JP2007308972A - 路面清掃車 - Google Patents

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Abstract

【課題】より速い速度で走行したとしても空気中に掃き上げた塵埃を再び路面に落下させることなく回収することができ、効率の良い清掃を実施することができる実用的な路面清掃車を提供する。
【解決手段】吸引フード30内の空気吸引口21よりも車両進行方向後方位置に、路面に接地して路面上の塵埃を掃き上げるための掃き上げブラシ11を、塵埃を空気吸引口21側へ掃き上げる方向へ回転可能に設置した。また、空気吸引口21よりも若干前方位置に、下方へ垂設された後に後方へ水平又は下方へ向けて傾斜状に折り曲げられてなるL字状の仕切板17を固着し、空気吸引口21と仕切板17の折り曲げ部(底壁として機能する)とを対面させることにより、底壁上の空間を空気吸引室Qとして、空気吸引口21から空気吸引室Q内の空気を塵埃とともにホッパ3へ吸引可能とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、路面上の塵埃をホッパへ回収する路面清掃車に関するものである。
従来より、清掃性能の向上を図るべく種々の路面清掃車が考案されており、たとえば特許文献1や特許文献2に開示されているように、路面上の塵埃を掃き上げるための掃き上げブラシを清掃ユニットに備えたものがある。
特開2004−204571号公報 特開2004−197301号公報
ここで、従来の路面清掃車の清掃ユニットについて説明する。
従来の清掃ユニットは、底面に大きな開口を有する箱状の吸引フードを、車両に対して上下動自在、且つ、車幅方向へ移動自在に備えてなるものであって、該吸引フード内の車両進行方向前方側には、路面上の塵埃を吸引フード内へと掃き寄せるための側ブラシが移動可能に設置されている。また、該側ブラシよりも車両進行方向の後方側には、路面上から塵埃を掃き上げるための掃き上げブラシが、車幅方向を軸として上下動可能に設置されている。さらに、吸引フード内の側ブラシと掃き上げブラシとの間には、吸引フードの天板から下方へ立設されて吸引フードを前後方向(車両進行方向)で車幅方向に亘って仕切る仕切板と、該仕切板の下端に後方へと延設されて吸引フードを上下方向で車幅方向に亘って仕切る中間板とが設けられている。一方、掃き上げブラシの上半分を覆うような断面逆U字状のブラシカバーが吸引フードの車幅方向に亘って取り付けられている。さらに、上記仕切板の下端、ブラシカバーの後方端、及び吸引フードの左右両壁下端には、路面に摺接するゴムフラップが取り付けられており、該ゴムフラップにより上記中間板の下方が外部から仕切られて、掃き寄せ室として形成される。
また、ブラシカバーと、上記仕切板及び中間板と、吸引フードの左右両壁及び天板とで囲まれた空間へは、ブロアの空気吐出側に連通された空気吐出ダクトが連結されており、上記空間を空気流入室としている。さらに、ブラシカバーの前方端と中間板の後方端との間に隙間を設けて空気吐出口とし、空気流入室内へ吹き出された空気を上記掃き寄せ室内へ吐出可能としている。加えて、中間板には、空気吸い込み口が開設されており、該空気吸い込み口には、空気流入室を貫くように空気吸引ダクトが連結されている。該空気吸引ダクトは、塵埃回収用のホッパへ接続されている。また、ホッパは、ブロアの空気吸引側に連通しており、ブロアの動作により吸引力が発生し、掃き寄せ室内の空気を吸引するようになっている。
以上のような清掃ユニットによれば、側ブラシにより吸引フード内、ひいては掃き寄せ室内へと掃き寄せられた塵埃を、掃き上げブラシの前方に開口する空気吐出口から吐出される空気によって路面上から吹き上げるとともに、掃き上げブラシによって路面上から掃き上げた後、空気吸引ダクトを介してホッパ内へ空気とともに吸引・回収することによって、路面の清掃を行う。
しかしながら、上述したような清掃ユニットでは、掃き寄せ室内の空気中へ掃き上げた(吹き上げた)塵埃を空気とともに吸引することで塵埃を回収しようとしてはいるものの、一旦空気中へ掃き上げられた塵埃が吸引される前に再び路面上に落下してしまうといった事態が起こりやすく、清掃効率の悪化の要因となるという課題を抱えていた。
