JP3404529B2 - 連続通信方式 - Google Patents

連続通信方式

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JP3404529B2 JP2000357910A JP2000357910A JP3404529B2 JP 3404529 B2 JP3404529 B2 JP 3404529B2 JP 2000357910 A JP2000357910 A JP 2000357910A JP 2000357910 A JP2000357910 A JP 2000357910A JP 3404529 B2 JP3404529 B2 JP 3404529B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続した狭域な通
信領域における路車間でなされる無線による情報通信シ
ステムにおける連続通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すような連続した狭域を移動す
る車載端末装置の通信領域切替ポイントにおける通信の
状態について、図を参照して説明する。図9は、連続し
た通信領域を移動する車載端末装置の、フレーム同期保
護方式による通信切替処理フローチャートである。この
フローチャート中に表記されている同期情報データは、
無線通信フレームの制御情報スロットに実装され、1フ
レーム長毎に検出可能である。
【0003】車載端末装置は、現通信領域において、フ
レーム同期中は、前方保護処理61において、前方保護
数Xフレーム連続して同期情報データが未検出の時、同
期はずれと判断する。フレーム同期情報データ検出処理
602により、受信データから同期情報データを抽出
し、1フレーム長毎にフレーム同期情報データを検出し
て、フレーム同期状態を保持する。この時フレーム同期
情報データが検出されるたびに同期情報データ未検出カ
ウンタクリア処理601により、同期情報データ未検出
カウンタ値はクリアされる。
【0004】同期情報データ未検出判定処理603にお
いて、フレーム同期情報データが未検出となった場合、
同期情報データ未検出カウンタインクリメント処理60
4により、未検出カウンタをインクリメントし、さらに
同期情報データ未検出カウンタ値判定処理605にて、
設定された前方保護数X以上か未満かの判定を行なう。
【0005】同期情報データ未検出カウンタ値判定処理
605において、前方保護数X未満と判定された場合、
同期情報データ未検出カウンタ値は、保持されたまま次
フレームで同期情報データ検出処理を行なう。また前方
保護数X以上と判定された場合、現通信領域の通信品質
が劣化したものと判断して同期はずれ状態となり、周波
数切替処理606によって、次通信領域の周波数に切り
替えて、後方保護処理62に移行する。
【0006】該後方保護処理62において、同期情報デ
ータ未検出カウンタセット処理607により、後方保護
数Yをカウンタセットする。フレーム同期情報データ検
出処理608によって、受信データから同期情報データ
抽出を行なう。同期情報データ検出判定処理609にお
いて、フレーム同期情報データが検出されない場合、同
期情報データ検出カウンタセット処理に戻る。同期情報
データが検出された場合、同期情報データ検出カウンタ
デクリメント処理610により、検出カウンタをデクリ
メントし、さらに同期情報データ検出カウンタ値判定処
理611にて、同期情報検出カウンタ値が0となったか
判定を行なう。
【0007】該同期情報データ検出カウンタ値判定処理
において、同期情報検出カウンタ値が0>0と判定され
た場合、同期情報データ検出カウンタ値は保持されたま
ま、次フレームで同期情報データ検出処理を行なう。ま
た同期情報データ検出カウンタ値=0判定された場合
は、同期確立状態となり、次通信領域の同報データ受信
を開始する。
【0008】前記したように、従来の技術では、現通信
領域から次通信領域への通信領域切替方法として、フレ
ーム同期情報データを任意のフレーム数X回連続未検出
で、現通信領域の通信品質劣化を判定し、次通信領域野
周波数に切替え、フレーム同期情報データを任意のフレ
ーム数Y回連続検出で、次通信領域の同期確率と判定
し、次通信領域へ通信を移行する方法を用いている。
【0009】前記のような従来技術において、フレーム
同期情報データが未検出の時に、車載端末装置はフレー
ムタイミングを再生することができず、当該フレームの
受信データは破棄されてしまう。該フレーム同期情報デ
ータがXフレーム連続して未検出となった場合、車載端
末装置は、現通信領域での無線通信フレームのフレーム
同期はずれと判定し、次通信領域での周波数に切替えて
次通信領域の後方保護処理を行い、Yフレーム連続して
フレーム同期情報データを検出した時、次通信領域での
同期確立と判定して通信を再開する。
【0010】従って従来の技術だと路側−車載端末間の
通信切断時間は、理論上、前方保護及び後方保護及び周
波数切替処理時間の和「(X+Y)フレーム時間+周波
数切替時間」となり、またフレーム同期情報データ未検
出は、受信電界レベルの劣化による該フレーム同期情報
データの誤りに起因するもので、この時該フレーム同期
情報データ未検出直前のフレーム内に存在する同報デー
タにも誤りが生じて、データが破棄されてしまう場合が
ある。従って実際の同報データの通信切断時間は、
「(X+Y)フレーム時間+周波数切替時間」以上と長
くなり、路側から連続して供される同報データに抜けが
生じて、同報通信における連続性を保てなくなるという
課題が生じる。
【0011】そこで本発明の目的は、前記従来における
技術のもつ問題を解消し、通信切断時間を短くし、路側
から供される同報データの連続性を保つ連続通信方式を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記のような
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、連続
した狭域な通信領域において、路側集中処理装置から提
供される同報データを数フレームに分割及び分割番号を
付加する機能を具備し、車載端末装置が原通信領域の無
線周波数から次通信領域の無線周波数へ切替えるため周
波数切り替え専用通信スロットを通信フレーム内の同報
データと個別データとの間に配した無線通信フレームを
送出し、また、通信制御スロットにて、次通信領域の小
端数情報を車載端末装置に提供し、通信領域が途切れな
いように配置された複数の路側装置と、連続して配置さ
れる該路側装置間のフレームの同期をとり、同報データ
を複数の各路側装置に対して同一タイミングで更新、提
供する路側集中処理装置と、現通信領域の路側装置から
提供される次通信領域無線周波数情報を保持し、外部か
ら提供される周波数切替情報を検出する機能を具備し、
周波数切替専用通信スロットにて現通信領域の無線周波
数から次通信領域の無線通信周波数に切替える機能を具
備した車載端末装置とで構成されることを特徴とするも
のである。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の路側装置において、初期接続要求用通信スロットを分
割された同報データの最後のフレームにおいて、周波数
切替用スロットに可変する機能を具備し、請求項1記載
の車載端末装置においては、初期接続要求時は同報デー
タの分割最終フレーム以外で初期接続要求チャネルを送
信し、周波数切替情報検出時は、同報データの分割最終
フレームにおいて、該初期初期接続要求用通信スロット
のタイミングで、現通信領域の無線周波数から次通信領
域の無線通信周波数に切替える機能を具備することを特
徴とするものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
車載端末装置において、周波数切替情報検出後、同報デ
ータの分割最終フレームにおいて、該車載端末装置に割
付けられた個別通信スロットの先頭部分で周波数切替通
知チャネルを生成して、路側装置に周波数切替処理に移
行することを通知するとともに、該個別通信スロット内
で、次通信領域の周波数切替通知チャネルを送り出した
後、該周波数切替通知チャネルとして認識できる機能を
具備することを特徴とするものである。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
連続した狭域な通信領域において、隣接する路側装置と
の通信領域のオーバーラップ区間が、 ・最高車速(m/sec)×フレーム長(msec)×
(同報分割フレーム数+1)〔m〕以上となるように配
置されることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照して説明する。図1、2は、本発明による連続通
信方式の第1実形態の処理フローチャート及び無線通信
フレームの構成図である。この図1、2において、1は
データ受信処理であって、受信フレーム内の制御スロッ
トデータ、同報データ等を受信する処理ブロックであ
る。2は周波数切替検出判定処理であり、例えば基点マ
ーカ等の外部から提供される通信領域の基点情報から周
波数切替情報が受信されたかを判定する処理ブロックで
ある。3は同報分割最終フレーム判定処理であり、フレ
ーム毎に分割された同報データのヘッダ部分に格納され
ている分割数M(Mは整数)及び分割番号を抽出し、分
割された同報データの最終フレームであるかを判定する
処理ブロックである。4は周波数切替専用スロットでの
周波数切替処理であり、周波数切替情報有及び分割最終
フレームと判定した時に、周波数切替専用スロットで周
波数切替通知チャネルの送信及び次通信領域への切替処
理を行なう処理ブロックである。
【0017】図3、4は、本発明の第2実施形態の処理
フローチャート及び無線通信フレームの構成図であつ
て、図1、2に示す第1実施形態おけるを周波数切替専
用スロットでの周波数切替処理4を、同報分割最終フレ
ームの初期接続要求用スロットでの周波数切替処理41
に置き換えたフローチャートである。
【0018】図5、6は、本発明の第3実施形態の処理
フローチャート及び無線通信フレームの構成図であっ
て、図1、2に示す第1実施形態おける周波数切替専用
スロットでの周波数切替処理4を、同報分割最終フレー
ムの個別通信スロットでの周波数切替処理42に置換え
たフローチャートである。
【0019】図7は、本発明の連続通信方式を用いた路
車間通信の一構成例を示し、図8は第1実施形態の動作
タイミングチャートの1例であって、通信フレーム長が
25msec、同報データ更新周期が100msec
(同報データは、4フレームに分割)とした場合の例で
ある。
【0020】図8に示す構成例において、車載端末装置
Aが、通信領域1の中間付近から通信領域2に向かって
進行するとする。車載端末装置Aが、通信領域1を移動
中、処理フローチャート上では、毎フレーム同報データ
受信処理を繰り返している。この時制御スロット受信時
は、制御スロット内に格納された次通信領域周波数情報
を取得、保持しておく。
【0021】車載端末装置Aが、通信領域2の基点マー
カに到達した時、車載端末装置Aは、周波数切替情報を
基点マーカから受信し、通信領域1から通信領域2への
周波数切替地点に到達したと判断する。これは図8に示
したタイミングチャート例において、同報分割1フレー
ム目の制御スロット付近である。
【0022】その後図1、2に示したフローチャートの
同報分割最終フレーム判定を、図5に示すようなタイミ
ングで行い、同報分割最終フレームの同報データのヘッ
ダ部分で周波数切替を判定する。さらに該同報分割最終
フレームの同報データと、データとの間に配した周波数
切替スロットにおいて、該周波数切替スロット内の分割
された任意のチャネルで、路側装置に対して周波数切替
通知を行い、保持してある次通信領域周波数情報に従っ
て、周波数切替専用スロットに続く個別スロットの区間
で、現通信領域の無線周波数から次通信領域の無線周波
数に切替える。
【0023】車載端末装置Aが、周波数切替スロット内
の分割された任意のチャネルで、周波数切替通知を発生
させる時、車載端末装置Aは、乱数発生により周波数切
替チャネル番号を生成して他の車載端末装置が同一フレ
ームで周波数切替通知を発生させた場合のタイミング衝
突を回避する。また周波数切替は、個別スロットが割当
てられている全体の時間で完了すれば良く、この時間は
車載端末装置の周波数切替に要する時間に比して充分な
時間である。
【0024】図7において、路側装置2から供せられる
無線通信フレームは、路側集中処理装置にて、路側装置
1とフレーム同期をとっているので、通信領域2に移行
した後の車載端末装置Aは、通信利用域1と同一のフレ
ームタイミングが得られるので、フレムータイミングを
生成し直す必要がない。したがって周波数切替後の次通
信領域での次フレームにてデータの受信が可能となる。
【0025】図3、4に示した第2実施形態の場合、周
波数切替処理41において、通常時は初期接続要求用ス
ロットに割付けられているスロットを、同報分割最終フ
レームのみ周波数切替スロットとして使用する。この時
初期接続要求用スロットは、第1実施形態と同じく通信
フレーム内の同報データと、個別データとの間に配する
ものとすれば、周波数切替時間は第1実施形態と同等で
あり、かつ周波数切替スロットを初期接続要求用スロッ
トと共有することができるので、通信フレーム内の個別
スロットの有効利用につながる。
【0026】さらに図5、6に示した第実施形態では、
周波数切替処理42において、周波数切替を行なおうと
している車載端末装置に割当てられた個別スロットの同
報分割最終フレームのタイミングで周波数切替を行うも
のであるが、ここで周波数切替スロットのスロット長
を、個別通信スロットと同一の100Byte(1By
te=8bit)、無線フレームでのデータ伝送速度を
512Kbps、周波数切替通知の情報長を16Byt
e(ヘッダを含む)とした場合に、周波数切替に割当て
られる時間は、以下のとおりとなる。 周波数切替時間=(1/512KHz)×(100−1
6)×8=1.3125(msec)
【0027】この値は、汎用のPLL−ICを用いたP
LL方式の発振器で実現可能であり、安価かつ容易に構
成することができる。すなわち周波数切替スロットとし
て、個別通信スロットの1スロット分のみの割当で充分
である。したがって第3実施形態では、他の車載端末装
置の初期接続要求処理にまったく影響を及ぼすことな
く、周波数切替が可能となり、同報データの連続通信を
維持することができる。
【0028】また周波数切替情報は、無線通信フレーム
に非同期で通知されるが、周波数切替情報取得から周波
数切替完了までに要する最大フレーム数は、同報データ
の分割フレーム数が4フレームの場合、約5フレーム
(同報分割最終フレームの同報データ受信タイミングで
周波数切替情報を検出した場合)である。今車載端末装
置Aの最高車速を180〔Km/h〕(50cm/se
c)と仮定し、最高車速で通信切替ポイントを通過する
場合、周波数切替に5フレームを要するとすれば、車載
端末装置Aは周波数切替情報取得タイミングから切替完
了まで6.25〔m〕進行することになる。すなわち図
4における通信領域1と、通信領域2とのオーバーラッ
プ区間、換言すれば、通信領域2の基点マーカから通
信領域1の通信が正常に行われない地点(車載端末装置
Aが受信感度点以下となる地点)までの距離を、6.2
5(m)以上確保することで、連続通信が可能となるこ
とがわかる。したがって隣接する路側装置との通信領域
のオーバーラップ区間が、最高車速(m/sec)×フ
レーム長(msec)×(同報分割フレーム数+1)
(m)以上となるように配置することで、より正確な連
続通信が可能となる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、前記のようであって、連続し
た狭域な通信領域を構成する複数の路側装置間の通信領
域切替において、オーバーラップ区間を設け、路側装置
間のフレーム同期をとり、また(同報データ分割数+
1)フレーム内で、周波数切替情報取得及び周波数切替
処理を実行することで、従来方式の課題である通信領域
切替時の同報データ通信切断時間を短時間に抑え、かつ
回路の大部分を制御ロジック又はソフトウエア処理で、
容易に実現することができ、車載端末装置の小型化が可
能であり、また通信フレーム周期、同報データ更新タイ
ミング及び車載端末装置の最高車速を考慮した隣接した
通信領域間のオーバーラップ区間を限定することで、路
側装置の配置設計が比較的容易に行なえるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の車載端末装置の処理フ
ローチャートである。
【図2】同上の無線通信フレームの構成図である。
【図3】本発明の第2実施形態の車載端末装置の処理フ
ローチャートである。
【図4】同上の無線通信フレームの構成図である。
【図5】本発明の第3実施形態の車載端末装置の処理フ
ローチャートである。
【図6】同上の無線通信フレームの構成図である。
【図7】本発明の路車間通信の動作例の説明図である。
【図8】本発明の第1実施形態の動作タイミングチャー
トの1例を示す図である。
【図9】フレーム同期保護方式による処理フローチャー
トの例を示す図である。
【符号の説明】
1 データ受信処理 2 周波数切替情報検出判定処理 3 同報分割最終フレーム判定処理 4 周波数切替専用スロットによる周波数切替処理 41 初期接続要求スロットによる周波数切替処理 61 前方保護処理 62 後方保護処理 601 同期情報データ未検出カウンタクリア処理 602 フレーム同期情報データ検出処理 603 同期情報データ未検出判定処理 604 同期情報データ未検出カウンタインクリメント
処理 605 同期情報データ未検出カウンタ値判定処理 606 周波数切替処理 607 同期情報データ検出カウンタセット処理 608 フレーム同期情報データ検出処理 609 同期情報データ検出判定処理 610 同期情報データ検出カウンタデクリメント処理 611 同期情報データ検出カウンタ値判定処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−108237(JP,A) 特開 平8−33008(JP,A) 特開2000−49898(JP,A) 特開2000−311290(JP,A) 特開2000−31892(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続した狭域な通信領域において、路側
    集中処理装置から提供される同報データを数フレームに
    分割及び分割番号を付加する機能を具備し、車載端末装
    置が現通信領域の無線周波数から次通信領域の無線周波
    数へ切替えるため周波数切替専用通信スロットを通信フ
    レーム内の同報データと個別データとの間に配した無線
    通信フレームを送り出し、また、通信制御スロットに
    て、次通信領域の周波数情報を車載端末装置に提供し、
    通信領域が途切れないように配置された複数の路側装置
    と、 連続して配置される該路側装置間のフレームの同期をと
    り、同報データを複数の各路側装置に対して同一タイミ
    ングで更新、提供する路側集中処理装置と、 現通信領域の路側装置から提供される次通信領域無線周
    波数情報を保持し、外部から提供される周波数切替情報
    を検出する機能を具備し、周波数切替専用通信スロット
    にて現通信領域の無線周波数から次通信領域の無線通信
    周波数に切替える機能を具備した車載端末装置とで構成
    されることを特徴とした連続通信方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の路側装置において、初期
    接続要求用通信スロットを分割された同報データの最後
    のフレームにおいて、周波数切替用スロットに可変する
    機能を具備し、請求項1記載の車載端末装置において
    は、初期接続要求時は同報データの分割最終フレーム以
    外で初期接続要求チャネルを送信し、周波数切替情報検
    出時は、同報データの分割最終フレームにおいて、該初
    期接続要求用通信スロットのタイミングで、現通信領域
    の無線周波数から次通信領域の無線通信周波数に切替え
    る機能を具備することを特徴とする連続通信方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車載端末装置において、
    周波数切替情報検出後、同報データの分割最終フレーム
    において、該車載端末装置に割付けられた個別通信スロ
    ットの先頭部分で周波数切替通知チャネルを生成して、
    路側装置に周波数切替処理に移行することを通知すると
    ともに、該個別通信スロット内で、次通信領域の周波数
    切替通知チャネルを送り出した後、該周波数切替通知チ
    ャネルとして認識できる機能を具備することを特徴とし
    た連続通信方式。
  4. 【請求項4】請求項1記載の連続した狭域な通信領域に
    おいて、隣接する路側装置との通信領域のオーバーラッ
    プ区間が、 ・最高車速(m/sec)×フレーム長(msec)×
    (同報分割フレーム数+1)〔m〕以上となるように配
    置されることを特徴とした連続通信方式。
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