JP3362894B2 - キトサン補強タイヤおよびキトサンをエラストマーに混合する方法 - Google Patents

キトサン補強タイヤおよびキトサンをエラストマーに混合する方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はキトサン補強剤を使用
してエラストマーおよびエラストマー性の物品にキトサ
ン補強剤を混合する方法に関する。
【0002】
【従来技術】 キチンは高い反応性と低密度を有する多
量に存在するバイオポリマーである。商品としては、甲
殻類の副生物として得られ、極めて有用な素材である。
【0003】キチンの構造は繊維素の構造に似ており、
この繊維素はヨーロッパではラバー用の補強材(レーヨ
ン)として商品として使用されている。原材料は炭酸カ
ルシウムを含有しており、この物はラバー産業にとって
は公知の補強材である。キトサンはキチン(長い枝別れ
をしていないポリサッカライド(2−アセチルアミノ−
2−デオキシグルコース))の化学的誘導体であって、
糖の環上にあるアミノグループの脱アセチル化によって
(塩基、あるいは微生物発酵を使用する)、簡単に実験
室で合成することができ、その結果、遊離のアミンにな
る。反応は以下のように記載することができる。
【0004】
【化1】 この方法によってポリマーは反応性に富む物質になり、
また水溶性の素材が得られる。キトサンは酸性のpHで
高い正の電荷密度をもつ線形の高分子電解質である。キ
トサンは優れた凝集剤であり、アンモニウムイオン(−
NH3 +)によって負電荷を帯びた表面に接着する。また
多数の金属イオン(Fe,Cd,Hg,Pb,Cr,N
i)とキレート化合物を作る。このバイオポリマーは良
好な生物学的活性を有し、傷治癒に、血中のコレステロ
ールの濃度の低下に、免疫系の促進剤として有効である
ことが判明している。キトサンは毛髪処理用化粧品、皮
膚ケア用化粧品のなかで使用されている。食品産業では
その優れた防御特性のために噴霧剤として果実保存剤と
して利用されている。
【0005】本発明者の初期の実験ではキトサンポリマ
ーは固体状態でエラストマーと混合したならば、硬化済
のラバーの数種の低歪物理特性の改良になることを示し
た。そのデータはキトサンの粒径の増加とともに物理特
性の低下傾向を示していた。しかしながら、10μm以
下にこの素材を粉砕するための市販の供給源は高価であ
り、入手できなかった。
【0006】1988年3月28日出願の日本特許出願
63−74073はラバー補強用にキチンを粉砕して
0.5−40μmの粒径を得るための特殊な機器の使用
を示している。本発明の目的はエラストマーラテックス
とキトサン溶液を混合してより小さいキトサン粒径の狭
い範囲を持つ補強エラストマーを得るために独特な経済
的な方向を見出すことである。この技術はキトサンの粒
径を低下させるために高価な機器を必要とすることを除
外している。
【0007】この発明のその他の目的は以下の説明と請
求項から明らかであろう。以下の説明は補強ずみエラス
トマー性物品およびそれを製造する方法を記載してお
り、その補強ずみの物品は直径0.5−75μmを有す
る5−30重量部のキトサンを含有するエラストマー性
のマトリックスから成っている。更にキトサン補強剤が
化学的に修飾されている補強ずみ製品が示されている。
特別な実施態様では、キトサンおよび修飾ずみのキトサ
ン補強剤はタイヤのエエラストマー性成分の中で使用す
ることが可能である。
【0008】エラストマーのなかにキトサンを混合する
方法も記載されている。この方法は酸の中にキトサンを
溶解し、エラストマーのラテクス溶液を作製し、凝固溶
液を作製し、キトサン/酸溶液を凝固溶液と混合し、そ
のラテクスを凝固溶液と混合し、沈殿したキトサン/ラ
バーを分離することから成っている。キトサン/ラバー
沈殿物はそのままで、あるいは通常の方法を使用して更
に多いエラストマーと混合しても良い。
【0009】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の目的は固体
状態およびラテクス混合を使用してタイヤエラストマー
用の反応性充填剤として0.5−75μm,好ましくは
0.5−15μmの粒径を有する低密度のキトサンを使
用することである。キトサンの結晶性性質がエラストマ
ー複合材に強さと硬さを与えているのである。
【0010】
【問題点を解決するための手段】キトサンはラバー中に
混合するのに適当な形態で75μmあるいはそれ以下の
粒径に容易に粉砕することができる。キトサンはカーボ
ンブラック(比重1.3対1.8)よりも低い密度を有
する素材であって、タイヤの材料重量を低下させること
に有利である。
【0011】本発明の方法では、キトサンはラテクス溶
液中のエラストマーに混合されていてもよい。その方法
では、キトサンは先ずpH1−6、好ましくはpH3.
