JP3364030B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
燃料供給装置Info
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- JP3364030B2 JP3364030B2 JP00719295A JP719295A JP3364030B2 JP 3364030 B2 JP3364030 B2 JP 3364030B2 JP 00719295 A JP00719295 A JP 00719295A JP 719295 A JP719295 A JP 719295A JP 3364030 B2 JP3364030 B2 JP 3364030B2
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- valve
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は加圧流動床ボイラ等の燃
料供給装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来の装置を図３により説明する。ホッ
パ１、燃料供給機２を順次経て混入器３につながれる。
また混入器３には一次空気配管４がつながれる。混入器
３の出口は燃料搬送管６により加圧流動床ボイラの炉内
９下部の燃料ノズル８につながれる。 【０００３】混入器３の出口近くには燃料遮断弁５が取
付けられている。また燃料遮断弁５の出口近くにはパー
ジ配管１０が遮断弁１１を介して取付けられている。 【０００４】混入器３と燃料ノズル８間の差圧を検出す
る差圧発信器１３が設けられる。また制御装置１２は燃
料遮断弁５、７、遮断弁１１、および差圧発信器１３に
つながれる。 【０００５】以上において、供給ホッパ１の下流の燃料
供給機２から供給された燃料はイゼクタのような混入器
３で搬送空気（１次空気）と混合され、空気の流れに乗
って搬送管６内を通り、燃料ノズル８から流動床ボイラ
の炉内９へ投入される。燃料搬送管６の閉塞検知のた
め、混入器３と燃料搬送管６の差圧または燃料搬送管６
の差圧が差圧発信器１３で検出される。 【０００６】制御装置１２は差圧発信器１３の出力が規
定値を越えると、燃料搬送管閉塞と判断し、混入器出口
の燃料遮断弁５を閉とし、イナートガス遮断弁１１を開
とし燃料搬送管パージ用イナートガスが燃料搬送管６に
投入される。そして閉塞が除去される。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では燃
料搬送管差圧高により、閉塞と判断し、パージ用イナー
トガスを投入しパージ操作を行っていた。しかし燃料搬
送管が破孔した場合も、燃料搬送管差圧高となるため、
パージ用イナートガスが投入され、破孔部からイナート
ガス及び燃料が吹き出すという問題があった。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。すなわち、燃料供給装置と
して、入口側が一次空気配管および燃料供給機につなが
れ出口側が燃料搬送管により加圧流動床ボイラの燃料ノ
ズルにつながれた混入器と、同混入器の出口近くに設け
られた第１の燃料遮断弁と、上記燃料ノズルの近くに設
けられた第２の燃料遮断弁と、上記第１の燃料遮断弁の
出口近くに遮断弁を介して接続されたパージ配管と、上
記混入器および燃料搬送管間につながれた差圧発信器
と、上記第１の燃料遮断弁、第２の燃料遮断弁、遮断弁
および差圧発信器につながれた制御装置とを備え、上記
制御装置は上記差圧発信器の出力が第１の所定値以上の
とき上記第１および第２の燃料遮断弁を所定時間閉に
し、その後上記差圧発信器の出力が第２の所定値以上な
らば破孔警報を出し、未満ならば上記第２の燃料遮断弁
および遮断弁を開とする信号を出力する。 【０００９】 【作用】上記手段において、燃料搬送管が閉塞または破
孔すると、差圧発信器が差圧を検出し出力を制御装置へ
送る。制御装置はこの出力を受け、第１の所定値以上な
らば、第１および第２の燃料遮断弁へ閉信号を送り、こ
れらを所定時間閉とする。その後入力が第２の所定値
（第１の所定値より大）以上ならば破孔警報を出す。な
んとなれば燃料搬送管が破孔していると差圧が第２の所
定値より大きくなる。また第２の所定値未満ならば、す
なわちたんなる閉塞状態ならば、第２の燃料遮断弁およ
び遮断弁へ開信号を送り、これらを開とする。すると、
パージ配管からパージガスが送られ燃料搬送管内のめ詰
が除去される。 【００１０】このようにして、燃料搬送管が破孔した場
合を検出できるとともに、め詰りになった場合、自動的
にめ詰りが除去される。 【００１１】 【実施例】上記本発明の一実施例を図１および図２によ
り説明する。なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。 【００１２】図１にて、燃料搬送管６の、燃料ノズル８
の近くに燃料遮断弁７を設け、制御装置１２につなぐ。 【００１３】以上において、燃料搬送管６が閉塞または
破孔すると、差圧発信器１３が差圧を検出し出力を制御
装置１２へ送る。制御装置１２はこの出力を受け、第１
の所定値ＰH （数千mmＡｑ）以上ならば、第１および第
２の燃料遮断弁５、７へ閉信号を送り、これらを所定時
間閉とする。その後入力が第２の所定値ＰHH（数kg／cm
2 ）以上ならば破孔警報を出す。また第２の所定値ＰHH
未満ならば、第２の燃料遮断弁７および遮断弁１１へ開
信号を送り、これらを開とする。すると、パージ配管か
らパージガスが送られ燃料搬送管６内のめ詰が除去され
る。 【００１４】以上の処理ロジック図を図２に示す。図中
１５はＡＮＤ処理、１６はタイマー処理、１７はＮＯＴ
処理である。 【００１５】このようにして、燃料搬送管が破孔した場
合を検出でき、かつ従来のように破孔部から燃料やパー
ジガスが排出する心配がなくなる。まため詰りになった
場合、自動的にめ詰りが除去される。 【００１６】 【発明の効果】前述の通り、本発明によれば加圧流動床
ボイラにおける燃料搬送管の閉塞と破孔が自動的に判別
され、破孔時に警報が発せられるとともに、燃料搬送管
の破孔部からの燃料やパージガスの吹き出しが防止され
る。また閉塞の場合は従来通り閉塞部がパージ除去され
る。
料供給装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来の装置を図３により説明する。ホッ
パ１、燃料供給機２を順次経て混入器３につながれる。
また混入器３には一次空気配管４がつながれる。混入器
３の出口は燃料搬送管６により加圧流動床ボイラの炉内
９下部の燃料ノズル８につながれる。 【０００３】混入器３の出口近くには燃料遮断弁５が取
付けられている。また燃料遮断弁５の出口近くにはパー
ジ配管１０が遮断弁１１を介して取付けられている。 【０００４】混入器３と燃料ノズル８間の差圧を検出す
る差圧発信器１３が設けられる。また制御装置１２は燃
料遮断弁５、７、遮断弁１１、および差圧発信器１３に
つながれる。 【０００５】以上において、供給ホッパ１の下流の燃料
供給機２から供給された燃料はイゼクタのような混入器
３で搬送空気（１次空気）と混合され、空気の流れに乗
って搬送管６内を通り、燃料ノズル８から流動床ボイラ
の炉内９へ投入される。燃料搬送管６の閉塞検知のた
め、混入器３と燃料搬送管６の差圧または燃料搬送管６
の差圧が差圧発信器１３で検出される。 【０００６】制御装置１２は差圧発信器１３の出力が規
定値を越えると、燃料搬送管閉塞と判断し、混入器出口
の燃料遮断弁５を閉とし、イナートガス遮断弁１１を開
とし燃料搬送管パージ用イナートガスが燃料搬送管６に
投入される。そして閉塞が除去される。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では燃
料搬送管差圧高により、閉塞と判断し、パージ用イナー
トガスを投入しパージ操作を行っていた。しかし燃料搬
送管が破孔した場合も、燃料搬送管差圧高となるため、
パージ用イナートガスが投入され、破孔部からイナート
ガス及び燃料が吹き出すという問題があった。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。すなわち、燃料供給装置と
して、入口側が一次空気配管および燃料供給機につなが
れ出口側が燃料搬送管により加圧流動床ボイラの燃料ノ
ズルにつながれた混入器と、同混入器の出口近くに設け
られた第１の燃料遮断弁と、上記燃料ノズルの近くに設
けられた第２の燃料遮断弁と、上記第１の燃料遮断弁の
出口近くに遮断弁を介して接続されたパージ配管と、上
記混入器および燃料搬送管間につながれた差圧発信器
と、上記第１の燃料遮断弁、第２の燃料遮断弁、遮断弁
および差圧発信器につながれた制御装置とを備え、上記
制御装置は上記差圧発信器の出力が第１の所定値以上の
とき上記第１および第２の燃料遮断弁を所定時間閉に
し、その後上記差圧発信器の出力が第２の所定値以上な
らば破孔警報を出し、未満ならば上記第２の燃料遮断弁
および遮断弁を開とする信号を出力する。 【０００９】 【作用】上記手段において、燃料搬送管が閉塞または破
孔すると、差圧発信器が差圧を検出し出力を制御装置へ
送る。制御装置はこの出力を受け、第１の所定値以上な
らば、第１および第２の燃料遮断弁へ閉信号を送り、こ
れらを所定時間閉とする。その後入力が第２の所定値
（第１の所定値より大）以上ならば破孔警報を出す。な
んとなれば燃料搬送管が破孔していると差圧が第２の所
定値より大きくなる。また第２の所定値未満ならば、す
なわちたんなる閉塞状態ならば、第２の燃料遮断弁およ
び遮断弁へ開信号を送り、これらを開とする。すると、
パージ配管からパージガスが送られ燃料搬送管内のめ詰
が除去される。 【００１０】このようにして、燃料搬送管が破孔した場
合を検出できるとともに、め詰りになった場合、自動的
にめ詰りが除去される。 【００１１】 【実施例】上記本発明の一実施例を図１および図２によ
り説明する。なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。 【００１２】図１にて、燃料搬送管６の、燃料ノズル８
の近くに燃料遮断弁７を設け、制御装置１２につなぐ。 【００１３】以上において、燃料搬送管６が閉塞または
破孔すると、差圧発信器１３が差圧を検出し出力を制御
装置１２へ送る。制御装置１２はこの出力を受け、第１
の所定値ＰH （数千mmＡｑ）以上ならば、第１および第
２の燃料遮断弁５、７へ閉信号を送り、これらを所定時
間閉とする。その後入力が第２の所定値ＰHH（数kg／cm
2 ）以上ならば破孔警報を出す。また第２の所定値ＰHH
未満ならば、第２の燃料遮断弁７および遮断弁１１へ開
信号を送り、これらを開とする。すると、パージ配管か
