JP3363077B2 - クロック制御回路 - Google Patents

クロック制御回路

Info

Publication number
JP3363077B2
JP3363077B2 JP27279097A JP27279097A JP3363077B2 JP 3363077 B2 JP3363077 B2 JP 3363077B2 JP 27279097 A JP27279097 A JP 27279097A JP 27279097 A JP27279097 A JP 27279097A JP 3363077 B2 JP3363077 B2 JP 3363077B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
delay
time
circuit
delay circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27279097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11110062A (ja
Inventor
春希 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27279097A priority Critical patent/JP3363077B2/ja
Priority to KR1019980041613A priority patent/KR100320775B1/ko
Priority to TW087116498A priority patent/TW413761B/zh
Priority to US09/166,635 priority patent/US6182234B1/en
Publication of JPH11110062A publication Critical patent/JPH11110062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3363077B2 publication Critical patent/JP3363077B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/10Distribution of clock signals, e.g. skew
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/4076Timing circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 
    • G11C7/222Clock generating, synchronizing or distributing circuits within memory device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部クロックに
対して一定の位相関係にある種々の内部クロックを発生
するクロック制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクロナスDRAM(SDRAM)等
のクロック同期型メモリを含む半導体システムでは、メ
モリから読み出されるデータをメモリ外部で確実にフェ
ッチするために、データウィンドウと称される時間間隔
を保持してデータ出力制御を行う必要がある。また、こ
のようなデータウィンドウを設定するには、外部クロッ
クと一定の位相関係にある内部クロックを発生させる必
要がある。
【0003】本発明者は、先に、外部クロックに対して
一定の位相関係にある複数の内部クロックを発生する方
法を発明した(特願平9−100490号)。しかし、
この先の出願に係る明細書及び図面に記載されている方
法では、外部クロックのクロックサイクルが短くなる
と、回路がうまく動作しなくなる可能性がある。
【0004】図13は、先の出願(特願平9−1004
90号)の願書に添付された図面の図33に示されてい
るクロック制御回路の構成を示している。この回路は、
周期Tの外部クロックCKから、外部クロックCKに対
して位相が90度(T/4)ずれた内部クロックCK
Q、外部クロックCKに対して位相が180度(T/
2)ずれた内部クロックCKH、外部クロックCKに対
して位相が270度(3T/4)ずれた内部クロックC
K3Q及び外部クロックCKに対して位相が360度
(T)ずれた、すなわちCKと同位相の内部クロックC
K′をそれぞれ発生するものである。
【0005】すなわち、このクロック制御回路におい
て、外部クロックCKは、遅延量D1を有するレシーバ
としての入力バッファ101を経由してチップ内部に入
力される。上記入力バッファ101は、外部クロックC
Kに対してD1のスキューを有する内部クロックCLK
を出力する。この内部クロックCLKは、遅延量Aを有
する遅延回路102に入力されると共に同期型調整遅延
回路(SAD:Syncronous Adjustable Delay )103
にも入力される。上記遅延回路102からの出力パルス
CLは、上記同期型調整遅延回路103の前進遅延部F
D(Forward Delay )に入力される。この同期型調整遅
延回路103には、上記前進遅延部FDの他に後進遅延
部BD(Backward Delay)等が設けられている。
【0006】前進遅延部FDに入力されたパルスCL
は、次のサイクルの内部クロックCLKが立ち上がる時
点まで、前進遅延部FDでΔの時間だけ遅延される。そ
して次のサイクルの内部クロックCLKは、同期型調整
遅延回路103内の後進遅延部BD及び他の後進遅延部
QBD(Quarter Backward Delay)、HBD(Half Bac
kward Delay )、3QBD(3 Quarter Backward Dela
y)に入力され、それぞれ所定時間だけ遅延される。
【0007】同期型調整遅延回路103内の後進遅延部
BDは、上記前進遅延部FDと等しい遅延時間Δを持つ
ような段数の遅延段によって内部クロックCLKを遅延
する。他の後進遅延部QBD、HBD、3QBDは、そ
れぞれ前進遅延部FDの遅延時間Δの1/4、1/2、
3/4に相当する遅延時間Δ/4、Δ/2、3Δ/4を
持つような段数の遅延段によって内部クロックCLKを
遅延する。
【0008】上記後進遅延部QBDからの遅延パルスQ
CLは、遅延量D2を有するドライバとしての遅延回路
104を通過して内部クロックCKQとなる。上記後進
遅延部HBDからの遅延パルスHCLは、遅延量(D1
+D2×2)を有するドライバとしての遅延回路105
を通過して内部クロックCKHとなる。
【0009】上記後進遅延部3QBDからの遅延パルス
3QCLは、遅延量(D1×2+D2×3)を有するド
ライバとしての遅延回路106を通過して内部クロック
CK3Qとなる。
【0010】さらに、後進遅延部BDからの遅延パルス
RCLは、遅延量(D1×3+D2×4)を有するドラ
イバとしての遅延回路107を通過して内部クロックC
K′となる。
【0011】ここで遅延回路102の遅延量Aを4(D
1+D2)に設定しておけば、外部クロックCKの周期
TはT=4(D1+D2)+Δとなる。外部クロックC
Kに対する内部クロックCKQの遅延時間はD1+Δ/
4+D2=(D1+D2)+Δ/4となり、この内部ク
ロックCK′は外部クロックCKに対して位相が90度
(T/4)ずれたものとなる。
【0012】外部クロックCKに対する内部クロックC
KHの遅延時間はD1+Δ/2+D1+D2×2=2
(D1+D2)+Δ/2となり、この内部クロックCK
Hは外部クロックCKに対して位相が180度(T/
2)ずれたものとなる。
【0013】外部クロックCKに対する内部クロックC
K3Qの遅延時間はD1+3Δ/4+D1×2+D2×
3=3(D1+D2)+3Δ/4となり、この内部クロ
ックCK3Qは外部クロックCKに対して位相が270
度(3T/4)ずれたものとなる。
【0014】外部クロックCKに対する内部クロックC
K′の遅延時間はD1+Δ+D1×3+D2×4=4
(D1+D2)+Δとなり、この内部クロックCK′は
外部クロックCKに対して同位相(位相のずれは360
度で周期T)となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図13のクロ
ック制御回路では、遅延回路102の遅延量Aが4(D
1+D2)であることが、動作可能なサイクルタイムの
下限が大きく制限される。
【0016】すなわち、同期型調整遅延回路103が有
効に動作するには、上記遅延量Aが外部クロックCKの
サイクルタイムよりも小さいことが必要がある。なぜな
らば、同期型調整遅延回路103ではサイクルタイムの
残り時間で遅延量Δを調整しているからである。
【0017】例えば外部クロックCKの周波数が125
MHzで、サイクルタイムが8nsの場合を考えると、
(D1+D2)に相当する遅延量は2ns以下でなけれ
ばならない。しかし、外部クロックCKのレシーバであ
る入力バッファの遅延量D1と、内部クロックのドライ
バー遅延に相当する遅延量D2の和を2ns以下にする
のは極めて困難である。
【0018】このように従来のクロック制御回路では、
外部クロックのサイクルタイムが短い場合には正常に動
作しなくなる恐れがある。この発明は上記のような事情
を考慮してなされたものであり、その目的は、外部クロ
ックのサイクルタイムが短い場合でも正常に動作するク
ロック制御回路を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明のクロック制御
回路は、第1のクロックを第1の時間だけ遅延して第2
のクロックを出力する第1の遅延回路と、上記第2のク
ロックと、上記第1のクロックに対して一定の位相関係
を持つ第3のクロックとが供給され、第2のクロックが
供給された時点から第3のクロックが供給されるまでの
時点の時間に相当する遅延量を測定し、上記第3のクロ
ックが供給された時点からこの第3のクロックを上記測
定された遅延量の半分の遅延量に相当する時間だけ遅延
して第4のクロックを出力する同期型調整遅延回路と、
上記第4のクロックを、上記第1の時間の半分の時間に
相当する第2の時間だけ遅延して第5のクロックを出力
する第2の遅延回路とを具備し、上記同期型調整遅延回
路は、直列接続された複数の第3の遅延回路を有し、初
段の第3の遅延回路には上記第2のクロックが入力さ
れ、各第3の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だ
け遅延して後段に伝達する前進遅延部と、上記複数の第
3の遅延回路からの出力を受け、上記第2のクロックが
供給された時点から上記第3のクロックが供給されるま
での時点に上記第2のクロックが伝達された上記前進遅
延部内の第3の遅延回路に対応したもののそれぞれが第
1の状態に設定される複数の状態保持回路と、上記複数
の状態保持回路の保持状態を受け、上記前進遅延部内の
複数の第3の遅延回路の数の半数の直列接続された複数
