JP3373629B2 - 多チャンネルグラフィック表示装置 - Google Patents

多チャンネルグラフィック表示装置

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JP3373629B2 JP31249693A JP31249693A JP3373629B2 JP 3373629 B2 JP3373629 B2 JP 3373629B2 JP 31249693 A JP31249693 A JP 31249693A JP 31249693 A JP31249693 A JP 31249693A JP 3373629 B2 JP3373629 B2 JP 3373629B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多チャンネルグラフィッ
ク表示装置に関し、さらに詳しく言えば、複数のチャン
ネルから入力される温度などの測定データを表示時間軸
が一定(固定)とされたグラフィック表示器に表示する
多チャンネルグラフィック表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種の物理的現象の時間経過に伴う変化
を観測するにあたって、記録計においては記録紙上にそ
の変化の軌跡を描かせるようにしている。また、ブラウ
ン管オシロスコープやコンピュータグラフィックなどに
より時間と測定値の関係をグラフ表示する方法も各種提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録計
による場合、その記録の多くは不要であり、大量の記録
の中の一部が異常現象時の記録として残されるか、もし
くは異常がなかったことのみを確認して廃棄されている
場合が多い。
【0004】ブラウン管などによるグラフィック表示の
場合には、現在時点の測定値はその表示の末端となり、
表示時間長さが有限であることから、時間経過に伴って
最も古い測定データが順次廃棄されていく。
【0005】いずれにしても、時計機能を有していて測
定開始からの経過時間とその時間での測定値との関係は
表示されるが、時刻との関係までは分からない。
【0006】例えば、空調機器の制御などにおいては、
時刻と測定値の変化との関係が重要とされる。すなわ
ち、空調機器の場合、気温の変化は時刻と密接な関係が
あるため両者の関係を知ることにより、運転効率を改善
することが可能となる。
【0007】また、食品衛生法に基づく保存を行なう冷
凍、冷蔵ショーケースなどにおいても、店舗の開店時間
中の時刻単位での顧客の利用状況および冷却能力などの
関係を知ることにより、店舗開店前に実施される霜取り
時間とその霜取り時刻の適正化などが行なえる。
【0008】このように、特定の分野においては時刻と
測定値の変化が重要であって、時刻を基準とした測定値
の変化を知る必要がある。
【0009】したがって、本発明の第1の目的は、複数
箇所からの測定データを例えば24時間の時間軸に沿っ
て、それらの相関をグラフ化してリング状に表示するよ
うにした多チャンネルグラフィック表示装置を提供する
ことにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、必要に応じ
て随所に設置可能であり、一定時間ごとに電源投入、測
定、電源遮断を行ない、また、表示も必要なときのみに
限定して省電力を図り、電池での長期測定を可能とした
多チャンネルグラフィック表示装置を提供することにあ
る。
【0011】さらに、本発明の第3の目的は、多点の測
定データをグラフィック表示するにあたって、目視にて
それらのデータを容易に識別し得るようにした多チャン
ネルグラフィック表示装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1においては、複数の被測定入力信号を
それぞれディジタルの測定データに変換し、その時間−
測定値の経過グラフを表示する多チャンネルグラフィッ
ク表示装置において、表示時間軸の長さが単位時間の倍
数とされ、かつ、その表示時間値が所定の時間値に固定
されたグラフィック表示器と、時間を計測する時刻時計
回路と、少なくとも上記グラフィック表示器の時間軸表
示長さと同一のデータ記憶領域を有するメモリと、上記
時刻時計回路の出力にしたがって上記測定データを同メ
モリの記憶領域に順次リング状に書き込むとともに、測
定データの読出し時には同記憶領域の先頭アドレスより
順次読み出して上記グラフィック表示器に表示させるマ
イクロコンピュータ(CPU)とを備えていることを特
徴としている。
