JP3368183B2 - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

Info

Publication number
JP3368183B2
JP3368183B2 JP21855197A JP21855197A JP3368183B2 JP 3368183 B2 JP3368183 B2 JP 3368183B2 JP 21855197 A JP21855197 A JP 21855197A JP 21855197 A JP21855197 A JP 21855197A JP 3368183 B2 JP3368183 B2 JP 3368183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
displacement
sample
target value
testing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21855197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1164196A (ja
Inventor
勇三 石井
辰義 古藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP21855197A priority Critical patent/JP3368183B2/ja
Priority to EP98115078A priority patent/EP0897109B1/en
Priority to KR1019980032557A priority patent/KR100286930B1/ko
Priority to DE69828551T priority patent/DE69828551T2/de
Priority to US09/132,897 priority patent/US6089101A/en
Publication of JPH1164196A publication Critical patent/JPH1164196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3368183B2 publication Critical patent/JP3368183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試験機本体に装着さ
れた試料に対して油圧サーボ系を介して負荷を加えて該
試料の性質を計測する材料試験機に係り、特に試験機本
体への試料の装着を、該試料に過大な負荷を加えること
なく簡単に行うことのできる動作モードを備えた電気油
圧サーボ型の材料試験機に関する。
【0002】
【関連する背景技術】近時、各種試料に対する適用範囲
が広く、しかも精度の高い制御が可能なことから、図1
に示すように構成された閉ループ式の電気油圧サーボ型
の材料試験機が注目されている。この材料試験機は、概
略的にはロードセル1を介してフレーム2と油圧シリン
ダからなるアクチュエータ3との間に各種試料である試
験片Sを保持し、油圧源4からサーボ弁5を介して与え
られる圧力油(油圧)を用いてアクチュエータ3を駆動
し、これによって前記試験片Sに負荷を加える如く構成
される。即ち、概略的には試験機本体に装着した試料S
に対し、油圧サーボ系を介して荷重や変位、または歪み
を加える如く構成される。
【0003】しかして上記負荷により試験片Sに加えら
れた荷重(実荷重)は前記ロードセル1によって検出さ
れ、また上記負荷の印加によって試験片Sに生じる変位
は、アクチュエータ3の作動量(変位量)として変位計
6により検出され、更に荷重の印加によって試験片Sに
生じる歪みは該試験片Sに貼付された歪ゲージ7により
検出される。マイクロコンピュータ等によって構成され
る制御部8は、上記の如く検出される荷重や変位,歪み
をそれぞれ入力し、例えばロードセル1によって検出さ
れる実荷重と荷重目標値との偏差が零(0)となるよう
にサーボアンプ9を介してサーボ弁5の作動をフィード
バック制御する。このようなフィードバック制御系によ
り、油圧駆動されるアクチュエータ3がサーボ制御され
て前記試験片Sに加えられる負荷(荷重)が調整され
る。
【0004】尚、この電気油圧サーボ制御系は、図2に
示すようにフィードバック制御系を構成する閉ループを
なすブロック線図として表現される。即ち、この制御系
は負荷(荷重または変位)に対する制御目標値と、検出
アンプ8aを介して検出される試験片(負荷)Sに対す
る制御量(実荷重または実変位)との偏差Δを偏差器8
bを介して求め、所定の制御ゲインが設定されたコント
ローラ8cの下で上記偏差Δを零(0)とするようにサ
ーボアンプ9の作動を制御する。そしてサーボアンプ9
により前記サーボ弁5を介してアクチュエータ3を油圧
駆動し、これによって前記試験片Sに加える負荷、即
ち、試験片Sに加わる制御量(荷重または変位)を調整
する制御ループとして表現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した如く
構成される電気油圧サーボ型の材料試験機を用いた試験
片(試料)Sの試験は、油圧サーボ系を駆動して試験片
