JPH07167422A - 流動床ボイラの燃料供給装置 - Google Patents
流動床ボイラの燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH07167422A JPH07167422A JP31467793A JP31467793A JPH07167422A JP H07167422 A JPH07167422 A JP H07167422A JP 31467793 A JP31467793 A JP 31467793A JP 31467793 A JP31467793 A JP 31467793A JP H07167422 A JPH07167422 A JP H07167422A
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- Japan
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- inert gas
- downstream
- valve
- cutoff valve
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- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイラリトップ時におけるノズル冷却ガスの
確保、燃料供給系統のイナート化、燃料を炉内に吹き込
まないことの３つを同時に満足できる燃料供給装置の提
供。 【構成】 燃料供給機２から混入器３に投入された固体
燃料を空気により搬送し、ボイラ底部の燃料ノズル９か
ら炉内１０に吹き込む流動床ボイラにおいて、燃料搬送
管の混入器出口に第１燃料遮断弁６、最下流の立ち上が
りベンド管１６の入口に第２燃料遮断弁７、出口直管部
に第３燃料遮断弁８を設け、混入器３に投入される空気
を置換・冷却用イナートガスに切換えるイナートガス供
給弁１１と、燃料搬送管の最下流立ち上がりベンド管１
６入口の第２燃料遮断弁７の上流に搬送管閉塞時のパー
ジ用イナートガスを投入するイナートガス供給弁１５
と、ベンド管下流の第３燃料遮断弁８下流に燃料ノズル
９を冷却するためのイナートガスを投入するイナートガ
ス供給弁１３を設けてなるものである。
確保、燃料供給系統のイナート化、燃料を炉内に吹き込
まないことの３つを同時に満足できる燃料供給装置の提
供。 【構成】 燃料供給機２から混入器３に投入された固体
燃料を空気により搬送し、ボイラ底部の燃料ノズル９か
ら炉内１０に吹き込む流動床ボイラにおいて、燃料搬送
管の混入器出口に第１燃料遮断弁６、最下流の立ち上が
りベンド管１６の入口に第２燃料遮断弁７、出口直管部
に第３燃料遮断弁８を設け、混入器３に投入される空気
を置換・冷却用イナートガスに切換えるイナートガス供
給弁１１と、燃料搬送管の最下流立ち上がりベンド管１
６入口の第２燃料遮断弁７の上流に搬送管閉塞時のパー
ジ用イナートガスを投入するイナートガス供給弁１５
と、ベンド管下流の第３燃料遮断弁８下流に燃料ノズル
９を冷却するためのイナートガスを投入するイナートガ
ス供給弁１３を設けてなるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は常圧及び加圧流動床ボイ
ラにおける燃料供給装置に関するものである。
ラにおける燃料供給装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃料搬送系統図を図２〜図４に示
す。図において供給ホッパ１の下流の燃料供給機２から
供給された燃料は、イゼクタのような混入器３で、搬送
空気遮断弁４を介して供給される空気（１次空気）と混
合され、空気の流れに乗って搬送管内を通り、最下流立
ち上がりベンド管１６を経て燃料ノズル９から流動床ボ
イラの炉内１０へ投入される。図２〜図４の場合は、搬
送管の途中に分配器５を設け、１つの混合器３からの燃
料を複数の燃料ノズル９に分配する場合である。また燃
料ノズル９の上流における各搬送管に繋がる最下流立ち
上がりベンド管１６には、燃料遮断弁８′が設置されて
いる。図２はボイラトリップ時に燃料遮断弁８′を閉と
した場合であり、図３はボイラトリップ時に燃料遮断弁
８′を閉とし、イナートガス供給弁１３を開として燃料
遮断弁８′の下流にイナートガスを投入し、燃料ノズル
９の冷却を行う場合である。また図４はボイラトリップ
時に混入器３入口の空気遮断弁４を閉とし、イナートガ
ス供給弁１１を開として空気遮断弁８′の下流にイナー
トガスを投入し、混入器３、分配器５、搬送管、燃料ノ
ズル９のイナート化及び燃料ノズル９の冷却を行う。
す。図において供給ホッパ１の下流の燃料供給機２から
供給された燃料は、イゼクタのような混入器３で、搬送
空気遮断弁４を介して供給される空気（１次空気）と混
合され、空気の流れに乗って搬送管内を通り、最下流立
ち上がりベンド管１６を経て燃料ノズル９から流動床ボ
イラの炉内１０へ投入される。図２〜図４の場合は、搬
送管の途中に分配器５を設け、１つの混合器３からの燃
料を複数の燃料ノズル９に分配する場合である。また燃
料ノズル９の上流における各搬送管に繋がる最下流立ち
上がりベンド管１６には、燃料遮断弁８′が設置されて
いる。図２はボイラトリップ時に燃料遮断弁８′を閉と
した場合であり、図３はボイラトリップ時に燃料遮断弁
８′を閉とし、イナートガス供給弁１３を開として燃料
遮断弁８′の下流にイナートガスを投入し、燃料ノズル
９の冷却を行う場合である。また図４はボイラトリップ
時に混入器３入口の空気遮断弁４を閉とし、イナートガ
ス供給弁１１を開として空気遮断弁８′の下流にイナー
トガスを投入し、混入器３、分配器５、搬送管、燃料ノ
ズル９のイナート化及び燃料ノズル９の冷却を行う。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図２の燃料搬送系統で
は、ボイラトリップ時に燃料遮断弁８′を閉とするた
め、燃料ノズル９に空気等のガスが流れないことにな
り、流動床内の熱によって燃料ノズル９が焼損する欠点
があった。また図３の燃料搬送系統では、ボイラトリッ
プ時に燃料遮断弁８′が閉及びイナートガス供給弁１３
が閉となることにより、燃料ノズル９の冷却ガスは確保
できるが、燃料遮断弁８′の上流はイナートガス化され
ずに空気が残るため、混入器３、分配器５、搬送管内の
燃料の沈降物が自然酸化昇温して火災に至る虞れがあっ
た。特に加圧流動床ボイラは高圧であるため、酸化昇温
速度が大きくなり、火災の可能性が増加する。
は、ボイラトリップ時に燃料遮断弁８′を閉とするた
め、燃料ノズル９に空気等のガスが流れないことにな
り、流動床内の熱によって燃料ノズル９が焼損する欠点
があった。また図３の燃料搬送系統では、ボイラトリッ
プ時に燃料遮断弁８′が閉及びイナートガス供給弁１３
が閉となることにより、燃料ノズル９の冷却ガスは確保
できるが、燃料遮断弁８′の上流はイナートガス化され
ずに空気が残るため、混入器３、分配器５、搬送管内の
燃料の沈降物が自然酸化昇温して火災に至る虞れがあっ
た。特に加圧流動床ボイラは高圧であるため、酸化昇温
速度が大きくなり、火災の可能性が増加する。
【０００４】図４に示す系統では、ボイラトリップによ
り混入器３に入る空気を、搬送空気遮断弁４を閉とし、
イナートガス供給弁１１を開いてイナートガスに切り換
えるが、分配器５以降で流動材逆流による閉塞が生じた
場合には、閉塞した系統では、イナートガスが流れない
ため、燃料ノズル９の焼損を生じる。また閉塞していな
い系統では、イナートガスの流速が大きくなるため、系
統内の燃料を炉内へ吹き込み、アグロメレーションを発
生させる虞れがあった。従って流動床ボイラの燃料供給
系統として具備すべき下記３項目を、従来のシステムで
は、同時に満足することは出来なかった。 （１）ボイラトリップ時の燃料ノズルの冷却ガスの確
保。 （２）ボイラトリップ時の燃料供給系統のイナート化。 （３）ボイラトリップ時燃料を炉内に吹き込まないこ
と。 本発明は前記３項目の機能を同時に達成できる流動床ボ
イラの燃料供給装置を提供し、前記従来の問題を解決し
ようとするものである。
り混入器３に入る空気を、搬送空気遮断弁４を閉とし、
イナートガス供給弁１１を開いてイナートガスに切り換
えるが、分配器５以降で流動材逆流による閉塞が生じた
場合には、閉塞した系統では、イナートガスが流れない
ため、燃料ノズル９の焼損を生じる。また閉塞していな
い系統では、イナートガスの流速が大きくなるため、系
統内の燃料を炉内へ吹き込み、アグロメレーションを発
生させる虞れがあった。従って流動床ボイラの燃料供給
系統として具備すべき下記３項目を、従来のシステムで
は、同時に満足することは出来なかった。 （１）ボイラトリップ時の燃料ノズルの冷却ガスの確
保。 （２）ボイラトリップ時の燃料供給系統のイナート化。 （３）ボイラトリップ時燃料を炉内に吹き込まないこ
と。 本発明は前記３項目の機能を同時に達成できる流動床ボ
イラの燃料供給装置を提供し、前記従来の問題を解決し
ようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、燃料
供給機から混入器に投入された固体燃料を空気により搬
送し、又は分配器で複数の搬送管に分配して、ボイラ底
部の燃料ノズルから炉内に吹き込む流動床ボイラにおい
て、燃料搬送管の混入器出口、最下流の立ち上がりベン
ド管の入口及び出口直管部に燃料遮断弁を設け、混入器
に投入される空気を置換・冷却用イナートガスに切換え
る装置と、燃料搬送管の最下流立ち上がりベンド管入口
の燃料遮断弁の上流に搬送管閉塞時のパージ用イナート
ガスを投入する装置と、ベンド管下流の燃料遮断弁下流
に燃料ノズルを冷却するためのイナートガスを投入する
装置を備えてなるもので、これを課題解決のための手段
とするものである。
供給機から混入器に投入された固体燃料を空気により搬
送し、又は分配器で複数の搬送管に分配して、ボイラ底
部の燃料ノズルから炉内に吹き込む流動床ボイラにおい
て、燃料搬送管の混入器出口、最下流の立ち上がりベン
ド管の入口及び出口直管部に燃料遮断弁を設け、混入器
に投入される空気を置換・冷却用イナートガスに切換え
る装置と、燃料搬送管の最下流立ち上がりベンド管入口
の燃料遮断弁の上流に搬送管閉塞時のパージ用イナート
ガスを投入する装置と、ベンド管下流の燃料遮断弁下流
に燃料ノズルを冷却するためのイナートガスを投入する
装置を備えてなるもので、これを課題解決のための手段
とするものである。
【０００６】
【作用】ボイラトリップ時混入器に投入する空気を遮断
してイナートガスに切換える。そしてこの時のイナート
ガス量は、系統内の燃料が炉内へ投入されることが殆ど
ないように流量は充分小さくしておく。このイナートガ
スにより系統内をイナート化し、沈降した燃料の自然酸
化昇温を防止すると同時に、燃料ノズルの冷却を行うこ
とができる。イナート化完了後、最下流ベンド管下流の
燃料遮断弁を閉とすると同時に、同燃料遮断弁下流にイ
ナートガスを投入する装置からイナートガスを投入する
ことにより、各々の燃料ノズルの冷却を行うことが出来
るため、燃料搬送管が閉塞している燃料ノズルもイナー
トガスが投入されることになり、燃料ノズルの焼損が防
止できる。燃料搬送管の最終ベンド管の閉塞を検知した
場合、閉塞した搬送管の混入器出口及びベンド管上流の
燃料遮断弁を両方とも閉とし、遮断弁間の搬送管にパー
ジ用イナートガスを投入する装置によりイナートガスを
封入し、この封入されたイナートガスの圧力によってベ
ンド管上流の燃料遮断弁の開時に、閉塞したベンド管の
パージを行うことが出来る。
してイナートガスに切換える。そしてこの時のイナート
ガス量は、系統内の燃料が炉内へ投入されることが殆ど
ないように流量は充分小さくしておく。このイナートガ
スにより系統内をイナート化し、沈降した燃料の自然酸
化昇温を防止すると同時に、燃料ノズルの冷却を行うこ
とができる。イナート化完了後、最下流ベンド管下流の
燃料遮断弁を閉とすると同時に、同燃料遮断弁下流にイ
ナートガスを投入する装置からイナートガスを投入する
ことにより、各々の燃料ノズルの冷却を行うことが出来
るため、燃料搬送管が閉塞している燃料ノズルもイナー
トガスが投入されることになり、燃料ノズルの焼損が防
止できる。燃料搬送管の最終ベンド管の閉塞を検知した
場合、閉塞した搬送管の混入器出口及びベンド管上流の
燃料遮断弁を両方とも閉とし、遮断弁間の搬送管にパー
ジ用イナートガスを投入する装置によりイナートガスを
封入し、この封入されたイナートガスの圧力によってベ
ンド管上流の燃料遮断弁の開時に、閉塞したベンド管の
パージを行うことが出来る。
【０００７】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図１は本発明の実施例を示し、供給ホッパ１の下に
設けられた燃料供給機２と接続した混入器３から、燃料
ノズル９までをイナート化するために混入器３に投入す
る空気を、イナートガスに切換える装置１７（イナート
ガス投入管）及び混入器３から燃料ノズル９までのイナ
ート化終了後個別に燃料ノズル９を冷却するため、同燃
料ノズル９に近接する燃料遮断弁８の下流に、イナート
ガスを投入するためのイナートガス投入装置１８（イナ
ートガス投入管）と、最も閉塞し易いと考えられる最下
流の立ち上がりベンド管１６の閉塞解除のため、混入器
３の出口と同ベンド管１６の上流間に燃料遮断弁７を設
け、同ベンド管１６の上流の燃料遮断弁６の上流にパー
ジ用イナートガスを投入する装置１９（イナートガス投
入管）を設置してなるものである。またイナートガス投
入管１７及び１８は、イナートガス供給弁１１及び１３
とオリフィス１２及び１４を有して、イナートガスの投
入量を調整可能としており、パージ用イナートガス投入
管１９にはガス供給弁１５が設けられている。
と、図１は本発明の実施例を示し、供給ホッパ１の下に
設けられた燃料供給機２と接続した混入器３から、燃料
ノズル９までをイナート化するために混入器３に投入す
る空気を、イナートガスに切換える装置１７（イナート
ガス投入管）及び混入器３から燃料ノズル９までのイナ
ート化終了後個別に燃料ノズル９を冷却するため、同燃
料ノズル９に近接する燃料遮断弁８の下流に、イナート
ガスを投入するためのイナートガス投入装置１８（イナ
ートガス投入管）と、最も閉塞し易いと考えられる最下
流の立ち上がりベンド管１６の閉塞解除のため、混入器
３の出口と同ベンド管１６の上流間に燃料遮断弁７を設
け、同ベンド管１６の上流の燃料遮断弁６の上流にパー
ジ用イナートガスを投入する装置１９（イナートガス投
入管）を設置してなるものである。またイナートガス投
入管１７及び１８は、イナートガス供給弁１１及び１３
とオリフィス１２及び１４を有して、イナートガスの投
入量を調整可能としており、パージ用イナートガス投入
管１９にはガス供給弁１５が設けられている。
【０００８】次に作用を説明すると、供給ホッパ１から
燃料供給機２を経て混入器３に投入された燃料は、搬送
空気遮断弁４を通って混入器３に入る搬送空気によって
分配器５に搬送され、分配器出口の各搬送管の第１燃料
遮断弁６を通り、最下流の立ち上がりベンド管１６の入
口に配設された第２燃料遮断弁７を経て、最下流の立ち
上がりベンド管１６出口の直管部に設置された第３燃料
遮断弁８を通って、燃料ノズル９より炉内１０に投入さ
れる。
燃料供給機２を経て混入器３に投入された燃料は、搬送
空気遮断弁４を通って混入器３に入る搬送空気によって
分配器５に搬送され、分配器出口の各搬送管の第１燃料
遮断弁６を通り、最下流の立ち上がりベンド管１６の入
口に配設された第２燃料遮断弁７を経て、最下流の立ち
上がりベンド管１６出口の直管部に設置された第３燃料
遮断弁８を通って、燃料ノズル９より炉内１０に投入さ
れる。
【０００９】ボイラトリップ時には燃料供給機２を停止
すると共に、搬送空気遮断弁４を閉とし、イナートガス
供給弁１１を開として搬送空気遮断弁４下流の搬送空気
管にイナートガスを供給し、混入器３から燃料ノズル９
までをイナートガスで置換すると共に、燃料ノズル９の
冷却を行う。このイナートガスの供給により、混入器３
から燃料ノズル９の間に残った燃料が炉内へ吹き込まれ
ないように、イナートガス供給弁１１の下流にオリフィ
ス１２を設置し、イナートガス流量を低く押えている
が、流量制御弁等でイナートガス流量を制御しても良
い。
すると共に、搬送空気遮断弁４を閉とし、イナートガス
供給弁１１を開として搬送空気遮断弁４下流の搬送空気
管にイナートガスを供給し、混入器３から燃料ノズル９
までをイナートガスで置換すると共に、燃料ノズル９の
冷却を行う。このイナートガスの供給により、混入器３
から燃料ノズル９の間に残った燃料が炉内へ吹き込まれ
ないように、イナートガス供給弁１１の下流にオリフィ
ス１２を設置し、イナートガス流量を低く押えている
が、流量制御弁等でイナートガス流量を制御しても良
い。
【００１０】また混入器３以降のイナート置換が終了し
たら、火炉に出来るだけ近いところで縁を切るために、
第３燃料遮断弁８を閉とり、イナートガス供給弁１１を
閉、燃料ノズル９上流の冷却用イナートガス供給弁１３
を開とし、第３燃料遮断弁８下流の燃料搬送管から燃料
ノズル冷却用イナートガスを供給する。また燃料ノズル
冷却用イナートガスについても、流量を最小限に押える
ため、燃料ノズル冷却用イナートガス供給弁１３の下流
にオリフィス１４を設置しているが、流量制御弁等でイ
ナートガス流量を制御しても良い。燃料搬送管では、最
下流の立ち上がりベンド管１６が閉塞し易いが、同ベン
ド管１６が閉塞した場合には、第２燃料遮断弁７と第３
燃料遮断弁８を開とし、パージ用イナートガス供給弁１
５を開として、第２燃料遮断弁７と第３燃料遮断弁８の
間の燃料搬送管にパージ用イナートガスをチャージし、
チャージ後第３燃料遮断弁８を開として、前記の如くチ
ャージされたイナートガスの圧力を利用して前記燃料搬
送管の閉塞解除を行う。
たら、火炉に出来るだけ近いところで縁を切るために、
第３燃料遮断弁８を閉とり、イナートガス供給弁１１を
閉、燃料ノズル９上流の冷却用イナートガス供給弁１３
を開とし、第３燃料遮断弁８下流の燃料搬送管から燃料
ノズル冷却用イナートガスを供給する。また燃料ノズル
冷却用イナートガスについても、流量を最小限に押える
ため、燃料ノズル冷却用イナートガス供給弁１３の下流
にオリフィス１４を設置しているが、流量制御弁等でイ
ナートガス流量を制御しても良い。燃料搬送管では、最
下流の立ち上がりベンド管１６が閉塞し易いが、同ベン
ド管１６が閉塞した場合には、第２燃料遮断弁７と第３
燃料遮断弁８を開とし、パージ用イナートガス供給弁１
５を開として、第２燃料遮断弁７と第３燃料遮断弁８の
間の燃料搬送管にパージ用イナートガスをチャージし、
チャージ後第３燃料遮断弁８を開として、前記の如くチ
ャージされたイナートガスの圧力を利用して前記燃料搬
送管の閉塞解除を行う。
【００１１】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、ボイラトリップ時の燃料ノズルの冷却ガスの確保、
ボイラトリップ時の燃料供給系統のイナート化、ボイラ
トリップ時の燃料の炉内吹き込み防止によるアグロメレ
ーション防止が同時に達成できる。
と、ボイラトリップ時の燃料ノズルの冷却ガスの確保、
ボイラトリップ時の燃料供給系統のイナート化、ボイラ
トリップ時の燃料の炉内吹き込み防止によるアグロメレ
ーション防止が同時に達成できる。
【図１】本発明の実施例に係る流動床ボイラの燃料供給
装置における燃料供給系統図である。
装置における燃料供給系統図である。
【図２】従来の流動床ボイラの燃料供給装置における第
１例の燃料供給系統図である。
１例の燃料供給系統図である。
【図３】同第２例の従来の燃料供給系統図である。
【図４】同第３例の従来の燃料供給系統図である。
１ 供給ホッパ ２ 燃料供給機 ３ 混入器 ４ 搬送空気遮断弁 ５ 分配器 ６ 第１燃料遮断弁 ７ 第２燃料遮断弁 ８ 第３燃料遮断弁 ９ 燃料ノズル １０ 炉内 １１ イナートガス供給弁 １２，１４ オリフィス １３ 燃料ノズル冷却用イナートガス供給弁 １５ パージ用イナートガス供給弁 １６ 最下流立ち上がりベンド管
Claims (2)
- 【請求項１】 燃料供給機から混入器に投入された固体
燃料を空気により搬送し、ボイラ底部の燃料ノズルから
炉内に吹き込む流動床ボイラにおいて、燃料搬送管の混
入器出口、最下流の立ち上がりベンド管の入口及び出口
直管部に燃料遮断弁を設け、混入器に投入される空気を
置換・冷却用イナートガスに切換える装置と、燃料搬送
管の最下流立ち上がりベンド管入口の燃料遮断弁の上流
に搬送管閉塞時のパージ用イナートガスを投入する装置
と、ベンド管下流の燃料遮断弁下流に燃料ノズルを冷却
するためのイナートガスを投入する装置を備えてなるこ
とを特徴とする流動床ボイラの燃料供給装置。 - 【請求項２】 燃料供給機から混入器に投入された燃料
を空気により搬送し、分配器で複数の搬送管に分配し
て、ボイラ底部の燃料ノズルから炉内に吹き込む流動床
ボイラにおいて、燃料搬送管の分配器出口、最下流の立
ち上がりベンド管の入口及び出口直管部に燃料遮断弁を
設け、混入器に投入される空気を置換・冷却用イナート
ガスに切換える装置と、燃料搬送管の最下流立ち上がり
ベンド管入口の燃料遮断弁の上流に搬送管閉塞時のパー
ジ用イナートガスを投入する装置と、ベンド管下流の燃
料遮断弁下流に燃料ノズルを冷却するためのイナートガ
スを投入する装置を備えてなることを特徴とする流動床
ボイラの燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31467793A JPH07167422A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 流動床ボイラの燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31467793A JPH07167422A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 流動床ボイラの燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167422A true JPH07167422A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18056226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31467793A Withdrawn JPH07167422A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 流動床ボイラの燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07167422A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012107810A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | Ｂｍ抜出管詰まり判定方法 |
| JP2015045484A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社Ihi | 流動層ボイラ |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP31467793A patent/JPH07167422A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012107810A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | Ｂｍ抜出管詰まり判定方法 |
| JP2015045484A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社Ihi | 流動層ボイラ |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |