JP3365243B2 - 光電式煙感知器 - Google Patents
光電式煙感知器Info
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Description
関する。
天井等に設置されるものであるが、近年、小型化、薄型
化が図られている。
器には、その電気回路部分として、発光回路、受光回
路、増幅回路、CPU回路、記憶回路、送受信回路等の
多くの回路が必要であり、これらの回路を一枚のプリン
ト基板に収納する場合が多い。そのためプリント基板の
面積を小さくするには限界があった。
等が望まれており、プリント基板の外周端部と、ボディ
又はカバーの内壁との間の寸法が小さくならざるを得な
くなっている。また前記CPU回路等の機能を内装する
チップマイコンも、前記内壁と近接して配置しなければ
ならない場合が生じていた。
ー20の外郭の当接面が、プリント基板31の高さ位置
と合致する場合には、ハウジング2の外からの手指等に
よる静電気が、前記当接面の隙間からプリント基板31
に飛来し、チップマイコン35まで到達すると、チップ
マイコン35の内部回路が破壊したり、一部機能が不具
合となってしまうことがあった。その対策としてボディ
10とカバー20の当接部に接着剤を塗布して隙間を無
くするする方法があるが、接着剤を当接部全周にわたっ
て隙間なく行き渡らすことはことは難しく、わずかでも
隙間があると静電気は侵入することがあった。また、接
着剤を使用すると、解体の必要があるときに解体が容易
でないという問題があった。
なされたもので、その目的とするところは、ハウジング
が小型・薄型であり、かつ静電気に対する内部回路保護
を施した光電式煙感知器を提供することにある。
めに、請求項1記載の発明では、ボディとカバーとでハ
ウジングを構成し、前記ハウジング内にプリント基板を
配設する光電式煙感知器であって、ボディとカバーの当
接部は、ボディとカバーとが相互に重なり合う重合部と
し、プリント基板の端部を、前記重合部に近接して配設
する。
ボディ中央の窪部に配設し、ボディとカバーとの当接部
は、前記ボディの窪部周縁の突出縁内に、カバーの突出
縁が内挿することによって、ボディとカバーとが相互に
重なり合う重合部を形成し、前記重合部の高さ位置と略
同位置にプリント基板を配設する。
とでハウジングを構成し、前記ハウジング内にプリント
基板を配設する光電式煙感知器であって、ボディとカバ
ーとの当接部に近接してプリント基板を配設し、前記プ
リント基板にはチップマイコンを実装するとともに、チ
ップマイコンとプリント基板端部との間に、ダミーパタ
ーンを形成する。
を、火災受信機への信号線に電気接続する。
の表面にレジストを形成するとともに、チップマイコン
の端子に近接する部分は、レジストを形成しない。
に基づいて詳細に説明する。なお、従来例と実質的に同
じ機能を有する部材には同じ符号を付してある。
は、ボディ10と、カバー20とでハウジング2を構成
し、このハウジング2内に、プリント基板ユニット3
0、光学室台ユニット50を内装する。前記プリント基
板ユニット30は、ボディ10の中央に設けた円形の窪
部11に配設され、端子12、12に電気接続される。
端子12、12は感知器ベース(図示せず)の端子に接
続され、火災受信機4へ電気接続されるものである。3
1はプリント基板、32は煙検知用の発光素子、33は
動作確認灯、41は動作確認灯33を外部へ導く導光
材、37は電子部品、38は発光素子32を固定しかつ
視野を限定する補助部品である。51はプリズムであ
り、発光素子32からの光をプリント基板ユニット30
側に設けた受光素子(図示せず)へ導くものである。5
2は遮光壁である。
10の前記窪部11の周縁13は、ボディ10の外郭1
4の延長として、突出縁15を円周状に突出して形成し
ている。一方、カバー20には、カバー20の係合側端
部において、カバー20の肉厚よりも薄肉とした突出縁
22を円周状に形成している。
に、カバー20の突出縁22が内挿かつ係合し、突出縁
15と突出縁22が重なりあって重合部3を形成してい
る。この重合部3は、電気的な沿面距離を確保するため
に設けたものである。そして図1に示すように、プリン
ト基板31の端部34は、この重合部3と略同じ高さ位
置に近接して配設されている。図4は、カバー20の突
出縁22の内面に肉盗み23を形成して、プリント基板
31を、その分だけカバー20に近接して配置できるよ
うにしたものである。
天井等への施工時や、メンテナンス時に、帯電状態の手
指等が、ハウジング2を形成するボディ10、カバー2
0の接合部近辺に触れることがある。その時、静電気が
前記重合部3を通って、プリント基板31側へ印加しよ
うとする。しかし前記のボディ10とカバー20との重
合部3においては、その沿面距離が充分に確保できるた
め、静電気がプリント基板31まで飛来するのを抑制す
ることができる。
等を搭載したチップマイコン35が実装されており、こ
のチップマイコン35がプリント基板31の端部34に
実装配置されていても前記静電気の飛来をかなりの範囲
で回避することができる。
上には、チップマイコン35とプリント基板31の端部
34の間に、ダミーパターン36がひげ状に延設してあ
る。そして一実施形態として、ダミーパターン36の表
面を被覆保護するレジストを形成していない。このダミ
ーパターン36の一端は、光電式煙感知器1の端子1
2、12のうち、電源側の端子12側に電気接続してあ
る。図6に示すように前記端子12、12は、電源兼火
災警報信号線5、5を介して火災受信機4に接続される
ものである。また火災受信機4内部において、サージア
ブソーバ6、6、接続してあり、前記静電気を吸収する
ことができる。
に示すようにダミーパターン36は、全体には表面被覆
のレジスト39を施し、チップマイコン35の最端部の
端子37、37に近接する部分は、レジスト39を形成
していない。仮に重合部3を通り越してくるような高電
圧の静電気が印加して、その一部がチップマイコン35
の端子37、37近くに飛来する場合であっても、レジ
スト39を形成していない露出した導電部40に引き寄
せて吸収することができるのである。この作用は避雷針
の働きと類似するものである。尚、露出した導電部40
以外のダミーパターン36はレジスト39で被覆保護し
てあるので、プリント基板31の耐蝕性能は確保でき
る。
基板31においては、チップマイコン35の実装位置に
制約がなくなるので、チップマイコン35やその他の電
子部品の配置の自由度が高くなり、電子部品の実装密度
を上げることができ、プリント基板31を小型化するこ
とが可能となる。
けることにより、静電気対策を向上することができ、プ
リント基板31とハウジング2との寸法を少なくするこ
とができるので、ハウジング2の外径寸法を小さくする
ことが可能となる。
合部3を有し、かつボディ10とカバー20は係合によ
り固定するので、接着剤等の使用を回避でき、永年の使
用により光電式煙感知器1の光学室内に埃等が堆積した
場合の清掃等でボディ10、カバー20を分離し解体し
て清掃することが可能となる。また光電式煙感知器の耐
用年数を過ぎて、解体する場合にも係合を外すことによ
り解体が容易である。
カバーが重なり合う重合部で、電気的に沿面距離を確保
することができるので、重合部に近接してプリント基板
を配置しても、ハウジングの外郭からプリント基板に飛
来する静電気の影響を少なくすることができる効果を奏
する。
に加えて、プリント基板の上面側に実装する電子部品の
高さを、ボディの窪部内に確保することができ、光電式
煙感知器を薄型化できる。
の分だけプリント基板を大径とすることができるにも係
わらず、光電式煙感知器のハウジングは大きくなること
がないので、光電式煙感知器の小型化、薄型化が図れる
という効果を奏する。
発明の効果に加えて、ボディとカバーとの当接部に、チ
ップマイコンを近接して配置しても、ダミーパターン
が、静電気を吸収することができるという効果を奏す
る。
効果に加えて、火災受信機側へ静電気を導いて、静電気
を処置することができる効果を奏する。
効果に加えて、ダミーパターンの耐蝕性を確保しつつ、
チップマイコンの端子への静電気の印加を防ぐことがで
きる。
面図である。
る。
である。
である。
断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ボディとカバーとでハウジングを構成
し、前記ハウジング内にプリント基板を配設する光電式
煙感知器であって、ボディとカバーの当接部は、ボディ
とカバーとが相互に重なり合う重合部とし、プリント基
板の端部を、前記重合部に近接して配設した光電式煙感
知器において、前記プリント基板をボディ中央の窪部に
配設し、ボディとカバーとの当接部は、前記ボディの窪
部周縁の突出縁内に、カバーの突出縁が内挿することに
よって、ボディとカバーとが相互に重なり合う重合部を
形成し、前記重合部の高さ位置と略同位置にプリント基
板を配設したことを特徴とする光電式煙感知器。 - 【請求項2】 ボディとカバーとでハウジングを構成
し、前記ハウジング内にプリント基板を配設する光電式
煙感知器であって、ボディとカバーとの当接部に近接し
てプリント基板を配設し、前記プリント基板にはチップ
マイコンを実装するとともに、チップマイコンとプリン
ト基板端部との間に、ダミーパターンを形成したことを
特徴とする光電式煙感知器。 - 【請求項3】 前記ダミーパターンを、火災受信機への
信号線に電気接続したことを特徴とする請求項2記載の
光電式煙感知器。 - 【請求項4】 前記ダミーパターンの表面にレジストを
形成するとともに、チップマイコンの端子に近接する部
分は、レジストを形成しないことを特徴とする請求項2
記載の光電式煙感知器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP03720997A JP3365243B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 光電式煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03720997A JP3365243B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 光電式煙感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10232986A JPH10232986A (ja) | 1998-09-02 |
JP3365243B2 true JP3365243B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=12491212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03720997A Expired - Fee Related JP3365243B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 光電式煙感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3365243B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP03720997A patent/JP3365243B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH10232986A (ja) | 1998-09-02 |
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