JP3363405B2 - プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置システム - Google Patents
プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置システムInfo
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Description
およびプラズマ処理装置システムに係り、特に半導体製
造工程における微細なパターンを形成するのに好適なプ
ラズマ処理装置およびプラズマ処理装置システムに関す
る。
ッチング,アッシングなどの微細加工プロセスで、プラ
ズマ処理装置が広く用いられている。プラズマ処理によ
るプロセスは、真空容器(リアクタ)内部に導入された
プロセスガスをプラズマ発生手段によりプラズマ化し、
半導体ウエハ表面で反応させて微細加工を行うととも
に、揮発性の反応生成物を排気することにより、所定の
処理を行うものである。
ロセスにおいては、試料を処理加工する際に、試料を載
置する下部電極周辺の表面に反応生成物が付着し、やが
て剥離して異物としてウエハ表面に付着して歩留まりを
低下させる問題がある。このため、定期的にプラズマ処
理装置を大気開放して、付着物を除去するウエットクリ
ーニングと呼ばれる清掃作業を行う必要がある。また、
真空容器内でプラズマにさらされる部品は、プロセスを
重ねるとともに消耗していくので、定期的に消耗部品を
交換する必要がある。
際に作業性を確保するための一つの方法として、真空容
器の上部壁をヒンジなどの機構により開閉可能として、
真空容器上部を概略90度に開けて、ほぼ直立した状態
にして部品交換などのメンテナンスを行う方法がとられ
ている。
ように真空容器上部壁が概略直立した状態では、交換部
品の取り付けネジをはずすと部品は自立的に保持され
ず、はずれてきてしまう可能性がある。このため、作業
者は、交換部品の取り付け・取り外しの際に、同時に部
品を手で支えている必要があり、部品取り付け用のジグ
を用いるなどしても作業がしにくいという難点があっ
た。また、取り付け時に部品の位置決めがずれたり、取
り付けネジを締付ける際に部品に無理な力が加わって欠
けがはいったり、部品に均等に力がかからずに稼働中に
熱応力サイクルにより破損したり、といった様々な不都
合が生じる可能性があった。
装置では、真空容器上部にあたるアンテナや上部電極な
どの部分に、高価で割れやすいシリコン製シャワプレー
トや石英製リングなどの非金属脆性部品を用いている。
平行平板型プラズマ処理装置でも、上部電極及びガス供
給手段の一部にシリコンや石英のような非金属脆性部品
を用いている。そして、これらの部品を交換する際に、
真空容器上部が90度程度までしか開かないと、部品を
滑って落としたり、無理な力がかかったりして、部品を
破損することがあった。
い、真空容器内部の構成部品も大型化し、あるいは重量
が増加する方向にあるので、作業者にとっては部品のハ
ンドリングがしにくくなって、ますます負担が増加する
傾向にある。
はなく二人で作業するのも一つの方法ではあるが、この
場合、メンテナンスのために余計な人員が必要となり、
人件費の増大につながってしまう。
されたものであり、真空容器内部の消耗部品の交換やウ
エットクリーニングなどの際のメンテナンス性や使い勝
手をよくすることで、生産性の向上に寄与できるプラズ
マ処理装置およびプラズマ処理装置システムを提供する
ことを目的とする。
プラズマ処理室が形成された真空容器と、前記プラズマ
処理室にプラズマを発生させるプラズマ発生装置と、前
記処理室内で処理される試料を保持する電極とを有する
プラズマ処理装置において、前記真空容器が、側壁と該
側壁内に交換可能に設けられた側壁インナーユニットと
上部電極とを備え、該上部電極は石英製の外周リングを
備え、該上部電極の開放時に開き角が150度〜180
度の概略水平位置まで回転できるようにして前記側壁に
設けられ、該上部電極が開放されたときに、前記側壁イ
ンナーユニットを上方に取り出し、かつ前記外周リング
を上方に取り外し可能に構成したことにある。
は、概略180度開閉可能なヒンジによって前記側壁に
取り付けられ、該ヒンジの内部に、前記上部電極に供給
される熱媒体の流路が形成される。