5−6の酸性溶液に溶解される。キトサンと実質的に反
応しない如何なる酸も溶液では使用可能であるが、しか
しながら、酸がHCl,HNO3 ,H2 CO3 ,H2
4 、酢酸、ギ酸からなるグループから選択された鉱酸
か有機酸であることが好ましい。
【0012】キトサン溶解後に、キトサン溶液を通常の
凝固溶液(ラテクス凝固用)と混合し、その結果キトサ
ン含有凝固溶液ができる。いかなる通常のやや酸性の
(したがって、キトサンは沈殿しない)凝固溶液が使用
可能である。模範的な凝固溶液は食塩、Al2(SO4)3 ,ア
ルキルアンモニウム4級塩を含有している。
【0013】別個に作製されたエラストマーラテクスが
キトサン含有凝固溶液と混合され、その結果キトサンを
エラストマー中にエラストマー凝固材として混合する。
好ましい実施態様ではラテクスは凝固溶液に滴下されて
もよい。ラテクス滴の中のエラストマ−に比較してキト
サンは希薄なので、極めて細かい粒径が保証されてい
る。
【0014】キトサンを含有した凝固したエラストマー
は集められ、通常の混合方法を使って、同種のエラスト
マー多量と、あるいはエラストマー中にキトサン充填を
作り出すための他のエラストマーとさらに混合すること
ができるマスターバッチとして使用することも可能であ
る。あるいはキトサン補強ずみエラストマーは、エラス
トマー性の物品の製造中にそのままで使用することも可
能である。
【0015】この方法を使用して、0.5−15μmの
範囲、平均粒径は3−4μm、の粒子は比較的容易に、
しかも面倒なしかも高価な粉砕機を使用せずに作製でき
る。以前のデータが示しているように、補強ずみエラス
トマーの中ではより小さいキトサン粒子でより良いエラ
ストマー特性が得られることが明らかになった。
【0016】本発明の追加の実施態様では、キトサンは
窒素、酸素反応性グループで改質することも可能であ
り、その結果キトサンとエラストマー間に化学反応(接
合、枝別れ)を可能にするような、更に反応性のある部
所を作製する。充填材(キトサン)とエラストマー間の
追加の橋かけはエラストマー複合材料のモジュラスを更
に改善すると信じられている。炭素−炭素不飽和結合を
持っている窒素、酸素改質剤はエラストマー中の硫黄、
あるいは過酸化物硬化系の中では特に反応性に富み、あ
るいは橋かけには有用である。
【0017】キトサンを修飾するために使用されている
窒素反応性グループの例は脂肪族の酸、芳香族の酸、イ
ソシアネートおよびエポキサイドを包含している。
【0018】使用可能な酸素反応性グループの例はイソ
シアネート、酸無水物、アルキルハロゲン化物、アミノ
酸、ペプタイド、エポキサイド、硝酸(硝酸塩を製造す
るために)、クロロスルフォン酸(硫酸塩を製造するた
めに)、燐酸(燐酸塩を製造するために)を包含してい
る。
【0019】その他のこのような官能基は当業者には明
らかである。
【0020】キトサン補強ずみエラストマーは5−30
重量部の充填で使用可能であって、自動車用ベルト、ホ
ース、タイヤのような補強ずみエラストマー性の物品が
製造される。補強ずみエラストマーが使用可能であるそ
の他のタイプの物品は当業者には明らかである。
【0021】好ましい実施態様では、キトサン補強ずみ
エラストマーは改良ずみ応力/歪特性を有する補強ずみ
タイヤ成分として使用可能である。カーボンブラック補
強剤の代わりにキトサン補強剤が使用されているような
実施態様では、タイヤ成分はヒステリシスを減少させて
おり、一方モジュラスと他の特性は高い水準に維持され
ている。キトサン補強ずみ複合材料もキチン補強ずみ複
合材料に比較してヒステリシスを減少させている。
【0022】図1を参考にして、キトサン補強ずみエラ
ストマーが使用可能なタイヤ成分は側壁12(毛羽立ち
抵抗と割れ抵抗を改良するために)、トレッドベース1
4(ベルトプライセパレーションを防止することを補助
するために)、先端16(下の側壁を強固にするため
に)、トレッド18(トレッド摩耗を改良し、しかも大
小の切片防止のために)を包含している。補強ずみエラ
ストマーのその他の使用は当業者には明瞭である。
【0023】
【実施例】本発明は以下の実施例を参考にして更に明ら
かになる。実施例1 カーボンブラックと共に補助充填剤としての
キトサン 市販のキチンをワイリー(Wiley )粉砕機の中でドライ
アイスを使用して粉砕し、75μm以下の粒径にする。
キチンは140℃で2時間塩基(NaOH40%)と共
