JP3368578B2 - ディスク検査装置および検査方法 - Google Patents

ディスク検査装置および検査方法

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JP3368578B2 JP25607397A JP25607397A JP3368578B2 JP 3368578 B2 JP3368578 B2 JP 3368578B2 JP 25607397 A JP25607397 A JP 25607397A JP 25607397 A JP25607397 A JP 25607397A JP 3368578 B2 JP3368578 B2 JP 3368578B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク検査装
置および検査方法に関し、詳しくは、ターンテーブルを
利用してディスクの表裏検査を順番に行って連続的に検
査をするディスク検査装置において、ターンテーブルを
1回転させることなく、磁気ディスクあるいはこれのサ
ブストレートディスクの連続的な検査ができるようなデ
ィスク検査装置および検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録に使用されるディスク、これの
サブストレートディスク、その他のディスク(以下単に
ディスク)は、表面の欠陥や記録媒体としての電気的性
能の良否が、ディスク検査装置により検査される。この
検査では、検査前のディスクを複数枚、カセットに収容
して、このカセットからディスクを順次に取出し、ディ
スク検査装置のスピンドルに装着して、まずはディスク
の表面側を検査する。この表面検査が終了すると、次に
ディスクを反転して裏面側の検査に入る。これが終了し
た検査済みのディスクは、検査結果に応じてそれぞれの
カセット、あるいはカセットの特定の位置に収容され
る。
【0003】図8は、このようなディスクの表裏検査を
ターンテーブルを利用して効率的に行う従来のディスク
検査装置であって、特開平4−301714号に開示さ
れているものである。このディスク検査装置は、図8に
示されるように、ディスク(ワーク)Dを装着したスピ
ンドル2、2、…を均等な角度でターンテーブル1上に
配置し、ターンテーブル1の周囲に同様に均等な角度
で、各スピンドル2の位置に対応させて、I〜Vの順で
反時計方向にディスク受取装置3、第1外観検査装置
(第1表面検査装置)4、反転装置5、第2外観検査装
置(表面検査装置)6、ディスク取出装置7をターンテ
ーブル1の周囲にその回転方向に合わせて順番に配置す
る。そして、ターンテーブル1を回転させてディスクD
をディスク受取装置3で順次受けてスピンドル2に装着
し、ターンテーブル1を回転させて次の処理装置へとデ
ィスクDを送り、ターンテーブル1の回転に応じてディ
スクの反転と表裏検査とを連続的に行い、ディスク取出
装置7においてディスクDを順次排出していく。なお、
図中、2aは、ディスクをチャックするためにスピンド
ル2に設けられたディスクチャック部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなディスク検
査装置は、ターンテーブルを利用することにより連続的
な検査が可能であるが、ターンテーブルには、スピンド
ルが配置される関係で、各スピンドルをそれぞれ駆動す
るために、各スピンドルへの電力供給の配線と制御信号
の配線がそれぞれに必要になる。そのため、前記の従来
技術のような構成を採ると、ターンテーブルが何回転も
するので、そのためにスピンドルへの直接配線は不可能
である。そこで、回転するターンテーブル側と、電力供
給の端子および制御信号端子との間に接点を設けて接続
することが必要になる。しかし、前記のような多数のス
ピンドルに対しては、接点の数が多くなり、回転して接
触する関係で接触不良が多く生じ易い。また、装置が故
障し易い。装置を1回転させた後に反転させて、元のス
タート位置までの戻すことも考えられるが、このように
1回転させたとしても配線は、装置下側に巻き付き、こ
れによる装置の破損と配線の断線が発生するおそれがあ
る。この発明の目的は、このような従来技術の問題点を
解決するものであって、ターンテーブルを1回転させな
くてもディスクの連続的な検査ができるディスク検査装
置を提供することにある。この発明の他の目的は、この
ような従来技術の問題点を解決するものであって、ター
ンテーブルを1回転させなくてもディスクの連続的な検
査ができるディスク検査方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明のディスク検査装置の特徴は、ターン
テーブルを角度2nπ/(n+m)置きに一定方向に巡
ってスピンドルのそれぞれに対応してディスクに対する
処理の順序に従って順次割当てられた5個か、それ以上
の処理装置であって、最初の位置にはディスクを装着す
るディスク装着機構が処理装置として割当てられ、最後
の位置にはスピンドルからディスクを取外して装置外部
へと排出するディスク排出機構が処理装置として割当て
られる前記複数の処理装置と、ディスク装着機構により
これに対応するスピンドルに装着されたディスクを次の
処理装置へと位置付けるために、かつ、最後の前記ディ
