JPH09323822A - 粉粒体輸送管の詰まりパージ方法と装置 - Google Patents

粉粒体輸送管の詰まりパージ方法と装置

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JPH09323822A
JPH09323822A JP14188796A JP14188796A JPH09323822A JP H09323822 A JPH09323822 A JP H09323822A JP 14188796 A JP14188796 A JP 14188796A JP 14188796 A JP14188796 A JP 14188796A JP H09323822 A JPH09323822 A JP H09323822A
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granular material
pipe
clogging
purging
powder
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JP14188796A
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Yoshitaka Takahashi
芳孝 高橋
Akimitsu Matsumoto
昭光 松本
Yoshinori Otani
義則 大谷
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料供給管(給灰管)内の詰まり発生を早期
に、しかも確実に判定すること。 【解決手段】 流動床ボイラ25に、空気または燃焼排
ガスを搬送用流体として燃料を給灰ノズル20から搬送
する燃料供給装置において、燃料供給管16内の圧力を
圧力センサ26bで検出し、通常運転時の圧力変化と燃
料供給管16内の閉塞時の圧力変化との相違により給灰
ノズル20あるいは燃料供給管16の詰まりを検出する
と燃料供給管16内にパージ用の空気をパージ空気供給
管19および19’より導入して詰まりをパージする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動床燃焼炉への
燃料供給管、ごみ焼却炉へのごみ供給管またはその他の
輸送先の装置への粉砕された固形物供給管などの粉粒体
輸送管の詰まりを回避する方法と装置に関し、特に、流
動床ボイラあるいは流動床を備え、該流動床内に燃料を
供給する給灰ノズルを有する流動床燃焼炉への燃料供給
装置に係わり、特に空気搬送方式における給灰ノズルお
よび当該バーナへの燃料供給管の詰まりを回避する方法
と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流動床ボイラの燃焼炉内での燃料の燃焼
中に燃焼ガスの脱硫が行えるが、流動床内へ燃料を供給
するにあたって、流動床内の燃焼性均一化を図るために
多数のノズルを流動床に設置し、該ノズルを介して空気
搬送により炉内へ燃料を供給する方式が多く取られてい
る。
【0003】図6に従来の流動床ボイラの燃料供給系統
の一例として常圧流動床ボイラの捕集灰再循環燃焼供給
系統(以下、給灰系統と略す)のフローを示す。図6に
おいて、図示しない流動床燃焼炉より排出された灰を含
む燃焼ガスは煙道101を通り、集塵器102により未
燃分を多く含む灰が捕集される。この灰は、灰シュート
103を通り灰中継ホッパ104よりサービスホッパ入
口弁105を有するサービスホッパ106およびロック
ホッパ入口弁107を有するロックホッパ108を通っ
てロータリフィーダ109により一定量ずつ切り出され
る。
【0004】一方、搬送用空気110は空気ファン11
1により昇圧され、空気流量調整弁112により流量を
制御されてロータリフィーダ109から切り出される灰
と合流する。空気流量は流量計113により計測され
る。空気により搬送される灰は給灰母管114を通り、
さらに分配器115で多数に分岐されて複数の給灰管1
16を通って給灰ノズル120から流動床ボイラ125
内の流動床121内へ供給される。
【0005】各給灰ノズル120への燃料となる未燃分
を含む灰を供給する給灰管116にはパージ遮断弁11
7および117’が設けられ、また、遮断弁117およ