室が形成された真空容器と、前記プラズマ処理室にプラ
ズマを発生させるプラズマ発生装置と、前記処理室内で
処理される試料を保持する電極とを有するプラズマ処理
装置を備えたプラズマ処理装置システムにおいて、該プ
ラズマ処理装置を載置するベースフレームを備え、前記
真空容器は、側壁と該側壁内に交換可能に設けられた側
壁インナーユニットと上部電極とを備え、該上部電極は
石英製の外周リングを備え、該上部電極の開放時に開き
角が150度〜180度の概略水平位置まで回転しうる
ようにして前記側壁に設けられ、かつ該上部電極は前記
ベースフレームの外側方向に対して突き出た形で開放可
能であり、該上部電極が開放されたときに、前記側壁イ
ンナーユニットを上方に取り出し、かつ前記外周リング
を上方に取り外し可能に構成されていることにある。
図面に基づいて説明する。
により詳しく説明した上で、部品交換やメンテナンス作
業の方法について具体的に説明する。
射放電方式のプラズマエッチング装置へ適用した実施例
を示すものであり、処理室100は、10−6Torr程度
の真空度を達成可能な真空容器であり、その上部に電磁
波を放射するアンテナ110を備え、下部にはウエハな
どの試料Wを載置する下部電極130を備えている。ア
ンテナ110と下部電極130は、平行して対向する形
で設置される。処理室100の周囲には、たとえば電磁
コイルとヨークよりなる磁場形成手段101が設置され
ている。そして、アンテナ110から放射される電磁波
と磁場形成手段101で形成される磁場との相互作用に
より、処理室内部に導入された処理ガスをプラズマ化し
て、プラズマPを発生させ、試料Wを処理する。
た真空排気系106により真空排気され、圧力制御手段
107により圧力が制御される。真空室105はアース
電位となっている処理室100の側壁102には、側壁
インナーユニット103が交換可能に設置され、熱媒体
供給手段104から熱媒体が循環供給されて、内表面の
温度が0℃〜100℃、望ましくは20℃〜80℃の範
囲で、±10℃以内の精度をもって制御される。あるい
はヒータ加熱機構と温度検知手段によって制御してもよ
い。側壁102,側壁インナーユニット103はたとえ
ばアルミニウムとして、表面に耐プラズマ性のアルマイ
トなどの表面処理を施すのが望ましい。
誘電体プレート112,誘電体リング113からなり、
真空容器の一部としてのハウジング114に保持され
る。また、円板状導電体111のプラズマに接する側の
面にはプレート115が設置され、さらにその外側に外
周リング116が設置される。円板状導電体111は図
示しない温度制御手段により温度が調整され、円板状導
電体111に接するプレート115の表面温度が制御さ
れる。試料のエッチング処理を行う処理ガスは、ガス供
給手段117から所定の流量と混合比をもって供給さ
れ、円板状導電体111とプレート115に設けられた
多数の孔を通して、処理室100に供給される。
ーボンを、外周リング116にはたとえば石英やアルミ
ナを用いるのが好適である。本実施例では、プレート1
15にはシリコンを、外周リング116には石英を用い
ている。
壁102に取り付けられており、矢印Aの部分において
側壁102と分離されて上方に持ち上げることで、ヒン
ジ118の概略水平に設置された回転軸を支点にして矢
印(1)のように回転させることで概略180度(図中
に破線で示す位置)にまで開くことができる。この状態
でプレート115や外周リング116の取付けネジをは
ずしても、摩擦により、あるいはたとえば数mmから10
mm程度の高さの段差などの係止部分により、物理的に安
定した状態で保持される。アンテナ110を開く際に
は、磁場形成手段101をあらかじめ矢印のように上方
に移動させて、アンテナと位置的に干渉せずメンテナン
スの支障にならない位置に退避させておく。
0として、アンテナ電源121,アンテナバイアス電源
122が、それぞれマッチング回路・フィルタ系12
3,124を介して、導入端子126により接続され、
またフィルタ125を通してアースに接続される。アン
テナ電源121は、300MHz〜1GHzのUHF帯
周波数の電力を供給する。本実施例では、アンテナ電源
121の周波数を450MHzとしている。一方、アンテ
ナバイアス電源122は、アンテナ110に、周波数が
