JP3236694U - 路面清掃車 - Google Patents

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尚登 幸園
郁夫 瀬邉
充利 曽我
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中日本ハイウェイ・メンテナンス東名株式会社
中日本高速オートサービス株式会社
近江自動車工業株式会社
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Abstract

【課題】路側の小石や砂やゴミ等を確実に除去処理することができ、また小石等が後方側へ飛び出すのをなくすことができる路面清掃車を提供する。【解決手段】車両本体1の左右側面に路側に堆積した小石20や砂やゴミ等を車両本体1の中心側へ移動させるガッターブラシ2を備え、車両本体1の後方に前記ガッターブラシ2で集めた小石やゴミを蓄積するホッパー3を備えた路面清掃車であって、前記ガッターブラシ2として、路面に水平な中心軸を中心にして垂直方向に回転するブラシを用いる。ガッターブラシ2は、可動式アーム7に支持され、非清掃時には車両本体1の内部に格納された状態を取り、清掃時においては中心軸が車両の進行方向に対し前方側が5~45°の範囲で外側に開いた状態となるようにセットされる。また、ガッターブラシ2は、中心軸から外方向に向けて放射状にブラシ毛を植設した円柱状のものが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、路側の小石や砂やゴミ等を確実に除去処理することができ、また小石等が後方側へ飛び出すのをなくすことができる路面清掃車に関するものである。
例えば、高速道路等の路側に小石、砂及びその他のゴミが溜まると、小石やゴミを跳ね上げたり、水溜りを発生させたりして交通事故を引き起こす要因となるおそれがあって危険である。そこで、従来から路面清掃車を利用して定期的に、あるいは要請があった場合に小石、砂及びその他のゴミ等の除去処理が行われてきた。
前記路面清掃車としては、車両本体の左右側面に路側に堆積した小石や砂やゴミ等を車両本体の中心側へ移動させるガッターブラシを有し、車両本体の後方に前記ガッターブラシで集めた小石やゴミを蓄積するホッパーを備えたものが一般的であった(例えば、特許文献1~3を参照)。また、特許文献1~3に記載の路面清掃車では、前記ガッターブラシとして、図8に示されるように、路面に垂直な中心軸を中心にして水平方向に回転する円板状のブラシが用いられていた。なお図中、31は車両本体、32はガッターブラシ、33はホッパー、34は小石等をホッパーへ導入するための吸引装置である。
しかしながら、従来の路面清掃車の場合は、小石等が車両の後方側へ飛んで後方車両のガラス等を破損してしまう事故が発生していた。そこで本件出願人は、後方側への小石の飛散について解析した結果、小石飛散の原因が前記ガッターブラシ32にあることを究明した。
即ち、図9に示されるように、ガッターブラシ32で車の中心方向に移動させられた小石20は原則としてホッパー33へ導入されるが、ブラシの毛の間に挟まった小石20は、吸引装置33を通過した後、車両の外側へ放り出されて側壁に衝突し、その後、後方側へ飛んでいく場合があり、この小石が高速で走行する後方車両のフロントガラスやヘッドライト等に当たってガラスを破損するのである。従って、小石等が後方側へ飛び出すのを防止することができる新たな路面清掃車の開発が要望されていた。なお図中、35は路面に対して垂直な中心軸である。
特開2013-19113号公報 特開2011-38305号公報 特開2009-131386号公報
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、路側の小石や砂やゴミ等を確実に清掃することができ、また小石等が後方側へ飛び出すのをなくすことができ、更には簡単な構造で従来の車両を容易に改造することができ、また製作費用も安価なものとすることができる路面清掃車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本考案の路面清掃車は、車両本体の左右側面に路側に堆積した小石や砂やゴミ等を車両本体の中心側へ移動させるガッターブラシを備え、車両本体の後方に前記ガッターブラシで集めた小石やゴミを蓄積するホッパーを備えた路面清掃車であって、前記ガッターブラシとして、路面に水平な中心軸を中心にして垂直方向に回転するブラシを用い、前記ガッターブラシは、可動式アームに支持され、非清掃時には車両本体の内部に格納された状態を取り、清掃時においては中心軸が車両の進行方向に対し前方側が5~45°の範囲で外側に開いた状態となるようにセットされることを特徴とするものであり、これを請求項1に係る考案とする。