び117’の近傍の給灰管116にはパージ空気供給管
119および119’と該パージ空気供給管119およ
び119’にパージ空気用のパージ空気弁118および
118’がそれぞれ設けられている。そして分配器11
5からの給灰量がアンバランスになったり、特定の給灰
ノズル120が詰まったりして流れが悪い場合には、他
の給灰ノズル120を用いて灰を供給する一方で、前記
詰まりの生じた特定の給灰ノズル120の遮断弁117
および117’を閉とし、パージ空気弁118および1
18’を開として、パージ空気供給管119および11
9’から高圧のパージ空気を給灰管116内に導入して
詰まりを解除することができる。
【0006】流動床ボイラ125は流動床121と該流
動床121の下方に空気箱122を備えている。また、
流動床121へ供給する流動化空気123は流動化空気
ダンパ124を開として空気箱122を経由して供給さ
れる。
【0007】通常の運用では、捕集された灰は100℃
〜300℃の温度を有し、また、燃焼性向上のための搬
送用空気110も100℃前後の加熱空気を使用するた
め、給灰管116内の空気と灰との混合流体も200℃
前後の温度を有している。また、灰の粒径は1μm〜1
mm程度であり、灰と搬送用空気110との割合、いわ
ゆる固気比は重量比で1〜10程度が選定される。これ
は、空気と灰との混合流体の灰濃度が希薄な程、送り易
いがファンや配管径が不必要に大きくなるため、搬送で
きる範囲で濃度を高めにとることが経済的であるためで
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いては混合流体の固気比が比較的高く、空気流量が少し
でも減少したり、多数の給灰管116への灰の分配が不
均一になって灰の密度(固気比)が高くなると、給灰管
116内や給灰ノズル120に灰が停滞、堆積し易くな
る欠点がある。
【0009】給灰管116内や給灰ノズル120に灰が
停滞・堆積閉塞した時のパージ復帰を行う手段はあるも
のの、詰まったか否かを早期に判断する手段がない。こ
のため、パージ用の高圧空気の座(パージ空気供給管1
19など)があっても、これを適切なタイミングで作動
させることができないことがあった。
【0010】このため、給灰管116内に流動床121
内の媒体が逆流したり、各給灰管116への灰流量のア
ンバランスが生じて給灰管116内の混合流体の流れが
停滞しても、そのままでは自己復帰能力がないため、益
々灰の流れのアンバランスが大となって給灰管116内
に灰の堆積を引き起し、ついには給灰管116あるいは
ノズル120の閉塞をきたしてしまうという問題があっ
た。
【0011】さらに、一度混合流体の流れが完全に止ま
って閉塞してしまうと高圧空気でパージしようとしても
粒子圧密により流動床内への空気パージが困難である問
題を抱えている。
【0012】この種の問題を改良した発明として、固形
物の輸送管内での堆積などによる輸送管の閉塞を防ぐ方
法が特開昭61−101302号公報に開示されてい
る。この方法はごみの真空輸送装置のブロア入口側のご
み投入口の負圧が基準値を超えたことを検知し、この状
態が所定時間を超えた場合には輸送管内に被輸送物が滞
留、堆積したものと判断して、大気導入弁または吸気弁
を切り換えて、滞留するごみを除去するものである。
【0013】また、粉粒体の空気輸送装置の発明(特開
平1−145925号公報)では、隣接空気供給弁の設
置位置間の圧力差によって開閉する複数の空気供給弁を
輸送管の適所に設け、輸送管内に詰まりが発生すると、
高圧側のダイヤフラムが押圧されて弁が開き、補助空気
が高圧側のポートから粉粒体詰まり部に噴出して、粉粒
体の詰まりを解消するというものである。
【0014】しかし、上記特開昭61−101302号
公報に開示された発明は圧力の絶対値そのものをとらえ
ているため、搬送先が流動床のように絶えずドラフト変
動を起こし、運転負荷によって圧力が上下している場合
には圧力の基準値を定めることが困難であり、また、多
数の搬送管に母管から分配していると個々の圧力に差が
でるため、一定の基準値で詰まりを判定することが困難
となる。
【0015】また、上記特開平1−145925号公報
に開示された発明は瞬時の圧力変化でもパーシ用の空気
を導入するものであり、本発明の対象とする頻繁に圧力
変化する流動床ボイラの燃料供給系統に適用不可能であ
