JP3366329B2 - マイクロプロセッサの作動法 - Google Patents
マイクロプロセッサの作動法Info
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Description
ッサの作動法に関する。WO/9102302からマイクロプロセ
ッサ用のウェイクアップ回路装置が公知である。このウ
ェイクアップ回路装置は、外部信号によって非作動状態
にスイッチングされていたマイクロプロセッサを再び作
動状態にスイッチングする。ここではそれぞれの入力信
号に対して、別個の入力回路が必要である。これらの入
力回路は、個々の入力側を相互にデカップリングし、か
つ入力側に対してそれぞれ定められた負荷を保証する。
態から作動状態に切り換え可能なマイクロプロセッサの
作動法であって、殊に簡単に実施可能な作動法を提供す
ることである。
決される。
点を有し、しかも少数の部品しか必要としない。非作動
状態に移行した場合にはその都度、所定の時間の経過後
に入力側に作動化信号を供給するという手段により、偶
発的にしか発生せず、これに相応してまれにしか処理さ
れない入力信号に応じて、マイクロプロセッサが規則的
に応動することが保証される。非作動状態への移行は、
例えばプログラム制御によって実行され、マイクロプロ
セッサのスタンバイ時における電流消費は低減される。
電流消費を低減することはバッテリーによって給電され
る装置では殊に重要である。
の時間は、待ち受ける入力信号に適合させる必要があ
る。
に実施できる。このタイマーは非作動状態に移行した時
に、マイクロプロセッサからスタート信号を受信し、該
タイマーは所定の時間の経過後に作動化信号をマイクロ
プロセッサに出力するのである。本発明ではこのために
マイクロプロセッサの端子を介してコンデンサを、作動
状態中は電流で充電し、非作動状態中は放電させる。こ
こで前記の作動化信号をこのコンデンサから取り出す。
この方法では、コンデンサの充電電流と放電電流とが通
流するマイクロプロセッサの端子は、非作動状態ではこ
の機能を保持することだけを保証すればよい。またここ
ではマイクロプロセッサの1つの端子を介してコンデン
サを充電し、マイクロプロセッサの別の端子を介してそ
のコンデンサを放電する。このようにすることの利点
は、このコンデンサを、マイクロプロセッサの作動状態
中には迅速に充電し、非作動状態中には比較的緩慢に放
電することができることである。この手段は、例えば作
動状態が非作動状態に比べてわずかしか短くない場合に
重要である。この場合に非作動状態に対する所定の時間
は、作動状態に対する時間と比べて比較的長くすること
が可能である。本発明は、マイクロプロセッサの端子と
コンデンサとの間にそれぞれオーム抵抗を設ける場合に
は殊に簡単に実施可能である。ここで充電電流に作用す
る抵抗の値は、放電電流に作用する抵抗の値よりも小さ
くする。
求項と以下の説明に記載されている。
セッサを有するブロック回路図を示している。このマイ
クロプロセッサに本発明の方法を適用する。
むマイクロプロセッサ10を示す。マイクロプロセッサ10
はさらに給電用の端子13,14ならびに割り込み入力用の
端子15を有する。
含む。この外部端子17を介して入力信号18も、マイクロ
プロセッサ10から出力される出力信号19も案内される。
ー22へ送出する。タイマー22それ自体は出力信号23を割
り込み端子15に送出する。タイマー22は少なくとも、給
電端子13,14の一方へ接続されている。
する部品を含む。そのためこれらの部品は第2図におい
て第1図におけるのと同じ参照符号を有する。
は、それぞれオーム抵抗26,27と接続されている。端子2
4を介して出力信号28が送出され、端子25へは入力信号2
9が導かれる。抵抗26,27は、給電端子14と接続されてい
るコンデンサ30へ接続されている。割り込み端子15はコ
ンデンサ30に接続されている。
ロック回路図を用いて説明する: 第1図に示したマイクロプロセッサ10は、プログラム
制御される信号処理装置である。この信号処理装置には
例えばプログラムメモリ11が組み込まれている。入出力
部12は端子16,20を含んでおり、これらの端子はプログ
ラムに依存して入力端子としてまたは出力端子として切
り換え可能である。外部端子17と接続されている端子16
は例えば入力信号を受信可能であり、さらに出力信号19
を送出可能でもある。マイクロプロセッサ10の使用に依
存して、マイクロプロセッサ10を、必ずしも常に作動状
態におく必要がないようにできる。特定の数機種のマイ
クロプロセッサ10、例えばモトローラ社のMC68HC04P3
は、エネルギーを節約する非作動状態をとることができ
る。非作動状態への移行は、例えばプログラムメモリ11
にファイルされたプログラムにより制御可能である。さ
らに二、三の機種のマイクロプロセッサでは別個の入力
側を介して、非作動状態を入力信号によりトリガするこ
とができる。エネルギーを節約するマイクロプロセッサ
の非作動状態は、バッテリー駆動型の装置では殊に重要
である。この種の適用としては例えば自動車がある。自
動車は、少なくとも内燃機関が遮断されている時には、
バッテリーによって電気的エネルギーが供給されてい
る。内燃機関の遮断状態において、マイクロプロセッサ
10を含む、場合によっては設けられている警報装置また
は例えば中央ロック装置は、さらに電気エネルギーを必
要とする。しかしこのような場合にもマイクロプロセッ
サ10の作動が必要とされるのは、例えば外部端子17を介
して、例えば中央ロック装置の信号発生器から送信され
た入力信号18を入出力部12の端子16において受信した場
合だけである。プログラムメモリ11の中にファイルされ
ている所定のプログラムを処理した後には、マイクロプ
ロセッサ10を非作動状態に切り換えできる。何故なら
ば、作動時間は例えばマイクロ秒の範囲であり、後続の
作動休止時間は例えばミリ秒、または秒の範囲またはそ
れ以上の範囲であるからである。そのため従来技術では
マイクロプロセッサ10は接続線路を介して、このマイク
ロプロセッサ10を作動状態に切り換えるサブシステムと
接続されている。入力信号が複数の場合には例えばOR結
合するかまたは場合によって個々の線路をそれぞれデカ
ップリングする必要がある。コストを上昇させるこのよ
うな比較的繁雑な構成は、本発明の方法によって回避す
ることが可能である。本発明では、マイクロプロセッサ
10が非活動状態に移行した場合には、所定の時間の後に
割り込み端子15に作動化信号が供給される。ここで前提
としているのは、マイクロプロセッサ10が割り込み入力
側15を介して作動状態にスイッチングできることであ
る。
設けられている。このタイマー22はこの作動化信号を出
力信号23として送信する。マイクロプロセッサ10は、プ
ログラムメモリ11にファイルされたプログラムを処理し
た後、端子20を介して出力信号21をタイマー22に送信す
る。続いてマイクロプロセッサ10は非作動状態に移行す
る。出力信号21は、タイマー22に対するスタート信号で
あり、このタイマー22は所定の時間の経過後に作動化信
号23を送信する。この所定の時間は、マイクロプロセッ
サ10を含む装置の最小応動時間に適合させる必要があ
る。外部端子17に入力信号18が、不規則な間隔ではある
が所定の最小持続時間で現れる場合には、この信号を確
実に検出できるように、タイマー22の時間を前記の信号
最小持続時間よりも小さく設定する。所定の時間が経過
した後に、マイクロプロセッサ10は作動状態に切り換わ
る。外部端子17において応動すべき信号が検出されない
限りは、マイクロプロセッサ10は再び直ちにタイマー22
に対するスタート信号を送信する。タイマー22としては
例えば単安定なマルチバイブレータが適している。単安
定マルチバイブレータは、完成品(例えば型番CD4047)
として入手可能である。
用いて説明する。この方法では、図1に示したタイマー
22は、抵抗26とコンデンサ30とによって置き換えられて
いる。マイクロプロセッサ10の入出力部12は、マイクロ
プロセッサ10が作動状態中には、端子24を介する出力信
号28としての充電電流を、抵抗26を介してコンデンサ30
に送出する。コンデンサ30は、例えばマイクロプロセッ
サ10の給電端子13に現れている電位と同じ電位に充電さ
れる。充電時間は抵抗26の値、電流ならびにコンデンサ
30のキャパシタンスによって設定される。マイクロプロ
セッサ10が非作動状態に移行した場合には、出力側24は
入力側として切り換えられる。ここではコンデンサ30は
同じ抵抗26を介して放電される。放電時間もまた抵抗2
6、電流ならびにコンデンサ3のキャパシタンスによっ
て設定される。この構成によってマイクロプロセッサ1
の作動状態と非作動状態の最小の比1:1が得られる。こ
こではさらに端子25に接続された抵抗27が設けられてい
る。マイクロプロセッサ10の作動状態中にはコンデンサ
30は、出力側として切り換えられている端子24を介して
充電される。非作動状態に移行した場合には、端子25は
入力側として切り換えられ、コンデンサ30は抵抗27を介
して放電される。充電抵抗26とは別個の放電抵抗27を使
用することによって、充電時間および放電時間を相互に
無依存に設定することができ、殊に有利である。これに
よって比較的短い作動状態の後に、コンデンサ30を充電
することができ、非作動状態中には比較的緩慢に放電す
ることができる。充電電流および放電電流は主として抵
抗26,27によって、動作電圧との関係において設定され
る。
Claims (2)
- 【請求項1】入力側(15)における作動化信号(23)に
より非作動状態から作動状態へ切り換え可能なマイクロ
プロセッサ(10)を作動させる方法であって、 前記作動化信号(23)を、給電端子(14)に接続されて
いるコンデンサ(30)において取り出し、 該コンデンサ(30)はタイマーの一部分であり、 該タイマーは、さらに充電抵抗(26)と放電抵抗(27)
とを含む形式の、マイクロプロセッサを作動させる方法
において、 前記の充電抵抗(26)および放電抵抗(27)は、前記マ
イクロプロセッサ(10)の端子(24,25)にそれぞれ接
続されており、ここで該端子は当該マイクロプロセッサ
(10)の入力/出力部(12)の構成部分であり、 充電電流が、出力信号(28)として端子(24)を介し前
記充電抵抗(26)を介して前記コンデンサ(30)に出力
され、 放電電流が、前記コンデンサ(30)から前記放電抵抗
(27)を介し入力信号(29)として別の端子(25)に供
給され、 前記マイクロプロセッサ(10)の作動状態中、出力側と
して切り換えられる前記端子(24)と、前記充電抵抗
(26)とを介して前記コンデンサ(30)を前記充電電流
(28)によって充電し、 前記マイクロプロセッサ(10)が非作動状態に移行した
際には前記の別の端子(25)を入力側として切り換え
て、前記放電抵抗(27)を介して前記コンデンサ(30)
を前記放電電流(29)によって放電することを特徴とす
る、 マイクロプロセッサの作動方法。 - 【請求項2】マイクロプロセッサ(10)の端子(24,2
5)とコンデンサ(30)との間にオーム抵抗(26,27)を
設け、 充電抵抗(26)の値を放電抵抗(27)の値よりも小さく
した、 請求の範囲1記載の方法。
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