JP3363663B2 - 可動ステージ装置 - Google Patents

可動ステージ装置

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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体焼付け装置や、
工作機械の可動テーブル装置などに用いられて、高速か
つ高精度な位置決めを必要とされる可動ステージ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、このような可動ステージ装置の
平面図であり、図8は図7のAA線断面図である。図7
および図8において、7は定盤6上の水平面内において
並進移動するXYステージであり、8はXYステージ7
上にθ軸駆動用リニアモータ9θを介して搭載された回
転ステージである。9xおよび9yはXYステージ7を
水平面内で並進移動させるための駆動手段として、直交
するように配置されたリニアモータである。91yはリ
ニアモータ9yの固定子であり、定盤6上に固定されて
いる。また、92xはリニアモータ9xの可動子であ
り、XYステージに固定されている。X軸およびY軸の
移動距離が長い場合には、リニアモータ9xおよび9y
のコイルを複数個並べ、それらを順次切り替えながら
(相切替え)移動を行なう。回転ステージ8上には、X
軸用およびY軸用のミラー102xおよび102yが設
置されており、定盤6上に固定されたレーザ干渉計10
1xおよび101yからのレーザ光を反射してXYステ
ージ7の現在位置を検出する。ミラー102xまたは1
02yにはレーザ光を2本当てており、この干渉計から
の計測値の差から、回転ステージ8の回転量を検出す
る。
【0003】この種の可動ステージ装置には、上記X,
Yおよびθ軸に加えて上下方向の移動軸(Z軸)、およ
び直交する2つの方向の傾き(Tilt軸)をもつもの
もある。
【0004】図6は、このような可動ステージ装置を駆
動する従来の駆動装置のブロック線図である。同図にお
いて、レーザ干渉計によって検出された可動ステージ1
のX軸、Y軸およびθ軸の変位はそれぞれ対応する目標
値との差が取られ、各補償器2X,2Yおよび2θに入
力される。各補償器2X,2Yおよび2θでは、PID
制御等により各リニアモータへの指令値が決定される。
通常、1つのリニアモータ9x,9yまたは9θを駆動
する場合は、可動ステージ1の重心位置とリニアモータ
9x,9yまたは9θの作用点の位置関係から、他の駆
動軸に対して変位を引き起こす力、すなわち干渉力が発
生する。この干渉力により、駆動する必要のない駆動軸
に対して変位が発生し、位置決め時間が長くかかってし
まうとともに、所定の姿勢が保たれないという問題が生
じる。このため、各駆動軸の補償器2X,2Yまたは2
θによって決定された指令値から、他の駆動軸に対する
影響を打ち消す指令値を非干渉化手段3によって出力
し、これを他の駆動軸の補償器2X,2Yまたは2θが
出力した指令値に加算することにより、他の駆動軸の変
位発生を防ぎ位置決め時間を短縮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可動ス
テージ1の特性は、可動ステージ1の位置や姿勢により
変化することがある。このため、各駆動軸の補償器2
X,2Yおよび2θにより決定された同一の指令値によ
り各駆動手段を駆動する場合においても、他の駆動軸に
発生する干渉量が可動ステージ1の位置や姿勢により変
化することがある。したがって、指令値に基づいて非干
渉化指令を出力しても、駆動力が異なり十分に変位発生
を除去できないことがある。
【0006】例えば、リニアモータ9x,9yまたは9
θは、コイルと磁石との相対位置により推力定数が変化
するため、同一の指令値に対しても発生する駆動力が異
なる。これにより、他の駆動軸への影響も駆動力により
変化するため、指令値に基づいて非干渉化指令を出力さ
せても、駆動力が異なり十分に変位発生を除去できない
ことがある。
【0007】また、可動ステージ1の位置により干渉計
からのレーザ光のミラーに当たる位置が異なるため、θ
軸を回転させた場合は、回転中心のどちら側にレーザ光
が当たっているかによって、X軸およびY軸に発生する
変位の方向が異なる。このため、指令値に基づいて非干
渉化指令を出力させても、駆動力が異なり十分に変位発
生を除去できないことがある。
【0008】本発明の第1の目的は、可動ステージの位
置、姿勢によらず、適切な非干渉化指令を発生させ、あ
る駆動軸を駆動した際に他の軸に発生する変位を十分に
除去し、位置決め時間の短縮、姿勢変動の低減を図るこ
とにある。
【0009】本発明の第2の目的は、リニアモータのコ
イルと磁石の相対位置による推力定数の変化によらず、
適切な非干渉化指令を発生させ、ある駆動軸を駆動した
際に他の軸に発生する変位を十分に除去し、位置決め時
間の短縮、姿勢変動の低減を図ることにある。
【0010】本発明の第3の目的は、干渉計からのレー
ザ光のミラーに当たる位置によらず、適切な非干渉化指
令を発生させ、ある駆動軸を駆動した際に他の軸に発生
する変位を十分に除去し、位置決め時間の短縮、姿勢変
動の低減を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、少なくとも2つ以上の駆動軸に沿って
移動可能な可動ステージと、この可動ステージを各駆動
軸に沿って駆動する駆動手段と、可動ステージの各駆動
軸についての位置または速度を検出する検出手段と、各
駆動軸について検出手段により検出された位置または速
度を所定の目標値に一致させるべく駆動手段に指令を与
える補償器と、ある駆動軸について可動ステージを駆動
した際に他の駆動軸について発生する可動ステージの変
位を打ち消す指令を、ある駆動軸の補償器が発生した指
令に基づいて発生させる非干渉化手段と、他の駆動軸に
ついての補償器が発生した指令値と非干渉化手段が発生
した指令値を加算し、駆動手段に出力する加算手段とを
有する可動ステージ装置において、非干渉化手段の指令
値を駆動ステージの位置または姿勢によって補正する補
正手段を有することを特徴としている。
【0012】また、駆動手段は、いずれかの駆動軸につ
いての駆動用にリニアモータを有し、補正手段は、リニ
アモータの位置に対する推力係数特性を保持し、推力係
数特性に応じて非干渉化手段の指令値を補正するもので
あることを特徴としている。さらに、検出手段は、いず
れかの駆動軸の位置検出用にレーザ干渉計とミラーを有
し、補正手段はレーザ干渉計のレーザ光線がミラーに当
たる位置に応じて非干渉化手段の指令値を補正するもの
であることを特徴としている。
【0013】
【作用】この構成により、補正手段は可動ステージの位
置または速度に基づき非干渉化手段の係数を補正するた
め、非干渉化手段が可動ステージの位置および姿勢に関
わらず適切な指令値を出力するようになる。
【0014】また、補正手段は可動ステージの位置また
は速度と、リニアモータの位置に対する推力係数特性に
基づき非干渉化手段の係数を補正するため、非干渉化手
段が可動ステージの位置および姿勢に関わらず適切な指
令値を出力するようになる。さらに、補正手段は可動ス
テージの位置または速度に基づきレーザ干渉計のレーザ
光線がミラーに当たる位置を求め、このレーザ光線がミ
ラーに当たる位置に基づき非干渉化手段の係数を補正す
るため、非干渉化手段が可動ステージの位置および姿勢
に関わらず適切な指令値を出力するようになる。
【0015】
【実施例】
[実施例1]図1は、本発明の第1の実施例に係る駆動
装置のブロック線図である。同図において、可動ステー
ジ1の制御量(位置あるいは速度)はレーザ干渉計等に
よって検出され、目標値Prとの差が取られ、補償器2
x,2yおよび2θに入力される。補償器2x,2yお
よび2θは、PID制御等の制御手段により指令値が決
定される。この指令値は、各駆動軸間の非干渉化手段3
に入力され、ある駆動軸がその指令値で駆動した場合
に、他の駆動軸に発生する変位を打ち消す非干渉化指令
を非干渉化手段3は出力する。補償器2x,2yおよび
2θが決定した指令値と、非干渉化手段3が出力した非
干渉化指令は加算手段5によって加算され、各駆動軸の
駆動手段に入力される。各駆動軸の駆動手段は入力され
た指令に基づき推力を発生させて、可動ステージ1を駆
動する。非干渉化係数補正手段4では、レーザ干渉計等
によって検出された可動ステージ1の位置および姿勢に
基づき、非干渉化手段3の係数を補正する。
【0016】各駆動軸間の非干渉化手段3は、入力され
た指令値に基づいて演算を行い、非干渉化指令を決定す
る。演算方法としては、以下の方法があり、可動ステー
ジ1の特性に合わせて決定する。 指令値を定数倍することにより、非干渉化指令を決
定する。 指令値を入力とする多項式演算により非干渉化指令
を決定する。 指令値を入力とするフィルタの出力を非干渉化指令
とする。
【0017】非干渉化係数補正手段4は、レーザ干渉計
等によって検出される可動ステージ1の位置および姿勢
に基づき、非干渉化手段3での演算に用いる係数を補正
する。この係数の補正方法としては、以下の方法があ
る。 可動ステージ1の位置および姿勢に対する係数の値
を保持したテーブルを保持しており、このテーブルを参
照して係数値を決定する。 可動ステージ1の位置および姿勢と係数値との間の
関係式を保持しておき、この関係式に基づき係数値を演
算することにより決定する。
【0018】可動ステージ1の特性は、可動ステージ1
の位置や姿勢により変化することがある。このため、各
駆動軸の補償器2x,2yおよび2θにより決定された
同一の指令値により各駆動手段を駆動した場合でも、他
の駆動軸に発生する干渉量が可動ステージ1の位置や姿
