JP3362169B2 - 炭素被覆光ファイバの作成方法および装置 - Google Patents

炭素被覆光ファイバの作成方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバのための気密
被覆(hermetic coating)に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバにはシリコ−ンやポリウレタ
ン・アクリレ−ト等のような樹脂よりなる耐摩耗性の被
覆が設けられている。このような被覆は通常光ファイバ
が延伸されるときにオンラインで添着され、ファイバ引
張り工程時に表面摩耗を回避するようになされている。
現在のところ、種々の被覆があるが、それらはファイバ
を摩耗から保護するが腐食や水素拡散からは保護しな
い。
【0003】水を含めて種々の化学成分がファイバと反
応してそれの光学的特性を破損しかつそれの機械的強度
および静的疲労耐性を弱めることになる。ファイバの表
面における微小亀裂が、特にファイバが応力状態にある
場合に、化学的侵食を受けやすい領域を生ずる。ファイ
バ応力は亀裂を開き、その亀裂の先端部における化学結
合に歪みを集中することになる。これらの歪みを受けた
結合は化学的侵食をさらに受けやすく、そのため腐食に
よって微小亀裂が拡大されることになる。このような微
小亀裂の成長がファイバの強度を弱め、静的疲労あるい
は突然の破断を生ずることになる。
【0004】静応力状態にある光ファイバが破断するま
での時間tsに対する応力腐食の影響は亀裂速度指数nに
よって一部決定される。通常、大きい値のnを有するフ
ァイバは、通常の値の印加応力では、tsの値も大きい。
つまり、ファイバが比較的短い試験期間の間に破断しな
ければ、通常の使用状態では長時間それが継続すること
は確実である。光ファイバの強度および疲労特性につい
ては、オプティカル・アンド・クオンタム・エレクトロ
ニクス(Optical and Quantum Electronics)、vol. 22、
pp.227-237におけるケイ・イ−・ル−外による「気密被
覆された光ファイバの機械的および水素特性」を参照さ
れたい。
【0005】ファイバ内への水素の拡散はファイバの光
学的性能に対して悪影響を及ぼす。光ファイバが設置さ
れた後で減衰の増加が生じて、システムが一時的に動作
不能になる恐れがある。
【0006】下記のテストは、水素に対する炭素被覆の
透過性を決定するために用いられた。1 kmの長さを有す
るファイバが11気圧の水素を含んだ85℃のチャンバ内に
20日間入れられた。減衰が1242nm水素吸収帯域で測定さ
れたが、その測定された減衰は炭素被覆がが有効な水素
障壁であるがどうかの表示である。例えば、0.2 dB/km
の水素障壁係数は、ファイバの減衰が20日間のテストの
間に1242nmにおいて0.2dB/kmだけ増加したことを意味す
る。20日後における0.02〜0.2dB/kmの水素障壁係数は良
好と判断され、0.02dB/kmであれば優秀と判断される。
水素障壁がない場合には、85℃の水素11気圧に露呈され
た場合には、ファイバの水素吸収は、3日以内に50 dB/
kmに達するであろう。
【0007】金属やセラミックの被覆を用いられてお
り、微小亀裂劣化の軽減に成功しているが、その程度は
まちまちである。しかし、このような被覆は水素に対し
ては十分に不浸透性ではない。
【0008】炭素被覆は耐水性を有しかつ高強度の光フ
ァイバを生ずることが知られている(米国特許第418362
1号参照)。種々の理由のために、光ファイバに炭素を
沈積させようとした初期の試みでは、水分および/また
は水素に対して不浸透性の被覆を作成することはでき
ず、また被覆したファイバを長い長さで作成することも
できなかった。例えば、米国特許第4512629号は、スパ
ッタリングで沈積された300オングストロ−ムの炭素被
覆ではnは30.3にすぎず、また化学的蒸気沈積によりオ
ンラインで沈積された100オングストロ−ムの炭素被覆
の場合にはnの値は僅かに8で逢ったと報告している。
従来の被覆装置の他の難点は、炭素被覆した光ファイバ
を1メ−トル/秒以上の延伸速度で作成することができ
ないことである。これらの難点について示すために従来
技術の種々の被覆装置について下記に説明する。
【0009】図1は光ファイバ10上に熱分解炭素の被
覆を沈積させるための典型的な従来装置を示している。
トラクタ手段(図示せず)が、炉12によって加熱され
るプリフォ−ムの下端部からファイバ10を引く。延伸
タワ−には炭素被覆形成装置13、ファイバ冷却用チュ
−ブ14および耐摩耗性材料の被覆がファイバ上に形成
される被覆形成手段15が配置されている。炉12と装
置13の間には直径測定装置が配設されうる。延伸時の
炭素被覆の固有抵抗を測定しかつそれによって被覆の連
続性および厚みの表示を与えるためにQメ−タのような
装置が装置13の下方に配設されうる。被覆の厚みを電
気的に測定するための非接触装置が米国特許第4593244
号および第3679968号に開示されている。被覆したファ
イバの端部における被覆の固有抵抗はQメ−タを較正す
るための接触装置によってオフラインでその後に測定さ
れ得る。
【0010】装置13は第1の隔離室19、反応室20
および第2の隔離室21を具備している。室19および
20は小径の開口22aによって連結されており、また
室20および21は小径の開口22bによって連結され
ている。反応室20を周囲雰囲気から隔離している隔離