また、路面清掃車の走行速度が30km/hを超えると、空気中の塵埃回収効率に係る上記課題が一層顕著となり、清掃性能が落ちて十分に路面を清掃することができなかった。したがって、路面の清掃に非常に時間がかかるという課題もある。特に、高速道路を清掃する場合では、路面清掃車の速度があまりにも遅いと一般車両の邪魔になるだけでなく、事故等の原因となりかねないといった問題がある。
そこで、清掃ユニットによる清掃性能を高めるための一手段として、ブロアや作業エンジン等の大型化が考えられる。しかしながら、ブロア等を大型化することにより、路面清掃車自体の大型化、清掃ユニットを動作させるためのエネルギーの増大等といった諸問題が生じることになる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、より速い速度で走行したとしても空気中に掃き上げた塵埃を再び路面に落下させることなく回収することができ、効率の良い清掃を実施することができる上、ブロアや作業エンジン等を大型化することのない実用的な路面清掃車を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、車体に、塵埃を回収するためのホッパと、路面に対面した作業位置で路面の一部を覆うことにより内部に清掃室を形成可能な蓋状のフード部材を有する清掃ユニットと、前記フード部材に開設された空気吸引口に接続され、前記清掃室内にある塵埃を空気とともに前記ホッパへ回収可能な吸引装置とを備えた路面清掃車であって、前記フード部材内の前記空気吸引口よりも車両進行方向後方位置に、路面に接地して路面上の塵埃を掃き上げるための掃き上げ部材が、塵埃を前記空気吸引口側へ掃き上げる方向へ回転可能に設置されている一方、前記フード部材内の空気吸引口と対面する位置に、前後方向で水平又は後方へ向けて下方に傾斜する底壁を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、底壁に、掃き上げ部材の接地部へ向けて下方に傾斜するゴムフラップを取り付けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1の発明において、フード部材の、掃き上げ部材よりも更に車両進行方向後方位置に開設された空気吐出口を介して、前記フード部材内の路面へ向かって空気を吐出可能な吐出装置を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3の発明において、掃き上げ部材の外周面に、空気吐出口から吐出された空気を空気吸引口側へと導くための空気通路を形成したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、清掃ユニットのフード部材前方位置に、後方へ向けて上方に傾斜するガイド部材を設けるとともに、該ガイド部材の下端に、ガイド部材と路面との隙間を遮断するガイドフラップを設置したことを特徴とする。
本発明によれば、フード部材内の空気吸引口よりも車両進行方向後方位置に、路面に接地して路面上の塵埃を掃き上げるための掃き上げ部材が、塵埃を前記空気吸引口側へ掃き上げる方向へ回転可能に設置されているとともに、フード部材内の空気吸引口と対面する位置に、前後方向で水平又は後方へ向けて下方に傾斜する底壁が設けられている。したがって、清掃室内において、掃き上げ部材により空気中に掃き上げられた塵埃を効率良く空気吸引口へ導くことができる上、一旦掃き上げた塵埃を再び路面上に落とすことなく底壁上にキャッチすることができ、塵埃の回収率、すなわち清掃機能を向上させることができる。さらに、底壁上へ掃き上げられた塵埃は清掃車の走行速度の影響を受けなくなるため、高速走行での清掃が可能となり、たとえば高速道路等において一般車両の迷惑とならない速度で走行しながら確実な清掃を実施することができるといった効果を奏し得る。
