JP3361649B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Description
機、プリンタ、フアクシミリ装置等の画像形成装置、と
くに電位センサを用いて像担持体の電位を測定し、その
測定値に応じて作像プロセスを制御する電子写真方式の
画像形成装置に関する。
においては、像担持体としてドラム状あるいはベルト状
の感光体を用い、その表面を帯電器によって所定電位に
均一に帯電させ、その帯電面を露光装置によって露光し
て静電潜像を形成した後、現像装置によりトナ−を付与
して現像化し、そのトナ−像を給紙部からの用紙に転写
するようにしている。
プロセス上、感光体の電位を正確に知る事は非常に重要
であり、従来より感光体の表面に対向して配設され感光
体の表面電位を測定する電位センサが用いられている。
しかし、一般に電位センサの出力はセンサ部と被検出部
との距離に依存性があり、特に振動容量型と称される方
式の電位センサはコストが低いが出力のセンサ部と被検
出部との距離に対する依存性が高い。そして、感光体表
面と電位センサとの距離は画像形成装置毎に微妙に異な
り、また同一の画像形成装置であっても感光体の交換等
により感光体表面と電位センサの距離が変化する。ま
た、電位センサ表面には画像形成装置内で浮遊したトナ
−等が付着してその表面を汚すため、同電位を検出して
も電位センサの出力が異なる事態が経時的に発生する。
従って、定期的に電位センサの出力を校正する必要があ
る。
導電性基体部に直接低基準バイアス電圧と高基準バイア
ス電圧を印加してこのときの感光体表面電位を夫々電位
センサによって測定し、この印加電圧と測定値により電
位センサの校正式を算出して、以降この校正式に基づい
て感光体の表面電位を算出することで行っていた。
来技術においては、転写紙の紙づまりによる画像形成動
作停止時等、校正前に感光体が帯電されている場合に
は、感光体の導電性基体部に基準電圧を印加した際に感
光体の電位が基準電圧と無関係な電位となり、電位セン
サの出力が異常値となるため校正式を算出できないとい
う問題があった。そして、電位センサの出力が異常とな
った場合には直ちに電位センサ自体の異常と判断して処
理を行っていたため、異常の対象を誤るという問題があ
った。また、このような感光体表面の残留電荷の要因を
除去する方法として、画像形成装置の動作停止から所定
時間経過後に校正を行なうことで、残留電位の放電後に
校正を行うことが考えられる。これは、例えば定着装置
の温度を検出し所定温度以下の場合に画像形成装置の動
作停止から所定時間経過しているものとみなすことがで
きる。しかしながら、当該方法によると任意のときに校
正を実施できないという問題がある。さらに、このよう
な感光体表面の残留電荷の要因を除去する方法として、
電位センサの校正時に毎回感光体を光除電してから校正
動作を実施することも考えられる。しかしながら、この
ような方法では必要以上に感光体が光照射にさらされ光
疲労によって感光体の寿命が低下すると共に、電位セン
サの校正動作に要する時間が長くなるという問題があ
る。
であり、電位センサの校正を正確に行なうことのできる
画像形成装置を提供することを目的とする。
達成するため、像担持体と、前記像担持体の電位に応じ
て出力の変化する電位センサと、前記像担持体に複数の
基準電圧を印加する電圧印加手段と、前記複数の基準電
圧の印加時に前記電位センサにより出力された出力値と
前記複数の基準電圧とに基づいて、前記電位センサの出
力値から前記像担持体の表面電位を算出する算出式を演
算する演算手段と、前記像担持体の電位を除電する除電
手段とを有する画像形成装置において、前記除電手段の
除電動作を行っていない前記像担持体に対して前記複数
の基準電圧の印加した時、前記電位センサにより出力さ
れた出力値が予め設定された範囲よりも大きい場合の
み、前記除電手段により前記像担持体の除電動作を行っ
た後に、再び前記複数の基準電圧を印加して前記算出式
を演算すべく前記電圧印加手段と前記演算手段を制御す
る制御手段と、前記電位センサにより出力された出力値
が予め設定された範囲外の場合に、当該出力値に応じて
前記電位センサの異常であると判断する判断手段とを有
することを特徴とするものである。
び複数の基準電圧を印加したときに、前記電位センサに
より出力された出力値が予め設定された範囲よりも再び
大きくなった場合には、前記電位センサの異常と判断す
る画像形成装置を提供するものである。
設定された範囲よりも大の場合に、その原因が像担持体
の帯電であると判断され、その原因が除去された後に再
び電位センサが校正される。
力値が予め設定された範囲よりも大の場合であって、そ
の原因が像担持体の帯電であると判断され、その原因が
除去された後も電位センサの出力値が予め設定された範
囲外のものとなった場合に電位センサの異常と判断され
る。
て具体的に説明する。
の作像系を示す概念図である。画像形成時、まず像担持
体である感光体ドラム1の表面は帯電器3によって所定
電位に均一に帯電される。そして、その帯電面が露光装
置4によって露光されて静電潜像が形成され、不要部分
がイレ−サ5により消去された後に現像装置7によりト
ナ−が付与されて現像化される。そして、そのトナ−像
が図示しない給紙部からの転写紙に転写装置8により転
写され、転写されたトナ−像が転写紙上に図示しない定
着装置によって定着されることで永久画像が得られる。
また、感光体ドラム1上に残留したトナ−は、クリ−ニ
ング装置10により除去され、更に感光体1ドラム上の
静電潜像が除電ランプ2の照射を受けて消去されて感光
体1は初期状態に戻される。
ドラム1に対向させて固定されている。この電位センサ
6は、感光体ドラム1との表面との距離によりその出力
が変化する距離依存性を有する低コストタイプを用いて
いる。図2に示すア−ス板11は導電性金属でできてお
り、感光体ドラム1の図示しない導電性基体部(ベ−ス
層)と導通している感光体ドラム軸16に接触して配設
されている。そして、ア−ス板11は画像形成時等の通
常時は設置部に接続されていて感光体ドラム1への帯電
及び露光等によってベ−ス層へ流れてくる電荷を接地部
へ逃しており、電位センサ6の校正時は後述するように
基準電圧発生器の電圧供給部に切り換え接続されるよう
になっている。
ック図である。電位センサ6のアナログ出力はCPU、
ROM、RAM、A/Dコンバ−タ等からなる制御部1
3に入力され、内部のA/Dコンバ−タでデジタル値に
変換されてCPUにより読み込まれる。制御部13は電
位センサ6を用いて感光体ドラム1の表面電位、即ち、
画像部、非画像部の潜像電位や残留電位等を検出し、そ
の検出値に応じて帯電、露光、現像、転写等に係わる各
手段の出力値を変化させて画像形成条件を最適に制御す
る。上述のように、感光体ドラム1のベ−ス層に接続し
ているア−ス板11は、通常はリレ−を介して接地部に
接続されており、電位センサ6の校正時は制御部13に
よりリレ−12がオン状態となって基準電圧発生部14
の電圧供給部に切り換え接続される。
チャ−トを用いて説明する。このル−チンは、図示しな
い画像形成装置本体の電源オンと同時に、あるいは予め
設定した画像形成枚数到達毎に電位センサ校正動作とし
て実行される。まず、制御部13は、リレ−切り換え信
号を出力して図3に示したリレ−12をオン状態にす
る。それによって、その常閉接点15aが開くと共に常
閉接点15bが閉じてア−ス板11が基準電圧発生器1
4の電圧供給部に切り換え接続される。次に、制御部1
3は基準電圧発生器14に基準電圧を発生させるための
信号Aを出力する。ここで、基準電圧発生器14へ出力
する信号には2種類あり、基準電圧発生器14は信号A
が入力されるとDC100Vを、信号Bが入力されると
DC800Vの電圧を発生する。信号Aの出力により、
基準電圧発生器14からリレ−12及びア−ス板11を
介して感光体ドラム1の図示しないベ−ス層にDC10
0Vの電圧が印加され、その基準電圧印加時に電位セン
サ6を用いてその感光体ドラム1表面の電位を検出し、
その検出値VM100をメモリAに記憶する。続いて、
基準電圧発生器14に信号Bを出力して感光体ドラム1
のベ−ス層にDC800Vの電圧を印加して、その基準
電圧印加時に電位センサ6で検出した検出値VM800
をメモリBに記憶する。
ンサの検出値VM100、VM800の両方が予め設定
された基準値範囲内であれば、検出値VM100、VM
800に基づいて校正式を算出する。校正式は例えば、
Y=(800−100)/(VM800−VM100)
+K(Kは定数)、なる式によって算出される。従っ
て、感光体ドラム1上に若干の残留電位が生じていても
正しい校正式が得られるようになっており、上記VM1
00、VM800の基準値範囲は、感光体ドラム1上の
残留電位が100〜200V程度であれば適正範囲と判
断すべく設定されている。次にリレ−切り換え信号の出
力を停止してリレ−12をオフ状態にして電位センサ校
正動作を終了する。それによって、その常閉接点15b
が開くと共に常閉接点15aが閉じてア−ス板11が接
地部に切り換え接続される。そして、以降の感光体ドラ
ム1の電位検出は、上記校正式に基づいて算出されるこ
ととなる。
ンサの検出値VM100、VM800の少なくとも何れ
か一方が、予め設定された電位センサ校正制御基準値範
囲外となった場合には、電位センサ校正動作を終了せず
に、その検出値に応じて以下のような動作フロ−を続け
る。
も何れか一方が、予め設定された電位センサ校正制御基
準値VS100、VS800よりも大きくなった場合に
は、転写紙の紙づまり、停電等により画像形成動作が強
制的に中断され、感光体ドラム1が帯電されたまま電位
センサ校正動作が行われた可能性がある。従って、この
場合には除電ランプ2を点灯させた状態で感光体ドラム
1を回転駆動させて感光体ドラム1を露光除電する。そ
して、再校正カウントを1として、再度電位センサ校正
動作を実行する。これによって、感光体ドラム1が除電
され、正確な電位センサ校正を実行することが可能とな
る。この結果、メモリA、Bに記憶された電位センサの