に攪拌して、脱アセチル化する。赤外線分析の結果は市
販のキトサンに相当するスペクトルを示した。
【0024】得られたキトサンを通常のカーボンブラッ
ク充填(45重量部)に加えて、モデル配合物に15重
量部で添加した。キトサンと天然ラバーはマイクロプロ
セッサー付きの実験室ブラベンダー(Brabender)の中で
混合(150℃、6分間)され、その後にこのキトサン
充填ポリマーを以下に示すような配合物の中で使用され
た。 モデル処方 成分 量(重量部) 1 シス−1,4−ポリイソプレン− エラストマー/ 100/15 /キトサン 充填剤 2 カーボンブラック 充填剤 45 通常目的のトレッド 3 石油加工油 可塑剤 9 4 N−フェニル−N’−(1,3 分解防止剤 2 ジメチル/ブチル)N−フェニル −p−フェニレンジアミン 5 混合ジアリール−p−フェニレン 分解防止剤 1 ジアミン 6 パラフィン性/マイクロ 加工助剤 1 7 ステアリン酸 活性化剤 3 この説明の目的のために、ラテックス中のキトサンを結
合するために使用されているエラストマーは重要でない
と考えられ、処方の中では示されていない。
【0025】ブラベンダー混合機配合 120℃の油浴を使って70rpmでブラベンダー混合
が中間製品(成分1−7)用に使用された。混合時間は
5分であり、滴温度は約270°Fであった。中間製品
の混合物は混合機中で中間製品の再充填による配合、お
よび以下の成分の添加のために使用された。
【0026】 8 硫黄 硬化剤 1.6 9 N,N’−ジフェニルグアニジン 促進剤 0.4 10 2(モルフォリノ−チオ)ベンゼ 促進剤 0.8 ンチアゾール 11 酸化亜鉛 促進剤 3 製品の混合物(中間製品に促進剤と加硫剤(成分8−1
1)とを加えたもの)は外部加熱をすることなく、3分
間50rpmで行われた。配合ずみのエラストマーは1
50℃で硬化させた。補強ずみエラストマーの加硫物の
物理特性は繊維補強剤の追加無しに製造された上記の処
方から成る対照配合物の物理特性と比較された。
【0027】本発明の化合物はテストされ、対照品(キ
トサン補強のないラバー)と比較された。そのデータの
一部を以下に示す。 実施例 2 カーボンブラックの代わりに部分的な充填剤の代替品と
してのキトサンを使用したその硬化ずみラバーの特性、
合成ずみのキトサンをモデル処方においてカーボンブラ
ックの部分代替品として使用した。実施例1の中で記載
された方法で合成されたキトサンは15重量部と30重
量部で使用され、カーボンブラックは30重量部と15
重量部でそれぞれモデル処方の中で使用された。この処
方によって製造された、キトサンを除いた天然ラバーが
対照品として使用された。
【0028】これら3種の複合材料のインストロンの測
定結果はキトサン補強ずみ複合材料の低歪モジュラスは
対照品と同等であることを示している。しかしながら、
キトサン複合材料では60℃でのタンデルタに増分の減
少があり、このことはタイヤの転がり抵抗の減少に関連
している。タイヤ内でキトサンによるカーボンブラック
の部分的な代替は重量を減少させ、タイヤの転がり抵抗
を減少させたのであろう。
【0029】 素材 60℃タンデルタ 対照品 0.67 15重量部 キトサン 0.42 30重量部 キトサン 0.30実施例 3 改良された機械的特性のためにキトサンのラテクス混合
およびより細かな粒径ラテクス混合 以下の溶液を作製した。 1 0.17モルの酢酸を水60mlに溶解し、その溶
液には11gのキトサンを含有する、 2 64gのエラストマーとアルキル化およびアリール
化したフェノールの混合物を含むメタクリル酸(2重量
%)と共重合したSBRラテクス400ml 3 天然ラバー64gおよびアルキル化およびアリール
化したフェノールの混合物0.28gを含有した天然ラ
バー(アンモニア化および希釈ずみ)400ml 4 食塩 6.4g,硫酸アルミニウム 8g,アルキ
ルアンモニウム第4級塩0.52gを含有する凝固溶液 ウエーアリング(Waring) 攪拌および混合用に加熱混合
機を使用した。操作方法 凝固溶液を70−80℃に加熱した。キトサ
ン溶液をその後に加え、沈殿のないことを確認した。溶
液を混合機に入れて、攪拌した。ラテクス(2あるいは
3)を混合機中で急速に攪拌されている溶液に徐々に滴
下する。キトサン/ラバーの凝集物を分離する。試料を
塩基で洗浄し、乾燥する。キトサン/ラバー試料をエラ
ストマー100部に加えて処方に添加する。モデル処方
を利用したブラベンダー配合が実施例1に記載した同一
条件、同一操作に続く。結果 ラテクス天然ラバー/キトサン混合物を10,000倍
の倍率で電子顕微鏡下で観察した。観察された大部分の
粒子は3−4μmの範囲内にあった。しかしながら、
0.5μm位の大きさの粒子もあり、10−15μmの
大きさの粒子も一部にあった。これらの粒子はワイリー
粉砕機中で通常の粉砕によって得られた粒子よりもはる
かに細かかった。
【0030】表Iは天然ラバーラテクス/キトサン混合
物と対照品と比較した応力歪測定結果を示している。そ
の結果は対照品と比較してキトサン複合材については低
い歪モジュラスから200%伸長にまで30−35%の
上昇が認められた。300%の伸長でモジュラスの少し
の上昇が認められた。400%の合理的な伸長に伴って
極限引張は29%低下する。表中でUlt.El.は極
限伸びの意味である。
【0031】
【表1】 実施例 4 キトサンを5%以下含有している粗キチンを100ps
igまで空気圧縮可能付きの流体エネルギーモデル6イ
ンチアキシャルマイクロジェットのなかで粉砕した。バ
イオポリマーの68%が50μm以下に縮小され、すべ
ての粒子が75μm以下の大きさになった。50gのバ
イオポリマーと200gの天然ラバーが150℃でマイ
クロプレッサー付きのブラベンダー混合機(容量300
cc)の中で処理されて、5分間混合された。滴の温度
は161℃であった。このポリマーブレンドは実施例1
に記載した処方のなかで、100重量部のエラストマー
と25重量部の粗キチンを使って配合された。
【0032】
【表2】 このデータは図2に示されている。実施例 5 表IIIは通常のカーボンブラック充填に加えてキチン
およびキトサンを使った比較結果を示している。キチン
およびキトサンの15重量部での300%伸長までの引
張モジュラスの顕著な増加を示している。しかしなが
ら、極限引張は両者ともに対照品よりも低い。キチン及
びキトサンの高充填では200%伸長で増大したモジュ
ラスが下降している。
【0033】配合物中の補強剤の寄与はモジュラスおよ
び系の体積によって変動している。キトサンはカーボン
ブラックより小さい密度を有するので、重量基準で大き
な体積を有し、多分多くの補強を示すことができる。こ
れらのデータはバイオポリマーは低歪タイヤの利用に実
用価値があることを示している。
【0034】15重量部の充填の時のキトサン充填天然
ラバー複合材は同様なキチン充填複合材よりもより高い
300%のモジュラスを有している。また、天然ラバー
/キトサンの極限引張は天然ラバー/キチンの極限引張
よりも12.5%高い。
【0035】
【表3】 実施例 6 表IVはキチンおよびキトサンによってカーボンブラッ
クの代替部分の結果を示している。キチンおよびキトサ
ンは15重量部では同様な結果を示している。低歪モジ
ュラス(100%未満伸長)は対照品と同様であり、し
かしながら、破壊のときに、バイオポリマーを使用する
と引張強さに約20%の減少がある。バイオポリマーの
より高い充填では破壊のときに引張に更なる減少があ
る。
【0036】硬化のための可能な部位としての二重結合
を導入するためにキチンおよびキトサンの表面処理の試
みのなかで、イソシアネート(1−(1−イソシアネー
ト−1−メチルエチル)−3−(1−メチルエテニル)
ベンゼン)が使用された。バイオポリマーは反応の成功
のために解析されなかったが、しかしイソシアネート処
理を受けたキトサンは最善の観測モジュラスを示し、極
限引張は対照品よりも僅かに16%少ないだけであっ
た。
【0037】
【表4】 実施例 7 改質キトサン 粉末状のキトサンとラバーとの硬化反応を促進するため
に、キトサンを次の式3の二重結合をも有するイソシア
ネート(純粋であって、室温で、48時間)処理した。
【0038】
【化2】 プロペニル二重結合は硫黄硬化操作中の橋掛けには有用
である。(この化合物は過酸化物硬化においても使用で
きるが、この実施例では示されていない。)処理ずみ粉
末状キトサンについては反応の規模を決定するための解
析は行われなかった。粉末状のキトサンはエラストマー
(成分1、100重量部)として天然ゴムを使用して実
施例1に記載した処方に類似した処方の中で15重量部
の割合でカーボンブラックの代わりに使用された。
【0039】表5の中の結果はシス1,4ポリイソプレ
ンの代わりに処方(100重量部)中のエラストマーと
して極性グループ(2%カーボキシル化)を持つSBR
ラテクスを使用したときに、キトサン補強剤の類似濃度
について低歪モジュラスにおいてより大きなパーセント
の増大さえも示している。対照品と比較して、50%お
よび100%伸びでの72%および54%のモジュラス
増加がある。このラバーはメタクリル酸の使用によって
カーボキシル化されているゆえに、エラストマーとキト
サン中の極性グループ間のある種の相互作用は決定的で
ある。
【0040】
【表5】 実施例 8 表VIはモデル処方においてキチンおよびキトサンでカ
ーボンブラックを完全に代替したときの結果を示してい
る。50%および100%伸びにおける引張モジュラス
は対照品と類似しているが、しかしながら、より高い伸
びでは急激に減少している。
【0041】キチンとキトサンはカーボンブラックのな
い対照品と比較した場合に、天然ラバーに添加されたと
きには、基本的には同一の、弱い補強挙動を示すことが
既に報告されている。
【0042】
【表6】 実施例 9 バイオポリマー改質配合物の硬化時間は対照品と類似で
あることを表VIIは示している。モデル処方(実施例
1)の中の33%カーボンブラック代替は60℃でのタ
ンデルタ値を低下させ、このことが回転抵抗の低下を引
き起こしているのかもしれない。
【0043】
【表7】 図2は20%添加でブラベンダーで混合し、さらにモデ
ル処方中に配合したキチンの効果を示している。低歪モ
ジュラスはこの方法でキチンが混合された場合には、明
瞭に強化されている。
【0044】図3は天然ラバー対照品と15重量部キト
サン補強ずみ天然ラバーおよび30重量部キトサン補強
ずみ天然ラバーと比較することによって、応力/歪特性
に及ぼすキトサンの効果を示している。
【0045】図4はカーボキシル化したSBR中(ラテ
ックス混合技術を使用してエラストマー中に混合)の歪
に及ぼす微粒キトサン粒子の効果を示している。
【0046】得られたデータから、以下のような結論が
導かれる。 1 キチンおよびキトサンはエラストマーの通常の硫黄
硬化挙動には重大な影響を及ぼさない。 2 カーボンブラックに加えてキチンおよびキトサンの
使用(15重量部)は低い歪でのモジュラスが少し増加
していること、高い歪での対照品から少し変化している
ことを示している。 3 カーボンブラックの部分的な代替品として使用され
たキチンおよびキトサン(15重量部および30重量
部)は対照品と同等な低い歪モジュラスを示す。 4 キトサンでカーボンブラック(15重量部)の代替
をすることは60℃でのタンデルタを低下させ、このこ
とが回転抵抗を低下させている可能性がある。 5 キトサンで完全にカーボンブラックを置き換えるこ
とは対照品と同等な低い歪モジュラスをもつ加硫品に
し、しかしながら、高歪モジュラスはかなり減少する。 6 より微細なキトサン粒子の使用(ラテクス混合を使
用して製造)はキトサンの補強特性を増大し、達成され
た応力/歪特性を改善する。本発明の特別な実施態様が
記載され、図示さているが、当業者は本発明は発明の精
神から乖離することなく多様に改変し、実施することを
認める。以下の請求範囲によってのみ、本発明は限定さ
れる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】 本発明の補強ずみエラストマーを使用して作
製されたタイヤを示す図である。
【0049】
【図2】 バイオポリマー補強ずみ複合材の応力/歪特
性を対照品と比較して示したグラフである。
【0050】
【図3】 キトサン補強ずみ天然ラバーの応力/歪特性
を天然ラバー対照品と比較して示した図である。
【0051】
【図4】 ラテクス混合技術を使用してキトサンを混合
したカーボキシル化したSBRの応力/歪特性を示す図
である。
【0052】
【符号の簡単な説明】 12 側壁 14 トレッドベース 16 先端 18 トレッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デボラ アン ドゥン アメリカ合衆国 44278 オハイオ州 トールミッジ ビーチウッド ドライブ 1038 (72)発明者 リチャード ジョージ バウアー アメリカ合衆国 44240 オハイオ州 ケント チャドウィック ドライブ 1624 (56)参考文献 特開 昭62−252459(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマー性のマトリックス及び0.
