JP3364765B2 - 自動除塵機の騒音抑止機構 - Google Patents

自動除塵機の騒音抑止機構

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JP3364765B2 JP26946593A JP26946593A JP3364765B2 JP 3364765 B2 JP3364765 B2 JP 3364765B2 JP 26946593 A JP26946593 A JP 26946593A JP 26946593 A JP26946593 A JP 26946593A JP 3364765 B2 JP3364765 B2 JP 3364765B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、汚水中の汚物あるいは
異物を除去する自動除塵機の騒音抑止機構に関する。 【0002】 【従来の技術】図4は、従来における自動除塵機の下部
を側断面図によって示したものであり、wbは汚水水路
の底面を示し、その水路における流れ方向bの途中にス
クリ−ン3を設けている。また、自動除塵機の上部側断
面図部分を図8に示している。図4におけるスクリ−ン
3は、そのロ矢視を図6に示し、複数のスクリ−ン・プ
レ−ト3Aを柵状に設け、それらスクリ−ン・プレ−ト
3Aの左右方向の間の隙間3aを水流が通過し、その柵
状のスクリ−ン・プレ−ト3Aによって汚水流れ中に含
まれる汚物あるいは異物を受けとめる構成になってい
る。 【0003】上段の回転軸1a(図8)の左右(図8の
紙面に垂直な方向)両側にはそれぞれスプロケット1A
が嵌着し、下段の回転軸1b(図4)の左右両側にもそ
れぞれスプロケット1Bが嵌着し、それぞれその左およ
び右ごとに、上側のスプロケット1Aと下側のスプロケ
ット1Bにチェイン1C(一点破線によって表示)を巻
き掛けている。なお、図4および図8における図示は、
上記左右のスプロケットのうち、スクリ−ン3の上流側
から見て左側を示し、これら構成は左右対称になってい
る。 【0004】これら左右のチェイン1Cにおいて、チェ
イン1Cに固着した各ピン1eには、図4のハハ断面を
図7に示すように、レ−キ本体2Aの左右両端がピン1
eまわりにおける揺動回転(矢印e方向の回転)を可能
に嵌合している。また、図7におけるレ−キ本体2Aへ
のピン1eの嵌合も左右(図7における紙面の左右方
向)対称の構成になっている。 【0005】レ−キ本体2Aにおいて、チェイン1Cの
進行方向前後にロ−ラ2dおよび2eを設けている。こ
れらロ−ラ2dおよび2eの走行は、レ−ル1c、1
d、1g、1h、1iおよび1j上を案内されて走行す
る関係になっている。また、これらレ−ル1c、1d、
1g、1h、1iおよび1jも左右(図4あるいは図8
の紙面に垂直な方向)対称に設けられている。レ−キ本
体2Aの進行方向前方にはレ−キ板2Bが固着し、レ−
キ板2Bの図4におけるイ矢視を図5に示し、レ−キ本
体2Aにはウエイト2fを固着させている。 【0006】ワイパ−装置4(図8)は、ア−ム4Bが
ピン4bへ揺動運動を可能に嵌合している。ア−ム4B
には、スプリング4cによる附勢力がチェイン1Cの側
に向けて与えられており、ア−ム4Bの先端には、ワイ
パ−4Aが固着している。 【0007】上記の従来例において、以下その作用を説
明する。回転軸1aを駆動すると、上段のスプロケット
1Aが回転方向dの方向に回転してチェイン1Cが駆動
され、そのチェイン1Cの駆動によって下段のスプロケ
ット1Bが回転方向aの方向に回転する。この駆動にお
いて、各レ−キ2もチェイン1Cに固着のピン1eと一
体に駆動される。 【0008】このレ−キ2の駆動によって、下段のスプ
ロケット1Bの側においては、各レ−キ2が図4に示す
姿勢をして、スプロケット1Bの手前からスクリ−ン3
の側へ反転してゆく。この反転してゆくレ−キ2の姿勢
変化は、レ−キ2におけるロ−ラ2dおよび2eがレ−
ル1cおよび1dに案内されてゆくことによって行われ
る。 【0009】このようにスプロケット1Bにおいて姿勢
を反転させた後のレ−キ2はスクリ−ン3上を図4に示
すように上昇してゆく。この場合にあって、その上昇し
てゆくレ−キ2のレ−キ板2Bは、スクリ−ン3に対し
て垂直になった姿勢を保持しながら、図5に示すように
各爪2aがそれぞれスクリ−ン3における隙間3aに挿
入した状態でスクリ−ン3上を上昇してゆく。また、こ
の上昇は上述したスクリ−ン3に捕集された汚物あるい
は異物をレ−キ板2Bが掻き揚げてゆく作用になってい
る。 【0010】図8における下方に位置するレ−キ2は、
上記スクリ−ン3上を掻き揚げていった最終の位置を示
し、その姿勢は下記の作用から生じているものである。
レ−キ本体2Aにおけるピン1eの位置は、ピン1eを
中心にしてレ−キ本体2Aのロ−ラ2d側がロ−ラ2e
側に対して重くなる関係に設けられている。特に、レ−
キ本体2Aにおけるロ−ラ2dの側にはウエイト2fを
固着させて、その重量配分がロ−ラ2d側に重くなるよ
うに強調した重量配分としている。 【0011】又、図8に示すように、スプロケット1A
から離れた位置のチェイン1Cの水平面に対する傾斜角
度は70度程度になっている。このようなことから、ロ
−ラ2dがレ−ル1hから離脱すると、レ−キ本体2A
におけるウエイト2fの側がその重量によって落下姿勢
になる。しかし、レ−キ2は、ロ−ラ2eがレ−ル1g
に支えられながら案内されてゆくことによって、図示の
ような姿勢を保持して上昇してゆく。 【0012】このような汚物掻き揚げの最終姿勢におい
て、レ−キ板2Bの表面2gがワイパ−4Aの先端4a
に当接する位置に達する。この状態から更に、レ−キ板
2Bの爪2aの側を下方に向けた姿勢のまま、レ−キ2
が上昇してゆくと、ワイパ−4Aは、その先端4aが表
面2gに押されてゆく。その結果、ワイパ−4Aはピン
4bを中心にして矢印e方向に揺動してゆき、この作用
によって、先端4aは、相対的に、表面2g上に付着し
ている汚物等を拭い落としてゆき、その拭い落とした汚
物は、その直下の捕集場所に蓄積されてゆく。 【0013】上記汚物掻き揚げの済んだレ−キ2は、ス
プロケット1Aのピッチ円1Dの範囲に入って、図8に
示すように反転し、上記サイクルを繰り返す。ここで、
図8におけるスプロケット1A上の反転位置に来たレ−
キ2においては、ウエイト2fのある前側の重量によっ
てピン1eまわりのモ−メントcが作用する。 【0014】その結果、そのモ−メントcによってロ−
ラ2dがスプロケット1Aのボス外周1fに当たって、
その反転が終了する。この場合において、スプロケット
1Aにおけるニニ断面を図9に示すように、その反転に
よってロ−ラ2d(図9における仮想線図示のロ−ラ2
d)がボス外周1f上に乗ったまま、レ−キ2がスプロ
ケット1A上を反転してゆく。更に、そのスプロケット
1Aの駆動によって、レ−キ2がスプロケット1Aのピ
ッチ円1Dを離れてからは、ロ−ラ2dおよび2eがレ
−ル1gおよび1jによって案内されながら、その戻り
の姿勢を保持してゆく。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、上段に
おけるスプロケット1Aにおいてレ−キ2が反転してゆ
くとき、上記モ−メントcによってロ−ラ2dがボス外
周1fへ衝撃的に突き当たる。すなわち、その衝撃によ
って騒音を発する。このことは、特に、自動除塵機が夜
間も連続して稼働することから、近隣住宅街への騒音問
題になる虞がある。本発明は、上記のようなレ−キ2の
反転時における衝撃音を抑止できる自動除塵機の騒音抑
止機構を提供することにある。 【0016】 【課題を解決するための手段】本発明は従来の自動除塵
機を改良したものであって、その従来における自動除塵
機は下記の構成になっている。汚水の流れの中にあっ
て、その汚水中に含まれる汚物を捕集する複数のスクリ
−ン・プレ−トが柵状に設けられてスクリ−ン(3)を
構成させている。そのスクリ−ンの上流側前面におい
て、スクリ−ンが捕集した汚物を掻き揚げるレ−キ(熊
手)の駆動装置部分が設けられ、その駆動装置部分は下
記の構成になっている。 【0017】下段の回転軸左右にそれぞれ嵌着したスプ
ロケットと、上段の回転軸左右にそれぞれ嵌着したスプ
ロケットは、それぞれその左と右ごとに、その上下のス
プロケットへチェイン(1C)を巻き掛けている。それ
ら左右の両チェインにあって、それら左右の内側に向け
てそれぞれピン(1e)を固着させ、それら両側のピン
には、レ−キ本体(2A)の左右両側がそれらピンまわ
りへの揺動を可能に嵌合している。 【0018】そのレ−キ本体は、それらスプロケットの
側に向けて平坦な形状の背面(2h)を有し、その背面
と直交する方向にレ−キ板(2B)を固着させ、そのレ
−キ板は、それらスプロケットの外側に向けた先端に爪
を設けている。又、そのレ−キ本体におけるそのチェイ
ンの進行する前後方向にレ−ル上を走行するロ−ラを設
けている。それらチェインの駆動によってレ−キ板の上
昇する方向は、そのレ−キ板の爪が、スクリ−ンに捕集
されている汚物を掻き揚げてゆく方向となっている。 【0019】このような自動除塵機において、下記の改
良した機構が付設されている。上段の回転軸にはプレ−
トが嵌着し、そのプレ−トは、チェインにおけるピンが
上段におけるスプロケットのピッチ円上に位置する状態
にあるときそのプレ−トにおける径方向の最外縁が前記
レ−キ本体の背面と接する突起となっている。その突起
の回転周方向の位置は、スプロケットのピッチ円上にお
けるピンの中心と上段回転軸の回転中心とを結ぶ線を含
みその位置からレ−キ本体の進行方向前方の側に位置し
ている 【0020】 【実施例】図1は、図8に相当する上段スプロケット1
A部分の側断面図を示し、1Dは図8におけるスプロケ
ット1Aのピッチ円1Dと同じである。本発明に使用の
自動除塵機において上述した従来の自動除塵機と異なっ
ている点は、図8における回転軸1aにプレ−ト5を新
たに嵌着させている点であって、他の部分の構成は全て
図4〜図9に説明した構成と同じである。したがって、
説明の重複を避けるため、既に説明した自動除塵機の部
分については、その説明を割愛する。なお、図2は、図
1におけるプレ−ト5のホ矢視図を示したものである。 【0021】図1において、回転軸1aの回転中心aか
らプレ−ト5における最外縁の突起5aまでの間の寸法
rは、スプロケット1Aにおけるピッチ円1Dの半径R
から、チェイン1Cとレ−キ本体2Aの背面2hとの間
の寸法sを差し引いた値r=R−sとなっている。 【0022】以上の本発明における実施例において、以
下その作用を説明する。レ−キ2がスクリ−ン3におい
て捕集した汚物を掻き揚げてゆく作用は、図4において
説明した作用と全く同じである。また、図8において、
レ−キ板2B上に掻き集められた汚物をワイパ−4Aが
拭い落としてゆく作用も本発明の作用において同じであ
る。 【0023】図1の実線によって示すレ−キ2の位置
は、上記汚物を拭い落とした後、レ−キ2におけるピン
1eがスプロケット1Aのピッチ円1D内に入り込んだ
最初の位置を示している。この実線図示のレ−キ2の位
置へ到達する直前の位置においても、レ−キ2は実線図
示のレ−キ2の姿勢でピッチ円1D内に入ってくる。ま
た、スプロケット1Aの回転方向はg方向となっている
から、そのピッチ円1D内へピン1eが入り込む直前に
おいて突起5aは5aoのように回転してゆく。すなわ
ち、ピン1eがピッチ円1D内に入り込む直前におい
て、突起5aとレ−キ2の背面2hは相互に順次接近し
てゆき、ピン1eがスプロケット1Aのピッチ円1D内
に入り込んだ最初の位置に達して、背面2hが突起5a
に接する状態になる。 【0024】この実線図示のレ−キ2は回転軸1aのg
方向の回転によって、仮想線図示のレ−キ21の位置を
通過し、ピッチ円1Dから離れてゆく仮想線図示のレ−
キ22の位置までにおいてその姿勢を反転させてゆく。
また、その反転を終えてピッチ円1Dから出てゆくレ−
キ2の姿勢は、ロ−ラ2dおよび2eがレ−ル1jおよ
び1g(図8)に案内されてゆき、その案内は従来と同
じである。このように反転してゆく間において、レ−キ
2においては、上述のようにピン1eまわりに回転モ−
メントhが作用する。その作用によって、背面2hは突
起5aに作用してプレ−ト5を矢印iの方向に回転させ
ようとする。 【0025】しかし、プレ−ト5は回転軸5へ一体的に
嵌着しており且つプレ−ト5は剛体と見做すことができ
る。したがって、そのようなモ−メントhによってプレ
−ト5がi方向へ回転させられようとしても、そのよう
に回転することはなく、プレ−ト5によって、モ−メン
トhが支えられることになる。又、中心bまわりに、モ
−メントhと逆方向のモ−メントが作用した場合も同じ
である。 【0026】このことは、回転軸1aの回転中心aとピ
ン1eの中心bとを結ぶ径方向線1aoに対して背面2
hが垂直方向となる姿勢を保持したまま、上記反転作用
を行ってゆくことになる。すなわち、レ−キ21の位置
においては、中心aと中心bとを結ぶ径方向線1a1と
背面2hが直交し、その姿勢はレ−キ22の位置までそ
の直交姿勢を保持する。上記のように、レ−キ2が反転
してゆく際、中心aからの径方向線1aoに対して背面
2hが直交したままの姿勢を保持するから、その反転時
にロ−ラ2dがスプロケット1Aのボス外周1fに突き
当たるような現象は生じない。 【0027】上記実施例において、プレ−ト5における
突起5aは、ピン1eがピッチ円1D内へ入ったとき、
丁度、中心aと中心bとを結ぶ径方向線1aoと一致す
る状態に回転軸1aによって駆動される関係になってお
ればよい。また、そのような関係になっておれば、プレ
−ト5上に多数の突起を設け、プレ−ト5を仮想線図示
の多角形5Aのように構成させても良い。すなわち、多
角形5Aの突起は、その多角形5Aの最外縁5a1、5
a2等である。 【0028】上記図1の実施例においては、突起5aの
回転周方向における位置が、中心aと中心bとを結ぶ径
方向線1ao上に位置していた。しかし、この突起5a
の回転周方向における位置を径方向線1aoよりも、レ
−キ2の進行方向前側に位置させる構成としてもよい。
図3は、上記のように、プレ−ト5において、中心aと
中心bとを結ぶ径方向線1aoに対して、中心aと突起
5aとを結ぶ径方向線1aiをレ−キ2の進行方向に向
かって回転角α進ませた場合を示している。 【0029】図3における作用は下記のようになる。レ
−キ2のピン1eがピッチ円1D内へ丁度、進入した位
置において、突起5aは径方向線1aoに対して回転角
αの分、進角しているから、未だ突起5aにレ−キ2の
背面2hが接するまでに至っていない。この状態から、
レ−キ2が反転をする仮想線図示のレ−キ2の位置に来
ると、ピン1eを中心にして重量配分の多くなっている
ロ−ラ2dの存在する前方側の重量によって、レ−キ2
にはモ−メント1jが作用する。 【0030】その結果、レ−キ2の背面2hが突起5a
(仮想線図示)に接触する姿勢になる。その後、レ−キ
2がピッチ円1D内から抜け出てゆくまでは、レ−キ2
における前方側の重量によって背面2hが突起5aに接
した姿勢を保持する。なお、この実線図示のレ−キ2の
位置から仮想線図示のレ−キ2の位置に至って、背面2
hが突起5aに突き当たるとき、なにがしかの衝撃音が
出る。 【0031】しかし、図8において説明したモ−メント
cによってロ−ラ2dがボス外周1fに突き当たるまで
のレ−キ2の反転する行程距離に比し、その反転時に背
面2hが突起5aに突き当たる行程距離は十分に小さ
い。それは、ピン1eからロ−ラ2dのロ−ラ回転中心
までの距離に比し、ピン1eから突起5aまでの距離が
短いからである。したがって、その反転する行程の短い
分、その反転する際の慣性力が小さくなって、その小さ
くなる分、衝撃音が小さくなる。 【0032】また、設計上、回転角αはいかようにも小
さくすることができる。そのように回転角αを小さくす
ればする程、上記反転による衝撃音は小さくなり、上記
のようにα=0においてその反転時の衝撃が零になる。 【0033】また、図3の実施例においても、図1にお
いて説明した5a1あるいは5a2のように、突起5a
は多角形を形成するプレ−トの多角形角部としてもよ
い。すなわち、そのように多角形のプレ−トを使用する
場合であって、レ−キ2におけるピン1eがピッチ円1
D内に入っている状態において、それら角部と回転軸1
aの回転中心aを結ぶ線が、回転軸1aの中心aとピン
1eの中心bを結ぶ線に対して回転角αの分、進角して
いてもよい。 【0034】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
における自動除塵機の騒音抑止機構は下記の効果を有し
ている。従来の自動除塵機における上段スプロケット回
転軸1aに、最外縁へ突起5aを設けたプレ−ト5を付
設したことにより、ピッチ円1D上においてレ−キ本体
2Aが反転するとき、レ−キ本体の背面2hが突起5a
に支えられながら反転するから、従来におけるレ−キ2
の反転時における衝撃音は軽減ないし抑止できることに
なる。また、上記のようにスプロケット1Aに対する反
転時の衝撃を軽減ないし抑止できることは、その衝撃に
よる材料の疲労を軽減してスプロケット1Aの耐久性を
も向上させることになる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明における自動除塵機の騒音抑止機構にお
いて、従来の除塵機における上段スプロケット回転軸1
aに本発明におけるプレ−ト5を付設した部分の側断面
図を示したものである。 【図2】図1におけるプレ−ト5のホ矢視図を示したも
のである。 【図3】図1に相当する本発明における他の実施例を側
断面図によって示したものである。 【図4】従来における自動除塵機の下段部分を側断面図
によって示したものである。 【図5】図4におけるレ−キ板2Bのイ矢視図を示した
ものである。 【図6】図4におけるスクリ−ン3のロ矢視図を示した
ものである。 【図7】図4におけるレ−キ2のハハ断面図を示したも
のである。 【図8】従来における自動除塵機の上段部分を側断面図
によって示したものである。 【図9】図8におけるスプロケット1Aのニニ断面図を
示したものである。 【符号の説明】 1Aおよび1B スプロケット、 1C チェイン、
1D ピッチ円、 1aおよび1b 回転軸、 1c,
1d,1g,1h,1iおよび1j レ−ル、1e ピ
ン、 2 レ−キ、 2A レ−キ本体、 2B レ−
キ板、 2a爪、 2dおよび2e ロ−ラ、 2h
背面、 3 スクリ−ン、 3Aスクリ−ン・プレ−
ト、 3a 隙間、 5 プレ−ト、 5a 突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 5/08 101 - 104 E03F 5/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 スクリーン・プレートを柵状に設けて汚
    水の流れに含まれる汚物を捕集するスクリーン(3)を
    設け、下段の回転軸左右にそれぞれ嵌着したスプロケッ
    トと、上段の回転軸左右にそれぞれ嵌着したスプロケッ
    トは、それぞれその左と右ごとに、その上下のスプロケ
    ットへチェイン(1C)を巻き掛け、それら左右の両チ
    ェインにあって、それら左右の内側に向けて固着してい
    るそれぞれの両側におけるピン(1e)には、レーキ本
    体(2A)の左右両側がそれらピンまわりへの揺動を可
    能に嵌合し、そのレーキ本体は、前記ピンがそれらスプ
    ロケットのピッチ円(1D)上に位置するとき、それら
    スプロケットの前記回転軸の側に向けて平坦な形状の背
    面(2h)を有し、その背面と直交する方向であってそ
    れらスプロケットにおける前記回転軸の外径側に向けた
    先端に爪を設けたレーキ板(2B)が固着し、且つその
    レーキ本体におけるそのチェインの進行する前後方向に
    レール上を走行するローラを設けた構成をなし、それら
    チェインの駆動によって前記レーキ板が上昇する方向
    は、そのレーキ板の爪が、前記スクリーンに捕集されて
    いる前記汚物を掻き揚げてゆく方向となっている自動除
    塵機において、前記上段の回転軸には、前記ピンがその
    上段におけるスプロケットの前記ピッチ円上に位置する
    状態にあるとき径方向の最外縁が前記レーキ本体の前記
    背面と接する突起となっているプレート(5)が嵌着
    し、その突起の回転周方向の位置は、そのピッチ円上に
    おける前記ピンの中心と前記上段の回転軸の回転中心と
    を結ぶ線を含み、その線から前記レーキ本体の進行方向
    前方の側に位置していることを特徴とする自動除塵機の
    騒音抑止機構。
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