(試料)Sに加える負荷を制御しながら、具体的にはそ
の荷重や試験片Sに生じる変位を制御しながら実施され
る。このような試験を実施する場合、先ず試験機本体に
試験片Sを安定に装着することが必要である。特にその
装着作業時に試験片Sに対して過大な負荷を掛けること
なく、また装着完了時においては試験片Sに不本意な負
荷が加わることのない状態にすることが重要である。
【0006】従来、このような試験機本体に対する試験
片Sの装着(チャッキング)は、専ら、荷重計を用いて
試験片Sに加わる荷重を監視しながら、油圧サーボ系を
マニュアル操作して試験片Sをロードセル1に接触する
向きに徐々に移動させて行われている。そして前記荷重
計によって試験片Sに加わる僅かな荷重が検出されたと
き、これを試験片Sとロードセル1とが軽く接触した状
態、つまりその装着が完了したと判定している。即ち、
試験片Sとロードセル1との密着状態を目視により確認
することが困難であることから、試験片Sとロードセル
1との接触によって生じる荷重を手掛かりとして、その
装着作業を行っている。
【0007】しかしながら上記接触によって生じる荷重
は試験片Sの剛性(バネ定数)によって大きく変化し、
またアクチュエータ3の僅かな変位によって試験片Sに
過大な荷重が加わる虞もある。しかも上述した如くして
装着された試験片Sは、既に荷重が加えられた状態とな
ることが否めない。これ故、試験機本体に試験片Sを装
着(チャッキング)するには細心の注意が必要である
上、試験片Sに荷重が加わることのない初期状態を設定
することが非常に困難であった。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、試料に対して過大な負荷を加え
ることなしに、しかも該試料を無負荷の状態として試験
機本体に安定に装着することのできる動作モードを備
え、試料の装着作業の容易化を図ることのできる材料試
験機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る材料試験機は、試験機本体に装着され
た試料に対して油圧サーボ系を介して負荷を加えて該試
料の性質を計測するものであって、特に前記試験機本体
に試料を装着するに際し、与えられた変位目標値に従っ
て前記油圧サーボ系の変位量をフィードバック制御する
変位制御系を作動させ、この変位制御の下で試料に加わ
る荷重を検出しながら、この荷重に応じて前記変位目標
値を補正することで、試験機本体への装着時に試料に加
わる荷重を零とするようにしたことを特徴としている。
【0010】具体的には請求項2に記載するように、前
記試料に加わる荷重が所定値よりも大なるときには前記
変位目標値を一定量低減し、また前記試料に加わる荷重
が前記所定値に満たないときには、そのときの荷重値に
応じて定まる量を前記変位目標値から差し引いて前記変
位目標値を補正することで、変位制御系による制御の下
で試験機本体に対する試料の装着を行うことを特徴とし
ている。
【0011】即ち、本発明はアクチュエータの変位を制
御量として油圧サーボ系をフィードバック制御する変位
制御系の下で、試料に加わる荷重を零(0)とするべく
制御を実行するもので、特に試料に加わる荷重に応じて
前記変位制御系に対する変位目標値自体を補正すること
で、試験機本体に対する試料の装着を安定に行い得るよ
うにしたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る材料試験機について、特に試験機本体に
対する試験片(試料)Sの自動装着モードを実現する機
能について説明する。この実施形態に係る材料試験機
は、基本的には前述した図1に示すように、ロードセル
1を介してフレーム2とアクチュエータ3との間に試験
片(試料)Sを装着する試験機本体と、サーボ弁5を介
して油圧駆動されて変位するアクチュエータ3(油圧サ
ーボ系)と、上記サーボ弁5の作動を制御する制御部8
を備えて構成される。
【0013】特にこの材料試験機が特徴とするところ
は、制御部8において実現される機能として、図3にそ
の概略構成を示すように、試験機本体への試料Sの装着
時に、油圧サーボ系(アクチュエータ3)の変位を検出
して該油圧サーボ系の作動をフィードバック制御する変
位制御系を構成すると共に、この変位制御系の作動によ
って前記アクチュエータ3を介して試料Sに加えられる
荷重を検出し、その荷重値に応じて前記変位制御系に与
える変位目標値を補正する補正手段を備えている点にあ
る。
【0014】即ち、図3に示すように、試験機本体に対
する試料Sの装着モードを実現する機能は、前記変位計
6の出力から油圧サーボ系11の作動量を、サーボアク
チュエータ3の変位(制御量)として検出する変位検出
手段12(検出アンプ8a)を備えている。そしてキー
操作部(図示せず)等からなる目標値設定手段13にお
いてマニュアル設定された変位目標値RHと、上記制御
量として検出された変位Hとの偏差ΔeHを偏差器14
(8b)にて求め、コントローラ15(8c)の制御の
下で上記偏差ΔeHを零(0)とするように前記油圧サ
ーボ系11の作動をフィードバック制御する制御ループ
を構築することで、油圧サーボ系11に対する変位制御
系が構成される。
【0015】試料Sの装着モードを実現する機能は、上
