JP3364339B2 - デジタル放送における受信装置の同期方法 - Google Patents

デジタル放送における受信装置の同期方法

Info

Publication number
JP3364339B2
JP3364339B2 JP27811794A JP27811794A JP3364339B2 JP 3364339 B2 JP3364339 B2 JP 3364339B2 JP 27811794 A JP27811794 A JP 27811794A JP 27811794 A JP27811794 A JP 27811794A JP 3364339 B2 JP3364339 B2 JP 3364339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
symbol
equation
fourier transform
dft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27811794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08139776A (ja
Inventor
芳寿 辻
剛司 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP27811794A priority Critical patent/JP3364339B2/ja
Publication of JPH08139776A publication Critical patent/JPH08139776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3364339B2 publication Critical patent/JP3364339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル放送における受
信装置の同期方法に係わり、特に音声信号をデジタル化
し、該デジタルデータを位相変調して空間に放射し、受
信機で放射信号を受信復調するデジタル放送における受
信装置の同期方法に関する。
【0002】
【従来の技術】音声信号をデジタル化して直列データと
し、該直列データを例えば2ビットづつ分け、各2ビッ
トの1、0の組合せでそれぞれ周波数が異なるN個のキ
ャリアを4相PSK変調し、各変調信号を周波数多重し
て送信局より送出し、受信機で該周波数多重された位相
変調信号を受信、復調して音声出力するデジタルオーデ
ィオ放送(DAB:Degital Audio Broadcast)が提案さ
れ欧州等において実用化に向けて検討されている。
【0003】このDAB方式は、選択性フェージングの
影響を少なくするために、情報をパラレルに分けて多数
のキャリアを用いて変調を行ない(周波数インターリー
ブ)、いずれかのキャリアがフェージングを受けても全
体として影響を少なくする方法であり、基本的に周波数
分割多重(FDM:Frequency Division Multiplex)方
式である。ところで、単なるFDMの場合にはスペクト
ラムのオーバラップを避けるためにキャリアの間隔を十
分に取らなければならなくなり、周波数利用効率があま
り良くない。そこで、OFDM(Orthogonal Frequency
Division Multiplex)方式が提案されている。このOF
DMの場合は各キャリアが直交条件を満たすように配置
され、スペクトラムのオーバラップを許しており周波数
利用効率が良い上に、変調器、復調器でIDFT(Inve
rse Discrete Fourier Transform:離散フーリエ逆変
換)、DFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリ
エ変換)操作を利用することができハードウェアを非常
に簡素化できる利点がある。
【0004】(a) OFDM方式によるデジタルオーディ
オ放送の原理 図8はデジタルオーディオ放送の送信機の原理的構成図
である。1は伝送速度fs(=2/Δt)で入力される
直列データd(n)(a(0),b(0),a(1),b(1),・・
・)を2Nビットの並列データに変換するシリアルパラ
レル変換器(S/P変換器)、20〜2N-1はN個のキャ
リア乗算部で、2×Nビットの並列データを2ビットづ
つのN組a(0),b(0);a(1),b(1);・・・;a(N-
1),b(N-1)に分け、各組の第1ビットa(0),a(1),
・・a(N-1)に周波数がf0〜fN-1のキャリア(cosω
nt)を乗算し、第2ビットb(0),b(1),・・b(N-1)に
周波数f0〜fN-1のキャリア(−sinωnt)を乗算するも
の、3は各組のキャリア乗算部の出力信号a(n)cosω
nt,−b(n)sinωnt(n=0〜N-1)を合成すると共に周
波数多重して信号D(t)を送出する周波数多重化部(M
UX)である。
【0005】周波数多重化部3で各組のキャリア乗算部
の出力信号を合成することにより、各組の2ビットの
1,0の組合せでそれぞれ周波数f0〜fN-1のキャリア
を4相PSK変調したことになり、周波数多重化部3の
出力D(t)は D(t)=Σ{a(n)cosωnt−b(n)sinωnt} (n=0〜N-
1) となる。尚、各キャリアの周波数間隔をΔfとすれば、
(n+1)番目のキャリア周波数fnは fn=f0+nΔf となり、2ビットデータの伝送時間をΔt(伝送速度f
s=2/Δt)とすれば、周波数間隔Δfは Δf=1/NΔt となる。
【0006】図9は周波数多重化部3の機能説明図であ
り、Δf間隔のN個の各キャリアf 0〜fN-1を2ビット
づつのN組のデータa(0),b(0);a(1),b(1);・・
・;a(N-1),b(N-1)で4φPSK変調し、各変調信号
を周波数多重して伝送する。図10はシンボルの説明図
であり、2×Nビットで1シンボルが構成され、1シン
ボルの時間長をTsとすれば、 Ts=NΔt Δf=1/Ts となる。1シンボル(2×Nビット)毎に上記4φPS
K変調及び変調信号の周波数多重が行なわれて周波数多
重信号D(t)が順次送信される。
【0007】図11はデジタルオーディオ放送の受信機
の原理的構成図である。40〜4N-1はN個のキャリア乗
算部で、受信信号D(t)に周波数f0〜fN-1のキャリア
(cosωnt,−sinωnt,n=0〜N-1)をそれぞれ乗算する
もの、50〜5N-1は各乗算部の出力を積分してデータを
復調する積分器、6は2×Nビットの並列データを直列
データに変換するパラレルシリアル変換器(P/S変換
器)である。各積分器50〜5N-1は入力信号D(t)に対
して次式
【数1】 の演算を行なって、データa(0),b(0);a(1),b
(1);・・・;a(N-1),b(N-1)を復調する。
【0008】(b) DFTを用いたOFDM変復調方式 ところで、OFDMのベースバンド信号D(t)を発生す
るためにはN個の4φPSK変調器が必要になり、又、
復調するにもN個の4φPSK復調器が必要になる。N
が大きくなると(実際に欧州のDAB方式ではN=19
2(モード1)、N=384(モード2)、N=153
6(モード3)が提案されている)実用的でない。そこ
で、次にDFTを用いて変復調を簡単に行なう方法につ
いて説明する。
【0009】(b-1) 変調部の構成 OFDMのベースバンド信号は
【数2】 と表される。d(k)=a(k)+jb(k)とすれば、(1)式は
【数3】 と表わされる。ここで、*は複素数を意味し、R[ ]は
[ ]の実数部を表わす。
【0010】
【数4】 であるから、(3)式よりD(t)は(2)式で表わされること
は明らかである。(2)式において、t=mΔtとする
と、
【数5】 となる。ここで、D(m)はd(k)のIDFT(離散フーリ
エ逆変換)の実数部になっていることに注目されたい。
D(m)をΔt毎にD(0),D(1),・・・D(N-1)として出
力すると図12に示すようになる。この信号は(2)式を
Δt毎にサンプリングしたものに他ならない。従って、
図13(a)に示す周波数特性と図13(b)に示すインパル
ス特性を備えた理想フィルタを通すと(2)式と同じもの
が得られる。
【0011】以上のことから、変調器としては入力デー
タd(k)(複素)をIDFTして、その実数部D(0)からD
(N-1)までをΔt毎に出力し、理想フィルタを通せば変調
波(ベースバンド信号)が得られることになる。図14は
かかる点に着目して構成した送信機の要部構成図であ
る。11は2ビットづつのN組のデータa(k),b(k)(k
=0〜N)で複素表現した入力データd(k)に離散フーリエ
逆変換を施すIDFT部、12aはIDFT部から出力
される実数部をアナログに変換するDA変換器、13a
は理想フィルタ、14aは理想フィルタ出力D(t)にcos
ωctを乗算して周波数変換する乗算部である。
【0012】(b-2) 復調部の構成 受信周波数変換においてD(t)のみが得られた場合、2
N点のサンプリングをしなければ原情報を取り出すこと
ができない。これは、D(t)がN点IDFTの実数部だ
けになっているためである。又、図15(a),(b)に示す
ようにサンプリング定理からも明らかである。サンプリ
ング定理によれば帯域N・Δfの信号は1/2・N・Δf
の周波数でサンプリングしなければならない。 1/2・N・Δf=Δt/2 であるから、Δt間隔でなくΔt/2間隔でサンプリン
グしなければならない。このため、Ts区間(N・Δt)
において2N点のサンプリングが必要になる。しかし、
実数部D(t)と虚数部I(t)が得られた場合は次に示すよ
うにN点のサンプリングで原信号を取り出すことができ
る。受信周波数変換後の複素ベースバンド信号を(5)式
に示す。
【0013】
【数6】 右辺実数部、虚数部はそれぞれ伝送路、雑音によってD
(t),I(t)が変形したもので、理想的な伝送路ではD
(t),I(t)に等しくなる。
【0014】
【数7】 (6)式をmΔt(m=0,1,2,・・・N-1)でサンプリングす
れば、
【数8】 とすれば、(7)式は
【数9】 従って、d(k)は(8)式のDFTで次のように得られる。
【0015】
【数10】 これより原信号d(k)の推定値が得られる。尚、参考ま
でにDFT,IDFTの関係式は以下のようになる。
【0016】
【数11】 以上から、受信信号S(t)を周波数変換して得られた複
素ベースバンド信号をローパスフィルタを介してデジタ
ルに変換し、DFT部でDFTを施せば原信号d(k)の
推定値が得られる。図16はかかる点に着目して構成し
た受信機の要部構成図であり、15は周波数変換部、1
6a,16bはローパスフィルタ、17a,17bはA
D変換器、18はDFT部である。