好ましい実施形態によれば、前記ガッターブラシは、中心軸から外方向に向けて放射状にブラシ毛を植設した円柱状のものが好ましく、これを請求項2に係る考案とする。
請求項1に係る考案では、車両本体の左右側面に路側に堆積した小石や砂やゴミ等を車両本体の中心側へ移動させるガッターブラシを備え、車両本体の後方に前記ガッターブラシで集めた小石やゴミを蓄積するホッパーを備えた路面清掃車であって、前記ガッターブラシとして、路面に水平な中心軸を中心にして垂直方向に回転するブラシを用いるので、水平方向に回転する従来のガッターブラシと異なり、本考案のガッターブラシは小石等を全て車両の中心方向へ向けて集めるため、小石等が後方側へ飛び出すのをなくすことができる。
また、請求項2に係る考案では、前記ガッターブラシは、中心軸から外方向に向けて放射状にブラシ毛を植設した円柱状のものとしたので、無数に植設したブラシ毛により小石や砂やゴミ等を漏れなく車両の中心方向へ向けて集めることができ、また簡単なブラシ構造であるため安価に製造することができる。
また、請求項1に係る考案では、前記ガッターブラシは、清掃時において中心軸が車両の進行方向に対し前方側が5~45°の範囲で外側に開いた状態となるようにセットされるので、路側に貯まった小石、砂及びその他のゴミ等を漏れなく車両の中心方向へ向けて集めることができる。
本考案の実施の形態を示す一部切欠斜視図である。 本考案のガッターブラシを示す斜視図である。 本考案の実施の形態を示す正面図である。 本考案の実施の形態を示す背面図である。 本考案の実施の形態を示す平面図である。 本考案の実施の形態を示す右側面図である。 其の他の実施の形態を示す平面図である。 従来例に係る路面清掃車を示す右側面図である。 小石が後方へ飛散する原因を説明する概略説明図である。
以下に、図面を参照しつつ本考案の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本考案に係る路面清掃車を示す一部切欠斜視図である。図において、1は車両本体であり、この車両本体1の左右側面には路側に堆積した小石20や砂やゴミ等を車両本体1の中心側へ移動させるガッターブラシ2を備えている。また、車両本体1の後方には前記ガッターブラシ2で集めた小石20やゴミを蓄積するホッパー3を備えている。図中4は、小石20やゴミ等を前記ホッパー3へ導入するための吸引式の移送装置であるが、吸引式に限らずその他のベルトコンベア式等の型式であってもよい。
前記ガッターブラシ2としては、図2に示されるように、路面に水平な中心軸5を中心にして垂直方向に回転するブラシが用いられている。この垂直方向に回転するガッターブラシ2は、中心軸5の両端をコ字状のブラケット6により支持されて回転自在となっている。また、前記ブラケット6の上部中央が可動式アーム7に連結されており、この可動式アーム7の操作によりガッターブラシ2が車両本体1の外側に飛び出して清掃できる態様と、車両本体1の内部に格納された態様の2態様が採れる構造となっている。
このような垂直方向に回転するガッターブラシ2を用いることにより、従来の水平方向に回転するブラシと異なり、小石等を全て車両の中心方向へ向けて集めることができて、小石等が車両の外側へ放り出されるのを防止することになる。
前記ガッターブラシ2は、中心軸から外方向に向けて放射状にブラシ毛を植設した円柱状のものである。ブラシ毛としては、紡糸された合成樹脂の結晶化度が高く、耐ストレスクラッキング性等の機械的強度が高いものが好ましい。また、使用によりブラシ毛がすり減った場合はガッターブラシ2を交換する必要があるが、上記の構造の場合、水平な中心軸5を抜いて新たなガッターブラシ2をセットする作業のみであり、交換作業を簡単に行うことができる。
また、前記ガッターブラシ2は、清掃時において中心軸が車両の進行方向に対し前方側が5~45°の範囲で外側に開いた状態となるようにセットするのが好ましい。開き角度が5°未満の場合は、車両本体1の側面から飛び出すガッターブラシ2の長さが短くなり、路側の小石やゴミ等の収集が十分に行えないおそれがあり、一方、開き角度が45°より大きくなると、収集した小石やゴミ等の一部が車両本体の中心側へ移動しない場合がある。従って、前記ガッターブラシ2の開き角度は5~45°の範囲とするのが好ましい。