【0013】この場合、請求項2に記載されているよう
に、所定の時刻に測定された上記測定データは、上記記
憶領域のその時刻に対応するアドレスに書き込まれる。
【0014】また、請求項3に記載されているように、
上記グラフィック表示器の時間軸表示長さが24時間で
あり、同グラフィック表示器上において現在時刻の測定
データと24時間前の測定データとの間は所定長さの空
白表示とされることが好ましい。
【0015】上記第2の目的を達成するため、請求項4
においては、1回の測定ごとにその測定データを順次上
記メモリの第1の記憶領域に格納するとともに、次回
定時における格納アドレスの先頭アドレスを上記メモリ
の第2の記憶領域へ格納するメモリ制御手段と、上記時
刻時計回路が一定時間達するごとに電源を投入する電源
投入回路と、その電源投入時に上記CPUにリセット信
号を供給するリセット回路と、同リセット信号を受信し
たときに上記第2の記憶領域に格納されている次回測定
時における格納アドレスの先頭アドレスを読取るデータ
読取り手段とを有し、1回の測定の終了ごとに上記時刻
時計回路を除くすべての回路への電源供給を遮断するこ
とを特徴としている。
【0016】また、同第2の目的は、請求項5に記載さ
れているように、1回の測定ごとにその測定データを順
次上記メモリの第1の記憶領域に格納するとともに、次
測定時における格納アドレスの先頭アドレスを上記メ
モリ第2の記憶領域へ格納するメモリ制御手段と、上記
第1の記憶領域から測定データを順次読み出して時間−
測定値のグラフィックデータに変換してグラフィック表
示する表示プログラムが格納される第3の記憶領域と、
上記時刻時計回路が一定時間達するごとに電源を投入す
る電源投入回路と、グラフィック表示用のスイッチが閉
じられたことを上記CPUが読み取り可能とすべく一定
期間状態保持信号を同CPUに供給し、かつ、同スイッ
チが閉じられた状態で上記時刻時計回路と並列に上記電
源投入回路に信号を与えるスイッチ回路と、電源投入時
に上記CPUにリセット信号を供給するリセット回路
と、上記スイッチが閉じられたことにより電源が投入さ
れた場合には上記第3の記憶領域から表示プログラムを
読み出し、上記時刻時計回路により電源が投入された場
合には上記第2の記憶領域に格納されている次回測定時
における格納アドレスの先頭アドレスを読み出すデータ
読取り手段とを備える構成によっても達成される。
【0017】さらに、上記第3の目的は、請求項6に記
載されているように、上記グラフィック表示器は行と列
に表示ドットパターンを配列したグラフィック液晶表示
部を有し、その1列ごとに異なった表示パターンを交互
に配列し、各測定データを1列置きに交互に表示するこ
とにより達成される。
【0018】
【作用】請求項1の構成によれば、時間軸長さを例えば
24時間とするグラフィック表示器に時刻時計回路から
の一定時間ごと、例えば6分間隔ごとの出力にしたがっ
て各被測定点の測定データがリング状に表示される。
【0019】また、請求項4の構成によると、時計回路
を除いて測定期間にのみ電源が投入されるため、省電力
化が図れる。これに加えて、請求項5の構成によれば、
グラフィック表示用のスイッチが閉じられた場合にのみ
測定データのグラフィック表示がなされ、より一層の省
電力化が図れる。
【0020】他方、請求項6の構成によれば、グラフィ
ック表示器において1列ごとに異なった表示パターンが
交互に配列されるため、特別なデータ識別方法によるこ
となく、目視にてそれらのデータを容易に識別すること
ができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。図1には本発明を多点温度グラフィック
表示温度計とした実施例のブロック線図が示されてい
る。
【0022】これによると、同温度計はセンサ部10を
備えている。図には1つのブロックとして示されてい
るが、実際には同センサ部10には複数の例えば熱電対
温度センサなどからなる温度センサが含まれており、こ
れらの各温度センサは測温対象となる異なる任意の場所
に設置される。
【0023】各温度センサにて検出された温度信号は、
アナログ演算回路11で所定の測定レベルにされ、マル
チプレクサ12にて順次切り替えられながらA/D変換
器13に供給され、ディジタルの測定データに変換され
る。この実施例とは異なり、各温度センサごとにA/D
変換器を設けて、それぞれディジタルの測定データに変
換しても良い。
【0024】CPU(マイクロコンピュータ)14は、
予めROM(リードオンリーメモリ)15に格納されて
いる制御プログラムにしたがって上記の測定データをR
