JP2012107810A - Bm抜出管詰まり判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧流動床ボイラから流動媒体を抜き出してBMタンクへ戻すために使用されるBM抜出管において、流動媒体の詰まりが発生した箇所を効率よく判定することが可能なBM抜出管詰まり判定方法を提供する。
【解決手段】本発明のBM抜出管詰まり判定方法は、加圧流動床ボイラの火炉2から流動媒体を抜き出してBMタンク1aへ戻すために使用されるBM抜出管4について詰まりの有無を判定する方法であって、BMタンク1aの内圧を火炉2の内圧よりも低く設定した後、戻し管6、水平管8、垂直管5の順に空気を供給し、その都度、BMタンク1aの圧力変化を検出することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、加圧流動床複合発電方式のボイラで用いられる配管について流動媒体による詰まりの有無を判定する方法に係り、特に、BM抜出管において流動媒体の詰まりが発生した箇所を容易に判定することが可能なBM抜出管詰まり判定方法に関する。
近年、圧力容器内の流動床ボイラで石炭を燃焼させ、発生した蒸気と燃焼ガスによってそれぞれ蒸気タービンとガスタービンを回転させる加圧流動床複合発電(Pressurized Fluidized Bed Combustion Combined Cycle:以下、PFBCという。)方式を採用した発電プラントが注目されている。PFBC方式は、コンプレッサから送られる燃焼空気によって加圧状態に保たれた流動床ボイラ(以下、加圧流動床ボイラという。)内で、石灰石を流動媒体(Bed Material)として流動層を形成し、この流動層に石炭と石灰石との混合燃料(Coal Water Paste:以下、CWPという。)を投入して燃焼させるものである。このような方式によれば、CWPが流動層の状態で燃焼することから、燃焼温度が低く、窒素酸化物の発生が少ない。また、流動媒体として使用される石灰石の脱硫作用により、硫黄酸化物の発生が抑制される。
加圧流動床ボイラ内において流動層の高さが変化すると、流動層内に埋没する蒸気配管の伝熱面積が変化するため、発生する蒸気量が変化する。そして、PFBC方式では、流動層の高さを制御することにより、加圧流動床ボイラで発生する蒸気量を調節している。流動層を低くする場合、BM抜出配管を通して加圧流動床ボイラから流動媒体が抜き出され、流動層を高くする場合には、BM戻し配管を通して加圧流動床ボイラに流動媒体が供給される。しかしながら、加圧流動床ボイラ内でCWPと流動媒体が浮遊しながら燃焼しているため、それらがBM抜出配管やBM戻し配管に詰まり易いという課題があった。加えて、BM抜出配管やBM戻し配管が詰まった場合には、速やかに詰まりを解消して現状復帰させる必要があるため、詰まりの発生箇所の特定が急務となっている。このような課題を解決するものとして、近年、加圧流動床ボイラの配管の詰まりを診断する方法について、盛んに研究が行われている。そして、既にそれに関して幾つかの発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には、「流動媒体の詰まり診断システム」という名称で、PFBC方式で使用されるBM循環経路において流動媒体(BM)の詰まりとその発生箇所を診断するシステムに関する発明が開示されている。
特許文献1に開示された発明は、BM循環経路の所定の箇所に複数の差圧計、温度計及び空気流量計を配置し、それらの測定結果に基づいて詰まりの発生部位の判定を行うものである。
このような構成の「流動媒体の詰まり診断システム」によれば、予めBM循環経路の所定の箇所において測定した差圧計等の測定値をデータベース化しておき、詰まりが発生した場合に、データベースを参照して上述の測定結果と対比することにより、詰まりの発生部位の判定を行うことができる。
特許文献2には、「粉流体輸送管の詰まりパージ方法と装置」という名称で、流動床ボイラに空気や燃焼排ガスを搬送する燃料供給装置において、燃料供給管(給灰管)内の詰まりの発生を早期に判定する方法が開示されている。
特許文献2に開示された発明は、燃料供給管内に設置した圧力センサで測定した圧力変化と、通常運転時の圧力変化との相違により、燃料供給管の詰まりを検出し、燃料供給管内にパージ用の空気を導入して詰まりをパージするものである。
このような構成によれば、燃料供給管の詰まりを早期に発見して、復帰操作を行うことができる。これにより、プラント燃焼性能への影響が最小限に抑えられるため、プラントの信頼性が向上する。
特許第4443481号公報 特開平9−323822号公報
上述の従来技術である特許文献1に開示された発明においては、上流側の配管が詰まると、それより下流に設置された差圧計がすべて0を示すため、複数の箇所で詰まりが発生したのか、あるいは最も上流の箇所のみに詰まりが発生したのかを判別できないという課題があった。
また、特許文献2に開示された発明においては、圧力センサによって燃料供給管内の圧力変化を測定することで、燃料供給管の詰まりを検出することができるものの、燃料供給管のどの箇所が詰まったのかを正確に特定することができないという課題があった。なお、燃料供給管に対して複数の圧力センサを設置することも考えられるが、この場合には、上流が詰まると、その下流に設置された圧力センサがすべて同じ挙動を示すため、上流のみが詰まっているのか、上流に加えて下流も詰まっているのかを判別することができない。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、加圧流動床ボイラで用いられるBM抜出管において、流動媒体の詰まりが発生した箇所を効率良く判定することが可能なBM抜出管詰まり判定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明であるBM抜出管詰まり判定方法は、加圧流動床ボイラから流動媒体を抜き出してBMタンクへ戻すために使用されるBM抜出管について,流動媒体による詰まりの有無を判定する方法において、BMタンク内の圧力を加圧流動床ボイラ内の圧力よりも低く設定する減圧工程と、この減圧工程に続いて,BM抜出管の途中に設けられた供給口からBM抜出管内に空気を供給する空気供給工程と、この空気供給工程に続いて、BMタンク内の圧力変化を検出する圧力検出工程と、を備えたことを特徴とするものである。
このようなBM抜出管詰まり判定方法においては、BM抜出管が詰まっていなければ、空気供給工程後にBMタンク内が昇圧し、BM抜出管が詰まっていると、空気供給工程後もBMタンク内が昇圧しないことから、圧力検出工程でBMタンク内の圧力変化を検出することにより、BM抜出管の詰まりの有無が判別されるという作用を有する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載のBM抜出管詰まり判定方法において、BM抜出管は、加圧流動床ボイラに接続される垂直管と,この垂直管とBMタンクの間に介設される戻し管を有し、空気供給工程は、戻し管に空気を供給する戻し空気供給工程と、この戻し空気供給工程に続いて,垂直管に空気を供給する抜出空気供給工程と、を備え、圧力検出工程は、戻し空気供給工程の後に行われる第1の圧力検出工程と,抜出空気供給工程の後に行われる第2の圧力検出工程とからなることを特徴とするものである。
このようなBM抜出管詰まり判定方法においては、戻し管、垂直管の順、すなわち、BM抜出管について下流側から上流側に向かって順番に詰まりの有無が判別されるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のBM抜出管詰まり判定方法において、第2の圧力検出工程に続いて,BM抜出管に設けられた注入口から窒素を注入する窒素注入工程と、この窒素注入工程に続いて,BMタンク内の圧力変化を検出する第3の圧力検出工程と、を備えたことを特徴とするものである。
このようなBM抜出管詰まり判定方法においては、請求項2に記載の発明の作用に加えて、第3の圧力検出工程でBMタンク内の圧力変化を検出することにより、BM抜出管の詰まりの有無が判別されるという作用を有する。また、BM抜出管内に堆積して詰まりの原因となっている流動媒体が窒素によって吹き飛ばされるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のBM抜出管詰まり判定方法において、垂直管及び戻し管の差圧をそれぞれ測定する工程を備えたことを特徴とするものである。
BM抜出管の途中が詰まっている場合、その下流では差圧が0になることから、このようなBM抜出管詰まり判定方法においては、請求項2又は請求項3に記載の発明の作用に加えて、垂直管及び戻し管の差圧を測定することで、詰まりの有無が判別されるという作用を有する。
本発明の請求項1に記載のBM抜出管詰まり判定方法によれば、簡単な操作でBM抜出管について詰まりの有無を効率良く判定することができる。
複数の箇所が詰まっている場合に、高圧ガスの注入等による詰まりの解消操作をBM抜出管の上流側で行うと、下流側に堆積している流動媒体を押し固めてしまい、下流側の詰まりを悪化させるおそれがある。しかし、本発明の請求項2に記載のBM抜出管詰まり判定方法によれば、下流側から上流側に向かって順番に詰まりの有無が判定されるため、他の箇所の詰まりを悪化させることなく、詰まりが発見される度に詰まりの解消操作を実施することができる。また、BM抜出管が複数の箇所で詰まっている場合でも、下流側から上流側に向かって順番に詰まっている箇所が特定されるため、詰まりの解消操作を効率よく行うことが可能である。