る。
【0016】本発明の課題は、流動床燃焼炉の流動床内
に燃料を供給する給灰ノズルを備えた燃料供給管などの
粉粒体輸送管内の詰まり発生を早期に、しかも確実に詰
まり判定することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成によって達成される。すなわち、粉粒体輸送管内に
搬送用流体を用いて粉粒体を搬送する粉粒体供給系統に
おいて、粉粒体輸送管内の圧力を検出し、通常運転時の
圧力変化と粉粒体輸送管出口または粉粒体輸送管内の閉
塞時の圧力変化との相違により、粉粒体輸送管の詰まり
を検出すると粉粒体輸送管内にパージ用の流体を流す粉
粒体輸送管の詰まりパージ方法である。
【0018】本発明の上記粉粒体輸送管の詰まりパージ
方法において、粉粒体輸送管内の圧力変化として常用運
転時の圧力変位幅に対する粉粒体輸送管出口または粉粒
体輸送管内の閉塞時の圧力変位幅の比により、粉粒体輸
送管出口または粉粒体輸送管内の詰まりを検出すること
ができる。
【0019】そして、粉粒体輸送管内の圧力変化による
粉粒体輸送管の詰まりが検出されると、粉粒体輸送管内
の粉粒体供給を一時的に遮断し、その下流側の粉粒体輸
送管を粉粒体搬送用流体より高圧の流体によりパージ洗
浄することができる。このとき、粉粒体輸送管の詰まり
が検出されると、インタロック用自動弁により粉粒体輸
送管を遮断し、この粉粒体輸送管の遮断に連動させてパ
ージ用の流体の供給を行うことも可能である。
【0020】本発明の上記粉粒体輸送管の詰まりパージ
方法において、粉粒体輸送管を遮断し、この粉粒体輸送
管の遮断に連動させてパージ用の流体の供給からなる一
連の詰まりパージ処理を2以上に区画された粉粒体輸送
管の中で、粉粒体輸送先の装置に近い側の粉粒体輸送管
部分から順次行うこともできる。
【0021】そして、粉粒体輸送管が2本以上の粉粒体
輸送管に分岐した粉粒体供給系統を有する場合に、分岐
前の上流側の粉粒体輸送母管内の圧力と分岐後の下流側
の各分岐粉粒体輸送管内の圧力との比の変化により、粉
粒体輸送管の詰まりの検出を行うことができる。これ
は、多数の分岐粉粒体輸送管の中のどれが閉塞しはじめ
たかを、より確実に監視するために行うものであり、分
岐前の上流側の粉粒体輸送母管または分岐部(分配部)
の圧力変化と各分岐粉粒体輸送管の圧力変化とを比較
し、例えばその比をとって1に近ければ正常、大きく変
化してくれば異常と判定することにより可能となる。
【0022】本発明の上記課題は次の構成によって達成
される。すなわち、粉粒体輸送管内に搬送用流体を用い
て粉粒体を搬送する粉粒体供給系統において、粉粒体輸
送管内の圧力変化に基づき粉粒体輸送管出口または粉粒
体輸送管内の詰まりを検出する粉粒体輸送管内の圧力検
出手段と該圧力検出手段の圧力変化が基準値を超えると
パージ用流体を粉粒体輸送管内に供給するパージ用流体
供給手段を設けた粉粒体輸送管の詰まりパージ装置であ
る。
【0023】本発明の上記粉粒体輸送管の詰まりパージ
装置において、上記粉粒体輸送管内の圧力検出手段は圧
力変化として常用運転時の圧力変位幅に対する粉粒体輸
送管出口または粉粒体輸送管内の閉塞時の圧力変位幅の
比により、粉粒体輸送管出口または粉粒体輸送管の詰ま
りを検出することができる検出手段とすることができ
る。
【0024】また、上記パージ用流体供給手段は粉粒体
輸送管に設けられた粉粒体輸送管内の粉粒体を遮断する
パージ遮断弁と、該パージ遮断弁の下流側の粉粒体輸送
管に設けられた粉粒体搬送用流体より、高圧のパージ用
の流体を供給するパージ用流体供給管とを有するものと
することができる。そして、パージ遮断弁とパージ用流
体供給管とを有する上記パージ用流体供給手段は粉粒体
輸送管を2以上に分割された配管部分にそれぞれ設ける
構成としても良い。
【0025】本発明の上記粉粒体輸送管の詰まりパージ
装置において、粉粒体輸送管の配管数が多数となる場合
には、各粉粒体輸送管にそれぞれの圧力検出管と該圧力
検出管の切換弁を設け、各粉粒体輸送管の前記圧力検出
管は単一の検出ヘッダに接続し、該検出ヘッダに単一の
圧力検出手段を設けても良い。これは、それぞれの粉粒
体輸送管毎に圧力検出手段を設置することでコスト的に
不経済となることを防ぐためである。
【0026】このような系統を構成すると、圧力検出管
の切換弁を自動切り換えとして、一定時間毎にタイマに
より順番に切り換えて多数の粉粒体輸送管の圧力検出を
間欠的に行うことができる弁としてもよい。また、粉粒
体輸送管の詰まりは瞬時に発生することはないので、詰
まりの発見の多少の時間遅れに対する裕度があるため実
用的には、この方式でも全く問題はない。
【0027】また、本発明の上記粉粒体輸送管の詰まり
パージ装置において、粉粒体輸送管が2本以上の粉粒体
輸送管に分岐した粉粒体供給系統を有する場合には、粉
粒体輸送管の詰まりをより確実に検出するために、圧力
検出手段は分岐部の上流側の粉粒体輸送母管と分岐部の
下流側の各分岐粉粒体輸送管とに設け、両者の圧力検出
値の比の変化により粉粒体輸送管の閉塞判定を行うコン
トローラとを設けた構成としても良い。
【0028】本発明の粉粒体輸送管は流動床燃焼炉の流
動床内に燃料を供給する給灰ノズルを備えた燃料供給
管、ごみ焼却炉へのごみ供給管またはその他の粉砕され
た固形物供給管などを含む。
【0029】一般に、石炭粉粒体などからなる燃料粒子
などの粉粒体を空気または窒素ガスなどで搬送する際、
その粉粒体輸送管内の圧力は流れがある限り、一定でな
く細かな脈動を伴う。一方、粉粒体輸送管内で詰まりが
発生し、空気などの搬送用流体の流れが極端に低下、あ
るいは停止するとこれに伴い、管内圧力の脈動も小さく
なり、閉止状態では一定圧となってしまう。そこで、こ
の正常時と詰まり発生異常時との管内圧力波形を比較
(脈動幅の比)し、その差がある値以上に大となった
時、それが特定の時間以上継続することで粉粒体輸送管
の詰まり発生有無を判定することが可能となる。
【0030】前記従来技術の特開昭61−101302
号公報に開示された発明は配管内圧力の変化を読み、こ
れが基準値を超えて変化し、この変化した状態が所定時
間続くと、パージガスを導入するというものであるのに
対して、本発明は次のような特徴点がある。
【0031】(1)粉粒体輸送管による粉粒体の輸送先
が単なる容器であれば粉粒体輸送管出口の圧力は一定な
ので、空気または窒素ガスなどの搬送用流体自身の圧力
変動だけが生じ、その変動幅は小さい。しかし、粉粒体
(粉体石炭など)輸送先が例えば流動床ボイラである場
合には、流動床そのものが空気で流動化して、流動床の
圧力が変化し、更に搬送用流体の圧力変動が加わるの
で、圧力変動が比較的短い時間で生じて、変動サイクル
期間が短く、また圧力変動の振幅も大きくなる。また、
流動床ボイラではボイラ負荷により燃焼用空気量(流動
床流動用空気量)が変化し、絶対圧も変化する。そのた
め、圧力絶対値より、細かな圧力変動の振幅に着目した
方がより正確である。
【0032】(2)粉粒体輸送管を多数に分岐させて粉
粒体を搬送先に分配する場合には、各分岐した粉粒体輸
送管毎で比較すると管内の圧力にアンバランスが生じる
ことが避け難く、また、運転状況によっては必ずしも特
定の粉粒体輸送管内の圧力が高くなるとは限らない。そ
のため、各粉粒体輸送管毎に圧力設定値を変えることは
繁雑であり、圧力絶対値に基づいて、粉粒体輸送管内の
詰まり発生を検出するより、圧力変動の振れ幅に基づい
て、粉粒体輸送管内の詰まり発生を検出する方が確実で
ある。
【0033】
【発明の実施の形態】次に本発明の具体的実施の形態を
図1により説明する。図示しない流動床燃焼炉より排出
された灰を含む燃焼ガスは煙道1を通り集塵器2により
捕集される。この灰は、灰シュート3を通り、灰中継ホ
ッパ4よりサービスホッパ入口弁5を有するサービスホ
ッパ6およびロックホッパ入口弁7を有するロックホッ
パ8を通ってロータリフィーダ9により一定量ずつ切り
出される。
【0034】一方、搬送用空気10は空気ファン11に
より昇圧され、空気流量調整弁12により搬送に適正な
流量に制御され、燃料となる未燃分を多く含む灰と給灰
母管14で合流する。空気流量は流量計13で計測す
る。空気搬送される灰は給灰母管14を通り、更に分配
器15で多数に分岐されて複数セットで設けられた給灰
管16と給灰ノズル20を経由してボイラ25内の流動
床21内へそれぞれ供給される。
【0035】各給灰管16にはパージ遮断弁17および
17’があり、また、各給灰管16にはパージ空気供給
管19および19’が設けられており、パージ空気供給
管19および19’からパージ用の空気がパージ空気弁
18および18’を通して各給灰管16に供給される。
【0036】また、分配器15および各給灰管16に
は、各々圧力センサ26aおよび26bが設置され、こ
れらの圧力センサ26aおよび26bからの信号はコン
トローラ27に送られ、該コントローラ27は電気結線
28を通してパージ遮断弁17および17’並びにパー
ジ空気弁18および18’の開閉制御をする。
【0037】流動床ボイラ25は流動床21と該流動床
21の下方に空気箱22を備えている。また、流動床2
1へ供給する流動化空気23は流動化空気ダンパ24を
開として空気箱22を経由して供給される。
【0038】燃料供給系統の安定運転は、分配器15か
ら分岐された各給灰管16を通る各給灰ノズル20へ未
燃分を約30%前後含む燃料としての灰と、その搬送用
空気10との流量のバランスをいかに維持するか、つま
り偏差なく連続運転をできるかである。
【0039】そこでまず、給灰系統起動前および直後の
操作として灰供給前に搬送空気10のみを供給して給灰
管14、16内をパージクリーニングする。しかしなが
ら、流動化空気ダンパ24を開として流動床21へ流動
化空気23を供給し、燃料と媒体の流動化を開始すると
流動床21内のドラフトは通常約1,000mmAq前
後で絶えず変動しているため、給灰ノズル20より流動
化媒体(通常は砂や石灰石を使用)が給灰管16内へ逆
流してくることがある。
【0040】また、連続運転中においても各給灰管16
の流量のアンバランスが生じ、例えば、ある1本の給灰
管16の流量が下がり、灰が給灰管16内に僅かに堆積
し始めたとすると通路が狭くなり、圧力損失が増加す
る。
【0041】ところが圧力損失増加に伴い、搬送空気流
量が個々の給灰管16毎に流量制御をしていないため、
圧力損失増加に見合って当該給灰管16の空気流量が低
下する。すると更に空気流量が低下して灰が堆積しやす
くなり、給灰管16内の灰の堆積が進行する。このよう
に一度給灰管16あるいは給灰ノズル20の詰まりが進
行しだすと、元へ戻る自己復帰能力がなく、悪い方向へ
のみ進む現象となる。
【0042】このため通常の運転中に一定時間毎に給灰
系統の全ての給灰管16を一本ずつ停止させ、パージ操
作を行うことで各給灰管16あるいは給灰ノズル20内
の灰の堆積・停滞を解除し、元の状態に戻すことができ
る。
【0043】しかしながら、この場合には、パージ空気
を正常な給灰管16や給灰ノズル20にも不必要に通す
ことになり、燃焼への外乱となる。また、パージ空気あ
るいはN2ガスを頻繁に使用するため、その消費量が大
となり不経済でもある。
【0044】そこで給灰管16や給灰ノズル20の詰ま
り検出を行い、詰まった給灰管16や給灰ノズル20だ
け、パージ操作を行うことが好ましい。詰まり検出方法
としては、給灰管16に温度計を設置し、詰まり発生に
より空気流れが悪くなることで給灰管16の温度が大気
温度近くまで低下する現象をとらえることで可能であ
る。
【0045】しかし、この手法においては給灰管16や
給灰ノズル20の詰まり発生後、温度低下まで伝熱に伴
う時間がかかるため、詰まり検出に時間がかかり、詰ま
りを発見した時には給灰管16や給灰ノズル20内が完
全に閉塞していることが多い。
【0046】前述の通り、一旦空気流量の低下が起こる
と自己復帰能力がないため、詰まり気味の現象を早く発
見することが重要で、特に給灰系統における燃料として
は給灰ノズル20内で詰まりが発生すると流動床21内
の燃焼温度が800〜1,000℃程度あるため、燃料
が燃焼し、灰の溶融現象も発生して固着してしまう。こ
のためパージ操作としても給灰ノズル20内の詰まりを
解消することが不可能となる。そこで、給灰ノズル20
内の詰まりを早期に発見した上で、堆積物が固着しない
間に早期にパージすることが肝要である。
【0047】本発明においては、図1における給灰管1
6内のドラフト(圧力)変化を監視することで早期に給
灰管16または給灰ノズル20内の詰まりを発見するこ
とが可能である。そこで、圧力センサ26aおよび26
bのドラフトをトレンドチャートとして時間的な変化を
捕らえる。
【0048】図3は正常運転時の給灰管16のドラフト
変化のチャートであり、図3に示すように、例えば圧力
センサ26bで検出するドラフトは空気と粒子との微妙
な流れの変化のため1秒以下の微少サイクルで細かに変
動する波形を捕らえることができる。これに対し、閉塞
進行に伴い、給灰管16内の流れが止まってくると図4
に示すように流量低下と共に給灰管16内の粒子と空気
の混合も弱くなるためドラフトが低くなると同時に波形
もなだらかなパターンに変化してくる。
【0049】そこで正常運転における波形を予め把握
し、図3に示すように、この時の平均振幅Waあるいは
最小振幅Wmを算出する。次に、給灰管16内の詰まり
発生の検知手段として、図4に示すような詰まり発生時
においては、実振幅W<最小振幅Wmとなり、詰まりの
発生判定を容易に、かつ定量的に行うことができる。こ
のとき実振幅W<最小振幅Wmが所定時間継続して発生
して、初めて詰まり発生と判定する。
【0050】平均振幅Waあるいは最小振幅Wmの値
は、空気流量・灰供給量の変化すなわち給灰流量の変化
により当然変化するため、一定とはならない。このた
め、計測対象の給灰管16単独でドラフト変化を見るこ
とでも可能であるが、より確実には多数の給灰管16あ
るいは給灰ノズル20の中のどれが閉塞しはじめたかを
監視するのに、分配前母管14(図1)あるいは分配器
15に設けた圧力センサ26aの変化と各給灰管16に
設けた圧力センサ26bの変化とを比較して、例えばそ
の比をとって、その比が1に近ければ正常、大きく変化
してくれば異常と判定することにより可能となる。
【0051】また、分配器15から分岐した後の給灰管
16の配管数が多数となる場合には、それぞれの給灰管
16分の圧力センサ26bを設置すると不経済となるた
め、図2に示すように、各給灰管16からドラフトの検
出管29、切換弁30を連通した検出ヘッダ31に単一
の圧力センサ26aを設けることもできる。
【0052】この系統では、切換弁30の電磁弁等の自
動切り換えにより、一定時間毎にタイマにより順番に切
り換えて多数の給灰管16のドラフト検出を間欠的に行
うことができる。給灰管16の詰まりは瞬時に発生する
ことはないので、詰まりの発見の多少の時間遅れに対す
る裕度があるため、実用的にはこの方式でも全く問題は
ない。
【0053】給灰管16内のドラフト変化による給灰管
16の詰まり検出とパージとのタイミング手法を図5に
より説明する。いま、圧力センサ26bによるドラフト
1の振幅検出により振幅Wが規定値以下となって所定
時間この状態が継続し、給灰管16内で閉塞が発生した
との判定がイ点においてなされたものとすると、まずパ
ージ遮断弁17’を閉とし、時間遅れt1をおいてパー
ジ空気弁18’を開とする。これで給灰管16内での給
灰が一時的に遮断され、給灰ノズル20およびそれに接
続された給灰管16部分が圧力P2において時間t
間パージされる。次にパージ空気弁18’を閉とし、時
間t3後にパージ遮断弁17’を開とし、この給灰系統
は元通りに復帰して給灰がなされる。
【0054】更に、次に時間t4後、パージ遮断弁17
閉とし、再び給灰が一時的に遮断され、時間遅れt5
後、パージ空気弁18が開となる。これで分配器15出
口以降の給灰管16が圧力P2’にて時間t6の間パージ
される。その後パージ空気弁18が閉となり、時間遅れ
7の後パージ遮断弁17開となり、全てのパージ操作
が完了して閉塞解除となる。
【0055】ここで、切り換え時の時間遅れt1、t3
4、t5、t7は、ほとんど0としてもよい。また、実
際のパージ時間t2、t6は実運用に有効とされる実績に
より選定することが好ましい。
【0056】以上の動作により、人間の判断を入れるこ
となく自動的に給灰管16あるいは給灰ノズル20の詰
まり判定およびパージ操作がシーケンシャルに行われ、
詰まりを発生した給灰管16あるいは給灰ノズル20だ
けがパージ復帰されるため、パージ操作による流動床ボ
イラ系統の全体の燃焼運用に与える外乱を最小限に抑え
ることができる。
【0057】上記実施例は、流動床21から飛散した未
燃分を多く含む灰を同じ流動床21あるいは別置の流動
床21へ供給して再燃焼する給灰系統のものである。
【0058】しかし、本発明のその他の実施例として、
石炭を燃焼炉に供給する系統においても同様の方式を採
用する例を挙げることができる。この場合には、石炭を
空気搬送可能な程度まで熱空気により乾燥・破砕して、
これを燃焼炉に送給するため、給灰に比較し、混合流体
の温度が低く、60〜80℃程度で供給されることが多
い。
【0059】また、上記実施例では、多数の給灰管16
に分岐して流動床21へ給灰する系統を示したが、給灰
管16または給灰ノズル20の本数は1本でも多数本で
も同一の考え方により、詰まり検出を行うことができ
る。
【0060】また、パージ用の媒体として上記実施例で
は空気としたが、未燃分と空気との燃焼発熱による灰の
融解固着や燃損の2次被害を防ぐには窒素の方がよい。
運転温度や設備費用等を考慮して適宜選定することが好
ましい。
【0061】また、上記実施例においては常圧流動床ボ
イラの例を示したが、本発明は加圧流動床ボイラにおい
て、多分岐の流動媒体または固体燃料供給系統に適用す
ることもできる。このように、燃焼炉内の圧力に関係な
く本発明は適用可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、燃料供給系統のドラフ
ト検出による詰まり発生の検知と、その信号によるノズ
ル配管パージにより早期に詰まり発見・復帰操作が可能
となり、プラント燃焼性能および大気環境値への悪影響
を最小限に抑えた連続安定運用が可能となる。その結
果、更にプラント信頼性の向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の流動床ボイラ給灰燃焼系統構成を示
す図である。
【図2】 図1の給灰管ドラフト検出座の他の実施例を
示す系統図である。
【図3】 正常時のドラフト挙動を示す図である。
【図4】 詰まり発生時のドラフト挙動を示す図であ
る。
【図5】 詰まり発生時およびパージ時のドラフト推移
とパージ弁の操作タイミングを示す図である。
【図6】 従来の流動床ボイラ給灰燃焼系統構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 煙道 2 集塵器 3 灰シュート 4 灰中継ホッ
パ 6 サービスホッパ 8 ロックホッ
パ 10 搬送用空気 14 給灰母管 15 分配器 16 給灰管 17,17’ パージ遮断弁 18,18’
パージ空気弁 19,19’ パージ空気供給管 20 給灰ノズ
ル 21 流動床 22 空気箱 23 流動化空気 24 流動床ボ
イラ 26 圧力センサ 27 コントロ
ーラ 28 電気結線 29 圧力の検
出管 30 切換弁 31 検出ヘッ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体輸送管内に搬送用流体を用いて粉
    粒体を搬送する粉粒体供給系統において、 粉粒体輸送管内の圧力を検出し、通常運転時の圧力変化
    と粉粒体輸送管出口または粉粒体輸送管内の閉塞時の圧
    力変化との相違により、粉粒体輸送管の詰まりを検出す
    ると粉粒体輸送管内にパージ用の流体を流すことを特徴
    とする粉粒体輸送管の詰まりパージ方法。
  2. 【請求項2】 粉粒体輸送管内の圧力変化として常用運
    転時の圧力変位幅に対する粉粒体輸送管出口または粉粒
    体輸送管内の閉塞時の圧力変位幅の比により、粉粒体輸
    送管出口または粉粒体輸送管内の詰まりを検出すること
    を特徴とする請求項1記載の粉粒体輸送管の詰まりパー
    ジ方法。
  3. 【請求項3】 粉粒体輸送管内の圧力変化による粉粒体
    輸送管の詰まりが検出されると、粉粒体輸送管内の粉粒
    体供給を一時的に遮断し、詰まり部分の下流側の粉粒体
    輸送管を粉粒体搬送用流体より高圧の流体によりパージ
    洗浄することを特徴とする請求項1または2記載の粉粒
    体輸送管の詰まりパージ方法。
  4. 【請求項4】 粉粒体輸送管の詰まりが検出されると、
    インタロック用自動弁により粉粒体輸送管を遮断し、こ
    の粉粒体輸送管の遮断に連動させてパージ用の流体の供
    給を行うことを特徴とする請求項3記載の粉粒体輸送管
    の詰まりパージ方法。
  5. 【請求項5】 粉粒体輸送管を遮断し、この粉粒体輸送
    管の遮断に連動させてパージ用の流体の供給からなる一
    連の詰まりパージ処理を2以上に区画された粉粒体輸送
    管の中で、粉粒体輸送先の装置に近い側の粉粒体輸送管
    部分から順次行うことを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の粉粒体輸送管の詰まりパージ方法。
  6. 【請求項6】 粉粒体輸送管が2本以上の粉粒体輸送管
    に分岐した粉粒体供給系統を有する場合に、分岐前の上
    流側の粉粒体輸送母管内の圧力と分岐後の下流側の各分
    岐粉粒体輸送管内の圧力との比の変化により、粉粒体輸
    送管の詰まりの検出を行うことを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載の粉粒体輸送管の詰まりパージ
    方法。
  7. 【請求項7】 粉粒体輸送管は流動床燃焼炉の流動床内
    に燃料を供給する給灰ノズルを備えた燃料供給管、ごみ
    焼却炉へのごみ供給管またはその他の固形物供給管であ
    ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載
    の粉粒体輸送管の詰まりパージ方法。
  8. 【請求項8】 粉粒体輸送管内に搬送用流体を用いて粉
    粒体を搬送する粉粒体供給系統において、 粉粒体輸送管内の圧力変化に基づき粉粒体輸送管出口ま
    たは粉粒体輸送管内の詰まりを検出する粉粒体輸送管内
    の圧力検出手段と該圧力検出手段の圧力変化が基準値を
    超えると、パージ用流体を粉粒体輸送管内に供給するパ
    ージ用流体供給手段を設けたことを特徴とする粉粒体輸
    送管の詰まりパージ装置。
  9. 【請求項9】 粉粒体輸送管内の圧力検出手段は圧力変
    化として常用運転時の圧力変位幅に対する粉粒体輸送管
    出口または粉粒体輸送管内の閉塞時の圧力変位幅の比に
    より、粉粒体輸送管出口または粉粒体輸送管の詰まりを
    検出することを特徴とする請求項8記載の粉粒体輸送管
    の詰まりパージ装置。
  10. 【請求項10】 パージ用流体供給手段は粉粒体輸送管
    に設けられた粉粒体輸送管内の粉粒体を遮断するパージ
    遮断弁と、該パージ遮断弁の下流側の粉粒体輸送管に設
    けられた粉粒体搬送用流体より、高圧のパージ用の流体
    を供給するパージ用流体供給管とを有することを特徴と
    する請求項8または9記載の粉粒体輸送管の詰まりパー
    ジ装置。
  11. 【請求項11】 パージ遮断弁とパージ用流体供給管と
    を有するパージ用流体供給手段が粉粒体輸送管を2以上
    に分割された配管部分にそれぞれ設けられたことを特徴
    とする請求項10記載の粉粒体輸送管の詰まりパージ装
    置。
  12. 【請求項12】 複数の粉粒体輸送管の中の各粉粒体輸
    送管にそれぞれの圧力検出管と該圧力検出管の切換弁を
    設け、各粉粒体輸送管の前記圧力検出管は単一の検出ヘ
    ッダに接続し、該検出ヘッダに単一の圧力検出手段を設
    けたことを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに
    記載の粉粒体輸送管の詰まりパージ装置。
  13. 【請求項13】 切換弁は自動切り換えにより、一定時
    間毎に順番に切り換え可能にして各粉粒体輸送管の圧力
    検出を圧力検出手段により間欠的に行うことができる弁
    であることを特徴とする請求項12記載の粉粒体輸送管
    の詰まりパージ装置。
  14. 【請求項14】 粉粒体輸送管が2本以上の粉粒体輸送
    管に分岐した粉粒体供給系統を有し、圧力検出手段は分
    岐部の上流側の粉粒体輸送母管と分岐部の下流側の各分
    岐粉粒体輸送管とに設けられ、両者の圧力検出値の比の
    変化により粉粒体輸送管の閉塞判定を行うコントローラ
    とを設けたことを特徴とする請求項8ないし13のいず
    れかに記載の粉粒体輸送管の詰まりパージ装置。
  15. 【請求項15】 粉粒体輸送管は流動床燃焼炉の流動床
    内に燃料を供給する給灰ノズルを備えた燃料供給管、ご
    み焼却炉へのごみ供給管またはその他の固形物供給管で
    あることを特徴とする請求項8ないし14のいずれかに
    記載の粉粒体輸送管の詰まりパージ装置。
JP14188796A 1996-06-04 1996-06-04 粉粒体輸送管の詰まりパージ方法と装置 Pending JPH09323822A (ja)

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