JP3371524B2 - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JP3371524B2 JP3371524B2 JP06156594A JP6156594A JP3371524B2 JP 3371524 B2 JP3371524 B2 JP 3371524B2 JP 06156594 A JP06156594 A JP 06156594A JP 6156594 A JP6156594 A JP 6156594A JP 3371524 B2 JP3371524 B2 JP 3371524B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセット筐体に設けた
プラグ操作窓から誤消去防止プラグを移動操作して誤消
去防止検出孔を開閉することにより、カセット筐体内に
収容された情報記録用テープに対する情報の記録可能・
記録不可の状態を識別可能としたテープカセットに関す
るものである。
プラグ操作窓から誤消去防止プラグを移動操作して誤消
去防止検出孔を開閉することにより、カセット筐体内に
収容された情報記録用テープに対する情報の記録可能・
記録不可の状態を識別可能としたテープカセットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、この種の誤消去防止プラ
グを具えたテープカセットとしては、例えば、図10に
示すようなものがある。この図10は、8mmビデオカ
メラに使用される、従来の8mmビデオカセットを示す
ものである。
グを具えたテープカセットとしては、例えば、図10に
示すようなものがある。この図10は、8mmビデオカ
メラに使用される、従来の8mmビデオカセットを示す
ものである。
【0003】図10において、1はカセット筐体であ
り、このカセット筐体1は互いに重ね合わされる上下一
対のハーフ2,3から構成されている。このカセット筐
体1には磁気テープが巻き取られた供給側リールと巻取
側リールとが内蔵されており、磁気テープの一部はカセ
ット筐体1の前面に露出されている。そして、磁気テー
プが露出されたカセット筐体1の前面は、上ハーフ2の
前部に回動自在に取り付けられたリッド4によって開閉
可能に構成されている。
り、このカセット筐体1は互いに重ね合わされる上下一
対のハーフ2,3から構成されている。このカセット筐
体1には磁気テープが巻き取られた供給側リールと巻取
側リールとが内蔵されており、磁気テープの一部はカセ
ット筐体1の前面に露出されている。そして、磁気テー
プが露出されたカセット筐体1の前面は、上ハーフ2の
前部に回動自在に取り付けられたリッド4によって開閉
可能に構成されている。
【0004】このカセット筐体1の背面である背ラベル
貼付面5の一側にはプラグ操作窓6が設けられていて、
このプラグ操作窓6は赤色材料で形成された誤消去防止
プラグ7によって開閉可能に構成されている。この誤消
去防止プラグ7はプラグ操作窓6の内側に設けられたプ
ラグ収容部にスライド可能に収容されており、このプラ
グ収容部に関連して下ハーフ3の下面には誤消去防止検
出孔8が開口されている。そして、誤消去防止検出孔8
は誤消去防止プラグ7によって開閉可能とされており、
プラグ操作窓6から誤消去防止プラグ7をスライド操作
することによって誤消去防止検出孔8が開閉される構造
になっている。
貼付面5の一側にはプラグ操作窓6が設けられていて、
このプラグ操作窓6は赤色材料で形成された誤消去防止
プラグ7によって開閉可能に構成されている。この誤消
去防止プラグ7はプラグ操作窓6の内側に設けられたプ
ラグ収容部にスライド可能に収容されており、このプラ
グ収容部に関連して下ハーフ3の下面には誤消去防止検
出孔8が開口されている。そして、誤消去防止検出孔8
は誤消去防止プラグ7によって開閉可能とされており、
プラグ操作窓6から誤消去防止プラグ7をスライド操作
することによって誤消去防止検出孔8が開閉される構造
になっている。
【0005】従って、カセット筐体1の背面に設けられ
たプラグ操作窓6には、誤消去防止プラグ7をスライド
操作するための役割と、誤消去防止プラグ7のプラグ状
態で表現される磁気テープに対する情報の記録可能又は
記録不可の状態を目視により識別可能にする役割とがあ
る。
たプラグ操作窓6には、誤消去防止プラグ7をスライド
操作するための役割と、誤消去防止プラグ7のプラグ状
態で表現される磁気テープに対する情報の記録可能又は
記録不可の状態を目視により識別可能にする役割とがあ
る。
【0006】これに対して、下ハーフ3の下面に開口す
る誤消去防止検出孔8には、カセット筐体1内に収容さ
れた磁気テープへの情報記録が可能状態になっているか
不可状態にあるかを表示する役割がある。この誤消去防
止検出孔8による磁気テープへの情報記録の可能・不可
状態の識別は、誤消去防止検出孔8が閉じられているか
開かれているかを直接見ることによって目視することも
できるが、8mmビデオカメラ等のメカデッキに内蔵さ
れた誤消去防止検出機構によって識別することができ
る。
る誤消去防止検出孔8には、カセット筐体1内に収容さ
れた磁気テープへの情報記録が可能状態になっているか
不可状態にあるかを表示する役割がある。この誤消去防
止検出孔8による磁気テープへの情報記録の可能・不可
状態の識別は、誤消去防止検出孔8が閉じられているか
開かれているかを直接見ることによって目視することも
できるが、8mmビデオカメラ等のメカデッキに内蔵さ
れた誤消去防止検出機構によって識別することができ
る。
【0007】この場合、8mmビデオカセットが所定の
メカデッキに装着されると、このメカデッキに内蔵され
た誤消去防止検出機構の検出ピンが誤消去防止検出孔8
に下方から挿入され、この検出ピンの挿入長さにより、
この8mmビデオカセットが記録可能状態にあるか記録
不可状態にあるかを識別することができる。即ち、誤消
去防止検出孔8が誤消去防止プラグ7で閉じられている
場合には、検出ピンの挿入が誤消去防止プラグ7によっ
て阻止されるため記録可能状態と識別される。一方、誤
消去防止検出孔8が開かれている場合には、検出ピンが
誤消去防止検出孔8の深くまで挿入されるため記録不可
状態と識別される。
メカデッキに装着されると、このメカデッキに内蔵され
た誤消去防止検出機構の検出ピンが誤消去防止検出孔8
に下方から挿入され、この検出ピンの挿入長さにより、
この8mmビデオカセットが記録可能状態にあるか記録
不可状態にあるかを識別することができる。即ち、誤消
去防止検出孔8が誤消去防止プラグ7で閉じられている
場合には、検出ピンの挿入が誤消去防止プラグ7によっ
て阻止されるため記録可能状態と識別される。一方、誤
消去防止検出孔8が開かれている場合には、検出ピンが
誤消去防止検出孔8の深くまで挿入されるため記録不可
状態と識別される。
【0008】このような構成を有する8mmビデオカセ
ットの誤消去防止プラグ7は、次のような設置状態によ
って設けられている。即ち、8mmビデオカセットが記
録可能状態にある場合、カセット筐体1の背面のプラグ
操作窓6は大きく開かれており、このカセット筐体1の
プラグ操作窓6の内部が目視可能になっている。このと
き、下ハーフ1bの下面に設けた誤消去防止検出孔8は
誤消去防止プラグ7によって閉じられている。従って、
誤消去防止検出機構の検出ピンが誤消去防止検出孔8に