スク排出機構によってディスクが取り外されたスピンド
ルをディスク装着機構に位置付けるためにターンテーブ
ルを2nπ/(n+m)角度正転させることおよび2m
π/(n+m)角度反転させることのいずれかをするタ
ーンテーブル回転制御装置とを備えていて、ターンテー
ブルの正転により回転した角度の総計と反転により回転
した角度の総計とが等しくかつターンテーブルが1回転
しないものである。そして、この発明の検査方法は、前
記のディスク装着機構によりこれに対応する前記スピン
ドルに前記ディスクを装着し、前記の各処理装置の処理
が終了した時点で、ターンテーブルを2nπ/(n+
m)角度正転させた角度の総計と2mπ/(n+m)角
度反転させた角度の総計とが等しくなるようにターンテ
ーブルが1回転しない範囲で正転および反転のいずれか
の回転をさせてディスクを次の処理装置へと位置付け、
かつ、最後の前記ディスク排出機構によってディスクが
取り外されたスピンドルをディスク装着機構へと位置付
けるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】さて、ターンテーブルを2π/k
の角度に均等に分割した角度位置(ただしkは、5か、
それ以上の整数)に対応して設けられたk個のスピンド
ルと、各スピンドル位置に対応させてターンテーブルの
周囲にディスクに対する処理装置をその処理順序に応じ
て順次配置するとする。この場合に、ある処理装置から
次の処理装置へとディスクが装着されたスピンドルを移
動させるには、ターンテーブルを2π/kの角度だけ回
転させ、あるいは2π/kの整数倍の正転させか、ある
いは反転させることでできる。しかも、ターンテーブル
を正転させ、その途中で反転して次の処理装置に位置決
めするようにすれば、ターンテーブルを1回転させない
でも次の処理装置への位置決めできる。一方、ディスク
に対する各処理装置は、順番にかつ一定の角度でターン
テーブルの周囲に配置することが必要である。なぜな
ら、一定角度回転する都度、後続のディスクは、同時に
1つ手前の処理装置に配置されなければならないからで
ある。この条件で、処理装置をターンテーブルの周囲に
2π/kづつ均等に配置し、ターンテーブルを1回転さ
せずに、途中でターンテーブルを反転させて次の処理装
置に位置付けるようにするには、ターンテーブルの反転
する角度を(2π−2π/k)にすればよい。しかし、
これは、1回転に近くなる。
【0007】ここでは、さらにこれよりも少ない量のタ
ーンテーブルの反転を実現する。そのため、2π/kの
n倍(nは2以上の整数)の2πn/kずつ各処理装置
をその処理の順に配置する。角度2πn/kずつ正転さ
せて次の処理装置に位置付けし、かつ、途中での次の処
理装置の位置付けを、角度(2π−2πn/k)の反転
により行う。このターンテーブルの反転によって次の処
理装置へのディスク(スピンドル)の位置付けをする
と、その反転角は、(2π−2πn/k)になって、タ
ーンテーブルの反転角を角(2π−2π/k)よりも小
さくすることができる。このように、次の処理装置のス
ピンドルの位置付けにターンテーブルの反転を加えるこ
とで、ターンテーブルを1回転させないようにすること
ができる。しかも、反転によっても各処理装置を順番通
りに巡るようにすることができる。これにより装置に順
次装填されたディスクに対してそれぞれに処理を継続し
ていくことができる。その理由は、現在の処理装置の位
置から(2π−2πn/k)角度反転させた位置は、現
在の位置から2πn/k角度正転させた処理装置の位置
と等しいからである。言い換えれば、(2π−2πn/
k)角度分反転をすることで2πn/k角度分正転させ
た次の処理装置の位置に、ディスクが装着されたスピン
ドルを設定することができる。したがって、各処理装置
がディスクに対する処理の順序で配置されている限り
は、正転しても、反転させてもディスクに対する処理の
順序に従って角処理装置にディスクを位置付けることが
できる。
【0008】このように正転側の角度と反転側の角度と
の組み合わせにおいて、各処理装置を、スピンドルに装
着されたディスクが順次巡るようにすることで、1回転
以下の範囲で連続的にディスクを装填して、連続的にデ
ィスクを検査し、連続的にディスクを排出することがで
きる。このとき、ターンテーブルの正転と反転による首
振り角度は、(2π−2π/k)よりも小さくなる。ま
た、次の処理装置までの回転角を角2πn/kあるいは
角(2π−2πn/k)と大きく採れるので、たとえ、
ターンテーブルの質量が大きくなっても駆動から停止の
制御を位置精度よく行うことができる。この点、回転角
が小さくなると、ターンテーブルの質量の関係で停止位
置の精度が出し難い。ここで、ターンテーブルの角度分
割数kをk=n+mとすると、正転角度は、2nπ/
(n+m)であり、反転角度は、2mπ/(n+m)に
なる。したがって、各処理装置は、ターンテーブルの正
転側の角度2nπ/(n+m)置きに順番にターンテー
ブルの周囲に配置されることになる。
【0009】このとき、ターンテーブルを1周分巡った
後に配置される次の処理装置の位置は、前に割当てられ
た処理装置の位置とは重なってはならない。その条件と
して、n,mは、2以上の整数であり、n+mは5か、
それ以上であり、m≠nでn+mの値が偶数のときには
nは奇数である。このn,mの条件についての詳細は後
述する。さらに、各ディスクがすべての処理装置を巡っ
た後には、ディスクが装着されたスピンドルは、初期位
置に戻る必要がある。そのために、正転した角度の総計
と反転した角度の総計を等しく採る。この条件の下に、
ターンテーブルを1回転させることなく、正転、反転さ
せることにより、ターンテーブルに対する配線が捩れる
ことなく、ターンテーブルは、元の初期位置に戻ること
ができる。その結果、ターンテーブルを1回転すること
なく、ターンテーブルを正転、反転させる首振り動作に
よりすべての処理装置を順番に順番に回ることができ
る。これによりターンテーブルの回転に応じて検査ディ
スクを連続的に装填して連続的な検査ができ、連続的に
検査後のディスクを排出することができる。このとき、
ターンテーブルは、正転、反転の首振り動作になるの
で、スピンドルを駆動するために必要な電源供給線をは
じめとして各種の配線を直接することが可能になる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のディスク検査装置を適用
した一実施例の説明図である。図2は、図1におけるタ
ーンテーブル機構の側面図、図3は、ターンテーブル回
転制御のフローチャート、図4は、その回転動作説明図
であって、図(a) 〜(b) は、その回転動作の1巡を示す
説明、図5は、この発明のディスク検査装置を適用した
ターンテーブルに対して7つの処理装置を配置した実施
例の説明図、図6は、図5のものの他の実施例の説明
図、そして、図7は、ターンテーブルに対して8つの処
理装置を配置した実施例の説明図である。図1におい
て、10は、ターンテーブル機構であって、ターンテー
ブル機構10は、図2に示すように、ベースフレーム1
5に固定されたメインモータ(M・M)12と、これに
より回転するターンテーブル11、5個のスピンドル
2,2,…とからなり、5個のスピンドル2,2,…
は、ターンテーブル11の1周を5分割して、角度θ=
2π/5(=72゜)で均等分割されたそれぞれの角度
位置にそれぞれに配置されている。これら5個のスピン
ドルは、その下側に配置されターンテーブル11に支持
されるモータMにより回転駆動される。各モータMと、
メインモータ(M・M)12は、それぞれ配線ケーブル
13により接続されて電力が供給され、駆動される。タ
ーンテーブル11は、図8のターンテーブル1に対応す
るものであるが、各スピンドル2に対する配線が図2に
示すように直接配線ケーブル13によりなされている点
で相違する。なお、図1では、図8と同一の構成要素は
同一の符号で示してある。そこで、それらの説明は割愛
する。
【0011】ターンテーブル11において、角度θ(=
72゜)置きに、順番に設けられた5つのスピンドル2
に対応してそれぞれの位置を位置P1,P2,P3,P4,
P5とする。これらの位置に対応して、ディスク受取装
置3の位置を位置P1に設定し、この位置P1を基準にし
て、2θ(=144゜)置きに、図面において時計方向
(以下CW方向)に、位置P3に第1表面検査装置4
(図8の外観検査装置4に対応するものであるが、この
実施例では表面検査が主体となるので、表面検査装置で
説明する。)、位置P5に反転装置5、位置P2に第2表
面検査装置6(第1表面検査装置4と同様に図8の外観
検査装置6に対応するものであるが、以下表面検査装置
6で説明する。)、位置P4にディスク取出装置7の順
に各処理装置を配置し、割当てる。各処理装置の配置
は、角度2θずつ配置されている点が図8のものと相違
している。なお、この図では、先の処理装置である第2
表面検査装置6が手前の処理装置である第1表面検査装
置4よりCW方向においては手前に位置しているが、実
際上は、第2表面検査装置6は、角度2θずつ各処理装
置を割り振ったときに、360゜回転した後の位置にあ
る。したがって、第2表面検査装置6は、第1表面検査
装置4の後にある。同様に、ディスク取出装置7は、反
転装置5の手前に配置されているようにみえるが、実際
上は、ディスク取出装置7も反転装置5の後ろにある。
【0012】各処理装置の配置は、連続的にターンテー
ブル11に装填されるディスクを順番に検査するために
その処理順序を崩すことはできない。すなわち、処理装
置の順序は、この配置でディスクに対する処理の順序と
して、ディスク受取装置3、第1表面検査装置4、反転
装置5、第2表面検査装置6、ディスク取出装置7が維
持されている。しかも、ディスク取出装置7の後にはデ
ィスク受取装置3が配置されて一巡する構成をとる。位
置P1に位置するディスク受取装置3と位置P4に位置す
るディスク取出装置7とは、ディスク受取装置3は、ハ
ンドリングロボットを有するディスク装着機構を主体と
し、ディスク取出装置7は、ハンドリングロボットを有
するディスク排出機構を主体とする。位置P2に位置す
るディスク裏面側の第2表面検査装置6と位置P3に位
置するディスク表面側の第1表面検査装置4とは、それ
ぞれスピンドル2に装着されたディスクの表面の欠陥を
光学的に検査する装置であって、それぞれにその表面検
査装置の検査光学系がターンテーブル11上のディスク
に対応して配置される。そして、検査光学系に設けられ
たCCD等から得られる検出信号が検査装置に入力され
る構成になっている。また、位置P5に位置する反転装
