JP3362726B2 - 路車間通信システム - Google Patents
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Description
路に沿って配置し、道路に一連のセルを形成することに
より車載装置との移動通信を可能にする路車間通信シス
テムに関するものである。
今後ますます増加する方向にある。特に高速道路におい
て、車両の運転者に負担をかけずに、かつ、互いに事故
を起こさないような道路走行を実現しようとすれば、道
路側の情報と車両側の情報とを頻繁にやり取りする必要
がある。このようなシステムを発展させていくと、道路
と車両との両方に各種センサやカメラを網羅し、道路側
と車両側とで緊密に連絡しあって運転する自動運転シス
テムにつながっていく(たとえば、特開平8−2414
95号公報参照)。
対する運転支援システム(以下「路車間通信システム」
という)を構築するにあたっては、道路上に連続したセ
ルを設ける必要がある。そこで、道路に沿って漏洩同軸
ケーブルを敷設することが考えられるが、敷設工事が大
掛かりになる上、漏洩同軸ケーブルを地面から比較的低
い位置に設置する必要があるので、車線横断方向に電波
の届く距離が短いという欠点がある。
道路の各所に設置して通信を行うようにすれば、1つの
路上アンテナで比較的広いセルを確保することができ
る。この場合、路上アンテナは、光ファイバなどを介し
て道路管理者側の基地局にそれぞれ結合されている。
いたシステムの場合、搬送波間干渉や符号間干渉を防止
するため、セルごとに異なった周波数の電波を用いて通
信を行うのが通常である。しかし、自動車は高速移動
し、短時間に複数のセルを通過するため、車載通信機の
送受信周波数を高速に切り換える必要がある。このた
め、高速引き込み可能な発振器を備える、あるいは複数
の発振器を備えるなどの対策が必要になり、機器の小型
化、低コスト化の妨げとなる。
防止する対策をとった上で、全セルに対して同一周波数
を用いたシステムの構築が望まれている。そこで、本発
明の目的は、全セルに対して同一周波数を用いることが
でき、かつ、搬送波間干渉や符号間干渉を防止でき、も
って、路上と車両との安定した通信を可能にする路車間
通信システムを提供することである。
ための請求項1記載の路車間通信システムは、OFDM
で変調された信号を伝送するための制御装置と、前記伝
送された信号に基づき、同一周波数の電波を前記セル内
に放射するための路上送信アンテナ装置と、前記路上送
信アンテナ装置から放射されてくる電波を受信するため
の車載受信アンテナ、およびこの車載受信アンテナによ
り受信し復調を行う車載受信手段を有する車載装置とを
備え、前記制御装置は、副搬送波を複数種類に分類し、
当該複数種類の副搬送波にデータをそれぞれ伝送する伝
送手段を有し、隣りあうセルに配置された路上送信アン
テナ装置が、1つの種類の副搬送波を使って互いに異な
る内容のデータを送信する場合は、これらの隣りあうセ
ルに配置された路上送信アンテナ装置は、他の種類の副
搬送波を使って前記異なる内容のデータのうち、いずれ
か一方の、セル間で連続性が要求されるデータを共通に
伝送するものである。
OFDM変調された信号に基づいて同一周波数の電波が
放射される。一般に、車両に対して複数の方向から電波
が到来する場合、いわゆるマルチパス妨害が生じるおそ
れがある。具体的には、各路上送信アンテナ装置から放
射される電波の伝搬遅延時間差が発生し、符号間干渉が
生じる。しかし、本発明においてはOFDM方式を採用
し、シンボルごとにガード時間を設けて、干渉する符号
が重ならないようにすることができるから、同一データ
を複数の方向から受けてもマルチパスによる遅延に起因
する符号間干渉を回避できる。
の種類の副搬送波を使って送信されるデータは、セル間
で、常時同一内容のものもあり、異なる内容のものもあ
る。前者であれば、車両は、セルをまたがって走行して
も、1つの種類の副搬送波から同じ内容のデータを受け
ることになり、とぎれることなく受信することができ
る。しかし後者であれば、車両は、セルからセルへ移行
するにつれて受けるデータが切り換わることになる。後
者の場合、OFDM方式であっても、セルの境界では、
符号間に干渉が生ずる。
に分類し、隣りあうセルに配置された路上送信アンテナ
装置が、1つの種類の副搬送波を使って互いに異なる内
