JP3362537B2 - 電気自動車用駆動モータのフェールセーフ制御 - Google Patents

電気自動車用駆動モータのフェールセーフ制御

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JP3362537B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L3/00Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
    • B60L3/0023Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車のモータ制
御に用いられるベクトル制御において、コントローラを
構成するマイクロコンピュータまたは電流サーボ系の故
障を確実に検知してフェールセーフを行う電気自動車用
駆動モータのフェールセーフ制御に関する。 【0002】 【従来の技術】電気自動車に用いられる誘導モータの効
率を改善するために開発されたベクトル制御は、回転磁
場の位置と回転子の位置を検知し、最適なタイミングで
各極に電流を流す制御方式である。上記ベクトル制御方
式を行うためにマイクロコンピュータ(以下、マイコン
という。)を使用する必要がある。 【0003】上記ベクトル制御に用いられるマイコンか
ら構成される制御系の安全性を確保する為に、例えば、
図6に示すウオッチドックタイマ(以下、WDTとい
う。)101を用いたマイコン102の故障検知システ
ムがある。 【0004】上記故障検知システムは、マイコン102
のプログラム中に定期的、例えば、各サイクル毎に出力
を行うルーチン(図示せず)が設けられ、当該ルーチン
からの出力信号をプログラム走行信号として外部のWD
T101に出力する。 【0005】ここで、故障検知システムにおいて、WD
T101の出力が途切れた場合は、出力されるプログラ
ム走行信号をWDT101のリセット信号とし、リセッ
トが定められた期間に入力されない場合(例えば、マイ
クロプログラムの暴走等)WDT101によりマイコン
102がリセット信号を発生させてマイコンプログラム
の走行を停止させるものである。この場合、マイコン1
02にリセットをかけてプログラムの実行を停止させる
条件は、当該マイコン102に備えられている、例え
ば、RAM(図示せず)の1ビットを監視する。上記W
DT101によりリセットされると1ビットが反転され
てマイコン102は、プログラムの実行を停止させる
が、当該1ビットの示す制御内容が重要な場合がある。
しかし、1ビットのみではマイコン102の有する複雑
な故障モードの全てに対応することができず、マイコン
102の一部の機能の故障しか対応できなかった。従っ
て、故障を検知してリセットをかけるシステムには不具
合を生じる場合があった。 【0006】上記故障検知システムの不具合に対する対
応策としては、図7に示すマイコンの2重化システムが
考案されている。 【0007】上記マイコンの2重化システムにおいて、
マイコン103とマイコン104とは、同一のプログラ
ムにより同一の入力に対して演算を行う。演算後、マイ
コン103とマイコン104との出力を比較器105は
比較する。比較によりマイコン103およびマイコン1
04の機能が正常の場合は、マイコン103の出力1と
マイコン104の出力2とは同一であるため、比較器1
05から出力されずにマイコン103からの出力1によ
り制御が行なわれる。 【0008】一方、マイコン103またはマイコン10
4のいずれかに異常が発生した場合は、比較器105に
よる比較結果が不一致になる。比較結果が不一致になる
と比較器105は、マイコン103またはマイコン10
4が正常でないため、フェールセーフ信号及び警告信号
を出力して制御システムの安全性を確立するものであっ
た。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たマイコンの2重化システムを用いた故障検知システム
において、制御入力がディジタルで、且つ、誤差が累積
しないシステムの場合には不具合を発生しないが、電気
自動車のモータ制御に用いられるベクトル制御に適用し
た場合は、検出感度を上げることが難しいものであっ