次に、前記ガッターブラシ2を取り付けた高速道路用の路面清掃車について、図3~図6とともに説明する。なお、図3はこの路面清掃車の正面図、図4は背面図、図5は平面図、図6は右側面図である。
車両本体1の左右側面には路側に堆積した小石等を車両本体1の中心側へ移動させるためのガッターブラシ2を備えており、また、車両本体1の後方には前記ガッターブラシ2で集めた小石等を蓄積するホッパー3を備えている。更に、中心に集められた小石等は吸引式の移送装置4を通じてホッパー3内へ導入される。なお、車両本体1の後尾には後続車に清掃作業中であることを知らせるための表示盤8が取り付けてあり、また注意を喚起するための警告灯8aも設置してある。
前記ガッターブラシ2としては、路面に水平な中心軸5を中心にして垂直方向に回転するブラシが用いられている。このガッターブラシ2は、中心軸5の両端をブラケット6により支持されて垂直方向に回転自在となっている。また、前記ブラケット6の上部中央が可動式アーム7に連結されており、この可動式アーム7の操作によりガッターブラシ2が車両本体1の外側に飛び出して清掃できる態様と、車両本体1の内部に格納された態様の2態様が採れる構造となっている。図示のものでは、車両の進行方向に対し左側面にあるガッターブラシ2は清掃できる態様となっており、一方、右側面にあるガッターブラシ2は格納された態様となっている。
前記ガッターブラシ2は、図2に示されるように、中心軸から外方向に向けて放射状にブラシ毛を植設した円柱状のものであり、水平な中心軸5を中心にして垂直方向に回転することで、路側に堆積した小石や砂やゴミ等を確実に回収する。しかも、前記ガッターブラシ2は、中心軸が車両の進行方向に対し前方側が5~45°の範囲で外側に開いた状態となるようにセットされているため、小石や砂やゴミ等は全て車両の中心に向けて集められ、その後ホッパー3へ導かれることとなるので、従来のように小石等が後方側へ飛び出すのをなくすことができる。
清掃処理を終了した場合は、飛び出しているガッターブラシ2を格納すれば、一般車両として高速道路を走行可能となるので、この状態で次の目的地へ向けて走行することができる。また、車両の進行方向に対して右側の路側に堆積した小石や砂やゴミ等を回収する場合は、前述の態様と逆に、車両の進行方向に対し右側面にあるガッターブラシ2を清掃できる態様とし、一方、左側面にあるガッターブラシ2を格納した態様として清掃処理すればよい。
また、図7に示されるように、前記ガッターブラシ2を車両の進行方向に対し2個並列に配置することもでき、この場合は、路側に堆積した小石や砂やゴミ等を取り残しを生じることなく確実に車両本体1の中心側へ集めることができることとなり好ましい。
以上の説明からも明らかなように、本考案はガッターブラシとして、路面に水平な中心軸を中心にして垂直方向に回転するブラシを用いるので、小石等を全て車両の中心方向へ向けて集めることができ、従来の水平方向に回転するガッターブラシと異なって、小石等が後方側へ飛び出すのをなくすことができる。この結果、小石等の飛散による後方車両のガラスやボディ等の破損を防止することが可能となった。また、本考案のガッターブラシは簡単な構造のため従来の車両を少しだけ改造すれば容易に取り付けることができ、また製作費用も安価であるため低予算で車両の改造をすることができるという利点もある。
1 車両本体
2 ガッターブラシ
3 ホッパー
4 移送装置
5 水平な中心軸
6 ブラケット
7 可動式アーム
8 表示盤
8a 警告灯
20 小石
31 車両本体
32 ガッターブラシ
33 ホッパー
34 吸引装置
35 垂直な中心軸

Claims (2)

  1. 車両本体の左右側面に路側に堆積した小石や砂やゴミ等を車両本体の中心側へ移動させるガッターブラシを備え、車両本体の後方に前記ガッターブラシで集めた小石やゴミを蓄積するホッパーを備えた路面清掃車であって、
    前記ガッターブラシとして、路面に水平な中心軸を中心にして垂直方向に回転するブラシを用い、
    前記ガッターブラシは、可動式アームに支持され、非清掃時には車両本体の内部に格納された状態を取り、清掃時においては中心軸が車両の進行方向に対し前方側が5~45°の範囲で外側に開いた状態となるようにセットされることを特徴とする路面清掃車。
  2. ガッターブラシは、中心軸から外方向に向けて放射状にブラシ毛を植設した円柱状のものである請求項1に記載の路面清掃車。
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