    5から15μmの直径と3から4μmの平均粒径を有す
    るエラストマー性マトリックス100重量部当り5から
    30重量部のキトサン粒子から成る補強エラストマー性
    物品
  2. 【請求項2】 エラストマー性マトリックスと0.5か
    ら75μmの直径を有するエラストマー性マトリックス
    100重量部当り5から30重量部の改質キトサン粒子
    からなり、キトサン改質剤が酸素反応性グループ、ある
    いは窒素反応性グループを有する補強エラストマー性
  3. 【請求項3】 上記キトサン粒子が0.5から15μm
    の直径をもち、しかも平均粒径3−4μmを持つ請求項
    の補強エラストマー性物品
  4. 【請求項4】 酸素改質剤が酸無水物、アルカリハライ
    ド、イソシアネートから成るグループから選択され、窒
    素改質剤がイソシアネートとエポキサイドから選択され
    る請求項補強エラストマー性物品
  5. 【請求項5】 エラストマー性マトリックスおよび0.
    5から75μmの直径を有するエラストマー性マトリッ
    クス100重量部当り5から30重量部のキトサン粒子
    からなる補強タイヤ成分を有するタイヤ。
  6. 【請求項6】 上記キトサン粒子が0.5から15μm
    の直径をもち、しかも平均粒径3−4μmを持つ請求項
    のタイヤ。
  7. 【請求項7】 エラストマー性マトリックスおよび0.
    5から75μmの直径を有するエラストマー性マトッリ
    クス100重量部当り5から30重量部の改質キトサン
    粒子からなり、キトサン改質剤が酸素反応性グループ、
    あるいは窒素反応性グループを有する補強タイヤ成分の
    タイヤ。
  8. 【請求項8】 上記キトサン粒子が0.5から15μm
    の直径をもち、しかも平均粒径3−4μmを持つ請求項
    のタイヤ。
  9. 【請求項9】 酸素改質剤が酸無水物、アルカリハライ
    ド、イソシアネートから成るグループから選択され、窒
    素改質剤がイソシアネートとエポキサイドから選択され
    る請求項のタイヤ。
  10. 【請求項10】 (a)キトサンを弱酸に溶解する、
    (b)エラストマーのラテクス溶液を作製する、(c)
    上記ラテクスを凝固させることに適した凝固溶液を作製
    する、(d)上記キトサン、上記凝固溶液、上記ラテク
    スを混合し、それによって上記エラストマー中にキトサ
    ン繊維を混合する、工程から成るエラストマー中にキト
    サンを混合する方法。
  11. 【請求項11】 上記混合工程が更に(a)キトサンを
    含有する溶液と凝固液を結合する、(b)ラテックス溶
    液を凝固液のなかに滴下する、(c)沈殿したキトサン
    /ラバーを分離する、から成る請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 エラストマー性マトリックスと0.5
    から15μmの直径と3から4μmの平均粒径を有する
    エラストマー性マトリックス100重量部当り5から3
    0重量部のキトサン粒子からなる補強エラストマー。
  13. 【請求項13】 エラストマー性マトリックスと0.5
    から75μmの直径を有するエラストマー性マトリック
    ス100重量部当り5から30重量部の改質キトサン粒
    子からなり、キトサン改質剤が酸素反応性グループ、あ
    るいは窒素反応性グループを有する補強エラストマー。
  14. 【請求項14】 上記キトサン粒子が0.5から15μ
    mの直径をもち、しかも平均粒径3−4μmを持つ請求
    13の補強エラストマー。
  15. 【請求項15】 酸素改質剤が酸無水物、アルカリハラ
    イド、イソシアネートから成るグループから選択され、
    窒素改質剤がイソシアネートとエポキサイドから成るグ
    ループから選択される請求項13のエラストマー。
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