【0017】(c) 送信側周波数変換 D(t),I(t)を用いた直交平衡変調方式は図17に示
すように、SSB方式に用いられる周波数変換方式と同
じである。図中11はIDFT部、12a,12bはA
D変換器、13a,13bはローパスフィルタ、14は
周波数変換部であり、cosωct,sinωctを乗算する乗算
器14a,14b及び乗算器出力を合成して出力するハ
イブリッド回路14cで構成されている。
【0018】周波数変換部14の出力信号S(t)は
【数12】 となり、下側波帯を含まない。従って、両側波帯方式に
比べ、帯域は1/2になり、伝送効率が向上する。
【0019】(d) 受信側周波数変換方式 図18はcosωct,sinωctによる直交周波数変換部の構
成図である。15aは受信信号s(t)((11)式参照)に次
式で示す雑音信号n(t) n(t)=nc(k)cos2π(fc+fk)t-ns(k)sin2π(fc+
k)t を加算して信号r(t)を出力する加算器(実際には存在
しない)、15bはバンドパスフィルタ、15c,15
dはバンドパスフィルタ出力にcosωct,−sinω ctを乗
算する乗算部である。振幅減衰や雑音がなく、しかも位
相遅れの無い理想的な伝送路では、r(t)=s(t)とな
る。以下では、r(t)=s(t)として説明する。この直交
周波数変換部の出力信号D′(t),I′(t)はそれぞれ次
【数13】 により表現される。尚、(12),(13)式において2fc
項は無視している。この(12),(13)式は送信側複素ベー
スバンド信号を表わす(3)式の実数部と虚数部にそれぞ
れ一致している。従って、前に述べたようにN点サンプ
リングDFT演算することにより現信号を取り出すこと
ができる。
【0020】(e) 差動符号化 (d)において、受信側周波数変換方式について説明した
が、OFDM方式において送信ローカル周波数ωcに同
期した受信ローカル周波数を作り出すことは非常に困難
である。又、受信ローカル周波数に周波数誤差があった
場合(非同期の場合)、復調ベクトルの回転という結果
になり絶対位相による復調は困難である。そのため、送
信側で絶対位相で情報を表わす代わりに位相回転の大き
さで情報を表わすようにする。このことを差動符号化と
いい、若干の周波数誤差があっても復調が可能となる。
【0021】(e-1) 差動符号器 図19は送信側差動符号器の説明図であり、差動符号器
21の論理式は
【数14】 である。差動符号器21は
【数15】 で複素表現されたデータDl(k)を上記論理式でdl(k)に
変換するものである。
【0022】差動符号は、 (1) [Al(k),Bl(k)]=(1,1)の場合、
【数16】 となり、(14)式に代入すると
【数17】 となり、位相変化しない。
【0023】(2) [Al(k),Bl(k)]=(-1,-1)の場
合は
【数18】 となり、位相反転、すなわち、πシフトする。
【0024】(3) [Al(k),Bl(k)]=(1,-1)の場
合は
【数19】 となり時計方向にπ/2シフトする。
【0025】(4) [Al(k),Bl(k)]=(-1,1)の場
合は
【数20】 となり反時計方向にπ/2シフトする。
【0026】(e-2) 差動復号器 (14)式より、次式
【数21】 が得られる。差動復号器22は図20に示すようにデー
タdl(k)を(15)式の論理式に従ってDl(k)に変換するも
のである。従って、差動符号器の前記(1)〜(4)に対応し
て以下の(1)〜(4)の差動復号結果を出力する。
【0027】
【数22】
【0028】(f) 送信系、受信系のブロック 以上より、OFDM方式によるデジタルオーディオ放送
における送信系及び受信系は図21(a),(b)に示す構成
となる。尚、送信系の周波数変換部14において、14
dは周波数fcのcos信号(cosωct)を出力する発振器、
14eは該cos信号を−900移相して-sinωctを出力す
る移相器である。又、受信系の周波数変換部15におい
て、15eは周波数fcのcos信号(cosωct)を出力する
発振器、15fは該cos信号を−900移相して-sinωct
を出力する移相器である。送信系のcos波、sin波(キャ
リア)を送信ローカル信号、受信系のcos波、sin波を受
信ローカル信号という。送信側では、既知の位相基準シ
ンボルとM個のデータシンボルとでDABフレームを構
成し、各シンボルを2ビットづつN組に分け、各組の第
1データを実数部、第2データを虚数部として差動符号
化し、差動符号の実数部、虚数部を順次フーリエ逆変換
部11に入力し、該フーリエ逆変換部から出力される実
数部、虚数部をアナログ信号に変換し、それぞれに送信
ローカル周波数fcのcos波、sin波を乗算し、乗算結果
を合成して空間に放射する。
【0029】受信側では、空間に放射された信号を受信
し、受信信号に受信ローカル周波数のcos波、sin波を乗
算し、それぞれの乗算結果をデジタルに変換後フーリエ
変換部18に入力し、該フーリエ変換部から出力される
実数部、虚数部を差動復号化して原データである第1デ
ータ、第2データとして順次出力する。フーリエ変換部
18はDFTウインドウ信号の発生タイミングに基づい
てフーリエ変換処理を実行する。すなわち、図示しない
ウインドウ信号発生部がフレーム間に設けられたヌル信
号部分を検出して各シンボルのフーリエ変換実行タイミ
ングであるDFTウインドウ信号を出力し、フーリエ変
換部18はこのDFTウインドウ信号の発生タイミング
に基づいてフーリエ変換を実行する。
【0030】図22はDABフレーム、ウインドウ信号
の説明図である。DABフレームの先頭部分は同期チャ
ネルと称され、ヌル信号部分NULLと位相基準シンボ
ル部分PRSとで構成され、ヌル信号部分NULLの後
にはマルチパスの影響を軽減するために62μsのガード
インターバルGITが設けられている。同期チャネルの
後には所定数(=m)のシンボルが配列される。
【0031】ヌル信号部分NULLはフレームの先頭を
エンベロープ検波により見つけるために設けられてい
る。位相基準シンボル部分PRSは差動復号のためのリ
ファレンス信号であり、毎フレーム固定の固有パターン
(既知)が送られて来る。PRSウインドウはヌル信号
部分NULLを検出し、それを基準に所定の時間位置に
設けられたウインドウであり、DFTウインドウはシン
ボル毎のDFT演算のタイミングを示すものである。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】以上のOFDM方式に
よるデジタルオーディオ放送方式において、実際の受信
シンボル位置でPRSウインドウやDFTウインドウを
発生しないと、正確な復調ができなくなる。前述のよう
に、従来はヌル信号部分をエンベロープ検波により検出
し、該ヌル信号検出によりPRSウインドウやDFTウ
インドウを発生するものであった。しかし、雑音や伝送
路の伝送特性を含む実際の系においては検出位置がフレ
ーム毎にずれて来る場合がある。かかる場合に、ヌル検
出信号をフレーム同期用の信号として直接的に使用する
とシンボル位置とDFTウインドウ位置がずれて正確な
復調ができなくなる。以上から、本発明の第1の目的
は、実際のシンボル位置で正確にDFTウインドウを発
生することができる受信装置の同期方法を提供すること
である。本発明の第2の目的は、雑音、伝送路の影響で
ヌル検出位置がフレーム毎にずれ、実際のシンボル位置
とDFTウインドウ位置がずれても、これらの位置を一
致するように補正できる受信装置の同期方法を提供する
ことである。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、フレーム間に設けられたヌル信号部分を検出して
各シンボルのフーリエ変換実行タイミングであるDFT
ウインドウ信号を出力する手段、DFTウインドウ信号
の発生タイミングに基づいて各シンボルを構成するデー
タに対してフーリエ変換処理を施すフーリエ変換部、位
相基準シンボルにフーリエ変換して得られる実数部と虚
数部で構成されるベクトルを取り込む手段、連続して得
られる2つのベクトルの比とこれら2つのベクトルに対
応する位相基準シンボルの2つの既知ベクトルを用い
て、実際のシンボル位置とDFTウインドウ位置間の偏
差を求める手段、該偏差に基づいてDFTウインドウ信
号の発生タイミングを制御する手段を備えた受信装置に
より達成される。
【0034】
【作用】フレーム間に設けられたヌル信号部分を検出し
て各シンボルのフーリエ変換実行タイミングであるDF
Tウインドウ信号を出力し、該DFTウインドウ信号の
発生タイミングに基づいて位相基準シンボルをフーリエ
変換して得られる実数部と虚数部を成分とするベクトル
を取り込み、連続して得られる2つのベクトルの比とこ
れら2つのベクトルに対応する位相基準シンボルの2つ
の既知ベクトルを用いて、実際のシンボル位置とDFT
ウインドウ位置間の偏差を求め、該偏差に基づいてDF
Tウインドウ信号の発生タイミングを制御する。例え
ば、フーリエ変換により連続して得られたベクトルを
d′(k),d′(k+1)、既知のベクトルをd(k),d(k+1)と
するとき、 d′(k+1)・d(k)/d′(k)・d(k+1) を演
算し、演算結果の1シンボル区間における平均値を偏差
とし、該偏差に基づいてDFTウインドウ発生タイミン
グを制御する。あるいは、複数のシンボルにおける前記
偏差の平均値に基づいてDFTウインドウ信号の発生タ
イミングを制御する。以上のようにすれば、実際のシン
ボル位置で正確にDFTウインドウを発生することがで
きる。又、実際のシンボル位置とDFTウインドウ位置
がずれても、これらの位置を一致するように補正するこ
とができる。
【0035】
【実施例】
(A) 本発明の原理 (a) 伝送路とガウス雑音を考慮したDFT出力 送信局から受信装置までに信号が到来する間、送信信号
はその振幅を減衰し、位相遅れを生じる。伝送路の振幅
特性をρ(k)、位相特性をψ(k)とすれば、伝送路41は
図1に示すように表現できる。図2(a),(b)はそれぞれ
振幅特性、位相特性図である。
【0036】送信信号s(t)は
【数23】 である。ここで、振幅特性、位相特性を 振幅特性:ρ(fc+fk)=ρ(k) 位相特性:φ(fc+fk)=φ(k) とし、雑音信号n(t)を n(t)=nc(k)cos2π(fc+fk)t-ns(k)sin2π(fc+
k)t とすれば、信号r(t)は
【数24】 となる。
【0037】又、受信ローカル周波数に位相ずれΔθが
生じているものとすると、図3に示すように周波数変換
部の各乗算部15c,15dにはcos波としてcos(2πfc
t+Δθ)が加えられ、sin波として-sin(2πfct+Δθ)が
加えられる。このため、各乗算部出力は以下のようにな
る。
【0038】
【数25】 ここで、
【数26】 とすると、
【数27】 となる。
【0039】なぜならば、
【数28】 であるからである。(20)式をmΔtでサンプリングすれ
ば、
【数29】 となる。
【0040】これをDFTすると、
【数30】 となる。すなわち、d(k)でなく、(Hk・d(k)+Nk)・e
xp(-jΔθ)が得られる。図4は(24)式のベクトルを複素
平面上に表示したものであり、(a)はHk=1(伝送特性
がフラット)で雑音Nkがなく、しかもΔθ=0の場合
である。(b)はHk≠1、Δθ≠0、Nk≠0の場合であ
る。
【0041】(b) PRS部分を利用したフレーム同期 DABフレームの先頭には、図22において示すよう
に、位相基準シンボルPRSが配置され、DABフレー
ム間にはヌル信号部分NULLが設けられている。位相
基準シンボルPRSは差動復号のためのリファレンス信
号であり、毎フレーム固定の固有パターン(既知)であ
る。したがって、まずヌル信号部分を検出し、それを基
準に位相基準シンボルPRS部分に相当すると思われる
時間位置にDFTウインドウ(PRSウインドウ)を設
定する。そして、その中を時間サンプリングしてDFT
を行ない、既知のPRSパターンとの相関を取り、相関
があれば、すなわち、なんらかの時間情報が得られるな
らば、DFTウインドウは位相基準シンボルPRSの位
置と一致しているとみなすことができる。しかし、時間
情報を得ることができなければDFTウインドウは位相
基準シンボルPRSの位置と一致しておらず、DFTウ
インドウ位置を補正する必要がある。
【0042】図5は位相基準シンボルPRSを利用した
本発明のフレーム同期制御の原理説明図である。ヌル検
出信号NDTに基づいてPRS DFT用ウインドウを
設定する。この場合、ウインドウ位置は実際の位相基準
シンボルPRSの位置よりもτ1だけタイミングが早く
なっている。時間軸でウインドウの先端をt=0とすれ
ば、(20)式より
【数31】 となる。
【0043】上式をmΔtでサンプリングすれば
【数32】 τ1=PΔtとすれば(Δtはサンプリング時間)、
【数33】 となる。
【0044】(26)式をDFTすれば、
【数34】 ここで、連続するk,k+1において(27)式の比R(k)
を求めると、次式
【数35】 となる。
【0045】HK+1≒Hkであるから(Δf離れの伝送特
性だから殆ど同じと仮定できる)
【数36】 となる。
【0046】E(k)について、k=0,・・・,N-1まで求め、
その平均ψlを演算すると
【数37】 が得られる。但し、Nkはガウス雑音、Hkは伝送路特性
を表わすベクトル、d(k)のベクトル長は√2である。N
kの平均値は零であるから(31)式は
【数38】 となる。
【0047】(32)式において、ψ,NよりPの値を容易
に求めることができる。このPが正であれば、DFTウ
インドウの発生タイミングを遅らせ、負であれば発生タ
イミングを早める方向に制御する。又、制御電圧は|P
|に比例して発生する。このPの値は毎フレームの位相
基準シンボルPRS部分で得られるから、一般にMフレ
ームに渡って移動平均
【数39】 をとり、該平均値でDFTウインドウの発生位置を制御
する。
【0048】(c) 要約 以上、要約すれば、 フレーム間に設けられたヌル信号部分を検出して各シ
ンボルのフーリエ変換実行タイミングであるDFTウイ
ンドウ信号を出力する。 ついで、このDFTウインドウ信号の発生タイミング
に基づいて位相基準シンボルPRS部分をフーリエ変換
して得られる実数部と虚数部を成分とするベクトルを求
める。 しかる後、連続して得られる2つのベクトルの比R
(k)を(28)式に基づいて計算する。
【0049】ついで、該比R(k)と前記連続する2つ
のベクトルに対応する位相基準シンボルの2つの既知ベ
クトルとを用いて(30)式によりE(k)を演算する。 このE(k)の1シンボル区間における平均値を(31)式
により演算してψlを求める。 上記ψlを用いて(32)式より、位相基準シンボルPR
Sの実際の位置とDFTウインドウ位置間の偏差Pを求
め、該偏差が零となるようにDFTウインドウ信号の発
生タイミングを制御する。尚、複数個(=M)のシンボ
ルにおける前記偏差の平均値を(33)式に基づいて計算
し、該平均値でDFTウインドウ信号の発生タイミング
を制御するようにもできる。
【0050】(B)本発明の実施例 (a) 構成 図6は本発明の第1実施例における受信機の要部構成図
である。図中、51はアンテナ、52はキャリア周波数
成分を通過するバンドパスフィルタ、53はAGC用の
ゲイン可変アンプ、54は周波数変換部であり、54a
は周波数fcの受信ローカル信号を発生するVCO、5
4bは−900移相器、54cは受信信号に受信ローカ
ル周波数fcのcos波を乗算する乗算器、54cは受信信
号に受信ローカル周波数fcの-sin波を乗算する乗算器
である。55a,55bはAD変換器、57は受信電力
演算部であり、AGC制御を行なうと共に、DABフレ
ーム間のヌル信号部分を検出してヌル検出信号NDTを
出力するもの、58はDA変換器である。61はAD変
換器55a,55bから出力される実数部、虚数部を入
力されて離散フーリエ変換処理(DFT)を行なうDF
T部、62はDFTウインドウ信号発生部であり、DF
T出力に基づいてDFTウインドウ位置を制御してDF
Tウインドウ信号DWSを出力する。63は送信ローカ
ル周波数と受信ローカル周波数が一致するように周波数
制御信号を出力する周波数制御信号発生部、64は差動
符号化された複素データを原データに復号する差動復号
器である。
【0051】図7はDFTウインドウ信号発生部の構成
図である。62aはPRS検出部であり、PRSウイン
ドウ信号発生時のDFT部61の出力(フーリエ変換し
て得られる実数部と虚数部を成分とするベクトルd′
(k))を取り込むものである。62bはPRSシンボル
の連続して得られる2つのベクトルd′(k),d′(k+1)
の比R(k)を(28)式に基づいて計算するベクトル比演算
部、62cは既知の位相基準シンボルPRSのパターン
を記憶する既知PRS記憶部、62dは前記連続する2
つのベクトルと対応する位相基準シンボルの2つの既知
ベクトルと比R(k)を用いて(30)式によりE(k)を演算す
るE(k)演算部、62eはE(k)の1シンボル区間におけ
る平均値ψlを(31)式により演算するPRS1シンボル
間平均値演算部、62fはPRS Mシンボル間平均値
演算部であり、上記ψlを用いて(32)式により、位相基
準シンボルPRSの実際の位置とDFTウインドウ位置
間の偏差Pを求め、該偏差のMシンボル区間における平
均値を(33)式に基づいて計算する。
【0052】62gは電圧制御発振器(VCO),62
hはヌル検出信号NDTの発生により計数値をリセット
されると共に、VCOから出力されるパルスを計数する
フレームカウンタ、62iはフレームカウンタ制御信号
発生部であり、ヌル検出信号NDTの発生によりカウン
タリセット信号RSTを出力すると共に、偏差の平均値
Pmeanに基づいてVCOの発振周波数を制御する発振周
波数制御電圧FCVを出力する。すなわち、偏差Pmean
(=τ1/Δt)が正の場合(進んでいる場合)には、
発振周波数を減少させるように制御電圧FCVを出力
し、偏差Pmeanが負の場合(遅れている場合)には発振
周波数を増加させるように制御電圧FCVを出力する。
62jはリセット直前のフレームカウンタ62hの計数
値に基づいてDFTウインドウ信号DWSの発生タイミ
ングを制御するものである。
【0053】(b) 動作 PRS検出部62aはPRSウインドウ信号発生時のD
FT部61の出力ベクトルd′(k)を取り込み、ベクト
ル比演算部62bはPRSシンボルの連続して得られる
2つのベクトルd′(k),d′(k+1)の比R(k)を(28)式
に基づいて計算する。E(k)演算部62dは前記連続す
る2つのベクトルの比R(k)とこれら2つのベクトルに
対応する位相基準シンボルの2つの既知ベクトルとを用
いて(30)式によりE(k)を演算し、PRS1シンボル間
平均値演算部62eはE(k)の1シンボル区間における
平均値ψlを(31)式により演算する。PRS Mシンボル
間平均値演算部62fは上記ψlを用いて(32)式によ
り、位相基準シンボルPRSの実際の位置とDFTウイ
ンドウ位置間の偏差Pを求め、該偏差のMシンボル区間
における平均値Pmeanを(33)式に基づいて計算する。
【0054】フレームカウンタ制御信号発生部62iは
ヌル検出信号NDTの発生によりカウンタリセット信号
RSTを出力してフレームカウンタ62hの計数値をリ
セットすると共に、偏差の平均値Pmeanに基づいてVC
O62gの発振周波数制御電圧FCVを出力する。すな
わち、偏差Pmeanが正の場合(DFTウインドウ位置が
進んでいる場合)には、発振周波数を減少させるように
制御電圧FCVを出力し、偏差Pmeanが負の場合(DF
Tウインドウ位置が遅れている場合)には発振周波数を
増加させるように制御電圧FCVを出力する。
【0055】電圧制御発振器(VCO)62gは発振周
波数制御電圧FCVの値に基づいて発振周波数を増減
し、フレームカウンタ62hはヌル検出信号NDTの発
生により計数値をリセットすると共に、VCO62gか
ら出力されるパルスを計数する。VCOの発振周波数が
高いほど1フレームの間に計数するフレームカウンタ6
2hの計数値は大きくなる。デコーダ62jはリセット
直前のフレームカウンタ62hの計数値に基づいてDF
Tウインドウ位置(DFTウインドウ信号DWSの発生
タイミング)を制御する。すなわち、DFTウインドウ
信号DWSの発生タイミングが遅れている場合には、V
CO62gの発振周波数が高くなりフレームカウンタ6
2hの計数値が増加する。この結果、デコーダ62jは
DFTウインドウ信号DWSの発生タイミングを進ま
せ、DFTウインドウ位置とシンボル位置を一致させ
る。また、DFTウインドウ信号DWSの発生タイミン
グが進んでいる場合には、VCO62gの発振周波数が
低くなりフレームカウンタ62hの計数値が減少する。
この結果、デコーダ62jはDFTウインドウ信号DW
Sの発生タイミングを遅らせ、DFTウインドウ位置と
シンボル位置を一致させる。以上により、DFTウイン
ドウ位置が実際のシンボル位置と一致するようになり、
正確なデータ復調が可能となる。以上、本発明を実施例
により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれ
らを排除するものではない。
【0056】
【発明の効果】以上本発明によれば、フレーム間に設け
られたヌル信号部分を検出して各シンボルのフーリエ変
換実行タイミングであるDFTウインドウ信号を出力
し、該DFTウインドウ信号の発生タイミングに基づい
て位相基準シンボルをフーリエ変換して得られる実数部
と虚数部を成分とするベクトルを取り込み、連続して得
られる2つのベクトルの比と該2つのベクトルに対応す
る位相基準シンボルの2つの既知ベクトルを用いて、実
際のシンボル位置とDFTウインドウ位置間の偏差を求
め、該偏差に基づいてDFTウインドウ信号の発生タイ
ミングを制御するように構成したから、実際のシンボル
位置で正確にDFTウインドウを発生することができ
る。又、実際のシンボル位置とDFTウインドウ位置が
ずれてもこれらの位置が一致するようにDFT位置を補
正することができる。
【0057】又、本発明によれば、フーリエ変換により
連続して得られたベクトルをd′(k),d′(k+1)、既知
のベクトルをd(k),d(k+1)とするとき、次式 d′(k+1)・d(k)/d′(k)・d(k+1) を演算し、演算結果の1シンボル区間における平均値に
基づいて偏差を求めるようにしたから、正しく偏差を求
めることができ、実際のシンボル位置で正確にDFTウ
インドウを発生することができる。更に、本発明によれ
ば、複数のシンボルにおける偏差の平均値に基づいてD
FTウインドウ信号の発生タイミングを制御するように
したから、偏差が変動しても平均化され安定したDFT
ウインドウの位置制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝送路の説明図である。
【図2】伝送路の特性説明図である。
【図3】周波数遅れがある場合の周波数変換部の構成図
である。
【図4】DFT出力のベクトル表示説明図である。
【図5】位相基準シンボルを用いた本発明のフレーム同
期制御の原理説明図である。
【図6】図6は本発明における受信機の要部構成図であ
る。
【図7】DFTウインドウ位置制御信号発生部の構成図
である。
【図8】デジタルオーディオ放送の送信機の原理的構成
図である。
【図9】周波数多重化部の機能説明図である。
【図10】シンボル説明図である。
【図11】デジタルオーディオ放送の受信機の原理的構
成図である。
【図12】D(m)の説明図である。
【図13】理想フィルタの特性図である。
【図14】IDFTを用いた送信機の要部構成図であ
る。
【図15】サンプリング定理説明図である。
【図16】DFTを用いた受信機の要部構成図である。
【図17】直交平衡変調方式の構成図である。
【図18】直交周波数変換方式の構成図である。
【図19】差動符号器の説明図である。
【図20】差動復号器の構成図である。
【図21】送信系、受信系の構成図である。
【図22】DABフレームの説明図である。
【符号の説明】
61・・DFT部 62・・DFTウインドウ信号発生部 63・・周波数制御信号発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−219021(JP,A) 特開 平7−321762(JP,A) 特開 平7−46217(JP,A) 特表 平6−505377(JP,A) 特表 平5−504037(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22 H04J 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの既知の位相基準シンボルとM個の
    データシンボルとでフレームを構成し、1シンボルを2
    ビットづつN組に分け、各組の第1データを実数部、第
    2データを虚数部として順次フーリエ逆変換部に入力
    し、該フーリエ逆変換部から出力される実数部、虚数部
    をアナログ信号に変換し、それぞれにキャリア周波数f
    cのcos波、sin波を乗算し、乗算結果を合成して空間に
    放射し、空間に放射された信号を受信し、受信信号に前
    記キャリア周波数のcos波、sin波を乗算し、それぞれの
    乗算結果をデジタルに変換後フーリエ変換部に入力し、
    該フーリエ変換部から出力される実数部、虚数部を前記
    第1データ、第2データとして出力するデジタル放送に
    おける受信装置の同期方法において、 フレーム間に設けられたヌル信号部分を検出して各シン
    ボルのフーリエ変換実行タイミングであるDFTウイン
    ドウ信号を出力し、 該DFTウインドウ信号の発生タイミングに基づいて位
    相基準シンボルをフーリエ変換して得られる実数部と虚
    数部を成分とするベクトルを取り込み、 連続して得られる2つのベクトルの比と、これら2つの
    ベクトルに対応する位相基準シンボルの2つの既知ベク
    トルを用いて、実際のシンボル位置とDFTウインドウ
    位置間の偏差を求め、 該偏差に基づいてDFTウインドウ信号の発生タイミン
    グを制御するデジタル放送における受信装置の同期方
    法。
  2. 【請求項2】 フーリエ変換により連続して得られたベ
    クトルをd′(k),d′(k+1)、既知のベクトルをd(k),
    d(k+1)とするとき、次式 d′(k+1)・d(k)/d′(k)・d(k+1) を演算し、演算結果の1シンボル区間における平均値に
    基づいて前記偏差を求める請求項1記載のデジタル放送
    における受信装置の同期方法。
  3. 【請求項3】 複数のシンボルにおける前記偏差の平均
    値に基づいてDFTウインドウ信号の発生タイミングを
    制御する請求項1又は請求項2記載のデジタル放送にお
    ける受信装置の同期方法。
JP27811794A 1994-11-11 1994-11-11 デジタル放送における受信装置の同期方法 Expired - Fee Related JP3364339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27811794A JP3364339B2 (ja) 1994-11-11 1994-11-11 デジタル放送における受信装置の同期方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27811794A JP3364339B2 (ja) 1994-11-11 1994-11-11 デジタル放送における受信装置の同期方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08139776A JPH08139776A (ja) 1996-05-31
JP3364339B2 true JP3364339B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=17592861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27811794A Expired - Fee Related JP3364339B2 (ja) 1994-11-11 1994-11-11 デジタル放送における受信装置の同期方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3364339B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08139776A (ja) 1996-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5787123A (en) Receiver for orthogonal frequency division multiplexed signals
JP2526931B2 (ja) Psk信号復調装置
JP3074103B2 (ja) Ofdm同期復調回路
JPH0746218A (ja) ディジタル復調装置
WO1992016063A1 (en) System for broadcasting and receiving digital data, receiver and transmitter for use in such system
JP3479418B2 (ja) デジタルオーディオ放送における受信装置
EP0836304B1 (en) Tracking of sampling frequency in a DAB receiver
RU2286025C1 (ru) Способ передачи и приема сигналов квадратурной амплитудной модуляции, система для его осуществления, машиночитаемый носитель и применение способа для синхронизации приема сигналов квадратурной амплитудной модуляции
JP3364339B2 (ja) デジタル放送における受信装置の同期方法
US20060165187A1 (en) Multiplex signal error correction method and device
JP3386668B2 (ja) デジタルオーディオ放送における受信装置
JP3447823B2 (ja) デジタル放送受信方法
JP2000022660A (ja) ディジタル通信装置
CN111327555A (zh) 一种正交频分复用系统及信号输出方法
JPH10308716A (ja) 受信装置および受信方法
JP3580107B2 (ja) Ofdm復調装置及びその方法
JP3676740B2 (ja) 直交周波数分割多重信号受信装置及び直交周波数分割多重信号の受信方法
JP3531830B1 (ja) 直交周波数分割多重信号の送受信システム及び直交周波数分割多重信号の送受信方法
JP3531822B2 (ja) 直交周波数分割多重信号受信装置及び直交周波数分割多重信号の受信方法
JP3531825B2 (ja) 直交周波数分割多重信号の送受信システム及び直交周波数分割多重信号の送受信方法
JP3531821B2 (ja) 直交周波数分割多重信号受信装置及び直交周波数分割多重信号の受信方法
JP3531823B2 (ja) 直交周波数分割多重信号の送受信システム及び直交周波数分割多重信号の送受信方法
JP3531827B1 (ja) 直交周波数分割多重信号の送受信システム及び直交周波数分割多重信号の送受信方法
JP3818535B2 (ja) 直交周波数分割多重信号の送受信システム及び直交周波数分割多重信号の送受信方法
JP3531829B2 (ja) 直交周波数分割多重信号の送受信システム及び直交周波数分割多重信号の送受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees