JP3367141B2 - 物体冷却装置 - Google Patents

物体冷却装置

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JP3367141B2
JP3367141B2 JP10258693A JP10258693A JP3367141B2 JP 3367141 B2 JP3367141 B2 JP 3367141B2 JP 10258693 A JP10258693 A JP 10258693A JP 10258693 A JP10258693 A JP 10258693A JP 3367141 B2 JP3367141 B2 JP 3367141B2
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町 博 康 野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体冷却装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物体冷却装置としては、
特公昭51−13904号公報に示されるものが知られ
ている。図4は、この従来技術に係る物体冷却装置の全
体構成図であり、物体冷却装置80は、スターリング冷
凍機81で発生する略20Kの冷凍により冷却すべき物
体91を冷却するものである。
【0003】スターリング冷凍機81は、ピストン82
により形成される圧縮空間83と、ディスプレーサピス
トン84により形成される膨張空間85とを備えてい
る。ピストン82は、ロッド86を介して駆動手段(図
示せず)に連結され、図示上下方向に移動可能になって
いる。又、ディスプレーサピストン84は、ロッド87
を介して駆動手段(図示せず)に連結され、図示上下方
向に移動可能になっている。尚、両ピストン82,84
は、所定の位相差を維持するように駆動される。
【0004】圧縮空間83は、圧縮空間83側から順に
冷却器88,蓄冷器89,冷凍器90を介して膨張空間
85に連通している。尚、圧縮空間83から膨張空間8
5に至る作動空間には、ヘリウム等の作動流体が封入さ
れている。
【0005】冷凍器90と冷却すべき物体91の間に
は、移送通路93,94が配設され、移送通路93,9
4内には、ヘリウムガスが充填されている。移送通路9
3,94の図示左端部は、冷却器90内に配設された熱
交換部90aと常時連通し、移送通路93,94の図示
右端部は、熱交換器92に常時連通している。従って、
熱交換部90a内のヘリウムガスが冷凍器90内の作動
流体即ち冷凍機80にて発生する冷凍と熱交換し、熱交
換器92内のヘリウムガスが物体91と熱交換するよう
になっている。尚、ヘリウムガスは、冷凍機80内の作
動流体と接触することはない。
【0006】移送通路93の途中には、ポンプ装置95
が配設され、ヘリウムガスを移送通路93から熱交換器
92,移送通路94,熱交換部90aを介して再び移送
通路93に循環させるものである。ポンプ装置95内に
は、隔壁96により第1空間97及び第2空間98が形
成され、第1空間97内には、ファン99が回転可能に
配設されている。このファン99は、ロッド110を介
して第2空間98内に配設されたモータ111に連結さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した物
体冷却装置80においては、モータ111の回転数を制
御する手段が存在しないので、モータ111の回転数は
一定である。そこで、モータ111を高回転に維持した
場合、ヘリウムガスの循環流量が多くなるので、冷却す
べき物体91の冷却速度は速くなるが、ヘリウムガスの
低温時にはファン99がその仕事により発熱して移送通
路93,94を流れるヘリウムガスの温度を上昇させ
る。その結果、物体91を所定温度(例えば、冷凍機8
0で発生する冷凍温度)まで冷却することが困難にな
る。一方、モータ111を低回転に維持した場合、ヘリ
ウムガスの循環流量が少なくなるので、冷却すべき物体
91の冷却速度が遅くなり、物体91の冷却時間が非常
にかかる。
【0008】故に、本発明は、冷却すべき物体の冷却時
間を短縮すると共にヘリウムガスの低温時にファンの発
熱を抑制してヘリウムガスが温度上昇しないようにする
ことを、その技術的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために請求項1の発明において講じた技術的手段(第
1の技術的手段)は、冷凍機と、一部分で冷凍機と熱接
触し且つ他部分で冷却すべき物体と熱接触するように冷
凍機と冷却すべき物体とを繋ぎ、内部にガス状媒体が封
入される循環通路と、循環通路の途中に配設された回転
部材と回転部材を駆動するモータとを有し、ガス状媒体
を循環通路内に循環させるポンプ手段とを備えた物体冷
却装置において、ガス状媒体の温度又は冷却すべき物体
の温度を常時測定し、その測定結果に基づいてモータの
回転数を制御するモータ回転数制御手段とを備え、モー
タ回転数制御手段を、ガス状媒体の温度又は冷却すべき
物体の温度が所定値以上の場合には、モータを高速一定
回転で回転させ、所定値より低くなるに伴いモータの回
転数を徐々に下げるようにしたことである。
【0010】上記技術的課題を解決するために請求項2
の発明において講じた技術的手段(第2の技術的手段)
は、所定温度の冷凍を発生する第1コールドヘッドを有
する第1冷凍部と、第1コールドヘッドの冷凍温度より
も低い冷凍を発生する第2コールドヘッドを有する第2
冷凍部とから成る2段冷凍機と、第1コールドヘッドと
熱接触する第1熱交換器と、第2コールドヘッドと熱接
触する第2熱交換器と、2段冷凍機にて発生する冷凍を
冷却すべき物体に搬送する冷凍搬送通路と、冷凍搬送通
路に常時連通し冷却すべき物体が放出する熱を2段冷凍
機に搬送する熱搬送通路とを有し、内部にガス状媒体が
封入された循環通路と、循環通路の途中に配設されたイ
ンペラと、インペラを駆動するモータとを有し、ガス状
媒体を循環通路内に循環させるポンプ手段と、熱搬送通
路の途中に配設された電磁弁と、循環通路内のガス状媒
体の温度又は前記冷却すべき物体の温度を常時測定し、
その測定結果に基づいてガス状媒体の温度又は冷却すべ
き物体の温度が第1コールドヘッドの冷凍温度以上の場
合には、熱搬送通路の電磁弁上流側に位置する通路を第
1熱交換器に連通させるように電磁弁を駆動し、第1コ
ールドヘッドの冷凍温度より低い場合に熱搬送通路の電
磁弁上流側に位置する通路を第2熱交換器に連通させる
ように電磁弁を駆動する制御手段とを備えたことであ
る。
【0011】
【作用】上記第1の技術的手段によれば、ガス状媒体の
温度又は冷却すべき物体の温度を常時測定し、その測定
結果に基づいてモータの回転数を制御する回転数制御手
段を設けたので、以下の如く作用する。
【0012】ガス状媒体の温度又は冷却すべき物体の温
度が所定値以上の場合には、回転数制御手段によりモー
タつまり回転部材が高速一定回転してガス状媒体の循環
流量が多くなり、冷却すべき物体が所定値まで急速に冷
却される。ガス状媒体の温度又は冷却すべき物体の温度
が所定値より低くなるに伴い、回転数制御手段によりモ
ータつまり回転部材の回転数が徐々に低下してガス状媒
体の循環流量が徐々に少なくなり、最終的には冷却すべ
き物体が目標温度まで冷却される。その結果、冷却すべ
き物体の低温時には、ガス状媒体の循環流量が少なくな
るので、回転部材の仕事による発熱が抑制されて発熱の
影響でガス状媒体の温度が上昇することはなくなる。以
上より、冷却すべき物体は、短時間で且つ確実に目標温
度まで冷却される。
【0013】上記第2の技術的手段によれば、ガス状媒
体の温度又は冷却すべき物体の温度が第1コールドヘッ
ドで発生する冷凍温度以上の場合には、制御手段により
電磁弁が熱搬送通路の電磁弁上流側に位置する通路を第
1熱交換器に連通させると共に第2熱交換器との連通を
遮断する。その結果、熱搬送通路内のガス状媒体は第1
熱交換器に導入され、第1コールドヘッドの冷凍と熱交
換して冷却する。従って、冷却すべき物体は、第1コー
ルドヘッドの冷凍温度まで急速に冷却される。
【0014】一方、ガス状媒体の温度又は冷却すべき物
体の温度が第1コールドヘッドの冷凍温度より低くなる
と、制御手段により電磁弁が熱搬送通路の電磁弁上流側
に位置する通路を第2熱交換器に連通させると共に第1
熱交換器との連通を遮断する。
【0015】その結果、熱搬送通路内のガス状媒体が第
2熱交換器に導入され、第2コールドヘッドの冷凍と熱
交換して冷却する。この時、熱搬送通路内のガス状媒体
は、第1熱交換器に導入されないので、ガス状媒体が温
度上昇することなく、冷却すべき物体の冷却能力が向上
する。以上より、冷却すべき物体15を短時間で且つ効
率良く冷却することが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施例に係る物体冷
却装置の全体構成図である。
【0018】図1に示す物体冷却装置10は、ギフォー
ドマクマホン冷凍機11(以下、GM冷凍機と称す
る。)で発生する冷凍により冷却すべき物体15を冷却
するものである。物体冷却装置10は、GM冷凍機11
と、冷凍搬送通路12及び熱搬送通路13からなる循環
通路106と、ポンプ手段14とを備えている。
【0019】GM冷凍機11は、コンプレッサ16を備
えており、その上流側は冷却器17及び吐出弁18を介
してシリンダ20内に形成された空間21に連通可能に
なっており、下流側は、吸入弁19を介して空間21に
連通可能になっている。シリンダ20内には、内部に蓄
冷器23を有するピストン22が上下方向に摺動可能に
配設され、上方にて膨張空間24を形成している。ピス
トン22は、可動部材26に固着され、ロッド26を介
して駆動手段(図示せず)に連結されるようになってい
る。尚、ピストン22の外周とシリンダ20との間に
は、ピストンリング27が配設されている。
【0020】前述の空間21は、可動部材25内に形成
された連通路28を介して常時蓄冷器23に連通してお
り、蓄冷器23は、ピストン22に形成された通路29
を介して膨張空間24に常時連通している。尚、GM冷
凍機11内には、ヘリウム等の作動流体(以下、ヘリウ
ムと称する。)が封入されている。
【0021】コンプレッサ16により圧縮された高温高
圧ヘリウムガスが冷却器17にて外部(例えば水)と熱
交換して冷却し、吐出弁18を開放すると、空間21に
供給される。このヘリウムガスは、連通路28を介して
蓄冷器23に導入され、蓄冷器23内で熱交換して更に
冷却し、通路29を介して膨張空間24に供給され、略
20Kの冷凍を発生する。
【0022】前述の循環通路106の途中には、冷凍機
11の膨張空間24の周囲に位置するように熱交換器3
0が配設され、この熱交換器30には、冷凍搬送通路1
2及び熱搬送通路13が連通している。又、冷凍搬送通
路12及び熱搬送通路13は、冷却すべき物体15に熱
接触させた熱交換部31に連通している。尚、循環通路
106内には、ガス状ヘリウム等のガス状媒体(以下、
ガス状ヘリウムと称する。)が封入されている。ここ
で、冷凍機11で発生する冷凍が熱交換器30内を経由
するガス状ヘリウムに伝達され、冷凍搬送通路12によ
って熱交換部31まで搬送される。又、熱交換部31に
て冷却されたガス状ヘリウムが冷却すべき物体15から
熱を奪い、その熱が熱搬送通路13によって熱交換器3
0に搬送される。尚、ガス状ヘリウムは、冷凍機11内
のヘリウムガスと混合することはない。
【0023】前述のポンプ手段14は、冷凍搬送通路1
2の途中に配設され、ガス状ヘリウムを冷凍搬送通路1
2から熱交換部31,熱搬送通路13及び熱交換器30
を介して再び冷凍搬送通路12(循環通路106)に循
環させるものである。
【0024】ポンプ手段14は、インペラ32を備えて
おり、インペラ32は、膨張空間24に対向するように
冷凍搬送通路12の途中に露呈している。ポンプ手段1
4のハウジング33内には、高周波モータ(モータ)3
4が配設され、シャフト35を介してファン32に連結
されている。
【0025】高周波モータ34の上下両端には、所定の
間隔をおいて2つの第1磁気軸受36,36’が配設さ
れ、高周波モータ34のラジアル方向の位置を規制して
いる。第1磁気軸受36は、磁性体の環状部材37とコ
イル部材38とから構成されている。環状部材37はシ
ャフト35の周りに固定され、コイル部材38は、所定
の間隔をおいて環状部材37の周りに配設され、環状部
材37を吸引可能になっている。尚、第1磁気軸受3
6’も同様に磁性体の環状部材37’とコイル部材3
8’とから構成されている。
【0026】又、第1磁気軸受36の上方,第1磁気軸
受36’の下方には、所定の間隔をおいて夫々第2磁気
軸受39,39’が配設され、高周波モータ34の上下
方向の位置を規制している。第2磁気軸受39は、磁性
体の円盤40と2つのコイル部材41a,41bとから
構成されている。円盤40はシャフト35の周りに固定
され、コイル部材41a,41bは、所定の間隔をおい
て円盤40の上下両端に配設され、円盤40を吸引可能
になっている。尚、第2磁気軸受39’も同様に磁性体
の環状部材40’とコイル部材41a’,41b’とか
ら構成されている。
【0027】本発明の特徴部分であるモータ回転数制御
手段42は、温度調整器43aとインバータ42aとを
備えている。温度調整器43aは、冷凍搬送通路12内
を流れるガス状ヘリウムの温度T1,熱搬送通路13内
を流れるガス状ヘリウムの温度T2又は冷却すべき物体
15の温度T3を常時測定し、その測定結果をインバー
タ42aに伝達するものである。尚、詳しくは、温度T
1,T2,T3は、対応すべき箇所に取りつけられた測
定子(図示せず)により測定されている。
【0028】インバータ42a内には、例えば図3に示
すように、温度とモータ34の回転数の最適値との関係
がメモリされている。ここで、図3は、ガス状ヘリウム
の質量1g〜5g,搬送距離10m,冷凍搬送通路12
の内径12mm及び熱搬送通路13の内径12mmの時
の冷凍搬送通路12内を流れるガス状ヘリウムの温度T
1とモータ34の回転数の最適値との関係を示してい
る。
【0029】インバータ42aは、温度調整器43aに
より測定された測定温度T1に基づいて高周波モータ3
4の回転数を制御し、冷凍搬送通路12内を流れるガス
状ヘリウムの温度T1が所定値(130K)以上の場合
には、モータ34を高速一定回転(48000rpm)
で回転させ、所定値より低くなるに伴いモータ34の回
転数を徐々に下げるようになっている。尚、インバータ
42aは、測定温度T2,T3に基づいて高周波モータ
34の回転数を制御するものでもよい。
【0030】熱交換器30の周りにはヒータ44が配設
され、温度調整器43aにより駆動される。通常冷却す
べき物体15は、冷凍機11で発生する冷凍温度まで冷
却する場合が多いが、冷却すべき物体15を冷凍温度よ
りも少し高い温度に冷却したい場合には、温度調整器4
3aによりヒータ44が駆動されるようになっている。
尚、ヒータ44は、例えば、冷凍搬送通路12,熱搬送
通路13等の周りに配設されてもよく、循環通路106
の周りならばどこに配設してもよい。
【0031】上記の如く構成された物体冷却装置10の
作動について説明する。尚、冷却すべき物体15を冷凍
機11で発生する冷凍温度まで冷却する場合について考
える。
【0032】まず冷却すべき物体15を冷却するために
高周波モータ34によりインペラ32が回転してガス状
ヘリウムが冷凍搬送通路12〜熱交換部31〜熱搬送通
路13〜熱交換器30〜冷凍搬送通路12の循環回路1
06を循環する。ここで、熱交換器30にてガス状ヘリ
ウムが冷凍機11の膨張空間24内のヘリウムと熱交換
して冷却され、熱交換部31にてガス状ヘリウムが冷却
すべき物体15と熱交換して加熱される。従って、冷凍
が冷凍搬送通路12を介して冷却すべき物体15に搬送
されるので、冷却すべき物体15は冷却され始める。
【0033】次に、温度調整器43aにより測定された
冷凍搬送通路12内を流れるガス状ヘリウムの温度T1
又は熱搬送通路13内を流れるガス状ヘリウムの温度T
2又は冷却すべき物体15の温度T3に基づいてインバ
ータ42aが温度T1,T2,T3が所定温度になるま
で高周波モータ34を高速で一定回転させ、その結果、
インペラ32が高速で一定回転する。これにより、循環
回路106内でのガス状ヘリウムの循環流量が多くな
り、冷却すべき物体15が所定値まで急速に冷却され
る。
【0034】冷凍搬送通路12内を流れるガス状ヘリウ
ムの温度T1又は熱搬送通路13内を流れるガス状ヘリ
ウムの温度T2又は冷却すべき物体T3の温度が所定値
より低くなるに伴い、インバータ42aにより高周波モ
ータ34の回転数を徐々に低下させ、その結果、インペ
ラ32の回転数も徐々に減少する。これにより、温度T
1,T2,T3が低下するに伴いガス状ヘリウムの循環
流量が徐々に少なくなり、最終的には冷却すべき物体1
5が目標温度まで冷却される。このように、冷却すべき
物体15が目標温度に近づくに連れてガス状ヘリウムの
循環流量が少なくなるので、インペラ32の仕事による
発熱が抑制されて発熱の影響でガス状ヘリウムの温度が
上昇することはなくなる。
【0035】このように、第1実施例においては、ガス
状媒体の温度T1,T2又は冷却すべき物体の温度T3
を常時測定する温度調整器43aと、その測定結果に基
づいてモータ34の回転数を制御するインバータ42a
とを設けたので、冷却すべき物体15を短時間で且つ確
実に目標温度まで冷却できる。
【0036】又、高周波モータ34を採用し且つ磁気軸
受39,39’を設けたので、モータ34が高速回転可
能になり、循環流量が増大する。その結果、ガス状ヘリ
ウムの低圧化(9atm以下)を図ることができる。
【0037】又、熱交換器30の周りにヒータ44を設
け、ヒータ44を温度調整器43aにより制御したの
で、冷凍搬送通路12内のガス状ヘリウムの温度T1,
熱搬送通路13内のガス状ヘリウムの温度T2及び冷却
すべき物体15の温度T3が制御可能になる。
【0038】更に、GM冷凍機11を採用したので、装
置全体の低振動化及び長寿命化を図ることができる。
【0039】次に、図2を参照して第2実施例について
説明する。
【0040】図2は、本発明の第2実施例に係る物体冷
却装置の全体構成図である。尚、図1と同一な部分に
は、同一符号を付与した。
【0041】図2に示す物体冷却装置50は、2段のギ
フォードマクマホン冷凍機51(以下、GM冷凍機と称
する。)で発生する冷凍により冷却すべき物体15を冷
却するものである。物体冷却装置50は、GM冷凍機5
1と、循環通路107と、ポンプ手段14とを備えてい
る。
【0042】2段のGM冷凍機51は、所定温度(例え
ば略40K)の冷凍を発生する第1コールドヘッド10
8を有する第1冷凍部51aと、第1コールドヘッド1
08にて発生する冷凍温度よりも低い冷凍(例えば10
K)を発生する第2コールドヘッド109を有する第2
冷凍部51bとから構成されている。第1冷凍部51a
は、コンプレッサ54を備えており、その上流側は冷却
器55及び吐出弁56を介して大径シリンダ58内に形
成された空間59に連通可能になっており、下流側は、
吸入弁57を介して空間59に連通可能になっている。
大径シリンダ58内には、内部に第1蓄冷器61を有す
る段付状の大径ピストン60が上下方向に摺動可能に配
設され、上方にて第1膨張空間62を形成している。大
径ピストン60は、可動部材63に固着され、ロッド6
4を介して駆動手段(図示せず)に連結されるようにな
っている。尚、大径ピストン60の外周と大径シリンダ
58との間には、ピストンリング65が配設されてい
る。
【0043】前述の空間59は、可動部材63内に形成
された連通路66を介して常時第1蓄冷器61に連通し
ており、第1蓄冷器61は、大径ピストン60に形成さ
れた通路67を介して第1膨張空間62に常時連通して
いる。ここで、大径ピストン60の上部に溝68が形成
され、常時第1膨張空間62に連通している。尚、GM
冷凍機51内には、ヘリウム等の作動流体(以下、ヘリ
ウムと称する。)が封入されている。
【0044】コンプレッサ54により圧縮された高温高
圧ヘリウムガスが冷却器55にて外部(例えば水)と熱
交換して冷却し、吐出弁56を開放すると、空間59に
供給される。このヘリウムガスは、連通路66を介して
第1蓄冷器61に導入され、第1蓄冷器61内で熱が奪
われて冷却され、通路67を介して第1膨張空間62に
供給される。その結果、第1膨張空間62で例えば略4
0Kの冷凍が発生する。
【0045】第2冷凍部51bは、第1冷凍部51aの
大径シリンダ58よりも小径のシリンダ69を備えてお
り、小径シリンダ69内には、大径ピストン60よりも
小径のピストン70が図示上下方向に摺動自在に配設さ
れ、上方にて第2膨張空間72を形成している。小径ピ
ストン70の下端には、可動部材73が固定され、可動
部材73内には、常時溝68に連通する連通路75が形
成されている。尚、小径ピストン70と小径シリンダ6
9との間には、ピストンリング74が配設されている。
小径ピストン70内には、第2蓄冷器71が配設され、
第2蓄冷器71は、連通路75及び溝68を介して第1
膨張空間62に常時連通すると共にピストン70の上方
に形成された通路76を介して第2膨張空間72に常時
連通している。
【0046】第1膨張空間62内のヘリウムは、溝68
及び連通路75を介して第2蓄冷器71に導入され、第
2蓄冷器71内で熱が奪われて更に冷却されて通路76
を介して第2膨張空間72に供給される。その結果、第
2膨張空間72で例えば略10Kの冷凍が発生する。
【0047】前述の循環通路107は、冷凍搬送通路5
2,熱交換部31,熱搬送通路53,第1熱交換器7
7,通路79及び第2熱交換器78から構成されてい
る。第1熱交換器77は第1コールドヘッド108に熱
接触し、第2熱交換器78は第2コールドヘッド109
に熱接触している。第1熱交換器77は、通路79を介
して第2熱交換器78に連通しており、第2熱交換器7
8は、冷凍搬送通路52を介して冷却すべき物体15に
熱接触させた熱交換部31に連通しており、熱交換部3
1は、熱搬送通路53に連通している。尚、冷凍搬送通
路52の途中には、第1実施例と同一のポンプ手段14
が配設されている。熱搬送通路53は、第1通路(電磁
弁上流側に位置する通路)53a,第2通路53b及び
第3通路53cから構成されている。第1通路53a
は、分岐部100を介して第2通路53bと第3通路5
3cとに分岐している。第2通路53bは、第1熱交換
器77と連通しており、第3通路53cは、第2熱交換
器78と連通している。尚、循環通路107内には、ガ
ス状ヘリウム等のガス状媒体(以下、ガス状ヘリウムと
称する。)が封入されている。
【0048】分岐部100には、通路切換弁(電磁弁)
101が配設され、この切換弁101は制御手段105
aにより制御される。切換弁101は、図示上下方向に
移動可能な弁体102を備えており、弁体102が第1
弁座103に着座している時には、第1通路53aが第
2通路53bと連通し、弁体102が第2弁座104に
着座している時には、第1通路53aが第3通路53c
と連通するようになっている。尚、第2通路53b,第
3通路53cの内何れかの一方の通路が第1通路53a
と連通している時は、他方の通路と第1通路53aとの
連通が遮断されている。
【0049】第2実施例におけるモータ回転数制御手段
105は、前述の制御手段105aと、インバータ42
aとから構成されている。制御手段105aは、冷凍搬
送通路52内を流れるガス状ヘリウムの温度T1’又は
熱搬送通路53内を流れるガス状ヘリウムの温度T2’
又は冷却すべき物体15の温度T3’を常時測定し、そ
の情報をインバータ42aに伝達するものである。又、
制御手段105aは、冷凍搬送通路52内を流れるガス
状ヘリウムの温度T1’又は熱搬送通路53内を流れる
ガス状ヘリウムの温度T2’又は冷却すべき物体15の
温度T3’の測定結果に基づいて前述の切換弁101を
開閉制御するようになっている。つまり、ガス状ヘリウ
ムの温度T1’(又はT2’)又は冷却すべき物体15
の温度T3’が第1コールドヘッド108の冷凍温度以
上の場合には、切換弁101の弁体102を第1弁座1
03に着座せしめ、第1コールドヘッド108の冷凍温
度より低くなると、弁体102を第2弁座104に着座
せしめる。ここで、制御手段105aは、必ずしもモー
タ回転数制御手段105内に設ける必要はなく、外部に
設けてもよい。尚、インバータ42aは、第1実施例の
ものと同一構成及び機能であるので、その説明は省略す
る。
【0050】尚、循環通路107の周りに第1実施例と
同様なヒータを配設してもよい。
【0051】上記の如く構成された物体冷却装置50の
作動について説明する。尚、冷却すべき物体15を第2