勢により変化することがある。したがって、指令値に基
づいて非干渉化指令を出力しても、駆動力が異なり十分
に変位発生を除去できないことがある。非干渉化係数補
正手段4は、可動ステージ1の位置および姿勢に基づき
上記の方法を用いて非干渉化手段3の係数を補正するこ
とにより、非干渉化手段3が可動ステージ1の位置およ
び姿勢に関わらず適切な非干渉化指令を出力するように
動作する。
【0019】これにより、可動ステージ1の位置および
姿勢によらず、適切な非干渉化指令を出力し、ある駆動
軸を駆動した際に他の駆動軸に発生する変位を十分に除
去することができ、位置決め時間の短縮および姿勢変動
の低減が可能となる。
【0020】[実施例2]図2は、本発明の第2の実施
例に係るブロック線図を示す。同図において、図1と同
一の符号は、同一の構成要素を示す。また、本実施例に
おける非干渉化指令の演算方法は、実施例1と同一の方
法によるものである。
【0021】図3は、リニアモータの変位と推力との関
係を表す模式図である。図7および図8に示したよう
に、可動ステージ1は、X、Yおよびθ軸の駆動手段と
してリニアモータ9x,9yおよび9θを用いる。X軸
およびY軸においては、移動距離が長いため、複数のコ
イルを切り替えながら駆動する多相型のリニアモータを
用いており、θ軸においては、一つのコイルを用いる単
相型のリニアモータを用いる。リニアモータ9x,9y
および9θは、コイルと磁石との相対位置により推力定
数が異なり、同一の指令を与えても、発生する推力が異
なる。非干渉化手段3は指令値に基づいて非干渉化指令
を求めるが、実際には発生する推力が異なるため、十分
な非干渉化ができないことがある。リニアモータの推力
特性のパターンは、レーザ干渉計等で計測された可動ス
テージ1の位置に対して、1対1に対応しており、可動
ステージの位置に対する推力定数を計測し、テーブルと
して保持しておくことが可能である。したがって、ある
推力定数の値の時に適切な非干渉化が可能となる非干渉
化係数を求めておくことにより、可動ステージ1の位置
に対する適切な非干渉化係数のテーブルを作成しておく
ことが可能である。
【0022】非干渉化係数補正手段4は、レーザ干渉計
等によって検出された可動ステージ1の位置および姿勢
に基づき、可動ステージ1の位置および姿勢に対する非
干渉化係数の値を保持したテーブルを参照して非干渉化
係数値を決定する。
【0023】これにより、可動ステージ1の位置および
姿勢によらず、適切な非干渉化指令を発生させ、ある駆
動軸を駆動した際に他の駆動軸に発生する変位を十分に
除去することができ、位置決め時間の短縮および姿勢変
動の低減が可能となる。
【0024】[実施例3]図4は、本発明の第3の実施
例に係るブロック線図を示す。同図において、図1と同
一の符号は、同一の構成要素を示す。また、本実施例に
おける非干渉化指令の演算方法は、実施例1と同一の方
法によるものである。
【0025】図5は、θ軸回転時にX軸およびY軸に発
生する変位を表す図である。図7および図8に示したよ
うに、回転ステージ8上には、X軸用およびY軸用のミ
ラー102xおよび102yが配置されており、定盤6
上に固定されたレーザ干渉計101xおよび101yか
らのレーザ光を反射して可動ステージ1の現在位置を検
出する。ミラー102xまたは102yにはレーザ光を
2本当てており、これらの干渉計からの計測値の差か
ら、回転ステージ8の回転量を検出する。レーザ光がミ
ラー102xまたは102yに当たる位置はXYステー
ジ7の位置によって異なる。また、θ軸の回転によって
回転ステージ8上に配置されたミラー102xおよび1
02yも同時に回転する。このため、レーザ光がθ軸の
回転中心から離れた位置に当たっている場合には、XY
ステージ7がX軸およびY軸方向に移動しなくとも、θ
軸に回転するだけで、X軸およびY軸方向に変位が発生
する。これはX軸およびY軸方向の位置誤差となり、位
置決め時間の延長および姿勢精度の悪化につながる。そ
こで、非干渉化手段3によってθ軸回転時にX軸および
Y軸方向に発生する変位を打ち消す指令を発生させる必
要がある。
【0026】しかし、θ軸回転時にX軸およびY軸方向
に発生する変位の方向は、レーザ光がθ軸回転中心のど
ちら側に当たっているかによって異なり、変位量も回転
中心からの距離に比例して大きくなる。そこで、レーザ
光がミラーのどの位置に当たっているかを計測し、それ
に応じて非干渉化係数を補正する必要がある。例えば、
X軸方向計測用ミラーのどの位置にレーザ光が当たって
いるかは、Y軸方向の位置によって決まるため、可動ス
テージ1のY軸方向の位置に基づいて非干渉化係数を補
正すればよい。
【0027】非干渉化係数補正手段4は、可動ステージ
1の位置および姿勢と係数値との間の関係式を保持して
おき、レーザ干渉計101xおよび101yによって検
出された可動ステージ1の位置および姿勢に基づき、こ
の関係式により係数値を演算して求める。具体的には、
可動ステージ1のY軸方向の位置から、レーザ光がX軸
方向計測用ミラー102xに当たる位置とθ軸回転中心
との距離を求め、これに適切な係数をかけることにより
θ軸からX軸への非干渉化係数を求める。同様に可動ス
テージ1のX軸方向の位置から、レーザ光がY軸方向計
測用ミラー102yに当たる位置とθ軸回転中心との距
離を求め、これに適切な係数をかけることによりθ軸か
らY軸への非干渉化係数を求める。
【0028】これにより、可動ステージ1の位置および
姿勢によらず、適切な非干渉化指令を出力し、ある駆動
軸を駆動した際に他の駆動軸に発生する変位を十分に除
去することができ、かつ位置決め時間の短縮および姿勢
変動の低減が可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非干渉化手段の指令値を可動ステージの位置または姿勢
によって補正する補正手段を有するため、可動ステージ
の位置および姿勢によらず、適切な指令値を出力し、あ
る駆動軸を駆動した際に他の駆動軸に発生する変位を十
分に除去し、位置決め時間の短縮、姿勢変動の低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る駆動装置のブロ
ック線図である。
【図2】 本発明の第2の実施例に係る駆動装置のブロ
ック線図である。
【図3】 リニアモータの変位と推力との関係を表す模
式図である。
【図4】 本発明の第3の実施例に係る駆動装置のブロ
ック線図である。
【図5】 θ軸回転時にX軸、Y軸方向に発生する変位
を表す図である。
【図6】 従来の駆動装置のブロック線図である。
【図7】 可動ステージ装置の構成を示す平面図であ
る。
【図8】 図7の装置のAA線断面図である。
【符号の説明】
1:可動ステージ、2:補償器、3:非干渉化手段、
4:非干渉化係数補正手段、5:加算手段、6:定盤、
7:XYステージ、8:回転ステージ、9x,9y,9
θ:リニアモータ、91x,91y:リニアモータの固
定子、92x,92y:リニアモータの可動子、10
x,10y:レーザ測長系、101x,101y:レー
ザ干渉計、102x,102y:ミラー、P:制御量、
Pr:目標値、e:偏差、u:指令値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/68 H01L 21/68 K (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/18 - 19/46 B23Q 15/00 - 15/28 G05D 3/00 - 3/12 H01L 21/68 G12B 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上の駆動軸に沿って移
    動可能な可動ステージと、この可動ステージを各駆動軸
    に沿って駆動する駆動手段と、前記可動ステージの各駆
    動軸についての位置または速度を検出する検出手段と、
    各駆動軸について前記検出手段により検出された位置ま
    たは速度を所定の目標値に一致させるべく前記駆動手段
    に指令を与える補償器と、ある駆動軸について前記可動
    ステージを駆動した際に他の駆動軸について発生する前
    記可動ステージの変位を打ち消す指令を、前記ある駆動
    軸の前記補償器が発生した指令に基づいて発生させる非
    干渉化手段と、前記他の駆動軸についての補償器が発生
    した指令値と前記非干渉化手段が発生した指令値を加算
    し、前記駆動手段に出力する加算手段とを有する可動ス
    テージ装置において、 前記非干渉化手段の指令値を前記駆動ステージの位置ま
    たは姿勢によって補正する補正手段を有することを特徴
    とする可動ステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、いずれかの駆動軸につ
    いての駆動用にリニアモータを有し、前記補正手段は、
    前記リニアモータの位置に対する推力係数特性を保持
    し、前記推力係数特性に応じて非干渉化手段の指令値を
    補正するものであることを特徴とする請求項1記載の可
    動ステージ装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、いずれかの駆動軸の位
    置検出用にレーザ干渉計とミラーを有し、前記補正手段
    は前記レーザ干渉計のレーザ光線が前記ミラーに当たる
    位置に応じて前記非干渉化手段の指令値を補正するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の可動ステージ装
    置。
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