た。特に、2重化システムのマイコン内部に積分系を有
する場合である。何故なら、2重化システムは、同一入
力で同一演算を行なえば同一出力になるが、例えば、ト
ルク指令のようにアナログ入力の場合はマイコン103
および104に同一入力するのが難しい。また、内部に
積分系を含む2重化システムは、入力されるアナログデ
ータをディジタルデータに変換するA/D変換の途中で
最下位ビットの信頼性が悪く、当該最下位ビットに誤差
等を生じると積分した結果の積分値が信頼できるか否か
の判断がしいくものであった。更に、高速でモータが回
転している場合に2相/3相変換器および電流制御器は
高速で作動しており、当該2相/3相変換器等をマイコ
ンで制御することは困難であった。 【0010】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、電気自動車用駆動モ
ータのフェールセーフ制御のシステムの故障に対する信
頼性を向上し、高速で作動している場合にもマイコンに
よる制御を可能とする電気自動車用駆動モータのフェー
ルセーフ制御を提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の第1の発明は、アクセル信号および
速度信号からモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モ
ータ1次周波数を演算して出力し、当該演算の途中結果
のトルク電流および励磁電流を出力する第1の制御手段
と、この第1の制御手段から出力されたトルク電流、励
磁電流を2相3相変換し、当該変換した3相のトルク電
流、励磁電流と駆動モータを駆動制御する3相電流とか
ら当該駆動モータをパルス振幅により制御するPWM信
号を出力するパルス幅変調制御手段と、前記パルス幅変
調制御手段に入力される前記3相電流を前記第1の制御
手段から出力された位相角を用いて3相2相変換し、ト
ルク電流の推定値および励磁電流の推定値を演算して出
力するトルク推定手段と、アクセル信号および速度信号
からモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モータ1次
周波数を演算して出力し、当該演算の途中結果のトルク
電流および励磁電流を出力する第2の制御手段と、前記
第1の制御手段から出力されたモータ1次電流振幅の絶
対値、位相角、モータ1次周波数と前記第2の制御手段
から出力されたモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、
モータ1次周波数との差の大きさをそれぞれ比較して当
該差の大きさが所定値以上で、所定時間継続する場合に
フェールセーフ信号を出力する第1の比較手段と、前記
トルク推定手段から出力されたトルク電流の推定値およ
び励磁電流の推定値と前記第2の制御手段から出力され
たトルク電流および励磁電流との差の大きさをそれぞれ
比較して当該差の大きさが所定値以上で、所定時間継続
する場合にフェールセーフ信号を出力する第2の比較手
段とを備えたことを要旨とする。 【0012】 【作用】上述の如く構成すれば、第1の発明は、電気自
動車用駆動モータのフェールセーフ制御において、前記
パルス幅変調制御手段によるモータ1次周波数の積分の
誤差を検出するため、トルク電流および励磁電流の基準
値とするトルク電流の推定値および励磁電流の推定値を
トルク推定手段は、前記パルス幅変調制御手段に入力さ
れる前記3相電流を第1の制御手段から出力された位相
角を用いて3相2相変換して演算する。 【0013】また、マイコンの2重化の誤差を検出する
ため、第1の比較手段は、前記第1の制御手段から出力
されたモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モータ1
次周波数と前記第2の制御手段から出力されたモータ1
次電流振幅の絶対値、位相角、モータ1次周波数との差
の大きさをそれぞれ比較して当該差の大きさが所定値以
上で、所定時間継続する場合にマイコンの2重化の誤差
が発生したと判断してフェールセーフ信号を出力する。 【0014】一方、前記パルス幅変調制御手段によるモ
ータ1次周波数の積分の誤差を検出するため、第2の比
較手段は、前記トルク推定手段から出力された基準値の
トルク電流の推定値および励磁電流の推定値と前記第2
の制御手段から出力されたトルク電流および励磁電流と
の差の大きさをそれぞれ比較して当該差の大きさが所定
値以上で、所定時間継続する場合にパルス幅変調制御手
段によるモータ1次周波数の積分の誤差が発生したと判
断してフェールセーフ信号を出力するので、システムの
故障に対する信頼性を向上し、高速で作動している場合
にもマイコンによる制御を可能にできる。 【0015】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 【0016】図1は本発明の電気自動車用駆動モータの
フェールセーフ制御に係る一実施例を示すブロック図で
ある。 【0017】上記電気自動車用駆動モータのフェールセ
ーフ制御は、マイクロコンピュータ(以下、M/Cとい
う。)1、PWM発生ブロック2、フェールセーフコン
トロール(以下、F/Cという。)3、フェールセーフ
ブロック4、電源部5および速度検出部6から構成され
ている。 【0018】上記M/C1はTP/Cインターフェース
7、ベクトル制御部8およびセンサ入力処理部9を備え
ている。TP/Cインターフェース7はアクセル信号を
M/C1内に取込み、ベクトル制御部8に出力する。 【0019】上記べクトル制御部8は、TP/Cインタ
ーフェース7から入力されたアクセル信号と速度検出部
6から入力される速度信号とからディジタルデータのモ
ータ1次電流振幅の絶対値、位相角を演算して、後述す
る直交ー極形式変換により変換する。変換された極形式
のモータ1次電流振幅の絶対値、位相角をべクトル制御
部8は、後述の2相3相変換器10、比較器17に出力
し、位相角をトルク推定器16に出力する。また、ベク
トル制御部8は、アクセル信号からすべり周波数を求
め、当該すべり周波数と速度信号とからモータ角速度を
求めて、当該モータ角速度とすべり周波数の和により極
形式のモータ1次周波数を演算して後述の2相3相変換
器10、比較器17に出力する。更に、ベクトル制御部
8は、前記演算の途中結果であるトルク電流、励磁電流
を後述の2相3相変換器10に出力する。センサ入力処
理部13は、トルク指令信号を作るための信号を各種信
号インターフェース(図示せず)から入力して処理を行
う。また、センサ入力処理部13は駆動モータ(図示せ
ず)およびIGBT温度、バッテリ電圧、アクセル開度
をA/D変換し、各種のディジタル制御入力処理を行
う。 【0020】PWM(パルス幅変調)発生ブロック2
は、2相3相変換器10、電流フィードバック回路11
およびPWM発生回路12を備えて、M/C1のベクト
ル制御部8から出力された後述の極形式のモータ1次電
流振幅の絶対値とモータ1次周波数とのディジタルデー
タに基づいて3相電流アナログ指令を発生、電流制御お
よびPWM信号を発生するものである。 【0021】上記2相3相変換器10は、ベクトル制御
部8から出力された極形式のモータ1次電流振幅の絶対
値、位相角、モータ1次周波数のディジタルデータに基
づき、モータ1次周波数を積分し、位相角との和を取っ
てモータの電気角θを演算する。また、2相3相変換器
10は、モータ電気角θに基づき3角関数発生回路(図
示せず)よりsin θを発生し、モータ1次電流振幅の絶
対値との乗算により後述する3相電流アナログ指令Iu
,Iv ,Iw を演算する。 【0022】電流フィードバック回路(以下、ACRと
いう。)11は、2相3相変換器10の出力である3相
電流アナログ指令と電流センサ(図外)により検知され
る電気自動車駆動モータ(図示せず)を駆動制御する3
相電流との差を取り、PI補償を行い、電流誤差信号と
してPWM発生回路12に出力する。PWM発生回路1
2は、ACR11から出力された電流誤差信号と前述の
ベクトル制御部8のキャリア波高値演算(図示せず)お
よびPWM発生ブロック2内の三角波発生(図示せず)
とからのキャリア周波数の3角波とを各相比較し、PW
M信号を発生する。また、PWM発生回路12は、フェ
ールセーフブロック4の指令により出力を停止する。更
に、PMW発生回路12は、発生されたPWM信号から
3相ブリッジ(図示せず)に供給する同時ONを防止す
るデッドタイムを差引いたIGBTドライブ信号を発生
する。 【0023】F/C3は、センサ入力処理部13、トル
ク補正演算部14、ベクトル制御部15を備えて、各種
センサの入力を受け、TP/Cインターフェース7で行
っているトルク補正演算相当の演算を行い、フェールセ
ーフブロック4に比較用信号として出力する。センサ入
力処理部13は、トルク指令信号を作るための信号をT
P/Cインターフェース7と同様にF/C3に入力して
処理を行う。また、センサ入力処理部13は、駆動モー
タ(図示せず)およびIGBT温度、バッテリ電圧、ア
クセル開度をA/D変換し、各種のディジタル制御入力
処理を行う。トルク補正演算部14は、TP/Cインタ
ーフェース7内で計算しているアクセル信号をもとにし
たトルク補正演算相当の演算を行う。ベクトル制御部1
5は、M/C1のベクトル制御部8と同等の演算を行う
が、但し、基本的にはトルク指令信号演算部14と同等
の制御周期で演算を行う。また、ベクトル制御部15
は、M/C1のベクトル制御部8と同様にモータ1次電
流振幅の絶対値、位相角およびモータ1次周波数を演算
して極形式のモータ1次電流振幅の絶対値、位相角およ
びモータ1次周波数を後述する比較器17に出力する。
また、ベクトル制御部15は、前記演算の途中結果であ
るトルク電流、励磁電流を後述する比較器18に出力す
る。 【0024】フェールセーフブロック4は、トルク推定
器16、比較器17および比較器18を備えている。ま
た、フェールセーフブロック4は、M/C1のベクトル
制御部8の出力とF/C3のベクトル制御部15との出
力を比較し、F/C3のベクトル制御部8から出力され
た演算の途中結果であるトルク電流および励磁電流とト
ルク電流の推定値および励磁電流の推定値とをそれぞれ
比較し、比較結果が所定時間の間、所定の値以上の場合
にフェールセーフ信号を出力するものである。上記トル
ク推定器16は、前述のPWM発生ブロック2のACR
11に入力される同一の3相電流をM/C1のベクトル
制御部8から出力された位相角を用いて後述する3相2
相変換式により3相2相変換してトルク電流の推定値、
励磁電流の推定値を演算して比較器18に出力する。比
較器17は、M/C1のベクトル制御部8の出力である
極形式のモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モータ
1次周波数とF/C3のベクトル制御部15の出力であ
る極形式のモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モー
タ1次周波数との差の大きさをそれぞれディジタル的に
比較する。比較により比較器17は、比較したそれぞれ
の差の大きさが所定のビット以上の値で、所定の時間継
続するとフェールセーフ信号を出力する。比較器18
は、F/C3のベクトル制御部15の出力の演算の途中
結果であるトルク電流、励磁電流とトルク推定器16の
出力であるトルク電流の推定値、励磁電流の推定値との
差の大きさをそれぞれ比較する。比較により比較器18
は、比較したそれぞれの差の大きさが所定の値以上で、
所定の時間継続するとフェールセーフ信号を出力する。
なお、比較器17、比較器18における所定の値は、適
用される駆動モータ等により異なる。また、所定の時間
の間、検知するのは突発的に発生するノイズ等を区別す
るためである。 【0025】上記電源部5は、CPUおよびディジタル
IC用5V、アナログIC用±15Vを12Vから作り
出す。速度検出部6は後述する回転センサの2重化シス
テムによる速度信号を検出してM/C1およびF/C3
に出力する。 【0026】ここで、図2を用いてベクトル制御による
誘導機のコントローラを示す。上記コントローラの有す
るトルク電流演算19と、励磁応答および励磁電流演算
20とは、磁束指令およびトルク指令に基づき、励磁電
流iq 、トルク電流id を演算し、電流制御PWMイン
バータ28に指令する。ここで、ベクトル制御における
誘導モータの電流、磁束の関係及び出力トルクは以下の
ようになる。 【0027】 【数1】但し、Mは相互インダクタンス、Rr は回転子抵抗、L
r は回転子自己インダクタンス、ωseはすべり周波数、
pは極対数、添字d,qは電源周波数ωで回転する直交
座標d−q軸の各成分、添字r,sのrは回転子の諸
量、sは固定子の諸量、Te は出力トルク 上式で 【数2】 なる条件を代入すると(1) 〜(3) 式は 【数3】 よって、すべり周波数ωseを(5) 式で制御すれば、トル
クは(6) 式、回転子磁束は(4) 式で表されることにな
る。 【0028】ここで、iqsをトルク電流iq 、idsを励
磁電流iφ、φdrをφn と書き換えると、(5) 式は、 【数4】 となり、図2において、すべり角周波数演算21はこの
ように行われる。 【0029】また、電源角周波数演算21は ω=ωse+ωr ・P …(8) として行われる。 【0030】また、(4) 式より、 【数5】 【外1】 のように演算できる。 【0031】更に、(6) 式より、 【数6】 と書けるからトルク目標値Tとφr を入力して(10)式
の如くiq を演算する。以上がベクトル制御の概要であ
る。 【0032】次に、こうして作られたiq ,id は電源
周波数で回転する直交軸上の量であり、このままではモ
ータに流す電流とはできないので、2相/3相交流座標
変換器24は、2相/3相変換を行う。 【0033】この為に、まず、一次周波数ωは積分器2
2により積分されて位相角θが求められ、これから三角
関数発生器23により三角関数 sinθ, cosθが求めら
れる。 【0034】そして、2相3相変換式 【数7】 により、3相交流量iu ,iv が求められ、PWMイン
バータ28の3相出力から電流センサ29a、29bに
より検出された電流によってフィードバック系を組込ん
だ電流制御インバータは、iu ,iv ,iw の3相電流
を制御する。 【0035】なお、PWMインバータ28の3相出力か
らIM30、エンコーダ31を介してモータ角周波数ω
r は、すべり角周波数演算等21に出力される。 【0036】以上がベクトル制御インバータの概要であ
る。 【0037】次に、直交ー極形式の変換を図3を用いて
説明する。 【0038】 【外2】れたモータ1次電流振幅の絶対値δ、モータ1次周波数
ω1 は、PWM発生ブロック2の2相3相変換器10に
出力される。 【0039】次に、本実施例の作用を説明する。 【0040】まず、ベクトル制御部8は、TP/Cイン
ターフェース7から入力されたアクセル信号と速度検出
部6から入力された速度信号とからディジタルデータの
極形式のモータ1次電流振幅の絶対値、位相角およびモ
ータ1次周波数を演算する。演算後、ベクトル制御部8
は、極形式のモータ1次電流振幅の絶対値、位相角およ
びモータ1次周波数を2相3相変換器10、比較器17
に出力し、当該位相角をトルク推定器16に出力する。
また、ベクトル制御部8は、前記演算の途中結果である
トルク電流、励磁電流を2相3相変換器10に出力す
る。 【0041】上記ベクトル制御部8から出力された極形
式のモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モータ1次
周波数のディジタルデータに基づき2相3相変換器10
は、モータ1次周波数を積分し、位相角との和を取って
モータの電気角θを演算する。また、2相3相変換器1
0は、モータ電気角θに基づき3角関数発生回路(図示
せず)によりsin θを発生し、モータ1次電流振幅の絶
対値との乗算により3相電流アナログ指令Iu ,Iv ,
Iw を演算する。演算後、出力された3相電流アナログ
指令と電流センサ(図外)により検知される電気自動車
駆動モータ(図示せず)を駆動制御する3相電流とをA
CR11は、差を取り、PI補償を行い、電流誤差信号
としてPWM発生回路12に出力して、PWM発生回路
12によりがACR11から出力された電流誤差信号と
キャリア周波数の3角波とを各相比較し、PWM信号が
発生される。 【0042】一方、F/C3のセンサ入力処理部13
は、トルク指令信号を作るための信号をTP/Cインタ
ーフェース7と同様にF/C3に入力して処理を行い、
トルク補正演算部14は、TP/Cインターフェース7
内で計算しているアクセル信号をもとにしたトルク補正
演算相当の演算を行う。また、ベクトル制御部15は、
M/C1のベクトル制御部8と同様にモータ1次電流振
幅の絶対値、位相角およびモータ1次周波数を演算して
比較器17に出力し、演算の途中結果であるトルク電
流、励磁電流を比較器18に出力する。 【0043】上記M/C1のベクトル制御部8から出力
された位相角を用いてトルク推定器16は、ACR11
に入力される同一の3相電流を3相2相変換式により3
相2相変換してトルク電流の推定値、励磁電流の推定値
を演算して比較器18に出力する。 【0044】上記M/C1のベクトル制御部8の出力で
あるモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モータ1次
周波数を比較器17は、F/C3のベクトル制御部15
の出力であるモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モ
ータ1次周波数とそれぞれディジタル的に比較する。比
較により比較器17は、比較したそれぞれの差の大きさ
が所定のビット以上の値で、所定の時間継続するとフェ
ールセーフ信号を出力する。また、比較器18は、F/
C3のベクトル制御部15の出力であるトルク電流、励
磁電流とトルク推定器16の出力であるトルク電流の推
定値、励磁電流の推定値とをそれぞれ比較する。比較に
より比較器18は、比較したそれぞれの差の大きさが所
定の値以上で、所定の時間継続するとフェールセーフ信
号を出力する。 【0045】これにより、比較器17の比較結果により
M/C1またはF/C3内の故障を検出可能にし、比較
器18の比較結果によりPWM発生ブロック2内の2相
3相変換器10等の故障も検出できる。また、低速でモ
ータが回転するときも高速にトルク発生の異常を検出で
きる。従って、電気自動車用駆動モータのフェールセー
フ制御のシステムの故障に対する信頼性を向上し、高速
で作動している場合にもマイコンによる制御を可能とす
る。 【0046】次に、アクセルセンサの2重化システムを
図4の回路図を用いて説明する。上記アクセルセンサの
2重化は、アクセルセンサ35a、アクセルセンサ35
b、差動アンプ36、コンパレータ37を備えている。
上記アクセルセンサ35aから検出されるアクセル信号
は、制御用アクセル信号として出力されとともに、差動
アンプ36の一端の入力端子に出力される。一方、アク
セルセンサ35bから検出されるアクセル信号は、差動
アンプ36の他端の入力端子に出力される。上記差動ア
ンプ36はコンパレータ37の一端の入力端子に接続さ
れて、アクセルセンサ35aのアクセル信号とアクセル
センサ35bとの偏差を出力する。上記コンパレータ3
7は、入力端子の他端が基準電圧に接続され、当該基準
電圧と差動アンプ37の出力とが相違する場合にF/S
(フェールセーフ)信号を出力する。 【0047】また、回転センサの2重化システムを図5
の回路図を用いて説明する。 【0048】上記回転センサの2重化は、回転センサ3
8a、パルスカウンタ39a、タイマー40aおよび速
度計測部41aを有する系と、回転センサ38b、パル
スカウンタ39b、タイマー40bおよび速度計測部4
1bを有する系と、データ比較器42とを備えている。
まず、回転センサ38aから検出される90度位相のず
れたA相及びB相のパルス信号は、パルスカウンタ39
aに入力されて、タイマ40aから指示される時間の間
までカウントされて速度計測部41aに出力される。速
度計測部41aは、入力されるパルス信号のカウント値
から速度信号を計測してデータ比較器42に出力すると
ともに、制御用速度信号として出力される。 【0049】また、回転センサ38b系も同様に動作さ
れ、速度計測部41bにより計測された速度信号はデー
タ比較器42に出力される。上記データ比較器42は、
速度計測部41aと速度計測部41bとから入力される
速度信号が不一致の場合にF/S(フェールセーフ)信
号を出力する。 【0050】上記回転センサの2重化のうち、パルスカ
ウンタ39a,39b、タイマー40a,40b、速度
計測部41a,41bおよびデータ比較器42は、図1
の速度検出部6を構成する。 【0051】以上より、アクセルセンサおよび回転セン
サを2重化システムにするので、アクセルセンサ35
a、35bおよび回転センサ38a、38bの出力信号
の信頼性を向上できる。 【0052】 【発明の効果】以上説明したように、第1の発明は、電
気自動車用駆動モータのフェールセーフ制御において、
前記パルス幅変調制御手段によるモータ1次周波数の積
分の誤差を検出するため、トルク電流および励磁電流の
基準値であるトルク電流の推定値および励磁電流の推定
値をトルク推定手段は、前記パルス幅変調制御手段に入
力される前記3相電流を第1の制御手段から出力された
位相角を用いて3相2相変換して演算する。 【0053】また、マイコンの2重化の誤差を検出する
ため、第1の比較手段は、前記第1の制御手段から出力
されたモータ1次電流振幅の絶対値、位相角、モータ1
次周波数と前記第2の制御手段から出力されたモータ1
次電流振幅の絶対値、位相角、モータ1次周波数との差
の大きさをそれぞれ比較して当該差の大きさが所定値以
上で、所定時間継続する場合にマイコンの2重化の誤差
が発生したと判断してフェールセーフ信号を出力する。 【0054】一方、前記パルス幅変調制御手段によるモ
ータ1次周波数の積分の誤差を検出するため、第2の比
較手段は、前記トルク推定手段から出力された基準値の
トルク電流の推定値および励磁電流の推定値と前記第2
の制御手段から出力されたトルク電流および励磁電流と
の差の大きさをそれぞれ比較して当該差の大きさが所定
値以上で、所定時間継続する場合にパルス幅変調制御手
段によるモータ1次周波数の積分の誤差が発生したと判
断してフェールセーフ信号を出力するので、システムの
故障に対する信頼性を向上し、高速で作動している場合
にもマイコンによる制御を可能にできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の電気自動車用駆動モータのフェールセ
ーフ制御の第1の実施例を示すブロック図である。 【図2】ベクトル制御による誘導機のコントローラを示
す回路図である。 【図3】直交ー極形式の変換を示す図である。 【図4】アクセルセンサの2重化システムを示す回路図
である。 【図5】回転センサの2重化システムを示す回路図であ
る。 【図6】マイコンの故障検知システムを示すブロック図
である。 【図7】マイコンの2重化システムを示すブロック図で
ある。 【符号の説明】 1 M/C 2 PWM発生ブロック 3 F/C 4 フェールセーフブロック 8、15 ベクトル制御部 10 2相3相変換器 11 ACR 16 トルク推定器 17、18 比較器

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 アクセル信号および速度信号からモータ
    1次電流振幅の絶対値、位相角、モータ1次周波数を演
    算して出力し、当該演算の途中結果のトルク電流および
    励磁電流を出力する第1の制御手段と、 この第1の制御手段から出力されたトルク電流、励磁電
    流を2相3相変換し、当該変換した3相のトルク電流、
    励磁電流と駆動モータを駆動制御する3相電流とから当
    該駆動モータをパルス振幅により制御するPWM信号を
    出力するパルス幅変調制御手段と、 前記パルス幅変調制御手段に入力される前記3相電流を
    前記第1の制御手段から出力された位相角を用いて3相
    2相変換し、トルク電流の推定値および励磁電流の推定
    値を演算して出力するトルク推定手段と、 アクセル信号および速度信号からモータ1次電流振幅の
    絶対値、位相角、モータ1次周波数を演算して出力し、
    当該演算の途中結果のトルク電流および励磁電流を出力
    する第2の制御手段と、 前記第1の制御手段から出力されたモータ1次電流振幅
    の絶対値、位相角、モータ1次周波数と前記第2の制御
    手段から出力されたモータ1次電流振幅の絶対値、位相
    角、モータ1次周波数との差の大きさをそれぞれ比較し
    て当該差の大きさが所定値以上で、所定時間継続する場
    合にフェールセーフ信号を出力する第1の比較手段と、 前記トルク推定手段から出力されたトルク電流の推定値
    および励磁電流の推定値と前記第2の制御手段から出力
    されたトルク電流および励磁電流との差の大きさをそれ
    ぞれ比較して当該差の大きさが所定値以上で、所定時間
    継続する場合にフェールセーフ信号を出力する第2の比
    較手段と、 を備えたことを特徴とする電気自動車用駆動モータのフ
    ェールセーフ制御。
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