JP3315845B2 - 車載音声合成装置 - Google Patents
車載音声合成装置Info
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- JP3315845B2 JP3315845B2 JP25235495A JP25235495A JP3315845B2 JP 3315845 B2 JP3315845 B2 JP 3315845B2 JP 25235495 A JP25235495 A JP 25235495A JP 25235495 A JP25235495 A JP 25235495A JP 3315845 B2 JP3315845 B2 JP 3315845B2
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- voice
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交通情報などの文字放
送を、音声に変換して運転者などの利用者に提供する車
載音声合成装置に関する。
送を、音声に変換して運転者などの利用者に提供する車
載音声合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会インフラ基地局から、交通情
報を文字放送によって運転者に提供するサービスが増え
ており、車載テレビなどの表示装置に漢字仮名混じり文
で情報が表示されている。このような装置の例につい
て、図面を参照して説明する。図7は従来の文字放送表
示装置の構成を示している。図7において、701はア
ンテナ、702は受信器、703は蓄積装置、704は
中央処理装置、705は表示装置、706はチューニン
グボタンである。運転者がチューニングボタン706を
押して、文字放送に受信機702をチューニングして文
字放送が受信されると、受信された漢字仮名混じり文字
情報は、いったん蓄積装置703に蓄積されたうえ、中
央処理装置704によって画面表示用に電気信号化さ
れ、表示装置705に漢字仮名混じり文として表示され
る。文字放送の情報はフレーム単位で送信され、そのフ
レームの先頭にID部を持つため、中央処理装置704
は、このID部を現在表示中の情報フレームのIDと比
較し、異なった時に新たなフレームの情報を表示して画
面を更新する。
報を文字放送によって運転者に提供するサービスが増え
ており、車載テレビなどの表示装置に漢字仮名混じり文
で情報が表示されている。このような装置の例につい
て、図面を参照して説明する。図7は従来の文字放送表
示装置の構成を示している。図7において、701はア
ンテナ、702は受信器、703は蓄積装置、704は
中央処理装置、705は表示装置、706はチューニン
グボタンである。運転者がチューニングボタン706を
押して、文字放送に受信機702をチューニングして文
字放送が受信されると、受信された漢字仮名混じり文字
情報は、いったん蓄積装置703に蓄積されたうえ、中
央処理装置704によって画面表示用に電気信号化さ
れ、表示装置705に漢字仮名混じり文として表示され
る。文字放送の情報はフレーム単位で送信され、そのフ
レームの先頭にID部を持つため、中央処理装置704
は、このID部を現在表示中の情報フレームのIDと比
較し、異なった時に新たなフレームの情報を表示して画
面を更新する。
【0003】このように、従来の文字放送表示装置によ
っても、文字放送を視覚情報として運転者に提供するこ
とが可能である。
っても、文字放送を視覚情報として運転者に提供するこ
とが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、運転中
に画面を注視することは危険であり、望ましくない。視
覚情報ではなく、聴覚情報、すなわち音声に変換したう
えで運転者に提供できれば、運転の安全性を大きく向上
できる。また、その操作も運転者の音声を使って行えれ
ば、ハンドルから手を離す必要もなくなり、さらに安全
性の向上を図ることができる。
に画面を注視することは危険であり、望ましくない。視
覚情報ではなく、聴覚情報、すなわち音声に変換したう
えで運転者に提供できれば、運転の安全性を大きく向上
できる。また、その操作も運転者の音声を使って行えれ
ば、ハンドルから手を離す必要もなくなり、さらに安全
性の向上を図ることができる。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、交通情報などを運転者に音声で伝えるこ
とのできる車載音声合成装置を提供することを目的とす
る。
るものであり、交通情報などを運転者に音声で伝えるこ
とのできる車載音声合成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、受信した漢字仮名混じり文字情報を構文
解析して、聞き易いメッセージ調音声となるように文節
に分解する言語処理手段と、この言語処理結果にもとづ
いて、予め録音してある定型音声または規則合成などに
よって合成された非定型音声を使って出力音声を作成す
る音声合成手段とを備え、文字情報を加工したうえで高
音質の音声に変換できるようにしたものである。
成するために、受信した漢字仮名混じり文字情報を構文
解析して、聞き易いメッセージ調音声となるように文節
に分解する言語処理手段と、この言語処理結果にもとづ
いて、予め録音してある定型音声または規則合成などに
よって合成された非定型音声を使って出力音声を作成す
る音声合成手段とを備え、文字情報を加工したうえで高
音質の音声に変換できるようにしたものである。
【0007】また、運転者が音声変換を開始するタイミ
ングを、ボタンやタッチパネルによらず、声で指示でき
るように音声認識手段を備えたものである。
ングを、ボタンやタッチパネルによらず、声で指示でき
るように音声認識手段を備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記構成によって、受信された文字
情報は、運転者からの声などの指示があると、言語処理
手段で文節単位に分解され、音声合成手段で予め録音し
てあった音声と同義のものに割り当てられ、同義のもの
が無い場合には規則合成などによって合成される合成音
声に割り当てられ、音声への変換が実現できる。また、
音声認識手段によって、運転者が手をハンドルから放さ
ないで声だけの指示で音声変換を行うすることができる
ので、運転の安全性を向上させることができる。
情報は、運転者からの声などの指示があると、言語処理
手段で文節単位に分解され、音声合成手段で予め録音し
てあった音声と同義のものに割り当てられ、同義のもの
が無い場合には規則合成などによって合成される合成音
声に割り当てられ、音声への変換が実現できる。また、
音声認識手段によって、運転者が手をハンドルから放さ
ないで声だけの指示で音声変換を行うすることができる
ので、運転の安全性を向上させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例における車載
音声合成装置の構成を示すものである。図1において、
101はアンテナ、102は受信機、103は蓄積装
置、104は言語処理器、105は辞書データベース、
106は同義テーブル、107は音声合成器、108は
定型録音音声データベース、109は規則合成器、11
0はスピーカ、111は中央処理装置、112は表示装
置、113は音声認識装置、114はマイク、115は
ボタンである。
ながら説明する。図1は本発明の一実施例における車載
音声合成装置の構成を示すものである。図1において、
101はアンテナ、102は受信機、103は蓄積装
置、104は言語処理器、105は辞書データベース、
106は同義テーブル、107は音声合成器、108は
定型録音音声データベース、109は規則合成器、11
0はスピーカ、111は中央処理装置、112は表示装
置、113は音声認識装置、114はマイク、115は
ボタンである。
【0010】次に、上記実施例の動作について説明す
る。従来、文字放送は、利用者がチャンネルを合わせて
受信していたが、本実施例では利用者が予めセットした
交通情報チャンネルなどに常時チューニングしてあり、
表示装置112がナビゲーションなどの別画面を表示の
最中でも、受信器102がアンテナ101を通じて新た
なフレームを受信する度に、中央処理装置111がこれ
を検知し(検知は従来通り、フレームのID部分の比較
によって行う。)、音声合成器107から「交通情報を
受信しました」のようなメッセージをスピーカ110を
通して送出し、運転者(または利用者)に知らせる。運
転者は必要を感じなければ、何も操作する必要がなく、
受信されたフレーム情報は、蓄積装置103において、
それより前に受信されていたフレーム情報と置き換えら
れるのみである。
る。従来、文字放送は、利用者がチャンネルを合わせて
受信していたが、本実施例では利用者が予めセットした
交通情報チャンネルなどに常時チューニングしてあり、
表示装置112がナビゲーションなどの別画面を表示の
最中でも、受信器102がアンテナ101を通じて新た
なフレームを受信する度に、中央処理装置111がこれ
を検知し(検知は従来通り、フレームのID部分の比較
によって行う。)、音声合成器107から「交通情報を
受信しました」のようなメッセージをスピーカ110を
通して送出し、運転者(または利用者)に知らせる。運
転者は必要を感じなければ、何も操作する必要がなく、
受信されたフレーム情報は、蓄積装置103において、
それより前に受信されていたフレーム情報と置き換えら
れるのみである。
【0011】ただし、聞き逃しを防止するため、音声メ
ッセージと同時に、図2に示すように、表示装置112
の表示画面201の片隅に受信マーク202を一定時間
だけ表示する。表示時間は5秒程度が適当であり、受信
マーク202を点滅させればその効果が一層向上するこ
とは言うまでもない。
ッセージと同時に、図2に示すように、表示装置112
の表示画面201の片隅に受信マーク202を一定時間
だけ表示する。表示時間は5秒程度が適当であり、受信
マーク202を点滅させればその効果が一層向上するこ
とは言うまでもない。
【0012】受信を知った運転者は、ボタン115を押
して指示するか、マイク114に向かって音声変換を開
始する旨の音声指示を行う。この際の発声内容は「交通
情報表示」のようなもので、予め工場出荷時に設定され
ているが、好みによって利用者が登録し直すことも可能
である。登録する場合は、表示装置112の画面に日本
語の全音節を表示し、利用者が一音一音を選んで登録す
るか、利用者が車載音声合成装置を登録モードに切り替
えたうえで、発声内容を実際に発声することで登録す
る。後者の場合には、発声内容を登録した利用者以外の
声に反応しづらくなるので、防犯上にも有効である。
して指示するか、マイク114に向かって音声変換を開
始する旨の音声指示を行う。この際の発声内容は「交通
情報表示」のようなもので、予め工場出荷時に設定され
ているが、好みによって利用者が登録し直すことも可能
である。登録する場合は、表示装置112の画面に日本
語の全音節を表示し、利用者が一音一音を選んで登録す
るか、利用者が車載音声合成装置を登録モードに切り替
えたうえで、発声内容を実際に発声することで登録す
る。後者の場合には、発声内容を登録した利用者以外の
声に反応しづらくなるので、防犯上にも有効である。
【0013】この指示にもとづき、中央処理装置111
は、従来通り受信内容を表示装置112に表示するとと
もに、言語処理器104および音声合成器107を動作
させ、蓄積装置103に新たに受信されたフレームの漢
字仮名混じり文字情報を音声に変換させる。漢字仮名混
じり文字情報の音声への変換に際しては、聞き易いメッ
セージ調になるように、文節の長さを決め、文節の間に
ポーズが自動挿入される。
は、従来通り受信内容を表示装置112に表示するとと
もに、言語処理器104および音声合成器107を動作
させ、蓄積装置103に新たに受信されたフレームの漢
字仮名混じり文字情報を音声に変換させる。漢字仮名混
じり文字情報の音声への変換に際しては、聞き易いメッ
セージ調になるように、文節の長さを決め、文節の間に
ポーズが自動挿入される。
【0014】文節の長さは図3に示すフローチャートに
従って決められる。図3において、まず、言語処理器1
04は、蓄積装置103から受信した漢字仮名混じり文
字情報を、辞書105の中に格納された単語情報を使っ
て単語に分割する(ステップ301、302)。具体的
には、周知の構文解析アルゴリズム(たとえば岡田,p
p.10−19,「自然言語処理入門」, 共立出版株式会
社1991年)に従って、単語の品詞と係り受け情報(
ともに辞書データベース105に単語毎に格納されてい
る) を使って、単語どうしの接続関係が決められ、文節
が仮決定される(ステップ303)。このように決まっ
た文節の中の単語数と音節の数がチェックされ、5単語
を越えているか(ステップ304)、文節全体が13音
節以上でできている場合は(ステップ305)、この文
節を単語の切れめによって分割する(ステップ30
7)。分割は文節の中央の単語の直後を基本とするが、
この単語が付属語を伴う自立語の場合は、付属語の後を
分割点にする。このように分割された文節についても、
同じ基準で更に分割すべきときは分割が行われる(ステ
ップ308)、このような処理をすべての文節について
行う(ステップ306、309)。
従って決められる。図3において、まず、言語処理器1
04は、蓄積装置103から受信した漢字仮名混じり文
字情報を、辞書105の中に格納された単語情報を使っ
て単語に分割する(ステップ301、302)。具体的
には、周知の構文解析アルゴリズム(たとえば岡田,p
p.10−19,「自然言語処理入門」, 共立出版株式会
社1991年)に従って、単語の品詞と係り受け情報(
ともに辞書データベース105に単語毎に格納されてい
る) を使って、単語どうしの接続関係が決められ、文節
が仮決定される(ステップ303)。このように決まっ
た文節の中の単語数と音節の数がチェックされ、5単語
を越えているか(ステップ304)、文節全体が13音
節以上でできている場合は(ステップ305)、この文
節を単語の切れめによって分割する(ステップ30
7)。分割は文節の中央の単語の直後を基本とするが、
この単語が付属語を伴う自立語の場合は、付属語の後を
分割点にする。このように分割された文節についても、
同じ基準で更に分割すべきときは分割が行われる(ステ
ップ308)、このような処理をすべての文節について
行う(ステップ306、309)。
【0015】図4は「明治通りは上り車線が事故によ
り、およそ5kmの渋滞です。」という放送内容の分割
例を示し、「明治通りは」「上り斜線が」「事故によ
り」「およそ5kmの」「渋滞です」に分割されてい
る。
り、およそ5kmの渋滞です。」という放送内容の分割
例を示し、「明治通りは」「上り斜線が」「事故によ
り」「およそ5kmの」「渋滞です」に分割されてい
る。
【0016】なお、1単語が13音節以上のものの場合
は例外とし、その単語と付属語のみの文節とする。ま
た、最大単語数の5、最大音節数の13は合成音声の話
速によっては別の値を用いた方が良い場合もある。早口
の場合は単語数は単語数、音節数ともに増やし、遅口の
場合は単語数、音節数ともに減らすべきである。
は例外とし、その単語と付属語のみの文節とする。ま
た、最大単語数の5、最大音節数の13は合成音声の話
速によっては別の値を用いた方が良い場合もある。早口
の場合は単語数は単語数、音節数ともに増やし、遅口の
場合は単語数、音節数ともに減らすべきである。
【0017】文節は、単語辞書からの読みとアクセント
情報を使って中間言語に書き換えられる。その例を図6
に示すが、カナの読みのアクセント核となる音の直後に
制御記号(/)とともに、アクセントの強さ(例えば0
と1の2段階)を示す数字が付けられる。
情報を使って中間言語に書き換えられる。その例を図6
に示すが、カナの読みのアクセント核となる音の直後に
制御記号(/)とともに、アクセントの強さ(例えば0
と1の2段階)を示す数字が付けられる。
【0018】その後、文節は、予め定型録音音声データ
ベース108に登録してある定型録音音声内容と一致す
るものがあるかどうか、同義テーブル106を検索する
ことによりチェックされる。検索の際にはアクセント情
報は無視される。一致するものがある場合は、当該定型
録音音声番号が制御記号(&)とともに当該音節の中間
言語の後ろに付けられ、一致しないものには何も付けら
れない。この場合はカナの読みとアクセント情報を使っ
て合成音声が規則合成器109によって作成される。こ
のようにしてメッセージ調の音声変換が実現される。
ベース108に登録してある定型録音音声内容と一致す
るものがあるかどうか、同義テーブル106を検索する
ことによりチェックされる。検索の際にはアクセント情
報は無視される。一致するものがある場合は、当該定型
録音音声番号が制御記号(&)とともに当該音節の中間
言語の後ろに付けられ、一致しないものには何も付けら
れない。この場合はカナの読みとアクセント情報を使っ
て合成音声が規則合成器109によって作成される。こ
のようにしてメッセージ調の音声変換が実現される。
【0019】なお、規則合成器109の代わりに、日本
語の全音節を予め録音しておき、読み仮名通りに、この
録音された一音一音を送出することによっても合成音声
を実現することができる。日本語の全音節を声の高、
中、低の3段階程度で録音しておけば、アクセントを実
現することも可能である。
語の全音節を予め録音しておき、読み仮名通りに、この
録音された一音一音を送出することによっても合成音声
を実現することができる。日本語の全音節を声の高、
中、低の3段階程度で録音しておけば、アクセントを実
現することも可能である。
【0020】また、図5に示すように、文節が必ずしも
定型録音音声データベース108に登録してある内容と
一致していなくても、同義テーブル106を参照して、
一致するものがある場合には、定型録音音声が出力され
る。
定型録音音声データベース108に登録してある内容と
一致していなくても、同義テーブル106を参照して、
一致するものがある場合には、定型録音音声が出力され
る。
【0021】また、図6に示すように、漢字仮名混じり
文中の地名、施設名などの固有名詞は、名詞付属語とと
もに自動的に2回中間言語が割当られ、音声が2回ずつ
出力されるようにして聞きのがしを防止するようにす
る。
文中の地名、施設名などの固有名詞は、名詞付属語とと
もに自動的に2回中間言語が割当られ、音声が2回ずつ
出力されるようにして聞きのがしを防止するようにす
る。
【0022】なお、上記の実施例は、交通情報の文字放
送を受信する例を示したが、列車、船舶、航空機の発着
案内放送、飲食店などのサービス案内放送など、他の放
送にも同様に適用することは容易である。
送を受信する例を示したが、列車、船舶、航空機の発着
案内放送、飲食店などのサービス案内放送など、他の放
送にも同様に適用することは容易である。
【0023】また、案内放送以外の場合は、メッセージ
調の音声変換が不適切な場合もあり、利用者が選択ボタ
ンなどによって、文節長の制限を外し、定型録音音声の
割当をやめ、固有名詞も2回音声変換することをやめ
て、普通の読み上げ調の音声変換を行うようにすること
も容易である。
調の音声変換が不適切な場合もあり、利用者が選択ボタ
ンなどによって、文節長の制限を外し、定型録音音声の
割当をやめ、固有名詞も2回音声変換することをやめ
て、普通の読み上げ調の音声変換を行うようにすること
も容易である。
【0024】また、文字放送が漢字仮名混じり文ではな
く、仮名だけであっても、単語辞書を仮名単語辞書にす
ることで、同様の処理を行うことができる。
く、仮名だけであっても、単語辞書を仮名単語辞書にす
ることで、同様の処理を行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、運転者
が文字放送の内容を、必要な時に声で指示すれば、聞き
易いメッセージ調の音声として聞くことができる優れた
車載音声合成装置を実現することができる。
が文字放送の内容を、必要な時に声で指示すれば、聞き
易いメッセージ調の音声として聞くことができる優れた
車載音声合成装置を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例における車載音声合成装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例における受信通知画面図
【図3】本発明の一実施例におけるメッセージ調音声作
成のための受信文の文節への分解方法を示すフロー図
成のための受信文の文節への分解方法を示すフロー図
【図4】本発明の一実施例におけるメッセージ調音声作
成のための受信文文節分解図
成のための受信文文節分解図
【図5】本発明の一実施例における文節と録音された定
型音声の変換図
型音声の変換図
【図6】本発明の一実施例における固有名詞とその付属
名詞を自動的に2回音声変換するデータ図
名詞を自動的に2回音声変換するデータ図
【図7】従来の文字放送表示装置の構成を示すブロック
図
図
101 アンテナ 102 受信機 103 蓄積装置 104 言語処理器 105 辞書データベース 106 同義テーブル 107 音声合成器 108 定型録音音声データベース 109 規則合成器 110 スピーカ 111 中央処理装置 112 表示装置 113 音声認識装置 114 マイク 115 ボタン( 音声変換開始ボタン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 行 武 剛 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−84599(JP,A) 特開 平6−52488(JP,A) 特開 平4−270395(JP,A) 特開 平1−44498(JP,A) 特開 平4−21289(JP,A) 特開 平7−121190(JP,A) 特開 平1−21496(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 13/08
Claims (3)
- 【請求項1】 文字放送を受信する文字放送受信部と、
この受信した文字放送のうち、漢字仮名混じりの文字情
報を音声に変換する際に構文解析を行い、一文節内の所
定の単語数、または所定の音節数をチェックし、一文節
が前記所定の単語数を越えている場合、または文節全体
が前記所定の音節数以上でできている場合には前記文節
を文節の範囲と決定し、文節と文節の間には一定の無音
区間を自動的に挿入する言語処理部と、この言語処理部
で変換された文字情報を音声処理する音声合成部とを備
え、前記言語処理部では、変換された文字情報に対し
て、この文字情報と予め蓄積された同義語データベース
の内容と比較し、同義のものがある場合には、この同義
の文字情報に置き換え、録音された音声を使い、同義の
ものが無い場合には、音声合成によって音声に変換する
ことを特徴とする車載音声合成装置。 - 【請求項2】 受信した文字情報を音声に変換する際
に、固有名詞の場合には、この固有名詞とこの固有名詞
に付属する名詞の付属語を含んだ部分との間に一定の無
音区間をおき、この固有名詞を複数回繰り返し音声変換
することを特徴とする請求項1記載の車載音声合成装
置。 - 【請求項3】 音声変換の開始をボタン、タッチパネル
により制限を加えることを特徴とする請求項1または2
に記載の車載音声合成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25235495A JP3315845B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車載音声合成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25235495A JP3315845B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車載音声合成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0997094A JPH0997094A (ja) | 1997-04-08 |
JP3315845B2 true JP3315845B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=17236130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25235495A Expired - Fee Related JP3315845B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車載音声合成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3315845B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006145848A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Kenwood Corp | 音声合成装置、音片記憶装置、音片記憶装置製造装置、音声合成方法、音片記憶装置製造方法及びプログラム |
US8027835B2 (en) | 2007-07-11 | 2011-09-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Speech processing apparatus having a speech synthesis unit that performs speech synthesis while selectively changing recorded-speech-playback and text-to-speech and method |
JP5521554B2 (ja) * | 2008-02-19 | 2014-06-18 | 日本電気株式会社 | テキスト変換装置、方法、プログラム |
JP2014238654A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | 株式会社豊田中央研究所 | 運転支援装置、及びプログラム |
JP6277727B2 (ja) * | 2014-01-14 | 2018-02-14 | カシオ計算機株式会社 | 音声合成装置、音声合成方法、プログラム |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25235495A patent/JP3315845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0997094A (ja) | 1997-04-08 |
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