置5は、スピンドル2に装着されたディスクを反転して
再び同じスピンドル2に反転したディスクを装着する装
置であって、ディスク反転機構が主体となる。
【0013】この実施例のように5分割したとき各処理
装置(ディスク受取装置3、第1表面検査装置4、反転
装置5、第2表面検査装置6、ディスク取出装置7に相
当、以下同じ)の配置は、2θごとに各処理装置を巡
り、ターンテーブル11を2回転(4π分回転)したと
きにすべての処理装置を通って、かつ、元の位置に戻
る。このとき、1つ先の処理装置へのディスクの位置付
けは、360度(2π)が5分割されているので、角度
2θごとの正転のほかに、角度3θ分反転させることで
できる。したがって、次の処理装置へのディスクの位置
付けは、正転でも反転でもよい。しかも、ディスク取出
装置7でディスクが外されたスピンドルをディスク受取
装置3に戻すために、ターンテーブル11を正転した角
度のトータルとターンテーブル11を反転した角度のト
ータルとを等しくする。これにより、同時に、ターンテ
ーブル11の首振り角を小さくすることができ、かつ、
ターンテーブル11を1回転させずに済む。以上の構成
によりディスク受取装置3(初期位置)でディスクを受
けて、再びディスク受取装置3にそのスピンドルを戻
す、循環する連続処理が可能になる。この場合の正転と
反転の組み合わせは、3回の正転と2回の反転である。
これは、2θ×3−3θ×2=0になるからである。タ
ーンテーブル11に対してこのような回転制御をするの
が、制御装置20である。
【0014】制御装置20は、ターンテーブル駆動回路
14を介してターンテーブル11の回転制御をする。制
御装置20は、MPU(マイクロプロセッサ)21とメ
モリ22とインタフェース23等を有し、これらがバス
24を介して相互に接続されている。また、ターンテー
ブル駆動回路14と各処理装置は、インタフェース23
を介して制御装置20と接続されている。各処理装置
は、動作開始時点でインタフェース23に内蔵された状
態レジスタ23aの、自己に対応するフラグを“0”ク
リアし、処理が終了した時点で状態レジスタ23aの、
自己に対応するフラグを“1”にセットする。なお、メ
モリ22には、ターンテーブル回転制御プログラム22
aが格納され、回転シーケンスデータ領域22b等が設
けられている。
【0015】MPU21は、ターンテーブル回転制御プ
ログラム22aを実行し、インタフェース23の状態レ
ジスタ23aの内容を定期的に読込み、すべての処理装
置の処理が完了したか否か判定し、すべての処理装置の
処理が終了した時点でターンテーブル11の回転(正
転、反転)をする。また、各処理装置は、ディスクがス
ピンドル2に装着されているか否かを検出するセンサを
有している。各処理装置は、スピンドル2にディスクが
装着されていないときにもこのセンサの検出信号に基づ
いて処理完了の信号を制御装置20に送出し、状態レジ
スタ23aの、自己に対応するフラグを“1”にセット
する。これによりMPU21は、ディスクが装着されて
いないスピンドル2に対応する処理装置は処理が終了し
たとみなす。
【0016】図3に従って、その処理について説明す
る。まず、定期的割込スタートにより、状態レジスタ2
3aのデータの読込みをし(ステップ101)、各処理
装置の処理は終了しているか、否かの判定をする(ステ
ップ102)。ここで、NOになると、この処理が終了
し、次の割込みまで待つ。なお、最初は、ディスク受取
装置3のみが動作状態であり、他の処理装置は、ディス
クがスピンドルに装着されていないことから処理動作が
完了した状態にある。そこで、ディスク受取装置3の処
理が終了した時点で状態レジスタ23aにおいてディス
ク受取装置3に対応するフラグが“1”にセットされ、
この時点で状態レジスタ23aのデータがすべて“1”
になる。状態レジスタ23aのデータがすべて“1”に
なったときには、その後の定期割込みスタートにより、
ステップ102の判定において、YESとなる。これに
より、各処理装置の処理が終了したと判定される。次に
MPU21は、回転シーケンスデータ領域22bのデー
タを参照し(ステップ103)、このデータに従ってタ
ーンテーブル11を所定方向に所定角度回転させる駆動
信号をターンテーブル駆動回路14に送出する(ステッ
プ104)。これによりターンテーブル11は、所定角
度所定方向に回転する。次にMPU21は、各処理装置
に動作開始信号を出力して(ステップ105)、この処
理を終了し、次の割込みスタートに入る。
【0017】その結果、各処理装置は、自己に割当てら
れた処理をディスクに対して開始する。そして、次の割
込み時間が来ると、前記のステップ101から105の
処理が再び開始される。なお、この次の割込みまでの時
間は、ディスク1枚の検査処理が終了する時間の1/1
0よりもさらに十分に短い時間である。なお、通常、前
記の5つの処理装置の中ではディスクの表面検査の処理
が一番時間がかかる。ステップ103,104の処理に
おけるターンテーブルの回転シーケンスは、MPU21
によってこれらのステップが実行される都度、回転シー
ケンスデータ領域22bのデータが参照されて、次の5
つの回転(正転、反転)を1〜5の順番で繰り返すこと
になる。次のデータは、回転シーケンスデータ領域22
bに記憶されているものである。1.角度2θ分CW方
向に回転(正転)、2.角度2θ分CW方向に回転、
3.角度3θ分反時計方向(以下CCW方向)に回転
(反転)、4.角度2θ分CW方向に回転、5.角度3
θ分CCW方向に回転。
【0018】この回転シーケンスデータに従って行われ
るステップ104におけるMPU21のターンテーブル
11の回転制御の結果として、ターンテーブル11は、
図4に示すような回転になる。図4に従って、ターンテ
ーブル11の回転状態とディスクの処理について説明す
ると、MPU21は、初期状態として、ターンテーブル
駆動回路14を介してメインモータ(M・M)12によ
りターンテーブル11を回転して、ディスクが装着され
た任意のスピンドル2を位置P1に停止する。ディスク
受取装置3は、そのハンドリングロボットによりカセッ
トから検査対象となるディスクD-1を搬送して、位置P
1に停止しているスピンドル2に装着する(図4(a))。
各装置の処理が終了した時点で、MPU21は、ターン
テーブル11を角度2θだけCW方向に回転させる(図
4(b))。その結果、図(b)に示すうよに、ディスクD-1
が位置P3に来る。ここで、第1表面検査装置4の検査
光学系がディスクD-1に対応して配置される。第1表面
検査装置4は、制御装置20を介してスピンドル2を回
転駆動してディスクD-1に対して表面側の表面検査をす
る。この検査中に、ディスク受取装置3は、位置P1に
来たスピンドルに対してディスクD-2を装着する。
【0019】各装置の処理が終了した時点で、次に、M
PU21は、ターンテーブル11を角度2θだけCW方
向に回転させる(図4(c))。その結果、図(c) のよう
にディスクD-1が位置P5に来る。反転装置5は、ディ
スクD-1を反転する。この反転中に、ディスク受取装置
3では位置P1に来たスピンドルに対してD-3が装着さ
れ、第1表面検査装置4では位置P3に来たスピンドル
に装着されたディスクD-2の表面検査をする。各装置の
処理が終了した時点で、次に、MPU21は、ターンテ
ーブル11を角度3θだけCCW方向に回転(反転)す
る。その結果、図(d) のように、ディスクD-1が位置P
2に来る。ここで、第2表面検査装置6の検査光学系が
ディスクD-1に対応して配置される。第2表面検査装置
6は、制御装置20を介してスピンドル2を回転駆動し
てディスクD-1に対して裏面側の表面検査をする。この
検査中に、ディスク受取装置3は、位置P1に来たスピ
ンドルに対してディスクD-4を装着する。第1表面検査
装置4では、位置P3に来たスピンドルに装着されたデ
ィスクD-3の表面検査をする。さらに、反転装置5では
位置P5に来たディスクD-2を反転する。
【0020】各装置の処理が終了した時点で、次に、M
PU21は、ターンテーブル11を角度2θだけCW方
向に回転させる。その結果、図(e) のように、ディスク
D-1が位置P4に来る。ここで、ディスク取出装置7
は、そのハンドリングロボットによりスピンドル2から
ディスクD-1を取外し、取外したディスクD-1を検査済
みのカセットに収納する。このとき、同時に、位置P1
に来たスピンドルに対してディスクD-5がディスク受取
装置3により装着される。位置P3に来たスピンドルに
装着されたディスクD-4に対して第1表面検査装置4に
よりディスク表面側の表面検査がなされる。さらに、位
置P5に来たディスクD-3が反転装置5により反転され
る。そして、位置P2に来たディスクD-2が第2表面検
査装置6によりディスク裏面側の表面検査がなされる。
【0021】各装置の処理が終了した時点で、次に、M
PU21は、ターンテーブル11を角度3θだけCCW
方向に回転させる。その結果、図(f) のように、ディス
クD-1が取外されたスピンドル2が位置P1に来る。デ
ィスク受取装置3は、そのハンドリングロボットにより
カセットから検査対象となるディスクD-6をスピンドル
2に装着する。このようにして図4の(a) 〜(f) でディ
スクに対する処理が1巡する。
【0022】以上の各処理装置の動作をまとめると次の
ようになる。 (a) ディスクD-1を装着。 (b) 角度2θa CW方向に回転後に、ディスクD-1の表
面側検査とディスクD-2を装着。 (c) 角度2θa CW方向に回転後に、ディスクD-1を反
転とディスクD-2の表面側検査、そしてディスクD-3を
装着。 (d) 角度3θa CCW方向に回転後に、ディスクD-1を
裏面側検査とディスクD-2を反転、ディスクD-3の表面
側検査、そしてディスクD-4を装着。 (e) 角度2θa CW方向に回転後に、ディスクD-1を排
出とディスクD-2の裏面側検査、ディスクD-3を反転、
ディスクD-4の表面側検査、そしてディスクD-5を装
着。 (f) 角度3θa CCW方向に回転後に、ディスクD-2を
排出、ディスクD-3の裏面側検査、ディスクD-4を反
転、ディスクD-5の表面側検査、そしてディスクD-1を
装着。 なお、図2の(f) で判るように、処理動作が1巡した以
後は、5個のスピンドル2にはディスクがそれぞれに装
着されて、各処理装置での処理がそれぞれに対応するス
ピンドル2に装着されたディスクに対して並列になされ
る。これによりディスク検査を効率的に行うことができ
る。
【0023】図5は、ターンテーブル11の1周を7分
割した場合の回転制御の例である。(a)は、その各処
理装置の配置であり、スピンドル2に装着されたディス
クに対してその表面をバーニッシュするディスク表面側
の第1バーニッシュ処理装置4aが第1表面検査装置4
の手前に加えられ、第1のバーニッシュ処理装置4aと
同様な処理をするディスク裏面側の第2バーニッシュ処
理装置6aが第2表面検査装置6の手前に加えられてい
る。その結果、処理装置の順序は、ディスク受取装置3
(位置P1)、第1バーニッシュ処理装置4a(位置P
4)、第1表面検査装置4(位置P7)、反転装置5(位
置P3)、第2バーニッシュ処理装置6a(位置P6)、
第2表面検査装置6(位置P2)、ディスク取出装置7
(位置P5)の順序になり、合計で7個の処理装置から
なる。ここで、θは、θ=2π/7(=51.4゜)と
なる。この例では、CW方向の回転を正転として位置P
1〜位置P7を採り,正転の角度を3θとし、CCW方向
の回転を4θとする。この場合の各処理装置は、位置P
1をディスク受取装置3としてCW方向に3θ置きに順
次配置されている(図5(a)参照)。
【0024】図5(b)〜(h)は、そのターンテーブ
ル11の回転制御と処理の順序を示すものである。ここ
では、最初のディスクの回転順序を円の内部に数字とし
て示してある。この場合、図3のステップ103で参照
する回転シーケンスデータ領域22bに記憶されたシー
ケンスデータは、次の通りである。1.角度3θ分CW
方向に回転、2.角度3θ分CW方向に回転、3.角度
4θ分CCW方向に回転、4.角度3θ分CW方向に回
転、5.角度4θ分CCW方向に回転、6.角度3θ分
CW方向に回転、7.角度4θ分CCW方向に回転。
【0025】図6も、ターンテーブル11の1周を7分
割した場合の回転制御の例である。(a)は、その各処
理装置の配置である。この例では、CCW方向の回転を
正転方向とし、その角度を2θとし、CW方向の回転
(反転)を5θとした場合の例である。位置P1をディ
スク受取装置3として位置P1〜位置P7をCCW方向に
順番に採り、かつ、各処理装置をCCW方向に2θ置き
に順次配置している(図6(a)参照)。図6(b)〜
(h)は、そのターンテーブル11の回転制御と処理の
順序を示すものである。円内部の数字は前記と同様のも
のであり、ステップ103で参照される回転シーケンス
データ領域22bに記憶されたシーケンスデータは、次
の通りである。 1.角度2θ分CCW方向に回転、2.角度2θ分CC
W方向に回転、3.角度2θ分CCW方向に回転、4.
角度5θ分CW方向に回転、5.角度2θ分CCW方向
に回転、6.角度5θ分CW方向に回転、7.角度2θ
分CCW方向に回転。
【0026】図7は、ターンテーブル11の1周を8分
割した場合の回転制御の例である。(a)は、その各処
理装置の配置である。この例では、スピンドル2に装着
されたディスクの周辺部の欠けを光学的に検査するディ
スク欠け検査装置5aが裏面側のバーニッシュ処理6a
の手前に設けられている。その結果、処理装置の順序
は、ディスク受取装置3(位置P1)、第1バーニッシ
ュ処理装置4a(位置P4)、第1表面検査装置4(位
置P7)、反転装置5(位置P2)、ディスク欠け検査装
置5a(位置P5)、第2バーニッシュ処理装置6a
(位置P8)、第2表面検査装置6(位置P3)、ディス
ク取出装置7(位置P6)の順序になり、合計で8個の
処理装置からなる。ここで、θは、θ=2π/8(=4
5゜)になる。そして、CCW方向の回転を正転側に採
り、その角度を3θとし、CW方向の回転(反転)を5
θとする。この場合の各処理装置は、位置P1をディス
ク受取装置3としてCCW方向に3θ置きに順次配置さ
れている(図7(a)参照)。
【0027】図7(b)〜(i)は、そのターンテーブ
ル11の回転制御と処理の順序を示すものである。円内
部の数字は前記と同様のものであり、ステップ103で
参照される回転シーケンスデータ領域22bに記憶され
たシーケンスデータは、次の通りである。 1.角度3θ分CCW方向に回転、2.角度3θ分CC
W方向に回転、3.角度5θ分CW方向に回転、4.角
度3θ分CCW方向に回転、5.角度5θ分CW方向に
回転、6.角度3θ分CCW方向に回転、7.角度3θ
分CCW方向に回転、8.角度5θ分CW方向に回転。
【0028】以上の図1、図5、図6、図7の各実施例
において、ターンテーブル11を反転する位置は、正転
の途中であれば、どこにあってもよい。なぜならば、反
転も正転の場合と同じように、次の処理装置にディスク
を位置付ける点については同じであるからである。重要
なことは、正転により回転した角度の総計と反転により
回転した角度の総計が等しいことである。そして、ター
ンテーブル11の首振り角を小さくする位置に反転を挿
入することである。これにより、ターンテーブル11
は、1回転することなく、かつ、ターンテーブル11に
対する配線が捩れることなく、ターンテーブル11は、
元の初期位置に戻ることができる。
【0029】ここで、一般的な意味での各処理装置を配
置する条件と回転制御の関係について説明する。説明の
都合上、正転側角度を2nπ/(n+m)とし、反転側
角度を2mπ/(n+m)として、ターンテーブル11
の周囲をk(=n+m)分割して各処理装置をディスク
の処理順序に従って配置する。このとき、ターンテーブ
ル11は、2π/(n+m)の角度で均等に分割される
ことになる。もちろん、それぞれに角度位置にはスピン
ドル2が配置される。ディスクを連続的に検査する処理
装置としては最低で5個の処理装置が必要となる関係か
らk(=n+m)は、5か、それ以上になる。各処理装
置をターンテーブル11の円周に沿って2×2π/(n
+m)か、それ以上の角度ごとに順番に割当てて配置す
るとすると、その割当て角度を2πn/(n+m)で表
すとすれば、n,mは、それぞれ2以上の整数になる。
そして、k(=n+m)が奇数のときには、ターンテー
ブル11を1周した後に割当てられる処理装置は、前に
割当てた処理装置と重なることはなく、分割した位置そ
れぞれに割当てることができる。
【0030】一方、kが偶数のときには、n=mでは、
割当てができない。したがって、n=mは除かれる。な
お、奇数のときにはn=mになることはない。kが偶数
でかつn≠mのときにおいて、nが偶数になるとターン
テーブル11を1周した後に割当てられる処理装置は、
前に割当てた処理装置と重なる。そのためにnは奇数で
あることが必要である。ところで、このようにして割当
てられる処理装置は、前記実施例では、すべてディスク
に対して特定の処理動作をするが、このうちディスクの
処理に全く関係のないダミーの装置を設けてもよいこと
はもちろんである。また、ディスク受取装置は、共通の
ハンドリングロボットを使用することでデディスク取出
装置をその中に含んでいてもよい。したがって、これら
装置は1つのハンドリング装置にすることができる。さ
らに、処理装置としては、以上の実施例で挙げたものの
ほか、ディスクの洗浄装置や乾燥装置、電磁特性サーテ
ィファイア、オピティカルサーティファイアク、グライ
ドテスタ、オピティカルグライドテスタなどを挙げるこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、ディスク検査についての各処理装置をその処理の順
にターンテーブルの周囲に角度2nπ/(n+m)ごと
に配置して、正転側角度を2nπ/(n+m)とし、反
転側角度を2mπ/(n+m)とし、正転した角度の総
計と反転した角度の総計を等しく採るようにしている。
その結果、ターンテーブルを1回転することなく、ター
ンテーブルを正転、反転させる首振り動作によりすべて
の処理装置を順番に順番に回ることができる。これによ
りターンテーブルの回転に応じて検査ディスクを連続的
に装填して連続的な検査ができ、連続的に検査後のディ
スクを排出することができる。このとき、ターンテーブ
ルは、正転、反転の首振り動作になるので、スピンドル
を駆動するために必要な電源供給線をはじめとして各種
の配線を直接することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のディスク検査装置を適用し
たターンテーブルに対して5つの処理装置を配置した実
施例の説明図である。
【図2】図2は、図1におけるターンテーブル機構の側
面図である。
【図3】図3は、ターンテーブル回転制御のフローチャ
ートである。
【図4】図4は、その回転動作説明図であって、図(a)
〜(b) は、その回転動作の1巡を示す説明図である。
【図5】図5は、ターンテーブルに対して7つの処理装
置を配置した実施例の説明図である。
【図6】図6は、ターンテーブルに対して7つの処理装
置を配置した他の実施例の説明図である。
【図7】図7は、ターンテーブルに対して8つの処理装
置を配置した実施例の説明図である。
【図8】図8は、従来のディスク検査装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1,11…ターンテーブル、2…スピンドル、3…ディ
スク受取装置、4…第1表面検査装置、5…反転装置、
6…第2表面検査装置、7…ディスク取出装置、10…
ターンテーブル機構、12…メインモータ(M・M)、
13…配線ケーブル、20…制御装置、14…ターンテ
ーブル駆動回路、21…MPU(マイクロプロセッ
サ)、22…メモリ、22a…ターンテーブル回転制御
プログラム、22b…回転シーケンスデータ領域、23
…インタフェース、23a…状態レジスタ、24…バ
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/84 G11B 7/26 B23P 19/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査対象となるディスクを装着する複数の
    スピンドルを円形のターンテーブルに所定の角度置きに
    均等に配置して前記ターンテーブルの周囲に前記スピン
    ドルに対応して前記スピンドルに装着された前記ディス
    クに対して所定の処理をする処理装置を設け、前記ター
    ンテーブルを回転させて前記ディスクに対して所定の処
    理を順次各前記処理装置で行っていくことで連続的にデ
    ィスクを検査するディスク検査装置において、 前記ターンテーブルを2π/(n+m)の角度に均等に
    分割したそれぞれの角度位置(ただしn,mは、2以上
    の整数であり、n+mは5か、それ以上であり、m≠n
    でn+mの値が偶数のときにはnは奇数である。)に対
    応して設けられた(n+m)個の前記スピンドルと、 前記ターンテーブルを角度2nπ/(n+m)置きに一
    定方向に巡って前記スピンドルのそれぞれに対応して前
    記ディスクに対する処理の順序に従って順次割当てられ
    た5個か、それ以上の前記処理装置であって、最初の位
    置には前記ディスクを装着するディスク装着機構が前記
    処理装置として割当てられ、最後の位置には前記スピン
    ドルから前記ディスクを取外して装置外部へと排出する
    ディスク排出機構が前記処理装置として割当てられる前
    記複数の処理装置と、 前記ディスク装着機構によって前記スピンドルに装着さ
    れた前記ディスクを次の前記処理装置へと位置付けるた
    めに、かつ、最後の前記ディスク排出機構によって前記
    ディスクが取り外されたスピンドルを前記ディスク装着
    機構に位置付けるために前記ターンテーブルを2nπ/
    (n+m)角度正転させることおよび2mπ/(n+
    m)角度反転させることのいずれかをするターンテーブ
    ル回転制御装置とを備え、前記ターンテーブルの前記正
    転により回転した角度の総計と前記反転により回転した
    角度の総計とが等しくかつ前記ターンテーブルが1回転
    しないディスク検査装置。
  2. 【請求項2】前記ディスク装着機構と前記ディスク排出
    機構との間に設けられる前記処理装置として、前記スピ
    ンドルに装着された前記ディスクの表面の欠陥を検査す
    る第1の表面検査装置と前記スピンドルに装着された前
    記ディスクを反転して再び同じスピンドルに装着するデ
    ィスク反転機構と前記スピンドルに装着された前記ディ
    スクの表面の欠陥を検査する第2の表面検査装置とを備
    え、前記ディスク反転機構は、前記一定方向の巡りにお
    いて前記第1の表面検査装置の後にある前記スピンドル
    の位置に対応し、前記第2の表面検査装置は、前記一定
    方向の巡りにおいて前記ディスク反転機構の後にある前
    記スピンドルの位置に対応し、前記ターンテーブル回転
    制御装置による前記正転あるいは前記反転が前記各処理
    装置の処理がすべて終了した後に行われる請求項1記載
    のディスク検査装置。
  3. 【請求項3】前記ディスク装着機構が前記ディスク排出
    機構を含む請求項1記載のディスク検査装置。
  4. 【請求項4】検査対象となるディスクを装着する複数の
    スピンドルを円形のターンテーブルに所定の角度置きに
    均等に配置して前記ターンテーブルの周囲に前記スピン
    ドルに対応して前記スピンドルに装着された前記ディス
    クに対して所定の処理をする処理装置を設け、前記ター
    ンテーブルを回転させて前記ディスクに所定の処理を順
    次各前記処理装置で行うことで連続的にディスクを検査
    するディスク検査方法において、 前記ターンテーブルを2π/(n+m)の角度に均等に
    分割したそれぞれの角度位置(ただしn,mは、2以上
    の整数であり、n+mは5か、それ以上であり、m≠n
    でn+mの値が偶数のときにはnは奇数である。)に対
    応して配置した(n+m)個の前記スピンドルに対し
    て、前記ターンテーブルを角度2nπ/(n+m)置き
    に一定方向に巡って前記スピンドルのそれぞれに対応し
    て前記ディスクに対する処理の順序に従って最初の位置
    に前記ディスクを装着するディスク装着機構を前記処理
    装置として割当て、最後の位置に前記スピンドルから前
    記ディスクを取外して装置外部へと排出するディスク排
    出機構を前記処理装置として割当て、かつ、前記最初の
    位置と前記最後の位置の間には、3以上の前記処理装置
    を割当て、 前記ディスク装着機構によりこれに対応する前記スピン
    ドルに前記ディスクを装着し、 前記各処理装置の処理が終了した時点で、前記ターンテ
    ーブルを2nπ/(n+m)角度正転させた角度の総計
    と前記2mπ/(n+m)角度反転させた角度の総計と
    が等しくなるように前記ターンテーブルが1回転しない
    範囲で前記正転および反転のいずれかの回転をさせて前
    記ディスクを次の前記処理装置へと位置付け、かつ、最
    後の前記ディスク排出機構によって前記ディスクが取り
    外されたスピンドルを前記ディスク装着機構へと位置付
    け、 前記ディスク排出機構により前記スピンドルから前記デ
    ィスクを取外して装置外部へと排出するディスク検査検
    査方法。
  5. 【請求項5】前記ディスク装着機構によるこれに対応す
    る前記スピンドルへの前記ディスクの装着が前記ターン
    テーブルの回転に対応して連続的に行われ、かつ、前記
    ディスク排出機構による装置外部へのディスクの排出が
    前記ターンテーブルの回転に対応して連続的に行われる
    請求項4記載のディスク検査装方法。
  6. 【請求項6】前記ディスク装着機構が前記ディスク排出
    機構を含む請求項4記載のディスク検査方法。
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