詰まりを解消するために空気をBM抜出管内に注入すると、BM抜出管内に堆積した流動媒体に含まれる未燃焼成分が空気に反応して燃焼し、その燃焼熱によって上記流動媒体が融解固着するおそれがある。しかし、窒素であれば、流動媒体の未燃焼成分と反応することはない。すなわち、本発明の請求項3に記載のBM抜出管詰まり判定方法によれば、請求項2に記載の発明の効果がより一層発揮される。
本発明の請求項4に記載のBM抜出管詰まり判定方法によれば、請求項2又は請求項3に記載の発明の効果がより確実に発揮される。
(a)は本発明の実施の形態に係るBM抜出管詰まり判定方法の実施例が適用される発電プラントの加圧流動床ボイラとBMタンクの概略構成を示すブロック図であり、(b)はBM抜出管の外観図である。 (a)及び(b)は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法が適用されるBM抜出管の模式図である。 本実施例のBM抜出管詰まり判定方法において使用される状況確認データシートを示した図である。 (a)及び(b)は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法が適用されるBM抜出管の模式図である。 (a)及び(b)は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法が適用されるBM抜出管の模式図である。 本実施例のBM抜出管詰まり判定方法が適用されるBM抜出管の模式図である。
本発明のBM抜出管詰まり判定方法は、加圧流動床ボイラの火炉内でCWPを燃焼させ、発生した蒸気でタービンを回転させて第1の発電機を駆動し、加圧流動床ボイラ内で発生した高圧ガスでガスタービンを回転させて第2の発電機を駆動する構造のPFBC方式の発電プラントにおいて使用される。以下、本発明のBM抜出管詰まり判定方法の実施例について図1乃至図10を用いて具体的に説明する。
図1(a)は本発明の実施の形態に係るBM抜出管詰まり判定方法の実施例が適用される発電プラントの加圧流動床ボイラとBMタンクの概略構成を示すブロック図であり、図1(b)はBM抜出管の外観図である。なお、図1(b)ではBM抜出管の図示を一部省略している。図2及び図5乃至図7は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法を示すフローチャートである。また、図3及び図8乃至図10は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法が適用されるBM抜出管の模式図である。さらに、図4は本実施例のBM抜出管詰まり判定方法において使用される状況確認データシートを示した図である。
本実施例のBM抜出管詰まり判定方法が適用される発電プラントは2つの加圧流動床ボイラを備えており、各加圧流動床ボイラには、図1(a)に示すように循環する流動媒体を貯留するためのBMタンク1a,1bと、火炉2がそれぞれ設置されている。なお、BMタンク1a,1bと火炉2はBM供給管3a,3b及びBM抜出管4,4によって接続されている。そして、これらの配管を使用して流動媒体を循環させ、火炉2内における流動層の高さを調節する構造となっている。
また、BM抜出管4は、図1(b)に示すように垂直管5、水平管8及び戻し管6からなり、垂直管5の一部には傾斜部7が設けられている。さらに、垂直管5の上部、すなわち、火炉2との接続部分から傾斜部7の上端までが圧力容器11の内部に配置されている。
垂直管5、水平管8及び戻し管6には、火炉2と垂直管5の下流部5a、垂直管5の下流部5aと水平管8の下流部8a、及び戻し管6の上流部6aと下流部6bの差圧を計測するための差圧計(図示せず)がそれぞれ設置されている。また、水平管8の両端近傍の側面には抜出空気供給口9aと戻し空気供給口9bが設けられ、BM抜出管4内に抜出空気と戻し空気をそれぞれ供給可能となっている。さらに、垂直管5の上流であって、火炉2内に配置される箇所及び火炉2との接続箇所には窒素注入口10a,10bが設けられ、傾斜部7の両端近傍の側面にはそれぞれ窒素注入口10c,10dが設けられ、水平管8の点検口8bには窒素注入口10eが設けられている。
なお、BM抜出管4の垂直管5には温度計が設置されており、抜出空気供給口9aと戻し空気供給口9bに接続される抜出空気供給管及び戻し空気供給管には抜出空気の流量と戻し空気の流量を測定するための流量計(図示せず)が設置され、窒素注入口10c,10dには注入する窒素の流量を測定するための流量計(図示せず)が設定されている。また、BMタンク1a,1bには内部の圧力を測定するための圧力計(図示せず)が設置されている。
ここで、BM抜出管4に戻し空気又は抜出空気を供給して流動媒体による詰まりの発生の有無を判定する手順について説明する。なお、以下の判定方法は、BMタンク1bと火炉2を接続するBM抜出管4についても同様に適用可能である。
BMタンク1a内の圧力が変動していない場合、BM抜出管4に詰まりが発生していると考えて良い。そこで、予め、BMタンク1a内の圧力を確認した上で、以下の作業を行う。まず、ステップS1において、BMタンク1aの圧力調整弁を操作してBMタンク1a内の圧力を火炉2内の圧力よりも約50KPa低い圧力に設定した後、ステップS2において、戻し空気供給口9bの空気調整弁を開き、図3(a)に矢印Fで示すように戻し管6に戻し空気を供給する。このとき、戻し管6の上流部6aと下流部6bの間(図3(a)に示すD−E間)に詰まりが発生していなければ、戻し空気供給口9bから供給された空気が戻し管6を通ってBMタンク1aに供給されるため、BMタンク1a内の圧力が上昇する。
これに対し、戻し管6の上流部6aと下流部6bの間(図3(a)に示すD−E間)に詰まりが発生していると、戻し空気供給口9bから供給された空気がBMタンク1aへ供給されないため、BMタンク1a内の圧力は上昇しない。
ステップS3において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認されない場合には、D−E間で詰まりが発生したと考えられるので、図4に示した状況確認シートの1行目に、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧、BMタンク1aの圧力変化、BM抜出管4の温度変化及び戻し空気の流量の測定値を記入する。そして、この場合にはステップS5以降の操作を行っても詰まり箇所を特定できないため、ステップS4で戻し空気の供給を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了する。そして、D−E間に発生した詰まりの除去作業を行う。
一方、ステップS3で、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認された場合には、D−E間に詰まりが発生していないと考えられるので、状況確認シートの1行目に戻し空気の流量の測定値を記入した後、ステップS5へ進んで、BM抜出管4についての詰まり判定操作を続行する。
図2(b)に示すように、ステップS5で戻し空気の供給を停止した後、ステップS6においてBMタンク1a内の圧力を確認する。さらに、ステップS7において、抜出空気供給口9aの空気調整弁を開き、図3(b)に矢印Fで示すように水平管8に抜出空気を供給する。このとき、垂直管5の下流部5aと水平管8の下流部8aの間(図3(b)に示すB−C間)に詰まりが発生していなければ、抜出空気供給口9aから供給された空気が水平管8と戻し管6を通ってBMタンク1aに供給されるため、BMタンク1a内の圧力が上昇する。
これに対し、垂直管5の下流部5aと水平管8の下流部8aの間(図3(b)に示すB−C間)に詰まりが発生していると、抜出空気供給口9aから供給された空気がBMタンク1aへ供給されないため、BMタンク1a内の圧力は上昇しない。
ステップS8において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認されない場合には、B−C間で詰まりが発生したと考えられるので、状況確認シートの1行目に、B−C管の差圧、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧、BMタンク1aの圧力変化、BM抜出管4の温度変化及び抜出空気の流量の測定値を記入する。この場合、A−B間に詰まりが発生しているか否かについて判定することはできない。従って、ステップS9で抜出空気の供給を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了した後、B−C間に発生した詰まりの除去作業を行う。
一方、ステップS8において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認された場合、B−C間には詰まりが発生していないと考えられるため、消去法よりA−B間に詰まりが発生しているものと推定される。そこで、状況確認シートの1行目に、A−B間の差圧、B−C管の差圧、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧、BMタンク1aの圧力変化、BM抜出管4の温度変化及び抜出空気の流量の測定値を記入した後、ステップS9と同様に抜出空気の供給を停止する。そして、状況確認シートの2行目に、A−B間の差圧、B−C管の差圧、D−E管の差圧及びBMタンク1a−火炉2間の差圧を記入した後。ステップS10へ進む。
以上説明したように、本発明のBM抜出管詰まり判定方法においては、BM抜出管4の減圧工程と、垂直管5や水平管8に対する空気供給工程の後に、BMタンク1a内の圧力変化を検出することにより、戻し管6、水平管8、垂直管5というように、BM抜出管4について下流側から上流側に向かって順番に詰まりの有無が判別されるという作用を有する。
なお、BM抜出管4の一部が詰まると、火炉2からBMタンク1aへBMを移送する役割を果たす高温の空気が流れなくなるため、BM抜出管4の温度が低下する。また、火炉2からBMタンク1aへ向かって空気が正常に流れている場合、流動抵抗等に伴う流速の変化によりBM抜出管4を流れる空気の圧力が変動するが、BM抜出管4の一部が詰まっている場合には、その詰まりの箇所より下流では空気が流れないため、差圧計はほぼ0の値を示す。
従って、A−B間の差圧、B−C管の差圧、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧及びBM抜出管4の温度変化を監視することによっても詰まりが発生したか否かについては判別することができる。
しかし、例えば、A−B間、B−C管、D−E管の差圧が0であり、管内の温度が上昇していない場合、BM抜出管4内の差圧と温度を監視するだけでは、上流側に詰まりが発生した場合に、それより下流側においては、どの区間で詰まりが発生したかを判別することができない。これに対し、本発明のBM抜出管詰まり判定方法によれば、下流側から上流側に向かって順番に詰まりの有無が判別されるため、効率よく詰まりの解消作業を行うことができる。そして、上述したように、BM抜出管4の詰まり判定操作と並行して、BMタンク1a内の圧力変化、BM抜出管4内の差圧や温度及び管内に供給した空気の流量を状況確認シートに記入することによれば、詰まりの判定操作を行った作業者と、詰まりの解消作業を行う作業者が異なる場合でも、詰まりの発生した箇所や判定した根拠等について誤りなく確実に引き継ぎ作業を行うことができる。
次に、A−B間及び水平管8の点検口8bについて、BM抜出管4に抜出空気や戻し空気よりも高い圧力(約1MPa)で窒素を注入して流動媒体による詰まりの発生の有無を判定する手順について説明する。なお、以下の判定方法は、BMタンク1bと火炉2を接続するBM抜出管4についても同様に適用可能である。
なお、垂直管5の上流であって、火炉2内に配置される箇所は、径が細く、流動媒体が詰まり易いことに加え、管路の分解清掃が容易でないことから、詰まりが発生した場合には、高圧の窒素でパージすることが望ましい。従って、本実施例では、上述の箇所に窒素注入口10aが設けられている。また、火炉2との接続箇所における垂直管5は、火炉2内に比べて径が太く、火炉2から抜き出される流動媒体の流速が低下して詰まりが発生し易いため、窒素注入口10bが設けられている。同様に、管路の向きが変わる箇所では、流動媒体の流速が変化して詰まりが発生し易い。そこで、傾斜部7の両端近傍の側面にはそれぞれ窒素注入口10c,10dが設けられるとともに、垂直管5と水平管8の接続箇所である点検口8bの近傍には窒素注入口10eが設けられている。
まず、図5(a)のステップS10に示すように、図2(a)のステップS1と同様にしてBMタンク1a内の圧力を火炉2内の圧力よりも50KPa程度低い圧力に設定する。そして、ステップS11において、窒素注入口10eの窒素遮断弁を開き、図8(a)に矢印Fで示すように水平管8に窒素を注入する。この窒素の圧力により、点検口8bの付近に発生した詰まりが除去される。しかし、詰まりが除去されない場合には、窒素注入口10eから注入された窒素がBMタンク1aへ到達しないため、BMタンク1a内の圧力は上昇しない。しかし、点検口8bの付近に詰まりがない場合には、窒素注入口10eから注入された窒素がBMタンク1aへ到達し、BMタンク1a内の圧力が上昇する。
ステップS12において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認されない場合には、点検口8bの付近の詰まりが除去されていないと考えられるので、ステップS13で窒素の注入を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了する。そして、上述の窒素の注入以外の方法で点検口8bの付近に発生した詰まりの除去作業を行う。