の第4の遅延回路を有し、上記第4の遅延回路は上記第
3の遅延回路と同等の遅延量を有し、上記状態保持回路
から上記第1の状態を受ける第4の遅延回路で上記第3
のクロックを順次遅延して上記第4のクロックを出力す
る後進遅延部とからなる。
【0020】この発明のクロック制御回路は、一定周期
を持つ第1のクロックを第1の時間D1だけ遅延して第
2のクロックを出力するレシーバと、上記第2のクロッ
クを上記第1の時間D1と第2の時間D2の和の2倍の
時間2(D1+D2)だけ遅延して第3のクロックを出
力する第1の遅延回路と、上記第3のクロックと第2の
クロックとが供給され、第3のクロックが供給された時
点から第2のクロックが供給されるまでの時点の時間に
相当する遅延量を測定し、上記第2のクロックが供給さ
れた時点からこの第2のクロックを上記測定された遅延
量に相当する時間だけ遅延して第4のクロックを出力す
ると共に、上記第2のクロックが供給された時点からこ
の第2のクロックを上記測定された遅延量の半分の遅延
量に相当する時間だけ遅延して第5のクロックを出力す
る第1の同期型調整遅延回路と、上記第4のクロックを
上記第1の時間D1と上記第2の時間D2の2倍の時間
との和の時間D1+2・D2だけ遅延して、上記第1の
クロックと同位相の第6のクロックを出力する第1のド
ライバーと、上記第5のクロックを上記第2の時間D2
だけ遅延して、上記第1のクロックに対して位相が18
0度ずれた第7のクロックを出力する第2のドライバー
と、上記第7のクロックを上記第2の時間D2の2倍の
時間2・D2だけ遅延して第8のクロックを出力する第
2の遅延回路と、上記第8のクロックと第6のクロック
とが供給され、第8のクロックが供給された時点から第
6のクロックが供給されるまでの時点の時間に相当する
遅延量を測定し、上記第6のクロックが供給された時点
からこの第6のクロックを上記測定された遅延量の半分
の遅延量に相当する時間だけ遅延して第9のクロックを
出力する第2の同期型調整遅延回路と、上記第9のクロ
ックを上記第1の時間D1だけ遅延して、上記第6のク
ロックに対して位相が90度ずれた第10のクロックを
出力する第3のドライバーとを具備し、上記第1の同期
型調整遅延回路は、直列接続された複数の第3の遅延回
路を有し、初段の第3の遅延回路には上記第3のクロッ
クが入力され、各第3の遅延回路は前段からの出力を一
定の時間だけ遅延して後段に伝達する第1の前進遅延部
と、上記複数の第3の遅延回路からの出力を受け、上記
第3のクロックが供給された時点から上記第2のクロッ
クが供給されるまでの時点に上記第2のクロックが伝達
された上記前進遅延部内の第 3の遅延回路に対応したも
ののそれぞれが第1の状態に設定される複数の第1の状
態保持回路と、上記複数の第1の状態保持回路の保持状
態を受け、上記第1の前進遅延部内の複数の第3の遅延
回路と同数の直列接続された複数の第4の遅延回路を有
し、上記第4の遅延回路は上記第3の遅延回路と同等の
遅延量を有し、上記第1の状態保持回路から上記第1の
状態を受ける第4の遅延回路で上記第2のクロックを順
次遅延して上記第4のクロックを出力する第1の後進遅
延部と、上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受
け、上記第1の前進遅延部内の複数の第3の遅延回路の
数の半数の直列接続された複数の第5の遅延回路を有
し、上記第5の遅延回路は上記第3の遅延回路と同等の
遅延量を有し、上記第1の状態保持回路から上記第1の
状態を受ける第5の遅延回路で上記第2のクロックを順
次遅延して上記第5のクロックを出力する第2の後進遅
延部とからなり、上記第2の同期型調整遅延回路は、直
列接続された複数の第6の遅延回路を有し、初段の第6
の遅延回路には上記第8のクロックが入力され、各第6
の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延して
後段に伝達する第2の前進遅延部と、上記複数の第6の
遅延回路からの出力を受け、上記第8のクロックが供給
された時点から上記第6のクロックが供給されるまでの
時点に上記第8のクロックが伝達された上記第2の前進
遅延部内の第6の遅延回路に対応したもののそれぞれが
第1の状態に設定される複数の第2の状態保持回路と、
上記複数の第2の状態保持回路の保持状態を受け、上記
第2の前進遅延部内の複数の第6の遅延回路の数の半数
の直列接続された複数の第7の遅延回路を有し、上記第
7の遅延回路は上記第6の遅延回路と同等の遅延量を有
し、上記第2の状態保持回路から上記第1の状態を受け
る第7の遅延回路で上記第6のクロックを順次遅延して
上記第9のクロックを出力する第3の後進遅延部とから
なる。
【0021】この発明のクロック制御回路は、一定周期
を持つ第1のクロックを第1の時間D1だけ遅延して第
2のクロックを出力するレシーバと、上記第2のクロッ
クを上記第1の時間D1と第2の時間D2の和の2倍の
時間2(D1+D2)だけ遅延して第3のクロックを出
力する第1の遅延回路と、上記第3のクロックと第2の
クロックとが供給され、第3のクロックが供給された時
点から第2のクロックが供給されるまでの時点の時間に
相当する遅延量を測定し、上記第2のクロックが供給さ
れた時点からこの第2のクロックを上記測定された遅延
量に相当する時間だけ遅延して第4のクロックを出力す
ると共に、上記第2のクロックが供給された時点からこ
の第2のクロックを上記測定された遅延量の半分の遅延
量に相当する時間だけ遅延して第5のクロックを出力す
る第1の同期型調整遅延回路と、上記第4のクロックを
上記第1の時間D1と上記第2の時間D2の2倍の時間
との和の時間D1+2・D2だけ遅延して、上記第1の
クロックと同位相の第6のクロックを出力する第1のド
ライバーと、上記第5のクロックを上記第2の時間D2
だけ遅延して、上記第1のクロックに対して位相が18
0度ずれた第7のクロックを出力する第2のドライバー
と、上記第6のクロックを上記第2の時間D2の2倍の
時間2・D2だけ遅延して、第8のクロックを出力する
第2の遅延回路と、上記第8のクロックと第7のクロッ
クとが供給され、第8のクロックが供給された時点から
第7のクロックが供給されるまでの時点の時間に相当す
る遅延量を測定し、上記第7のクロックが供給された時
点からこの第7のクロックを上記測定された遅延量の半
分の遅延量に相当する時間だけ遅延して第9のクロック
を出力する第2の同期型調整遅延回路と、上記第9のク
ロックを上記第2の時間D2だけ遅延して、上記第6の
クロックに対して位相が270度ずれた第10のクロッ
クを出力する第3のドライバーとを具備し、上記第1の
同期型調整遅延回路は、直列接続された複数の第3の遅
延回路を有し、初段の第3の遅延回路には上記第3のク
ロックが入力され、各第3の遅延回路は前段からの出力
を一定の時間だけ遅延して後段に伝達する第1の前進遅
延部と、上記複数の第3の遅延回路からの出力を受け、
上記第3のクロックが供給された時点から上記第2のク
ロックが供給されるまでの時点に上記第2のクロックが
伝達された上記第1の前進遅 延部内の第3の遅延回路に
対応したもののそれぞれが第1の状態に設定される複数
の第1の状態保持回路と、上記複数の第1の状態保持回
路の保持状態を受け、上記第1の前進遅延部内の複数の
第3の遅延回路と同数の直列接続された複数の第4の遅
延回路を有し、上記第4の遅延回路は上記第3の遅延回
路と同等の遅延量を有し、上記第1の状態保持回路から
上記第1の状態を受ける第4の遅延回路で上記第2のク
ロックを順次遅延して上記第4のクロックを出力する第
1の後進遅延部と、上記複数の第1の状態保持回路の保
持状態を受け、上記第1の前進遅延部内の複数の第3の
遅延回路の数の半数の直列接続された複数の第5の遅延
回路を有し、上記第5の遅延回路は上記第3の遅延回路
と同等の遅延量を有し、上記第1の状態保持回路から上
記第1の状態を受ける第5の遅延回路で上記第2のクロ
ックを順次遅延して上記第5のクロックを出力する第2
の後進遅延部とからなり、上記第2の同期型調整遅延回
路は、直列接続された複数の第6の遅延回路を有し、初
段の第6の遅延回路には上記第8のクロックが入力さ
れ、各第6の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だ
け遅延して後段に伝達する第2の前進遅延部と、上記複
数の第6の遅延回路からの出力を受け、上記第8のクロ
ックが供給された時点から上記第7のクロックが供給さ
れるまでの時点に上記第8のクロックが伝達された上記
第2の前進遅延部内の第6の遅延回路に対応したものの
それぞれが第1の状態に設定される複数の第2の状態保
持回路と、上記複数の第2の状態保持回路の保持状態を
受け、上記第2の前進遅延部内の複数の第6の遅延回路
の数の半数の直列接続された複数の第7の遅延回路を有
し、上記第7の遅延回路は上記第6の遅延回路と同等の
遅延量を有し、上記第2の状態保持回路から上記第1の
状態を受ける第7の遅延回路で上記第7のクロックを順
次遅延して上記第9のクロックを出力する第3の後進遅
延部とからなる。
【0022】この発明のクロック制御回路は、一定周期
を持つ第1のクロックを第1の時間D1だけ遅延して第
2のクロックを出力するレシーバと、上記第2のクロッ
クを上記第1の時間D1と第2の時間D2の和の2倍の
時間2(D1+D2)だけ遅延して第3のクロックを出
力する第1の遅延回路と、上記第3のクロックと第2の
クロックとが供給され、第3のクロックが供給された時
点から第2のクロックが供給されるまでの時点の時間に
相当する遅延量を測定し、上記第2のクロックが供給さ
れた時点からこの第2のクロックを上記測定された遅延
量に相当する時間だけ遅延して第4のクロックを出力す
ると共に、上記第2のクロックが供給された時点からこ
の第2のクロックを上記測定された遅延量の半分の遅延
量に相当する時間だけ遅延して第5のクロックを出力す
る第1の同期型調整遅延回路と、上記第4のクロックを
上記第1の時間D1と上記第2の時間D2の2倍の時間
との和の時間D1+2・D2だけ遅延して、上記第1の
クロックと同位相の第6のクロックを出力する第1のド
ライバーと、上記第5のクロックを上記第2の時間D2
だけ遅延して、上記第1のクロックに対して位相が18
0度ずれた第7のクロックを出力する第2のドライバー
と、上記第7のクロックを上記第2の時間D2の2倍の
時間2・D2だけ遅延して第8のクロックを出力する第
2の遅延回路と、上記第8のクロックと第6のクロック
とが供給され、第8のクロックが供給された時点から第
6のクロックが供給されるまでの時点の時間に相当する
遅延量を測定し、上記第6のクロックが供給された時点
からこの第6のクロックを上記測定された遅延量の半分
の遅延量に相当する時間だけ遅延して第9のクロックを
出力する第2の同期型調整遅延回路と、上記第9のクロ
ックを上記第1の時間D1だけ遅延して、上記第6のク
ロックに対して位相が90度ずれた第10のクロックを
出力する第3のドライバーと、上記第6のクロックを上
記第2の時間D2の2倍の時間2・D2だけ遅延して第
11のクロックを出力する第3の遅延回路と、上記第1
