JP3367354B2 - 外装部品の金属部分検査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置 - Google Patents

外装部品の金属部分検査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置

Info

Publication number
JP3367354B2
JP3367354B2 JP30835696A JP30835696A JP3367354B2 JP 3367354 B2 JP3367354 B2 JP 3367354B2 JP 30835696 A JP30835696 A JP 30835696A JP 30835696 A JP30835696 A JP 30835696A JP 3367354 B2 JP3367354 B2 JP 3367354B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
exterior
metal part
wire assembly
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30835696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10149730A (ja
Inventor
勇二 永野
隆 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP30835696A priority Critical patent/JP3367354B2/ja
Publication of JPH10149730A publication Critical patent/JPH10149730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3367354B2 publication Critical patent/JP3367354B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外装部品の金属部分
検査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置に関
し、特に、ワイヤーハーネスやワイヤーハーネスを構成
するサブアセンブリ(以下、「ワイヤーアセンブリ」と
総称する)の製造時に適用される外装部品の金属部分検
査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤーアセンブリのような電気
配線システムは、複数の電気回路を構成する電線束と、
この電線束に装着される種々の外装部品を備えている。
そのような外装部品は、取付け位置の寸法精度等、種々
の規格に適合するように装着される必要がある。そこで
従来より、ワイヤーアセンブリを検査図板と呼称される
作業台の上に配索して位置決めし、上記電線束の導通検
査と並行して、各外装部品の有無や取付け位置の寸法精
度の是非等の検査を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
外装部品のうち、例えば自動車用プロテクタ等のような
取付け部材は、本体装置(自動車)に取付け用のボルト
を挿通するために、挿通孔に金属製のリング部材がイン
サート成形等により一体形成された樹脂成形品で構成さ
れている。このような金属部品がインサート成形される
樹脂成形品においては、しばしば金属部品が欠落してい
るものがあり、これを何らかの形で検出することが要請
されていた。そこで、従来は、検査図板にワイヤーアセ
ンブリが配索されている状態で、目視等の方法により、
金属部品の有無を検査していた。
【0004】しかし、一つのワイヤーアセンブリには、
非常に多数の外装部品が装着されるため、目視等の方法
では、見落とし等が生じやすいという問題があった。ま
た、部品点数が多いことから、金属部品の有無検査のた
めに多くの時間を必要とし、作業性も悪かった。本発明
は上記不具合に鑑みてなされたものであり、一体成形さ
れるべき金属部品の欠落を効率よく確実に検出すること
のできる作業性のよい外装部品の金属部分検査ユニット
およびそれを用いた外装部品検査装置を提供することを
課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、検査図板に配索されたワイヤーアセンブ
リの外装部品に一体形成される金属部品の有無を検出す
ための検査回路に接続して使用される外装部品の金属
部分検査ユニットであって、上記金属部品を挟持可能に
対をなし、互いに絶縁されている導電性部材で構成され
たクランプ部材と、各クランプ部材を、検査図板上で上
記金属部品の正規の形成位置に位置決めする位置決め手
段とを備えていることを特徴とする外装部品の金属部分
検査ユニットである。
【0006】この特定事項を含む発明では、ワイヤーア
センブリを検査図板に配索している際に、位置決め手段
によって一対のクランプ部材を当該ワイヤーアセンブリ
の外装部品に形成されるべき金属部品の正規の形成位置
に位置決めすることができる。従って、仮に正規の形成