容のデータを送信する場合は、これらの隣りあうセルに
配置された路上送信アンテナ装置は、他の種類の副搬送
波を使って前記異なる内容のデータのうち、いずれか一
方の、セル間で連続性が要求されるデータを共通に伝送
することとする。これにより、車両が隣り合うセルの境
界を通過するとき、前記「1つの種類の副搬送波」から
「他の種類の副搬送波」につなぐことにより、データの
とぎれを生じることなく、連続して受信することができ
る。したがって、セルが変わっても、データ受信の時間
的連続性が確保できる。
送する場合、複数種類の副搬送波を、データの用途に応
じて配分していることが多い(請求項2)。なお、前記
1つの種類の副搬送波のデータと前記他の種類の副搬送
波のデータとの切り換えは、車載受信手段で行うように
する(請求項3)。切り替えのタイミングが問題となる
が、受信状態の安定しているときに切り換えることが望
ましい。そこで次のような方策(a)又は(b)が考えられ
る。
通過すれば切り換えるようにする。(b)データに、副搬
送波の切り換え指示信号を入れておく。 前記複数種類の副搬送波への分類の仕方はいろいろ考え
られる。副搬送波を周波数軸上で複数のセグメントに分
割することにより行う方法(請求項4)、同一種類の副
搬送波を周波数軸上でK本おきに配置をすることにより
行う方法(請求項5)がある。請求項4記載の方法は、
複数本の副搬送波を、周波数軸上で複数のグループに分
割して伝送する方法である。請求項5記載の方法では、
同一内容のデータを伝送する副搬送波がK本おきに配置
される。例えば2種類の副搬送波に分ける場合は、一本
ずつ交互に配列されるという形になる。
は、伝送するデータを複数種類に分類し、分類された各
データをそれぞれ周波数軸方向及び時間軸方向に一定の
パターンで配置をすることにより伝送する伝送手段を有
し、隣りあうセルに配置された路上送信アンテナ装置
が、1つのパターンを使って互いに異なる内容のデータ
を送信する場合は、これらの隣りあうセルに配置された
路上送信アンテナ装置は、他のパターンを使って前記異
なる内容のデータのうち、いずれか一方の、セル間で連
続性が要求されるデータを共通に伝送するものである。
に分類し、分類された各データをそれぞれ周波数軸方向
及び時間軸方向に一定のパターンで配置することにより
伝送する。この結果、周波数軸方向に沿って、分類され
た各データが配置されるので、副搬送波が分類されたこ
とになる。しかし、これだけでなく、本発明では時間軸
方向に沿っても、分類された各データが配置される。し
たがって、結果的には、副搬送波の分類の仕方ないし分
類の態様が時間的に変化していく、ということがいえ
る。
れ周波数軸方向及び時間軸方向に一定のパターンで配置
することにより、周波数軸方向及び時間軸方向に各種類
のデータが入れ替わることになる。このため、周波数ダ
イバーシティ及び時間ダイバーシティの効果が相乗して
現れる。移動体通信では、フェージングが必ず発生する
が、前記周波数ダイバーシティ及び時間ダイバーシティ
の効果により、このフェージングの影響を軽減すること
ができる。
各データを、データの用途に応じて割り当ててもよい
(請求項7)。前記車載受信手段は、前記1つの種類の
パターンのデータと前記他の種類のパターンのデータと
を切り換える切換手段を有することが好ましい(請求項
8)。
数軸方向及び時間軸方向に一定のパターンで配置する」
方法として、分類された各データを含むデータを時間的
組み替え処理した後、逆フーリエ変換処理することによ
りデータを伝送し、車載側では、フーリエ変換したデー
タを、逆組み替え処理することにより、分類された各種
類のデータを得るという方法がある(請求項9)。
付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実
施形態に係る路車間通信システムの構成を示す概念図で
ある。この路車間通信システムは、地上局1と車両2に
搭載されている車載通信装置との間で通信を行うための
ものである。地上局1では、道路に沿って複数のセルE
が連続的に形成される。各セルEには、それぞれセルE
内に向く指向性を有する路上アンテナ4が設置されてい
る。路上アンテナ4からは、所定周波数(例えば6GH
z帯)の電波がセルE内に放射されるようになってい
る。
は、例えば10(m) であり、セルEの道路の長手方向に関
する長さrは、例えば100(m)である。車両2がセルE内
を通過する際には、車両2の前方向もしくは後方向、又
は車両2が路上アンテナ4の直下を通過しているときに
は上から電波を受信することになる。路上アンテナ4
は、同軸ケーブル5を介して制御装置6a,6b,‥
(以下総称するときは「制御装置6」という)に接続さ
れている。同軸ケーブル5は、上り/下り用の2本の同
軸ケーブルから構成される。なお、同軸ケーブルに変え
て、光ファイバを伝送線として用いることもできる。こ
の場合は、光ファイバに光信号を送出する際の伝送方式
として、いわゆる光ファイバ無線伝送方式(たとえば、
A.J.Cooper, "FIBER/RADIO FOR THE PROVISION OF COR
DLESS/MOBILE ELEPHONY SERVICES IN THE ACCESS NETW
ORK", Electron. Lett.,Vol. 26, No.24 (Nov.1990) 参
照)を利用してもよい。
情報などの画像データにより変調された信号を、同軸ケ
ーブル5を介して路上アンテナ4に与える。また、車両
2から受け取った車両データ(車両ID、及び各種セン
サ(図示せず)において検出された路面状態に関するデ
ータを含む)を路上アンテナ4から取得する。また、制
御装置6から放射される電波の搬送周波数は、隣接する
制御装置6間で同一である。このように同一周波数の搬
送波を用いて信号を伝送することにより、車両が隣接す
るセルに移行するに際し、車載発振器の周波数を変更す
る必要がなくなる。このため、車載装置8に、高価な高
速引き込み可能な発振器を備える必要がなく、あるいは
複数の発振器を備える必要がなくなり、機器の低コスト
化、小型化が可能となる。
る。地上局1は、制御装置6、同軸ケーブル5、路上ア
ンテナ4などから構成される。制御装置6は、道路交通
データ等を路上アンテナ4に与えるための送信装置7を
備えている。送信装置7は、データを分割し、互いに直
交する複数の搬送波を使って多重するOFDM(Orthogo
nal Frequency Division Multiplex) 変調方式を採用し
ている。
QPSK変調回路73、アップコンバータ74等を備え
る。この他に、誤り訂正符号化回路、時間インターリー
ブと周波数インターリーブとを行うインターリーブ回
路、差動符号化回路などを設けていてもよい。逆フーリ
エ変換回路71は、パラレル情報に対して逆フーリエ変
換を施し、逆フーリエ変換したものを並直列変換してシ
リアルに戻し、シリアルに戻されたシンボル列を時間圧
縮して、後ろのシンボルを前にもってくることでガード
時間を設定するという諸機能を実現する回路である。本
実施形態では、周波数軸上の2つの副搬送波セグメント
にそれぞれ対応するパラレル信号S1,S2をそれぞれ
入力し逆フーリエ変換している。
回路71から出力される位相0°,180°に対応する
信号、位相90°,270°に対応する信号をそれぞれ
D/A変換し、sin波、cos波をかけて加算することによ
り、QPSK変調する回路である。なお、この実施形態
では、QPSK変調することとしているが、これ以外に
他の変調方式、例えばQAM,BPSK,8PSK等を
採用してもよいことはもちろんである。しかし以下で
は、特に断らない限りQPSK変調を行うことを前提と
して、説明を進める。
波数変換する回路である。このアップコンバータ74に
含まれるローカル発振器74aの精度は、地上と走行す
る車両との間で発生するドプラー効果を考慮すれば、
(車両の速度)/(電波の伝搬速度)程度のオーダーの
ものが必要であるが、市販の発振器でもこの程度の精度
は十分確保することができる。アップコンバータ74の
出力信号は、同軸ケーブル5を通って路上アンテナ4か
ら電波として放射される。
用する場合は、アップコンバータ74の出力信号を光信
号に変換する電気/光変換部(E/O) が必要であり、路上
アンテナ4にも光信号を電気信号に変換する光/電気変
換部(O/E)が必要になる。図3は、OFDMによるシン
ボル伝送の様子を周波数軸f、時間軸t上に図示したも
のである。有効シンボル長はTSで表され、ガード時間
はΔtで表されている。時間圧縮比は、(TS+Δt)
/TSで示される。TSは副搬送波数をn、伝送レートを
m(Mbps)とすると、QPSKの場合TS=2n/m(μse
c)で表される。
チパスによる遅延時間よりも長くとっている。このこと