室19および21はそれぞれ小径の開口22cおよび2
2cを有している。取入れ口23および24を通じて室
19および21にそれぞれ不活性ガスが流れ、これらの
室に開口22cおよび22d内への大気の流入を制限す
るのに十分な気圧を与える。矢印25aおよび26aで
示されているように、種々の従来装置は反応ガスが管2
5または26に流入し、かつ反応生成物が対向した管か
ら流出するようになされている。一般に、反応ガスはフ
ァイバの一側に向って流される。光ファイバ10は開口
22cから装置13内に導入され、隔離室19、反応室
20および第2の隔離室21を通過し、そして開口22
dを通って装置から外に出る。
【0011】反応のための熱の少なくともある程度が延
伸されるファイバの熱によって供給される。補助加熱手
段が存在しない場合には、反応室内のファイバの温度は
ファイバの直径、延伸速度および1/Lに依存する。このL
は炉内におけるプリフォ−ムのネックダウン部分からの
距離である。例えば、延伸速度が低い場合には、ファイ
バが反応室に入る前にまたはファイバが反応室内にある
間にそのファイバを加熱することによって、あるいは反
応ガスが反応ゾ−ンに到達する前にその反応ガスを加熱
することによって反応速度または効率を増大することが
できる。加熱コイル27は種々の形式の補助加熱手段を
示している。ガスを予熱する技法では、炭素が装置上に
過剰に沈積するファイバの表面から十分に離れた位置で
反応が生ずるようになし得る。このような炭素の沈積は
開口22aおよび22bで生じ、ファイバを侵食または
弱化することになり得る。このような反応の生成物は排
出管を通って流れてフィルタを詰らせるかあるいは他の
態様で流れを制限し、プロセスの流れ条件をアンバラン
スにする。また、装置から粒子が剥がれて開口22dを
通ってコ−タ15に落下し、樹脂被覆に混入して被覆フ
ァイバを劣化させることになる。
【0012】ヨ−ロッパ特許出願第EP 0 374 926号公報
は、反応をより効率的に進行させる条件の下で反応室に
原料を供給すべきことを教示している。その公報は、
(a)反応室の直径が小さすぎる場合には、炭素ス−ト
が反応室の内壁の表面上に沈積され、ファイバの長い長
さ部分に良質の炭素を被覆することができない、(b)
反応室の直径が大きすぎる場合にはガス状原料が適切に
流れないと述べている。その公報は従って反応室の直径
は少なくとも2.5 cmであり、好ましくは約4 cmより大き
くないようにすべきであると結論づけている。
【0013】しかし、反応室が本発明に従って設計され
た場合には、内径(ID)が約1 cmあるいはそれより小
さくても、内壁上には実質的に炭素ス−トは沈積しな
い。事実、約1 cmより大きい反応室直径では、多量のふ
わふわしたス−トが生じ、それが多くの表面に付着して
反応器を詰らせた。
【0014】図2は特公昭52-83339公報に開示されてい
る形式の従来技術の反応器を示している。被覆形成装置
30は反応物供給チュ−ブ31と、一対の隔離室32お
よび33を具備している。反応ガスRGは供給室34と
供給穴35を通ってチュ−ブ31に供給される。供給穴
35より上におけるチュ−ブ31の長さの殆どが、熱の
損失を防止する脱気された室36によって包囲されてい
る。反応生成物は排出室37と取り出し管38を通って
流れる。
【0015】ファイバ50が装置30を通じて延伸され
ると、それが開口41および42を通じてチュ−ブ31
の先端部と開口42との間に配置された領域43内に空
気を引き入れる。開口421を通じての空気の吸入は、
液体を供給するための吸入開口40を有する液体隔離室
33によって妨害される。その液体は耐摩耗性被覆材料
であってもよく、その場合には、ヘリウムのような冷却
ガスが管47内に流入され、ファイバをそれが被覆材料
中に入る前に冷却する。室32は窒素のような不活性ガ
スの吸入開口39を有するガス隔離室であり、そのガス
の一部分は開口41から流れてファイバ50が反応器に
入る場合にそのファイバから空気を掃き散らす作用をす
る。
【0016】図2の装置では、反応ガスは穴35と先端
部44との間の比較的長い距離にわたってファイバ50
とは反対の方向に流れ、ガスの温度は流れに伴って上昇
する。この反応ガスの加熱は比較的細いチュ−ブ31を
用いることによって高められ、それによって反応ガスが
ファイバの近くを通過させられる。距離aが約16 cm、
チュ−ブ31の直径が9 mm、先端部44の直径が5 mmで
ある装置では、先端部44の下方で生ずる反応によって
炭素の堆積が生じ、それが迅速にチュ−ブ31に充満し
た。装置30で生じた反応では緩くてふわふわした炭素
を生じた。チュ−ブ31内におけるこの堆積の形成は、
反応ガスとヘリウムとの結合した上方向の流れを、反応
を上方に領域43まで移動させるのに十分な流量に増大
させることによって実質的に排除できる。被覆形成装置
へのおよびその装置からのすべての流れ、すなわち管3
8に印加される真空および取入れ口39、47および4
6への窒素、ヘリウムおよび反応ガスの流れが処理を最
適化しかつ反応を領域43内で発生させるように注意深
く調節されなければならない。反応ガスまたはヘリウム
の流れを増大させると反応をより高い点で生じさせるこ
とになる。反応の点が高すぎると、表面48上に炭素が
沈積し、低すぎると、先端部44上に炭素が沈積し、こ
れらの沈積は比較的短い稼働の後で生じた。これによっ
て、ファイバが通る細い穴が詰った。沈積物は最終的に
はファイバに接触してそれを破断させた。さらに、ファ