係合できないため、この誤消去防止検出機構で記録可能
状態を検知することができる。
ットの誤消去防止プラグ7は、次のような設置状態によ
って設けられている。即ち、8mmビデオカセットが記
録可能状態にある場合、カセット筐体1の背面のプラグ
操作窓6は大きく開かれており、このカセット筐体1の
プラグ操作窓6の内部が目視可能になっている。このと
き、下ハーフ1bの下面に設けた誤消去防止検出孔8は
誤消去防止プラグ7によって閉じられている。従って、
誤消去防止検出機構の検出ピンが誤消去防止検出孔8に
係合できないため、この誤消去防止検出機構で記録可能
状態を検知することができる。
【0009】一方、8mmビデオカセットが記録不可状
態にある場合、プラグ操作窓6は誤消去防止プラグ7に
よって閉じられており、この誤消去防止プラグ7の地色
である赤色が目視可能になっている。従って、ユーザー
はカセット筐体1と誤消去防止プラグ7の色彩の違いを
見ることにより、この8mmビデオカセットが記録不可
状態にあることを容易に識別することができる。これと
同時に、下ハーフ3の誤消去防止検出孔8が開かれてお
り、検出ピンが誤消去防止検出孔8に挿入可能であるた
め、誤消去防止検出機構で記録不可状態を検知すること
ができる。
態にある場合、プラグ操作窓6は誤消去防止プラグ7に
よって閉じられており、この誤消去防止プラグ7の地色
である赤色が目視可能になっている。従って、ユーザー
はカセット筐体1と誤消去防止プラグ7の色彩の違いを
見ることにより、この8mmビデオカセットが記録不可
状態にあることを容易に識別することができる。これと
同時に、下ハーフ3の誤消去防止検出孔8が開かれてお
り、検出ピンが誤消去防止検出孔8に挿入可能であるた
め、誤消去防止検出機構で記録不可状態を検知すること
ができる。
【0010】ところが、このような8mmビデオカセッ
トにおいては、プラグ操作窓6の開閉状態と誤消去防止
検出孔8の開閉状態とが逆の関係になっており、プラグ
操作窓6を開くと誤消去防止検出孔8が閉じられ、プラ
グ操作窓6を閉じると誤消去防止検出孔8が開かれる構
造になっていた。従って、プラグ操作窓6と誤消去防止
検出孔8の双方から誤消去防止を検出しようとすると、
プラグ操作窓6に関連して設けられる背面側の誤消去防
止検出機構の動作と誤消去防止検出孔8に関連して設け
られる下面側の誤消去防止検出機構の動作とが逆動作の
関係になり、検出信号の処理・取り扱い等が煩雑になっ
て不便である。
トにおいては、プラグ操作窓6の開閉状態と誤消去防止
検出孔8の開閉状態とが逆の関係になっており、プラグ
操作窓6を開くと誤消去防止検出孔8が閉じられ、プラ
グ操作窓6を閉じると誤消去防止検出孔8が開かれる構
造になっていた。従って、プラグ操作窓6と誤消去防止
検出孔8の双方から誤消去防止を検出しようとすると、
プラグ操作窓6に関連して設けられる背面側の誤消去防
止検出機構の動作と誤消去防止検出孔8に関連して設け
られる下面側の誤消去防止検出機構の動作とが逆動作の
関係になり、検出信号の処理・取り扱い等が煩雑になっ
て不便である。
【0011】このため、プラグ操作窓6から誤消去防止
を検出した場合と、誤消去防止検出孔8から誤消去防止
を検出した場合とで同一の動作となり、同一の検出結果
が得られる検出方式が望まれる。この場合、誤消去防止
検出機構の構成等を変更して対応しようとすると変更事
項が複雑になって好ましくなく、テープカセットの構造
を変更する等して対応する方が有利である。このような
対応策としては、誤消去防止プラグ7の形状を変更する
ことが考えられ、プラグ操作窓6を開いたときに誤消去
防止検出孔8が開き、プラグ操作窓6を閉じたときに誤
消去防止検出孔8も開じられる形状にする。
を検出した場合と、誤消去防止検出孔8から誤消去防止
を検出した場合とで同一の動作となり、同一の検出結果
が得られる検出方式が望まれる。この場合、誤消去防止
検出機構の構成等を変更して対応しようとすると変更事
項が複雑になって好ましくなく、テープカセットの構造
を変更する等して対応する方が有利である。このような
対応策としては、誤消去防止プラグ7の形状を変更する
ことが考えられ、プラグ操作窓6を開いたときに誤消去
防止検出孔8が開き、プラグ操作窓6を閉じたときに誤
消去防止検出孔8も開じられる形状にする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテープカセットにあっては、誤消去防止プラ
グ7を移動してプラグ操作窓6を開くと誤消去防止検出
孔8が開き、プラグ操作窓6を閉じると誤消去防止プラ
グ7も閉じる構造になっていたため、誤消去防止プラグ
7を移動してプラグ操作窓6及び誤消去防止検出孔8を
共に開放すると、誤消去防止プラグ7がカセット筐体1
の内側に隠れてしまう。そのため、従来のように誤消去
防止プラグ7を赤色材料で形成した場合にも、従来のよ
うに誤消去防止プラグ7自体の色で記録不可状態を表す
ことができなくなる。
うな従来のテープカセットにあっては、誤消去防止プラ
グ7を移動してプラグ操作窓6を開くと誤消去防止検出
孔8が開き、プラグ操作窓6を閉じると誤消去防止プラ
グ7も閉じる構造になっていたため、誤消去防止プラグ
7を移動してプラグ操作窓6及び誤消去防止検出孔8を
共に開放すると、誤消去防止プラグ7がカセット筐体1
の内側に隠れてしまう。そのため、従来のように誤消去
防止プラグ7を赤色材料で形成した場合にも、従来のよ
うに誤消去防止プラグ7自体の色で記録不可状態を表す
ことができなくなる。
【0013】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、プラグ操作窓の開放時、プラグ操作窓
の内部に識別のための色彩が目視できるテープカセット
を提供することを目的としている。
れたものであり、プラグ操作窓の開放時、プラグ操作窓
の内部に識別のための色彩が目視できるテープカセット
を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、情報記
録用テープが収容される上下一対のハーフからなるカセ
ット筐体のプラグ収容部に誤消去防止プラグを移動可能
に収容し、プラグ収容部の一部に誤消去防止プラグを移
動するためのプラグ操作窓を設け、プラグ操作窓を設け
た面とは別の面に誤消去防止検出孔を設け、プラグ操作
窓から誤消去防止プラグを移動操作し、当該プラグ操作
窓の開放時に誤消去防止検出孔を開放するようにしたテ
ープカセットにおいて、プラグ収容部の内部に、プラグ
操作窓の開放時に当該プラグ操作窓から色彩として認識
可能な識別板を配置し、誤消去防止プラグにプラグ操作
窓を開閉可能な操作部と操作部との間に所定間隔あけて
配され且つ当該操作部と一体化して連動する爪部材とを
設け、爪部材の前側に識別版を配置し、カセット筐体に
所定間隔をあけて位置決めリブとガイドリブとを設け、
位置決めリブとガイドリブとの間に識別板を着脱可能に
狭持し、位置決めリブと爪部材とで誤消去防止プラグの
クリック機構を構成したことを特徴としている。
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、情報記
録用テープが収容される上下一対のハーフからなるカセ
ット筐体のプラグ収容部に誤消去防止プラグを移動可能
に収容し、プラグ収容部の一部に誤消去防止プラグを移
動するためのプラグ操作窓を設け、プラグ操作窓を設け
