JP3137140B2 - 磁気ディスク検査システム - Google Patents

磁気ディスク検査システム

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JP3137140B2
JP3137140B2 JP04059665A JP5966592A JP3137140B2 JP 3137140 B2 JP3137140 B2 JP 3137140B2 JP 04059665 A JP04059665 A JP 04059665A JP 5966592 A JP5966592 A JP 5966592A JP 3137140 B2 JP3137140 B2 JP 3137140B2
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浩 水澤
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日立電子エンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスクの検査
システムに関し、磁気ディスクに対するグライドテスタ
ーとサーティファイヤを、総合的に良好なスループット
とコストパホーマンスとするためのシステム構成に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク(以下単にディスクとい
う)は製造過程で各種の検査がなされる。検査項目の代
表的なものとしては、ディスクの表面が研磨されたあ
と、表面に残存する突起などに対するグライドテスト
(以下G検査と略記)と、記録媒体の記録特性を電気的
に検査するサーティファイテスト(以下C検査と略記)
とがある。多数のディスクを効率的に検査するために、
両検査は流れ作業により順次になされる。以下図3によ
り従来の検査システムと検査手順を説明する。図3にお
いて2はグライドテスター、3はサーティファイヤを示
し、それぞれはスピンドル機構2a,3a 、磁気ヘッド2
b,3b 、キャリッジ機構2c,3c 、およびG測定回路2
d,C測定回路3d を有する独立した単体で、両者はハン
ドリング機構(図示しない)により単純に結合されて検
査システムが構成されている。検査においては、適当な
場所に置かれている未検査のディスク1が、図示しない
ハンドリング機構によりグライドテスター2の位置に搬
送され、そのスピンドル機構2a に装着されて回転す
る。これに対してキャリッジ機構2c によりヘッド2b
がローディングされ、表面に残留した突起がヘッドによ
り検出され、検出信号がG測定回路2d に入力してG検
査される。これが終了すると、ディスク1はハンドリン
グ機構によりサーティファイヤ3に搬送され、そのスピ
ンドル機構3a に装着されて回転し、キャリッジ機構3
c によりヘッド3b がローディングされ、C測定回路3
d よりのテストデータがヘッド3b により書込み/読出
されてC検査がなされる。
【0003】以上のいわばシリアルな検査手順において
は、G検査とC検査の所要時間がほぼ等しいときは、そ
れぞれの検査には待ち時間がないので、検査そのものは
効率的である。ただし、各テスター2と3に対するディ
スク1の装着替えのための待ち時間が必要であり、これ
がスループットを低下する要因である。以上の装着替え
の待ち時間を省略してスループットを向上する方法とし
て、1台のスピンドル機構を両検査に共用する考えがあ
る。図4においては、スピンドル機構2a を共通使用
し、これに対してガイドレール4b に沿って移動する移
動台4a を設け、これにG検査に対するキャリッジ機構
2c とC検査に対するキャリッジ機構3c とを固定す
る。移動台4a によりヘッド2b を測定位置pに移動し
てG測定回路2d によりG測定を行い、これが終了後、
ヘッド3b を測定点pに移動してC測定を行う。これに
よりディスク1の着脱はスピンドル機構2a に対するた
だの1回で済むために、前記の装着替えの待ち時間が発
生せず、その分スループット時間が短縮される。しかし
ながらこの場合は、G検査中はC測定回路3d が遊び、
C検査中はG測定回路2d が遊び、これらの遊び時間の
ためにシステム全体のコストパホーマンスは良好でな
い。また、この場合は、前記の図3に比較してスループ
ット時間は長くなるなどの欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】再び図3のシステムに
おいて、上記はG検査とC検査の所要時間がほぼ等しい
と仮定したが、実際ではG検査よりC検査の方が所要時
間が長く、G検査はディスクごとにかなりな時間差があ
るが、平均するとC検査の凡そ2分の1である。このた
め、G検査中は早く終了するのでC検査の終了までの待
ち時間が発生し、この待ち時間中はG測定回路2d のみ
でなく、これに関係するキャリッジ機構2c とヘッド2
b に遊びが生ずる。このような検査時間差を考慮し、デ
ィスクの着脱に対する待ち時間と、測定回路の遊び時間
が生じない最適のシステムを構成し、スループットとコ
ストパホーマンスとをともに向上することが望ましい。
この発明は上記に鑑みてなされたもので、スループット
とコストパホーマンスとがともに良好な磁気ディスク検
査システムを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成する磁気ディスク検査システムであって、上記の
グライドテスターと、サーティファイヤにおいて、移動
台に一定間隔に配設され、移動機構によりともに移動す
る2台のスピンドル機構と、移動台の移動範囲の中心位
置に、上記C検査に対するキャリッジ機構および磁気ヘ
ッドの1組を設け、中心位置の両側に上記の一定間隔を
なして、G検査に対するキャリッジ機構および磁気ヘッ
ドの2組を配設する。また、G検査に対する2個の磁気
ヘッドに対して1組の共通測定回路を設ける。中心位置
の両側において2台のスピンドル機構に対するディスク
の着脱を交互に行い、移動台の往復移動により、中心位
置に停止したディスクに対するC検査を行うとともに、
中心位置の両側に交互に停止したディスクに対して、ス
イッチによる共通測定回路の切り替えにより、G検査を
並行して行うものである。
【0006】
【作用】上記の検査システムにおいて、1枚のディスク
の検査に着目すると、このディスクはスピンドル機構に
対する装着替えを行うことなくG検査とC検査がなされ
るので、装着替えのための待ち時間が発生しない。さら
に、C検査に比較して凡そ2分の1の検査時間のG検査
は、2台のスピンドル機構にディスクをそれぞれ装着
し、スイッチによる共通測定回路の切り替えにより交互
になされるので、検査のスループットが従来より向上す
るとともに、G検査に対して1組の共通測定回路が共通
使用されるので、その分システムのコストパホーマンス
が改善される。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す。検査シス
テム5は、移動機構51により移動する移動台52を設け、
これに2台のスピンドル機構531,532 を一定間隔Dに配
設する。移動台52の移動範囲の中心位置をEとし、Eに
対応した位置にG検査用のヘッド54とキャリッジ機構55
を設け、その両側の一定間隔Dの位置F,HにG検査用
として、ヘッド56a,56b とキャリッジ機構57a,57b の2
組を配設する。C検査用のヘッド54はC測定回路3d
に、G検査用のヘッド56a,56b はスイッチ58を経て共通
のG測定回路2d にそれぞれ接続される。C測定回路3
d とG測定回路2d は制御回路59に接続され、C検査と
G検査の終了時点で各測定回路より終了信号を出力して
制御回路59に与え、これにより移動機構51に対する移動
制御と、スイッチ58に対する切り替え制御を行う。
【0008】図2は上記の検査システムによるディスク
の検査手順を説明するもので、まずステップS1 におい
て、移動台52を右側に移動し、スピンドル531 を位置F
で停止してディスク1-1を装着する。これに対してG検
査用のヘッド56a をキャリッジ機構57a によりローディ
ングしてG測定を行い、測定データはスイッチ58を経て
G測定回路2d に入力してG検査がなされる。これが終
了すると、G測定回路2d より終了信号が出力されて制
御回路59に与えられ、その制御により移動機構51が図示
点線の位置に移動してステップはS2 に移行し、スイッ
チ58が切り替えられる。ステップS2 において、位置E
に停止したディスク1-1に対してC検査用のヘッド54が
キャリッジ機構55によりローディングされてC測定がな
され、測定データはC測定回路3d に入力してC検査が
なされる。一方、位置Hに停止したスピンドル532 に対
してディスク1-2が装着され、ヘッド56b がキャリッジ
機構57b によりローディングされて上記と同様にG検査
がなされる。これらのC検査とG検査のうちの遅く終了
した方の終了信号により、ステップはS3 に移行し、デ
ィスク1-2に対するC検査がなされるとともに、ディス
ク1-1はスピンドル531 より脱去されて代わりにディス
ク1-3が装着されてG検査とC検査がなされる、ディス
クは両スピンドルに対して逐次に着脱され、各ディスク
に対して上記の手順が繰り返されて両検査が継続され
る。
【0009】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による磁
気ディスク検査システムにおいては、被検査のディスク
は、スピンドル機構に対する装着替えを行うことなくG
検査とC検査がなされるので、装着替えの待ち時間が発
生せず、またC検査に比較して凡そ2分の1の検査時間
のG検査は、2台のスピンドル機構にディスクをそれぞ
れ装着して2箇所で交互になされるので、従来の方式に
比較して検査のスループットが向上し、G検査に対して
1組の共通測定回路を使用するので、その分システムの
コストパホーマンスが改善されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例におけるシステム構成を
示す。
【図2】 図1のシステム構成に対する磁気ディスクの
検査手順の説明図である。
【図3】 グライドテスターとサーティファイヤとをハ
ンドリング機構により単純に結合した従来の検査システ
ムの構成図である。
【図4】 スピンドル機構を共用した検査システムの構
成図である。
【符号の説明】
1,1-1, 1-2, 1-3, 1-4…磁気ディスク、ディス
ク、2…グライドテスター、3…サーティファイヤ、2
a,3a …スピンドル機構、2b,3b …磁気ヘッド、ヘッ
ド、2c,3c …キャリッジ機構、2d …G測定回路、3
d …C測定回路、4a …移動台、4b …ガイドレール、
5…この発明の磁気ディスク検査システム、51…移動機
構、52…移動台、531,532 …スピンドル機構、54…C検
査用ヘッド、55…キャリッジ機構、56a,56b …G検査用
ヘッド、57a,57b …キャリッジ機構、58…スイッチ、59
…制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクを装着して回転するスピン
    ドル機構と、該磁気ディスクに対して磁気ヘッドをロー
    ディングするキャリッジ機構、および測定回路とをそれ
    ぞれ具備するグライドテスターと、サーティファイヤに
    おいて、移動台に一定間隔に配設され、移動機構により
    ともに移動する2台のスピンドル機構と、該移動台の移
    動範囲の中心位置に、前記サーティファイヤに対する前
    記キャリッジ機構および磁気ヘッドの1組を設け、該中
    心位置の両側に前記一定間隔をなして、前記グライドテ
    スターに対する前記キャリッジ機構および磁気ヘッドの
    2組を配設し、かつ、該グライドテスターに対する2個
    の磁気ヘッドに対して1組の共通測定回路を設け、前記
    中心位置の両側において2台のスピンドル機構に対する
    磁気ディスクの着脱を交互に行い、前記移動台の往復移
    動により、前記中心位置に停止した磁気ディスクに対す
    る前記サーティファイテストを行うとともに、前記中心
    位置の両側に交互に停止した磁気ディスクに対して、ス
    イッチによる前記共通測定回路の切り替えにより、前記
    グライドテストを並行して行うことを特徴とする、磁気
    ディスク検査システム。
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