位置に金属部品が一体成形されている場合には、金属部
品によって各クランプ部材を電気的に短絡させ、それに
よって外装部品を良品と判別することが可能になる。
【0007】特に、各クランプ部材を金属部品の正規の
形成位置に位置決めする位置決め手段を設けているの
で、クランプ部材が外装部品を挟持するに当たり、外装
部品の取付け位置に寸法誤差が生じている場合には、仮
に金属部品が形成されていても、クランプ部材に挟持さ
れることはなく、クランプ部材は短絡しないことにな
る。
【0008】好ましい態様において、上記位置決め手段
は、検査図板にワイヤーアセンブリを着脱する際にワイ
ヤーアセンブリに係る外装部品の着脱を許容する退避ポ
ジションと配索されたワイヤーアセンブリの外装部品に
係る正規の形成位置に形成された金属部品を検査可能な
検査ポジションとの間で各クランプ部材が変位するのを
許容する変位機構を含んでいる。
【0009】この特定事項を含む発明では、検査ポジシ
ョンにクランプ部材を変位させることにより、配索され
たワイヤーアセンブリの外装部品を検査することができ
るとともに、ワイヤーアセンブリを検査図板に着脱する
際には、クランプ部材を退避ポジションに退避させるこ
とにより、クランプ部材と外装部品とが干渉することな
く、ワイヤーアセンブリの配索や取外しを行うことがで
きる。
【0010】また、本発明の別の態様は、上述のような
金属部分検査ユニットを備え、この金属部分検査ユニッ
トで検査図板に配索されたワイヤーアセンブリの外装部
品に一体形成される金属部品の有無を検出することによ
って、当該外装部品の有無を検出する外装部品検査装置
であって、上記各クランプ部材を開接点としてその閉成
時に検査対象となる外装部品を良品と判別する検査回路
を備えていることを特徴とする外装部品検査装置であ
る。
【0011】この特定事項を含む発明では、一対のクラ
ンプ部材が電気的に短絡するか否かを検査回路で検出す
ることによって、外装部品が良品であるか否かを判別す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態における外装部品検査装置Aの使
用状態を示す斜視図であり、図2は図1の外装部品検査
装置Aに採用されている金属部分検査ユニット10の斜
視図、図3は図1の外装部品検査装置Aに採用されてい
る金属部分検査ユニット10の要部を示す断面図であ
る。
【0013】先ず、図1を参照して、図示の具体例にお
ける金属部分検査ユニット10は、検査図板1の上に立
設されており、上記検査図板1に配索されるワイヤーア
センブリWAの外装部品としてのプロテクタTの金属部
品であるリングT5を検査するためのものである。そし
て、この金属部分検査ユニット10は、後述する検査回
路20と接続されることにより、上記リングT5の有無
を検出することによって、当該プロテクタTの有無を検
出するプロテクタTの外装部品検査装置Aを構成してい
る。
【0014】上記検査図板1には複数のU字形保持具2
が立設されており、この保持具2によって、検査図板1
の上で所定の形態に配索されたワイヤーアセンブリWA
が保持されている。上記プロテクタTは、半筒状に形成
された一対の本体部T1、T2と、両本体部T1、T2
を連結する係止部T3と、一方の本体部T1に延設され
たステーT4とを一体に備えている樹脂成形品である。
上記ステーT4には、金属部品としてのリングT5がイ
ンサート成形されている。このリングT5は、ステーT
4の挿通孔T6を区画するものであり、プロテクタTを
図示しないボルトによってワイヤーアセンブリWAが内
蔵される本体装置(図示の例では乗用車)に止定する際
に、ステーT4を補強するためのものである。
【0015】そして、図示の金属部分検査ユニット10
は、上記プロテクタTのリングT5の有無を検出するも
のである。図1ないし図3を参照して、金属部分検査ユ
ニット10は、互いに上下に対向する一対のクランプ部
材11、12を備えている。各クランプ部材11、12
は、略長板形状の金属製プレートで形成されており、そ
の一端部分には、相手側のクランプ部材12(11)に
対して突出する半球形状の挟持用突起部11A、12A
が形成されている。
【0016】図3に示すように、上側のクランプ部材1
1の下面と下側のクランプ部材12の上面には、それぞ
れ絶縁部材13、14が固定されており、両クランプ部
材11、12の絶縁性が確保されている。上側のクラン
プ部材11に固定された絶縁部材13は、板金部材を上
向きに開くコの字形に成形したホルダ15の開口側上端
部分に固定されている。この絶縁部材13には、一対の
ガイドバー16が固定されており、各ガイドバー16
は、下側の絶縁部材14およびクランプ部材12を貫通
して、上記ホルダ15の底面15Aに当接している。そ
して、各ガイドバー16により、下側のクランプ部材1
2およびこのクランプ部材12に固定されている絶縁部
材14は、ホルダ15内において、上下に変位できるよ
うに構成されている。
【0017】上記ホルダ15の底面15Aと下側のクラ
ンプ部材12の間には、各ガイドバー16の外周に配置
された圧縮コイルばね17が縮設されている。圧縮コイ
ルばね17は、その弾性力で下側のクランプ部材12を
上方に付勢しており、これによって下側のクランプ部材