1のクロックと第7のクロックとが供給され、第11の
クロックが供給された時点から第7のクロックが供給さ
れるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定し、上記
第7のクロックが供給された時点からこの第7のクロッ
クを上記測定された遅延量の半分の遅延量に相当する時
間だけ遅延して第12のクロ ックを出力する第3の同期
型調整遅延回路と、上記第12のクロックを上記第2の
時間D2だけ遅延して、上記第6のクロックに対して位
相が270度ずれた第13のクロックを出力する第4の
ドライバーとを具備し、上記第1の同期型調整遅延回路
は、直列接続された複数の第4の遅延回路を有し、初段
の第4の遅延回路には上記第3のクロックが入力され、
各第4の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅
延して後段に伝達する第1の前進遅延部と、上記複数の
第4の遅延回路からの出力を受け、上記第3のクロック
が供給された時点から上記第2のクロックが供給される
までの時点に上記第2のクロックが伝達された上記第1
の前進遅延部内の第4の遅延回路に対応したもののそれ
ぞれが第1の状態に設定される複数の第1の状態保持回
路と、上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受
け、上記第1の前進遅延部内の複数の第4の遅延回路と
同数の直列接続された複数の第5の遅延回路を有し、上
記第5の遅延回路は上記第4の遅延回路と同等の遅延量
を有し、上記第1の状態保持回路から上記第1の状態を
受ける第5の遅延回路で上記第2のクロックを順次遅延
して上記第4のクロックを出力する第1の後進遅延部
と、上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受け、
上記第1の前進遅延部内の複数の第4の遅延回路の数の
半数の直列接続された複数の第6の遅延回路を有し、上
記第6の遅延回路は上記第4の遅延回路と同等の遅延量
を有し、上記第1の状態保持回路から上記第1の状態を
受ける第6の遅延回路で上記第2のクロックを順次遅延
して上記第5のクロックを出力する第2の後進遅延部と
からなり、上記第2の同期型調整遅延回路は、直列接続
された複数の第7の遅延回路を有し、初段の第7の遅延
回路には上記第8のクロックが入力され、各第7の遅延
回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延して後段に
伝達する第2の前進遅延部と、上記複数の第7の遅延回
路からの出力を受け、上記第8のクロックが供給された
時点から上記第6のクロックが供給されるまでの時点に
上記第8のクロックが伝達された上記第2の前進遅延部
内の第7の遅延回路に対応したもののそれぞれが第1の
状態に設定される複数の第2の状態保持回路と、上記複
数の第2の状態保持回路の保持状態を受け、上記第2の
前進遅延部内の複数の第7の遅延回路の数の半数の直列
接続された複数の第8の遅延回路を有し、上記第8の遅
延回路は上記第7の遅延回路と同等の遅延量を有し、上
記第2の状態保持回 路から上記第1の状態を受ける第8
の遅延回路で上記第6のクロックを順次遅延して上記第
9のクロックを出力する第3の後進遅延部とからなり、
上記第3の同期型調整遅延回路は、直列接続された複数
の第9の遅延回路を有し、初段の第9の遅延回路には上
記第11のクロックが入力され、各第9の遅延回路は前
段からの出力を一定の時間だけ遅延して後段に伝達する
第3の前進遅延部と、上記複数の第9の遅延回路からの
出力を受け、上記第11のクロックが供給された時点か
ら上記第7のクロックが供給されるまでの時点に上記第
11のクロックが伝達された上記第3の前進遅延部内の
第9の遅延回路に対応したもののそれぞれが第1の状態
に設定される複数の第3の状態保持回路と、上記複数の
第3の状態保持回路の保持状態を受け、上記第3の前進
遅延部内の複数の第9の遅延回路の数の半数の直列接続
された複数の第10の遅延回路を有し、上記第10の遅
延回路は上記第9の遅延回路と同等の遅延量を有し、上
記第3の状態保持回路から上記第1の状態を受ける第1
0の遅延回路で上記第7のクロックを順次遅延して上記
第12のクロックを出力する第4の後進遅延部とからな
る。
【0023】この発明のクロック制御回路は、一定周期
の第1のクロックに対して360度×[i]/2
(n−1)([i]i(mod2(n−1))であ
り、nは正の整数)だけ位相がずれた第2のクロック
と、第1のクロックに対して360度×[i+1]/2
(n−1)だけ位相がずれた第3のクロックとが供給さ
れ、上記第2、第3のクロックに基づいて上記第1のク
ロックに対して360度×m/2 (m=2[i+1]
+1)だけ位相がずれた第4のクロックを発生するクロ
ック制御回路であって、直列接続された複数の第1の遅
延回路を有し、初段の第1の遅延回路には上記第2のク
ロックが入力され、各第1の遅延回路は前段からの出力
を一定の時間だけ遅延して後段に伝達する前進遅延部
と、上記複数の第1の遅延回路からの出力を受け、上記
第2のクロックが供給された時点から上記第3のクロッ
クが供給されるまでの時点に上記第2のクロックが伝達
された上記前進遅延部内の第1の遅延回路に対応したも
ののそれぞれが第1の状態に設定される複数の状態保持
回路と、上記複数の状態保持回路の保持状態を受け、上
記前進遅延部内の複数の第1の遅延回路の数の半数の直
列接続された複数の第2の遅延回路を有し、上記第2の
遅延回路は上記第1の遅延回路と同等の遅延量を有し、
上記状態保持回路から上記第1の状態を受ける第2の遅
延回路で上記第3のクロックを順次遅延して上記第4の
クロックを出力する後進遅延部とを具備したことを特徴
とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明を
実施の形態により説明する。図1(a)〜(c)はこの
発明に係るクロック制御回路の一実施の形態による構成
を示している。
【0025】図1(a)に示した回路は、一定周期Tの
外部クロックCKから、この外部クロックCKに対して
位相が180度(T/2の周期)ずれた内部クロックC
KH及び外部クロックCKに対して位相が360度(T
の周期)ずれた、すなわち外部クロックCKと同位相の
内部クロックCK′を発生する。
【0026】図1(b)に示した回路は、図1(a)の
回路で発生される内部クロックCKHを入力クロック及
び内部クロックCK′を制御クロックとして受け、この
両クロックから、上記外部クロックCK(もしくは内部
クロックCK′)に対して位相が90度(T/4の周
期)ずれた内部クロックCKQを発生する。
【0027】図1(c)に示した回路は、図1(a)の
回路で発生される内部クロックCK′を入力クロック、
内部クロックCKHを制御クロックとして受け、この両
クロックから、上記外部クロックCK(もしくは内部ク
ロックCK′)に対して位相が270度(3T/4の周
期)ずれた内部クロックCK3Qを発生する。
【0028】図1(a)に示した回路は以下のように構
成されている。すなわち、半導体チップに設けられた入
力端子11から入力される一定周期Tの外部クロックC
Kは、遅延量D1を有するレシーバとしての入力バッフ
ァ12に入力される。上記入力バッファ12は、外部ク
ロックCKに対してD1のスキューを有する内部クロッ
クCLKを出力する。この内部クロックCLKは、遅延
量Aを有する遅延回路13に入力されると共に同期型調
整遅延回路(SAD:Syncronous AdjustableDelay )
14にも制御クロックとして入力される。なお、上記遅
延回路13の遅延量Aは、2(D1+D2)に設定され
ている。
【0029】上記遅延回路13からの出力パルスFCL
は、上記同期型調整遅延回路14の前進遅延部FD(Fo
rward Delay )に入力される。この同期型調整遅延回路
14には、上記前進遅延部FDの他に後進遅延部BD
(Backward Delay)及びHBD(Half Backward Delay
)等が設けられている。
【0030】前進遅延部FDには複数の遅延段が設けら
れており、入力されたパルスFCLはこの複数の遅延段
を通過することによって遅延される。そして、同期型調
整遅延回路14では、前進遅延部FDにパルスFCLが
入力され、次のサイクルの内部クロックCLKが立ち上
がる時点までのパルスFCLの遅延時間Δが、パルスF
CLが通過した遅延段の数に対応して測定される。さら
に、この測定されたパルスFCLの遅延時間Δに相当す
る遅延量及びその半分の時間Δ/2に相当する遅延量が
保持される。
【0031】上記内部クロックCLKは、後進遅延部B
D及びHBDにそれぞれ供給される。上記両後進遅延部
BD及びHBDは、保持された遅延時間Δに相当する遅
延量及びΔ/2に相当する遅延量だけ、内部クロックC
LKをそれぞれ遅延する。
【0032】一方の後進遅延部HBDの出力HCLは遅
延回路15に入力される。この遅延回路15は、遅延量
D2を有する1個の内部クロックのドライバーからな
る。そして、この遅延回路15からの出力が前記内部ク
ロックCKHとして、図1(b)、(c)の回路を始め
とするチップ内部の各回路に供給される。
【0033】他方の後進遅延部BDの出力RCLは遅延
回路16に入力される。この遅延回路16は、それぞれ
内部クロックのドライバーとして動作し、遅延量D1を
有する1個のドライバー及び遅延量D2を有する2個の
ドライバーが縦続接続して構成されている。そして、こ
の遅延回路16からの出力が前記内部クロックCK′と
して、図1(b)、(c)の回路を始めとするチップ内
部の各回路に供給される。
【0034】図1(b)に示した回路は以下のように構
成されている。すなわち、図1(a)の回路で発生され
る内部クロックCKHは遅延回路17に入力される。こ
の遅延回路17は、それぞれ遅延量D2を有し内部クロ
ックのドライバーとして動作する2個のドライバーが縦
続接続して構成され、内部クロックCKHに対して2・
D2のスキューを有する内部クロックFCL′を出力す
る。この内部クロックFCL′は、同期型調整遅延回路
(SAD)18の前進遅延部FDに入力される。この同
期型調整遅延回路18には、図1(a)の回路で発生さ
れる内部クロックCK′が制御クロックとして入力され
る。また、この同期型調整遅延回路18には、上記前進
遅延部FDの他に後進遅延部HBD等が設けられてい
る。
【0035】同期型調整遅延回路18内の前進遅延部F
Dにも複数の遅延段が設けられており、入力されたパル
スFCL′はこの複数の遅延段を通過することによって
遅延される。そして、同期型調整遅延回路18では、前
進遅延部FDにパルスFCL′が入力され、次のサイク
ルの内部クロックCK′が立ち上がる時点までのパルス
FCL′の遅延時間Δが、パルスFCL′が通過した遅
延段の数に対応して測定される。さらに、この測定され
たパルスFCL′の遅延時間Δの半分の時間Δ/2に相
当する遅延量が保持される。
【0036】上記内部クロックCK′は後進遅延部HB
Dに供給される。この後進遅延部HBDは、保持された
時間Δ/2に相当する遅延量だけ、内部クロックCK′
を遅延する。この後進遅延部HBDの出力HCLQは、
遅延量D2を有する内部クロックのドライバーからなる
遅延回路19に入力される。そして、この遅延回路19
からの出力が、前記内部クロックCKQとして、チップ
内部の各回路に供給される。
【0037】図1(c)に示した回路は以下のように構
成されている。すなわち、図1(a)の回路で発生され
る内部クロックCK′は遅延回路20に入力される。こ
の遅延回路20は、それぞれ遅延量D2を有し内部クロ
ックのドライバーとして動作する2個のドライバーが縦
続接続して構成され、内部クロックCK′に対して2・
D2のスキューを有する内部クロックFCL″を出力す
る。この内部クロックFCL″は、同期型調整遅延回路
(SAD)21の前進遅延部FDに入力される。この同
期型調整遅延回路21には、図1(a)の回路で発生さ
れる内部クロックCKHが制御クロックとして入力され
る。また、この同期型調整遅延回路21には、上記前進
遅延部FDの他に後進遅延部HBD等が設けられてい
る。
【0038】同期型調整遅延回路21内の前進遅延部F
Dにも複数の遅延段が設けられており、入力されたパル
スFCL″はこの複数の遅延段を通過することによって
遅延される。そして、同期型調整遅延回路21では、前
進遅延部FDにパルスFCL″が入力され、次のサイク
ルの内部クロックCKHが立ち上がる時点までのパルス
FCL″の遅延時間Δが、パルスFCL″が通過した遅
延段の数に対応して測定される。さらに、この測定され
たパルスFCL″の遅延時間Δの半分の時間Δ/2に相
当する遅延量が保持される。
【0039】上記内部クロックCKHは後進遅延部HB
Dに供給される。この後進遅延部HBDは、保持された
時間Δ/2に相当する遅延量だけ、内部クロックCKH
を遅延する。この後進遅延部HBDの出力HCL3Q
は、遅延量D2を有する内部クロックのドライバーから
なる遅延回路22に入力される。そして、この遅延回路
22からの出力が、前記内部クロックCK3Qとして、
チップ内部の各回路に供給される。
【0040】図2は、上記図1(a)中の同期型調整遅
延回路14の内部構成例を示すブロック図である。図2
において、U(1)〜U(n+1)(nは正の整数)は
それぞれ前記前進遅延部FD及び後進遅延部BD等を構
成する遅延ユニットである。これら(n+1)個の遅延
ユニットは多段接続されている。また、bd(1)、b
d(2)、…bd((n+1)/2)はそれぞれ前記後
進遅延部HBDを構成する遅延ユニットである。これら
(n+1)/2個の遅延ユニットも多段接続されてい
る。
【0041】図3は、上記図2中の(n+1)個の遅延
ユニットのうちの1個の遅延ユニットU(i)(i=1
〜n+1)の具体的な回路構成を示している。図示のよ
うに、遅延ユニットU(i)は、前記前進遅延部FDの
1段分の遅延段を構成するパルス遅延回路fd(i)
と、状態保持回路sr(i)と、前記後進遅延部BDの
1段分の遅延段を構成するパルス遅延回路bd(i)と
からなる3つの回路で構成されている。
【0042】パルス遅延回路fd(i)は、2個のクロ
ックドインバータ31、32と3個のインバータ33、
34、35で構成されている。クロックドインバータ3
1の入力端子には前段のパルス遅延回路fd(i−1)
で発生されるクロックFCLiが入力される。このクロ
ックドインバータ31は、前記内部クロックCLKから
作られる制御パルス/Pが“H”のときに活性化され、
活性化されたときにクロックFCLiを反転出力する。
【0043】クロックドインバータ32の入力端子は接
地電位に接続されており、常時“L”レベルが入力され
ている。このクロックドインバータ32は、前記制御パ
ルス/Pと対をなす制御パルスPが“H”のときに活性
化され、活性化されたときに“L”レベルの入力を反転
して出力する。
【0044】上記両クロックドインバータ31、32の
出力端子は共通に接続されており、この共通接続点には
インバータ33、34の各入力端子が接続されている。
そして、上記インバータ33の出力はクロックFCLi
+1として次段の遅延ユニットU(i+1)に出力され
る。さらに、上記インバータ33の出力はインバータ3
5で反転され、クロック/FCLi+1として出力され
る。また、上記インバータ34の出力はクロックFFC
Li+1として出力される。
【0045】状態保持回路sr(i)は、それぞれ2個
のPチャネルMOSトランジスタ41、42及びNチャ
ネルMOSトランジスタ43、44と、1個のインバー
タ45で構成されている。
【0046】上記2個のPチャネルMOSトランジスタ
41、42のソース、ドレイン間は電源電圧の供給点と
上記インバータ45の入力端子との間に直列接続されて
おり、一方のPチャネルMOSトランジスタ41のゲー
ト電極には前記内部クロックCLKと対をなす内部クロ
ック/CLKが供給され、他方のPチャネルMOSトラ
ンジスタ42のゲート電極には3段前段の遅延ユニット
U(i−3)内のパルス遅延回路bd(i−3)で発生
されるクロック/RCLi−3が供給される。
【0047】上記2個のNチャネルMOSトランジスタ
43、44のソース、ドレイン間は上記インバータ45
の入力端子と接地電圧の供給点との間に直列接続されて
おり、一方のNチャネルMOSトランジスタ43のゲー
ト電極には前段のパルス遅延回路fd(i−1)で発生
されるクロックFFCLiが供給され、他方のNチャネ
ルMOSトランジスタ44のゲート電極には上記内部ク
ロック/CLKが供給される。
【0048】そして、上記インバータ45の入力端子の
信号は状態保持信号/Qi−2として、インバータ45
の出力信号は状態保持信号Qi−2としてそれぞれ後段
の遅延ユニットに供給される。
【0049】パルス遅延回路bd(i)は、2個のクロ
ックドインバータ51、52と3個のインバータ53、
54、55で構成されている。クロックドインバータ5
1の入力端子には内部クロックCLKが入力される。こ
のクロックドインバータ51は、状態保持回路sr(i
+2)で発生される状態保持信号/Qiが“H”のとき
に活性化され、活性化されたときにクロックCLKを反
転出力する。
【0050】クロックドインバータ52の入力端子には
パルス遅延回路bd(i+1)で発生されるクロックR
CLi+1が入力されている。このクロックドインバー
タ52は、前記状態保持信号/Qiと対をなす状態保持
信号Qiが“H”のときに活性化され、活性化されたと
きにクロックRCLi+1を反転して出力する。
【0051】上記両クロックドインバータ51、52の
出力端子は共通に接続されており、この共通接続点には
インバータ53、54の各入力端子が接続されている。
そして、上記インバータ53の出力はクロックRCLi
として出力される。さらに、上記インバータ53の出力
はインバータ54で反転され、クロック/RCLiとし
て出力される。また、上記インバータ54の出力はクロ
ックRRCLiとして出力される。
【0052】図4は、上記図3の回路で使用される制御
パルスP、/Pを発生する制御パルス発生回路の詳細な
構成を示している。図4において、前記内部クロックC
LKは遅延回路61を介してNORゲート62の一方入
力端子に入力される。このNORゲート62の他方入力
端子には内部クロック/CLKが入力される。そして、
上記NORゲート62の出力が前記制御パルスPとな
り、このNORゲート62の出力を反転するインバータ
63の出力が前記制御パルス/Pとなる。
【0053】図5は、上記図1(b)、(c)中の同期
型調整遅延回路18、21の内部構成例を示すブロック
図である。図5において、U(2)〜U(x)(x=2
n)はそれぞれ前記図3に示すように、パルス遅延回路
fd(i)、状態保持回路sr(i)及びパルス遅延回
路bd(i)の3つの回路で構成された遅延ユニットで
ある。
【0054】前記図1(b)、(c)中の同期型調整遅
延回路18、21の場合、前記図1(a)中の同期型調
整遅延回路14に設けられている後進遅延部BDは不要
なので、図2のものと比べて遅延ユニットUの数は半数
となっており、各遅延ユニットUの前段には前記図3中
のパルス遅延回路fd(i)と同様の構成のパルス遅延
回路fd(i)(i=1〜y、ただし、y=2n−1)
が設けられている。
【0055】このような構成のクロック制御回路におい
て、図1(a)の回路に設けられた遅延回路13の遅延
量Aが2(D1+D2)に設定されているので、外部ク
ロックCKの周期TはT=2(D1+D2)+Δとな
る。
【0056】外部クロックCKに対する内部クロックC
KHの遅延時間はD1+Δ/2+D2=(D1+D2)
+Δ/2となり、この内部クロックCKHは外部クロッ
クCKに対して位相が180度(T/2)ずれたものと
なる。
【0057】外部クロックCKに対する内部クロックC
K′の遅延時間はD1+Δ+D1+D2×2=2(D1
+D2)+Δとなり、この内部クロックCK′は外部ク
ロックCKに対して同位相(位相のずれは360度で周
期T)となる。
【0058】また、図1(b)の回路では、内部クロッ
クCK′に対して位相が180度ずれた内部クロックC
KHが遅延回路17を介して同期型調整遅延回路18内
の前進遅延部FDに入力され、次のサイクルの内部クロ
ックCK′が立ち上がる時点まで遅延される。このた
め、前進遅延部FDにおける遅延時間Δは、図6のタイ
ミングチャートに示すように、内部クロックCKHと内
部クロックCK′との間の位相差180度に相当する時
間となる。同期型調整遅延回路18内の後進遅延部HB
Dでは、この位相差180度のさらに半分の位相差に相
当する時間だけ内部クロックCK′が遅延されるので、
内部クロックCKQは、内部クロックCK′に対して9
0度(T/4)位相がずれたものとなる。
【0059】なお、この例では、内部クロックCKHを
2・D2の遅延量の遅延回路17を介して同期型調整遅
延回路18内の前進遅延部FDに入力するようにしてい
るので、内部クロックCKHとCK′の位相差は実際に
は2・D2+Δとなる。しかし、遅延回路19で内部ク
ロックHCLQを遅延しているので、内部クロックC
K′とCKQの位相差はΔ/2+D2となり、内部クロ
ックCKHとCK′の位相差2・D2+Δの丁度半分と
なるので、内部CKQは、内部クロックCK′に対して
丁度90度位相がずれたものとなる。
【0060】図1(c)の回路では、内部クロックC
K′が遅延回路20を介して同期型調整遅延回路21内
の前進遅延部FDに入力され、次のサイクルの内部クロ
ックCKHが立ち上がる時点まで遅延される。このた
め、前進遅延部FDにおける遅延時間Δは、図6のタイ
ミングチャートに示すように、内部クロックCK′と内
部クロックCKHとの間の位相差180度に相当する時
間となる。同期型調整遅延回路21内の後進遅延部HB
Dでは、この位相差180度のさらに半分の位相差に相
当する時間だけ内部クロックCKHが遅延されるので、
内部クロックCK3Qは、内部クロックCKHに対して
90度(T/4)位相がずれたものとなる。つまり、内