イバの気密特性がガス流量の小さい変化によって影響を
受けた。
【0017】図2の反応器は信頼性のある気密反応を生
じない点で比較的不安定である。その反応はファイバが
約1〜2 km線引きされるまでは安定しなかった。このた
め初期に作成されたファイバは疲労保護が十分でないた
めに廃棄しなければならなかった。炭素被覆は稼働全体
にわたって均一ではなかった。稼働の開始時におけるフ
ァイバの被覆固有抵抗は11 kΩ/cmであり、稼働の終り
では6 kΩ/cmであった。
【0018】図2の装置から安定なファイバ(100より
大きいn値を有する)を作成するためには、被覆固有抵
抗は6 kΩ/cmと11 kΩ/cmの間でなければならなかっ
た。所要の固有抵抗を得るために十分な被覆の厚さを与
えるために最小限の反応ガスの流れが必要とされた。一
回の稼働での最大長さ(ス−トがコ−タを汚す前に図2
の装置で作成された全部のファイバ)や約10 kmであっ
た。一回の稼働での平均長さ(ス−トがコ−タを汚す前
に作成された全部のファイバ)は8 kmであり、作成され
たうちで安定したファイバの最大長さは6 kmと8 kmの間
であった(ある程度のファイバが摩耗した)。
【0019】この形式の反応室は低い延伸速度ではファ
イバの温度が低いから良好に機能した。約1メ−トル/
秒以上の高い延伸速度では、ファイバは上方に移動する
反応ガスに過剰な熱を伝達するのに十分に熱いので、望
ましくない炭素堆積の問題を誘起する。速い延伸速度で
沈積した被覆は水素透過に対してある程度の耐性を生じ
た。本発明は延伸処理を終了させるような有害な炭素堆
積を伴うことなしに良好な水素障壁を有するファイバを
与える。
【0020】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は装置
の詰りを生ずることなしに光ファイバの長い長さ部分に
対して連続した良好な品質の気密被覆を添着させるため
の方法および装置を提供することである。他の目的は、
比較的高い延伸速度で作成されている光ファイバに炭素
質の気密被覆を添着させるための方法および装置を提供
することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面は、
炭素被覆した光ファイバを作成する方法に関係してい
る。光ファイバが加熱されたガラス体から反応チュ−ブ
を通じて延伸される。反応ガスがチュ−ブに流入されフ
ァイバ上を流れ、そのファイバの熱によってそこで反応
して(a)ファイバ上の炭素被覆および(b)反応生成
物を形成する。その反応ガスと反応生成物はファイバの
移動方向に流れ、チュ−ブの端部から流出し、そして制
御された雰囲気内に流入する。反応ガスはチュ−ブに流
入する場合およびチュ−ブから出た後でも反応し続け
る。チュ−ブの長さはその中に反応生成物が実質的に沈
積しないようになされている。
【0022】反応ガスは供給室を通り、それからその反
応ガスの1つ以上の環状流れをファイバに向けて送るガ
ス供給手段を通って流れる。反応ガスはファイバの軸線
に体して直交関係または非直交関係の方向にファイバ上
に流れることができる。
【0023】ガスが流入する制御された雰囲気は、ファ
イバが反応チュ−ブを出た後で入る受入れ室内に含めら
れ得る。受入れチュ−ブの直径は反応チュ−ブの直径よ
り大きく、それによって反応生成物の少なくともある程
度のものが、ファイバ延伸処理に対して実質的に悪影響
を及ぼさないその受入れチュ−ブの表面上に沈積する。
【0024】ファイバは受入れ室から移動する場合、そ
の受入れ室内への周囲の空気の流入を制限する隔離室を
通過することができる。反応チュ−ブと受入れ室との中
に好ましいガス流れ条件を確立するためにガスを受入れ
室から排出することができる。
【0025】本発明の他の局面は炭素被覆した光ファイ
バを作成するための装置に関係している。延伸した光フ
ァイバを作成するためのソ−ス手段と、反応チュ−ブ
と、ファイバに耐摩耗性の被覆を添着させるための手段
と、それらの構成要素を通じてファイバを延伸するため
の手段を具備したファイバ延伸装置が現在存在してい
る。本発明によれば、反応器はソ−ス手段の方を向いた
ファイバ取入れ端部とそれに対向したファイバ取り出し
端部を有する反応チュ−ブを具備している。反応チュ−
ブの取り出し端部は受入れ室に連通しており、反応チュ
−ブはこの受入れ室内に突入していることが好ましい。
受入れ室の内径は反応チュ−ブの内径より大きい。
【0026】反応物である炭化水素ガスを反応チューブ
に流入させるための手段が設けられる。この炭化水素ガ
スとしては、容易に分解してファイバ上に炭質被覆を生
ずるガスが選択される。反応チューブはその中のファイ
バの温度が(a)ファイバ上の付着性炭素被覆と(b)
反応生成物を形成する反応を生じさせるのに十分なだけ
高くなるようにソース手段に対して十分に接近してい
る。反応ガスと反応生成物とを反応チューブを通じて取
り出し端部から受入れ室内に流入させるための手段も設
けらられている。
【0027】反応室内に反応ガスを流入させるための手
段はガス供給室と、このガス供給室から反応ガスを受取
りかつ反応ガスの1つ以上の環状流れをファイバに送る
ための手段を具備し得る。この少なくとも1つ以上の環
状流れを送るための手段は反応チューブの周囲に沿って
離間された複数の供給穴よりなり得る。受入れ室は反応
チューブに対向していて受入れ室内への周囲の空気の流
入を制限する隔離室手段と、それからガスを排出させる