らパージガスが送られ燃料搬送管６内のめ詰が除去され
る。 【００１４】以上の処理ロジック図を図２に示す。図中
１５はＡＮＤ処理、１６はタイマー処理、１７はＮＯＴ
処理である。 【００１５】このようにして、燃料搬送管が破孔した場
合を検出でき、かつ従来のように破孔部から燃料やパー
ジガスが排出する心配がなくなる。まため詰りになった
場合、自動的にめ詰りが除去される。 【００１６】 【発明の効果】前述の通り、本発明によれば加圧流動床
ボイラにおける燃料搬送管の閉塞と破孔が自動的に判別
され、破孔時に警報が発せられるとともに、燃料搬送管
の破孔部からの燃料やパージガスの吹き出しが防止され
る。また閉塞の場合は従来通り閉塞部がパージ除去され
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の一実施例の構成系統図である。
【図２】図２は同実施例の作用説明図である。
【図３】図３は従来例の構成系統図である。
【符号の説明】
１ 供給ホッパ
２ 燃料供給機
３ 混入器
４ １次空気配管
５ 混入器出口燃料遮断弁
６ 燃料搬送管
７ 第１の燃料遮断弁
８ 燃料ノズル
９ 炉内
１０ パージ配管
１１ 搬送管パージ用イナートガス遮断弁
１２ 制御装置
１３ 差圧発信器
１４ 圧力容器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F23N 5/24 101
F23C 10/16
F23C 10/22
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 入口側が一次空気配管および燃料供給機
につながれ出口側が燃料搬送管により加圧流動床ボイラ
の燃料ノズルにつながれた混入器と、同混入器の出口近
くに設けられた第１の燃料遮断弁と、上記燃料ノズルの
近くに設けられた第２の燃料遮断弁と、上記第１の燃料
遮断弁の出口近くに遮断弁を介して接続されたパージ配
管と、上記混入器および燃料搬送管間につながれた差圧
発信器と、上記第１の燃料遮断弁、第２の燃料遮断弁、
遮断弁および差圧発信器につながれた制御装置とを備
え、上記制御装置は上記差圧発信器の出力が第１の所定
値以上のとき上記第１および第２の燃料遮断弁を所定時
間閉にし、その後上記差圧発信器の出力が第２の所定値
以上ならば破孔警報を出し、未満ならば上記第２の燃料
遮断弁および遮断弁を開とする信号を出力することを特
徴とする燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00719295A JP3364030B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00719295A JP3364030B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200665A JPH08200665A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3364030B2 true JP3364030B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=11659182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00719295A Expired - Fee Related JP3364030B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3364030B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11292975B2 (en) | 2018-02-19 | 2022-04-05 | Mitsubishi Power, Ltd. | Powder fuel supply apparatus, gasfier unit, integrated gasification combined cycle, and control method of powder fuel supply apparatus |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP00719295A patent/JP3364030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11292975B2 (en) | 2018-02-19 | 2022-04-05 | Mitsubishi Power, Ltd. | Powder fuel supply apparatus, gasfier unit, integrated gasification combined cycle, and control method of powder fuel supply apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08200665A (ja) | 1996-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020917 |
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