AM(ランダムアクセスメモリ)16の所定の領域に書
き込む。
【0025】この場合、RAM16には測定データの記
憶用としてグラフィック表示器21の表示時間軸の長さ
と同一のメモリ領域が設けられており、時刻時計回路1
7からの出力にしたがって測定データがそのメモリ領域
に書き込まれるようになっている。
【0026】例えば図2に示されているように、グラフ
ィック表示器21の表示時間軸の長さが午前0時から午
後12時までの24時間であり、時刻時計回路17から
の出力が6分間隔であるとすると、24時間にメモリに
書き込まれる測定データ数は240個であるから、メモ
リ領域のアドレスは1〜240となる。
【0027】CPU14は測定時刻に対応するアドレス
に測定データを順次書き込み、最終アドレスに至ると先
頭アドレスに戻り、そのアドレスの測定データを新たな
測定データに書き替える、すなわち測定データをリング
状に記憶していく。
【0028】そして、データの読出し時には先頭アドレ
スから最終アドレスかけて測定データを順次読み出し、
グラフィック表示器21に与える。これにより、同グラ
フィック表示器21には図2に例示されているように、
現在の測定データと24時間前の測定データとが入れ代
わるようにして表示される。
【0029】同図において、A,A′が外気温であり、
B,B′がそれに対応する室内温度であり、A′,B′
側がこれから順次更新されていく。なお、この実施例に
おいては、外気温波形AとA′、室内温度波形B,B′
の境目を見易くするため、それらの間に所定幅の空白表
示を設けている。
【0030】また、波形A,A′と波形B,B′の線種
を変えるようにしてもよいが、それらを目視にて容易に
識別し得るようにした別の例について説明する。それに
よると、グラフィック表示器21は行と列に沿って表示
ドットパターンをマトリクス状に配列した液晶表示部か
らなるが、この場合、同液晶表示部には1列ごとに異な
った表示パターンが配列されている。
【0031】すなわち、2つのセンサから得られる各測
定データを表示する場合について説明すると、図3に示
されているように、例えば奇数列目j1,j3,j5…
は黒三角の表示ドットパターンとし、これに対して、偶
数列目j2,j4…の表示ドットパターンを黒丸とす
る。
【0032】このように、黒三角と黒丸の表示ドットパ
ターンを1列置きに交互に配列し、例えば一方の測定デ
ータを奇数列目、他方の測定データを偶数列目に割り当
てることにより、2チャンネルの測定データが図4のよ
うに表示され、目視による識別が容易となる。
【0033】センサが3つである場合には、例えば黒四
角の表示ドットパターン列を追加し、時間軸方向に沿っ
て黒三角−黒丸−黒四角が交互に表れるようにすれば良
い。なお、この表示方法によれば、各測定データが同一
時間に測定されたものであっても、また、表示ドットパ
ターンの配列にしたがって時間をずらせたものであって
もよく、測定チャンネルをどの列に割り当てるかは測定
対象となる物理現象の変化の速さによって設計上選択可
能である。
【0034】また、グラフィック表示器21の表示時間
軸への時刻表示は、その時刻データを測定データととも
にメモリ領域内に格納してもよいし、予め定められた表
示方法にて表示してもよく、最も簡単には印刷などによ
りそのパネル面に直接的に表示するようにしてもよい。
【0035】この温度計においては、時刻時計回路17
の所定時間ごとの出力により、ON/OFF制御部19
を介して電源回路18をON/OFFするようにしてい
る。この実施例において、電源回路18には電池が用い
られている。なお、ON/OFF制御部19には電源投
入時にCPU14に対してリセットをかけるリセット回
路20が接続されている。
【0036】また、この温度計は必要に応じてグラフィ
ック表示器21に測定データを表示させるためのキー入
力部22を備えている。図示されていないが、同キー入
力部22はグラフィック表示用のスイッチが設けられて
おり、同スイッチをONとすると、ON/OFF制御部
19を介して計測回路部を除く回路の電源がONとさ
れ、ディスプレイ表示ルーチンが実行される。
【0037】なお、同キー入力部22には、表示用スイ
ッチがONとされたことをCPU14が認識し得るよう
にするため、一定期間その状態信号を同CPU14に供
給する状態保持回路22aが設けられている。
【0038】次に、図のフローチャートを参照しなが
このグラフィック表示温度計の動作について説明す
る。省電力化のため、所定の時間が来るまでは時刻時計
回路17を除いて電源はOFFとされている(ステップ
S1)。
【0039】所定時間が経過し、ステップS2で時刻時
計回路17からの出力が検出されると、ON/OFF制
御部19を介してグラフィック表示器21を除く回路の
電源がONとされ(ステップS3)、これと同時にリセ
ット回路20からCPU14にリセット信号が供給さ
れ、次段のステップS4において測定制御ルーチンが実
行される。
【0040】この場合、同CPU14は、1回の測定ご
とに各センサからの測定データを第1の記憶領域に記憶
させるとともに、次回測定時における測定データの格納
アドレス(先頭アドレス)を第2の記憶領域に格納する
メモリ制御手段と、第1の記憶領域に記憶されている測
定データを順次読み出し、時間−温度のグラフィックデ
ータに変換してグラフィック表示する表示プログラムが
格納された第3の記憶領域とを備えている。
【0041】ステップS4の測定制御ルーチンにおい
て、CPU14は第2の記憶領域から測定データを格納
する先頭アドレスを読み出し、各センサから得られる測
定データを第1の記憶領域においてその先頭アドレスか
ら記憶する。また、第2の記憶領域の内容を次回測定時
のための先頭アドレスに更新する。
【0042】このようにして、時刻時計回路17からの
出力にて所定時間ごとに各センサからの測定データが第
1の記憶領域に順次取り込まれる。ところで、ステップ
S5でキー入力部22からの表示用スイッチのON状態
が検出されると、CPU14は次段のステップS6で状
態保持回路22aからの状態保持信号によりその確認を
行ない、ステップS7にて計測回路部を除く回路の電源
をONとした後、ステップS8においてディスプレイ表
示ルーチンを実行する。
【0043】すなわち、CPU14は第3の記憶領域に
格納されている表示プログラムに基づいて、第1の記憶
領域の先頭アドレスから測定データを読み出し、それを
時間−温度のグラフィックデータに変換して、図2もし
くは図4に例示されているようにグラフィック表示器2
1に各センサにて得られた測定データを時間軸に沿って
24時間分表示する。
【0044】そして、その表示とともにステップS9で
表示時間の監視が開始され、次段のステップS10で他
のキー入力が行なわれたかを判断する。キー入力ありの
場合には、ステップS11でそれに対応する制御ルーチ
ンが実行され、しかる後、ステップS12で表示OFF
時間になったかが判定され、その時間がオーバーされて
いる場合には初期のステップS1に戻る。なお、ステッ
プS10で他のキー入力がない場合には、ステップS1
1をジャンプしてステップS12の判定が行なわれる。
【0045】このようにして、必要な時にのみ電源が投
入されて省電力化を図っているが、電源としては電池の
ほかに商用電源を用いても良い。また、上記実施例では
グラフィック表示器21として液晶表示を用いている
が、他の表示手段例えばプラズマディスプレイであって
も良い。
【0046】上記実施例では、グラフィック表示器21
の表示時間軸の長さを24時間としているが、これを1
2時間とし、午前と午後にその画面を切り替えるように
してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば空調機器の温度制御を行なう場合において、複数
箇所の温度の相関を時刻を基準としたグラフで表示する
ことができる。すなわち、記録紙上に記録を残すことな
く例えば24時間の変化を時刻にしたがって目視でき、
その異常の有無もしくは変化の状態を簡単に知ることが
できる日常的に手軽に使用し得る観測装置として好適で
ある。
【0048】また、一定時間ごとに電源投入、測定、電
源遮断を行ない、さらには、表示も必要なときのみに限
定して行なえるようにしたことにより、省電力が図られ
電池での長期測定が可能となる。他方、グラフィック表
示器において、1列ごとに異なった表示パターンを交互
に配列したことにより、特別なデータ識別方法によるこ
となく、目視にてそれらのデータを容易に識別すること
ができる、などの効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を多点グラフィック温度計に適用した実
施例に係るブロック線図。
【図2】同実施例のグラフィック表示器の表示例を示し
た模式図。
【図3】グラフィック表示器の表示ドットパターン例を
示した説明図。
【図4】図3のグラフィック表示器による表示例を示し
た模式図。
【図5】本発明の動作説明用のフローチャート。
【符号の説明】
10 センサ 11 アナログ演算回路 12 マルチプレクサ 13 A/D変換器 14 CPU 15 ROM 16 RAM 17 時計回路 18 電源回路 19 ON/OFF制御部 20 リセット回路 21 グラフィック表示器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被測定入力信号をそれぞれディジ
    タルの測定データに変換し、その時間−測定値の経過グ
    ラフを表示する多チャンネルグラフィック表示装置にお
    いて、表示時間軸の長さが単位時間の倍数とされ、か
    つ、その表示時間値が所定の時間値に固定されたグラフ
    ィック表示器と、時間を計測する時刻時計回路と、少な
    くとも上記グラフィック表示器の時間軸表示長さと同一
    のデータ記憶領域を有するメモリと、上記時刻時計回路
    の出力にしたがって上記測定データを同メモリの記憶領
    域に順次リング状に書き込むとともに、測定データの読
    出し時には同記憶領域の先頭アドレスより順次読み出し
    て上記グラフィック表示器に表示させるマイクロコンピ
    ュータ(CPU)とを備えていることを特徴とする多チ
    ャンネルグラフィック表示装置。
  2. 【請求項2】 所定の時刻に測定された上記測定データ
    は、上記記憶領域のその時刻に対応するアドレスに書き
    込まれることを特徴とする請求項1に記載の多チャンネ
    ルグラフィック表示装置。
  3. 【請求項3】 上記グラフィック表示器の時間軸表示長
    さが24時間であり、同グラフィック表示器上において
    現在時刻の測定データと24時間前の測定データとの間
    は所定長さの空白表示とされることを特徴とする請求項
    1に記載の多チャンネルグラフィック表示装置。
  4. 【請求項4】 1回の測定ごとにその測定データを順次
    上記メモリの第1の記憶領域に格納するとともに、次回
    測定時における格納アドレスの先頭アドレスを上記メモ
    リの第2の記憶領域へ格納するメモリ制御手段と、上記
    時刻時計回路が一定時間達するごとに電源を投入する電
    源投入回路と、その電源投入時に上記CPUにリセット
    信号を供給するリセット回路と、同リセット信号を受信
    したときに上記第2の記憶領域に格納されている次回測
    定時における格納アドレスの先頭アドレスを読取るデー
    タ読取り手段とを有し、1回の測定の終了ごとに上記時
    刻時計回路を除くすべての回路への電源供給を遮断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の多チャンネルグラフ
    ィック表示装置。
  5. 【請求項5】 1回の測定ごとにその測定データを順次
    上記メモリの第1の記憶領域に格納するとともに、次回
    測定時における格納アドレスの先頭アドレスを上記メモ
    リ第2の記憶領域へ格納するメモリ制御手段と、上記第
    1の記憶領域から測定データを順次読み出して時間−測
    定値のグラフィックデータに変換してグラフィック表示
    する表示プログラムが格納される第3の記憶領域と、上
    記時刻時計回路が一定時間達するごとに電源を投入する
    電源投入回路と、グラフィック表示用のスイッチが閉じ
    られたことを上記CPUが読み取り可能とすべく一定期
    間状態保持信号を同CPUに供給し、かつ、同スイッチ
    が閉じられた状態で上記時刻時計回路と並列に上記電源
    投入回路に信号を与えるスイッチ回路と、電源投入時に
    上記CPUにリセット信号を供給するリセット回路と、
    上記スイッチが閉じられたことにより電源が投入された
    場合には上記第3の記憶領域から表示プログラムを読み
    出し、上記時刻時計回路により電源が投入された場合に
    は上記第2の記憶領域に格納されている次回測定時にお
    ける格納アドレスの先頭アドレスを読み出すデータ読取
    り手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の多チャンネルグラフィック表示装置。
  6. 【請求項6】 上記グラフィック表示器は行と列に表示
    ドットパターンを配列したグラフィック液晶表示部を有
    し、その1列ごとに異なった表示パターンを交互に配列
    し、各測定データを1列置きに交互に表示するようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の多チャンネルグラ
    フィック表示装置。
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