により、長い伝搬遅延時間があっても、受信側において
は、シンボルの重なりを無視して復調することができ
る。このマルチパスによる遅延時間は、実際には、当該
セルにおいて実測して求めることができる。また、セル
の大きさから経験的に割り出してもよい。具体的には、
セルの大きさが100mならば、500nsecくらいと予
想している。
のデータを路上アンテナ4から取得するための受信装置
を備えている。この受信装置においては、この受信信号
は、ダウンコンバートされ、検波後、復号される。検波
方式としては、変調方式がQPSK,BPSK,8PS
Kなどの位相変調方式の場合、遅延回路を用いて1ビッ
ト前と現在の信号を乗算する遅延検波が施される。QA
Mの場合は、復調用搬送波による同期検波が施される。
なお遅延検波の場合、送信データは、差動符号化を行っ
ておく必要がある。
ある。車載装置8は、車載受信部9と車載アンテナ10
とを有している。車載受信部9は、車載アンテナ10に
おいて受信された路上アンテナ4からの放射電波に含ま
れる道路交通データ等を取得するものであって、ダウン
コンバータ91と、QPSK復調回路92と、フーリエ
変換回路93と、切り換えスイッチ回路94と、切り換
え制御回路95とを備えている。
ンターリーブ回路、差動符号化回路にそれぞれ対応す
る、誤り訂正復号回路、デインターリーブ回路、差動復
号回路を備えていてもよい。フーリエ変換回路93は、
送信側の逆フーリエ変換回路71と逆の処理をする回路
で、ダウンコンバートされ、QPSKされた復調信号
を、有効シンボル長TSのウィンドウ長でフーリエ変換
することにより、2つの復号信号S1,S2を得る回路
である。
信号S1,S2の配列を切り換える回路であって、半導
体スイッチなどを使用する。この切り換えスイッチ回路
94の切り換え制御は、切り換え制御回路95により行
われるが、切り換え制御回路95の切り替えの判断は、
例えば次の(1)又は(2)のようにして行われる。(1)道路
にマーカを設けて、車両がそのマーカを通過すれば切り
換えるようにする。この場合は、道路上の位置を知らせ
るための磁石、色付き反射板、発光体などで構成された
道路マーカをセルEの中の所定位置に設置する。道路マ
ーカの設置位置は、具体的には、電波の安定した受信が
できるセルEの中央あたりが望ましいが、道路の中央に
限定されるものではない。一方、車載装置8には、道路
マーカを検出するための磁気センサ、受光素子などで構
成されたマーカ検出部を備え付ける。
信号を入れておく。図5及び図6は、各制御装置6a,
6b,6c,‥‥から送出される信号と、車載装置8の
受信状態とを説明するための図である。図5及び図6の
説明では、便宜上副搬送波の数を2としているが、実際
には2に限定されないことはもちろんである。図5は、
副搬送波S1に含まれるデータと、副搬送波S2に含ま
れるデータとが独立していて相互に無関係に時間変化す
る、本発明の比較例を示す図である。
搬送波S1において時間的にA1,A2,A3,‥と変
化するデータAを含み、副搬送波S2において時間的に
C1,C2,C3,‥と変化するデータCとを含んでい
る。隣の制御装置6bから送出される信号bも、信号a
と同じく、時間的にA1,A2,A3,‥と変化するデ
ータAと、時間的にC1,C2,C3,‥と変化するデ
ータCとを含んでいる。その隣の制御装置6cから送出
される信号cは、時間的にB1,B2,B3,‥と変化
するデータBと、時間的にC1,C2,C3,‥と変化
するデータCとを含んでいる。制御装置6dから送出さ
れる信号dも、時間的にB1,B2,B3,‥と変化す
るデータBと、時間的にC1,C2,C3,‥と変化す
るデータCとを含んでいる。
信したいデータ(例えば車両に提供する静止画像データ
であって、セルを走行するに従って画像内容を変えてい
くもの)であるとし、データCは車両が必ずしも連続し
て受信する必要のないデータ(例えば、気象、規制速
度、工事、事故、渋滞などの道路交通データ)であると
する。以上のように、副搬送波S2のデータCは不変で
あるが、副搬送波S1に着目すれば、信号bと信号cと
の内容がAからBへと変化している。したがって、車両
が、信号bが送出されるセルEbと、信号cが送出され
るセルEcとの重複部分Yを通過するとき、データAと
データBとの間で符号間干渉が生じ、解読できなくな
る。一方、データCの内容は不変なので、車両は、デー
タCを安定して受けることができる。
異なる内容のデータA,Bを送信する場合に、他の副搬
送波S2を使って前記異なる内容のデータA,Bのう
ち、いずれか一方のデータAを共通に伝送する形態を示
す図である。制御装置6aから送出される信号aは、デ
ータAとデータCとを含んでいる。隣の制御装置6bか
ら送出される信号bの副搬送波S1は、信号aと同じく
データAを含んでいるが、副搬送波S2はデータAにな
っている。制御装置6cから送出される信号cの、副搬
送波S1はデータBに変わり、副搬送波S2は、データ
Aのままである。制御装置6dから送出される信号d
は、データBとデータCとを含んでいる。
信号bの送出されるセルEbとの重複部分Xを通過する
とき、副搬送波S1のデータAは不変であるので、連続
して受信することができる。また、信号bが送出される
セルEbと、信号cが送出されるセルEcとの重複部分
Yを通過するとき、副搬送波S1に着目すれば、信号b
と信号cとの内容はデータAからデータBへと変化して
いるが、副搬送波S2の内容はデータAのまま不変であ
る。したがって、副搬送波S1のデータAの内容が解読
できなくなっても、副搬送波S2のデータAの内容は解
読できる。
チ回路94により、受信データの配列を、副搬送波S1
と副搬送波S2とが交換されるように切り換える。この
切り換えのタイミングを設定する手段として、前述した
ように、(1)又は(2)を採用することができる。なお、副
搬送波S2にもともとあったデータCは中断してしまう
が、データCとして、中断してもよいような用途のデー
タを割り当てているので、支障はない。
がセルの境界Yを抜けると、副搬送波S1のデータBと
副搬送波S2のデータAとが両方受信できる状態にな
る。このときには、切り換えスイッチ回路94により、
受信データの配列を元に戻す必要がある。元に戻すタイ
ミングとして、やはり前述の(1)又は(2)を採用すること
ができる。車両が次の境界Zに来ると、副搬送波S1の
データBの内容が解読できるが、副搬送波S2のデータ
Cの内容は解読できなくなる。しかし、前述したよう
に、データCとして中断してもよいような用途のデータ
を割り当てているので、問題ない。
のセルを通過しながら、データA,Bをとぎれなく取得
していくことができる。図7は、副搬送波の数を5と
し、さらに多くのデータA〜Dを連続的に切り換えてい
く形態を示す図である。この例では、中断してもよいデ
ータは存在せず、すべてのデータがセル間で連続的に受
信される。図7(a)は、各路上アンテナ4a〜4hから
送出されるデータを副搬送波別に掲げている。例えば、
一番左の路上アンテナ4aは、副搬送波S1からデータ
Aを、S2からデータAを、S3からデータAを、S4
からデータDを、S5からデータDを送出する。次の路
上アンテナ4bは、副搬送波S4において、データDを
データAに変更して送出する。さらに次の路上アンテナ
4cは、副搬送波S5において、データDをデータAに
変更し、副搬送波S1においてデータAをデータBに変
更して送出する。Nはデータの繰り返し単位(この例で
はN=4)を示す。
示す図である。ハッチングは、解読不可能なデータであ
ることを示している。例えば、路上アンテナ4aのセル
と4bのセルとの境界を通過するとき、副搬送波S4に
おいて、データDとデータAとが混じり合い、解読でき
なくなる。したがって、図7(b)では、路上アンテナ4
aのセルと4bのセルとの中間において、副搬送波S4
のデータにハッチングを施している。
つないし2つの副搬送波が解読できなくなるが、他の3
つないし4つの副搬送波のデータは、干渉を生じること
なく、解読できる。図7(b)のようなセル境界の受信状
態を示す図において、データの繰り返し単位N内で、ハ
ッチングを施したマスの数をm、全マスの数をMとする
と、周波数帯域の利用効率ηは、 η=1−m/M となる。副搬送波の数をkとすると、M=kN,m=k
が成立するので、 η=1−1/N となり、周波数帯域の利用効率ηは、データの繰り返し
単位Nの関数となる。セル間でデータを切り換える頻度
を多くするほど利用効率ηは悪化し、データの繰り返し
単位Nが長いほど利用効率ηはよくなる。例えば、1つ
のセルを通過するごとにデータを切り換えるという条件
N=2を想定すると、利用効率ηは、 η=1−1/2=50% となる。
N=4であるから、利用効率ηは、 η=1−1/4=75% となる。データの切り換えのために利用できなくなった
周波数帯の割合は、25%にとどまる。以上の本発明の
実施形態では、副搬送波を周波数軸上で2つのセグメン
トに分割していた。しかし、この分け方以外にも、次の
ような分け方をあげることができる。
電気的構成を示すブロック図である。図2のブロック図
との相違は、逆フーリエ変換回路71に入力される2種
類の副搬送波信号S1,S2を、交互に配列しているこ
とである。この結果、送信される電波の周波数スペクト
ルは、図9に示すように、データAの副搬送波と、デー
タBの副搬送波とが、周波数軸f上で交互に並ぶことに
なる。受信したいデータがAの場合、実線で示した副搬
送波を使用し、破線で示した副搬送波は使用しない。こ
のため、副搬送波間の離調周波数Δfが図9に示すよう
に実質的に2倍になる。
る伝送方式では、各搬送波の周波数同期が完全にとれて
いない場合に特性が劣化する。特に高速移動通信に適用
する場合は、ドップラーシフトが発生するため、搬送波
間の同期がとりにくくなる。このため、シフトした周波
数分を補正するAFC回路が必要になる。隣接する副搬
送波との離調周波数Δfが狭い場合、AFC回路が捕捉
した副搬送波の周波数が上側の周波数のものか、下側の
周波数のものかを判定する必要があり、AFC回路が複
雑になる。AFC回路を複雑にしたくなければ離調周波
数Δfを広くしなければならず、このため、伝送するデ
ータに必要な帯域よりも広い帯域を確保しなければなら
ない。
交互にインターリーブ配置することで、離調周波数Δf
を広げることができるので、AFC回路の判定処理が容
易になるとともに、帯域を広げる必要もなくなり、装置
の簡素化と周波数の有効利用が実現できる。また、本実
施形態により、周波数選択性フェージングに強いシステ
ムとすることができる。図10は、周波数選択性フェー
ジングに対する振幅変動Uを周波数軸上に書き入れた図
である。第1の実施形態のように副搬送波が周波数軸上
で複数のセグメントに分割されている場合を図10(b)
に示し、本実施形態のように副搬送波が交互にインター
リーブ配置されている場合を図10(a)に示す。
送波が密集しているところに周波数選択性フェージング
Uが発生した場合、通信に使用している副搬送波の大部
分が影響を受け、障害が発生する。しかし、図10(a)
に示すように、副搬送波を交互に配置することで、通信
に使用している副搬送波の一部が影響を受けるだけで、
通信の障害が発生しにくくなり、フェージングに強いシ
ステムとなる。本実施形態では、副搬送波を周波数軸上
で分類配置するだけでなく、時間軸上でも分類配置して
いる。
リエ変換処理をする前に、データの時間的組み替えを行
う。図11は、誤り訂正符号化に用いるインターリーブ
を行う際に使用するバッファのイメージ図である。図の
1つの枡は、所定数(たとえば、8,16,32など)
のビットで構成されるデータの1単位を表す。データを
バッファに書き込む際は横方向に1,2,3,‥‥の順
に書き込み、このとき誤り訂正に用いる検査ビットも書
き込む。読み出しは、縦方向に1,11,21,31,
‥‥,2,12,22,‥‥のように行う。
理若しくはフーリエ変換処理をするデータ数を「FFT
単位」という。FFT単位は、データの1単位でもよい
が、通常はデータの数単位で構成される。図11では、
4単位を示している。この場合は、縦方向に読み出した
データ4単位ずつに副搬送波を割り当てていくことにな
る。なお、このときデータ1単位に副搬送波1波を割り
当てるのではなく、データの1単位を構成する各ビット
に副搬送波1波を割り当てる。ただし、変調方式に応じ
て副搬送波1波当たりに割り当てられるビット数が変わ
る。例えば、QPSK方式であれば、1波に2ビットを
割り当てることになる。
ータ1,2,3,‥‥を時間的、周波数的に分散させる
ことができるので、ある時間的範囲にわたってデータが
欠損を受けても、あるいはある周波数範囲にわたってデ
ータが欠損を受けても、受信側ではもとのデータの再現
が容易にできる。以上は一般的なインターリーブの説明
であったが、本発明の実施形態では、伝送しようとする
2種類のデータA,Bがある。そこで、データAを斜線
で表し、データBを白抜きで表すと、図12に示すよう
に、2種類のデータA,Bをバッファのイメージ図の中
に分散配置する。この分散配置のアルゴリズムは、任意
