレベラー起
    倒装置。
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