数10kHzから数10MHzの範囲のバイアス電力を
印加する。本実施例では、周波数は13.56MHz と
している。プレート115の下面とウエハWの距離(以
下、ギャップと呼ぶ)は、30mm以上150mm以下、望
ましくは50mm以上120mm以下とする。
に対向して下部電極130が設けられている。下部電極
130には、例えば400kHzから13.56MHz
の範囲のバイアス電力を供給するバイアス電源141が
マッチング回路・フィルタ系142を介して接続されて
試料Wに印加するバイアスを制御するとともに、フィル
タ143を介してアースに接続される。本実施例では、
バイアス電源141の周波数を800kHzとしてい
る。
より、その上面、すなわち試料載置面にウエハなどの試
料Wを載置保持する。静電吸着装置131の表面には静
電吸着膜が形成されており、静電吸着用の直流電源14
4とフィルタ145から数100Vの直流電圧を印加す
ることで、静電吸着力により、試料Wを下部電極130
上に吸着・保持する。静電吸着装置131の上面でかつ
試料Wの外側部には、たとえばシリコン製のフォーカス
リング132が設けられており、絶縁体133により下
部電極130と絶縁される。電極の外側には電極外周カ
バー134を設けてある。絶縁体133,電極外周カバ
ー134にはアルミナや石英を用いるのが好適である。
さらに、処理室下部の内面には下部カバー135が設け
てある。
以上のように構成されており、このプラズマエッチング
装置を用いて、たとえばシリコン酸化膜のエッチングを
行う場合の具体的なプロセスを、図1を用いて説明す
る。
示していない試料搬入機構から処理室100に搬入され
た後、下部電極130の上に載置・吸着され、必要に応
じて下部電極の高さが調整されて所定のギャップに設置
される。ついで、処理室100内に試料Wのエッチング処
理に必要なガス、たとえばC4F8とArとO2 が、ガス
供給手段117からプレート115を通して処理室10
0に供給される。同時に、処理室100は真空排気系1
06により所定の処理圧力になるように調整される。
zの電力供給により電磁波が放射される。そして、磁場
形成手段101により処理室100の内部に形成される
160ガウス(450MHzに対する電子サイクロトロン
共鳴磁場強度)の概略水平な磁場との相互作用により処
理室100内にプラズマPが生成され、処理ガスが解離
されてイオン・ラジカルが発生する。さらに、アンテナ
バイアス電源122からのアンテナバイアス電力や下部
電極からのバイアス電源141からのバイアス電力によ
りイオンやラジカルを制御して、ウエハWにエッチング
処理を行う。そして、エッチング処理の終了にともな
い、電力・磁場及び処理ガスの供給を停止してエッチン
グを終了する。
ウエハのエッチング処理は上記のようにして行われる。
そして、処理プロセスを繰り返すうちに処理室内部には
反応生成物が徐々に堆積していき、堆積膜が剥離するな
どして異物が発生するようになる。そして異物数がある
管理基準(たとえばφ0.2μm 異物で20個/ウエハ
以下)を越えた時点で、処理室を大気開放してウエット
クリーニングを行う。
リーニング時の装置の分解・組立の概略の手順や部品類
の取り外し方法を、図2〜図5を用いて説明する。
を示すために、図1で示したプラズマエッチング装置の
要部を斜視図により模式的に示したものであり、一部を
断面で示している。真空室105に載置された側壁10
2の上にアンテナ110が取り付けられ、その周囲に磁
場形成手段101が設置されるとともに、アンテナ11
0に導入端子126を介してアンテナ電源系120が接
続されている。
には、処理室100及び真空室105を大気開放し、アン
テナ110とアンテナ電源系120を接続する導入端子
126の接続を解除する。
図3の矢印(1)に示すように、磁場形成手段101及
びアンテナ電源系120(図示しない)を上昇させて、
メンテナンス作業に支障がない位置に固定する。そし
て、矢印(2)に示すように、アンテナ110をヒンジ
118の軸の回りに回転させて開いて概略水平位置に保
持し、プレート115,リング116を矢印(3),
(4)示すように上方に取り外す。
り、矢印(5),(6)で示すように、側壁インナーユニ
ット103と下部カバー135を上方に引上げて取り外
す。
ング132や電極外周カバー134などを取り外す。取