冷凍機51bで発生する冷凍温度まで冷却する場合につ
いて考える。
【0052】まず冷却すべき物体15を冷却するために
高周波モータ34によりインペラ32が回転する。この
時、制御手段105aにより切換弁101の弁体102
が第1弁座103に着座しているので、ガス状ヘリウム
が冷凍搬送通路52〜熱交換部31〜熱搬送通路53の
第1通路53a〜熱搬送通路53の第2通路53b〜第
1熱交換器77〜通路79〜第2熱交換器78〜冷凍搬
送通路52と循環する。ここで、第1熱交換器77にて
ガス状ヘリウムが第1冷凍機51aの膨張空間62内の
ヘリウムと熱交換して冷却され、熱交換部31にてガス
状ヘリウムが冷却すべき物体15と熱交換して加熱され
る。従って、冷凍が冷凍搬送通路52を介して冷却すべ
き物体15に搬送されるので、冷却すべき物体15は冷
却され始める。
【0053】次に、制御手段105aが冷凍搬送通路5
2内を流れるガス状ヘリウムの温度T1’又は熱搬送通
路53内を流れるガス状ヘリウムの温度T2’又は冷却
すべき物体の温度T3’の測定結果に基づいて温度T
1’,T2’,T3’が所定温度になるまで高周波モー
タ34を高速で一定回転させ、その結果、インペラ32
が高速で一定回転する。これにより、循環回路107内
でのガス状ヘリウムの循環流量が多くなり、冷却すべき
物体15が所定値まで急速に冷却される。
【0054】温度T1’,T2’,T3’が所定値より
低くなるに伴い、インバータ42aにより高周波モータ
34の回転数が徐々に減少し、インペラ32の回転数も
徐々に減少する。これにより、温度T1’,T2’,T
3’が低下するに伴いガス状ヘリウムの循環流量が徐々
に少なくなり、最終的には冷却すべき物体15が目標温
度まで冷却される。このように、冷却すべき物体15が
目標温度に近づくに連れてガス状ヘリウムの循環流量が
少なくなるので、インペラ32の仕事による発熱が抑制
されて発熱の影響でガス状ヘリウムの温度が上昇するこ
とはなくなる。
【0055】このように、ガス状ヘリウムの温度に応じ
てモータ34の回転数を制御する制御手段105を設け
たので、冷却すべき物体15を短時間で且つ確実に目標
温度まで冷却できる。
【0056】ここで、ガス状ヘリウムの温度T1’,T
2’又は冷却すべき物体15の温度が第1コールドヘッ
ド108の冷凍温度以上の場合には、制御手段105a
により切換弁101の弁体102が第1弁座103に着
座するので、熱搬送通路53の第1通路53a内のガス
状ヘリウムは、第2通路53bを介して第1熱交換器7
7に導入され、第1コールドヘッド108の冷凍と熱交
換して冷却する。従って、冷却すべき物体15は、第1
コールドヘッド108の冷凍温度まで急速に冷却され
る。
【0057】一方、ガス状ヘリウムの温度T1’,T
2’又は冷却すべき物体15の温度が第1コールドヘッ
ド108の冷凍温度より低くなると、制御手段105a
により切換弁101の弁体102が第2弁座104に着
座するので、熱搬送通路53の第1通路53a内のガス
状ヘリウムは、第2通路53cを介して第2熱交換器7
7に導入され、第2コールドヘッド109の冷凍(略1
0K)と熱交換して冷却する。この時、熱搬送通路53
の第1通路53a内のガス状ヘリウムは、第1熱交換器
77に導入されないので、ガス状ヘリウムが温度上昇す
ることなく冷却すべき物体15の冷却能力が向上する。
【0058】このように、第2実施例においては、2段
の冷凍機を用い、ガス状ヘリウムを第1冷凍部51aの
第1コールドヘッド108又は第2冷凍部51bの第2
コールドヘッド109の少なくとも一方で発生する冷凍
と選択的に熱交換させたので、冷却すべき物体15を短
時間で且つ効率良く冷却することが可能になる。
【0059】尚、第1及び第2実施例においては、GM
冷凍機を採用しているが、本発明においてはこれに限定
される必要は全くなく、冷凍を発生する冷凍機(例え
ば、スターリング冷凍機,パルス管冷凍機等)であれば
何でもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明は、以下の如く効果を有
する。
【0061】冷却すべき物体を短時間で且つ確実に目標
温度まで冷却できる。
【0062】請求項2の発明は、以下の如く効果を有す
る。
【0063】冷却すべき物体を更に短時間で且つ効率良
く冷却することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る物体冷却装置の全体構成図で
ある。
【図2】第2実施例に係る物体冷却装置の全体構成図で
ある。
【図3】第1実施例に係る冷凍搬送通路内のガス状ヘリ
ウムの温度とモータ回転数の最適値との関係を示すグラ
フである。
【図4】従来技術に係る物体冷却装置の全体構成図であ
る。
【符号の説明】
10.50 物体冷却装置 11,51 ギフォードマクマホン冷凍機(冷凍機) 14 ポンプ手段 15 冷却すべき物体 32 インペラ 34 高周波モータ(モータ) 42a インバータ 43a 温度調整器 42,105 モータ回転数制御手段 51 冷凍機 51a 第1冷凍部 51b 第2冷凍部 52 冷凍搬送通路 53 熱搬送通路 77 第1熱交換器 78 第2熱交換器 102 通路切換弁(電磁弁) 105a 制御手段 106,107 循環通路 108 第1コールドヘッド 109 第2コールドヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 9/14 530 F25B 9/14 510

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍機と、 一部分で前記冷凍機と熱接触し且つ他部分で冷却すべき
    物体と熱接触するように前記冷凍機と前記冷却すべき物
    体とを繋ぎ、内部にガス状媒体が封入される循環通路
    と、 前記循環通路の途中に配設されたインペラと、前記イン
    ペラを駆動するモータとを有し、前記ガス状媒体を前記
    循環通路内に循環させるポンプ手段とを備えた物体冷却
    装置において、 前記ガス状媒体の温度又は前記冷却すべき物体の温度を
    常時測定し、その測定結果に基づいて前記モータの回転
    数を制御するモータ回転数制御手段とを備え、 前記モータ回転数制御手段は、前記ガス状媒体の温度又
    は前記冷却すべき物体の温度が所定値以上の場合には、
    前記モータを高速一定回転で回転させ、所定値より低く
    なるに伴い前記モータの回転数を徐々に下げることを特
    徴とする物体冷却装置。
  2. 【請求項2】 所定温度の冷凍を発生する第1コールド
    ヘッドを有する第1冷凍部と、前記第1コールドヘッド
    にて発生する冷凍温度よりも低い冷凍を発生する第2コ
    ールドヘッドを有する第2冷凍部とから成る2段冷凍機
    と、 前記第1コールドヘッドと熱接触する第1熱交換器と、
    前記第2コールドヘッドと熱接触する第2熱交換器と、
    前記2段冷凍機にて発生する冷凍を冷却すべき物体に搬
    送する冷凍搬送通路と、前記冷凍搬送通路に常時連通し
    前記冷却すべき物体が放出する熱を前記2段冷凍機に搬
    送する熱搬送通路とを有し、内部にガス状媒体が封入さ
    れた循環通路と、 前記循環通路の途中に配設されたインペラと、前記イン
    ペラを駆動するモータとを有し、前記ガス状媒体を前記
    循環通路内に循環させるポンプ手段と、 前記熱搬送通路の途中に配設された電磁弁と、 前記循環通路内のガス状媒体の温度又は前記冷却すべき
    物体の温度を常時測定し、その測定結果に基づいて前記
    ガス状媒体の温度又は前記冷却すべき物体の温度が前記
    第1コールドヘッドの冷凍温度以上の場合には、前記熱
    搬送通路の前記電磁弁上流側に位置する通路を前記第1
    熱交換器に連通させるように前記電磁弁を駆動し、前記
    第1コールドヘッドの冷凍温度より低い場合に前記熱搬
    送通路の前記電磁弁上流側に位置する通路を前記第2熱
    交換器に連通させるように前記電磁弁を駆動する制御手
    段とを備えたことを特徴とする物体冷却装置。
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