記変位制御系に対して更に、アクチュエータ3の変位に
伴って試料Sに加わる荷重Kを、前記ロードセル1の出
力から常時検出する荷重検出手段16(検出アンプ8
a)と、検出された荷重の大きさを判定する荷重判定手
段17、そして判定された荷重の大きさに応じて前記変
位目標値RHを補正する目標値補正手段18を備えるこ
とで実現される。この荷重の検出と、検出された荷重に
基づく変位目標値の補正は、変位制御系によるアクチュ
エータ3の変位制御が安定したか否かに拘わらず、換言
すれば上記変位目標値により示される変位量までアクチ
ュエータ3が変位したか否かに拘わらず、その制御周期
のタイミングで常時実行される。
【0016】尚、荷重判定手段17は、例えばロードセ
ル1によって検出される試料Sに加わった荷重値がその
検出フルスケールの0.2%以上に及ぶ大きな荷重であ
るか、また逆に上記0.2%未満であるかを判定する役
割を担う。そして図4に示すように、荷重値がフルスケ
ールの0.2%以上である場合には試料Sに加わった荷
重Kが大であると判定する。ちなみに検出された荷重値
がその検出フルスケールの0.2%以下である場合に
は、その荷重値はロードセル1を含む検出系の不感帯領
域にあり、その荷重Kは実質的に零(0)であると看做
される。
【0017】しかして目標値補正手段18は上述した荷
重の判定結果に基づいて、前述した変位制御系の下で変
位制御される油圧サーボ系11によって試料Sに加えら
れる荷重が零(0)となるように、即ち、試料Sに加わ
る荷重Kが、その検出フルスケールの0.2%以下とな
るように、該変位制御系に与える変位目標値RHを補正
(修正)している。
【0018】また検出された荷重値Kがフルスケールの
0.2%を越える場合には、例えば当該時点において検
出されている荷重Kに所定の定数αを乗じることで該荷
重成分を変位制御系の成分に等価変換した変換値(電圧
値)を求める。そしてこの変換値を、その時点において
変位制御系にフィードバックされている制御量(変位に
相当する電圧値)から差し引き、これを新たな変位目標
値RHとして再設定する。即ち、 RH ← H−α・K として示されるように、現在の変位量(変位のフィード
バック値)Hを基準として、現在の荷重(荷重のフィー
ドバック値)Kに応じて求められる補正量(荷重のフィ
ードバック値Kに定数αを乗じた値)を差し引き、これ
を新たな変位目標値として設定することで、該変位目標
値を補正する。尚、上記定数αは、荷重制御系と変位制
御系とにおいて異なる制御ゲインの比に相当したもので
ある。この制御ゲインの比は、例えば試料Sのバネ定数
等に応じて予め求められる。
【0019】かくしてこのようにして変位制御系に与え
る変位目標値を、試料Sに生じた荷重に応じて修正・補
正しながら、該試料Sに加わる荷重を零(0)、具体的
には荷重検出のフルスケールの0.2%以内に抑えるよ
うに構成された制御系によれば、油圧サーボ系11を効
果的に変位制御して試験機本体に試料Sを装着し、且つ
試料Sに加わる荷重を零(0)にすることができる。特
に変位目標値を急激に変化させることなく、試料に加わ
った荷重に応じて修正・補正しながら、荷重が零(0)と
なる制御目標値を見出して油圧サーボ系11の作動を制
御し、アクチュエータ3の変位位置を高精度に規定する
ので、試料Sに過大な負荷を加えることなしに、該試料
Sを無負荷状態に安定に装着することが可能となる。従
って試料Sの装着(チャッキング)作業の容易化と、そ
の作業の大幅な効率化を図ることが可能となる。
【0020】図5は、上述した変位制御系に対する変位
目標値の補正制御による試料のチャッキング処理の概略
的な流れを示している。この処理手続について簡単に説
明すると、この処理はアクチュエータ3を所定の基準位
置に初期設定した状態で、該アクチュエータ3のダイ3
a上に試料Sを載置することから開始される。この状態
においては、当然のことながら、試料Sはロードセル1
から離反した状態にある。この状態において、先ずロー
ドセル1によって検出される荷重値を零(0)にリセッ
トし[ステップS1]、ロードセル1に作用している外
的要因の影響を除去する。この状態で試料のチャックモ
ードを起動する。
【0021】しかる後、前記試料Sをロードセル1との
間に挟み込んで、その装着を実現するべく、先ずアクチ
ュエータ3の目標移動量を、前述した変位制御系に対す
る変位目標値RHとして初期設定する[ステップS
2]。そして上記変位目標値RHの下で変位制御系を作
動させ、アクチュエータ3の変位量を制御量として油圧
サーボ系11をフィードバック制御し、該アクチュエー
タ3を変位させる[ステップS3]。
【0022】このようにして変位制御を実行している状
態において、モード変更の要求があるか否かを監視し
[ステップS4]、モード変更が要求されている場合に
は、上記チャッキングモードを終了して要求された動作
モードに移行する。但し、モード変更が要求されていな
い場合には、そのままチャッキングモードを継続して実
行する。
【0023】しかしてチャッキングモードをそのまま継
続して実行する場合には、次に前記変位目標値RHに対
するマニュアル設定変更の要求があるか否かを調べ[ス
テップS5]、変更要求がある場合には、そのマニュア
ル指示の下で変位目標値RHを設定変更する[ステップ
S6]。つまり変位目標値RHを修正する。この場合に
は、修正された新たな変位目標値RHの下で、その後の
チャッキングモードが実行されることになる。
【0024】このような状態で前記ロードセル1の出力
に基づいて、前記アクチュエータ3の変位により試料S
に荷重が加わったか否かを、その制御周期のタイミング
(例えば100μ秒)毎に常時監視する[ステップS
7]。そして荷重が検出されない場合には、前述したス
テップS3に示す変位制御からの処理手順を繰り返し実
行する。これに対して試料Sに加わる荷重が検出された
とき、特に荷重計のフルスケールの0.2%を越える荷
重が検出された場合には、前述したようにその荷重を零
(0)とするべく、そのときの荷重値に基づいて新たな
変位目標値を RH ← H−α・K として求める[ステップS8]。そしてこの変位目標値
を再設定し、前述したステップS3からの処理を繰り返
し実行する[ステップS9]。即ち、前述したようにそ
のときに荷重値に応じて変位目標値を補正する。
【0025】このようして変位目標値を修正しながら変
位制御を実行し、試料Sに加わる荷重が零(0)となる
ように、つまり試料Sに加わる荷重が荷重計のフルスケ
ールの0.2%以内となるようにし、これを以て試験機
本体に対する試料Sのチャッキング処理を完了する。こ
のように本発明に係る試料のチャッキング処理は、簡単
な制御アルゴリズムの下で変位制御系を作動させること
で実行することができる。特に試料Sに加わった荷重に
応じて変位制御系に与える変位目標値を補正しながら、
その荷重が零となるアクチュエータ3の変位位置を高精
度に規定するので、試料Sを安定・確実に、しかも無負
荷状態にチャッキングすることが可能となる。
【0026】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば荷重に応じた変位目標値の補正
量については、油圧サーボ系の制御ゲイン等に応じて定
めるようにすれば良く、その補正演算式についても種々
変形することができる。また荷重に対する不感帯領域を
どの程度にするかについても、試験機や荷重計の仕様に
応じて定めれば良いものである。
【0027】更には変位目標値の初期設定については、
目標値設定手段を介して数値入力することでマニュアル
設定することも可能であるが、変位量のステップ的な増
大指示・減少指示により、アクチュエータの変位状態を
目視しながら段階的に指示するようにしても良い。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、試
験機本体に対する試料の装着時に、その変位制御系に与
える変位目標値を、試料に生じた荷重に応じて修正する
ので、油圧サーボ系を効果的に変位制御して試験機本体
に試料Sを装着し、且つ試料Sに加わる負荷(荷重)を
零(0)にすることができる。特に変位目標値を急激に
変化させることなく、試料に加わる負荷が零となる制御
目標値を見出して油圧サーボ系の作動を制御するので、
アクチュエータの変位位置を高精度に規定して試料を装
着することが可能となる。従って試料の装着(チャッキ
ング)作業の容易化と、その作業の大幅な効率化を図る
ことが可能となる等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る材料試験機の概略的
な構成を示す図。
【図2】本発明に係る電気油圧サーボ型の材料試験機に
おける制御系の構成を示すブロック線図。
【図3】本発明に係る材料試験機において実現される試
料の自動装着制御系の構成を示す図。
【図4】試料に加わる荷重と、変位制御系に対する補正
の関係を模式的に示す図。
【図5】試料の自動装着を実行する制御系の概略的な処
理手順を示す図。
【符号の説明】 S 試料(試験片) 1 ロードセル 2 フレーム 3 アクチュエータ 4 油圧源 5 サーボ弁 6 変位計 7 歪みゲージ 8 制御部 9 サーボアンプ 11 油圧サーボ系 12 変位検出手段 13 目標値設定手段 16 荷重検出手段 17 荷重判定手段 18 目標値補正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 3/04 G01N 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験機本体に装着された試料に対して油
    圧サーボ系を介して負荷を加えて該試料の性質を計測す
    る材料試験機であって、 前記試験機本体に試料を装着するに際し、与えられた変
    位目標値に従って前記油圧サーボ系の変位量をフィード
    バック制御する変位制御系と、前記油圧サーボ系の変位
    に伴って前記試料に加えられた荷重を検出する荷重検出
    手段と、検出された荷重に応じて前記変位目標値を補正
    して前記試料に加わる荷重を零に設定する目標値補正手
    段とを具備したことを特徴とする材料試験機。
  2. 【請求項2】 前記目標値補正手段は、前記試料に加わ
    る荷重が所定値よりも大なるときには前記変位目標値を
    一定量低減し、前記試料に加わる荷重が前記所定値に満
    たないときには、そのときの荷重値に応じて定まる量を
    前記変位目標値から差し引いて前記変位目標値を補正す
    ることを特徴とする請求項1に記載の材料試験機。
JP21855197A 1997-08-13 1997-08-13 材料試験機 Expired - Fee Related JP3368183B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21855197A JP3368183B2 (ja) 1997-08-13 1997-08-13 材料試験機
EP98115078A EP0897109B1 (en) 1997-08-13 1998-08-11 Material testing machine
KR1019980032557A KR100286930B1 (ko) 1997-08-13 1998-08-11 재료시험기
DE69828551T DE69828551T2 (de) 1997-08-13 1998-08-11 Maschine zur Prüfung von Werkstoffen
US09/132,897 US6089101A (en) 1997-08-13 1998-08-12 Material testing machine including a control system for feedback-controlling the operation of a servo system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21855197A JP3368183B2 (ja) 1997-08-13 1997-08-13 材料試験機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1164196A JPH1164196A (ja) 1999-03-05
JP3368183B2 true JP3368183B2 (ja) 2003-01-20

Family

ID=16721718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21855197A Expired - Fee Related JP3368183B2 (ja) 1997-08-13 1997-08-13 材料試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3368183B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4710324B2 (ja) * 2005-01-17 2011-06-29 トヨタ自動車株式会社 障害判定手段を伴う油圧サーボ装置用油圧制御装置
JP4946657B2 (ja) * 2007-06-25 2012-06-06 株式会社島津製作所 試験装置および試験方法
US20220042893A1 (en) * 2018-12-13 2022-02-10 Shimadzu Corporation Material testing machine and method for controlling material testing machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1164196A (ja) 1999-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6205863B1 (en) Material testing machine having a control system for feedback-controlling the operation of a servo system
JP3368183B2 (ja) 材料試験機
EP1875982B1 (en) Spot welding method and spot welding system
EP0897109B1 (en) Material testing machine
JP3399792B2 (ja) 疲労試験機
JP2005017054A (ja) 3点曲げ試験による破壊靱性値測定装置
JP2773355B2 (ja) 材料試験機の制御装置
JP3570056B2 (ja) 材料試験機
JP3340055B2 (ja) 材料試験機
JPH08128936A (ja) 熱疲労試験機
JP3526746B2 (ja) 材料試験機
JP3368182B2 (ja) 材料試験機
JPS60161542A (ja) 引張圧縮試験装置
JPH1172422A (ja) 材料試験機
JP2001033368A (ja) 材料試験機
JP3526747B2 (ja) 材料試験機
JPH0325342A (ja) 疲労試験機
JP3340056B2 (ja) 材料試験機
JPS6122228A (ja) 材料試験機のチャッキング制御装置
JPS6231291B2 (ja)
JPH0615499A (ja) 電気−油圧サーボプレス機械
JPH01172734A (ja) 破壊靭性試験方法
JPH0425490B2 (ja)
JPH08304249A (ja) 材料試験機
JPH05149853A (ja) 材料試験機の載荷制御方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees