JP3437327B2 - 半導体露光装置の位置決め装置 - Google Patents

半導体露光装置の位置決め装置

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JP3437327B2 JP12458195A JP12458195A JP3437327B2 JP 3437327 B2 JP3437327 B2 JP 3437327B2 JP 12458195 A JP12458195 A JP 12458195A JP 12458195 A JP12458195 A JP 12458195A JP 3437327 B2 JP3437327 B2 JP 3437327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体露光装置に適用
されるステージの位置決め装置に関するものである。こ
の装置は、外部の振動を嫌い、かつ高速で加工物や検査
物を移動する必要のある高精度NCマシンや高精度検査
装置にも適用されるものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、半導体露光装置のXYステージ位置決め装置は図1
0に示すような構成により制御されている。図10は従
来例に係る位置決め装置もしくは姿勢制御装置を示すブ
ロック図であり、図7および図8はそれぞれそのような
位置決め装置が適用されるXYステージの外観を示す斜
視図であり、図9はそのような位置決め装置が適用され
る半導体露光装置の構成を示す図である。
【0003】XYステージに適用される位置決め装置
は、図7や図8に示すように、位置決めされるXまたは
Yステージである移動体6と、移動体6を移動させるた
めのモータ5と移動体6上部に固定されたミラーを用い
て移動体6の現在位置を測り移動体6の現在位置信号P
を出力するレーザ測長器やリニアスケール等の位置計測
を有している。
【0004】また、図10に示すように、位置決め装置
もしくは姿勢制御装置の制御部19は、入力される現在
位置信号Pに対して微分演算を行い現在速度信号Vを出
力する微分器8と、移動体6の目標位置を指示する位置
指令信号D1および移動体6の現在位置信号Pが入力さ
れ電流指令信号S1を出力する位置アンプ3と、移動体
6の目標位置を指示する位置指令信号D1と移動体6の
現在位置信号Pが入力され速度指令信号D2を演算し出
力する速度指令演算1と、速度指令信号D2および微
分器8が出力する速度信号Vが入力され電流指令信号S
2を出力する速度アンプ2と、速度アンプ2が出力する
電流指令信号S2および位置アンプ3が出力する電流指
令信号S1を選択しドライバアンプ4に出力する制御モ
ード選択スイッチ9と、制御モード選択スイッチ9が選
択した電流指令信号S1またはS2を電流増幅してモー
タ5に電流Iを出力するドライバアンプ4を有してい
る。この従来例において、外部から目標位置指令信号D
1が指令されると、速度指令演算1が現在位置信号P
との偏差である位置偏差を求め、位置偏差に応じた速度
指令信号D2を演算して速度アンプ2に出力する。制御
モード選択スイッチ9は、不図示のコントロ−ラにより
先ず目標位置付近まで速度アンプ2が出力する電流指令
信号S2を選択するa側にされ、次に目標位置付近で位
置アンプ3が出力する電流指令信号S1を選択するb側
にされる。速度アンプ2および位置アンプ3の制御ゲイ
ンは装置の立ち上げ時に要求された位置決め時間および
位置決め精度を満たすように設定される。
【0005】この従来例において、多数ある各目標位置
ごとにステージのX,Y,Z,θX,θY ,θZ 方向の
各目標位置の補正情報を記憶する方法は従来より知られ
ている。しかしながら、この方法は、半導体露光装置の
グローバル・アライメント工程と露光工程のように同じ
目標位置でありながら前回の目標値からの移動距離およ
び移動方向が異なることにより目標位置の各補正情報が
異なる場合は、目標位置の各補正情報を独立に持つ必要
がある。このためメモリ等の記憶手段を大量に持つ必要
がある。また、この方法は、半導体露光装置のダイバイ
ダイ・アライメント工程と露光工程のように移動体の移
動終了時からの時間が異なることにより目標位置の各補
正情報が異なる場合は、対応ができないという欠点があ
る。
【0006】このような従来例としては例えば特公平6
−79254号公報に開示されている多軸位置決め装置
がある。この装置は、粗動ステージの移動によって生じ
る変位誤差を補正することを目的としている。
【0007】半導体露光装置において、前記のようなX
Yステージを搭載する該装置の本体構造体は、図9に示
すように、ウエハ20を移動するXYステージ6を搭載
する本体定盤21と、ステージの位置を検出するレーザ
干渉計等の位置計測器7と、マスク22のパターンをウ
エハ上に転写する縮小投影レンズ23と、水銀ランプ等
の光源24と、ミラーおよびレンズ等からなる照明光学
系25と、マスクとウエハを位置合わせするアライメン
ト検出系26と、ウエハをレンズ焦点に位置合わせする
フォーカス検出系27等を搭載する鏡筒定盤とで構成さ
れている。
【0008】しかしながら、上記従来例ではXYステー
ジ6が目標位置に移動する際に、反作用力が本構造体
に加わることにより本体構造体が変形する。また、位置
計測器7は鏡筒定盤から釣り下げる構造とし、本体構造
体が変形した際のXYステージ位置検出方向すなわち
X,Y,θZ 方向の成分は検出誤差を生じないように工
夫されてはいるが、XYステージ6がウエハ20を次の
露光位置まで移動し、位置決めを終了しても縮小投影レ
ンズ23を通して見たマスク22に対するウエハ20の
位置、すなわちXYステージ6の位置がずれるという問
題がある。
【0009】この変形量は十数nm程度と微小である
が、近年の半導体の露光パターンの微細化にともない無
視できない量となっている。また、近年のスループット
向上の要求によりウエハステージの移動速度および加速
度はますます増加する傾向にあり、したがって本体構造
体の変形量も増加する傾向にある。
【0010】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、半導体露光装置ステージを位置決めする
位置決め装置において、実質的なステージの位置決め時
間の短縮と位置決め性能の向上を図ることにある。ま
た、多数ある目標位置情報のそれぞれに対応した各目標
位置補正量を記憶する必要がなく、ステージの移動終了
時から異なる時間に行われる工程においても正確な位置
決めをすることにある。また、オペレータの操作等によ
る不意のシーケンス変更によるXYステージの移動量、
移動方向等の移動履歴の変更に対しても柔軟に対応して
正確な位置決めを行うことができるようにすることにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的の少なくと
も一つを達成するため、本発明は、縮小投影光学系に相
当する本体構造体の第1部分を基準とする位置にステー
ジを位置決めするために、前記ステージの現在位置を計
測する位置計測器に相当する前記本体構造体の第2部分
を基準として前記ステージを目標位置に移動する半導体
露光装置の位置決め装置において、位置決め終了時にお
ける前記第1部分に対する前記第2部分の変位に応じた
補正量を前記ステージ最大加速度に応じた値を用いて
求める手段と、前記補正量で前記目標位置または前記現
在位置を補正する手段することを特徴とる。
【0012】本発明において、前記最大加速度に応じた
値は、前記ステージの速度を制御するための速度指令列
を用いて求められる加速度情報、前記目標位置と前記現
在位置の位置偏差から加速度情報が一義的に決定される
場合には前記位置偏差、または前記本体構造体もしくは
前記ステージに取り付けられた加速度検出器で検出され
る加速度信号を用いることができる。
【0013】さらに、前記補正量を時間関数として変化
させてもよい
【0014】
【作用】本発明の位置決め装置によれば、位置決め終了
時にステージの加速度に対する反作用力により本体構造
体が変形して第1部分に対し第2部分が変位する場合に
も、この変位による位置決め誤差がキャンセルされるよ
うに目標位置または現在位置が補正される。従って、半
導体露光装置に適用された場合、アライメント検出系等
の位置合わせ手段、照明光学系および縮小投影光学系等
の加工手段に相当する第1部分から見た位置決め精度の
向上が図られる。
【0015】
【実施例】[実施例1] 図1は本発明の第1の実施例に係る移動体の位置決め装
置の構成を示すブロック図である。図1において、図1
0と同一の符号を付したものは、図10の場合と同一の
構成要素を示す。すなわち、図10の構成に対して、加
速度演算部10、位置オフセット演算部11および加算
器12を付加したものとなっている。
【0016】この構成において、上位のコンピュータか
ら次に移動する目標位置D1がステージ位置決め装置に
与えられると、速度指令演算部1において、目標位置D
1と位置計測器7から得られる現在位置Pとの位置偏
差、すなわちXYステージ6の駆動量を求める。求めた
駆動量が十分大きい場合は、さらに時系列の形で表され
る速度指令列V[i](i=1,2,3,…,n)を作
成し、作成した速度指令列を順次、一定時間Δtで速度
指令D2=V[i](i=1,2,3,…,n)として
出力する。加速度演算部10は、速度指令演算部1で作
成した速度指令列V[i]から加速度情報A[i](i
=1,2,3,…,n)を作成し、位置オフセット演算
部11に出力する。加速度情報A[i]は数1の演算に
より、得ることができる。
【0017】
【数1】 位置オフセット演算部11は、加速度演算部10で求め
たステージ加速度情報A[i]からステージの最大加速
度Amax とその時間を求め、その値から位置オフセット
Oを演算し出力する。加算器12は、目標位置D1と位
置オフセットOを加算した補正後の目標位置D1’を位
置アンプ3に出力する。
【0018】位置オフセットOは最大加速度Amax の関
数で、K1 は最大加速度Amax の時の本体構造体の変形
量を示す定数であり、例えば数2式の式で求められる。
【0019】
【数2】 位置オフセットOは最大加速度Amax と時間tの関数に
してもよく、たとえば数3式の演算で求めても良い。
【0020】
【数3】 ここで、δは減衰係数、時間tは最大加速度Amax から
の経過時間でありt=0の時A[i]=Amax である。
また、位置オフセットOが減衰振動を示す時は数4式の
演算で求めても良い。
【0021】
【数4】 ここで、βは減衰角周波数である。さらに付け加える
と、位置決め収束判定においては、目標位置D1に位置
オフセットOが加算された補正後の目標位置D1’と現
在位置Pが比較されることになる。
【0022】[実施例2] 図2は本発明の第2の実施例に係る移動体の位置決め装
置の構成を示すブロック図である。図2において、図1
0と同一の符号を付したものは、図10の場合と同一の
構成要素を示す。すなわち、図10の構成に対して、位
置オフセット演算部11および加算器12を付加したも
のとなっている。
【0023】この構成において、上位のコンピュータか
ら次に移動する目標位置D1がステージ位置決め装置に
与えられると、目標位置D1と現在位置Pとの位置偏差
から一義的に速度指令列V[i](i=1,2,3,
…,n)が作成されるので、したがって、一義的に加速
度情報A[i](i=1,2,3,…,n)も決定され
る。すなわち、位置オフセットOは目標位置D1と現在
位置Pとの位置偏差(P−D1)の関数で表し、例えば
数5式の演算で求める。
【0024】
【数5】 例えば、本発明が適用しうる半導体位置決め装置の場
合、ステージの移動量すなわち位置偏差(P−D1)が
十数mm以上のときは最大加速度Amax が一定値とな
る。このような場合、位置オフセットOは、例えば数6
式の演算で求めても良い。
【0025】
【数6】 ここで、sign()はサイン関数であり、sign
(x)のxが正数なら+1を、xが負数なら−1を、x
がゼロなら0を返す。またK2 は最大加速度Amax のと
きの本体構造体の変形量を示す定数である。
【0026】位置オフセットOは位置偏差(P−D1)
と時間tの関数にしても良く、例えば数7式の演算で求
めても良い。
【0027】
【数7】 ここで、δは減衰係数、時間tは最大加速度Amax から
の経過時間であり、t=0のときA[i]=Amax であ
る。
【0028】また、位置オフセットOが減衰振動を示す
時は数8式の演算で求めても良い。
【0029】
【数8】 ここで、βは減衰角周波数である。なお、サイン関数の
働きをsign(x)のxがプラスの設定値以上なら+
1を、xがマイナスの設定値以下なら−1を、xがプラ
スとマイナスの設定値以内なら0を返すものに変えても
良い。
【0030】[実施例3] 図3は本発明の第3の実施例に係る移動体の位置決め装
置の構成を示すブロック図である。図3において、図1
0と同一の符号を付したものは、図10の場合と同一の
構成要素を示す。すなわち、図10の構成に対して、加
計14と位置オフセット演算部11を付加したもの
となっている。
【0031】加速度計14は本体構造体に取付けられて
おり、ステージが移動した時の本体構造体への反作用力
として加速度信号Aを出力する。位置オフセット演算部
11は、加速度計14で出力された本体構造体の加速度
信号Aからステージの最大加速度Amax とその時間を求
め、その値から位置オフセットOを演算し出力する。従
って、位置オフセットOはステージの最大加速度Amax
の関数で表し、例えば数9式および数10式の演算で求
まる。
【0032】
【数9】 ここでMは本体構造体の重量、mはステージの重量、K
1 は最大加速度Amaxの時の本体構造体の変形量を示す
定数である。
【0033】例えば、本発明が適用しうる半導体位置決
め装置の場合、本体構造体と移動体であるステージの重
量は変化しない。このような場合、位置オフセットO
は、例えば数10式の演算で求めても良い。
【0034】
【数10】 ここでK3 は加速度計からの加速度信号がAの時におけ
る本体構造体の変形量を示す定数である。なお加速度計
14はステージ6に取り付けられても良く、この場合の
処理は第1の実施例と同じになる。
【0035】[実施例4] 図4は本発明の第4の実施例に係る移動体の位置決め装
置の構成を示すブロック図である。図4において、図1
0と同一の符号を付したものは、図10の場合と同一の
構成要素を示す。すなわち、図10の構成に対して、加
速度演算部10、位置オフセット演算部11および減算
器13を付加したものとなっている。
【0036】また、目標位置を補正する図1の構成に対
して現在位置を補正する構成としている。
【0037】減算器13は、現在位置P位置オフセッ
トO減算を施し位置アンプ3と速度指令演算部1に出
力する。この構成の場合の位置決め収束判定において
は、目標位置D1と、現在位置Pから位置オフセットO
が減算された補正後の現在位置P’とが比較されること
になる。
【0038】[実施例5] 図5は本発明の第5の実施例に係る移動体の位置決め装
置の構成を示すブロック図である。図5において、図1
0と同一の符号を付したものは、図10の場合と同一の
構成要素を示す。すなわち、図10の構成に対して、位
置オフセット演算部11および減算器13を付加したも
のとなっている。また、目標位置を補正する図2の構成
に対して現在位置を補正する構成としている。
【0039】[実施例6] 図6は本発明の第6の実施例に係る移動体の位置決め装
置の構成を示すブロック図である。図6において、図1
0と同一の符号を付しているものは、図10の場合と同
一の構成要素を示す。すなわち、図10の構成に対し
て、加速度計14、位置オフセット演算部11および減
算器13を付加したものとなっている。また、目標位置
を補正する図の構成に対して現在位置を補正する構成
としている。
【0040】[その他の実施例] 第1から第6の実施例では移動体の移動方向の位置補正
を行っているが、本体構造体の変形は微小ではあるが、
移動体の移動方向以外の他成分にも発生する。この場合
は同様にZ,θX ,θY ,θZ 方向の移動手段に位置補
正量を出力し補正する構成もありえる。
【0041】なお、以上のような本実施例を半導体露光
装置に適用した場合には、構造体の弾性変形が収束する
まで待機する必要なくアライメント工程や露光工程等を
行うことができ、半導体露光装置のスループットの大幅
な向上を図ることが可能となる。また、構造体の変形残
留歪みに相当する移動体位置の補正を行うことが可能と
なり、半導体露光装置のアライメント精度および露光精
度の向上を図ることが可能となる。
【0042】また、本実施例によれば、例えば露光ショ
ット等のステージ目標位置ごとのステージ位置補正量を
記憶する必要がなく、したがって大量のメモリ等を必要
としないという利点もある。また、同じ露光ショットで
あっても露光工程の違いによる駆動シーケンスの違いに
よって、すなわちステージの駆動履歴が異なる場合に、
別のステージ位置補正量を用いる必要もなくなる。ま
た、オペレータによる不意のシーケンス変更によるステ
ージ位置補正量の変更にも対応が可能になる。
【0043】また、本実施例によれば、構造体の剛性を
必要以上に上げる必要がなくなり、構造体の小型化、軽
量化に貢献するという利点もある。なお、移動体の加速
度を移動体の移動量(位置偏差)に対応するテーブルま
たは演算式として用意すれば、目標位置が与えられた時
点ですぐさま補正量を求めることが可能となる。
【0044】また、本実施例において、構造体に加速度
計を取り付け、構造体の加速度を計測すれば、移動体が
停止し、他の移動体が構造体に反作用力を加えた場合で
も、構造体の変形形状が同じであるならば、目標位置を
実時間で補正することも可能となる。また、位置決め終
了時における構造体の変形量すなわち第1部分に対する
第2部分の変位量を移動体の現在位置の補正量として与
えることによって上述と同様の効果が得られる。
【0045】以上説明したように、本発明によれば、
構造体の第1部分に対して第2部分が変位するような
場合にも、ステージの正確な位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係るステージの位置
決め装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施例に係るステージの位置
決め装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第3の実施例に係るステージの位置
決め装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第4の実施例に係るステージの位置
決め装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第5の実施例に係るステージの位置
決め装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第6の実施例に係るステージの位置
決め装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明が適用可能な半導体製造用露光装置の
XYステージの一例の外観を示す斜視図である。
【図8】 本発明が適用可能な半導体製造用露光装置の
XYステージの他の例の外観を示す斜視図である。
【図9】 本発明が適用可能な半導体製造用露光装置の
構成を表す概念図である。
【図10】 従来例のステージの位置決め装置の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1:速度指令演算部、2:速度アンプ、3:位置アン
プ、4:ドライバアンプ、5:モータ、6:ステージ、
7:位置計測器、8:微分器、9:スイッチ、10:加
速度演算部、11:位置オフセット演算部、12:加算
器、13:減算器、14:加速計、D1:目標位置指
令信号、D2:目標速度指令信号、P:現在位置信号、
V:現在速度信号、S1,S2:電流指令信号、I:モ
ータ電流、T:モータトルク、O:位置オフセット信
号、A:加速度信号、19:制御部、20:ウエハ、2
1:本体定盤、22:マスク(レチクル)、23:縮小
投影レンズ、24:光源、25:照明光学系、26:ア
ライメント検出系、27:フォーカス検出系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/30,21/68 G05D 3/00 - 3/20 G05B 19/18 - 19/46 B25Q 15/00 - 15/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮小投影光学系に相当する本体構造体の
    第1部分を基準とする位置にステージを位置決めするた
    めに前記ステージの現在位置を計測する位置計測器に
    当する前記本体構造体の第2部分を基準として前記ス
    テージを目標位置に移動する半導体露光装置の位置決め
    装置において、位置決め終了時における前記第1部分に
    対する前記第2部分の変位に応じた補正量を前記ステー
    最大加速度に応じた値を用いて求める手段と、前記
    補正量で前記目標位置または前記現在位置を補正する手
    することを特徴とする位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記最大加速度に応じた値は、前記ステ
    ージの速度を制御するための速度指令列を用いて求めら
    れる加速度情報であることを特徴とする請求項1記載の
    位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記最大加速度に応じた値は、前記目標
    位置と前記現在位置の位置偏差から加速度情報が一義的
    に決定される場合には、前記位置偏差であることを特徴
    とする請求項1記載の位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記最大加速度に応じた値は、前記本体
    構造体もしくは前記ステージに取り付けられた加速度検
    出器で検出される加速度信号であることを特徴とする請
    求項1記載の位置決め装置。
  5. 【請求項5】 前記補正量を時間関数として変化させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の位置
    決め装置。
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