また、請求項2に記載の発明によれば、底壁に、掃き上げ部材の接地部へ向けて下方に傾斜するゴムフラップが取り付けられているため、空気中に掃き上げられた塵埃をより確実にキャッチして空気吸引口側へ導くことができ、上記効果を一層顕著なものとすることができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、フード部材の、掃き上げ部材よりも更に車両進行方向後方位置に開設された空気吐出口を介して、フード部材内の路面へ向かって空気を吐出可能な吐出装置が備えられている。したがって、清掃室内にある塵埃を、空気吐出口から吐出される空気と、掃き上げ部材による掃き上げ動作とによって、空気吸引口側へ効率良く掃き上げることができるとともに、空気吐出と空気吸引とによる空気流によって掃き上げられた塵埃を効率良くホッパへ回収することができる。したがって、清掃機能を向上させることができる。また、掃き上げ部材の車両進行方向後方位置から空気を吐出することにより、車両の後方への塵埃立ちを防止することができ、路上にて安全な清掃作業を実施することができる。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、掃き上げ部材の外周面に、空気吐出口から吐出された空気を空気吸引口側へと導くための空気通路を形成している。したがって、空気が掃き上げ部材の接地部を通り抜ける際、掃き上げ部材の回転動作により渦気流が生じるため、塵埃の掃き上げ効果を高めることができ、より速い速度で清掃を行ったとしても清掃機能の低下を招くことがない。
加えて、請求項5に記載の発明によれば、清掃ユニットのフード部材前方位置に、後方へ向けて上方に傾斜するガイド部材を設けるとともに、該ガイド部材の下端に、ガイド部材と路面との隙間を遮断するガイドフラップを設置しているため、清掃ユニットの前方にある空気をガイド部材により清掃ユニット上方へ導くことができる。したがって、従来のような低速走行における清掃機能の更なる向上を図ることができるのは勿論、たとえ清掃車を高速走行させたとしても、清掃室内への外部の空気の侵入を抑止することができ、高速走行での路面清掃を実現することができる。
以下、本発明の一実施形態となる路面清掃車(以下、清掃車という)について図面を基に説明する。
図1は、清掃車1及び清掃ユニット10を車両進行方向左側から示した説明図であり、図2は、清掃車1及び清掃ユニット10を上方から示した説明図である。また、図3は、清掃ユニット10を上方から示した説明図であり、図4は、清掃ユニット10を側方から示した説明図である。尚、本実施形態においては、車両進行方向と平行な方向を清掃車1の前後方向、車幅方向を清掃車1の左右方向とするとともに、図1における左側を清掃車1の前側として説明する。また、清掃ユニット10についても同様である。
清掃車1は、空気の吐出及び吸引を行うためのブロア(吸引装置及び吐出装置)2と、後述の如くして吸引された塵埃を回収するためのホッパ3とを搭載したものであって、車体下部に備えられるシャーシ4の下方で、前輪5、5と後輪6、6との間には、路面を清掃するための清掃ユニット10が設置されている。清掃ユニット10は、清掃車1の左右に各一基づつ(左側路肩用、右側路肩用)備えられている。左右の清掃ユニット10は、左右対称に形成されている他は同じ構成を有しており、本実施形態においては、左側路肩用の清掃ユニット10について説明し、右側路肩用の清掃ユニットについての説明及び図示は省略する。
清掃ユニット10は、支持機構として機能する吸引フード(フード部材)30と、該吸引フード30に取り付けられた掃き上げブラシ11や側ブラシ12、ガイド翼13といった清掃機構と、吸引フード30に固着された補助キャスター51、51・・とを備えてなる。該清掃ユニット10は、昇降張出機構9を介して清掃車1の下部に取り付けられており、昇降張出機構9により、車体に対して、上下方向には路面に当接する作業位置と車体下部に格納される格納位置との間を、左右方向には車体側面より外側へ張り出す作業位置と車体下方に格納される格納位置との間を夫々移動可能となっている。尚、昇降張出機構9については、たとえば本件出願人が先に提案した特開2004−204571号公報に開示されている構成のような周知の構成を適用することができる。