12およびこのクランプ部材12に固定されている絶縁
部材14を常時上方に付勢している。このため、下側の
クランプ部材12に固定された絶縁部材14は、上側の
クランプ部材11に固定された絶縁部材13と圧接して
おり、この圧接状態において、各クランプ部材11、1
2の半球形状の挟持用突起部11A、12Aは、僅かに
隙間を隔てて対向している。
【0018】他方、下側のクランプ部材12に固定され
た絶縁部材13には、上側のクランプ部材11およびこ
れに固定された絶縁部材13を貫通する押込みロッド1
8が固定されておりこの押込みロッド18によって、下
側のクランプ部材13を上記圧縮コイルばね17の付勢
力に抗し、下方に押し込めるようになっている。上述し
た各クランプ部材11、12、ホルダ15、ガイドバー
16、押込みロッド18等は、互いに電気的な絶縁性が
確保されている。この状態で、各クランプ部材11、1
2の他端部には、上記外装部品検査装置10の主要部で
ある検査回路20のリード線21がそれぞれ接続され、
各クランプ部材11、12は、検査回路20の開接点を
構成している。
【0019】検査回路20は、少なくとも電源22と表
示器(例えば電球)23とを含んでおり、両クランプ部
材11、12が電気的に短絡した場合に上記表示器23
が通電され、検査対象であるプロテクタTが良品である
ことを表示するようになっている。次に、上述したクラ
ンプ部材11、12を検査図板1上でリングT5の正規
の形成位置に位置決めするために、検査図板1の上に
は、位置決め手段の要部を構成するピラー部材24が立
設されており、このピラー部材24の上端部に設けられ
ステーショナリブロック25に上記クランプ部材11、
12を担持しているホルダ15が連結されている。
【0020】先ず、ピラー部材24は、円形断面の棒材
で形成されており、その下端部に螺設されたねじ部(図
示せず)にナット26を螺合させることにより、検査図
板1の上に止定されている。なお以下の説明では、この
ピラー部材24がプロテクタTに向かう方向を仮に前方
とする。ピラー部材24の上端部に固定されたステーシ
ョナリブロック25は、その上面に前後に延びるスライ
ド溝27を区画している。他方、上記ホルダ15の下面
には、このスライド溝27に摺動可能に嵌合するスライ
ドリブ28が固定されており、ステーショナリブロック
25とホルダ15とは、これらスライド溝27およびス
ライドリブ28によって、前後に相対変位可能に連結さ
れている。
【0021】さらに、ステーショナリブロック25の後
端部には、後方に突出するスライドピン29が固定され
ているとともに、上記ホルダ15には、スライドピン2
9の頭部29Aとステーショナリブロック25との間で
摺動可能にスライドピン29に嵌合する摺動子30が固
定されている。摺動子30とステーショナリブロック2
5との間には、スライドピン29の外周に配置された圧
縮コイルばね31が縮設されており、この圧縮コイルば
ね31の付勢力により、ホルダ15は、常時、後方に付
勢されている。
【0022】次に、上述した実施の形態における作用を
説明する。図1を参照して、上述した金属部分検査ユニ
ット10は、検査対象となる外装部品(図示の例ではプ
ロテクタ)TのリングT5の取付け箇所に対応して、複
数箇所(例えば2箇所)に設けられる。そして、位置決
め手段を構成するピラー部材24やステーショナリブロ
ック25等によって、各クランプ部材11、12が検査
対象となるプロテクタTのリングT3の正規の形成位置
に位置決めされるようになっているとともに、上記ステ
ーショナリブロック25のスライド溝27やホルダ15
のスライドリブ28等によって具体化される変位機構に
よって、各クランプ部材11、12は、図1の右側に示
すように、検査図板1にワイヤーアセンブリWAを着脱
する際にワイヤーアセンブリWAに係るプロテクタTの
着脱を許容する退避ポジションに退避したり、図1の左
側に示すように、検査図板1に配索されたワイヤーアセ
ンブリWAのプロテクタTに係る正規の形成位置に形成
されたリングT5を検査可能な検査ポジションに変位す
ることができるようになっている。
【0023】この状態で、配索されたワイヤーアセンブ
リWAに係るプロテクタTに対して、退避ポジションに
ある各クランプ部材11、12を検査ポジションに突出
させることにより、各クランプ部材11、12の挟持用
突起部11A、12A間でリングT5を挟持することが
できる。図示の具体例では、圧縮コイルばね31の付勢
力に抗してホルダ15を変位させ、各クランプ部材1
1、12を退避ポジションから検査ポジションに変位さ
せることになる。さらに、各クランプ部材11、12
は、圧縮コイルばね17の付勢力により、弾性的にステ
ーT4のリングT5を挟圧することから、その摩擦力に
より、上記圧縮コイルばね31の付勢力に抗して自身を
検査ポジションに維持することができるようになってい
る。
【0024】仮に、リングT5が正規の形成位置に形成
されている場合、それに対応するクランプ部材11、1
2がリングT5によって短絡するので、これらのクラン
プ部材11、12を開接点とする検査回路20が閉成
し、良品として表示器23が表示する。他方、リングT
5が欠落している場合には、クランプ部材11、12が
ステーT4を挟持していても電気的に短絡しないことか
ら、検査回路20が閉成せず、表示器23には通電され
ない。これにより、プロテクタTが不良品であることを
識別することができる。
【0025】特に、図示の具体例では、各クランプ部材
11、12をリングT5の正規の形成位置に位置決めす
る位置決め手段(ピラー部材24等)を設けているの
で、クランプ部材11、12がプロテクタTのステーT
4を挟持するに当たり、プロテクタTの取付け位置に寸
法誤差が生じている場合には、仮にリングT5が形成さ
れていても、クランプ部材11、12にリングT5が挟
持されることはなく、クランプ部材11、12は短絡し
ないことになる。従って、この場合にも、検査回路20
が閉成しないので、プロテクタTに不良があることを検
出することができる。
【0026】検査終了後は、押込みロッド18を押し込
むことにより、下側のクランプ部材12を降下させるだ
けで、ステーT4のリングT5が解放される結果、圧縮
コイルばね31の付勢力により、ホルダ15に担持され
た各クランプ部材11、12は、一体的に後方へ退避
し、退避ポジションに戻る。これにより、プロテクタT
と金属部分検査ユニット10とが何ら干渉することな
く、容易にワイヤーアセンブリWAを検査図板11から
取り外すことができるようになる。
【0027】以上説明したように、上述した実施の形態
においては、検査図板1に配索されたワイヤーアセンブ
リWAのプロテクタTの有無検査を行う際に、一対のク
ランプ部材11、12を開接点とする検査回路20によ
って、当該プロテクタTに一体形成されるべきリングT
5の有無を検出することが可能になるので、プロテクタ
Tの検査とともに作業性よく一体成形されるべきリング
T5の欠落を確実に検出することができるという顕著な
効果を奏する。
【0028】特に、ピラー部材24等で構成される位置
決め手段がプロテクタTの正規の取付け位置に各クラン
プ部材11、12を位置決めしているので、プロテクタ
Tの取付け精度に起因する寸法誤差が生じている場合に
はクランプ部材11、12が短絡しなくなる結果、リン
グT5の欠落だけでなく、寸法誤差が生じている場合に
もこれを不良として検出することが可能になるという利
点がある。
【0029】また、クランプ部材11、12の変位機構
(ステーショナリブロック25のスライド溝27やホル
ダ15のスライドリブ28等)を設けているので、ワイ
ヤーアセンブリWAを検査図板1に着脱する際にクラン
プ部材11、12とプロテクタTとが干渉することな
く、ワイヤーアセンブリWAの配索や取外しを行うこと
ができる結果、作業性が一層向上するという利点があ
る。
【0030】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。例えば、検査回路は、開接点であ
るクランプ部材が短絡した場合に良品として判別できる
ものであれば、より複雑な機能を付加したものを採用し
てもよい。その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の
設計変更が可能であることは云うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検査図板に配索されたワイヤーアセンブリの外装部品の
有無検査を行う際に、一対のクランプ部材を開接点とす
る検査回路によって、当該外装部品に一体形成されるべ
き金属部品の有無を検出することが可能になるので、外
装部品の検査とともに作業性よく一体成形されるべき金
属部品の欠落を確実に検出することができるという顕著
な効果を奏する。
【0032】特に、位置決め手段が外装部品の正規の取
付け位置に各クランプ部材を位置決めしているので、外
装部品の取付け精度に起因する寸法誤差が生じている場
合にはクランプ部材が短絡しなくなる結果、金属部品の
欠落だけでなく、寸法誤差が生じている場合にもこれを
不良として検出することが可能になるという利点があ
る。
【0033】また、クランプ部材の変位機構を設けてい
る場合には、ワイヤーアセンブリを検査図板に着脱する
際にクランプ部材と外装部品とが干渉することなく、ワ
イヤーアセンブリの配索や取外しを行うことができるの
で、作業性が一層向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における外装部品検査装
置の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の外装部品検査装置に採用されている金属
部分検査ユニットの斜視図である。
【図3】図1の外装部品検査装置に採用されている金属
部分検査ユニットの要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 検査図板 10 金属部分検査ユニット 11 クランプ部材 12 クランプ部材 15 ホルダ 20 検査回路 24 ピラー部材 25 ステーショナリブロック 27 スライド溝 28 スライドリブ A 外装部品検査装置 T プロテクタ T5 リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/00 H01B 13/012