た面とは別の面に誤消去防止検出孔を設け、プラグ操作
窓から誤消去防止プラグを移動操作し、当該プラグ操作
窓の開放時に誤消去防止検出孔を開放するようにしたテ
ープカセットにおいて、プラグ収容部の内部に、プラグ
操作窓の開放時に当該プラグ操作窓から色彩として認識
可能な識別板を配置し、誤消去防止プラグにプラグ操作
窓を開閉可能な操作部と操作部との間に所定間隔あけて
配され且つ当該操作部と一体化して連動する爪部材とを
設け、爪部材の前側に識別版を配置し、カセット筐体に
所定間隔をあけて位置決めリブとガイドリブとを設け、
位置決めリブとガイドリブとの間に識別板を着脱可能に
狭持し、位置決めリブと爪部材とで誤消去防止プラグの
クリック機構を構成したことを特徴としている。
【0015】また、本発明のテープカセットは、識別板
を所定の識別事項に合わせて色彩を変更可能としたこと
を特徴としている。
を所定の識別事項に合わせて色彩を変更可能としたこと
を特徴としている。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】本発明は、上述のように構成したことにより、
プラグ操作窓20から誤消去防止プラグ22を移動操作
してプラグ操作窓20を開くと、プラグ操作窓20から
内部の識別板24が色彩として認識可能になる。これに
より、プラグ操作窓20の開閉動作に連動して開閉され
る誤消去防止検出孔27の開放状態を色彩として識別す
ることができる。
プラグ操作窓20から誤消去防止プラグ22を移動操作
してプラグ操作窓20を開くと、プラグ操作窓20から
内部の識別板24が色彩として認識可能になる。これに
より、プラグ操作窓20の開閉動作に連動して開閉され
る誤消去防止検出孔27の開放状態を色彩として識別す
ることができる。
【0020】また、誤消去防止プラグ22に設けた操作
部22aと爪部材22bとの間に識別板24を配置する
ことにより、操作部22aと爪部材22bとの間という
カセット筐体11の外面に近い部分に識別板24を配置
することができ、従って、プラグ操作窓20の内部とい
う比較的見にくい部分であるにも係わらず識別板24を
容易に目視することができ、誤消去防止検出孔27の開
放状態を色彩によって容易に識別することができる。
部22aと爪部材22bとの間に識別板24を配置する
ことにより、操作部22aと爪部材22bとの間という
カセット筐体11の外面に近い部分に識別板24を配置
することができ、従って、プラグ操作窓20の内部とい
う比較的見にくい部分であるにも係わらず識別板24を
容易に目視することができ、誤消去防止検出孔27の開
放状態を色彩によって容易に識別することができる。
【0021】更に、識別板24が位置決めリブ12eと
ガイドリブ23との間に挟持されて着脱可能であるた
め、識別板24を容易に交換することができ、特に、識
別板24の材質をプラスチックにすることにより、着色
が容易になり、色調の選択範囲を増大させることができ
る。
ガイドリブ23との間に挟持されて着脱可能であるた
め、識別板24を容易に交換することができ、特に、識
別板24の材質をプラスチックにすることにより、着色
が容易になり、色調の選択範囲を増大させることができ
る。
【0022】そして、所定の識別事項に合わせて色彩を
選定することにより、識別板24の色彩から所定事項を
識別することができる。
選定することにより、識別板24の色彩から所定事項を
識別することができる。
【0023】また、位置決めリブ12eと爪部材22a
とで誤消去防止プラグ22のクリック機構を構成するこ
とにより、簡単な構成でありながら確実なクリック感を
得ることができる。
とで誤消去防止プラグ22のクリック機構を構成するこ
とにより、簡単な構成でありながら確実なクリック感を
得ることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図9は本発明の一実施例を示すもので、本
発明をディジタルオーディオ用テープカセットに適用し
た例を示すものである。
する。図1〜図9は本発明の一実施例を示すもので、本
発明をディジタルオーディオ用テープカセットに適用し
た例を示すものである。
【0025】図1〜図3において、11は、適当な剛性
を有する合成樹脂{例えば、PP(ポリプロピレン)、
ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹
脂)、HIPS(高衝撃性ポリスチレン)等}によって
形成されたカセット筐体である。このカセット筐体11
は、上下に重ね合わされる一対の上ハーフ12と下ハー
フ13とから構成されている。そして、重ね合わされた
上下のハーフ12,13は、複数本の図示しない固定ね
じによって下ハーフ13側から締付固定されて、分解・
組立可能とされている。
を有する合成樹脂{例えば、PP(ポリプロピレン)、
ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹
脂)、HIPS(高衝撃性ポリスチレン)等}によって
形成されたカセット筐体である。このカセット筐体11
は、上下に重ね合わされる一対の上ハーフ12と下ハー
フ13とから構成されている。そして、重ね合わされた
上下のハーフ12,13は、複数本の図示しない固定ね
じによって下ハーフ13側から締付固定されて、分解・
組立可能とされている。
【0026】このカセット筐体11には、情報記録用テ
ープとしての磁気テープが巻き取られた供給側リール1
4と巻取側リール15とが回転可能に収容されている。
供給側リール14から引き出された磁気テープは、一方
の開口部に設けたテープガイドにガイドされてカセット
筐体11の前面のマウス部16を横断し、他方の開口部
に設けたテープガイドにガイドされて巻取側リール15
に巻き取られている。そして、カセット筐体11のマウ
ス部16及び両開口部にはリッド17が開閉可能に支持
されており、閉じ状態のリッド17により、カセット筐
体11の前面を横断している磁気テープを包み込むよう
に保護している。尚、リッド17は、3枚のリッド、即
ち、フロントリッド17aとトップリッド17bとバッ
クリッド17cとから構成されている。
ープとしての磁気テープが巻き取られた供給側リール1
4と巻取側リール15とが回転可能に収容されている。
供給側リール14から引き出された磁気テープは、一方
の開口部に設けたテープガイドにガイドされてカセット
筐体11の前面のマウス部16を横断し、他方の開口部
に設けたテープガイドにガイドされて巻取側リール15
に巻き取られている。そして、カセット筐体11のマウ
ス部16及び両開口部にはリッド17が開閉可能に支持
されており、閉じ状態のリッド17により、カセット筐
体11の前面を横断している磁気テープを包み込むよう
に保護している。尚、リッド17は、3枚のリッド、即
ち、フロントリッド17aとトップリッド17bとバッ
クリッド17cとから構成されている。
【0027】このカセット筐体11の背面である背ラベ
ル貼付面18の一側には、上ハーフ12の縁を切欠くこ
とによって四角形のプラグ操作窓20が形成されてい
る。このプラグ操作窓20は第1の誤消去防止検出孔を
兼ねており、このプラグ操作窓20の内側のカセット筐
体11内にプラグ収容部21が設けられている。そし
て、プラグ収容部21内には、誤消去防止プラグ22が
背ラベル貼付面18の面方向に移動可能に収容されてい
る。
ル貼付面18の一側には、上ハーフ12の縁を切欠くこ
とによって四角形のプラグ操作窓20が形成されてい
る。このプラグ操作窓20は第1の誤消去防止検出孔を
兼ねており、このプラグ操作窓20の内側のカセット筐
体11内にプラグ収容部21が設けられている。そし
て、プラグ収容部21内には、誤消去防止プラグ22が
背ラベル貼付面18の面方向に移動可能に収容されてい
る。
【0028】このプラグ収容部21は、図4〜図7に示
すように、上ハーフ12側の形状と下ハーフ13側の形
状とが略上下対称をなす空間部分からなり、上ハーフ1
2側は上面板12aと側面板12bと背面板12cと前
後方向に延びる縦仕切片12dと左右方向に延びる横仕
切片12eとで囲まれ、下ハーフ13側は下面板13a
と側面板13bと背面板13cと前後方向に延びる縦仕
切片13dと左右方向に延びる横仕切片13eとで囲ま
れて形成されている。上下の横仕切片12e,13eは
上下の背面板12c,13cと平行になっており、これ
ら横仕切片12e,13e及び背面板12c,13c間
に誤消去防止プラグ22が装着されてスライド可能に構
成されている。更に、上ハーフ12の横仕切片12eは
下ハーフ13の横仕切片13eより背面板12c側に偏
倚しており、この横仕切片12eが位置決めリブを構成
している。
すように、上ハーフ12側の形状と下ハーフ13側の形
状とが略上下対称をなす空間部分からなり、上ハーフ1
2側は上面板12aと側面板12bと背面板12cと前
後方向に延びる縦仕切片12dと左右方向に延びる横仕
切片12eとで囲まれ、下ハーフ13側は下面板13a
と側面板13bと背面板13cと前後方向に延びる縦仕
切片13dと左右方向に延びる横仕切片13eとで囲ま
れて形成されている。上下の横仕切片12e,13eは
上下の背面板12c,13cと平行になっており、これ
ら横仕切片12e,13e及び背面板12c,13c間
に誤消去防止プラグ22が装着されてスライド可能に構
成されている。更に、上ハーフ12の横仕切片12eは
下ハーフ13の横仕切片13eより背面板12c側に偏
倚しており、この横仕切片12eが位置決めリブを構成
している。
【0029】この位置決めリブ12eの背面板12c側
には、所定間隔あけてガイドリブ23が平行に形成され
ている。このガイドリブ23と位置決めリブ12eとの
間に識別板24が差し込まれ、両リブ12e,23によ
って識別板24が着脱可能に挟持されている。この識別
板24の下縁は下ハーフ13内に突出しており、これに
より、プラグ操作窓20の開放時、プラグ操作窓20の
全体に識別板24が露出するようにしている。そして、
識別板24には上下の縦仕切片12d,13d側に突出
する耳部24aを設け、この耳部24aを両縦仕切片1
2d,13dに設けたスリット25a,25bに係合す
ることにより、識別板24の上下方向を位置決めしてい
る。
には、所定間隔あけてガイドリブ23が平行に形成され
ている。このガイドリブ23と位置決めリブ12eとの
間に識別板24が差し込まれ、両リブ12e,23によ
って識別板24が着脱可能に挟持されている。この識別
板24の下縁は下ハーフ13内に突出しており、これに
より、プラグ操作窓20の開放時、プラグ操作窓20の
全体に識別板24が露出するようにしている。そして、
識別板24には上下の縦仕切片12d,13d側に突出
する耳部24aを設け、この耳部24aを両縦仕切片1
2d,13dに設けたスリット25a,25bに係合す
ることにより、識別板24の上下方向を位置決めしてい
る。
【0030】この識別板24は上下ハーフ12,13と
は別部材により、しかも、色彩を変えて平板状に形成す
る。識別板24の材質としては、平板状に形成できる合
成樹脂{例えば、PP(ポリプロピレン)、POM(ポ
リアセタール)、PE(ポリエチレン)、PC(ポリカ
ーボネート)等}であれば好適であるが、合成樹脂以外
であっても、紙、金属板、セラミック板等各種の材料を
用いることができる。そして、識別板24が極めて単純
な形状であるため、素材の選択可能な範囲が広がり、成
形加工やプレス加工等各種の加工によって簡単に、しか
も、安価に作ることができる。
は別部材により、しかも、色彩を変えて平板状に形成す
る。識別板24の材質としては、平板状に形成できる合
成樹脂{例えば、PP(ポリプロピレン)、POM(ポ
リアセタール)、PE(ポリエチレン)、PC(ポリカ
ーボネート)等}であれば好適であるが、合成樹脂以外
であっても、紙、金属板、セラミック板等各種の材料を
用いることができる。そして、識別板24が極めて単純
な形状であるため、素材の選択可能な範囲が広がり、成
形加工やプレス加工等各種の加工によって簡単に、しか
も、安価に作ることができる。
【0031】更に、識別板24の色彩としては、誤消去
防止に関しては、一般に従来から赤色が用いられている
ため、本実施例の識別板24の色彩としては赤色が好適
であるが、この色に限定されるものではなく、識別しよ
うとする事項に合わせて任意の色彩を用いることができ
る。そして、この識別板24の色彩で識別できる所定の
識別事項としては、例えば、カセットの種類(一般用カ
セットとソフト専用カセット等)、対象とするユーザー
(民生用カセットと業務用カセット等)、カセットの用
途(一般的録音と音楽専用録音等)、カセットの種類や
用途、等級等の各種の情報を記憶するためのICメモリ
内蔵の有無等各種の事項を挙げることができる。
防止に関しては、一般に従来から赤色が用いられている
ため、本実施例の識別板24の色彩としては赤色が好適
であるが、この色に限定されるものではなく、識別しよ
うとする事項に合わせて任意の色彩を用いることができ
る。そして、この識別板24の色彩で識別できる所定の
識別事項としては、例えば、カセットの種類(一般用カ
セットとソフト専用カセット等)、対象とするユーザー
(民生用カセットと業務用カセット等)、カセットの用
途(一般的録音と音楽専用録音等)、カセットの種類や
用途、等級等の各種の情報を記憶するためのICメモリ
内蔵の有無等各種の事項を挙げることができる。
【0032】上記プラグ操作窓20を設けた面とは別の
面であるカセット筐体11の下面、即ち、下ハーフ13
の下面板には、磁気テープに記録された情報の誤消去の
防止を検出するための第2の誤消去防止検出孔27を上
下方向に貫通して設けている。第2の誤消去防止検出孔
27は第1の誤消去防止検出孔であるプラグ操作窓20
の近傍に形成されており、これら第1及び第2の誤消去
防止検出孔20,27は誤消去防止プラグ22の移動に
よって共通に開放又は閉鎖される。
面であるカセット筐体11の下面、即ち、下ハーフ13
の下面板には、磁気テープに記録された情報の誤消去の
防止を検出するための第2の誤消去防止検出孔27を上
下方向に貫通して設けている。第2の誤消去防止検出孔
27は第1の誤消去防止検出孔であるプラグ操作窓20
の近傍に形成されており、これら第1及び第2の誤消去
防止検出孔20,27は誤消去防止プラグ22の移動に
よって共通に開放又は閉鎖される。
【0033】この第1及び第2の誤消去防止検出孔2
0,27を開閉する誤消去防止プラグ22は、図8及び
図9に示すような構成とされている。即ち、誤消去防止
プラグ22は、プラグ操作窓20の内側に臨み且つ当該
プラグ操作窓20を開閉可能な操作部22aと、この操
作部22aの後方に所定間隔あけて配される爪部材22
b及び案内部材22cと、これら操作部22aと爪部材
22b及び案内部材22cの下部に連続して一体に形成
され且つ誤消去防止検出孔27を開閉可能な開閉部22
dとから構成され、側面形状が略Y字形をなしている。
0,27を開閉する誤消去防止プラグ22は、図8及び
図9に示すような構成とされている。即ち、誤消去防止
プラグ22は、プラグ操作窓20の内側に臨み且つ当該
プラグ操作窓20を開閉可能な操作部22aと、この操
作部22aの後方に所定間隔あけて配される爪部材22
b及び案内部材22cと、これら操作部22aと爪部材
22b及び案内部材22cの下部に連続して一体に形成
され且つ誤消去防止検出孔27を開閉可能な開閉部22
dとから構成され、側面形状が略Y字形をなしている。
【0034】この誤消去防止プラグ22の操作部22a
はプラグ操作窓20より若干大きな四角形のブロック状
に形成されており、その前面の一側には、この誤消去防
止プラグ22をスライド操作するための操作爪28が外
方に突出するように設けられている。この操作爪28は
プラグ操作窓20に緩く嵌め込まれ、スライド操作時に
爪等が掛けられてスライドされる。このスライド時、操
作部22aの背面はガイドリブ23に接触し、このガイ
ドリブ23にガイドされて誤消去防止プラグ22が背面
板12c,13cの面方向に直線的に往復移動すること
ができる。
はプラグ操作窓20より若干大きな四角形のブロック状
に形成されており、その前面の一側には、この誤消去防
止プラグ22をスライド操作するための操作爪28が外
方に突出するように設けられている。この操作爪28は
プラグ操作窓20に緩く嵌め込まれ、スライド操作時に
爪等が掛けられてスライドされる。このスライド時、操
作部22aの背面はガイドリブ23に接触し、このガイ
ドリブ23にガイドされて誤消去防止プラグ22が背面
板12c,13cの面方向に直線的に往復移動すること
ができる。
【0035】また、誤消去防止プラグ22の爪部材22
bは位置決めリブ12eの背面に常時接触するように形
成されており、この爪部材22bと位置決めリブ12e
の位置決め用の凹み29とによって誤消去防止プラグ2
2のクリック機構が構成されている。このクリック機構
の位置決め用凹み29は、プラグ操作窓20内でプラグ
移動方向両端に操作爪28が位置したときにクリック感
が生じるよう位置決めリブ12e背面の2箇所に形成さ
れている。
bは位置決めリブ12eの背面に常時接触するように形
成されており、この爪部材22bと位置決めリブ12e
の位置決め用の凹み29とによって誤消去防止プラグ2
2のクリック機構が構成されている。このクリック機構
の位置決め用凹み29は、プラグ操作窓20内でプラグ
移動方向両端に操作爪28が位置したときにクリック感
が生じるよう位置決めリブ12e背面の2箇所に形成さ
れている。
【0036】更に、誤消去防止プラグ22の案内部材2
2cは、爪部材22bに対してプラグ移動方向に所定間
隔あけて設けられている。そして、案内部材22cの上
端面は位置決めリブ12eの下端面に接触しており、こ
れによって誤消去防止プラグ22が傾いて移動するのを
防止している。
2cは、爪部材22bに対してプラグ移動方向に所定間
隔あけて設けられている。そして、案内部材22cの上
端面は位置決めリブ12eの下端面に接触しており、こ
れによって誤消去防止プラグ22が傾いて移動するのを
防止している。
【0037】また、誤消去防止プラグ22の開閉部22
dは下端において平面方向に展開するように形成されて
いる。そして、第2の誤消去防止検出孔27がプラグ操
作窓20に対して側面板13b側に若干偏倚して形成さ
れているため、プラグ操作窓20を完全に閉じたときに
誤消去防止検出孔27を完全に閉じることができるよう
に、開閉部22dには半円形の突起蓋30が一体に形成
されている。
dは下端において平面方向に展開するように形成されて
いる。そして、第2の誤消去防止検出孔27がプラグ操
作窓20に対して側面板13b側に若干偏倚して形成さ
れているため、プラグ操作窓20を完全に閉じたときに
誤消去防止検出孔27を完全に閉じることができるよう
に、開閉部22dには半円形の突起蓋30が一体に形成
されている。
【0038】このような構成を有する誤消去防止プラグ
22は、プラグ操作窓20内に挿入された操作爪28の
移動範囲内において左右方向へスライド可能である。そ
して、図1、図3及び図6に示すように、操作爪28が
プラグ操作窓20の右端にある場合には、第1の誤消去
防止検出孔を兼ねるプラグ操作窓20は誤消去防止プラ
グ22の操作部22aによって完全に閉じられると共
に、下ハーフ3の下面に開口した第2の誤消去防止検出
孔27は誤消去防止プラグ22の開閉部22dによって
完全に閉じられる。
22は、プラグ操作窓20内に挿入された操作爪28の
移動範囲内において左右方向へスライド可能である。そ
して、図1、図3及び図6に示すように、操作爪28が
プラグ操作窓20の右端にある場合には、第1の誤消去
防止検出孔を兼ねるプラグ操作窓20は誤消去防止プラ
グ22の操作部22aによって完全に閉じられると共
に、下ハーフ3の下面に開口した第2の誤消去防止検出
孔27は誤消去防止プラグ22の開閉部22dによって
完全に閉じられる。
【0039】一方、図7に示すように、誤消去防止プラ
グ22をスライドさせて操作爪28をプラグ操作窓20
の左端に移動した場合には、操作部22aの移動によっ
て第1の誤消去防止検出孔20が開かれ、操作部22a
及びガイドリブ23の厚み分だけ後方に位置する識別板
24の前面がプラグ操作窓20から目視できるようにな
る。この第1の誤消去防止検出孔20も第2の誤消去防
止検出孔27と同様に、磁気テープに記録された情報の
誤消去を防止するためのものである。
グ22をスライドさせて操作爪28をプラグ操作窓20
の左端に移動した場合には、操作部22aの移動によっ
て第1の誤消去防止検出孔20が開かれ、操作部22a
及びガイドリブ23の厚み分だけ後方に位置する識別板
24の前面がプラグ操作窓20から目視できるようにな
る。この第1の誤消去防止検出孔20も第2の誤消去防
止検出孔27と同様に、磁気テープに記録された情報の
誤消去を防止するためのものである。
【0040】このカセット筐体11の側面に開口する第
1の誤消去防止検出孔20は側方から誤消去防止を検出
する検出機構のための検出孔として用いられるものであ
る。従って、第1の誤消去防止検出孔20にはオーディ
オ装置等のメカデッキに設けられた誤消去防止検出機構
の検出ピン31が側方から挿入され、この第1の誤消去
防止検出孔の開閉状態によってテープカセットの記録可
能・記録不可の状態を識別することができる。
1の誤消去防止検出孔20は側方から誤消去防止を検出
する検出機構のための検出孔として用いられるものであ
る。従って、第1の誤消去防止検出孔20にはオーディ
オ装置等のメカデッキに設けられた誤消去防止検出機構
の検出ピン31が側方から挿入され、この第1の誤消去
防止検出孔の開閉状態によってテープカセットの記録可
能・記録不可の状態を識別することができる。
【0041】そして、第1の誤消去防止検出孔20が開
かれると、これと同時に、開閉部22dの移動によって
カセット筐体11の下面の第2の誤消去防止検出孔27
も完全に開かれる。これにより、誤消去防止検出機構の
検出ピン31がメカデッキの下方にある場合には、第2
の誤消去防止検出孔27によって情報の記録可能・記録
