JP3372382B2 - Fm多重放送受信機 - Google Patents

Fm多重放送受信機

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はFM多重放送番組のうち
の文字情報を、音声合成により音声として出力する装置
を備えた受信機に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、文字放送番組(天気予報、ニュー
ス等)や交通情報番組(各地域、高速道路毎の交通情
報)をFM放送信号に多重して伝送し、FM受信機のデ
ィスプレイ装置に表示するサービスが開始されつつあ
る。そして、この表示される文字情報を、利用者が自動
車の運転中である場合の安全性を考慮して、合成音声と
して出力する技術も開発されている。 【0003】このFM多重放送受信機における音声合成
システムは、多重番組のうち、文字情報(例えば、本文
がデータユニットパラメータ20のデータユニット)の
文字コード列を、日本語処理部で、ある単語/文節の発
音記号列に変換し、その発音記号の音素データを重ね合
わせることで音声データを合成し出力している。そし
て、この発音するときのスピードやピッチの制御はキー
入力などによりあらかじめ設定するようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字情
報が放送局側で自動的にページ送りされている場合には
1画面分の音声出力が音声として出力終了しないうち
に、次の画面の音声が出力されることがあり、音声とし
て聞く場合、情報の区切りが不明となって理解しにくい
という不具合のあるものであった。本発明は、このよう
な問題を解消したFM多重放送受信機を提供することを
目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、FM多重放送番組の情報をFM放送信号より分
離、復調してディスプレイ装置に表示し、前記情報中の
文字情報を音声合成により音声出力するFM多重放送受
信機において、合成音声出力中は、音声出力中フラグを
出力し、かつ、速度制御信号を入力されて該信号により
発声速度を変化する音声合成処理部と、前記音声出力中
フラグを入力されて該フラグ受信中における次画面の文
字情報の出力要求の有無によって、前記速度制御信号を
前記音声合成処理部へ出力する制御部を備えることによ
り解決される。 【0006】また、上記の課題は、前項において、前記
速度制御信号は、文字情報の属するカテゴリに対応する
ように速度を制御する信号とすることで解決することが
できる。 【0007】 【作用】制御部は音声合成処理部へ信号を送り、発声速
度を制御する。音声合成処理部は発声中は音声出力中で
ある旨のフラグを制御部へ送る。制御部は、前記音声出
力中フラグ受信中に次画面の文字情報の出力要求がある
と、音声合成処理部が発声速度を速めるような信号を送
るので、音声合成処理部は発声速度を速める。さらに続
けて音声出力中フラグ受信中に次画面の文字情報の出力
要求があるようであれば、前記の動作が繰り返され、情
報の区切りが一定期間保たれた状態で安定させることが
できる。 【0008】また、制御部は、文字情報のカテゴリ(一
般情報、交通情報、緊急情報など)によってスピード制
御信号を可変とすることで、情報内容に見合った発声速
度を得ることができる。 【0009】 【実施例】図1は本発明のFM多重放送受信機の構成図
である。FM多重放送受信機はFM放送信号を受信し、
該FM放送信号に多重されて送られてくる文字放送情報
や交通情報等のFM多重放送データ(FM多重放送番組
情報)を分離、復調してディスプレイ装置に表示する。 【0010】同図において、1はアンテナ、2はフロン
トエンド(F/E)であり、図示はしないがアンテナ同
調回路や高周波増幅回路、局部発振器、混合器等を有す
るもの、3は中間周波増幅/FM検波器(iF De
t)である。4はノイズキャンセルとステレオ復調を行
うノイズキャンセラ/ステレオ復調回路(Nc+MP
X)であり、復調されたステレオのオーディオ信号をL
及びRそれぞれの信号として出力する。 【0011】5はFM検波信号からL−MSK変調成分
信号を取り出すフィルタ回路(BPF)、6はL−MS
K変調成分信号に遅延検波を施し、ビットクロックの再
生とビットデータ列の復調を行うL−MSK復調回路、
7はブロック同期とフレーム同期の検出を行う同期回路
と、1ブロック毎のCRCチェックを行うCRCチェッ
ク部と、入力したブロック同期とフレーム同期の検出信
号に基づいてビットデータ列にPN復号を施した後、所
定のフォーマットに区切りながら図示しないメモリに一
時記憶させるとともにパリティ符号を用いてシンドロー
ムデータを生成しシンドロームに対する多数決判定によ
り誤り訂正を行う誤り訂正回路とを備える同期/訂正回
路である。 【0012】8はCPUであり、選局操作に従った選
局制御や、FM多重放送データに基づいた各種処理
や、受信周波数変更時におけるFM多重放送番組の継
続受信制御を行い、9は受信されたFM多重放送番組情
報(文字情報や道路交通情報等)を記憶するメモリ、1
0はユーザーが選局操作を行ったり、所望の番組(文字
情報や道路交通情報等)の呼び出し操作等を行う為のキ
ー、11は文字放送番組(ニュース、天気予報等)や道
路交通情報を画面に表示するディスプレイ装置であり、
ディスプレイプロセッサを含んでいる。 【0013】12は、日本語辞書ROM13を備える日
本語処理部であり、文字情報の文字コード列を、単語/
文節の発音記号列に変換する。14は音声合成処理部で
あり、音素片ROM15からその発音記号の音素データ
を読み出して重ね合わせることで音声データを合成し出
力している。 【0014】16はデジタル/アナログ変換回路であ
り、音声合成処理部14が出力するデジタルの音声信号
をアナログ信号に変換する。17はオーディオ増幅器を
含むスピーカであり、前記アナログ信号を増幅し音響信
号に変換して出力する。 【0015】次に、本発明の動作について説明する。C
PU8は選局操作により選択された周波数の局に応じた
周波数データを図示しないPLL回路に入力して電子同
調制御を行う。これによりフロントエンド2は受信周波
数に応じた中間周波数信号を中間周波/FM検波器3に
入力する。中間周波/FM検波器3は入力信号に対して
中間周波増幅、FM検波を行い、また、ノイズキャンセ
ラ/ステレオ復調回路4は入力信号のノイズキャンセル
とステレオ復調処理を行う。 【0016】一方、フィルタ回路BPF5はFM検波信
号からL−MSK変調信号成分を取り出しL−MSK復
調回路6はL−MSK変調信号に対して遅延検波を行っ
てビットクロックを再生するとともに、ビットデータ列
を復調する。同期/訂正回路7は、L−MSK復調回路
6から出力されるビットクロックとビットデータ列と同
期信号を入力され、入力データに対して誤り検出訂正処
理を行って多重放送データをCPU8に入力する。CP
U8は入力された多重放送データをメモリ9に記憶す
る。 【0017】このような状態において、キー10の操作
によりFM多重放送受信モードにし、さらに、サービス
カテゴリと番組番号を入力して放送番組を特定すれば、
CPU8は該特定された放送番組に応じたデータをメモ
リ9から読み出してディスプレイ装置11に入力し、デ
ィスプレイ装置11は該データを画像に展開して表示す
る。 【0018】このとき、キー10の操作により音声出力
が指定されていれば、そのときの画像のデータユニット
をCPU8は日本語処理部12に送信する。日本語処理
部12は、日本語辞書ROM13を用いて文字情報の文
字コード列を、単語/文節の発音記号列に変換し、音声
合成処理部14は、音素片ROM15からその発音記号
の音素データを読み出して重ね合わせ、音声データを合
成し出力し、デジタル/アナログ変換回路16は、音声
合成処理部14が出力するデジタルの音声信号をアナロ
グ信号に変換、オーディオ増幅器とスピーカ17は、前
記アナログ信号を増幅し音響信号に変換して出力する。 【0019】又、この音声として発音するときのスピー
ドやピッチの制御はキー10入力などによりあらかじめ
設定することができる。 【0020】上記の場合、音声合成処理部14は発声を
開始し終了するまでの間、音声出力中であることを示す
フラグを、図1のAのような信号経路で、CPU8に送
信する。 【0021】音声出力中フラグが「1」のときに次の画
面の文字情報の出力要求があったらスピード制御信号を
1つ上げて(速くして)データユニットを送信するよう
にする。 【0022】上記の動作を繰り返すことで最終的に情報
の区切りが一定期間に保たれた状態で安定する。そし
て、音声出力中のフラグが「0」となり、一定期間が経
過しても情報出力要求がない場合には、スピード制御信
号を1つ下げて(遅くして)データユニットを送信する
ようにすることもできる。 【0023】上記の制御は、文字情報のカテゴリ(一般
情報、交通情報、緊急情報など)によってスピード制御
信号を可変としてもよい。 【0024】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、音声合成
出力の発声速度を情報に応じて可変とするので常に情報
の区切りを確保することができ、内容を理解しやすい音
声合成装置を備えたFM多重放送受信機を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の回路の構成図である。 【符号の説明】 8 CPU(制御部) 10 キー 11 ディスプレイ装置 12 日本語処理部 13 日本語辞書ROM 14 音声合成処理部 15 音素片ROM

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 FM多重放送番組の情報をFM放送信
    号より分離、復調してディスプレイ装置に表示し、前記
    情報中の文字情報を音声合成により音声出力するFM多
    重放送受信機において、 合成音声出力中は、音声出力フラグを出力し、かつ、速
    度制御信号を入力されて該信号により発声速度を変化す
    る音声合成処理部と、 前記音声出力中フラグを入力されてこれを受信し、該フ
    ラグ受信中における次画面の文字情報の出力要求が有っ
    た場合は速度を上げる指示を含む前記速度制御信号を前
    記音声合成処理部へ出力し、出力要求が所定期間無い場
    合、速度を下げる指示を含む前記速度制御信号を前記音
    声合成処理部へ出力する制御部と、 を備えることを特徴とするFM多重放送受信機。
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JP4961807B2 (ja) * 2006-04-05 2012-06-27 株式会社Jvcケンウッド 車載装置、音声情報提供システムおよび発話速度調整方法

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