吸引フード30は、清掃ユニット10の外側を支持する外板31と、清掃ユニット10の内側を支持する内板33とを、所定の間隔(車幅の略半分の長さ)を有して並設してなるものである。外板31は、内板33の略半分の前後方向長さとなっており、両板31、33は後端を略揃えた状態で設置されている。そして、外板31と内板33とで挟まれた空間の後方寄りには、路面上の塵埃を掃き上げるための掃き上げブラシ11が、左右方向に平行な軸を中心として、路面上の塵埃を前方(後述する空気吸引室Q側)へと掃き上げる方向へ回転可能に設置されている。掃き上げブラシ11は、外板31と内板33との間に亘って架設されており、外板31及び内板33に固着されたアーム機構29、29によって、上下方向に揺動可能となっている。尚、28は、掃き上げブラシ11を回転させるための回転機構である。そして、回転機構28やアーム機構29については、たとえば本件出願人が先に提案した特開2004−197301号公報に開示されている構成のような周知の構成を適用することができる。
また、掃き上げブラシ11の上方には、掃き上げブラシ11の略上半分を覆うような逆U字状のブラシカバー34が外板31と内板33との間に架設されている。さらに、ブラシカバー34の上方及び後方を覆うようなL字状の壁板32が、外板31と内板33との間に架設されている。該壁板32の垂直面部は、外板31と内板33との後端間を閉塞する後板として機能する一方、壁板32の水平面部前端は、下方へ傾斜する傾斜面状に形成され、ブラシカバー34に溶着されており、ブラシカバー34と壁板32との間に空間が形成されている。さらに、壁板32の水平面部には開口(空気吹き出し口)20が設けられている。該空気吹き出し口20には、ブロア2の空気吐出側に接続された空気吐出ダクト7が連結されて、上記空間内へ空気を吹き出し可能となっており、上記空間は空気流入室Rとなる。
さらにまた、ブラシカバー34の後方端と壁板32の下端との隙間は、空気流入室Rへ吹き出された空気を、掃き上げブラシ11の接地部(後述する掃き寄せ室Pを含む)へと吐出するための空気吐出口22となっている。該空気吐出口22(ブラシカバー34の後端と壁板32の垂直面下端と)には、互いに対向するように固着された一対の傾斜板(ノズル)23、23が、掃き上げブラシ11の接地部へ向けて先細り状となるように取り付けられており、空気吐出口22から吐出される空気を、掃き上げブラシ11の接地部へと導くようにしている。
またさらに、ブラシカバー34の前端には、外板31と内板33とを上下方向で分割する中間板(フード部材)16が、外板31と内板33との間に亘って固着されている。該中間板16は、前側へと僅かに上向く傾斜状となる傾斜面を有しているとともに、その前端は、下方へ折り曲げられた状態となっている。また、中間板16の傾斜面には、開口(空気吸引口)21が設けられているとともに、該空気吸引口21よりも若干前方位置には、下方へ垂設された後に後方へ水平又は下方へ向けて傾斜状に折り曲げられてなるL字状の仕切板17が固着されており、上記空気吸引口21と、仕切板17の折り曲げ部(底壁として機能する)とが対面するようになっている。そして、空気吸引口21には、ホッパ3に連通された空気吸引ダクト8が連結されており、中間板16と仕切板17の底壁との間に形成されている空間、すなわち空気吸引室(清掃室)Q内の空気を塵埃とともにホッパ3へ吸引可能としている。尚、仕切板17には、掃き上げブラシ11の接地部へ向けて下方に傾斜する合成樹脂製のゴムフラップ19が、底壁を越えて取り付けられている。
加えて、中間板16の前端、及び傾斜板23を含む壁板32の下端には、清掃ユニット10が作業位置にある際に路面に摺接するゴムフラップ18、24が取り付けられている。また、外板31及び内板33の下端にも同様のサイドフラップが取り付けられており、ゴムフラップ18、24及びサイドフラップにより、中間板16の下方の空間が外部と仕切られ、掃き寄せ室(清掃室)Pとして形成される。
ここで、掃き上げブラシ11について、図5及び6をもとに詳述する。図5(a)は、掃き上げブラシ11を側方から見た説明図であり、図5(b)は、ブラシ部43を拡大して示した説明図である。また、図6(a)〜(c)は、掃き上げブラシ11に空気を吹き付けた際の、ブラシ部43、43・・における空気の流れを示した説明図である。
掃き上げブラシ11は、円柱状のブラシ軸(軸部材)41に、複数のブラシ部43、43・・を円周方向に沿って所定の間隔bごとに植設してなるものである。各ブラシ部43は、多数のブラシ繊維を束ねてなるブラシ42を軸線方向に沿って所定の間隔aごとに径方向へと立設させてなるものであって、隣接するブラシ部43、43同士において、ブラシ42が平面視で千鳥状となるように備えられている。すなわち、一列分のブラシ部43において隙間aとなっている位置を周方向にたどると、周方向で隣接するブラシ部43、43では該位置にブラシ42が立設されている(図6(b)等に明記)。
このような掃き上げブラシ11の掃き上げ方向への回転中に、空気吐出口22から空気を掃き上げブラシ11の接地部(ブラシ部43、43・・)へ吹き付けた場合の空気の流れについて説明する。尚、ブラシ部43への空気の吹き付け方向は、空気吐出口22から吐出される空気の流速が掃き上げブラシ11の回転速度よりもはるかに速いため、図6の矢印Sに示す如く、回転中の掃き上げブラシ11のブラシ部43に対して追い風方向となる。
回転中の掃き上げブラシ11に対して空気を吹き付けると、各ブラシ部43におけるブラシ42、42との隙間が空気通り抜けための空気通路となる。つまり、図6(a)に示す如く、ブラシ部Aが吹き付け位置にある場合、空気は、ブラシ部Aにおけるブラシ42、42間を空気通路として通り抜ける。その後、掃き上げブラシ11の回転に伴ってブラシ部Bが吹き付け位置へ回転してくると、空気は、図6(b)に示す如く、ブラシ部Bのにおけるブラシ42、42間を通り抜けた後、ブラシ部Aにおけるブラシ42、42間を通り抜けるようにして流れる。この際、空気流は、ブラシ部Aとブラシ部Bとではブラシ42、42・・が平面視千鳥状に設けられていることに伴って、掃き上げブラシ11の回転運動の影響を受け、図7等に示すような渦気流となる。そして、掃き上げブラシ11の更なる回転により、ブラシ部Bが吹き付け位置に到達すると、空気は、ブラシ部Bのブラシ42、42間を空気通路として通り抜ける。
このように、回転中の掃き上げブラシ11に対して吹き付けられる空気は、渦気流となりながら回転方向前方側へと流れる。したがって、路面上の塵埃は、掃き上げブラシ11による掃き上げと、掃き上げブラシ11に吹き付けられた空気の渦気流とにより、空気中に効率良く分散して空気吸引室Qへと導かれる。
一方、中間板16よりも前方(すなわち、掃き上げブラシ11や掃き寄せ室Pよりも前方)には、円筒型の側ブラシ12が回転機構26により水平軸(若干の垂直方向への傾斜も含む)を中心として回転可能に設置されている。該側ブラシ12は、周知の駆動機構であるアーム等を備えた駆動機構27により、車体下部に収容される収容位置と、外板31の前方から車体よりも側方へ張り出される作業位置との間を移動可能に取り付けられている。尚、駆動機構27は、該駆動機構27の前方に固着される後述の如きガイド翼13に取り付けられている。
さらに、側ブラシ12の前方には、前方からの風を清掃ユニット10の上方へと逃がすためのガイド翼(第一ガイド部材)13が固着されている。ガイド翼13は、金属製の板部材を平行四辺形状に折り曲げてなるものであって、両板31、33間と略同じ左右幅を有している。そして、内板33の前端部から外方(左方向)へ、前面が前方から見て上向きの傾斜面となるような状態で立設されている。また、ガイド翼13は、その前端が中間板16の前端と同程度まで路面に近接するよう固着されている。さらに、ガイド翼13の前端には、ガイド翼13と路面との隙間を遮断するガイドフラップ15Aが設けられている。一方、ガイド翼13の後方には、ガイド翼13の下方を潜り抜けてきた風を清掃ユニット10の上方へ逃すための補助翼(第二ガイド部材)14が、内板33に固着されている。該補助翼14は、ガイド翼13と略同じ左右幅を有する板状部材であって、ガイド翼13の傾斜面と平行となるような姿勢で、ガイド翼13から所定の間隔だけ後方に取り付けられており、ガイド翼13と補助翼14との間を、空気を上方へ導くための空気案内路としている。尚、該補助翼14の下端には、軟質の合成樹脂により形成されたガイドフラップ15が、清掃ユニット10が作業位置に位置する際に、路面に摺接するように備えられている。
以上のような清掃ユニット10を備えた清掃車1による路面の清掃について、図7をもとに説明する。図7は、路面の清掃を行う際の空気や塵埃の流れを示した説明図である。
路面を清掃するにあたっては、走行中の清掃車1において清掃ユニット10を格納位置から作業位置へと移動させる。清掃ユニット10が作業位置に位置すると、ガイドフラップ15、ゴムフラップ18、24、及びサイドフラップが路面に摺接した状態となり、吸引フード30内の中間板16の下方に掃き寄せ室Pが形成される。そして、該状態にて
掃き上げブラシ11を路面に当接させるとともに側ブラシ12を作業位置へ移動させて、掃き上げブラシ11は路面上の塵埃を掃き上げる方向へ、側ブラシ12は路面上の塵埃を掃き寄せ室P内へ掃き寄せる方向へ夫々回転駆動させる。また、ブロア2を作動させて、空気吐出ダクト7を介して空気吹き出し口20からの空気の吹き出し(すなわち、空気吐出口22からの空気の吐出)を行うとともに、空気吸引ダクト8を介して空気吸引口21からの空気の吸引を行う。
このように、各清掃機構を駆動させると、路面上の塵埃は、まず側ブラシ11によって掃き寄せ室P内へ掃き寄せられる。掃き寄せ室P内に掃き寄せられた塵埃Xは、掃き上げブラシ11のブラシ部43を通り抜けることによって渦気流とされた吹き出し空気と、掃き上げブラシ11による掃き上げ動作によって、仕切板17の底壁上に形成されている空気吸引室Qへと運ばれる。そして、空気吸引口21から空気吸引ダクト8を介して空気とともに吸引され、ホッパ3内へと回収される。
また、従来の清掃ユニットでは、清掃車を走行させながら路面の清掃を行うにあたり、清掃車を高速で走行させると、走行時の空気の影響により、掃き寄せ室Pの前方を仕切るゴムフラップ18が掃き寄せ室P内へと押し込まれて路面との間に隙間ができ、空気吸引室Q内に多量の空気が進入して、空気吸引室Qの吸引力が低下してしまい、良好な清掃機能を発揮できなくなるという問題があった。特に、30km/hを超えるような高速で清掃車を走行させる場合には、空気吸引室Qにおける吸引力の低下といった問題はより顕著となっていた。それに対して、本実施形態における清掃ユニット10によれば、清掃ユニット10の前方にある空気の大半が、ガイド翼13により清掃ユニット10上方へと導かれる。また、ガイド翼13の下方を抜けてきた空気は、ガイドフラップ15にて阻まれた後、補助翼14によって清掃ユニット10上方へと導かれる。このようにして、掃き寄せ室P内をへて空気吸引室Q内に流れる空気の進入が抑止される。尚、路面上にある塵埃等は、軟質なガイドフラップ15、15Aを潜り抜けて掃き寄せ室P内へ掃き寄せられる。
上述したような構成を有する清掃車1によれば、清掃ユニット10の吸引フード30内に掃き上げブラシ11を備えているとともに、該掃き上げブラシ11の後方に、掃き上げブラシ11の接地部へと空気を吐出する空気吐出口22を設けているため、掃き寄せ室P内へ掃き寄せられた塵埃Xを効率良く掃き上げることができるとともに、吐出吸引による空気流によって塵埃Xを迅速にホッパ3内へ回収することができる。したがって、従来のような低速走行における清掃機能を向上させることができる上、高速走行しながら清掃を行ったとしても十分に効果的な清掃機能を発揮することができる。
また、掃き上げブラシ11のブラシ部43において、ブラシ42、42間に隙間を形成するとともに、隣接したブラシ部43、43同士にて、ブラシ42、42・・が平面視千鳥状となるようにブラシ部43を設けている。したがって、掃き上げブラシ11に空気を吹き付けた際、空気が上記隙間等を通り抜けて流れるため、掃き上げブラシ11の回転と相俟って空気流が渦気流となり、より効果的に塵埃Xを掃き上げることができる。さらに、掃き上げブラシ11のブラシ部43が有する隙間等が空気通路となるため、空気通路を備えた掃き上げブラシ11を容易且つ安価に作製することができる。
さらにまた、掃き寄せ室P内の掃き上げブラシ11よりも掃き上げ方向前方で、空気吸引口21と対向する位置に底壁を有する仕切板17を取り付けている。したがって、底壁と空気吸引口21との間の空間が空気吸引室Qとして形成されるため、空気吸引室Q内へと掃き上げられた塵埃を含む空気を効率良く吸引することができ、清掃機能を向上させることができる。
またさらに、上記仕切板17の少なくとも底壁に後方へ突出するゴムフラップ19を取り付けているため、掃き上げられた塵埃を空気吸引室Qへと導くことができる上、ゴムフラップ19により空気中に掃き上げられた塵埃を再び路面上に落とすことなくキャッチできるため、清掃機能を極めて向上させることができる。加えて、仕切板17の底壁又はゴムフラップ19上へ掃き上げられた塵埃は清掃車1の走行速度の影響を受けなくなるため、高速走行での清掃が可能となり、たとえば高速道路等において一般車両の迷惑とならない速度で走行しながら確実な清掃を実施することができるといった効果を奏し得る。
また、清掃ユニット10の前面には、前方から見て斜め上方に上向くような傾斜面を有するガイド翼13を設置しているため、清掃ユニット10の前方にある空気が清掃ユニット10上方へ導かれる。したがって、従来のような低速走行における清掃機能の更なる向上を図ることができるのは勿論、たとえ清掃車1を高速走行させたとしても、掃き寄せ室P内への外部の空気の侵入を抑止することができ、高速走行での路面清掃を実現することができる。
さらに、ガイド翼13の後方には、下端にガイドフラップ15を有する補助翼14を備えているため、ガイド翼13の下方を潜り抜けた空気は、該ガイドフラップ15及び補助翼14によって清掃ユニット10上方へ導かれる。したがって、掃き寄せ室P内への外部の空気の進入をより確実に防止することができ、清掃機能の更なる向上、より速い走行速度への対応といった効果を図ることができる。
加えて、清掃ユニット10の外板31よりも更に外方へと張出可能な側ブラシ12を備えているため、路肩付近に溜まっている塵埃までも掃き寄せ室P内へと掃き寄せることができ、より広範囲に亘って路面上の塵埃を回収することができる。
尚、本件出願人による実験では、走行速度が60km/hであっても清掃機能を損ねることなく、路面の清掃を実施することができた。また、従来の同様の速度(30km/h程度)での清掃機能においては、従来の3〜5倍の塵埃回収率を実現することができた。
なお、本発明の清掃車に係る構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、清掃ユニット、掃き上げ部材、ガイド部材、及び側ブラシ等の数や設置位置、形状、材質といった構成ついて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態においては、清掃ユニットに備える側ブラシとして円筒型の側ブラシを採用しているが、図8に示すように、清掃ユニット10’に垂直軸(若干の水平方向への傾斜も含む)を中心として回転するような円錐型の側ブラシ12’を設けてなる清掃車1’としてもよいし、図9に示すように、側ブラシを有さない清掃ユニット10’’を備えてなる清掃車1’’としてもよく、側ブラシの形状や数等に何ら限定されることはない。尚、側ブラシを有さない清掃ユニット10’’にあっては、清掃ユニット10’’のフード部材前方位置に第一ガイド部材13’’が設けられている。
また、上記実施形態においては、清掃ユニットを清掃車の左右両側に備えるとしているが、片側(たとえば路肩側)だけに備えるようにしてもよい。さらに、清掃ユニットが格納位置にて車体側方から突出する大きさを有していたとしても何ら問題はなく、清掃ユニットの幅などの大きさや数等も適宜設計変更可能である。
さらに、空気吸引口と対面する位置に設ける底壁を、たとえば車両進行方向前端部を支点として後端部を上下動可能とする等、傾斜角度調節可能としたり、車両進行方向へ伸縮可能とすることも可能である。このような構成において、底壁の後端部を路面に近接する位置へ移動可能とすれば、底壁にゴムフラップを取り付けずとも、空気中に掃き上げられた塵埃を再び路面上に落とすことなくキャッチできるという効果の点で、同程度の効果を奏することができる。
さらにまた、上記実施形態では、ブラシを多数のブラシ繊維を束ねてなるものとしているが、板状のブラシ(たとえばゴム板)を採用することも可能で、該板状ブラシを軸から径方向に突設して掃き上げ部材を構成してもよい。
加えて、掃き上げ部材の外周に形成する空気通路の形状も適宜変更設計可能である。すなわち、ブラシを平面視千鳥状に設置することによりブラシ間の隙間を空気通路とする構成に何ら限定されることはなく、板状ブラシ等に孔を穿設することによって、該孔を空気通路とするように構成することも可能である。
清掃車及び清掃ユニットを車両進行方向左側から示した説明図である。 清掃車及び清掃ユニットを上方から示した説明図である。 清掃ユニットを上方から示した説明図である。 清掃ユニットを側方から示した説明図である。 (a)は、掃き上げブラシを側方から見た説明図であり、(b)は、ブラシ部を拡大して示した説明図である。 (a)〜(c)は、掃き上げブラシに空気を吹き付けた際の、ブラシ部における空気の流れを示した説明図である。 路面の清掃を行う際の空気や塵埃の流れを示した説明図である。 (a)及び(b)は、清掃車の変更例を示した説明図である。 (a)及び(b)は、清掃車の変更例を示した説明図である。
符号の説明
1・・路面清掃車、2・・ブロア、3・・ホッパ、7・・空気吐出ダクト、8・・空気吸引ダクト、10・・清掃ユニット、11・・掃き上げブラシ、12・・側ブラシ、13・・ガイド翼、14・・補助翼、15・・ガイドフラップ、16・・中間板、17・・仕切板、18、24・・ゴムフラップ、19・・ゴムフラップ(底壁に設置)、20・・空気吹き出し口、21・・空気吸引口、22・・空気吐出口、23・・傾斜板、30・・吸引フード、32・・壁板、34・・ブラシカバー、41・・ブラシ軸、43・・ブラシ部。

Claims (5)

  1. 車体に、塵埃を回収するためのホッパと、路面に対面した作業位置で路面の一部を覆うことにより内部に清掃室を形成可能な蓋状のフード部材を有する清掃ユニットと、前記フード部材に開設された空気吸引口に接続され、前記清掃室内にある塵埃を空気とともに前記ホッパへ回収可能な吸引装置とを備えた路面清掃車であって、
    前記フード部材内の前記空気吸引口よりも車両進行方向後方位置に、路面に接地して路面上の塵埃を掃き上げるための掃き上げ部材が、塵埃を前記空気吸引口側へ掃き上げる方向へ回転可能に設置されている一方、
    前記フード部材内の空気吸引口と対面する位置に、前後方向で水平又は後方へ向けて下方に傾斜する底壁を設けたことを特徴とする路面清掃車。
  2. 底壁に、掃き上げ部材の接地部へ向けて下方に傾斜するゴムフラップを取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の路面清掃車。
  3. フード部材の、掃き上げ部材よりも更に車両進行方向後方位置に開設された空気吐出口を介して、前記フード部材内の路面へ向かって空気を吐出可能な吐出装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の路面清掃車。
  4. 掃き上げ部材の外周面に、空気吐出口から吐出された空気を空気吸引口側へと導くための空気通路を形成したことを特徴とする請求項3に記載の路面清掃車。
  5. 清掃ユニットのフード部材前方位置に、後方へ向けて上方に傾斜するガイド部材を設けるとともに、該ガイド部材の下端に、ガイド部材と路面との隙間を遮断するガイドフラップを設置したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の路面清掃車。
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