部クロックCK3Qは、内部クロックCK′対して27
0度(3T/4)位相がずれたものとなる。
【0061】なお、図1(c)の回路でも、内部クロッ
クCK′を2・D2の遅延量の遅延回路20を介して同
期型調整遅延回路21内の前進遅延部FDに入力するよ
うにしているので、内部クロックCK′とCKHの位相
差は実際には2・D2+Δとなる。しかし、遅延回路2
2で内部クロックHCL3Qを遅延しているので、内部
クロックCKHとCK3Qの位相差はΔ/2+D2とな
り、内部クロックCK′とCKHの位相差2・D2+Δ
の丁度半分となるので、内部CK3Qは、内部クロック
CK′に対して丁度270度位相がずれたものとなる。
【0062】このように上記実施の形態によるクロック
制御回路では、外部クロックCKに対して位相が90度
及び270度ずれた内部クロックCKQ、CK3Qを発
生することができる。
【0063】しかも、図1(a)中の遅延回路13の遅
延量Aが2(D1+D2)に設定されているので、同期
型調整遅延回路14が有効に動作するための時間余裕が
従来よりも大幅に改善される。
【0064】例えば外部クロックCKの周波数が125
MHzで、サイクルタイムが8nsの場合を考えると、
(D1+D2)に相当する遅延量は4ns以下であれば
よい。外部クロックCKのレシーバである入力バッファ
12の遅延量D1と、内部クロックのドライバー遅延に
相当する遅延量D2の和を4ns以下にするのは比較的
容易である。
【0065】このため、上記実施の形態に係るクロック
制御回路は、従来では正常に動作しないような短いサイ
クルタイムを持つ外部クロックからでも種々の位相差を
持つ内部クロックを正常に発生することができる。
【0066】ここで、図3に示した遅延ユニットU
(i)の動作について簡単に説明しておく。パルス遅延
回路fd(i)では、制御パルス/Pが“H”のときに
クロックドインバータ31が活性化され、前段からのク
ロックFCLiがクロックドインバータ31、インバー
タ33及び35を通過することによって、次段へのクロ
ックFCLi+1は前段からのクロックFCLiに対し
て1段分の遅延が与えられる。
【0067】一方、制御パルスPが“H”(/P=
“L”)のときはクロックドインバータ31が非活性と
なるので、前段からのクロックFCLiは次段へは伝え
られない。その代わり、クロックドインバータ32が活
性化され、クロックFFCLi+1、FCLi+1は共
に“L”に固定され、/FCLi+1は“H”に固定さ
れる。
【0068】状態保持回路sr(i)では、内部クロッ
ク/CLKが“H”のとき、前段からのクロックFFC
Liが“H”であれば、状態保持信号Qi−2が
“H”、/Qi−2が“L”となる。また、内部クロッ
ク/CLKが“L”のとき、前段からのクロック/RC
Li−3が“L”であれば、状態保持信号Qi−2が
“L”、/Qi−2が“H”となる。
【0069】パルス遅延回路bd(i)では、状態制御
信号/Qiが“H”のときにクロックドインバータ51
が活性化され、内部クロックCLKが選択される。すな
わち、内部クロックCLKの遅延はこの遅延ユニットU
(i)から開始されることになる。そして、この内部ク
ロックCLKがクロックドインバータ51、インバータ
53を通過することによって、遅延回路1段分の遅延が
与えられ、前段にクロックRCLiとして出力される。
【0070】一方、状態制御信号Qiが“H”(/Qi
=“L”)のときはクロックドインバータ51が非活性
となるので、その遅延ユニットU(i)から内部クロッ
クCLKは遅延されない。その代わり、クロックドイン
バータ52が活性化され、次段からのクロックRCLi
+1が選択され、クロックドインバータ52、インバー
タ53を通過することによって、遅延回路1段分の遅延
が与えられ、前段にクロックRCLiとして出力され
る。このとき、クロックRRCLi、/RCLiがイン
バータ54、55から出力される。
【0071】図7は、この発明の第2の実施の形態によ
るクロック制御回路の構成を示している。先の図1に示
したクロック制御回路は、外部クロックCKから、この
外部クロックCKに対して位相が90度及び270度ず
れた2種類の内部クロックCKQ、CK3Qを発生する
ものであったが、図7のものではこれを一般化して、外
部クロックCKに対して位相が360度の(1/2)n
のm倍だけずれた内部クロックを発生するように構成し
たものである。
【0072】この回路は、前記図1(b)または(c)
に示した回路と同様に構成されている。すなわち、この
図7のクロック制御回路は、前記内部クロックCKHま
たはCK′に相当するクロックCKAが入力され、前記
遅延回路17または20と同様に、それぞれ遅延量D2
を有し内部クロックのドライバーとして動作する2個の
ドライバーが縦続接続して構成され、入力クロックCK
Aに対して2・D2のスキューを有する遅延回路23
と、前進遅延部FDや後進遅延部HBD等が設けられ、
前記同期型調整遅延回路18または21と同様に構成さ
れた同期型調整遅延回路24と、この同期型調整遅延回
路24内の後進遅延部HBDからの出力クロックHCL
Cが供給され、前記遅延回路19または22と同様に遅
延量D2を有する内部クロックのドライバーからなる遅
延回路25とから構成されている。なお、上記同期型調
整遅延回路24には、前記内部クロックCK′もしくは
CKHに対応した制御クロックとしてクロックCKBが
供給されている。そして、遅延回路25からクロックC
KCが出力される。
【0073】このような構成のクロック制御回路におい
て、クロックCKA、CKBとしてどうようなクロック
を用いるかで、種々の位相を持つ内部クロックCKCを
発生することができる。
【0074】具体例として、図8に示すように360度
の位相を8等分した内部クロックを発生する場合を説明
する。いま、発生すべき内部クロックのクロック名を、
図8に従って、CK0(=CK′=CK1)、CK1/
8、CK1/4(=CKQ=CK2/8)、CK3/
8、CK1/2(=CKH=CK4/8)、CK5/
8、CK3/4(=CK3Q=CK6/8)、CK7/
8、CK0(=CK8/8=CK′)とする。
【0075】このとき、図7に示す回路は7組必要とな
り、クロックCKA、CKB、CKCとこれらのクロッ
クとの関係は図9に示すようになる。図9に示すよう
に、nのレベル(1、2、3)によって分類すると、n
のレベルのクロックは一つ前のレベルで作られたクロッ
ク(CKC)を用いることによって発生させることがで
きる。そこで、CK(m/2)nのmとnによって、一
般的なクロックCKA、CKB、CKCの関係を導くこ
とにする。
【0076】図10にレベル相互間の関係を示す。入力
クロックとしてCK(m−1)/2n-1を、制御クロッ
クとしてCKm/2n-1を用いると、この両クロック間
の遅延量Δの半分の遅延の後に出力クロックを立ち上げ
ることができる。(n−1)レベルのクロック名m/2
n-1の分母、分子にそれぞれ2を掛けると、nレベルの
クロック名となり、さらにこのクロックの分子に1を加
えると出力クロック名となる。この出力クロックは、入
力及び制御に用いられたクロック相互間の位相の半分の
位相に相当する遅延時間の後に立ち上がるので、レベル
nのクロックの所望する位相特性を持つことになる。
【0077】クロック名の定義は図10に示した通りで
あり、mは0から2(n−1)−1の値をとるので、入
力クロックCKA=CK[i]/2(n−1)、制御ク
ロックCKB=CK[i+1]/2(n−1)、出力ク
ロックCKC=CK{2[i+1]+1}/2(ただ
し、0≦[i]≦2(n−1)−1、すなわち、[i]
i(mod2(n−1)))とすれば、外部クロック
を360度の{2[i+1]+1}/2だけ位相をず
らした内部クロックを容易に発生することができる。
【0078】次にこの発明の応用例を説明する。図11
は、この発明のクロック制御回路を備えたシンクロナス
DRAMの概略的なブロック構成を示している。メモリ
回路70には複数のメモリセルが設けられている。デー
タの読み出し時には、図示しない行デコーダ及び列デコ
ーダ等によってメモリ回路70内のメモリセルが選択さ
れ、この選択されたメモリセルの記憶データがセンスア
ンプ(SA)71でセンスされ、出力回路(OB)72
に供給される。
【0079】図中の符号73は、先に説明してきたクロ
ック制御回路であり、このクロック制御回路73は、ク
ロック入力端子74からチップ内部に入力される一定周
期Tの外部クロックCKから、この外部クロックCKに
対して位相が例えば90度ずれた内部クロックCKQ
と、270度ずれた内部クロックCKHを発生する。そ
して、このクロック制御回路73で発生された内部クロ
ックCKQ、CKHは、上記出力回路72に供給され
る。出力回路72は、センスアンプ71でセンスされた
データを、読み出しデータDoutとしてデータ出力端
子75からチップ外部に出力するものであるが、図12
のタイミングチャートに示すように、内部クロックCK
Qが立ち上がるタイミングで読み出しデータDoutの
出力を開始し、内部クロックCKHが立ち上がるタイミ
ングで読み出しデータDoutの出力を終了する。従っ
て、読み出しデータDoutの出力期間は、例えば外部
クロックCKが立ち上がった後のT/4の時点から3T
/4の時点までの一定期間となる。
【0080】このようなシンクロナスDRAMでは、外
部クロックCKに同期した上記期間(T/4の時点から
3T/4の時点)がデータウィンドウとなるため、この
期間内にデータを取り込むようにすればよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
外部クロックのサイクルタイムが短い場合でも正常に動
作するクロック制御回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るクロック制御回路の一実施の形
態による構成を示す回路図。
【図2】図1中の一つの同期型調整遅延回路の内部構成
例を示すブロック図。
【図3】図2中の遅延ユニットの具体的な回路構成を示
す回路図。
【図4】図3の回路で使用される制御パルスを発生する
制御パルス発生回路の詳細な構成を示す回路図。
【図5】図1中の他の同期型調整遅延回路の内部構成例
を示すブロック図。
【図6】図1のクロック制御回路の動作の一例を示すタ
イミングチャートを示す図。
【図7】この発明の第2の実施の形態によるクロック制
御回路の構成を示す回路図。
【図8】図7のクロック制御回路で発生する内部クロッ
クを示す図。
【図9】図7のクロック制御回路におけるクロック相互
の関係をまとめて示す図。
【図10】図7のクロック制御回路におけるレベル相互
間の関係を示す図。
【図11】この発明の応用例によるシンクロナスDRA
Mの概略的なブロック構成を示す図。
【図12】図11のシンクロナスDRAMからデータ読
み出しを行う際のタイミングチャートを示す図
【図13】従来のクロック制御回路の回路図。
【符号の説明】
11…入力端子、 12…入力バッファ、 13…遅延回路、 14…同期型調整遅延回路(SAD:Syncronous Adjus