ための手段とを具備し得る。
【0028】反応チューブの内径は0.3cmと1.0
cmとの間であることが好ましい。反応チューブの寸法
は、チューブの取り出し端部と上記反応室内に反応ガス
を流入させるための手段との間の距離が3cmと10c
mの間であるようにするのが好ましい。受入れ室の内径
は2.5cmと10cmとの間であることが好ましく、
かつこの受入れ室の長さは10cmと50cmの間ので
あることが好ましい。
【0029】
【実施例】図3を参照すると、本発明に従って設計され
た被覆形成装置52が示されている。この装置52は上
方隔離室53、反応室54、受入れ室55、および下方
隔離室53を含んでいる。反応室はトボムチップ58を
有するチュ−ブ57内に配置されている。受入れ室55
は反応生成物がそれを通じて排出され得る取り出し管6
0を必要に応じて設けられた容器59内に配置されてい
る。取入れ口61および62はそれぞれ室53および5
6に不活性ガスを与える。反応ガスRGは取入れ口6
3、供給室64および供給穴65を介して室54内に供
給あれる。
【0030】反応ガスは、環状流れとしてあるいは反応
室のまわりで離間された複数の噴流(ジェット)として
ファイバ67に対して内方に送られる。反応物流れはフ
ァイバに沿った単一の軸線方向位置において(図3に概
略的に示されている)あるいは複数の軸線方向位置にお
いてファイバに衝突し得る。反応ガスはファイバに対し
て直交関係をもってあるいはその直交関係に対してある
角度をもって送られ得る。反応ガスがファイバに対して
小さすぎる角度をもって下方に向けられて室54内に流
入されると、ガスがチュ−ブ57に接近しすぎて十分な
被覆を形成することができなくなる。室54は、反応ガ
スがこの室内に導入された後ではファイバに比較的接近
した領域に閉じ込められるように直径を比較的小さくな
されている。室54の直径bは約0.3 cmと1.0 cmとの間
であり、約0.5 cmであるのが好ましい。最小直径は、フ
ァイバが装置に接触しないのに十分なでけ大きくなけれ
ばならない。直径が約1.0 cmより大きい場合には、反応
ガスがファイバに効率的に輸送されず、反応が不安定と
なる。
【0031】ガス導入領域が反応室の頂部を画成し、フ
ァイバはその領域で最も熱くなる。反応ガスがファイバ
に接触すると直ちに反応する。未反応のガスと消費され
たガスはチュ−ブ57中をファイバと一緒に下方に流
れ、それらのガスがそのチュ−ブ中を下方に流れている
あいだ反応が持続する。その反応の殆どがチュ−ブ57
内で生じ、室55内でもある程度の反応が生ずる。反応
生成物のうちのある程度の量が所望の被覆をファイバ上
に形成する。
【0032】ファイバの表面近傍で生ずる反応生成物の
うちのある程度の量がチュ−ブ57中を下方に流れるに
つれてファイバから離れるように半径方向に流れる。反
応室は所定の被覆厚みが形成されるのに十分な軸線方向
長さにわたって反応物をファイバの近傍に閉じ込めるの
に十分なだけ長くなければならない。しかし、反応ガス
注入の平均の点とボトムチップ58との間の長さcは、
その中に反応生成物が実質的に堆積しないように十分短
くなければならない。例えば一回の100 km延伸稼働の後
ではチュ−ブ57の内側に反応生成物が若干堆積して適
度な脱色を生じることがありうる。しかし、このような
若干の堆積は本発明の目的のためには取るに足りない。
図3Aを参照すると、反応生成物66は最初にファイバ
67の近くで生じ、そしてチップ58の方に流れるにつ
れてファイバから離れるように移動し続ける。もしチュ
−ブ57が長すぎれば、すなわち長さcより長ければ、
堆積66cが生ずる。内径(ID)が1 cmの反応チュ−
ブ57では、長さcは通常約5〜6.5 cmである。この長
さは多分ファイバの温度、反応チュ−ブの直径、反応ガ
スの流量等のようなプロセス・パラメ−タに依存するで
あろう。
【0033】反応生成物は、チュ−ブ57から出た後、
受入れ室55に入る時にファイバの表面からさらに離れ
る。反応生成物はその室の壁に沈積し、そこではその堆
積はファイバ延伸または被覆処理を妨害しない。容器5
9のIDが少なくとも約2.5cmであれば、反応生成物の
堆積は問題とならない。容器59が過度に大きくても利
点はなく、約10 cm程度の直径が実用上の上限であると
考えられる。反応生成物がファイバから離れられるよう
にするためには、受入れ室の長さは少なくとも10 cmで
なければならない。50 cmの長さが実用上の最大長さで
あり、約25 cmの長さが好ましい。容器59の側面と底
面上に油状膜が形成される。処理が進行するにつれて、
その膜は厚みを増し、炭化(char)して固体の黒い被覆に
なる。この固体の被覆は悪影響を生じない。しかし、室
55が10 cmより短いと、反応生成物が容器59の壁と
底に集って室56への通路を詰らせることになる。
【0034】100km以上の各延伸稼働の後で、反応器が
延伸タワ−から取外されて解体される。容器59が各延
伸稼働後に清掃される。チュ−ブ57は100 kmの延伸稼
働を少なくとも2回行うまでは清掃する必要はない。こ
れらの装置は空気中で加熱して堆積物を酸化させること
によって清掃される。
【0035】室55は制御された雰囲気を閉じ込めるた
めの手段として機能する。この雰囲気の顕著な特徴はそ
れの最少限の酸素含有量である。例えば炭素被覆された
熱いファイバがチュ−ブ57から空気中に出ると、その
結果生ずる酸化によって炭素被覆が破損されることにな
る。おそらく、ファイバがチュ−ブ57から出るときに