り外した部品は、堆積膜の除去や超音波洗浄と乾燥など
の処理を行う。そして、上記と逆の手順により部品類を
とりつけて、装置をもとの状態に復旧させ、真空引きを
行う。
に達したことを確認し、必要に応じて異物チェックやレ
ートチェックを行って、装置の動作を確認して装置は稼
働状態に復旧して、ウエットクリーニング作業を終了す
る。あらかじめ交換部品を1式用意しておけば、装置の
復旧・真空引きがすみやかに行えるので、装置のダウン
タイムを短縮できる。
ボルト類を使わないなどの工夫により、ウエットクリー
ニングの作業性を向上させることで、装置のダウンタイ
ム(Good Wafer to Good Wafer)をおよそ3〜4時間程
度に抑えて、装置の稼働率を確保している。
に、アンテナ110をヒンジ118の軸の回りに回転さ
せて開く構造としているため、アンテナ110全体を処
理室から持ち上げて取り外したりする必要がなく、作業
者には重量物の持ち上げといった負担がかからない。す
でに述べたように、シリコン製シャワプレートであるプ
レート115や石英製のリング116を取り外す際に
も、図4の矢印(3),(4)のように上方に持ち上げれば
よく、作業性がよいので、作業の効率をあげることがで
き、部品を破損する可能性も小さくなる。
にあるアンテナ電源系120を、導入端子126におい
てアンテナ110から容易に分離可能な構造としてお
り、このためアンテナ110を概略水平位置にまで開く
ことが可能となっている。導入端子126は、電力を供
給する内側のホット側端子と外側のアースが絶縁された
構造となっている。導入端子126の接続を解除した際
には、アンテナ110及びアンテナ電源系120の内側
のホット側端子を、たとえばバネなどの簡便な機構を用
いて、外側のアース部分に接触させる構造としており、
アンテナをアースに接続することでアンテナが帯電して
いる場合でも電荷を逃がすようにするとともに、作業者
が誤ってホット側端子に触れないようにして、作業者の
安全を確保している。
の構成および部品交換やメンテナンス作業の方法は上記
のとおりである。上述のように、フルフラットオープン
構造とすることで部品交換やメンテナンスの作業性が向
上している。このことは、メンテナンス時の作業者の姿
勢や作業状況を模式的に示した図5,図6を用いて説明
することで、より明らかに理解される。
ッチング装置におけるフルフラットオープン状態でのメ
ンテナンスの状況を模式的に示したものである。図5に
おいて、電磁波を放射するアンテナ110は、概略18
0度に開閉可能なヒンジ118により側壁102に取り付
けられている。図5は、アンテナ110をおよそ180度
に開け、アンテナの内側を上面に向けて概略水平とした
フルフラットオープン状態において、アンテナ110の
外周リング116とその内周のプレート115を取り外
そうとしているところである。
石英製リング、プレート115は多数のガス孔が開けら
れシリコン製シャワプレートであり、いずれも割れたり
破損したりしやすく、かつ高価な部品である。しかしな
がら、これらが取り付けられるアンテナ110を概略水
平とすることにより、作業者Mは上方から楽な姿勢でこ
れらの部品の取り付けやハンドリングを行うことができ
る。また、部品の取り付けネジをすべて外した状態で
も、部品は摩擦によりあるいは係止部分により、概略水
平位置にすなわち物理的に安定した状態に保持されてお
り、部品を支える必要がない。
業者Mは部品を両手で扱えるので、部品類を滑って落し
たりする心配がない。また、部品取り付けの際にネジ部
などに無理な力がかかったりして、部品を破損すること
も生じにくい。また、アンテナ110を開く方向を、メ
ンテナンスエリアにいる作業者に向かう方向としている
ために、アンテナ110は作業者にアクセスしやすい位
置に保持されるので、作業者は安定した姿勢で作業を行
える。さらに部品交換が一人で行えるため、共同作業者
を必要としないことは言うまでもなかろう。
術のように概略90度の開閉角として処理室を概略直立
させた状態でメンテナンスを行う場合を図6に示す。石
英製の外周リング116やシリコン製のプレート115
を取り外すさいには、取り付けネジを外すと部品がはず
れてくる。このため、作業者Mは、一方の手で部品を押
さえながら、取り付けネジを外さざるをえず、作業性が
良いとは言えない。そればかりか、部品を滑って落す可
能性さえある。あるいは、部品取り付けの際にネジ穴部
に無理な力がかかって、部品を破損することも生じやす
い。高価で割れやすい石英・シリコン部品を破損する可
能性が作業者に与える心理的圧迫感もあろう。また、ア
ンテナ110の内面が作業者に相対する位置にないの
で、作業者は身を乗り出すようにして作業することにな
り、この点でも作業者にかかる負担は大きい。
うにフルフラットオープン構造がメンテナンス作業性に
優れていることが明らかである。このことは、実際に装
置のメンテナンス作業を行えば等しく実感するところで
あり、この構造が作業者の負担を大きく軽減し、作業効
率をあげることで生産性の向上に寄与することは容易に
推察されるものである。
とすることは、内部にプラズマ処理室が構成される真空
容器(リアクタ)を搭載したプラズマ処理装置システム
においても、全体の配置やメンテナンスがバランスよく
行える。
容器をプラズマ処理装置システムに搭載した本発明の他
の実施例であり、上方から見た平面図である。本装置
は、2つのプラズマ処理室E1,E2を備えており、試
料ウエハはローダ機構151からロードロック室152
を通してバッファ室153に搬送され、試料搬送機構1
54によりプラズマ処理室E1,E2に搬送される。
れた状態であり、真空室105の上に磁場形成手段10
1,アンテナ電源系120が搭載されている。プラズマ
処理室E2は、ウエットクリーニング作業中の状態であ
り、処理室100内部が大気開放されており、アンテナ
110がヒンジ118によりフルフラットな状態に開か
れている。磁場形成手段101,アンテナ電源系120
は、作業に支障のない位置に退避されている。アンテナ
110はメンテナンスエリアにいる作業者Mの方向(図
に示したように、プラズマ処理装置を載置するベースフ
レーム150の外側方向)に開かれており、システムの
ベースフレーム150に対して半分ほどが突き出た形に
なっているので、作業者Mはメンテナンス作業が容易に
行える。メンテナンスエリアに過度に出っ張って、クリ
ーンルーム内のスペースを余分に占有することもない。
このようにフルフラットオープン構造のプラズマ処理室
(リアクタ)を搭載することで、全体の配置のコンパク
トさとメンテナンス性を兼ね備えたバランスのよいプラ
ズマ処理装置システムを実現することができる。
置においては、図示はされていないが、円板状導電体1
11の温度を制御するための熱媒体がアンテナ110に
供給されている。ここで、アンテナ110を180度開
いたフルフラットオープン状態とするときに、熱媒体の
供給路(たとえばホース)をコネクタなどの接続部分で
脱着するようにすると、コネクタのシール部から冷媒が
もれる可能性があり、また余分な作業時間がかかってし
まう。
内に熱媒体の導入路を設けることで、アンテナ部を開閉
する際にも接続部を脱着する必要がなくなり、接続シー
ル部からの冷媒のもれに対する信頼性の向上と作業時間
の短縮をはかることができる。
を示している。図8は、図1の実施例のプラズマ処理装
置において、熱媒体流路を内部に設けた概略180度を
開閉可能なヒンジ118の構造の断面図であり、ヒンジ
118を180度に開いた状態で上方から見たものであ
る。アンテナ100のハウジング114には支持部16
2が取り付けられ、シャフト163に対してたとえば止
めネジなどの係止部品164により固定される。シャフ
ト163は、側壁102の側面に取り付けられたヒンジ
取付部161に対して回転可能に取り付けられ、たとえ
ば止め輪などの係止部品165により軸方向の動きが拘
束されることでお互いの位置関係が決定される。
能な自在継手166Aから、シャフト内に設けた流路1
67Aを通して、アンテナハウジング114の内部の流
路168A内を流れ、流路168B,167Bを通っ
て、166Bより排出される。
材169により熱媒体のもれがないように封止される。
熱媒体としては、たとえばフロリナートなどの冷媒を用
いて、温度は30℃から80℃程度に設定するのが好適
である。
際に熱媒体を接続するコネクタを脱着する必要がなくな
るので、コネクタのシール部からの冷媒のもれが防止で
きて作業の信頼性を向上させることができるとともに、
作業時間の短縮をはかることができる。
UHF帯電磁波放射放電方式のプラズマ処理装置の場合
であったが、放射される電磁波はUHF帯以外にも、た
とえば、2.45GHz のマイクロ波や、あるいは数1
0MHzから300MHz程度までのVHF帯でもよ
い。また、磁場強度は、450MHzに対する電子サイ
クロトロン共鳴磁場強度である160ガウスの場合につ
いて説明したが、必ずしも共鳴磁場を用いる必要はな
く、これよりも強い磁場やあるいは逆に数10ガウス以
下の弱い磁場を用いてもよい。さらには、磁場を用いな
い例えば無磁場マイクロ波放電でもよい。さらに、上記
以外にも、たとえば磁場を用いたマグネトロン型のプラ
ズマ処理装置や平行平板型の容量結合方式プラズマ処理
装置、あるいは誘導結合型のプラズマ処理装置などに、
前記の各実施例を適用できる。
置(たとえばマグネトロンRIE装置)に適用した実施
例である。本実施例では、真空容器としての処理室10
0は、側壁102と、ウエハなどの試料Wを載置する下
部電極130と、これに対向して接地される上部電極2
00を備え、また真空容器内に所定のガスを導入するガ
ス供給手段117と、真空容器内を減圧排気する真空排
気系106と、下部電極に電力を供給する下部電源20
5と、真空容器内に磁場を発生させる磁場発生手段20
4を備えている。磁場発生手段204は、複数の永久磁
石またはコイルが処理室100の外周または上側にリン
グ状に配置され、処理室内部に電極に対してほぼ平行な
磁場を形成する。磁場は勾配を与えて回転可能としてい
る。そして、下部電源205から供給される電力で電極
間に発生する電界により処理ガスをプラズマ化して、プ
ラズマPを発生させ、試料Wを処理する。磁場を用いた
RIE装置では、磁界発生手段204により電界とほぼ
直交する方向に磁場が形成されるので、電子とプラズマ
中の分子・原子との衝突頻度が磁場やマグネトロンの効
果により高まって、プラズマ密度が増加し、高いエッチ
ング特性が得られる。下部電源205の周波数は数10
0kHz〜数10MHz程度の低周波帯から高周波帯が
好適である。
極板201に多数のガス孔が開けられたプレート202
が取り付けられ、外周リング203によりカバーされ
る。プレート202はシリコンやカーボンが好適であ
り、あるいはアルマイト処理されたアルミを用いてもよ
い。上部電極200はヒンジ118により側壁102に
取り付けられている。そして、矢印Aの部分において側
壁102と分離されて上方に持ち上げ、ヒンジ118の
概略水平な支持軸を支点にして回転させることで、概略
180度(図中に破線で示す位置)にまで開くことがで
きる。
02や外周リング203を取り外したり交換したりする
際に、上記電極200をフルフラットオープンとした状
態で上方から作業できるので作業性がよく、作業の効率
を向上させるとともに信頼性・安全性を確保することが
できる。また、部品を落としたり無理な力をかけたりし
て破損する可能性も小さくなる。さらに、上部電極20
0全体を持上げて取り外したりする必要がなく、重量物
の持ち上げといった負担が作業者にかからない。なお、
本実施例の場合は上部電極200に電源が接続されてい
ないので、図1の実施例のように、電源を端子部分で分
離する必要がなく、さらに作業性が向上する利点があ
る。
処理装置に適用した例である。本実施例では、真空容器
としての処理室100は、側壁102と、ウエハなどの
試料Wを載置する下部電極130と、これに対向する上
部電極210から構成され、さらに、真空容器内に所定
のガスを導入するガス供給手段117と、真空容器内を
減圧排気する真空排気系106を備えている。そして、
上部電源221から上部電極210に供給する電力によ
り電極間に電界を発生させ、処理ガスをプラズマ化し、
プラズマPを発生させて試料Wを処理する。
212,213で絶縁されてハウジング214に保持さ
れる。また、電極板211のプラズマに接する側の面に
はプレート215が、その外周にはシールドリング21
6が設置される。シールドリング216は、絶縁体21
2,213をプラズマから保護すると同時に、フォーカ
スリング132と対をなして、プラズマPを処理室10
0に封じ込めることでプラズマ密度を向上させて、高い
エッチング特性を得る。プレート215にはたとえばシ
リコンやカーボンを、シールドリング216にはたとえ
ば石英やアルミナなどを用いるのが好適である。
MHzの高周波帯から100MHzを越えるVHF帯が
好適である。このような、高周波帯あるいはVHF帯で
は、表皮効果や接触部でのパワー損失の観点から、電極
板211とマッチング回路・フィルタ系223およびフ
ィルタ225をできるだけ短い距離で接続し、かつ銅板
や銅パイプなどを用いて確実に結合することが望まし
い。そこで、本実施例の場合は、ダイオードによるスイ
ッチング回路を用いた小型・軽量のマッチング回路・フ
ィルタ系223とフィルタ225を一体化したマッチン
グボックス220を上部電極210の上部に直接搭載し
て、接続端子226により上部電源221に接続する構
成としている。
ンジ118により側壁102に取り付けられており、矢
印Aの部分において側壁102と分離されて上方に持ち
上げ、ヒンジ118の概略水平な支持軸を支点にして回
転させて開くことができるように構成されている。そし
て、上部電極210に搭載させてマッチング回路・フィ
ルタ系223とフィルタ225を小型・軽量化すること
で、これらを上部電極210から取り外すことなく上部
電極210を165度ないし180度の開き角、すなわ
ち水平面から15度以内にまで開くことを可能としてい
る。
リコン製のプレート215や石英製の絶縁体216を交
換する際に取り付けネジをはずしても、部品は摩擦や係
止部分により物理的に安定した状態に保持されるので、
部品に無理な力がかかったり落としたりして破損する可
能性が小さい利点がある。また、作業者は上方から作業
できるので、作業性もよく、上部電極210を上に持ち
上げて外す必要もないので、作業者に負担がかからない
利点がある。
端子226により分離可能な構造としているが、高効率
で小型・軽量な上部電源221を上部電極210の上部
に直接搭載してもよい。この場合、開き角をおよそ15
0度ないし180度、すなわち水平面から30度以内に
まで開くことが十分に可能であり、プレート215や絶
縁体216の交換作業を効率よく安全に行うことができ
る。
離する必要がないので、さらに作業性が向上する利点が
ある。
象が半導体ウエハであり、これに対するエッチング処理
の場合であったが、本発明はこれに限らず、例えば処理
対象が液晶基板の場合にも適用でき、また処理自体もエ
ッチングに限らず、たとえばスパッタリングやCVD処
理に対しても適用可能である。
容器の一部を開閉可能な開閉可能部分として構成し、こ
の開閉可能部分が処理室側を上方に向けて部品類が水平
に近い状態で摩擦によりあるいは係止部分により物理的
な安定な状態に保持される。そのため、処理室上部がメ
ンテナンス作業用エリアに開くので、作業者の処理室へ
のアクセスが容易になり、メンテナンス作業を上方から
楽な姿勢で行うことができる。この結果、作業者にとっ
てはメンテナンス時の部品類のハンドリングが容易にな
り、作業性が向上するので、メンテナンス性や使い勝手
にすぐれたプラズマ処理装置を実現することができ、生
産性の向上に寄与するプラズマ処理装置を提供すること
ができる。
のプラズマエッチング装置へ適用した実施例の模式図で
ある。
るメンテナンス作業時の状況を模式的に示す模式図であ
る。
るメンテナンス作業時の状況を模式的に示す模式図であ
る。
るメンテナンス作業時の状況を模式的に示す模式図であ
る。
るメンテナンス作業時の状況を模式的に示す模式図であ
る。
ナンス作業時の状況を模式的に示す模式図である。
をプラズマ処理装置システムに搭載した実施例を示す模
式図である。
の一実施例を示す図である。
マグネトロンRIE装置)に適用した実施例を示す図で
ある。
用した例を示す図である。
壁、103…側壁インナーユニット、104…熱媒体供
給手段、105…真空室、106…真空排気系、107
…圧力制御手段、110…アンテナ、111…円板状導
電体、112…誘電体プレート、113…誘電体リン
グ、115…プレート、116…誘電体外周リング、1
17…ガス供給手段、118…ヒンジ、120…アンテ
ナ電源系、121…アンテナ電源、122…アンテナバ
イアス電源、130…下部電源、131…静電吸着装
置、132…フォーカスリング、133…絶縁体、14
1…バイアス電源、144…静電吸着用直流電源。
Claims (3)
- 【請求項1】内部にプラズマ処理室が形成された真空容
器と、前記プラズマ処理室にプラズマを発生させるプラ
ズマ発生装置と、前記処理室内で処理される試料を保持
する電極とを有するプラズマ処理装置において、 前記真空容器は、側壁と該側壁内に交換可能に設けられ
た側壁インナーユニットと、上部電極とを備え、 該上部電極は石英製の外周リングを備え、該上部電極の
開放時に開き角が150度〜180度の概略水平位置ま
で回転しうるようにして前記側壁に設けられ、 該上部電極が開放されたときに、前記側壁インナーユニ
ットを上方に取り出し、かつ前記外周リングを上方に取
り外し可能に構成したことを特徴とするプラズマ処理装
置。 - 【請求項2】請求項1において、概略180度開閉可能
なヒンジによって前記アンテナは前記側壁に取り付けら
れ、該ヒンジの内部に、前記上部電極に供給される熱媒
体の流路が形成されていることを特徴とするプラズマ処
理装置。 - 【請求項3】内部にプラズマ処理室が形成された真空容
器と、前記プラズマ処理室にプラズマを発生させるプラ
ズマ発生装置と、前記処理室内で処理される試料を保持
する電極とを有するプラズマ処理装置を備えたプラズマ
処理装置システムにおいて、 該プラズマ処理装置を載置するベースフレームを備え、 前記真空容器は、側壁と該側壁内に交換可能に設けられ
た側壁インナーユニットと上部電極とを備え、 該上部電極は石英製の外周リングを備え、該上部電極の
開放時に開き角が150度〜180度の概略水平位置ま
で回転しうるようにして前記側壁に設けられ、かつ該上
部電極は前記ベースフレームの外側方向に対して突き出
た形で開放可能であり、 該上部電極が開放されたときに、前記側壁インナーユニ
ットを上方に取り出し、かつ前記外周リングを上方に取
り外し可能に構成したことを特徴とするプラズマ処理装
置システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07257799A JP3205312B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理装置のメンテナンス方法 |
JP22557999A JP3363405B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-08-09 | プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置システム |
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JP07257799A Division JP3205312B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理装置のメンテナンス方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000269199A JP2000269199A (ja) | 2000-09-29 |
JP3363405B2 true JP3363405B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=26413703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22557999A Expired - Lifetime JP3363405B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-08-09 | プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置システム |
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WO2012137408A1 (ja) | 2011-04-04 | 2012-10-11 | キヤノンアネルバ株式会社 | 処理装置 |
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-
1999
- 1999-08-09 JP JP22557999A patent/JP3363405B2/ja not_active Expired - Lifetime
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