不可の状態を検出することができる。
かれると、これと同時に、開閉部22dの移動によって
カセット筐体11の下面の第2の誤消去防止検出孔27
も完全に開かれる。これにより、誤消去防止検出機構の
検出ピン31がメカデッキの下方にある場合には、第2
の誤消去防止検出孔27によって情報の記録可能・記録
不可の状態を検出することができる。
【0042】尚、図1〜図3に示す32は、IC基板の
接続端子が露出される端子接続部であり、この端子接続
部32の内側に、ICメモリが搭載された基板又はIC
メモリのダミーを有する基板が収容される。このICメ
モリはカセットの種類、用途、等級等の各種の情報を記
憶するためのものであり、必要により上記情報が書き込
まれて使用される。
接続端子が露出される端子接続部であり、この端子接続
部32の内側に、ICメモリが搭載された基板又はIC
メモリのダミーを有する基板が収容される。このICメ
モリはカセットの種類、用途、等級等の各種の情報を記
憶するためのものであり、必要により上記情報が書き込
まれて使用される。
【0043】上述したような構成を有する誤消去防止プ
ラグ22の材質としては、例えば、POM(ポリアセタ
ール)やPP(ポリプロピレン)等の合成樹脂が好適で
はあるが、この他の合成樹脂でもよいことは勿論のこ
と、金属やセラミックス等の各種の材料を用いることも
できる。この誤消去防止プラグ22の色彩はカセット筐
体11の色彩と同一色であってもよく、また、異なる色
であってもよい。このような色彩の組み合わせの具体例
としては、例えば、上下ハーフ12,13及び誤消去防
止プラグ22を共に灰色にし、識別板24のみを赤色に
することが考えられる。
ラグ22の材質としては、例えば、POM(ポリアセタ
ール)やPP(ポリプロピレン)等の合成樹脂が好適で
はあるが、この他の合成樹脂でもよいことは勿論のこ
と、金属やセラミックス等の各種の材料を用いることも
できる。この誤消去防止プラグ22の色彩はカセット筐
体11の色彩と同一色であってもよく、また、異なる色
であってもよい。このような色彩の組み合わせの具体例
としては、例えば、上下ハーフ12,13及び誤消去防
止プラグ22を共に灰色にし、識別板24のみを赤色に
することが考えられる。
【0044】この識別板24の着色方法としては、例え
ば、材料にプラスチックを用いることによって着色が容
易になり、所望の色が自由に設定できて、色調を選択で
きる範囲を増すことができる。しかしながら、識別板2
4の表面に印刷によって所望の色を塗布したり、所望の
着色テープを貼付する等してもよく、この他にも各種の
方法を用いることができる。
ば、材料にプラスチックを用いることによって着色が容
易になり、所望の色が自由に設定できて、色調を選択で
きる範囲を増すことができる。しかしながら、識別板2
4の表面に印刷によって所望の色を塗布したり、所望の
着色テープを貼付する等してもよく、この他にも各種の
方法を用いることができる。
【0045】このような構成を有する本実施例によれ
ば、図1、図3及び図6に示すように、カセット筐体1
1の背面に形成されたプラグ操作窓20を誤消去防止プ
ラグ22の操作部22aで閉じると、この誤消去防止プ
ラグ22の操作部22aによってプラグ操作窓20でも
ある第1の誤消去防止検出孔が閉じられ、この第1の誤
消去防止検出孔20に対応するよう側方に設置されたメ
カデッキ側の誤消去防止検出機構の検出ピン31が誤消
去防止検出穴に挿入されなくなる。これにより、検出ピ
ン31によってテープカセットの記録可能状態が検出さ
れ、磁気テープへの情報の記録が可能になる。
ば、図1、図3及び図6に示すように、カセット筐体1
1の背面に形成されたプラグ操作窓20を誤消去防止プ
ラグ22の操作部22aで閉じると、この誤消去防止プ
ラグ22の操作部22aによってプラグ操作窓20でも
ある第1の誤消去防止検出孔が閉じられ、この第1の誤
消去防止検出孔20に対応するよう側方に設置されたメ
カデッキ側の誤消去防止検出機構の検出ピン31が誤消
去防止検出穴に挿入されなくなる。これにより、検出ピ
ン31によってテープカセットの記録可能状態が検出さ
れ、磁気テープへの情報の記録が可能になる。
【0046】この場合、上下一対のハーフ12,13か
らなるカセット筐体11と誤消去防止プラグ22を同一
の素材(例えば、POM等)で形成することにより、操
作部22aの表面の色(例えば、灰色)がカセット筐体
11の表面の色と同じになるため、この操作部22aの
色を目視することによっても記録可能状態を知ることが
できる。
らなるカセット筐体11と誤消去防止プラグ22を同一
の素材(例えば、POM等)で形成することにより、操
作部22aの表面の色(例えば、灰色)がカセット筐体
11の表面の色と同じになるため、この操作部22aの
色を目視することによっても記録可能状態を知ることが
できる。
【0047】これと同時に、カセット筐体11下面の第
2の誤消去防止検出孔27が誤消去防止プラグ22の開
閉部22dによって閉じられる。従って、テープカセッ
トの下方に設置される誤消去防止検出機構によっても、
上記第1の誤消去防止検出孔20による誤消去防止の検
出方法と同様にして、磁気テープへの情報の記録可能状
態を下方から検出することができる。
2の誤消去防止検出孔27が誤消去防止プラグ22の開
閉部22dによって閉じられる。従って、テープカセッ
トの下方に設置される誤消去防止検出機構によっても、
上記第1の誤消去防止検出孔20による誤消去防止の検
出方法と同様にして、磁気テープへの情報の記録可能状
態を下方から検出することができる。
【0048】次に、プラグ操作窓20内の操作爪28に
爪先を掛ける等して誤消去防止プラグ22を横方向にス
ライド操作し、図7に示すように、プラグ操作窓20を
完全に開放する。この場合、略Y字形状をなす誤消去防
止プラグ22の上部空間内には識別板24が挿入されて
いて、この識別板24の前に位置する低いガイドリブ2
3が誤消去防止プラグ22のガイドをなしており、この
ガイドリブ23に操作部22aの背面が接触すると共
に、下ハーフ13の横仕切片13eに開閉部22dの背
面が接触し、これらにガイドされて誤消去防止プラグ2
2がスライドする。従って、誤消去防止プラグ22には
前側から操作力が加えられるが、かかる操作力によって
も誤消去防止プラグ22を横方向に直線的にスムーズに
移動させることができる。
爪先を掛ける等して誤消去防止プラグ22を横方向にス
ライド操作し、図7に示すように、プラグ操作窓20を
完全に開放する。この場合、略Y字形状をなす誤消去防
止プラグ22の上部空間内には識別板24が挿入されて
いて、この識別板24の前に位置する低いガイドリブ2
3が誤消去防止プラグ22のガイドをなしており、この
ガイドリブ23に操作部22aの背面が接触すると共
に、下ハーフ13の横仕切片13eに開閉部22dの背
面が接触し、これらにガイドされて誤消去防止プラグ2
2がスライドする。従って、誤消去防止プラグ22には
前側から操作力が加えられるが、かかる操作力によって
も誤消去防止プラグ22を横方向に直線的にスムーズに
移動させることができる。
【0049】そして、プラグ操作窓20の左右方向両端
では、誤消去防止プラグ22の爪部材22bが位置決め
リブ12eの凹み29に係合し、これら爪部材22bと
凹み29とからなるクリック機構によって適度のクリッ
ク感が得られる。従って、誤消去防止プラグ22の移動
によるプラグ操作窓20の完全な開放状態又は閉鎖状態
を明確に認識できると共に、振動等による誤消去防止プ
ラグ22の誤動作を防止することができる。
では、誤消去防止プラグ22の爪部材22bが位置決め
リブ12eの凹み29に係合し、これら爪部材22bと
凹み29とからなるクリック機構によって適度のクリッ
ク感が得られる。従って、誤消去防止プラグ22の移動
によるプラグ操作窓20の完全な開放状態又は閉鎖状態
を明確に認識できると共に、振動等による誤消去防止プ
ラグ22の誤動作を防止することができる。
【0050】このようなプラグ操作によって第1の誤消
去防止検出孔20が開放されると、この第1の誤消去防
止検出孔20に検出ピン31を挿入することが可能にな
る。従って、この検出ピン31の働きにより、このテー
プカセットが記録不可状態にあることを検出することが
できる。
去防止検出孔20が開放されると、この第1の誤消去防
止検出孔20に検出ピン31を挿入することが可能にな
る。従って、この検出ピン31の働きにより、このテー
プカセットが記録不可状態にあることを検出することが
できる。
【0051】この場合、第1の誤消去防止検出孔20の
所定の深さ位置には識別板24が配置されていて、この
識別板24が外から見えるようになる。この識別板24
の色(例えば、赤色)はカセット筐体11の色(例え
ば、灰色)と異なる色であるため、この色の違いによっ
て注意力が引き起こされ、この色が持つ意味である記録
不可状態を視覚によって識別することができる。しか
も、識別板24は誤消去防止プラグ22の爪部材22b
の前側に取り付けられてカセット筐体11の外面に近い
位置に設置されているため、識別板24を容易に目視す
ることができ、記録可能・記録不可の状態が判別し易く
なる。
所定の深さ位置には識別板24が配置されていて、この
識別板24が外から見えるようになる。この識別板24
の色(例えば、赤色)はカセット筐体11の色(例え
ば、灰色)と異なる色であるため、この色の違いによっ
て注意力が引き起こされ、この色が持つ意味である記録
不可状態を視覚によって識別することができる。しか
も、識別板24は誤消去防止プラグ22の爪部材22b
の前側に取り付けられてカセット筐体11の外面に近い
位置に設置されているため、識別板24を容易に目視す
ることができ、記録可能・記録不可の状態が判別し易く
なる。
【0052】これと同時に、誤消去防止プラグ22の開
閉部22dによって閉じられていたカセット筐体11下
面の第2の誤消去防止検出孔27が開かれるため、上述
した側面の第1の誤消去防止検出孔20の場合と同様
に、下方から識別する誤消去防止検出機構の検出ピン
(図示せず)により、このテープカセットが記録不可状
態にあることを検出することができる。
閉部22dによって閉じられていたカセット筐体11下
面の第2の誤消去防止検出孔27が開かれるため、上述
した側面の第1の誤消去防止検出孔20の場合と同様
に、下方から識別する誤消去防止検出機構の検出ピン
(図示せず)により、このテープカセットが記録不可状
態にあることを検出することができる。
【0053】尚、上記実施例では、プラグ操作窓20で
もある第1の誤消去防止検出孔及び第2の誤消去防止検
出孔27が共に閉じているときを記録可能状態、同操作
窓20及び検出孔27が共に開いたときを記録不可状態
とした例について説明したが、これとは逆に、プラグ操
作窓20及び第2の誤消去防止検出孔27が共に開いて
いるときを記録可能状態、同同操作窓20及び検出孔2
7が共に閉じているときを記録不可状態としても良いこ
とは勿論である。
もある第1の誤消去防止検出孔及び第2の誤消去防止検
出孔27が共に閉じているときを記録可能状態、同操作
窓20及び検出孔27が共に開いたときを記録不可状態
とした例について説明したが、これとは逆に、プラグ操
作窓20及び第2の誤消去防止検出孔27が共に開いて
いるときを記録可能状態、同同操作窓20及び検出孔2
7が共に閉じているときを記録不可状態としても良いこ
とは勿論である。
【0054】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、上記実施例において
は、ディジタルオーディオ用テープカセットに適用した
例について説明したが、この他にも、例えば、8mmビ
デオカセット等のように磁気テープを記録媒体として用
いる各種のテープカセットに適用することができる。更
に、上記実施例では、第1の誤消去防止検出孔20を背
ラベル貼付面18のある背面に設けた例について説明し
たが、これと直交する右側面又は左側面に第1の誤消去
防止検出孔を設ける構成としても良いことは勿論であ
る。この場合、側面の誤消去防止検出孔と対応する側面
側に誤消去防止検出機構の検出ピンが位置している必要
がある。
定されるものではなく、例えば、上記実施例において
は、ディジタルオーディオ用テープカセットに適用した
例について説明したが、この他にも、例えば、8mmビ
デオカセット等のように磁気テープを記録媒体として用
いる各種のテープカセットに適用することができる。更
に、上記実施例では、第1の誤消去防止検出孔20を背
ラベル貼付面18のある背面に設けた例について説明し
たが、これと直交する右側面又は左側面に第1の誤消去
防止検出孔を設ける構成としても良いことは勿論であ
る。この場合、側面の誤消去防止検出孔と対応する側面
側に誤消去防止検出機構の検出ピンが位置している必要
がある。
【0055】また、上記実施例においては、プラグ部材
の上部に操作部22aと爪部材22b及び案内部材22
cを設け、下部に開閉部22dを設ける例について説明
したが、プラグ部材の下部に操作部と爪部材及び案内部
材を設け、上部に開閉部を設ける構成にすることもでき
る。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で種々変更できるものである。
の上部に操作部22aと爪部材22b及び案内部材22
cを設け、下部に開閉部22dを設ける例について説明
したが、プラグ部材の下部に操作部と爪部材及び案内部
材を設け、上部に開閉部を設ける構成にすることもでき
る。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で種々変更できるものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラグ収容部に、開放時にプラグ操作窓から色彩として
認識可能な識別板を配置する構成としたため、プラグ操
作窓から誤消去防止プラグを移動操作してプラグ操作窓
を開くと、プラグ操作窓から内部の識別板が色彩として
認識可能になる。これにより、識別板の色彩に基づい
て、情報記録用テープに記録された情報の誤消去防止を
検出するための誤消去防止検出孔の開放状態を明確に識
別できるテープカセットを提供することができるという
効果が得られる。
プラグ収容部に、開放時にプラグ操作窓から色彩として
認識可能な識別板を配置する構成としたため、プラグ操
作窓から誤消去防止プラグを移動操作してプラグ操作窓
を開くと、プラグ操作窓から内部の識別板が色彩として
認識可能になる。これにより、識別板の色彩に基づい
て、情報記録用テープに記録された情報の誤消去防止を
検出するための誤消去防止検出孔の開放状態を明確に識
別できるテープカセットを提供することができるという
効果が得られる。
【0057】また、誤消去防止プラグに設けた操作部と
爪部材との間に識別板を配置する構成としたため、操作
部と爪部材との間というカセット筐体の外面に近い部分
に識別板を配置することができ、従って、プラグ操作窓
の内部という比較的見にくい部分であるにも係わらず識
別板を容易に目視することができ、誤消去防止検出孔の
開放状態を色彩によって容易に識別することができる。
爪部材との間に識別板を配置する構成としたため、操作
部と爪部材との間というカセット筐体の外面に近い部分
に識別板を配置することができ、従って、プラグ操作窓
の内部という比較的見にくい部分であるにも係わらず識
別板を容易に目視することができ、誤消去防止検出孔の
開放状態を色彩によって容易に識別することができる。
【0058】更に、識別板を位置決めリブとガイドリブ
との間に着脱可能に挟持することにより、識別板の交換
が可能であって、着色の容易な識別板を有するテープカ
セットを提供することができる。しかも、識別板が極め
て単純な形状であるため、識別板の素材の選択範囲を広
げることができ、使用部品として比較的安価に調達する
ことができる。
との間に着脱可能に挟持することにより、識別板の交換
が可能であって、着色の容易な識別板を有するテープカ
セットを提供することができる。しかも、識別板が極め
て単純な形状であるため、識別板の素材の選択範囲を広
げることができ、使用部品として比較的安価に調達する
ことができる。
【0059】そして、所定の識別事項に合わせて識別板
の色彩を選定することにより、識別板の色彩から所定事
項を識別することができると共に、選んだ色彩の数だけ
所定事項の識別を行うことができ、色調を選択できる範
囲の広いテープカセットを提供することができる。
の色彩を選定することにより、識別板の色彩から所定事
項を識別することができると共に、選んだ色彩の数だけ
所定事項の識別を行うことができ、色調を選択できる範
囲の広いテープカセットを提供することができる。
【0060】また、位置決めリブと爪部材とで誤消去防
止プラグのクリック機構を構成することにより、極めて
簡単な構成でありながら確実なクリック感を得ることが
でき、誤消去防止プラグによるプラグ操作窓の開閉動作
を確実に行うことができると共に、振動等による誤消去
防止プラグの誤動作を防止できるテープカセットを提供
することができる。
止プラグのクリック機構を構成することにより、極めて
簡単な構成でありながら確実なクリック感を得ることが
でき、誤消去防止プラグによるプラグ操作窓の開閉動作
を確実に行うことができると共に、振動等による誤消去
防止プラグの誤動作を防止できるテープカセットを提供
することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、テープカセッ
トを底面側から見た外観斜視図である。
トを底面側から見た外観斜視図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図3のA−A線部分の拡大断面図である。
【図5】本発明に係る識別板のカセット筐体への取付状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図6】図3のB−B線部分を拡大したもので、誤消去
防止検出孔を閉じた状態の断面図である。
防止検出孔を閉じた状態の断面図である。
【図7】同、誤消去防止検出孔を開いた状態の断面図で
ある。
ある。
【図8】本発明に係る誤消去防止プラグを正面側から見
た外観斜視図である。
た外観斜視図である。
【図9】同、誤消去防止プラグを背面側から見た外観斜
視図である。
視図である。
【図10】従来のテープカセットを背面側から見た外観
斜視図である。
斜視図である。
11 カセット筐体
12 上ハーフ
13 下ハーフ
12a 上面板
13a 下面板
12b,13b 側面板
12c,13c 背面板
12e 横仕切片(位置決めリブ)
20 プラグ操作窓(第1の誤消去防止検出孔)
21 プラグ収容部
22 誤消去防止プラグ
22a 操作部
22b 爪部材
22d 開閉部
23 ガイドリブ
24 識別板
27 第2の誤消去防止検出孔
28 操作爪
29 凹み
31 検出ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 情報記録用テープが収容される上下一対
のハーフからなるカセット筐体のプラグ収容部に誤消去
防止プラグを移動可能に収容し、上記プラグ収容部の一
部に上記誤消去防止プラグを移動するためのプラグ操作
窓を設け、上記プラグ操作窓を設けた面とは別の面に誤
消去防止検出孔を設け、上記プラグ操作窓から上記誤消
去防止プラグを移動操作し、当該プラグ操作窓の開放時
に上記誤消去防止検出孔を開放するようにしたテープカ
セットにおいて、 上記プラグ収容部の内部に、上記プラグ操作窓の開放時
に当該プラグ操作窓から色彩として認識可能な識別板を
配置し、上記誤消去防止プラグに上記プラグ操作窓を開
閉可能な操作部と上記操作部との間に所定間隔あけて配
され且つ当該操作部と一体化して連動する爪部材とを設
け、上記爪部材の前側に上記識別版を配置し、上記カセ
ット筐体に所定間隔をあけて位置決めリブとガイドリブ
とを設け、上記位置決めリブとガイドリブとの間に上記
識別板を着脱可能に狭持し、上記位置決めリブと上記爪
部材とで上記誤消去防止プラグのクリック機構を構成し
たことを特徴とするテープカセット。 - 【請求項2】 請求項1記載のテープカセットにおい
て、 上記識別板は、所定の識別事項に合わせて色彩を変更可
能としたことを特徴とするテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06156594A JP3371524B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06156594A JP3371524B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | テープカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272439A JPH07272439A (ja) | 1995-10-20 |
JP3371524B2 true JP3371524B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=13174777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06156594A Expired - Fee Related JP3371524B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3371524B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP06156594A patent/JP3371524B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07272439A (ja) | 1995-10-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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