検出値VM100、VM800の両方が、予め設定され
た基準値範囲内であれば、上述の如く校正式を算出して
校正動作を終了する。しかし、再びメモリA、Bに記憶
された電位センサの検出値VM100、VM800の少
なくとも何れか一方が、電位センサ校正制御基準値範囲
外となった場合には、電位センサ6の異常の可能性が高
いため電位センサの異常を警告又は表示する。そして、
リレ−切り換え信号の出力を停止してリレ−12をオフ
状態にして電位センサ校正動作を終了する。それによっ
て、その常閉接点15bが開くと共に常閉接点15aが
閉じてア−ス板11が接地部に切り換え接続される。
くとも何れか一方が、予め設定された電位センサ校正制
御基準値VS100、VS800よりも小さくなった場
合には、これは感光体ドラム1の帯電状態とは無関係で
あり、直ちに電位センサ6の異常と判断されるため、上
記と同様に電位センサの異常を警告又は表示した後校正
動作を終了する。
ば、この発明によれば、電位センサの出力の異常が像担
持体の帯電によるものと判断される場合のみ、像担持体
を除電することが行なわれるため、通常の電位センサ校
正動作の時間を短縮することができると共に、不必要に
像担持体を除電して像担持体の寿命が減少することを防
止できる。
力が異常となった場合に、像担持体の帯電による原因を
除去した後に再度判断しているため、確実に電位センサ
の異常を知ることができる。
る。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体の電位に応じ
て出力の変化する電位センサと、前記像担持体に複数の
基準電圧を印加する電圧印加手段と、前記複数の基準電
圧の印加時に前記電位センサにより出力された出力値と
前記複数の基準電圧とに基づいて、前記電位センサの出
力値から前記像担持体の表面電位を算出する算出式を演
算する演算手段と、前記像担持体の電位を除電する除電
手段とを有する画像形成装置において、 前記除電手段の除電動作を行っていない前記像担持体に
対して前記複数の基準電圧の印加した時、前記電位セン
サにより出力された出力値が予め設定された範囲よりも
大きい場合のみ、前記除電手段により前記像担持体の除
電動作を行った後に、再び前記複数の基準電圧を印加し
て前記算出式を演算すべく前記電圧印加手段と前記演算
手段を制御する制御手段と、前記電位センサにより出力
された出力値が予め設定された範囲外の場合に、当該出
力値に応じて前記電位センサの異常であると判断する判
断手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置であって、
前記判断手段は、前記再び複数の基準電圧を印加したと
き、前記電位センサにより出力された出力値が予め設定
された範囲よりも再び大きくなった場合に、前記電位セ
ンサの異常と判断することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置であって、
前記複数の基準電圧の印加した時、前記電位センサによ
り出力された出力値が予め設定された範囲よりも小さい
場合には、前記電位センサの異常と判断することを特徴
とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07428395A JP3361649B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07428395A JP3361649B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08272268A JPH08272268A (ja) | 1996-10-18 |
JP3361649B2 true JP3361649B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=13542647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07428395A Expired - Fee Related JP3361649B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3361649B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112558441A (zh) * | 2019-09-10 | 2021-03-26 | 东芝泰格有限公司 | 图像形成装置及图像形成位置的校正方法 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP07428395A patent/JP3361649B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08272268A (ja) | 1996-10-18 |
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