でよいが、送信側と受信側で合意ができていなければな
らない。
タの1単位ごとに行う必要は必ずしもない。例えば、よ
り細かく、ビット単位で分散配置してもよい。図12の
ように分散配置されたデータを縦方向に4単位ずつに読
み出して副搬送波を割り当てていく。図13は、逆フー
リエ変換後、周波数軸、時間軸上に割り当てられたデー
タの配置図である。ある時間で見ると、データA,B
は、周波数軸上で一定のパターンで配置され、ある周波
数で見ると、データA,Bは、時間軸上で一定のパター
ンで配置されている。
波数軸方向でデータA,Bが入れ替わることになり、時
間ダイバーシティと周波数ダイバーシティの効果が相乗
して現れる。前記のデータを受信する場合は、フーリエ
変換回路93によりフーリエ変換した後、デインターリ
ーブとデータの逆組み替えを行う。図14は、受信され
たデータを割り付けるバッファのイメージ図である。図
12のものと比べて、データの読み出し方向と書き込み
方向とが入れ替わっている。受信側である車載装置8
は、読み出されたデータ列に対して、逆分散配置のアル
ゴリズムを適用して、2種類のデータA,Bを分離す
る。そして、切り替えスイッチ回路94により必要な種
類のデータを選択して読み出す。
された各データA,Bをそれぞれ周波数軸方向及び時間
軸方向に一定のパターンで配置するので、周波数ダイバ
ーシティと時間ダイバーシティが同時に行われる。それ
とともに、誤り訂正符号の訂正能力をさらに有効に使う
ことができ、品質のよいデータ通信が実現できる。ここ
で、分散配置のアルゴリズムとして所定のものを採用す
ると、第1の実施形態で説明したとおり、周波数軸上の
2つの副搬送波セグメントに分割できることを説明して
おく。
ァのイメージ図の中に、所定のアルゴリズムで組み替え
処理した状態を示している。このアルゴリズムでは、2
種類のデータA,Bの分散繰り返し周期を、FFT単位
に合致させている。したがって、逆フーリエ変換後のデ
ータの配置は、図16に示すように周波数軸上の2つの
副搬送波セグメントに分割され、その分割の仕方が時間
的に不変の形となる。本発明の実施の形態の説明は以上
のとおりであるが、本発明は上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で種々の設計変更を施
すことが可能である。
ず、2以上の任意の整数を採用することができる。ま
た、図1の説明では、1つのセルEを形成する1つの路
上アンテナ4をセルEの中央に設置している。しかし、
図17に示すように、セルEを複数のサブエリアに分割
し、それぞれ路上アンテナ41,42,43を設置し同
一の信号を供給するようにしてもよい。サブエリアは比
較的小さいから、路上アンテナの送信電力は小さくて済
む。
境界を通過するときでも、同一内容のデータを、符号間
干渉をうけることなく、連続して取得することができ
る。したがって、通信の瞬断が生じないで、路上と車両
との安定した連続的な通信が可能となる。したがって、
たとえばこの路車間通信システムを自動運転システムに
適用する場合、車両の自動運転を適切に行える。
構成を示す概念図である。
f、時間軸t上に図示したグラフである。
f、時間軸tで表すとともに、車載装置8の受信状態を
説明するための、比較例を示す概念図である。
f、時間軸tで表すとともに、車載装置8の受信状態を
説明するための、本発明の概念図である。
〜Dを連続的に切り換えていく形態を示す図である。
(a)は、各路上アンテナ4a〜4hから送出されるデー
タを副搬送波別に掲げた図、(b)は、車載受信部9での
受信状態を示す図である。
すブロック図である。
が、周波数軸f上で交互に並んだ様子を示す周波数スペ
クトル図である。
Uを周波数軸上に書き入れた図である。 (a)は、副搬送
波が交互にインターリーブ配置されている場合、(b)
は、副搬送波が周波数軸上で複数のセグメントに分割さ
れている場合を示す。
う際に使用するバッファのイメージ図である。
配置された様子を示すイメージ図である。
り当てられたデータの配置図である。
の中に分散配置した様子を示すイメージ図である。
をFFT単位に合致させたアルゴリズムで組み替え処理
した状態を示すバッファを示す図である。
間軸上の配置を示す図である。
テムの構成を示す概念図である。
Claims (9)
- 【請求項1】複数の路上アンテナを道路に沿って配置
し、道路に一連のセルを形成することにより車載装置と
の移動通信を可能にする路車間通信システムにおいて、 直交周波数分割多重方式 (OFDM;Orthogonal Frequ
ency Division Multiplex)で変調された信号を伝送する
ための制御装置と、 前記伝送された信号に基づき、同一周波数の電波を前記
セル内に放射するための路上送信アンテナ装置と、 前記路上送信アンテナ装置から放射されてくる電波を受
信するための車載受信アンテナ、およびこの車載受信ア
ンテナにより受信し復調を行う車載受信手段を有する車
載装置とを備え、 前記制御装置は、副搬送波を複数種類に分類し、当該複
数種類の副搬送波にデータをそれぞれ伝送する伝送手段
を有し、 隣りあうセルに配置された路上送信アンテナ装置が、1
つの種類の副搬送波を使って互いに異なる内容のデータ
を送信する場合は、これらの隣りあうセルに配置された
路上送信アンテナ装置は、他の種類の副搬送波を使っ
て、前記異なる内容のデータのうち、いずれか一方の、
セル間で連続性が要求されるデータを共通に伝送するも
のであることを特徴とする路車間通信システム。 - 【請求項2】前記制御装置は、複数種類の副搬送波に、
各データを、データの用途に応じて割り当てていること
を特徴とする請求項1記載の路車間通信システム。 - 【請求項3】前記車載受信手段は、前記1つの種類の副
搬送波のデータと前記他の種類の副搬送波のデータとを
切り換える切換手段を有することを特徴とする請求項1
記載の路車間通信システム。 - 【請求項4】前記複数種類の副搬送波への分類は、副搬
送波を周波数軸上で複数のセグメントに分割することに
より行うことを特徴とする請求項1記載の路車間通信シ
ステム。 - 【請求項5】前記複数種類の副搬送波への分類は、同一
種類の副搬送波を周波数軸上でK(Kは一定の自然数)
本おきに配置をすることにより行うことを特徴とする請
求項1記載の路車間通信システム。 - 【請求項6】複数の路上アンテナを道路に沿って配置
し、道路に一連のセルを形成することにより車載装置と
の移動通信を可能にする路車間通信システムにおいて、 直交周波数分割多重方式 (OFDM;Orthogonal Frequ
ency Division Multiplex)で変調された信号を伝送する
ための制御装置と、 前記伝送された信号に基づき、同一周波数の電波を前記
セル内に放射するための路上送信アンテナ装置と、 前記路上送信アンテナ装置から放射されてくる電波を受
信するための車載受信アンテナ、およびこの車載受信ア
ンテナにより受信し復調を行う車載受信手段を有する車
載装置とを備え、 前記制御装置は、伝送するデータを複数種類に分類し、
分類された各データをそれぞれ周波数軸方向及び時間軸
方向に一定のパターンで配置をすることにより伝送する
伝送手段を有し、 隣りあうセルに配置された路上送信アンテナ装置が、1
つのパターンを使って互いに異なる内容のデータを送信
する場合は、これらの隣りあうセルに配置された路上送
信アンテナ装置は、他のパターンを使って前記異なる内
容のデータのうち、いずれか一方の、セル間で連続性が
要求されるデータを共通に伝送するものであることを特
徴とする路車間通信システム。 - 【請求項7】前記制御装置は、複数種類のパターンに、
各データを、データの用途に応じて割り当てていること
を特徴とする請求項6記載の路車間通信システム。 - 【請求項8】前記車載受信手段は、前記1つの種類のパ
ターンのデータと前記他の種類のパターンのデータとを
切り換える切換手段を有する請求項6記載の路車間通信
システム。 - 【請求項9】前記伝送手段は、分類された各種類のデー
タを含むデータを時間的組み替え処理した後、逆フーリ
エ変換処理することによりデータを伝送するものであ
り、 車載受信手段は、フーリエ変換したデータを、逆組み替
え処理することにより、分類された各種類のデータを得
るものである請求項6記載の路車間通信システム。
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JP11-49815 | 1999-02-26 | ||
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-
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