table Delay )、 15…遅延回路、 16…遅延回路、 17…遅延回路、 18…同期型調整遅延回路(SAD:Syncronous Adjus
table Delay )、 19…遅延回路、 20…遅延回路、 21…同期型調整遅延回路(SAD:Syncronous Adjus
table Delay )、 22…遅延回路、 23…遅延回路、 22…同期型調整遅延回路(SAD:Syncronous Adjus
table Delay )、 25…遅延回路、 31、32、51、52…クロックドインバータ、 33、34、35、45、53、54、55、63…イ
ンバータ、 41、42…PチャネルMOSトランジスタ、 43、44…NチャネルMOSトランジスタ、 61…遅延回路、 62…NORゲート、 70…メモリ回路、 71…センスアンプ(SA)、 72…出力回路(OB)、 73…クロック制御回路、 74…クロック入力端子、 75…データ出力端子、 FD…前進遅延部(Forward Delay )、 BD…後進遅延部(Backward Delay)、 HBD…後進遅延部(Half Backward Delay )、 U(1)〜U(n+1)…遅延ユニット、 fd(i)…パルス遅延回路、 sr(i)…状態保持回路、 bd(i)…パルス遅延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−237091(JP,A) 特開 平10−285004(JP,A) 特開 平10−335994(JP,A) 特開 平10−303713(JP,A) 特開 平10−145347(JP,A) 特開 平10−69326(JP,A) 特開2000−194440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/04 G06F 1/10 G11C 11/407 H03K 5/13

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロックを第1の時間だけ遅延し
    て第2のクロックを出力する第1の遅延回路と、 上記第2のクロックと、上記第1のクロックに対して一
    定の位相関係を持つ第3のクロックとが供給され、第2
    のクロックが供給された時点から第3のクロックが供給
    されるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定し、上
    記第3のクロックが供給された時点からこの第3のクロ
    ックを上記測定された遅延量の半分の遅延量に相当する
    時間だけ遅延して第4のクロックを出力する同期型調整
    遅延回路と、 上記第4のクロックを、上記第1の時間の半分の時間に
    相当する第2の時間だけ遅延して第5のクロックを出力
    する第2の遅延回路とを具備し、 上記同期型調整遅延回路は、 直列接続された複数の第3の遅延回路を有し、初段の第
    3の遅延回路には上記第2のクロックが入力され、各第
    3の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延し
    て後段に伝達する前進遅延部と、 上記複数の第3の遅延回路からの出力を受け、上記第2
    のクロックが供給された時点から上記第3のクロックが
    供給されるまでの時点に上記第2のクロックが伝達され
    た上記前進遅延部内の第3の遅延回路に対応したものの
    それぞれが第1の状態に設定される複数の状態保持回路
    と、 上記複数の状態保持回路の保持状態を受け、上記前進遅
    延部内の複数の第3の遅延回路の数の半数の直列接続さ
    れた複数の第4の遅延回路を有し、上記第4の遅延回路
    は上記第3の遅延回路と同等の遅延量を有し、上記状態
    保持回路から上記第1の状態を受ける第4の遅延回路で
    上記第3のクロックを順次遅延して上記第4のクロック
    を出力する後進遅延部とからなることを特徴とするクロ
    ック制御回路。
  2. 【請求項2】 一定周期を持つ第1のクロックを第1の
    時間D1だけ遅延して第2のクロックを出力するレシー
    バと、 上記第2のクロックを上記第1の時間D1と第2の時間
    D2の和の2倍の時間2(D1+D2)だけ遅延して第
    3のクロックを出力する第1の遅延回路と、 上記第3のクロックと第2のクロックとが供給され、第
    3のクロックが供給された時点から第2のクロックが供
    給されるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定し、
    上記第2のクロックが供給された時点からこの第2のク
    ロックを上記測定された遅延量に相当する時間だけ遅延
    して第4のクロックを出力すると共に、上記第2のクロ
    ックが供給された時点からこの第2のクロックを上記測
    定された遅延量の半分の遅延量に相当する時間だけ遅延
    して第5のクロックを出力する第1の同期型調整遅延回
    路と、 上記第4のクロックを上記第1の時間D1と上記第2の
    時間D2の2倍の時間との和の時間D1+2・D2だけ
    遅延して、上記第1のクロックと同位相の第6のクロッ
    クを出力する第1のドライバーと、 上記第5のクロックを上記第2の時間D2だけ遅延し
    て、上記第1のクロックに対して位相が180度ずれた
    第7のクロックを出力する第2のドライバーと、 上記第7のクロックを上記第2の時間D2の2倍の時間
    2・D2だけ遅延して第8のクロックを出力する第2の
    遅延回路と、 上記第8のクロックと第6のクロックとが供給され、第
    8のクロックが供給された時点から第6のクロックが供
    給されるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定し、
    上記第6のクロックが供給された時点からこの第6のク
    ロックを上記測定された遅延量の半分の遅延量に相当す
    る時間だけ遅延して第9のクロックを出力する第2の同
    期型調整遅延回路と、 上記第9のクロックを上記第1の時間D1だけ遅延し
    て、上記第6のクロックに対して位相が90度ずれた第
    10のクロックを出力する第3のドライバーとを具備
    し、 上記第1の同期型調整遅延回路は、 直列接続された複数の第3の遅延回路を有し、初段の第
    3の遅延回路には上記第3のクロックが入力され、各第
    3の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延し
    て後段に伝達する第1の前進遅延部と、 上記複数の第3の遅延回路からの出力を受け、上記第3
    のクロックが供給された時点から上記第2のクロックが
    供給されるまでの時点に上記第2のクロックが伝達され
    た上記前進遅延部内の第3の遅延回路に対応したものの
    それぞれが第1 の状態に設定される複数の第1の状態保
    持回路と、 上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第1の前進遅延部内の複数の第3の遅延回路と同数の直
    列接続された複数の第4の遅延回路を有し、上記第4の
    遅延回路は上記第3の遅延回路と同等の遅延量を有し、
    上記第1の状態保持回路から上記第1の状態を受ける第
    4の遅延回路で上記第2のクロックを順次遅延して上記
    第4のクロックを出力する第1の後進遅延部と、 上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第1の前進遅延部内の複数の第3の遅延回路の数の半数
    の直列接続された複数の第5の遅延回路を有し、上記第
    5の遅延回路は上記第3の遅延回路と同等の遅延量を有
    し、上記第1の状態保持回路から上記第1の状態を受け
    る第5の遅延回路で上記第2のクロックを順次遅延して
    上記第5のクロックを出力する第2の後進遅延部とから
    なり、 上記第2の同期型調整遅延回路は、 直列接続された複数の第6の遅延回路を有し、初段の第
    6の遅延回路には上記第8のクロックが入力され、各第
    6の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延し
    て後段に伝達する第2の前進遅延部と、 上記複数の第6の遅延回路からの出力を受け、上記第8
    のクロックが供給された時点から上記第6のクロックが
    供給されるまでの時点に上記第8のクロックが伝達され
    た上記第2の前進遅延部内の第6の遅延回路に対応した
    もののそれぞれが第1の状態に設定される複数の第2の
    状態保持回路と、 上記複数の第2の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第2の前進遅延部内の複数の第6の遅延回路の数の半数
    の直列接続された複数の第7の遅延回路を有し、上記第
    7の遅延回路は上記第6の遅延回路と同等の遅延量を有
    し、上記第2の状態保持回路から上記第1の状態を受け
    る第7の遅延回路で上記第6のクロックを順次遅延して
    上記第9のクロックを出力する第3の後進遅延部とから
    なること を特徴とするクロック制御回路。
  3. 【請求項3】 一定周期を持つ第1のクロックを第1の
    時間D1だけ遅延して第2のクロックを出力するレシー
    バと、 上記第2のクロックを上記第1の時間D1と第2の時間
    D2の和の2倍の時間2(D1+D2)だけ遅延して第
    3のクロックを出力する第1の遅延回路と、 上記第3のクロックと第2のクロックとが供給され、第
    3のクロックが供給された時点から第2のクロックが供
    給されるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定し、
    上記第2のクロックが供給された時点からこの第2のク
    ロックを上記測定された遅延量に相当する時間だけ遅延
    して第4のクロックを出力すると共に、上記第2のクロ
    ックが供給された時点からこの第2のクロックを上記測
    定された遅延量の半分の遅延量に相当する時間だけ遅延
    して第5のクロックを出力する第1の同期型調整遅延回
    路と、 上記第4のクロックを上記第1の時間D1と上記第2の
    時間D2の2倍の時間との和の時間D1+2・D2だけ
    遅延して、上記第1のクロックと同位相の第6のクロッ
    クを出力する第1のドライバーと、 上記第5のクロックを上記第2の時間D2だけ遅延し
    て、上記第1のクロックに対して位相が180度ずれた
    第7のクロックを出力する第2のドライバーと、 上記第6のクロックを上記第2の時間D2の2倍の時間
    2・D2だけ遅延して、第8のクロックを出力する第2
    の遅延回路と、 上記第8のクロックと第7のクロックとが供給され、第