そのファイバに不活性ガスの流れを送りつけることによ
っても制御された雰囲気が得られる。
【0036】好ましい実施例が図4および図5に示され
ており、この実施例では、側璧74、底壁75およびカ
バ−84を有する容器が受入れ室76を構成している。
隔離室77はそれに不活性ガスを供給するための取入れ
口78を有している。取り出し開口80には短いチュ−
ブ79が連結されている。チュ−ブ81が容器の底75
における開口82から室77の底壁に向って延長してお
り、このチュ−ブ81の底に小さい間隙83が形成され
る。室76には壁74の底の近くに排気取り出し口が必
要に応じて設けられる。
【0037】図4を参照すると、カバ−84上に配置さ
れたハウジング手段85および86がそれぞれ供給室8
7および隔離室88を画成する。手段85および86の
上壁にはそれぞれ開口89および90がもうけられてお
り、これらの開口をファイバが通過する。チュ−ブ91
はカバ−84を貫通しており、そしてそれの上端部が開
口89の拡大された部分内に嵌入している。チュ−ブ9
1の供給室87内の部分は1つ以上の組の供給穴92を
有しており、図面には5つの組の穴が示されている。反
応ガスは取入れ口94を通じて室87に供給され、そし
て不活性ガスは取入れ口95を通じて室88に供給され
る。この実施例では、距離cはチップ93から中間の組
の供給穴までとして測られる。
【0038】他の好ましい実施例が図6にしめされてお
り、容器の側璧98、トップカバ−99およびボトムカ
バ−10で受入れ室97を形成している。排気ガスは取
り出し管101を通じて室97から除去される。
【0039】軸穴109を有する下方隔離室ハウジング
103がトップカバ−101に取り付けられている。ハ
ウジング103の上方部分111は室97内に上方に突
出している。底壁100上に油状の反応生成物が沈積す
ると、その沈積物が炭化して固体物質となる前に穴10
9内に入り込むのを部分111が阻止する。ハウジング
103の上方部分に配置された第1の下方隔離室102
はそれに不活性ガスを供給するための取入れ口104を
有している。ハウジング103の下方部分に配置された
第2の下方隔離室105はそれに不活性ガスを供給する
ための取入れ口106を有している。室102および1
05はそれぞれ環状スロット107および108で穴1
09に連通している。各室102および105の断面積
は半径の減少に伴って減少するので、これらの室は比較
的高速のガス流を生ずるノズルとして機能する。室10
2は、窒素のような不活性ガスがスロット107から上
方向に流れるような角度で穴109と交差している。こ
の窒素流が室97から穴109内への反応物と反応生成
物の流れを減少させる。室105は、ヘリウムのような
不活性ガスがスロット108から下方向に流れるような
角度で穴109と交差する。このヘリウムの流れが穴1
09内への空気の流れを減少させかつファイバを冷や
す。
【0040】軸穴120を有する上方室ハウジング11
9はトップカバ−99に取り付けられている。ハウジン
グ119の上方部分に配置された上方隔離室121はそ
れに不活性ガスを供給するための取入れ口122を有し
ている。ハウジング119の下方部分に配置された供給
室124はそれに反応ガスを供給するための取入れ口1
25を有している。室121および124はそれぞれ環
状スロット123および126で穴120と連通してい
る。各室121および124の断面積が半径の減少に伴
って減少するので、これらの室はそれからガスが上方向
に流れるような角度で穴120と交差している。室12
4は上方に傾斜して図示されているが、下方に傾斜して
いてもよく、あるいはファイバ118に対して直交関係
をもって配置されてもよい。
【0041】下記んも実施例は本発明の装置で作成され
た炭素被覆の品質と、その装置の動作における改良点を
示している。これらの各実施例では、延伸炉の中心と反
応器の頂部との間の距離は33 cmであった。上記の装置
は5メ−トル/秒と11メ−トル/秒との間の延伸速度で
動作することができる。下記の特定の実施例では、延伸
速度は9メ−トル/秒である。異なる延伸速度が用いら
れる場合には、それに応じて流量を調節しなければなら
ない。下記の実施例はすべて、直径125μのファイバの
被覆を含んでいる。それより直径の大きいファイバが用
いられる場合には、ファイバの温度が高くなり、かつ反
応器の詰りを生ずることなしに延伸できるファイバの長
さは小さくなる。
【0042】反応器A 図4および図5について説明した実施例に従って反応室
が構成された。室88は直径が2.9 cm、そして軸線方向
の長さが1.5 cmであった。室87は直径が2.9cm、そし
て軸線方向の長さが2.4 cmであった。開口90の直径は
4 mmであった。室77は直径が6.4 cmであり、軸線方向
の長さは5 cmであった。チュ−ブ79および81の長さ
は1.9 cmおよび4.9 cmであり、それらの内径は0.7 cmで
あった。間隙83は約1 mmであった。チュ−ブ91は内
径が5 mm、外径が8.9 mmであった。穴92の組間の軸線
方向間隔は5 mmであった。5つの組の穴の各組は直径0.
109 cmの穴を8つ含んでおり、40箇の穴の全断面積は0.
375 cm2であった。チュ−ブ91はカバ−84から4.5 c
mだけ延長して室76内に入っており、距離cは6.5 cm
であった。排気口は室76の底から5 cmのところに配置
された。
【0043】室87内へのメチルアセチレンの流量は0.
1 slpmと0.4 slpmの間であった。0.1 slpmではある程度
の不安定性があったので、疲労は良くなかった。許容し
得る疲労のための反応ガスの最少流量は0.15 slpmであ
り、良好な疲労および良好な水素障壁のための好ましい
流量は0.2 slpmであった。0.4 slpmより大きい流量では
強度が低下しかつ延伸稼働も短くなった。室77および
88に2.0 slpmで窒素が流入された。排気流は1.5 slpm
であった。
【0044】チュ−ブ91の外表面と容器76を形成し
ている表面上にガラス質の炭素が生成した。光ファイバ
には、そのファイバの延伸工程または気密および強度特
性を阻害するのに十分な堆積を生ずることなしに110 km
の長さにわたって炭素が被覆された。この110 kmの長さ
はプリフォ−ムから延伸され得るファイバの量によって
制限される。
【0045】反応炉Aの初期の設計では、室76内への
チュ−ブ91の延長部分は距離cが10 cmとなるように
最初大きくなされた。室76内に延長したチュ−ブ91
の端部内で堆積物が生じた。距離cが6.2 cmまで短縮さ
れると、顕著な堆積は生じなかった。
【0046】チュ−ブ91が除去されて反応ガスが取入
れ口94からファイバに流れると、反応が安定化され
ず、室87内に炭素の堆積が生じた。
【0047】反応器B 他の反応室が図4および図5について上述した実施例に
従って構成された。室88は直径が2.7 cm、軸方向の長
さが1.3 cmであった。室87は直径が2.7 cm、軸方向の
長さが4.9 cmであった。開口90の直径とチュ−ブ91
のIDは反応室Aの場合と同一であった。チュ−ブ91
の壁厚は1 mmであった。室76は直径が5.1 cm、軸方向
の長さが45 cmであった。チュ−ブ79および81の長
さは4.9 cmおよび5.1 cmであり、それらの直径は0.9 cm
であった。間隙83は2 mmであった。穴92の組の間の
軸方向間隔は5 mmであり、穴88の全断面積は0.821 cm
2であった。チュ−ブ91はカバ−84から2.5 cmだけ
延長して室76に入り込んでおり、距離cは5.7 cmであ
った。室76には排気口はなかった。
【0048】室87に流入するメチルアセチレンの流量
は0.1 slpmと0.2 slpmとの間の範囲であった。良好な疲
労のための最低流量は0.1 slpmであり、良好な疲労のた
めの好ましい流量は0.15 slpmであった。0.1 slpmより
大きい反応ガス流量では強度が低下した。室77および
88に2.0 slpmで窒素が流入された。
【0049】チュ−ブ91の外表面と容器76を形成し
ている表面の上にある程度のガラス質炭素が生成した。
この反応器は開発の初期の段階のものであるから、長い
延伸長を作成するためには用いられなかった。しかし、
堆積物が観察されなかったから、100 km以上のファイバ
を作成することが期待される。
【0050】反応室C 図6について上述した実施例に従って反応室が構成され
た。室97は直径が6.4 cm、軸方向の長さが25 cmであ
った。ハウジング103のボトムチップからカバ−10
0までの距離は7 cmであった。ハジウング119のチッ
プからカバ−99までの距離は5.5 cmであった。ハウジ
ング127のボトムチップからカバ−99までの距離は
2.9 cmであった。穴109および120の直径は5 mmで
あった。排気口101は底壁100の上方1 cmのところ
にあった。各室104、105、121および124は
最大半径が1.27 cmであり、そこでの高さは5 mmであっ
た。各室104、105、121および124の中心を
通るコ−ンはファイバ118の軸線に対して約5℃の角
度をなしていた。各スロット107、108、123お
よび126の軸線方向の長さは0.68 mmであり、周囲は
1.588 cmであり、従って、各スロットの全面積は0.108
cmであった。距離c(スロット126とチップ129と
の間の距離)は5.6 cmであった。スロット123とハウ
ジング119の上方チップとの間の距離は1.7 cmであっ
た。
【0051】室124に流入するメチルアセチレンの流
量は良好な疲労および水素障壁を得るためには約0.3 sl
pmと1.0 slpmとの間の範囲であり、良好な疲労および水
素障壁のための好ましい流量は0.4 slpmであった。1.0
slpmより大きい反応ガスの流量では強度が低下しかつ延
伸長が短くなった。室102および121には0.2 slpm
および2 slpmで窒素が流入された。室105にはヘリウ
ムが2 slpmで流入した。取り出し口101からの排気流
は1.5 slpmであった。
【0052】ハウジング127の外表面(外側穴12
8)、室97の壁98、および頂部壁および底部壁99
および100上に油状の膜が最初に生じた。この膜が炭
化して固体の被覆となり、この被覆はファイバの延伸工
程の妨害とはならなかった。穴128の表面上には反応
生成物の実質的な堆積は生じなかったが、そこには適度
な脱色が見られた。ファイバの延伸処理または気密およ
び強度特性を阻害するのに十分な堆積を生ずることなし
に80 kmの長さにわたってファイバに炭素が被覆され
た。この80 kmの長さは反応器によって制限されること
はなく、それはプリフォ−ムから延伸できるファイバの
量によって制限された。
【0053】被覆の厚みとそれの構造の両方がマ−メチ
ック性に影響する。同一の延伸および被覆形成コ−タに
よって作成された2本のファイバの被覆厚が異なる場合
には、薄い被覆を有するファイバの方が強い。しかし、
気密性のためには、ある最小厚みが必要とされる。反応
器AおよびCで作成された水素障壁係数は、11気圧の水
素中で85℃の20日間のテストの後ではdb/kmで0.00〜0.0
5であった。これらの反応器で作成されたファイバはす
べて100より大きいn−値を有しており、nは通常200よ
り大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバに気密被覆を添着させるための従来
装置の概略図である。
【図2】光ファイバに気密被覆を添着させるための従来
装置の概略図である。
【図3】本発明に従って構成された被覆形成装置の概略
図である。
【図4】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図6】他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
52 被覆形成装置 53 上方隔離室 54 反応室 55 受入れ室 57 チュ−ブ 60 取り出し管 59 容器 61 取入れ口 62 取入れ口 63 取入れ口 64 供給室64 65 供給穴 67 ファイバ 76 受入れ室 78 取入れ口 80 取り出し開口80 79 短いチュ−ブ 83 間隙 85 ハウジング手段 86 ハウジング手段 87 供給室 88 隔離室 89 開口 90 開口 91 チュ−ブ 92 供給穴 94 取入れ口 95 取入れ口 97 受入れ室 103 ハウジング 102 第1の下方隔離室 104 取入れ口 105 第2の下方隔離室 107 環状スロット 108 環状スロット 109 穴 121 上方隔離室 122 取入れ口 124 供給室 125 取入れ口 118 ファイバ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−283640(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 25/00 - 25/70 G02B 6/44

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素被覆光ファイバを作成する方法にお
    いて、 加熱されたガラス体から反応チューブを通じて光ファイ
    バを延伸し、 前記チューブ内に反応ガスを流入させてファイバの上に
    流し、そこでその反応ガスが反応して前記ファイバ上に
    炭素被覆を形成するとともに反応生成物を生成し、 前記反応ガスおよび反応生成物を前記ファイバの移動方
    向に流して前記チューブの端部から出し、そして制御さ
    れた雰囲気内に流入させることよりなり、この場合、前
    記チューブの長さをそのチューブ内に反応生成物が実質
    的に堆積しないような長さにしてあり、 前記延伸工程が0.3cmと1.0cmの間の内径を有
    する反応チューブを通じて前記光ファイバを延伸するこ
    とよりなる、炭素被覆光ファイバの作成方法。
  2. 【請求項2】 前記延伸工程が反応チューブを通じて前
    記光ファイバを延伸することよりなり、この場合、前記
    反応チューブの寸法は前記ガスが出るこのチューブの端
    部と前記チューブ内への反応ガスの注入の平均点との間
    の距離が3cmと10cmの間である、請求項1の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記反応ガスおよび反応生成物を前記フ
    ァイバの移動方向に流して前記チューブの端部から出
    し、そして制御された雰囲気内に流入させる工程は、前
    記反応ガスが前記チューブを通って流れるときおよび前
    記チューブから出た後に反応し続けるようになされてい
    る、請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 炭素被覆光ファイバを作成する方法にお
    いて、 加熱されたガラス体から光ファイバを延伸し、 チューブを通じて前記延伸したファイバを移動させ、 炭質組成を前記チューブ内に流入させ、この場合、前記
    ファイバは(a)前記ファイバ上の付着性炭素被覆およ
    び(b)反応生成物を生成する反応を生じさせるのに十
    分な高い温度を有しており、 前記反応ガスと反応生成物を前記チューブを通じて前記
    ファイバの移動方向に流し、そして前記チューブの端部
    からこのチューブより大きい内径を有する受け入れ室に
    流入させ、この場合、前記反応生成物のうちの少なくと
    もある程度の量を前記受け入れ室の表面上に沈積させる
    工程よりなり、 前記延伸工程が0.3cmと1.0cmの間の内径を有
    する反応チューブを通じて前記光ファイバを延伸するこ
    とよりなる、炭素被覆光ファイバの作成方法。
  5. 【請求項5】 炭素被覆光ファイバを作成するための装
    置において、 延伸された光ファイバを作成するためのソース手段と、 前記ソース手段の方を向いたファイバ取り入れ端部とそ
    れに対向したファイバ取り出し端部を有する反応チュー
    ブと、 前記反応チューブより大きい内径を有しかつこの反応チ
    ューブの取り出し端部と連通した受け入れ室と、 前記反応チューブ内の前記ファイバの温度が(a)前記
    ファイバ上の付着性炭素被覆と(b)反応生成物を生成
    する反応を生じさせるのに十分なだけ高くなるように前
    記ソース手段に十分接近している前記反応チューブ内に
    炭質組成を有する反応ガスを流入させるための手段と、 前記反応ガスと反応生成物を前記反応チューブを通じて
    流し、そして前記取り出し端部から前記受け入れ室内に
    流入させるための手段との直線配置を具備しており、 前記反応チューブの内径が0.3cmと10cmの間で
    ある、炭素被覆光ファイバの作成装置。
  6. 【請求項6】炭素被覆光ファイバを作成するための装置
    において、 延伸された光ファイバを作成するためのソース手段と、 前記ソース手段の方を向いたファイバ取り入れ端部とそ
    れに対向したファイバ取り出し端部を有する反応チュー
    ブと、 前記反応チューブより大きい内径を有しかつこの反応チ
    ューブの取り出し端部と連通した受け入れ室と、 前記反応チューブ内の前記ファイバの温度が(a)前記
    ファイバ上の付着性炭素被覆と(b)反応生成物を生成
    する反応を生じさせるのに十分なだけ高くなるように前
    記ソース手段に十分接近している前記反応チューブ内に
    炭質組成を有する反応ガスを流入させるための手段と、 前記反応ガスと反応生成物を前記反応チューブを通じて
    流し、そして前記取り出し端部から前記受け入れ室内に
    流入させるための手段との直線配置を具備しており、 前記反応チューブの寸法は、前記チューブの前記取り出
    し端部と前記反応ガスを流す手段の間の距離が3cmと
    10cmの間であるようになされている、炭素被覆光フ
    ァイバの作成装置。
  7. 【請求項7】 炭素被覆光ファイバを作成するための装
    置において、 延伸された光ファイバを作成するためのソース手段と、 前記ソース手段の方を向いたファイバ取り入れ端部とそ
    れに対向したファイバ取り出し端部を有する反応チュー
    ブと、 前記反応チューブより大きい内径を有しかつこの反応チ
    ューブの取り出し端部と連通した受け入れ室と、 前記反応チューブ内の前記ファイバの温度が(a)前記
    ファイバ上の付着性炭素被覆と(b)反応生成物を生成
    する反応を生じさせるのに十分なだけ高くなるように前
    記ソース手段に十分接近している前記反応チューブ内に
    炭質組成を有する反応ガスを流入させるための手段と、 前記反応ガスと反応生成物を前記反応チューブを通じて
    流し、そして前記取り出し端部から前記受け入れ室内に
    流入させるための手段との直線配置を具備しており、 前記反応チューブが前記受け取り室内に突入している、
    炭素被覆光ファイバの作成装置。
  8. 【請求項8】 炭素被覆光ファイバを作成するための装
    置において、 延伸された光ファイバを作成するためのソース手段と、 前記ソース手段の方を向いたファイバ取り入れ端部とそ
    れに対向したファイバ取り出し端部を有する反応チュー
    ブと、 前記反応チューブより大きい内径を有しかつこの反応チ
    ューブの取り出し端部と連通した受け入れ室と、 前記反応チューブ内の前記ファイバの温度が(a)前記
    ファイバ上の付着性炭素被覆と(b)反応生成物を生成
    する反応を生じさせるのに十分なだけ高くなるように前
    記ソース手段に十分接近している前記反応チューブ内に
    炭質組成を有する反応ガスを流入させるための手段と、 前記反応ガスと反応生成物を前記反応チューブを通じて
    流し、そして前記取り出し端部から前記受け入れ室内に
    流入させるための手段との直線配置を具備しており、 前記受け入れ室内に流入する周囲空気の流れを制限する
    ために前記反応チューブに対向して前記受け入れ室内に
    設けられた隔離室をさらに具備している、炭素被覆光フ
    ァイバの作成装置。
  9. 【請求項9】 前記受け入れ室からガスを排出させる手
    段をさらに具備している、請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 炭素被覆光ファイバを作成するための
    装置において、 延伸された光ファイバを作成するためのソース手段と、 前記ソース手段の方を向いたファイバ取り入れ端部とそ
    れに対向したファイバ取り出し端部を有する反応チュー
    ブと、 前記反応チューブより大きい内径を有しかつこの反応チ
    ューブの取り出し端部と連通した受け入れ室と、 前記反応チューブ内の前記ファイバの温度が(a)前記
    ファイバ上の付着性炭素被覆と(b)反応生成物を生成
    する反応を生じさせるのに十分なだけ高くなるように前
    記ソース手段に十分接近している前記反応チューブ内に
    炭質組成を有する反応ガスを流入させるための手段と、 前記反応ガスと反応生成物を前記反応チューブを通じて
    流し、そして前記取り出し端部から前記受け入れ室内に
    流入させるための手段との直線配置を具備し、 前記受け入れ室の直径が2.5cmと10cmの間であ
    る、炭素被覆光ファイバの作成装置。
  11. 【請求項11】 炭素被覆光ファイバを作成するための
    装置において、 延伸された光ファイバを作成するためのソース手段と、 前記ソース手段の方を向いたファイバ取り入れ端部とそ
    れに対向したファイバ取り出し端部を有する反応チュー
    ブと、 前記反応チューブより大きい内径を有しかつこの反応チ
    ューブの取り出し端部と連通した受け入れ室と、 前記反応チューブ内の前記ファイバの温度が(a)前記
    ファイバ上の付着性炭素被覆と(b)反応生成物を生成
    する反応を生じさせるのに十分なだけ高くなるように前
    記ソース手段に十分接近している前記反応チューブ内に
    炭質組成を有する反応ガスを流入させるための手段と、 前記反応ガスと反応生成物を前記反応チューブを通じて
    流し、そして前記取り出し端部から前記受け入れ室内に
    流入させるための手段との直線配置を具備し、 前記受け入れ室の長さが10cmと50cmの間であ
    る、炭素被覆光ファイバの作成装置。
  12. 【請求項12】 炭素被覆光ファイバを作成するための
    装置において、 延伸された光ファイバを作成するためのソース手段と、 前記ソース手段の方を向いたファイバ取り入れ端部とそ
    れに対向したファイバ取り出し端部を有する反応チュー
    ブと、 前記反応チューブより大きい内径を有しかつこの反応チ
    ューブの取り出し端部と連通した受け入れ室と、 前記反応チューブ内の前記ファイバの温度が(a)前記
    ファイバ上の付着性炭素被覆と(b)反応生成物を生成
    する反応を生じさせるのに十分なだけ高くなるように前
    記ソース手段に十分接近している前記反応チューブ内に
    炭質組成を有する反応ガスを流入させるための手段と、 前記反応ガスと反応生成物を前記反応チューブを通じて
    流し、そして前記取り出し端部から前記受け入れ室内に
    流入させるための手段との直線配置を具備し、 前記受け入れ室の長さが少なくとも10cmである、炭
    素被覆光ファイバの作成装置。
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