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査図板に配索されたワイヤーアセンブリ
    の外装部品に一体形成される金属部品の有無を検出する
    ための検査回路に接続して使用される外装部品の金属部
    分検査ユニットであって、 上記金属部品を挟持可能に対をなし、互いに絶縁されて
    いる導電性部材で構成されたクランプ部材と、 各クランプ部材を、検査図板上で上記金属部品の正規の
    形成位置に位置決めする位置決め手段とを備えているこ
    とを特徴とする外装部品の金属部分検査ユニット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の外装部品の金属部分検査ユ
    ニットにおいて、 上記位置決め手段は、検査図板にワイヤーアセンブリを
    着脱する際にワイヤーアセンブリに係る外装部品の着脱
    を許容する退避ポジションと配索されたワイヤーアセン
    ブリの外装部品に係る正規の形成位置に形成された金属
    部品を検査可能な検査ポジションとの間で各クランプ部
    材が変位するのを許容する変位機構を含んでいる外装部
    品の金属部分検査ユニット。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の外装部品の金属部
    分検査ユニットを備え、この金属部分検査ユニットで検
    査図板に配索されたワイヤーアセンブリの外装部品に一
    体形成される金属部品の有無を検出することによって、
    当該外装部品の有無を検出する外装部品検査装置であっ
    て、 上記各クランプ部材を開接点としてその閉成時に検査対
    象となる外装部品を良品と判別する検査回路を備えてい
    ることを特徴とする外装部品検査装置。
JP30835696A 1996-11-19 1996-11-19 外装部品の金属部分検査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置 Expired - Fee Related JP3367354B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30835696A JP3367354B2 (ja) 1996-11-19 1996-11-19 外装部品の金属部分検査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30835696A JP3367354B2 (ja) 1996-11-19 1996-11-19 外装部品の金属部分検査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10149730A JPH10149730A (ja) 1998-06-02
JP3367354B2 true JP3367354B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=17980083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30835696A Expired - Fee Related JP3367354B2 (ja) 1996-11-19 1996-11-19 外装部品の金属部分検査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3367354B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10149730A (ja) 1998-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5467023A (en) Connector inspecting apparatus having size regulating member for retainer test fitting probes external to the connetor for retainer integrity detection
US6316951B1 (en) Inspection unit of a connector inspection apparatus
US6081124A (en) Testing unit for connector testing
JP4058952B2 (ja) 導通検査ユニット及びそれを用いた導通検査装置
WO2006117989A1 (ja) ワイヤーハーネスの導通検査器
JP2009128216A (ja) 導通検査治具、該導通検査治具を備えた導通検査装置、及び導通検査方法
JP5877563B2 (ja) ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法
JPH0688850A (ja) コネクタ検査装置
JP3367354B2 (ja) 外装部品の金属部分検査ユニットおよびそれを用いた外装部品検査装置
JP2678875B2 (ja) コネクタ検査用治具
JP3804432B2 (ja) 検査ユニットおよびそれを用いたコネクタ検査装置
JP3470513B2 (ja) ワイヤハーネス用検査器
US20040139605A1 (en) Apparatus for checking terminal lock and method of checking terminal lock
JP2006308464A (ja) ワイヤーハーネスの導通検査器
JP3814124B2 (ja) コネクタ端子検査器
JP3468129B2 (ja) 長尺ワーク検査装置
JPH06186272A (ja) コネクタ検査装置
JP5338651B2 (ja) 防水型コネクタ検査装置
JPH09145768A (ja) 検査器
JP3449119B2 (ja) 導通検査装置
JPH08320354A (ja) 導通検査器およびリード線接続構造
JP2002202338A (ja) コネクタ検査ユニット及びそれを用いたコネクタ検査装置
JPH10284207A (ja) コネクタ検査装置の検査部
JP3259892B2 (ja) コネクタ検査器
JP3334550B2 (ja) リレーボックス用検査ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071108

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091108

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091108

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101108

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101108

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111108

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees