JP3370369B2 - 車輪用タイヤの組立カーカスの製造装置 - Google Patents
車輪用タイヤの組立カーカスの製造装置Info
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
-
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- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D2030/202—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums the building drums being movable, i.e. not permanently connected to a fixed frame
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Description
【産業上の利用分野】本発明は、車輪用タイヤの組立カ
ーカスの製造装置に係り、所定の組立路に沿って移動可
能な複数の組立ドラムと、該組立路に沿って横並びの関
係で連続的に配設され、複数の組立カーカスのタイプに
共通の主要部品を各個別組立ドラムの周囲に適用するよ
う設計された複数の主要加工ステーションと、該組立路
に沿って配設され、前記タイヤの組立カーカスのタイプ
の特定の一つに意図された少なくとも所定の付属部品を
各個別組立ドラムの周囲に適用するよう設計された少な
くとも一個の補助加工ステーションとが備わっている。
ーカスの製造装置に係り、所定の組立路に沿って移動可
能な複数の組立ドラムと、該組立路に沿って横並びの関
係で連続的に配設され、複数の組立カーカスのタイプに
共通の主要部品を各個別組立ドラムの周囲に適用するよ
う設計された複数の主要加工ステーションと、該組立路
に沿って配設され、前記タイヤの組立カーカスのタイプ
の特定の一つに意図された少なくとも所定の付属部品を
各個別組立ドラムの周囲に適用するよう設計された少な
くとも一個の補助加工ステーションとが備わっている。
【従来の技術】例えば自動車のための車両用タイヤを製
作するのに、まず完成されたいわゆる組立カーカスが与
えられ、こうした組立カーカスが連続的に数個の異なる
部品を組み立てることにより得られることは知られてい
る。これに関連して、一般に所定数の主要部品には、所
定のタイヤ製造範囲内に含まれるすべての組立カーカス
のタイプに共通のものが備わっていることが特筆され
る。それ故、前記範囲内に含まれる特定の組立カーカス
のタイプに関係する付属部品が存在する。換言すれば、
所定のタイヤ製造範囲内に含まれる異なる組立カーカス
のタイプは、様々な付属部品の存在及び/又は付属部品
の種別に応じて互いに識別される。例を挙げるならば、
チューブレスタイヤのための組立カーカスを製造すると
きは、内側チューブの存在を必要としないで使用される
タイヤであるため、主要部品は、エラストマー気密性材
料のいわゆる「ライナー」と、カーカスプライと、一般
にビードコアと呼ばれ、周囲にエラストマー材料からな
る一対の側方部材だけでなくカーカスプライの両端が折
り込まれ、カーカスプライを越えて横方向の反対側の位
置まで延びる一対の環状金属エレメントとを含むものと
考えられる。一方、付属部品の場合は、1又はそれ以上
の追加のカーカスプライと、ビードコアの周囲に折り返
された領域においてカーカスプライ上に横たわる1又は
それ以上の補強バンドと、その他とから構成される。近
代的な製造工程では、異なる部品の組立は、実施すべき
製造工程に応じた精密な加工順序に従いながら移動され
る複数の組立ドラムを含む自動化装置によって遂行され
る。これらの装置は、複数の加工ステーションが横並び
になって連続的に配設されていて、それぞれが順番にそ
の前に運ばれる組立ドラム上への所定部品の適用行為に
供される。特に、主要部品を適用するよう意図された主
要加工ステーションが存在し、製造される組立カーカス
のタイプとは無関係に常に作動している。さまざまな主
要加工ステーションとは互い違いに、必要に応じて付属
部品を適用するよう意図された1又はそれ以上の補助加
工ステーションが存在する。これらの補助ステーション
の作動或いは非作動の状態は、製造工程内での組立カー
カスのタイプに依存する。
作するのに、まず完成されたいわゆる組立カーカスが与
えられ、こうした組立カーカスが連続的に数個の異なる
部品を組み立てることにより得られることは知られてい
る。これに関連して、一般に所定数の主要部品には、所
定のタイヤ製造範囲内に含まれるすべての組立カーカス
のタイプに共通のものが備わっていることが特筆され
る。それ故、前記範囲内に含まれる特定の組立カーカス
のタイプに関係する付属部品が存在する。換言すれば、
所定のタイヤ製造範囲内に含まれる異なる組立カーカス
のタイプは、様々な付属部品の存在及び/又は付属部品
の種別に応じて互いに識別される。例を挙げるならば、
チューブレスタイヤのための組立カーカスを製造すると
きは、内側チューブの存在を必要としないで使用される
タイヤであるため、主要部品は、エラストマー気密性材
料のいわゆる「ライナー」と、カーカスプライと、一般
にビードコアと呼ばれ、周囲にエラストマー材料からな
る一対の側方部材だけでなくカーカスプライの両端が折
り込まれ、カーカスプライを越えて横方向の反対側の位
置まで延びる一対の環状金属エレメントとを含むものと
考えられる。一方、付属部品の場合は、1又はそれ以上
の追加のカーカスプライと、ビードコアの周囲に折り返
された領域においてカーカスプライ上に横たわる1又は
それ以上の補強バンドと、その他とから構成される。近
代的な製造工程では、異なる部品の組立は、実施すべき
製造工程に応じた精密な加工順序に従いながら移動され
る複数の組立ドラムを含む自動化装置によって遂行され
る。これらの装置は、複数の加工ステーションが横並び
になって連続的に配設されていて、それぞれが順番にそ
の前に運ばれる組立ドラム上への所定部品の適用行為に
供される。特に、主要部品を適用するよう意図された主
要加工ステーションが存在し、製造される組立カーカス
のタイプとは無関係に常に作動している。さまざまな主
要加工ステーションとは互い違いに、必要に応じて付属
部品を適用するよう意図された1又はそれ以上の補助加
工ステーションが存在する。これらの補助ステーション
の作動或いは非作動の状態は、製造工程内での組立カー
カスのタイプに依存する。
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、使用
にさいしての柔軟性と簡単な調整と生産性という優れた
特長を提供する非常に用途の広い装置を達成するために
は、補助加工ステーションはその時点で要求される工程
の種別により適した他のステーションによって都合よく
素早く置換されねばならず、同時にまた非作動状態に保
つべきときは、組立ドラムが移動する路から遠ざけられ
るよう設けられねばならないことが分かっている。前記
主要加工ステーションもまた、1又は複数の補助ステー
ションを中間に介挿したり或いはそこから取り除いたり
できるようにするため、互いに離間或いは近接移動でき
るよう組立路に沿って移動可能でなければならない。か
くして、異なる組立カーカスのタイプを製造する装置に
適用するに必要な操作が大いに簡単化されるだけでな
く、補助ステーションを休止状態に保たねばならないと
きに装置の加工サイクルを遂行するために必要とされる
時間の減少とを伴って、装置調整と点検操作における大
いなる簡単化が達成される。
にさいしての柔軟性と簡単な調整と生産性という優れた
特長を提供する非常に用途の広い装置を達成するために
は、補助加工ステーションはその時点で要求される工程
の種別により適した他のステーションによって都合よく
素早く置換されねばならず、同時にまた非作動状態に保
つべきときは、組立ドラムが移動する路から遠ざけられ
るよう設けられねばならないことが分かっている。前記
主要加工ステーションもまた、1又は複数の補助ステー
ションを中間に介挿したり或いはそこから取り除いたり
できるようにするため、互いに離間或いは近接移動でき
るよう組立路に沿って移動可能でなければならない。か
くして、異なる組立カーカスのタイプを製造する装置に
適用するに必要な操作が大いに簡単化されるだけでな
く、補助ステーションを休止状態に保たねばならないと
きに装置の加工サイクルを遂行するために必要とされる
時間の減少とを伴って、装置調整と点検操作における大
いなる簡単化が達成される。
【課題を解決するための手段】本発明は、その一つの主
要側面は、それぞれが組立カーカス製造工程の特定の操
作ステップに合致するよう意図され、数箇所の休止位置
を備えた所定方向組立路に沿って移動する複数の組立ド
ラムからなる車輪用タイヤの組立カーカスの製造装置に
関するものであり、少なくとも1個の補助ステーション
が、組立路から遠ざけられる休止位置と組立路に運ばれ
て1個の付属部品を適用するため前記停止位置の一つに
おいて操作可能な状態に置かれる加工位置との間で移動
可能であることを特徴としている。好ましくは、個々の
補助加工ステーションの動きは、前記所定方向組立路に
対して垂直な軌道に従って生じ、該組立路に沿って補助
加工ステーションは好ましくは主要加工ステーションに
整合し、共通の加工軸、都合のよいことには組立カーカ
スが製造される回転軸に沿って作動する。また、前記主
要ステーションの少なくとも一つは、前記ドラム停止位
置の一つにおける第1の操作位置と、前記補助加工ステ
ーションが前記ドラム停止位置にその加工位置を占有で
きるようにするため、少なくとも1個の補助加工ステー
ションの前記所定方向幅寸法以上の距離だけ前記第1の
操作位置からずらされた第2の位置との間で、組立路に
平行に互い違いに移動可能とされている。本発明のさら
なる側面では、例えば個々の組立ドラムを取り巻くエラ
ストマーシール層などの1個の主要部品を適用するため
配設された第1の主要加工ステーションと、例えば前記
エラストマーシール層を取り巻く1個のカーカスプライ
などの第2の主要部品を適用するため配設された第2の
主要加工ステーションと、例えば主カーカスプライを取
り巻く第2のカーカスプライなどの半完成品を必要に応
じて適用するため配設された第1の補助加工ステーショ
ンと、第3の主要部品を適用、すなわちカーカスプライ
の両端に一対のビードコアを結合させるため配設された
第3の主要加工ステーションと、さらに半完成品の追加
部材、例えば一対の補強バンドを、前記カーカスプライ
の横方向両端に適用するよう配設された第2の補助加工
ステーションと、他の主要部品を追加、すなわち例えば
前記カーカスプライの横方向両端に一対のエラストマー
側面部材を適用するよう配設された第4の主要加工ステ
ーションとを備えている。都合のよいことに、前記主要
加工ステーションのそれぞれは、前記ドラムの一の停止
位置における第1の操作位置と、前記ドラム停止位置の
位置決めピッチとほぼ同量だけ上記位置から遠ざけられ
た第2の位置との間で、組立路に平行に移動可能であ
る。さらなる特長と利点は、以下、添付図面を参照しつ
つなんら限定しない例示方法により与えられる本発明の
車輪用タイヤの組立カーカスの製造装置の好ましい実施
例の詳細な説明から、より明らかになろう。
要側面は、それぞれが組立カーカス製造工程の特定の操
作ステップに合致するよう意図され、数箇所の休止位置
を備えた所定方向組立路に沿って移動する複数の組立ド
ラムからなる車輪用タイヤの組立カーカスの製造装置に
関するものであり、少なくとも1個の補助ステーション
が、組立路から遠ざけられる休止位置と組立路に運ばれ
て1個の付属部品を適用するため前記停止位置の一つに
おいて操作可能な状態に置かれる加工位置との間で移動
可能であることを特徴としている。好ましくは、個々の
補助加工ステーションの動きは、前記所定方向組立路に
対して垂直な軌道に従って生じ、該組立路に沿って補助
加工ステーションは好ましくは主要加工ステーションに
整合し、共通の加工軸、都合のよいことには組立カーカ
スが製造される回転軸に沿って作動する。また、前記主
要ステーションの少なくとも一つは、前記ドラム停止位
置の一つにおける第1の操作位置と、前記補助加工ステ
ーションが前記ドラム停止位置にその加工位置を占有で
きるようにするため、少なくとも1個の補助加工ステー
ションの前記所定方向幅寸法以上の距離だけ前記第1の
操作位置からずらされた第2の位置との間で、組立路に
平行に互い違いに移動可能とされている。本発明のさら
なる側面では、例えば個々の組立ドラムを取り巻くエラ
ストマーシール層などの1個の主要部品を適用するため
配設された第1の主要加工ステーションと、例えば前記
エラストマーシール層を取り巻く1個のカーカスプライ
などの第2の主要部品を適用するため配設された第2の
主要加工ステーションと、例えば主カーカスプライを取
り巻く第2のカーカスプライなどの半完成品を必要に応
じて適用するため配設された第1の補助加工ステーショ
ンと、第3の主要部品を適用、すなわちカーカスプライ
の両端に一対のビードコアを結合させるため配設された
第3の主要加工ステーションと、さらに半完成品の追加
部材、例えば一対の補強バンドを、前記カーカスプライ
の横方向両端に適用するよう配設された第2の補助加工
ステーションと、他の主要部品を追加、すなわち例えば
前記カーカスプライの横方向両端に一対のエラストマー
側面部材を適用するよう配設された第4の主要加工ステ
ーションとを備えている。都合のよいことに、前記主要
加工ステーションのそれぞれは、前記ドラムの一の停止
位置における第1の操作位置と、前記ドラム停止位置の
位置決めピッチとほぼ同量だけ上記位置から遠ざけられ
た第2の位置との間で、組立路に平行に移動可能であ
る。さらなる特長と利点は、以下、添付図面を参照しつ
つなんら限定しない例示方法により与えられる本発明の
車輪用タイヤの組立カーカスの製造装置の好ましい実施
例の詳細な説明から、より明らかになろう。
【実施例】図1を特に参照するに、本発明になる車輪用
タイヤの組立カーカスの製造装置は、参照符号1にて概
略示される。装置1は、組立カーカスのタイプ特に内側
チューブ無しで使用される一般にチューブレスと呼ばれ
るタイプのタイヤのための組立カーカスを有する、所定
の製造範囲のタイヤを製作するために意図されたもので
ある。該所定の製造範囲のタイヤには、例えば組立ドラ
ムやビードコア支持等の対応器具を変えずに同一装置上
で製造される種類及びサイズの異なるあらゆるタイヤが
含まれる。これらの組立カーカスの一つが、表示用に
「C」と記して図2に示されている。装置1は、ドラム
に対する異なる停止位置を備えた所定方向の組立路に沿
って案内される複数の組立ドラム2を備えており、停止
位置では各ドラムは組立工程の特定の操作ステップに応
じて組立カーカス「C」を得るために意図された特定部
品の適用を受ける。図示した特定の実施例では、すべて
の停止位置は都合のよいことに、製造される組立カーカ
スの軸と同軸の共通の加工軸に沿って整合されている。
公知の方法によって、組立カーカス「C」を得る目的
で使用される異なる部品間で、上記所定の製造範囲のタ
イヤ内で提供されたすべての組立カーカスのタイプに共
通する主要部品と、それぞれが所定のタイプの組立カー
カス用に特に意図された付属部品とを同定することは可
能である。図示の実施例では、主要部品である組立カー
カスは、最終タイヤを内部から被覆したり裏打ちする一
般に「ライナ」と呼ばれるエラストマーシール材料の気
密層4と、カーカスプライ5の両端に係合するエラスト
マー充填剤6aをそれぞれ備えた一対のビードコア6
と、カーカスプライ5の軸方向両端部を覆って配設され
るエラストマー材料からなる一対の側面部材7とを備え
ている。一方、付属部品については、例えばビードコア
6を組み付ける前に主要カーカスプライ5を覆って配設
される追加カーカスプライ8と、側面部材7を組み付け
る前に前記プライの折り込まれた部分の領域に、カーカ
スプライの軸方向両端を覆って配設される繊維製又は金
属製の補強バンド9からなる。主要部品4,5,6,7
及び付属品8,9は、前記ドラム停止位置で作動する個
々の主要加工ステーション10,11,12,13及び
補助加工ステーション14,15の作動とともに、個々
の組立ドラム2の周りに公知の方法で順次係合される。
より詳しくは、第1の主要加工ステーション10では、
エラストマー気密層4が個々の組立ドラム2の周りに巻
き付けられる。第1の主要ステーション10に続いて第
2の主要加工ステーション11があり、そこでは主カー
カスプライ5が前記ドラムの周りに巻き付けられ、気密
エラストマー層4を被覆する。続いて、個々の組立ドラ
ム2は、主カーカスプライを被覆するよう配置されるべ
く設計された追加のカーカスプライ8(図1の点線の箱
「A」参照)が、第1の補助加工ステーション14から
供給される。続いて、各組立ドラム2は、第3の主要加
工ステーション12から、前記プライの両端をビードコ
アを巻いて折り返すことによりカーカスプライ5又は8
に係合させられるビードコアを供給される。その後(図
1の点線の箱「B」参照)、第2の補助加工ステーショ
ン15が作動するが、このステーションは補強バンド9
を適用するよう設計されており、同様にまた第4の主要
加工ステーション13では側面部材7の適用が行われ
る。当初、補助加工ステーション14,15は、個々の
横断摺動ガイド16,17上に取り付けられており、図
示しないが公知の方法により入手可能なアクチュエータ
の命令により、好ましくは組立路にほぼ垂直な軌道に従
ってそれぞれ変位されるよう役立てられる。個々の補助
ステーション14,15の変位は、該ステーション1
4,15(図1に図示)が組立路から遠ざけられ、特に
主要ステーション11の介挿を可能にするため組立路か
ら引き離された休止位置と、主要加工ステーション1
0,11,12,13に整合して組立路に沿って位置
し、対応する付属部品8,9の適用を遂行するためドラ
ム停止位置の一つにて操作可能に配置された加工位置と
の間で生ずる。組立路から補助ステーション14,15
を遠ざけ、それらを主要加工ステーション10,11,
12,13に対して互い違いに配設できることは、可能
な点検操作及び遂行すべき工程の種類に応じて供給タレ
ットを置換するのに供される操作の行使だけでなく、組
立ドラム2上に組み付けられる半完成品の部材を前記ス
テーションに供給するために必要な全ての操作の行使と
を大いに容易にするものである。加えて、これらの供給
と置換と点検操作は、主要加工ステーション10,1
1,12,13に関してもまた大いに容易になり、これ
らの主要ステーションは、補助ステーションがそれらの
休止位置まで移動される結果生成される自由空間によっ
て、補助ステーション14,15に隣接して配置され
る。好ましくは、前記補助ステーション(14,15)
は、前記主要加工ステーション(11,12)の少なく
とも一個から自由な位置において組立路沿いに位置する
のがよく、主要加工ステーションは、当初は前記所定方
向組立路に平行に延びる個々の縦方向摺動ガイド18上
に取り付けられており、ドラム停止位置において個々の
加工位置に対する補助ステーションの接近を可能にする
ため、補助加工ステーションの前面バルク延出部寸法
(以下適宜、補助加工ステーションの所定方向幅寸法と
いう)以上の距離だけ、組立路に平行に加工位置から前
以て遠ざけられている。本発明の好ましい側面によれ
ば、各主要加工ステーション10,11,12,13
は、前記縦方向摺動ガイド10を介してこの転移可能性
を与えられている。全てのステーションは従って、第1
の操作位置と該第1の位置に関して脇道に置かれた第2
の位置との間で、組立路に対して平行に移動させること
ができる。加えるにそして好ましくは、並進量はドラム
停止位置の配置ピッチにほぼ等しい。それ故に、主要加
工ステーション10,11,12,13は、互いに近接
又は離間させるよう移動させることが可能である。こう
して、補助ステーションが占有する休止位置から作動位
置に運ばれねばならないときに、前記路に対する補助ス
テーションの接近を可能にするため、主要加工ステーシ
ョンは組立路に平行に移動させることができる。例え
ば、図1を参照するに、補助ステーション14を追加の
部品8の適用に使用する必要があるときは、補助ステー
ション14に隣接する主要ステーション11は、ステー
ション14が組立路に接近できるよう、補助ステーショ
ン14の前記所定方向幅寸法に少なくとも等しい長さで
好ましくはドラム停止位置の位置決めピッチにほぼ対応
する長さを越えて、脇道を主要ステーション10に近接
又は離間移動される。明らかに、上記と同じことが、第
2の補助加工ステーション15の作動と非作動とに対し
て主要加工ステーション12に関してもまた適用され
る。勿論、特定の装置形態によっては、背後に横たわる
補助ステーションを領域内に進入させて前記主要ステー
ション間で自由にさせるため、2個の隣接主要ステーシ
ョンを反対方向に同時に分離移動させることが可能であ
る。組立路に対して加工ステーションが平行に移動でき
ることはまた、2個の異なるステーションをして同じド
ラム停止位置において交互に作動させることを可能にし
ている。その結果、本発明の装置は、異なる組立カーカ
スのタイプに適した特定の組立工程に対し、非常に素早
くかつ簡単に適用するのに役立つ。個々の主要加工ステ
ーション10,11,12,13を互いに遠ざけること
ができることで、前記ステーション上で遂行される調整
と点検操作とをさらに容易にする利点をもたらすことも
また認識されるであろう。製造装置1内で組み立てられ
た組立カーカス「C」は、最終タイヤを得る目的のため
の加硫処理を受ける前に、そこで少なくともいわゆる
「ベルトパック」及びトレッドバンドの適用を受けねば
ならない。この追加ステップは、続く加工処理と当業者
に一般に知られた装置を使用して通常の方法で遂行され
る。特に、これらの装置は、本発明の装置に直接的に接
続され、半完成品から完成品のタイヤまでの連続性を離
解することなく、すぐに加硫できるタイヤを製造する独
立した操作シーケンスを達成する。さもなくば、本発明
の装置にて製造された組立カーカスは倉庫に送ることも
でき、ベルトパック8とトレッドバンドの組立を通じて
タイヤの完成を遂行する別の装置に供給するため、倉庫
から続いて引き取られる。こうして完成したタイヤは、
いつでも最終的な加硫ステップを受けることができる。
タイヤの組立カーカスの製造装置は、参照符号1にて概
略示される。装置1は、組立カーカスのタイプ特に内側
チューブ無しで使用される一般にチューブレスと呼ばれ
るタイプのタイヤのための組立カーカスを有する、所定
の製造範囲のタイヤを製作するために意図されたもので
ある。該所定の製造範囲のタイヤには、例えば組立ドラ
ムやビードコア支持等の対応器具を変えずに同一装置上
で製造される種類及びサイズの異なるあらゆるタイヤが
含まれる。これらの組立カーカスの一つが、表示用に
「C」と記して図2に示されている。装置1は、ドラム
に対する異なる停止位置を備えた所定方向の組立路に沿
って案内される複数の組立ドラム2を備えており、停止
位置では各ドラムは組立工程の特定の操作ステップに応
じて組立カーカス「C」を得るために意図された特定部
品の適用を受ける。図示した特定の実施例では、すべて
の停止位置は都合のよいことに、製造される組立カーカ
スの軸と同軸の共通の加工軸に沿って整合されている。
公知の方法によって、組立カーカス「C」を得る目的
で使用される異なる部品間で、上記所定の製造範囲のタ
イヤ内で提供されたすべての組立カーカスのタイプに共
通する主要部品と、それぞれが所定のタイプの組立カー
カス用に特に意図された付属部品とを同定することは可
能である。図示の実施例では、主要部品である組立カー
カスは、最終タイヤを内部から被覆したり裏打ちする一
般に「ライナ」と呼ばれるエラストマーシール材料の気
密層4と、カーカスプライ5の両端に係合するエラスト
マー充填剤6aをそれぞれ備えた一対のビードコア6
と、カーカスプライ5の軸方向両端部を覆って配設され
るエラストマー材料からなる一対の側面部材7とを備え
ている。一方、付属部品については、例えばビードコア
6を組み付ける前に主要カーカスプライ5を覆って配設
される追加カーカスプライ8と、側面部材7を組み付け
る前に前記プライの折り込まれた部分の領域に、カーカ
スプライの軸方向両端を覆って配設される繊維製又は金
属製の補強バンド9からなる。主要部品4,5,6,7
及び付属品8,9は、前記ドラム停止位置で作動する個
々の主要加工ステーション10,11,12,13及び
補助加工ステーション14,15の作動とともに、個々
の組立ドラム2の周りに公知の方法で順次係合される。
より詳しくは、第1の主要加工ステーション10では、
エラストマー気密層4が個々の組立ドラム2の周りに巻
き付けられる。第1の主要ステーション10に続いて第
2の主要加工ステーション11があり、そこでは主カー
カスプライ5が前記ドラムの周りに巻き付けられ、気密
エラストマー層4を被覆する。続いて、個々の組立ドラ
ム2は、主カーカスプライを被覆するよう配置されるべ
く設計された追加のカーカスプライ8(図1の点線の箱
「A」参照)が、第1の補助加工ステーション14から
供給される。続いて、各組立ドラム2は、第3の主要加
工ステーション12から、前記プライの両端をビードコ
アを巻いて折り返すことによりカーカスプライ5又は8
に係合させられるビードコアを供給される。その後(図
1の点線の箱「B」参照)、第2の補助加工ステーショ
ン15が作動するが、このステーションは補強バンド9
を適用するよう設計されており、同様にまた第4の主要
加工ステーション13では側面部材7の適用が行われ
る。当初、補助加工ステーション14,15は、個々の
横断摺動ガイド16,17上に取り付けられており、図
示しないが公知の方法により入手可能なアクチュエータ
の命令により、好ましくは組立路にほぼ垂直な軌道に従
ってそれぞれ変位されるよう役立てられる。個々の補助
ステーション14,15の変位は、該ステーション1
4,15(図1に図示)が組立路から遠ざけられ、特に
主要ステーション11の介挿を可能にするため組立路か
ら引き離された休止位置と、主要加工ステーション1
0,11,12,13に整合して組立路に沿って位置
し、対応する付属部品8,9の適用を遂行するためドラ
ム停止位置の一つにて操作可能に配置された加工位置と
の間で生ずる。組立路から補助ステーション14,15
を遠ざけ、それらを主要加工ステーション10,11,
12,13に対して互い違いに配設できることは、可能
な点検操作及び遂行すべき工程の種類に応じて供給タレ
ットを置換するのに供される操作の行使だけでなく、組
立ドラム2上に組み付けられる半完成品の部材を前記ス
テーションに供給するために必要な全ての操作の行使と
を大いに容易にするものである。加えて、これらの供給
と置換と点検操作は、主要加工ステーション10,1
1,12,13に関してもまた大いに容易になり、これ
らの主要ステーションは、補助ステーションがそれらの
休止位置まで移動される結果生成される自由空間によっ
て、補助ステーション14,15に隣接して配置され
る。好ましくは、前記補助ステーション(14,15)
は、前記主要加工ステーション(11,12)の少なく
とも一個から自由な位置において組立路沿いに位置する
のがよく、主要加工ステーションは、当初は前記所定方
向組立路に平行に延びる個々の縦方向摺動ガイド18上
に取り付けられており、ドラム停止位置において個々の
加工位置に対する補助ステーションの接近を可能にする
ため、補助加工ステーションの前面バルク延出部寸法
(以下適宜、補助加工ステーションの所定方向幅寸法と
いう)以上の距離だけ、組立路に平行に加工位置から前
以て遠ざけられている。本発明の好ましい側面によれ
ば、各主要加工ステーション10,11,12,13
は、前記縦方向摺動ガイド10を介してこの転移可能性
を与えられている。全てのステーションは従って、第1
の操作位置と該第1の位置に関して脇道に置かれた第2
の位置との間で、組立路に対して平行に移動させること
ができる。加えるにそして好ましくは、並進量はドラム
停止位置の配置ピッチにほぼ等しい。それ故に、主要加
工ステーション10,11,12,13は、互いに近接
又は離間させるよう移動させることが可能である。こう
して、補助ステーションが占有する休止位置から作動位
置に運ばれねばならないときに、前記路に対する補助ス
テーションの接近を可能にするため、主要加工ステーシ
ョンは組立路に平行に移動させることができる。例え
ば、図1を参照するに、補助ステーション14を追加の
部品8の適用に使用する必要があるときは、補助ステー
ション14に隣接する主要ステーション11は、ステー
ション14が組立路に接近できるよう、補助ステーショ
ン14の前記所定方向幅寸法に少なくとも等しい長さで
好ましくはドラム停止位置の位置決めピッチにほぼ対応
する長さを越えて、脇道を主要ステーション10に近接
又は離間移動される。明らかに、上記と同じことが、第
2の補助加工ステーション15の作動と非作動とに対し
て主要加工ステーション12に関してもまた適用され
る。勿論、特定の装置形態によっては、背後に横たわる
補助ステーションを領域内に進入させて前記主要ステー
ション間で自由にさせるため、2個の隣接主要ステーシ
ョンを反対方向に同時に分離移動させることが可能であ
る。組立路に対して加工ステーションが平行に移動でき
ることはまた、2個の異なるステーションをして同じド
ラム停止位置において交互に作動させることを可能にし
ている。その結果、本発明の装置は、異なる組立カーカ
スのタイプに適した特定の組立工程に対し、非常に素早
くかつ簡単に適用するのに役立つ。個々の主要加工ステ
ーション10,11,12,13を互いに遠ざけること
ができることで、前記ステーション上で遂行される調整
と点検操作とをさらに容易にする利点をもたらすことも
また認識されるであろう。製造装置1内で組み立てられ
た組立カーカス「C」は、最終タイヤを得る目的のため
の加硫処理を受ける前に、そこで少なくともいわゆる
「ベルトパック」及びトレッドバンドの適用を受けねば
ならない。この追加ステップは、続く加工処理と当業者
に一般に知られた装置を使用して通常の方法で遂行され
る。特に、これらの装置は、本発明の装置に直接的に接
続され、半完成品から完成品のタイヤまでの連続性を離
解することなく、すぐに加硫できるタイヤを製造する独
立した操作シーケンスを達成する。さもなくば、本発明
の装置にて製造された組立カーカスは倉庫に送ることも
でき、ベルトパック8とトレッドバンドの組立を通じて
タイヤの完成を遂行する別の装置に供給するため、倉庫
から続いて引き取られる。こうして完成したタイヤは、
いつでも最終的な加硫ステップを受けることができる。
【発明の効果】本発明は、重要な長所を達成している。
上記の説明から、補助加工ステーションを組立路から遠
ざけて個々の主要ステーション10,11,12,13
を互いに近接又は離間移動させることで、問題としてい
る製造装置の調整と点検が非常に簡単になり、特に装置
使用の優れた柔軟性がもたらされると、事実考えること
ができる。事実、補助ステーション14,15は、いか
なる特定のタイプの工程にも応えられるよう必要があれ
ば必ず置換でき、そしていかなる希望の時間にも組立路
上で操作状態にセットできるよう、個々の適切な付属部
品(追加のプライ5や補強バンド9やその他)を、非常
に簡単な方法でかつ装置操作を停止させる必要なく供給
することができる。各補助ステーション14,15はま
た、都合のよいことにステーションでの操作を統制する
電気流体制御駆動ユニットを備えており、かつ対応する
補助ステーションが操作状態に持ち込まれた瞬間に起動
されるよう、電気的及び流体的なコネクタだけを介して
全装置1の操作を統制する電子ユニットに接続されるよ
う設けられている。都合のよいことに、補助加工ステー
ションはまた、主要ステーションの調整及び/又は点検
中に装置操作が停止するのを避けるため、1又はそれ以
上の主要加工ステーションの場所で利用することができ
る。さらに、補助加工ステーションは、装置が設置され
た場所とは異なる地域で遂行される調整及び/又は点検
操作を可能にしたり、或いは該装置にて同時に遂行され
る異なる組立工程を利用する複数の装置を点検する目的
のため、撤去可能でかつ置換可能であると考えることも
可能である。明らかに、発明を特徴付ける創意に富む考
え方の範囲から逸脱することなく想像される多くの修正
と変形が、本発明に対してなされるであろう。例えば、
1又はそれ以上の主要ステーションもまた、補助ステー
ションの関連して記述したのと同じ方法で組立路から遠
ざけるよう想像されるかも知れない。
上記の説明から、補助加工ステーションを組立路から遠
ざけて個々の主要ステーション10,11,12,13
を互いに近接又は離間移動させることで、問題としてい
る製造装置の調整と点検が非常に簡単になり、特に装置
使用の優れた柔軟性がもたらされると、事実考えること
ができる。事実、補助ステーション14,15は、いか
なる特定のタイプの工程にも応えられるよう必要があれ
ば必ず置換でき、そしていかなる希望の時間にも組立路
上で操作状態にセットできるよう、個々の適切な付属部
品(追加のプライ5や補強バンド9やその他)を、非常
に簡単な方法でかつ装置操作を停止させる必要なく供給
することができる。各補助ステーション14,15はま
た、都合のよいことにステーションでの操作を統制する
電気流体制御駆動ユニットを備えており、かつ対応する
補助ステーションが操作状態に持ち込まれた瞬間に起動
されるよう、電気的及び流体的なコネクタだけを介して
全装置1の操作を統制する電子ユニットに接続されるよ
う設けられている。都合のよいことに、補助加工ステー
ションはまた、主要ステーションの調整及び/又は点検
中に装置操作が停止するのを避けるため、1又はそれ以
上の主要加工ステーションの場所で利用することができ
る。さらに、補助加工ステーションは、装置が設置され
た場所とは異なる地域で遂行される調整及び/又は点検
操作を可能にしたり、或いは該装置にて同時に遂行され
る異なる組立工程を利用する複数の装置を点検する目的
のため、撤去可能でかつ置換可能であると考えることも
可能である。明らかに、発明を特徴付ける創意に富む考
え方の範囲から逸脱することなく想像される多くの修正
と変形が、本発明に対してなされるであろう。例えば、
1又はそれ以上の主要ステーションもまた、補助ステー
ションの関連して記述したのと同じ方法で組立路から遠
ざけるよう想像されるかも知れない。
【図1】本発明になる組立カーカス製造装置の平面線図
であり、また異なる加工ステーションで遂行される加工
ステップを連続的に示す。
であり、また異なる加工ステーションで遂行される加工
ステップを連続的に示す。
【図2】前記組み立てられたカーカスの一つを断面して
示す線図である。
示す線図である。
1 装置
2 組立ドラム
4 シール層
5 カーカスプライ
6 ビードコア
7 側面部材
8 追加カーカスプライ
9 補強バンド
10,11,12,13 主要加工ステーション
14,15 補助加工ステーション
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭64−55609(JP,A)
特開 平3−270835(JP,A)
特開 昭63−59525(JP,A)
特開 平2−53536(JP,A)
特公 昭62−58905(JP,B2)
特公 昭39−2056(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B29D 30/00 - 30/72
B23P 19/00 - 21/00
Claims (8)
- 【請求項1】 車輪用タイヤの組立カーカスの製造装置
であって、 数箇所の停止位置を備えた所定方向組立路に沿って移動
され、それぞれが前記組立カーカス(C)の製造工程の
特定の操作ステップに合致するよう意図された複数の組
立ドラム(2)と、 前記組立路に沿って横並びの関係で連続して配設され、
それぞれが各個別組立ドラム(2)の周囲に、前記停止
位置において、複数の組立カーカス(C)のタイプに共
通する主要部品(4,5,6,7)を適用するよう設計
された複数の主要加工ステーション(10,11,1
2,13)と、 前記組立路に沿って配設され、それぞれが各個別組立ド
ラム(2)の周囲に、所定のタイヤ製造範囲内に含まれ
る前記組立カーカス(C)のタイプの特定の一つに意図
された所定の付属部品(8,9)の一つを適用するよう
設計された少なくとも1個の補助加工ステーション(1
4,15)とを備えた前記装置において、 前記少なくとも1個の補助加工ステーション(14,1
5)は、組立路から遠ざけられる休止位置と、組立路上
に運ばれて前記付属部品の適用を遂行するため前記ドラ
ム停止位置の一つで操作状態に置かれる加工位置との間
で移動可能とされている、 ことを特徴とする前記装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記少なくとも1個の補助加工ステーション(14,1
5)は、前記所定方向組立路にほぼ垂直な方向に移動可
能とされている、 ことを特徴とする前記装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記組立路に沿って位置する箇所の加工位置にある前記
少なくとも1個の補助加工ステーション(14,15)
は、主要加工ステーション(10,11,12,13)
に対して共通の加工軸に沿って整合している、 ことを特徴とする前記装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記共通の加工軸は、前記組立ドラムの回転軸である、 ことを特徴とする前記製造装置。
- 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 少なくとも1個の前記主要加工ステーション(10,1
1,12,13)は、前記ドラム停止位置の一つにおけ
る第1の操作位置と、前記補助加工ステーションが前記
ドラム停止位置にてその加工位置を占有できるようにす
るため、少なくとも1個の補助加工ステーションの前記
所定方向幅寸法以上の距離だけ前記第1の操作位置に対
してずらされた第2の位置との間で、組立路と平行に交
互に移動可能である、 ことを特徴とする前記製造装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 個々の組立ドラム(2)の周囲にエラストマーシール層
(4)を適用するよう配設された第1の主要加工ステー
ション(10)と、 前記エラストマーシール層(4)の周囲に一の主カーカ
スプライ(5)を適用するよう配設された第2の主要加
工ステーション(11)と、 主カーカスプライ(5)の周囲に半完成品の追加部材
(8)を随意選択的に適用するよう配設された第1の補
助加工ステーション(14)と、 カーカスプライ(8)の両端に一対のビードコア(6)
を結合させるよう配設された第3の主要加工ステーショ
ン(13)と、 主カーカスプライ(5)にさらに半完成品の追加部材を
適用するよう配設された第2の補助加工ステーション
(15)と、 カーカスプライ(5)の横方向両端に一対のエラストマ
ー側面部材(7)を適用するよう配設された第4の主要
加工ステーション(13)とを具備する、 ことを特徴とする前記装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の装置において、 前記主要加工ステーション(10,11,12,13)
は、前記ドラムの一の停止位置における第1の操作位置
と、前記ドラム停止位置の位置決めピッチとほぼ同量だ
け前記位置から遠ざけられた第2の位置との間で、組立
路に平行に移動可能である、 ことを特徴とする前記製造装置。 - 【請求項8】 請求項6又は7記載の装置において、前記組立路に沿って位置する箇所の加工位置にある前記
少なくとも1個の補助加工ステーション(14,15)
は、主要加工ステーション(10,11,12,13)
に対して共通の加工軸に沿って整合しており、 前記共通の加工軸は、前記組立ドラムの回転軸である、
ことを特徴とする前記製造装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ITMI920269A IT1254431B (it) | 1992-02-11 | 1992-02-11 | Impianto per il confezionamento di carcasse di pneumatici per ruote di veicoli |
IT92A000269 | 1992-02-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06894A JPH06894A (ja) | 1994-01-11 |
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Family
ID=11361887
Family Applications (1)
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---|---|
US (1) | US5411626A (ja) |
EP (1) | EP0555813B1 (ja) |
JP (1) | JP3370369B2 (ja) |
BR (1) | BR9300405A (ja) |
DE (1) | DE69314067T2 (ja) |
ES (1) | ES2109380T3 (ja) |
IT (1) | IT1254431B (ja) |
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