    8のクロックが供給された時点から第7のクロックが供
    給されるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定し、
    上記第7のクロックが供給された時点からこの第7のク
    ロックを上記測定された遅延量の半分の遅延量に相当す
    る時間だけ遅延して第9のクロックを出力する第2の同
    期型調整遅延回路と、 上記第9のクロックを上記第2の時間D2だけ遅延し
    て、上記第6のクロックに対して位相が270度ずれた
    第10のクロックを出力する第3のドライバーとを具備
    し、 上記第1の同期型調整遅延回路は、 直列接続された複数の第3の遅延回路を有し、初段の第
    3の遅延回路には上記第3のクロックが入力され、各第
    3の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延し
    て後段に伝達する第1の前進遅延部と、 上記複数の第3の遅延回路からの出力を受け、上記第3
    のクロックが供給された時点から上記第2のクロックが
    供給されるまでの時点に上記第2のクロックが伝達され
    た上記第1の前進遅延部内の第3の遅延回路に対応した
    もののそれぞれ が第1の状態に設定される複数の第1の
    状態保持回路と、 上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第1の前進遅延部内の複数の第3の遅延回路と同数の直
    列接続された複数の第4の遅延回路を有し、上記第4の
    遅延回路は上記第3の遅延回路と同等の遅延量を有し、
    上記第1の状態保持回路から上記第1の状態を受ける第
    4の遅延回路で上記第2のクロックを順次遅延して上記
    第4のクロックを出力する第1の後進遅延部と、 上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第1の前進遅延部内の複数の第3の遅延回路の数の半数
    の直列接続された複数の第5の遅延回路を有し、上記第
    5の遅延回路は上記第3の遅延回路と同等の遅延量を有
    し、上記第1の状態保持回路から上記第1の状態を受け
    る第5の遅延回路で上記第2のクロックを順次遅延して
    上記第5のクロックを出力する第2の後進遅延部とから
    なり、 上記第2の同期型調整遅延回路は、 直列接続された複数の第6の遅延回路を有し、初段の第
    6の遅延回路には上記第8のクロックが入力され、各第
    6の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延し
    て後段に伝達する第2の前進遅延部と、 上記複数の第6の遅延回路からの出力を受け、上記第8
    のクロックが供給された時点から上記第7のクロックが
    供給されるまでの時点に上記第8のクロックが伝達され
    た上記第2の前進遅延部内の第6の遅延回路に対応した
    もののそれぞれが第1の状態に設定される複数の第2の
    状態保持回路と、 上記複数の第2の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第2の前進遅延部内の複数の第6の遅延回路の数の半数
    の直列接続された複数の第7の遅延回路を有し、上記第
    7の遅延回路は上記第6の遅延回路と同等の遅延量を有
    し、上記第2の状態保持回路から上記第1の状態を受け
    る第7の遅延回路で上記第7のクロックを順次遅延して
    上記第9のクロックを出力する第3の後進遅延部とから
    なること を特徴とするクロック制御回路。
  4. 【請求項4】 一定周期を持つ第1のクロックを第1の
    時間D1だけ遅延して第2のクロックを出力するレシー
    バと、 上記第2のクロックを上記第1の時間D1と第2の時間
    D2の和の2倍の時間2(D1+D2)だけ遅延して第
    3のクロックを出力する第1の遅延回路と、 上記第3のクロックと第2のクロックとが供給され、第
    3のクロックが供給された時点から第2のクロックが供
    給されるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定し、
    上記第2のクロックが供給された時点からこの第2のク
    ロックを上記測定された遅延量に相当する時間だけ遅延
    して第4のクロックを出力すると共に、上記第2のクロ
    ックが供給された時点からこの第2のクロックを上記測
    定された遅延量の半分の遅延量に相当する時間だけ遅延
    して第5のクロックを出力する第1の同期型調整遅延回
    路と、 上記第4のクロックを上記第1の時間D1と上記第2の
    時間D2の2倍の時間との和の時間D1+2・D2だけ
    遅延して、上記第1のクロックと同位相の第6のクロッ
    クを出力する第1のドライバーと、 上記第5のクロックを上記第2の時間D2だけ遅延し
    て、上記第1のクロックに対して位相が180度ずれた
    第7のクロックを出力する第2のドライバーと、 上記第7のクロックを上記第2の時間D2の2倍の時間
    2・D2だけ遅延して第8のクロックを出力する第2の
    遅延回路と、 上記第8のクロックと第6のクロックとが供給され、第
    8のクロックが供給された時点から第6のクロックが供
    給されるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定し、
    上記第6のクロックが供給された時点からこの第6のク
    ロックを上記測定された遅延量の半分の遅延量に相当す
    る時間だけ遅延して第9のクロックを出力する第2の同
    期型調整遅延回路と、 上記第9のクロックを上記第1の時間D1だけ遅延し
    て、上記第6のクロックに対して位相が90度ずれた第
    10のクロックを出力する第3のドライバーと、 上記第6のクロックを上記第2の時間D2の2倍の時間
    2・D2だけ遅延して第11のクロックを出力する第3
    の遅延回路と、 上記第11のクロックと第7のクロックとが供給され、
    第11のクロックが供給された時点から第7のクロック
    が供給されるまでの時点の時間に相当する遅延量を測定
    し、上記第7のクロックが供給された時点からこの第7
    のクロックを上記測定された遅延量の半分の遅延量に相
    当する時間だけ遅延して第12のクロックを出力する第
    3の同期型調整遅延回路と、 上記第12のクロックを上記第2の時間D2だけ遅延し
    て、上記第6のクロッ クに対して位相が270度ずれた
    第13のクロックを出力する第4のドライバーとを具備
    し、 上記第1の同期型調整遅延回路は、 直列接続された複数の第4の遅延回路を有し、初段の第
    4の遅延回路には上記第3のクロックが入力され、各第
    4の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延し
    て後段に伝達する第1の前進遅延部と、 上記複数の第4の遅延回路からの出力を受け、上記第3
    のクロックが供給された時点から上記第2のクロックが
    供給されるまでの時点に上記第2のクロックが伝達され
    た上記第1の前進遅延部内の第4の遅延回路に対応した
    もののそれぞれが第1の状態に設定される複数の第1の
    状態保持回路と、 上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第1の前進遅延部内の複数の第4の遅延回路と同数の直
    列接続された複数の第5の遅延回路を有し、上記第5の
    遅延回路は上記第4の遅延回路と同等の遅延量を有し、
    上記第1の状態保持回路から上記第1の状態を受ける第
    5の遅延回路で上記第2のクロックを順次遅延して上記
    第4のクロックを出力する第1の後進遅延部と、 上記複数の第1の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第1の前進遅延部内の複数の第4の遅延回路の数の半数
    の直列接続された複数の第6の遅延回路を有し、上記第
    6の遅延回路は上記第4の遅延回路と同等の遅延量を有
    し、上記第1の状態保持回路から上記第1の状態を受け
    る第6の遅延回路で上記第2のクロックを順次遅延して
    上記第5のクロックを出力する第2の後進遅延部とから
    なり、 上記第2の同期型調整遅延回路は、 直列接続された複数の第7の遅延回路を有し、初段の第
    7の遅延回路には上記第8のクロックが入力され、各第
    7の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延し
    て後段に伝達する第2の前進遅延部と、 上記複数の第7の遅延回路からの出力を受け、上記第8
    のクロックが供給された時点から上記第6のクロックが
    供給されるまでの時点に上記第8のクロックが伝達され
    た上記第2の前進遅延部内の第7の遅延回路に対応した
    もののそれぞれが第1の状態に設定される複数の第2の
    状態保持回路と、 上記複数の第2の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第2の前進遅延部内の 複数の第7の遅延回路の数の半数
    の直列接続された複数の第8の遅延回路を有し、上記第
    8の遅延回路は上記第7の遅延回路と同等の遅延量を有
    し、上記第2の状態保持回路から上記第1の状態を受け
    る第8の遅延回路で上記第6のクロックを順次遅延して
    上記第9のクロックを出力する第3の後進遅延部とから
    なり、 上記第3の同期型調整遅延回路は、 直列接続された複数の第9の遅延回路を有し、初段の第
    9の遅延回路には上記第11のクロックが入力され、各
    第9の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延
    して後段に伝達する第3の前進遅延部と、 上記複数の第9の遅延回路からの出力を受け、上記第1
    1のクロックが供給された時点から上記第7のクロック
    が供給されるまでの時点に上記第11のクロックが伝達
    された上記第3の前進遅延部内の第9の遅延回路に対応
    したもののそれぞれが第1の状態に設定される複数の第
    3の状態保持回路と、 上記複数の第3の状態保持回路の保持状態を受け、上記
    第3の前進遅延部内の複数の第9の遅延回路の数の半数
    の直列接続された複数の第10の遅延回路を有し、上記
    第10の遅延回路は上記第9の遅延回路と同等の遅延量
    を有し、上記第3の状態保持回路から上記第1の状態を
    受ける第10の遅延回路で上記第7のクロックを順次遅
    延して上記第12のクロックを出力する第4の後進遅延
    部とからなること を特徴とするクロック制御回路。
  5. 【請求項5】 一定周期の第1のクロックに対して36
    0度×[i]/2(n−1)([i]i(mod2
    (n−1))であり、nは正の整数)だけ位相がずれた
    第2のクロックと、第1のクロックに対して360度×
    [i+1]/2(n−1)だけ位相がずれた第3のクロ
    ックとが供給され、上記第2、第3のクロックに基づい
    て上記第1のクロックに対して360度×m/2 (m
    =2[i+1]+1)だけ位相がずれた第4のクロック
    を発生するクロック制御回路であって、 直列接続された複数の第1の遅延回路を有し、初段の第
    1の遅延回路には上記第2のクロックが入力され、各第
    1の遅延回路は前段からの出力を一定の時間だけ遅延し
    て後段に伝達する前進遅延部と、 上記複数の第1の遅延回路からの出力を受け、上記第2
    のクロックが供給され た時点から上記第3のクロックが
    供給されるまでの時点に上記第2のクロックが伝達され
    た上記前進遅延部内の第1の遅延回路に対応したものの
    それぞれが第1の状態に設定される複数の状態保持回路
    と、 上記複数の状態保持回路の保持状態を受け、上記前進遅
    延部内の複数の第1の遅延回路の数の半数の直列接続さ
    れた複数の第2の遅延回路を有し、上記第2の遅延回路
    は上記第1の遅延回路と同等の遅延量を有し、上記状態
    保持回路から上記第1の状態を受ける第2の遅延回路で
    上記第3のクロックを順次遅延して上記第4のクロック
    を出力する後進遅延部 とを具備したこと を特徴とするク
    ロック制御回路。
JP27279097A 1997-10-06 1997-10-06 クロック制御回路 Expired - Fee Related JP3363077B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27279097A JP3363077B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 クロック制御回路
KR1019980041613A KR100320775B1 (ko) 1997-10-06 1998-10-02 신호제어회로,클럭제어회로및반도체기억장치
TW087116498A TW413761B (en) 1997-10-06 1998-10-03 Clock controlling circuit
US09/166,635 US6182234B1 (en) 1997-10-06 1998-10-05 Clock control circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27279097A JP3363077B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 クロック制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11110062A JPH11110062A (ja) 1999-04-23
JP3363077B2 true JP3363077B2 (ja) 2003-01-07

Family

ID=17518785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27279097A Expired - Fee Related JP3363077B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 クロック制御回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6182234B1 (ja)
JP (1) JP3363077B2 (ja)
KR (1) KR100320775B1 (ja)
TW (1) TW413761B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6330627B1 (en) 1998-01-20 2001-12-11 Kabushiki Kaisha Toshiba System for fast data transfer between memory modules and controller using two clock lines each having a go line portion and a return line portion
JP2001291388A (ja) 2000-04-05 2001-10-19 Nec Corp Dll回路、それを使用する半導体装置及びタイミング生成方法
US6617894B2 (en) * 2001-05-14 2003-09-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Circuits and methods for generating internal clock signal of intermediate phase relative to external clock
JP2004287691A (ja) 2003-03-20 2004-10-14 Renesas Technology Corp 半導体集積回路
US7084686B2 (en) * 2004-05-25 2006-08-01 Micron Technology, Inc. System and method for open-loop synthesis of output clock signals having a selected phase relative to an input clock signal
US7761725B2 (en) * 2006-08-30 2010-07-20 Ati Technologies Ulc Clock generation for synchronous circuits with slow settling control signals

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5294842A (en) * 1991-09-23 1994-03-15 Digital Equipment Corp. Update synchronizer
US5272390A (en) * 1991-09-23 1993-12-21 Digital Equipment Corporation Method and apparatus for clock skew reduction through absolute delay regulation
JP3443923B2 (ja) 1994-03-18 2003-09-08 富士通株式会社 半導体装置
JPH07326950A (ja) * 1994-06-02 1995-12-12 Fujitsu Ltd タイミング信号のスキュー調整装置及びその方法
JP3410922B2 (ja) * 1996-04-23 2003-05-26 株式会社東芝 クロック制御回路
US5867693A (en) * 1997-07-03 1999-02-02 Modern Video Technology, Inc. Extended resolution phase measurement

Also Published As

Publication number Publication date
KR100320775B1 (ko) 2002-06-22
JPH11110062A (ja) 1999-04-23
TW413761B (en) 2000-12-01
US6182234B1 (en) 2001-01-30
KR19990036836A (ko) 1999-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3717289B2 (ja) 集積回路装置
JP3901297B2 (ja) Dll回路及びそれを利用した半導体記憶装置
US6194930B1 (en) DLL circuit
US7969802B2 (en) Apparatus and method of generating output enable signal for semiconductor memory apparatus
US7830189B2 (en) DLL circuit and control method therefor
KR100291119B1 (ko) 반도체집적회로
JP3335537B2 (ja) 半導体集積回路
US7675797B2 (en) CAS latency circuit and semiconductor memory device including the same
JPH10171774A (ja) 半導体集積回路
JPH1069769A (ja) 半導体集積回路
JP3497710B2 (ja) 半導体装置
TWI291176B (en) Methods and apparatus for delay circuit
JP3388134B2 (ja) 位相比較回路、dll回路および半導体集積回路
US7870414B2 (en) Clock tree circuit and semiconductor memory device using the same, and duty cycle correction method
KR100516542B1 (ko) 딜레이 록 루프, 그를 구비하는 반도체 장치 및 클럭동기에 의해 동작하는 시스템을 위한 제어 방법
JP3363077B2 (ja) クロック制御回路
US7710172B2 (en) DLL circuit, semiconductor memory device using the same, and data processing system
US6608514B1 (en) Clock signal generator circuit and semiconductor integrated circuit with the same circuit
JP2003324348A (ja) Dll回路
JP2000049595A (ja) Dll回路
JPH11127063A (ja) 集積回路装置
JP3982934B2 (ja) 入力回路および該入力回路を有する半導体集積回路
US20020086477A1 (en) Apparatus and a method for a data output circuit in a semiconductor memory
WO2024011768A1 (zh) 延迟锁相环的延迟检测电路、延迟锁相环电路及存储装置
KR100408210B1 (ko) 입력회로및이입력회로를갖는반도체집적회로

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees