JP3366462B2 - エンジンルーム内換気装置 - Google Patents

エンジンルーム内換気装置

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JP3366462B2
JP3366462B2 JP23137794A JP23137794A JP3366462B2 JP 3366462 B2 JP3366462 B2 JP 3366462B2 JP 23137794 A JP23137794 A JP 23137794A JP 23137794 A JP23137794 A JP 23137794A JP 3366462 B2 JP3366462 B2 JP 3366462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンバインにおけるエン
ジンルーム内換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来コンバインは、前処理装置の後方右
側に座席を配置し、座席の下部にエンジンを配置してい
る。そしてエンジンのマフラーはエンジンの後部に配置
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のも
のによると排気が悪くエンジンルーム後部の表面温度が
高くなるという欠点がある。そこで本発明はエンジンル
ーム後部の表面温度が高くならないエンジンルーム内換
気装置をうることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するため、次のようなエンジンルーム内換気装
置を提供するものである。すなわち、コンバインにおけ
るエンジンのマフラーをエンジン後部に設け、かつ唐箕
の動力を脱穀部の右側から入力するものであって、エン
ジン左下部に配置された唐箕プーリのスポークにリード
角をつけて送気ファンを構成し、これによってマフラー
部に冷却風を吹きつけてマフラー周辺の熱気を排出する
ように構成したエンジンルーム内換気装置を第1発明と
し、第2発明としてコンバインにおけるエンジンのマフ
ラーをエンジン後部に設け、かつ唐箕の動力を脱穀部の
右側から入力するものであって、エンジン左下部に配置
された唐箕プーリにファンプレートを設けて吸気ファン
を構成すると共にプーリカバー兼用のファンダクトを設
け、これによってマフラー周辺の熱気を吸気して外部に
排出するように構成したエンジンルーム内換気装置であ
る。
【0005】
【作用】エンジン左下部に配置され、かつ脱穀部の右側
から動力を入力して駆動される唐箕のプーリに送気ファ
ン又は吸気ファンを構成してマフラー周辺の熱気を送気
又は吸気して外部に排出するように構成したものであ
る。
【0006】
【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。第
1発明はコンバインにおけるエンジンのマフラーをエン
ジン後部に設け、かつ唐箕の動力を脱穀部の右側から入
力するものであって、エンジン左下部に配置された唐箕
プーリのスポークにリード角をつけて送気ファンを構成
し、これによってマフラー部に冷却風を吹きつけてマフ
ラー周辺の熱気を外部に排出するように構成したエンジ
ンルーム内換気装置であって、図1、図2、図3に示す
ものがその実施例図である。(1)はエンジンルームで
あって、(2)はこのエンジンルーム(1)に配置され
たエンジンであり、この後方にマフラー(3)がある。
(4)は唐箕プーリであってこのスポークにリードをつ
けて送気ファン(5)を形成している。エンジンルーム
(1)にはプーリカバー兼用の風向板(6)を設けてあ
り、図3に示すようにエンジンルーム右側部をテーパー
形状(7)を形成し、送気ファン(5)からの送気をエ
ンジンルーム(1)の上方後面に設けた目抜穴(8)よ
り排出し、エンジンルームの熱気を外部に排気するよう
になっている。以上の如く唐箕プーリ(4)に送気ファ
ン(5)を形成していることにより脱穀作動中はマフラ
ー(3)部に風を吹きつけてマフラー(3)周辺の温度
を下げエンジンルーム(1)内の表面温度を下げること
ができる。その際送気ファン(5)によって送気された
冷却風は風向板(6)によってエンジンルーム内に誘導
されエンジンルーム右側部のテーパー部(7)で上方へ
熱気を逃し目抜孔(6)から外部に排気できる。そして
風向板(6)をプーリカバーと兼用とすることにより軽
量コンパクトなものがえられ、低コスト化を図ることが
できるのみならず、前述したエンジンルーム内のテーパ
ー形状により風の流れがスムーズになってファン効率が
アップできる。
【0007】第2発明はコンバインにおけるエンジンの
マフラーをエンジン後部に設け、かつ唐箕の動力を脱穀
部の右側から入力するものであって、エンジン左下部に
配置された唐箕プーリにファンプレートを設けて吸気フ
ァンを構成すると共にプーリカバー兼用のファンダクト
を設け、これによってマフラー周辺の熱気を外部に排出
するように構成したエンジンルーム内換気装置であっ
て、図4、図5はその実施例である。(1)はエンジン
ルームであり、(2)はエンジンであってエンジン
(2)の後部にマフラー(3)がある。唐箕プーリ
(4)にはファンプレート(9)があって吸気ファンを
構成し、プーリカバー兼用のファンダクト(10)でカ
バーされている。脱穀部が作動中はエンジンルーム
(1)内とくにマフラー(3)周辺の熱気を矢印の如く
後方に排出するようになっている。このものによればマ
フラー周辺の熱気を排出するのに新たなファンを設けな
くともよいので軽量コンパクトなものがえられ、低コス
トが図れる。又、ファンダクトがプーリカバーと兼用の
ため、更に軽量コンパクトで低コストのものがえられ
る。何れにしてもマフラー周辺の熱気を後方へ排出する
ことができるのでエンジンルーム後部の表面温度を下げ
ることができる。
【0008】以上のような唐箕プーリに送気ファン、又
は吸気ファンを設置する前提条件となる (1)コンバインのマフラーをエンジン後部に設ける。 (2)唐箕の動力を脱穀部の右側から入力する。 以上(1)(2)を備えたコンバインを図6、図7に基
づいて説明する。分草板、引起装置、刈取装置、搬送装
置を備えた前処理装置(A)の後方に脱穀部(11)が
クローラ(24)上に搭載されており、脱穀部(11)
の右側に座席(12)が設けられ座席(12)の下方に
エンジン(2)がエンジンルーム(1)内に設けられて
いる。エンジンのマフラー(3)はエンジン(2)の後
方に設けられており、エンジン(1)のプーリ(15)
からベルト(14)を介して脱穀部(11)の駆動プー
リ(13)が駆動され、プーリ(13)と同軸上のプー
リ(16)からベルト(17)を介して唐箕プーリ
(4)が駆動され、これに前記した送気ファン、又は吸
気ファンが設けられている。したがって唐箕(18)の
軸(19)の動力は脱穀部(11)の右側から入力する
ことになる。又、唐箕プーリ(4)から唐箕軸(19)
が駆動され、その左側端のプーリ(25)からプーリ
(21)を介してベルト(20)で1番樋の横送りコン
ベア(22)と2番樋の横送りコンベア(23)が駆動
される。
【0009】以上何れにしても本発明はコンバインのマ
フラーをエンジンの後部に設けると共に、唐箕の動力を
脱穀部の右側から入力エンジン左下部の唐箕プーリに送
気ファン又は吸気ファンを設けたことを特徴とするもの
で、好ましい実施態様としては唐箕プーリのスポークに
リード角をつけて送気ファンを構成すると共にプーリカ
バー兼用の風向板を設け、かつ送気ファンの送気方向に
対向するエンジンルーム壁にテーパー部を設け、この上
方のエンジンルームに目抜穴を設けたエンジンルーム内
換気装置であり、又、コンバインのマフラーをエンジン
の後部に設けると共に唐箕の動力を脱穀部の右側から入
力してエンジン左下部の唐箕プーリにアンプレートを設
けて吸気ファンを構成すると共にプーリカバー兼用のフ
ァンダクトを設けてなるエンジンルーム内換気装置であ
る。これらによって軽量コンパクトで低コストのもので
マフラー周辺の熱気を吸排気することができてエンジン
ルーム後部の表面温度を下げることができる目的を達成
できる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば唐箕駆動プーリに送気フ
ァン、又は吸気ファンを設けることによってエンジンル
ームの熱気を外部げ逃がすことができてエンジンルーム
後部の表面温度が高くならないエンジンルーム換気装置
をうることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面からみた第1実施例の説明図
【図2】同上の正面からみた説明図
【図3】同上の側面からみた説明図
【図4】本発明の平面からみた第2実施例の説明図
【図5】同上の正面図
【図6】コンバインの正面図
【図7】同上の平面図
【符号の説明】
1 エンジンルーム 2 エンジン 3 マフラー 4 唐箕プーリ 5 送気ファン 6 プーリカバー兼用の風向板 7 テーパー部 8 目抜穴 9 吸気ファン 10 プーリカバー兼用ファンケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 41/12 A01F 12/48 B60K 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンバインにおけるエンジンのマフラー
    をエンジン後部に設け、かつ唐箕の動力を脱穀部の右側
    から入力するものであって、エンジン左下部に配置され
    た唐箕プーリのスポークにリード角をつけて送気ファン
    を構成し、これによってマフラー部に冷却風を吹きつけ
    てマフラー周辺の熱気を排出するように構成したエンジ
    ンルーム内換気装置。
  2. 【請求項2】 コンバインにおけるエンジンのマフラー
    をエンジン後部に設け、かつ唐箕の動力を脱穀部の右側
    から入力するものであって、エンジン左下部に配置され
    た唐箕プーリにファンプレートを設けて吸気ファンを構
    成すると共にプーリカバー兼用のファンダクトを設け、
    これによってマフラー周辺の熱気を吸気して外部に排出
    するように構成したエンジンルーム内換気装置。
JP23137794A 1994-09-27 1994-09-27 エンジンルーム内換気装置 Expired - Fee Related JP3366462B2 (ja)

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