JP3372460B2 - 電圧無効電力監視制御装置 - Google Patents

電圧無効電力監視制御装置

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JP3372460B2
JP3372460B2 JP29872597A JP29872597A JP3372460B2 JP 3372460 B2 JP3372460 B2 JP 3372460B2 JP 29872597 A JP29872597 A JP 29872597A JP 29872597 A JP29872597 A JP 29872597A JP 3372460 B2 JP3372460 B2 JP 3372460B2
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  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統の変電所
母線電圧(以下Vと略称)と送電線を流れる無効電力潮
流(以下Qと略称)とを監視し、VならびにQが運用上下
限制約を違反した場合に、電力系統内の発電機、調相機
器、変圧器タップに代表されるVQ調整機器を操作して、
VとQを運用上下限制約内に制御する電圧無効電力監視制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電圧無効電力監視制御装置に線形計画法
を適用した従来技術としては、VQ調整機器のオンライン
制御に関して、「線形計画法を適用した電圧無効電力制
御について, 林政義, 辻浩一, 笹林健一, 電気学会電力
技術研究会, PE92-203, 1992」がある。
【0003】上記従来技術では、Vの基準値に対する偏
差が最小になるようなVQ調整機器の操作量を求める線形
計画問題を定式化する。VQ調整機器の内、変圧器タップ
および調相機器の操作量は不連続量であるため、これら
の機器に対しては線形計画問題の解を四捨五入すること
により操作量を求める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、本
来は非線形回路網である電力系統を線形モデルで近似す
るため、一度に操作する機器数が多い場合、線形化誤差
が大きくなると考えられる。例えば、VQ調整機器の操作
回数が増加することやVおよびQの運用上下限制約違反を
解消できなくなる可能性がある。
【0005】また、線形計画問題の解を四捨五入して変
圧器タップおよび調相機器の操作量を求めるため、Vお
よびQの運用制約違反が小さい場合、線形計画問題の解
として求めたこれら機器の操作量が小さく、四捨五入に
より各操作量が0となる可能性がある。その場合、いず
れの機器も操作されず、違反が解消できない可能性があ
る。
【0006】本発明の目的は、線形計画問題を解くこと
によりVQ調整機器への操作信号を作成する際に、操作回
数増加および線形化誤差の影響を低減することができる
電圧無効電力制御装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、母線電圧およ
び無効電力潮流の運用制約違反が小さい場合にも、違反
を解消することができる電圧無効電力制御装置を提供す
ることにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、上述した目的
を達成することができる電圧無効電力制御方法、および
その方法をコンピュータで実現するための電圧無効電力
制御プログラムを記録した記憶媒体を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の電圧無効電力監視制御装置では、一度に多数
のVQ調整機器を操作すると線形化誤差の影響が大きくな
るため、その影響を抑制するように操作可能なVQ調整機
器数の割合が高いほどVおよびQの運用上下限幅等の運用
範囲が狭くなるようにする。
【0010】また、本発明では、いずれかのVQ調整機器
の操作量が操作閾値を必ず越えるように、必要に応じて
操作閾値を設定あるいは調整することにより、VおよびQ
の運用制約違反が小さく、従来であれば操作が行われな
い可能性があるような場合でも違反が解消できるように
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0012】本発明における電圧無効電力監視制御装置
の第一の実施形態の構成を図1に示す。
【0013】電圧無効電力監視制御装置は、監視制御の
対象となる電力系統101における任意時刻の状態量、例
えば送電線の抵抗分、誘導分、容量分の定数、発電機の
有効電力出力、負荷母線の有効電力負荷、無効電力負
荷、調相設備の使用量、変圧器タップ比等の情報を読み
込む信号読込装置102、VおよびQの運用制約を格納したV
Q運用制約データ103、装置102にて読み込んだ状態量と
データ103とを比較してVおよびQの運用上下限制約違
反を判定するVQ運用制約違反判定装置104、対象電力系
統101内の全VQ調整機器数に対する操作可能なVQ調整機
器数の割合に応じてVおよびQの運用上下限幅を調整する
VQ運用上下限幅調整装置105、装置104の判定結果および
装置105の調整結果に基づいてVQ調整機器、例えば発電
機、変圧器タップ、調相機器の操作量を求める線形計画
問題を定式化する線形計画問題定式化装置106、装置106
にて定式化した線形計画問題を線形計画法により解いて
各VQ調整機器の操作量を求める線形計画問題最適化装置
107、VQ調整機器の操作閾値データ108、装置107にて導
出した各VQ調整機器の操作量とデータ108を比較して各V
Q調整機器に対する操作信号を作成するVQ調整機器操作
信号作成装置109、および、装置109にて作成した操作信
号を各VQ調整機器へ送る信号出力装置110から構成され
る。
【0014】なお、上記線形計画法の詳細については文
献「シャンプリン・スティーブンス著、オペレーション
ズ・リサーチの基礎、マグロウヒル、1979、pp203〜25
9」に詳しいのでここでは省略する。
【0015】次に、図1中のVQ運用制約違反判定装置104
の構成例について、図2を用いて説明する。
【0016】VQ運用制約違反判定装置104は、例えば図2
に示すように、状態推定装置201と、運用上下限制約違
反判定装置202とからなる。状態推定装置201では信号読
込装置102で読み込んだ信号を用いて状態推定演算によ
り、該時間断面における系統内の状態量、例えばV、Q、
発電機の有効電力出力、負荷母線の有効電力負荷、無効
電力負荷を推定する。
【0017】上記状態推定演算の詳細については、文献
「深尾毅・豊田淳一著、電力系統へのコンピュータの応
用、産業図書、1972、pp151〜211」に詳しいので、ここ
では省略する。
【0018】運用上下限制約違反判定装置202では、前
記推定演算結果とVQ運用制約データ103とを比較して、V
およびQの運用上下限制約違反が発生したか否かを判定
する。装置202にて「違反あり」と判定された場合は、
その結果および状態推定装置201による状態推定演算結
果を線形計画問題定式化装置106へ送る。なお、「違反
なし」の場合には、いずれのVQ調整機器も操作されな
い。
【0019】次に、図2中の運用上下限制約違反判定装
置202での処理動作例について、図3を用いて説明する。
【0020】電圧無効電力監視制御装置が監視するVお
よびQには、運用上限値301、運用下限値302および運用
基準値303が設定されており、それらはVQ運用制約デー
タ103に格納されている。もし、運用基準値303が設定さ
れていない場合には、運用上限値301と運用下限値302と
の中間値を代用する。
【0021】本実施形態では、状態推定装置201により
推定されたVおよびQの値304と運用基準値303との偏差は
以下の数1により求められる。
【0022】
【数1】
【0023】上記数1によって得られた偏差が、VQ運用
制約データ103に格納されている運用範囲を定義づける
閾値を上回る場合もしくは下回る場合に、運用上下限制
約を違反したと判定する。
【0024】なお、本例では上記数1の偏差を利用して
運用制約違反を判定しているが、本発明では偏差以外に
も、VあるいはQの値に対して運用範囲を設定し、V、Qの
値を参照して運用制約違反を判定する構成としてもよ
い。
【0025】さらに、この他に、VおよびQの少なくとも
一方の値304が運用上限値301もしくは運用下限値302か
ら一定時間逸脱した際の逸脱面積305、あるいは、以下
の数2で表されるVあるいはQの値304と運用基準値303と
の偏差の二乗和など、他の指標がVQ運用制約データ103
に格納されている所定の運用範囲を逸脱した場合に運用
制約違反が発生したと判定することも可能である。
【0026】
【数2】
【0027】次に、図1中のVQ運用上下限幅調整装置105
の構成例について、図4を用いて説明する。
【0028】VQ運用上下限幅調整装置105は、例えば図4
に示すように、操作可能機器割合導出装置401、運用上
下限幅調整比設定装置402、および、運用上下限幅更新
装置403により構成される。
【0029】操作可能機器割合導出装置401では、その
時点で操作可能なVQ調整機器を特定し、電力系統101内
の全VQ調整機器数に対する、該特定した操作可能なVQ調
整機器の数の割合を導出する。ここで、操作可能なVQ調
整機器は、予め定めた様々な運用条件を利用して特定す
ることができる。例えば、通常の制御動作において、あ
る母線に接続されているコンデンサとリアクトルは同時
にオンにすることはない。このため、ある時点で少なく
とも1つのコンデンサがオンとなっていれば、該母線に
接続されている操作可能なVQ調整機器としてはコンデン
サが選択され、リアクトルは選択されないことになる。
また、その時点で当該装置の操作員が直接、調整可能な
VQ調整機器を特定し、該特定結果に応じて操作可能機器
割合導出装置401が操作可能な機器の割合を算出する構
成としてもよい。
【0030】運用上下限幅調整比設定装置402では、操
作可能機器割合導出装置401にて導出した割合が高いほ
ど運用上下限幅調整比が小さくなるように、例えば、図
中のグラフの関係を定義する数3によって、運用上下限
幅調整比Aを設定する。
【0031】
【数3】
【0032】運用上下限幅更新装置403では、VQ運用制
約データ103に格納されているVおよびQの運用上下限幅
に、運用上下限幅調整比設定装置402にて導出した運用
上下限幅調整比Aを乗じて運用上下限幅を更新し、線形
計画問題定式化装置106へ送る。
【0033】なお、本構成例では、上記数3を用いて運
用上下限幅調整比Aを設定するものとしたが、本発明に
おける運用上下限幅調整比Aの設定方法はこれに限定さ
れるものではない。全VQ調整機器数に対する操作可能な
VQ調整機器数の割合rが増加した時に、運用上下限幅調
整比Aが減少するような設定方法であれば、上記数3で定
義される以外の方法により、運用上下限幅調整比Aを設
定してもよい。
【0034】次に、図1中の線形計画問題定式化装置106
の構成例について図5を用いて説明する。
【0035】線形計画問題定式化装置106は、感度係数
算出装置501、目的関数設定装置502、制約条件設定装置
503、および、VQ調整機器操作制約データ504により構成
される。
【0036】感度係数算出装置501では、各VQ調整機器
のVおよびQに対する感度係数、すなわち、各VQ調整機器
を単位操作量だけ操作した場合のVおよびQの変化量を求
める。感度係数算出法の詳細については文献「高橋一弘
著、電力システム工学、コロナ社、1977、pp96〜103」
に詳しいのでここでは省略する。
【0037】目的関数設定装置502では、感度係数算出
装置501で求めた感度係数を用いて各VQ調整機器の操作
量を従属変数とする線形計画問題の目的関数を設定す
る。目的関数として、例えば操作するVQ調整機器数最小
化を目的するものなどを用いる。
【0038】制約条件設定装置503では、感度係数算出
装置501で求めた感度係数、VQ運用上下限制約条件幅調
整装置105にて調整したVおよびQの運用上下限幅、およ
び、VQ調整機器操作制約データ504を用いて、VおよびQ
の運用上下限制約条件および各VQ調整機器の操作制約条
件を設定する。
【0039】次に、図1中のVQ調整機器操作信号作成装
置109の動作例について図6を用いて説明する。
【0040】VQ調整機器操作信号作成装置109では、線
形計画問題最適化装置107で導出した各VQ調整機器の操
作量601, 602, 603と操作閾値データ108とを比較して、
操作量が操作閾値以上の機器に対しては「操作あり」、
操作量が操作閾値を下回る機器に対しては「操作なし」
の操作信号を作成する。
【0041】本実施形態の電圧無効電力監視制御装置で
は、電力系統101内の全VQ調整機器数に対する操作可能
なVQ調整機器数の割合に応じてVおよびQの運用上下限幅
を調整することにより、線形化誤差の影響によるVおよ
びQの運用上下限制約違反を解消でき、さらに、線形化
誤差の影響を低減してVQ調整機器の操作回数増加を抑制
できる。
【0042】次に、本発明における電圧無効電力監視制
御装置の第二の実施形態について図7および図8を用いて
説明する。
【0043】本実施形態の電圧無効電力監視制御装置
は、対象電力系統701における任意時刻の状態量を読み
込む信号読込装置702、VおよびQの運用制約を格納したV
Q運用制約データ703、信号読込装置702にて読み込んだ
状態量とVQ運用制約データ703とを比較してVおよびQの
運用上下限制約違反を判定するVQ運用制約違反判定装置
704、該装置704の判定結果に基づいてVQ調整機器の操作
量を求める線形計画問題を定式化する線形計画問題定式
化装置705、該装置705にて定式化した線形計画問題を線
形計画法により解いて各VQ調整機器の操作量を求める線
形計画問題最適化装置706、VQ調整機器の操作閾値デー
タ707、線形計画問題最適化装置706にて導出した各VQ調
整機器の操作量に基づいて操作閾値データ707を調整す
る操作閾値調整装置708、該装置708の調整結果と線形計
画問題最適化装置706にて導出した各VQ調整機器の操作
量とを比較して各VQ調整機器に対する操作信号を作成す
るVQ調整機器操作信号作成装置709、および、該装置709
にて作成した操作信号を各VQ調整機器へ送る信号出力装
置710により構成される。
【0044】なお、電力系統701は電圧無効電力監視制
御装置の上記第一の実施形態における電力系統101と同
じである。また、装置702、704、705、706、709、710お
よびデータ703、707は、電圧無効電力監視制御装置の上
記第一の実施形態における装置102、104、106、107、10
9、110およびデータ103、108とそれぞれ同じものであ
る。
【0045】また、線形計画問題定式化装置106ではVQ
運用上下限幅調整装置105の調整結果を用いるのに対
し、線形計画問題定式化装置705ではVQ運用制約データ7
03に格納されている実際のVQ運用上下限幅を用いる。
【0046】また、VQ調整機器操作信号作成装置109で
は操作閾値データ108を用いるのに対し、VQ調整機器操
作信号作成装置709では操作閾値調整装置708による調整
結果を用いる。
【0047】次に、本実施形態の特徴的構成である、図
7中の操作閾値調整装置708の動作例について図8を用い
て説明する。
【0048】操作閾値調整装置708では、線形計画問題
最適化装置706で導出した各VQ調整機器の操作量801, 80
2, 803と操作閾値データ707とを比較して、すべての機
器の操作量が操作閾値を下回る場合に操作閾値を、例え
ば最も大きい操作量と等しい値804に変更して、いずれ
かの機器の操作量が操作閾値以上になるようにする。調
整した操作閾値によって操作が行われた後は、操作閾値
を調整前の元の値に戻しておくものとする。
【0049】電圧無効電力監視制御装置の第二の実施形
態によれば、VおよびQの運用上下限制約違反が小さい場
合にも、いずれかのVQ調整機器を操作して違反を解消す
ることが可能となる。
【0050】なお、本発明において、操作閾値の具体的
な調整方法は本例に限定されるものではなく、運用制約
違反が発生しているにもかかわらず、算出された操作量
が操作閾値よりも小さいため、実際の操作が行われない
ような場合に、VQ調整機器の少なくとも一つが操作され
るように、該当する操作閾値データを調整することがで
きるものであれば、本例以外の操作閾値調整方法を用い
てもよい。
【0051】次に、本発明における電圧無効電力監視制
御装置の第三の実施形態について図9を用いて説明す
る。
【0052】本実施形態における電圧無効電力監視制御
装置は、対象電力系統901における任意時刻の状態量を
読み込む信号読込装置902、VおよびQの運用制約を格納
したVQ運用制約データ903、信号読込装置902にて読み込
んだ状態量とVQ運用制約データ903を比較してVおよびQ
の運用上下限制約違反を判定するVQ運用制約違反判定装
置904、対象電力系統901内の全VQ調整機器数に対する操
作可能なVQ調整機器数の割合に応じてVおよびQの運用上
下限幅を調整するVQ運用上下限幅調整装置905、VQ運用
制約違反判定装置904の判定結果およびVQ運用上下限幅
調整装置905の調整結果に基づいてVQ調整機器の操作量
を求める線形計画問題を定式化する線形計画問題定式化
装置906、該装置906にて定式化した線形計画問題を線形
計画法により解いて各VQ調整機器の操作量を求める線形
計画問題最適化装置907、VQ調整機器の操作閾値データ9
08、線形計画問題最適化装置907にて導出した各VQ調整
機器の操作量に基づいて操作閾値データ908を調整する
操作閾値調整装置909、該装置909の調整結果と線形計画
問題最適化装置907にて導出した各VQ調整機器の操作量
を比較して各VQ調整機器に対する操作信号を作成するVQ
調整機器操作信号作成装置910、および、該装置910にて
作成した操作信号を各VQ調整機器へ送る信号出力装置91
1により構成される。
【0053】なお、電力系統901は電圧無効電力監視制
御装置の上記第一の実施形態における電力系統101と同
じである。また、装置902、904、905、906、907、911お
よびデータ903、908は電圧無効電力監視制御装置の上記
第一の実施形態における装置102、104、105、106、10
7、110およびデータ103、108とそれぞれ同じものであ
る。また、装置909、910は電圧無効電力監視制御装置の
上記第二の実施形態における装置708、709とそれぞれ同
じである。
【0054】すなわち、本実施形態の電圧無効電力監視
制御装置は、上記第一および第二の実施形態を組み合わ
せたもので、構成装置各々の動作および詳細構成は上述
した実施形態と同じであるため、それらの説明はここで
は省略する。
【0055】本実施形態の電圧無効電力監視制御装置に
よれば、電力系統内の全VQ調整機器数に対する操作可能
なVQ調整機器数の割合に応じてVおよびQの運用上下限幅
を調整することにより、線形化誤差の影響によるVQ調整
機器の操作回数増加を抑制でき、さらに、VおよびQの運
用上下限制約違反を解消できる。また、VおよびQの運用
上下限制約違反が小さい場合でも、いずれかのVQ調整機
器を操作して違反を解消することが可能となる。
【0056】次に、本発明における電圧無効電力監視制
御装置の第四の実施形態について図10および図11を用い
て説明する。
【0057】本実施形態の電圧無効電力監視制御装置
は、例えば図10に示すような構成を備えるコンピュータ
システムによって実現される。コンピュータシステム
は、対象となる電力系統の状態量を取り込む信号読込装
置902、生成された操作信号を該電力系統の各VQ調整機
器へ送る信号出力装置911、装置902および911とのデー
タインターフェースのための入出力制御部1001、電圧無
効電力監視制御動作を行うための電圧無効電力監視制御
プログラム1004aを格納する記憶部1004、電圧無効電力
監視制御プログラムを実行するためのCPU1002およびRAM
1003、VQ運用制約データ903および操作閾値データ908を
格納する記憶部1005、および、各構成部を接続するため
のバス1006から構成される。
【0058】なお、本実施形態の装置において、上記図
9に示す実施形態と同じ構成については、同じ符号を用
いその説明を省略する。
【0059】電圧無効電力監視制御プログラム1004a
は、例えば図11に示すような処理手順を実行すること
で、電力系統のV、Qの監視を行い、各VQ調整機器へ送る
ための操作信号を生成する。
【0060】本処理手順においては、最初、信号読込装
置902にて読み込んだ電力系統の状態量を取得し(ステ
ップ1101)、該読み込んだ状態量と記憶部1005に格納さ
れているVQ運用制約データ903とを比較して、VおよびQ
のうち少なくとも一方に運用上下限制約違反があるか否
かを判定する(ステップ1102)。
【0061】制約違反があると判定された場合には、そ
の時点で操作可能なVQ調整機器を特定し、全VQ調整機器
数に対する、該特定した操作可能なVQ調整機器数の割合
を算出する(ステップ1103)。また、ここで制約違反が
ないと判定された場合には、「操作なし」を示す操作信
号を生成して、本処理を終了する。
【0062】次に、ステップ1103で求められた操作可能
なVQ調整機器の割合に応じてVQ運用上下限幅を調整する
(ステップ1104)。この調整したVQ運用上下限幅に基づ
いてVQ調整機器の操作量を求めるための線形計画問題を
定式化し(ステップ1105)、該定式化した線形計画問題
を最適化することで解いて各VQ調整機器の操作量を求め
る(ステップ1106)。
【0063】次に、求められたVQ調整機器の操作量と操
作閾値データ908とを比較して、操作すべきVQ調整機
器があるか否かを判定する(ステップ1107)。求められ
た操作量が対応する操作閾値よりも小さいという理由で
操作すべきVQ調整機器なしと判定された場合には、すべ
ての操作可能なVQ調整機器のうち少なくとも一つが操作
されるように、該当する操作閾値を調整する(ステップ
1108)。また、ステップ1107で操作すべきVQ調整機器が
有ると判定された場合には、ステップ1109へ進む。
【0064】最後に、調整された操作閾値とステップ11
06で求められた操作量とを比較して、各VQ調整機器につ
いての操作信号をそれぞれ生成し(ステップ1109)、該
当するVQ調整機器へ出力する(ステップ1110)。
【0065】本実施形態によれば、光ディスクやFD等
の記憶媒体に上述した電圧無効電力監視制御プログラム
を記録しておき、必要に応じてコンピュータに読み込ま
せ実行することで、上記図9の実施形態における圧無効
電力監視制御装置を実現することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、電力系統内の全VQ調整
機器数に対する操作可能なVQ調整機器数の割合に応じて
VおよびQの運用上下限幅を調整することにより、線形化
誤差の影響によるVQ調整機器の操作回数増加を抑制する
と共に、VおよびQの運用上下限制約違反を解消すること
ができる。
【0067】さらに、本発明によれば、VおよびQの運用
上下限制約違反が小さい場合でも、いずれかのVQ調整機
器を操作して違反を解消することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電圧無効電力監視制御装置の第一
の実施形態における構成を示すブロック図。
【図2】VQ運用制約違反判定装置の構成例を示すブロッ
ク図。
【図3】運用上下限制約違反判定装置の動作例を説明す
るためのグラフ。
【図4】VQ運用上下限幅調整装置の構成例を示すブロッ
ク図。
【図5】線形計画問題定式化装置の構成例を示すブロッ
ク図。
【図6】VQ調整機器操作信号作成装置の動作例を説明す
るためのグラフ。
【図7】本発明による電圧無効電力監視制御装置の第二
の実施形態における構成を示すブロック図。
【図8】操作閾値調整装置の動作例を説明するためのグ
ラフ。
【図9】本発明による電圧無効電力監視制御装置の第三
の実施形態における構成を示すブロック図。
【図10】本発明による電圧無効電力監視制御装置の第
四の実施形態におけるハードウエア構成を示すブロック
図。
【図11】電圧無効電力監視制御プログラムの処理手順
例を示すフローチャート。
【符号の説明】
101…電力系統、102…信号読込装置、103…VQ運用制約
データ、104…VQ運用制約違反判定装置、105…VQ運用上
下限幅調整装置、106…線形計画問題定式化装置、107…
線形計画問題最適化装置、108…操作閾値データ、109…
VQ調整機器操作信号作成装置、110…信号出力装置、201
…状態推定装置、202…運用上下限制約違反判定装置、3
01…母線電圧および無効電力潮流の運用上限値、302…
母線電圧および無効電力潮流の運用下限値、303…母線
電圧および無効電力潮流の運用基準値、304…状態推定
演算で得た母線電圧および無効電力潮流、305…母線電
圧および無効電力潮流の逸脱面積、401…操作可能機器
割合導出装置、402…運用上下限幅調整比設定装置、403
…運用上下限幅更新装置、501…感度係数算出装置、502
…目的関数設定装置、503…制約条件設定装置、504…VQ
調整機器操作制約データ、601…機器Aの操作量、602…
機器Bの操作量、603…機器Cの操作量、701…電力系統、
702…信号読込装置、703…VQ運用制約データ、704…VQ
運用制約違反判定装置、705…線形計画問題定式化装
置、706…線形計画問題最適化装置、707…操作閾値デー
タ、708…操作閾値調整装置、709…VQ調整機器操作信号
作成装置、710…信号出力装置、801…機器Aの操作量、8
02…機器Bの操作量、803…機器Cの操作量、804…操作閾
値(変更後)、901…電力系統、902…信号読込装置、903
…VQ運用制約データ、904…VQ運用制約違反判定装置、9
05…VQ運用上下限幅調整装置、906…線形計画問題定式
化装置、907…線形計画問題最適化装置、908…操作閾値
データ、909…操作閾値調整装置、910…VQ調整機器操作
信号作成装置、911…信号出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−56070(JP,A) 特開 平5−108177(JP,A) 特開 昭60−241724(JP,A) 特開 平9−37463(JP,A) 特開 平7−250431(JP,A) 特開 平3−92912(JP,A) 特開 平6−187058(JP,A) 特開 平10−201102(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/00 - 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み込んだ電力系統の状態量に基づいて操
    作信号を作成し、該作成した操作信号を該電力系統の各
    調整機器へ送信して、該電力系統の変電所母線電圧(以
    下Vと略称)と送電線を流れる無効電力潮流(以下Qと略
    称)を、予め定めた運用制約を満足するように制御する
    電圧無効電力監視制御装置において、 VおよびQの少なくとも一方について、その運用範囲を示
    す運用制約データを格納した記憶部と、 前記読み込んだ状態量と前記運用制約データとを比較し
    て、VおよびQの少なくとも一方の運用制約違反発生の有
    無を判定する運用制約違反判定部と、 前記電力系統内の全調整機器数に対する操作可能な調整
    機器数の割合に応じて、前記運用制約データが示すVお
    よびQのうち少なくとも一方の運用範囲を調整する運用
    範囲調整部と、 前記運用制約違反判定部の判定結果および前記運用範囲
    調整部の調整結果に基づいて、各調整機器の操作量をそ
    れぞれ求めるための線形計画問題を定式化する線形計画
    問題定式化部と、 前記線形計画問題定式化部にて定式化した線形計画問題
    を解いて各調整機器の操作量を求める線形計画問題最適
    化部と、 前記線形計画問題最適化部にて導出した各調整機器の操
    作量から各調整機器に対する操作信号を作成する調整機
    器操作信号作成部とを備えることを特徴とする電圧無効
    電力監視制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電圧無効電力監視制御装置
    において、 前記記憶部は、実際の操作を行うべき最小操作量を示す
    操作閾値データをさらに格納したものであり、 前記調整機器操作信号作成部は、各調整機器に対する操
    作信号を作成する際に、前記線形計画問題最適化部で導
    出した各調整機器の操作量および操作閾値データとを比
    較することを特徴とする電圧無効電力監視制御装置。
  3. 【請求項3】読み込んだ電力系統の状態量に基づいて操
    作信号を作成し、該作成した操作信号を該電力系統の各
    調整機器へ送信して、該電力系統のV、Qを予め定めた運
    用制約を満足するように制御する電圧無効電力監視制御
    装置において、 VおよびQの少なくとも一方について、その運用範囲を示
    す運用制約データを格納した第1の記憶部と、 前記読み込んだ状態量と前記運用制約データとを比較し
    て、VおよびQの少なくとも一方の運用制約違反発生の有
    無を判定する運用制約違反判定部と、 前記運用制約違反判定部の判定結果および前記運用制約
    データに基づいて、各調整機器の操作量を求めるための
    線形計画問題を定式化する線形計画問題定式化部と、 前記線形計画問題定式化部にて定式化した線形計画問題
    を解いて各調整機器の操作量を求める線形計画問題最適
    化部と、 実際の操作を行うべき最小操作量を示す操作閾値データ
    を格納する第2の記憶部と、 前記線形計画問題最適化部にて導出した各調整機器の操
    作量に応じて、前記操作閾値データが示す最小操作量を
    調整する操作閾値調整部と、 前記線形計画問題最適化部にて導出した各調整機器の操
    作量と前記操作閾値調整部から送られる操作閾値データ
    の調整結果とを比較して、各調整機器に対する操作信号
    を作成する調整機器操作信号作成部とを備えることを特
    徴とする電圧無効電力監視制御装置。
  4. 【請求項4】読み込んだ電力系統の状態量に基づいて操
    作信号を作成し、該作成した操作信号を該電力系統の各
    調整機器へ送信して、該電力系統のV、Qを予め定めた運
    用制約を満足するように制御する電圧無効電力監視制御
    装置において、 VおよびQの少なくとも一方について、その運用範囲を示
    す運用制約データを格納した第1の記憶部と、 前記読み込んだ状態量と前記運用制約データとを比較し
    て、VおよびQの少なくとも一方の運用制約違反発生の有
    無を判定する運用制約違反判定部と、 前記電力系統内の全調整機器数に対する操作可能な調整
    機器数の割合に応じて、前記運用制約データが示すVお
    よびQのうち少なくとも一方の運用範囲を調整する運用
    範囲調整部と、 前記運用制約違反判定部の判定結果および前記運用範囲
    調整部の調整結果に基づいて、各調整機器の操作量を求
    めるための線形計画問題を定式化する線形計画問題定式
    化部と、 前記線形計画問題定式化部にて定式化した線形計画問題
    を解いて各調整機器の操作量を求める線形計画問題最適
    化部と、 実際の操作を行うべき最小の操作量を示す操作閾値デー
    タを格納する第2の記憶部と、 前記線形計画問題最適化部にて導出した各調整機器の操
    作量に応じて、前記操作閾値データが示す最小操作量を
    調整する操作閾値調整部と、 前記線形計画問題最適化部にて導出した各調整機器の操
    作量と前記操作閾値調整部から送られる操作閾値データ
    の調整結果とを比較して、各調整機器に対する操作信号
    を作成する調整機器操作信号作成部とを備えることを特
    徴とする電圧無効電力監視制御装置。
  5. 【請求項5】コンピュータによって、読み込んだ電力系
    統の状態量に基づいて操作信号を作成し、該作成した操
    作信号を該電力系統の各調整機器へ送信して、V、Qを予
    め定めた運用制約を満足するように制御するためのプロ
    グラムを記録した記憶媒体において、 前記プログラムは、VおよびQの少なくとも一方について
    運用制約違反が発生した場合、 前記電力系統内の全調整機器数に対する操作可能な調整
    機器数の割合を求める処理と、 前記求めた割合に応じて、前記運用制約データが示すV
    およびQのうち少なくとも一方の運用範囲を調整する処
    理と、 前記調整した運用範囲に基づいて、該当する調整機器の
    操作量をそれぞれ求める処理と、をコンピュータに実行
    させること を特徴とする記憶媒体。
  6. 【請求項6】コンピュータによって、読み込んだ電力系
    統の状態量に基づいて操作信号を作成し、該作成した操
    作信号を該電力系統の各調整機器へ送信して、V、Qを予
    め定めた運用制約を満足するように制御するためのプロ
    グラムを記録した記憶媒体において、 前記プログラムは、前記読み込んだ電力系統の状態量か
    ら求められた全ての調整機器の操作量が、各調整機器毎
    に予め設定された実際の操作を行うべき最小操作量より
    も小さい場合、 少なくとも1つの調整機器について設定された前記最小
    操作量を調整する処理と、 前記調整した最小操作量と前記状態量から求められた操
    作量とを比較する処理と、 各調整機器に対する操作信号を作成する処理と、をコン
    ピュータに実行させることを特徴とする記憶媒体。
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