一方、ステップS12において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認された場合、点検口8bの付近には詰まりがないと考えられるので、ステップS14へ進んで、A−B間についての詰まり判定操作を続行する。なお、ステップS12では、状況確認シートの3行目に、A−B間の差圧、B−C間の差圧、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧、BMタンク1aの圧力変化及びBM抜出管4の温度変化を記入する。なお、前述のステップS7とステップS8において、抜出空気供給口9aの空気調整弁から空気を供給した後、BMタンク1a内の圧力を調べ、B−C間に詰まりがないことを既に確認している。しかし、水平管8の点検口8b付近に詰まりが発生した場合、この方法では検知できないおそれがあるため、ステップS11の操作によって、詰まりの有無を確認することが必要なのである。
図5(b)に示すように、ステップS14で窒素の注入を停止した後、ステップS15においてBMタンク1a内の圧力を確認する。さらに、ステップS16において、窒素注入口10dの窒素遮断弁を開き、図8(b)に矢印Fで示すように垂直管5の下流部5aに窒素を注入する。窒素注入口10d付近や傾斜部7の下流部から垂直管5の下流部5aの間に詰まりが発生していた場合、この窒素の圧力によって詰まりが除去される。しかし、この操作によっても詰まりが除去されない場合には、窒素注入口10dから注入された窒素がBMタンク1aへ到達しないため、BMタンク1a内の圧力は上昇しない。しかし、窒素注入口10d付近及び傾斜部7の下流部から垂直管5の下流部5aの間に詰まりがない場合には、窒素注入口10dから注入された窒素がBMタンク1aへ到達するため、BMタンク1a内の圧力が上昇する。
ステップS17において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認されない場合には、ステップS18に進む。そして、注入した窒素の流量が20m/h以下の場合には、窒素注入口10d付近に詰まりが発生していると考えられるので、ステップS19で窒素の注入を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了した後、上述の窒素の注入以外の方法で窒素注入口10d付近の詰まりの除去作業を行う。また、注入した窒素の流量が20m/hを超えている場合には、窒素注入口10d付近には詰まりがないものの、傾斜部7の下流部から垂直管5の下流部5aの間の詰まりが除去されていないと考えられるので、ステップS19で窒素の注入を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了する。そして、上述の窒素の注入以外の方法で傾斜部7の下流部から垂直管5の下流部5aの間に発生した詰まりの除去作業を行う。
一方、ステップS17において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認された場合、傾斜部7の下流部から垂直管5の下流部5aの間には詰まりがないと考えられるので、ステップS20へ進んで、BM抜出管4についての詰まり判定操作を続行する。また、ステップS17では、状況確認シートの4行目に、A−B間の差圧、B−C間の差圧、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧、BMタンク1aの圧力変化、BM抜出管4の温度変化及び窒素注入口10dから注入する窒素の流量を記入する。
図6(a)に示すように、ステップS20で窒素の注入を停止し、ステップS21においてBMタンク1a内の圧力を確認する。そして、ステップS22では、窒素注入口10cの窒素遮断弁を開き、図9(a)に矢印Fで示すように垂直管5の傾斜部7の上端から窒素を注入する。窒素注入口10c付近や傾斜部7に詰まりが発生していた場合、この窒素の圧力によって詰まりが除去される。しかし、この操作によっても詰まりが除去されない場合には、窒素注入口10cから注入された窒素がBMタンク1aへ到達しないため、BMタンク1a内の圧力は上昇しない。しかし、窒素注入口10c付近及び傾斜部7に詰まりがない場合には、窒素注入口10cから注入された窒素がBMタンク1aへ到達するため、BMタンク1a内の圧力が上昇する。
ステップS23において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認されない場合には、ステップS24に進む。そして、注入した窒素の流量が20m/h以下の場合には、窒素注入口10c付近に詰まりが発生していると考えられるので、ステップS25で窒素の注入を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了した後、上述の窒素の注入以外の方法で窒素注入口10c付近の詰まりの除去作業を行う。また、注入した窒素の流量が20m/hを超えている場合には、窒素注入口10c付近には詰まりがないものの、傾斜部7の詰まりが除去されていないと考えられるので、ステップS25で窒素の注入を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了する。そして、上述の窒素の注入以外の方法で傾斜部7に発生した詰まりの除去作業を行う。
一方、ステップS23において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認された場合、傾斜部7には詰まりがないと考えられるので、ステップS26へ進んで、BM抜出管4についての詰まり判定操作を続行する。また、ステップS23では、状況確認シートの5行目に、A−B間の差圧、B−C間の差圧、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧、BMタンク1aの圧力変化、BM抜出管4の温度変化及び窒素注入口10dから注入する窒素の流量を記入する。
図6(b)に示すように、ステップS26で窒素の注入を停止した後、ステップS27においてBMタンク1a内の圧力を確認する。さらに、ステップS28において、窒素注入口10bの窒素遮断弁を開き、図9(b)に矢印Fで示すように垂直管5の上端近傍から窒素を注入する。窒素注入口10b付近や窒素注入口10bの下流に詰まりが発生していた場合、この窒素の圧力によって詰まりが除去される。しかし、この操作によっても詰まりが除去されない場合には、窒素注入口10bから注入された窒素がBMタンク1aへ到達しないため、BMタンク1a内の圧力は上昇しない。そして、窒素注入口10b付近及び窒素注入口10bの下流に詰まりがない場合には、窒素注入口10bから注入された窒素がBMタンク1aへ到達するため、BMタンク1a内の圧力が上昇する。
ステップS29において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認されない場合には、窒素注入口10b付近又は窒素注入口10bの下流で詰まりが除去されていないと考えられるので、ステップS30で窒素の注入を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了した後、上述の窒素の注入以外の方法で窒素注入口10b付近又は窒素注入口10bの下流の詰まりの除去作業を行う。
一方、ステップS29において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認された場合、窒素注入口10b付近及び窒素注入口10bの下流には詰まりがないと考えられるので、ステップS31へ進んで、BM抜出管4についての詰まり判定操作を続行する。なお、ステップS29では、状況確認シートの6行目に、A−B間の差圧、B−C間の差圧、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧、BMタンク1aの圧力変化及びBM抜出管4の温度変化を記入する。
図7に示すように、ステップS31で窒素の注入を停止した後、ステップS32においてBMタンク1a内の圧力を確認する。さらに、ステップS33において、窒素注入口10aの窒素遮断弁を開き、図10に矢印Fで示すように垂直管5の上端近傍から窒素を注入する。窒素注入口10a付近や窒素注入口10aと窒素注入口10bの間に詰まりが発生していた場合、この窒素の圧力によって詰まりが除去される。しかし、この操作によっても詰まりが除去されない場合には、窒素注入口10aから注入された窒素がBMタンク1aへ到達しないため、BMタンク1a内の圧力は上昇しない。しかし、窒素注入口10a付近及び窒素注入口10aと窒素注入口10bの間に詰まりがない場合には、窒素注入口10aから注入された窒素がBMタンク1aへ到達するため、BMタンク1a内の圧力が上昇する。
ステップS34において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認されない場合には、窒素注入口10a付近又は窒素注入口10aと窒素注入口10bの間で詰まりが除去されていないと考えられるので、ステップS35で窒素の注入を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了した後、上述の窒素の注入以外の方法で窒素注入口10a付近又は窒素注入口10aと窒素注入口10bの間の詰まりの除去作業を行う。
一方、ステップS34において、BMタンク1a内の圧力の上昇が確認された場合、窒素注入口10a付近及び窒素注入口10aと窒素注入口10bの間には詰まりがないと考えられる。この場合にも、ステップS35へ進んで、窒素の注入を停止して、BM抜出管4についての詰まり判定操作を終了する。なお、ステップS34では、状況確認シートの7行目に、A−B間の差圧、B−C間の差圧、D−E管の差圧、BMタンク1a−火炉2間の差圧、BMタンク1aの圧力変化及びBM抜出管4の温度変化を記入する。
このような詰まりの判定方法によれば、BM抜出管4の減圧工程と、垂直管5や水平管8に対する窒素注入工程の後に、BMタンク1a内の圧力変化を検出することにより、水平管8と垂直管5について下流側から上流側に向かって順番に詰まりの有無が判別されるという作用を有する。また、BM抜出管4の内部に堆積して詰まりの原因となっている流動媒体が窒素によって吹き飛ばされるという作用を有する。これにより、BM抜出管4に発生した詰まりを解消することができる。
なお、上述の窒素の注入による詰まりの解消操作をBM抜出管4の上流で行うと、下流の複数の箇所に詰まりが発生している場合には、各箇所に堆積した流動媒体がそれぞれ押し固められ、逆に詰まりが悪化するおそれがある。これに対し、上述の手順に従って窒素を注入することによれば、他の箇所の詰まりを悪化させることなく、下流側から上流側に向かって順番に詰まりを効率よく解消することができる。また、詰まりを解消するために高圧の空気をBM抜出管4内に注入した場合、管内に堆積した流動媒体に含まれる未燃焼成分が空気に反応して燃焼し、その燃焼熱によって流動媒体が融解固着するおそれがあるが、本発明のBM抜出管詰まり判定方法においては、詰まりの解消操作に窒素を使用することから、上記の不具合は発生しない。
本発明のBM抜出管詰まり判定方法は、本実施例に示した場合に限定されるものではなく、例えば、BM供給管3a,3bに対しても同様に適用可能である。ただし、この場合には、管内に供給される空気や注入される窒素が火炉2における燃焼に対する外乱となる可能性があるため、空気の供給量や窒素の注入量を少なくするなど、十分な注意が必要である。なお、抜出空気や戻し空気の代わりに窒素を用いることもできるが、この場合には、ステップS11等の場合よりも多くの窒素を使用することになり、火炉2における燃焼に悪影響を及ぼすおそれがあるため、注意が必要である。
本発明の請求項1乃至請求項4に記載された発明は、PFBC方式の発電プラントに限らず、加圧流動床ボイラを備えた各種のプラントに対して適用可能である。
1a,1b…BMタンク 2…火炉 3a,3b…BM供給管 4…BM抜出管 5…垂直管 5a…下流部 6…戻し管 6a…上流部 6b…下流部 7…傾斜部 8…水平管 8a…下流部 8b…点検口 9a…抜出空気供給口 9b…戻し空気供給口 10a〜10e…窒素注入口 11…圧力容器

Claims (4)

  1. 加圧流動床ボイラから流動媒体を抜き出してBMタンクへ戻すために使用されるBM抜出管について,前記流動媒体による詰まりの有無を判定する方法において、
    前記BMタンク内の圧力を前記加圧流動床ボイラ内の圧力よりも低く設定する減圧工程と、
    この減圧工程に続いて,前記BM抜出管の途中に設けられた供給口から前記BM抜出管内に空気を供給する空気供給工程と、
    この空気供給工程に続いて、前記BMタンク内の圧力変化を検出する圧力検出工程と、
    を備えたことを特徴とするBM抜出管詰まり判定方法。
  2. 前記BM抜出管は、
    前記加圧流動床ボイラに接続される垂直管と,この垂直管と前記BMタンクの間に介設される戻し管を有し、
    前記空気供給工程は、
    前記戻し管に空気を供給する戻し空気供給工程と、
    この戻し空気供給工程に続いて,前記垂直管に空気を供給する抜出空気供給工程と、
    を備え、
    前記圧力検出工程は、
    前記戻し空気供給工程の後に行われる第1の圧力検出工程と,前記抜出空気供給工程の後に行われる第2の圧力検出工程とからなることを特徴とする請求項1記載のBM抜出管詰まり判定方法。
  3. 前記第2の圧力検出工程に続いて,前記BM抜出管に設けられた注入口から窒素を注入する窒素注入工程と、
    この窒素注入工程に続いて,前記BMタンク内の圧力変化を検出する第3の圧力検出工程と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載のBM抜出管詰まり判定方法。
  4. 前記垂直管及び前記戻し管の差圧をそれぞれ測定する工程を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のBM抜出管詰まり判定方法。
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