JP3361643B2 - 画像処理システム - Google Patents
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T9/00—Image coding
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理システムに関
し、詳しくは、複数枚の画像をリアルタイムに圧縮・復
元するシステムに関する。
し、詳しくは、複数枚の画像をリアルタイムに圧縮・復
元するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】偏光メガネ方式やレンティキュラ立体表
示方式では、図3に示すような物体を複数方向からみた
画像(複数枚の2次元画像)を複数台の記録装置で同期
させ、記録・再生を行っていた。
示方式では、図3に示すような物体を複数方向からみた
画像(複数枚の2次元画像)を複数台の記録装置で同期
させ、記録・再生を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、個々の画像の
記録に専用の装置を持つため、装置の物理的サイズ、重
量増大という問題点が生じていた。
記録に専用の装置を持つため、装置の物理的サイズ、重
量増大という問題点が生じていた。
【0004】また、記録装置(テープ等)が複数台必要
であり、それぞれの記録装置のモータの同期合わせを行
う複雑な回路が必要となり、装置が高価になっていた。
さらに、伝送する場合にも、カメラや記録装置の数だけ
伝送線路が用いられるが、伝送線路間で同期合わせを行
う複雑な回路が必要となり、装置が高価になっていた。
であり、それぞれの記録装置のモータの同期合わせを行
う複雑な回路が必要となり、装置が高価になっていた。
さらに、伝送する場合にも、カメラや記録装置の数だけ
伝送線路が用いられるが、伝送線路間で同期合わせを行
う複雑な回路が必要となり、装置が高価になっていた。
【0005】本発明のこのような事情に鑑みてなされた
もので、容易に同期をとることができ、自由度が高く、
かつ安価な画像処理システムを提供することを課題とす
る。
もので、容易に同期をとることができ、自由度が高く、
かつ安価な画像処理システムを提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】《本発明の画像処理シス
テム−その1》本発明の画像処理システムは、前述した
課題を解決するため、制御部50、画像データ格納部2
0、データ圧縮部30A及びインタフェース部40を必
須構成要素として構成されている。この構成を、以下、
本発明の第1の構成と呼ぶ。
テム−その1》本発明の画像処理システムは、前述した
課題を解決するため、制御部50、画像データ格納部2
0、データ圧縮部30A及びインタフェース部40を必
須構成要素として構成されている。この構成を、以下、
本発明の第1の構成と呼ぶ。
【0007】(制御部50)制御部50は、同期信号を
出力する。 (入力部10)入力部10では、それぞれ物体を異なる
方向からみた複数の画像が入力される。
出力する。 (入力部10)入力部10では、それぞれ物体を異なる
方向からみた複数の画像が入力される。
【0008】入力部10では、例えば、CCDイメージ
センサ、ITV(工業用テレビ)カメラ、固体撮像カメ
ラ等から画像を入力してもよいし、VTR、レーザディ
スク等の記録装置から画像を入力してもよい。さらに、
コンピュータ等から画像データを入力するようにしても
よい。
センサ、ITV(工業用テレビ)カメラ、固体撮像カメ
ラ等から画像を入力してもよいし、VTR、レーザディ
スク等の記録装置から画像を入力してもよい。さらに、
コンピュータ等から画像データを入力するようにしても
よい。
【0009】(画像データ格納部20)画像データ格納
部20は、前記入力部10で撮像された複数の画像デー
タを、前記制御部50から入力した同期信号に基づき同
期して連続的に格納する。
部20は、前記入力部10で撮像された複数の画像デー
タを、前記制御部50から入力した同期信号に基づき同
期して連続的に格納する。
【0010】画像データ格納部20は、例えば、フレー
ムバッファ、RAM(Random Access Memory)、半導体
記憶装置、磁気ディスク記憶装置、磁気テープ装置、M
/O(Magnet Optical;光磁気ディスク装置)、I/C
カード等を利用することができる。
ムバッファ、RAM(Random Access Memory)、半導体
記憶装置、磁気ディスク記憶装置、磁気テープ装置、M
/O(Magnet Optical;光磁気ディスク装置)、I/C
カード等を利用することができる。
【0011】(データ圧縮部30A)データ圧縮部30
Aは、前記画像データ格納部20から入力した複数の画
像データを、画像データ間の相関を利用して圧縮する。
Aは、前記画像データ格納部20から入力した複数の画
像データを、画像データ間の相関を利用して圧縮する。
【0012】(インタフェース部40)インタフェース
部40は、前記データ圧縮部30Aから入力した複数の
圧縮データを多重して外部の装置に出力する。
部40は、前記データ圧縮部30Aから入力した複数の
圧縮データを多重して外部の装置に出力する。
【0013】ここで、外部の装置とは、例えば、記録装
置や有線又は無線で接続される通信装置をいう。本発明
の第1の構成に対して、以下のように構成してもよい。
置や有線又は無線で接続される通信装置をいう。本発明
の第1の構成に対して、以下のように構成してもよい。
【0014】即ち、前記入力部10で同期して同時に入
力された画像データを格納するのに必要な記憶容量を1
バンクとした場合に、前記画像データ格納部20は、同
期して入力される画像数に1を加えた値のバンク数を記
憶容量として有することである。この構成を、以下、本
発明の第2の構成と呼ぶ。
力された画像データを格納するのに必要な記憶容量を1
バンクとした場合に、前記画像データ格納部20は、同
期して入力される画像数に1を加えた値のバンク数を記
憶容量として有することである。この構成を、以下、本
発明の第2の構成と呼ぶ。
【0015】また、前記データ圧縮部30Aは、前記入
力部10から同期して同時に入力される画像の数と同数
設けられていることである。この構成を、以下、本発明
の第3の構成と呼ぶ。
力部10から同期して同時に入力される画像の数と同数
設けられていることである。この構成を、以下、本発明
の第3の構成と呼ぶ。
【0016】そして、前記データ圧縮部30Aは、前記
入力部10から最初に入力した画像データを基準画像デ
ータとし、以後、時系列に入力される画像データと前記
基準画像データとの差分画像データを順次データ圧縮す
ることである。この構成を、以下、本発明の第5の構成
と呼ぶ。
入力部10から最初に入力した画像データを基準画像デ
ータとし、以後、時系列に入力される画像データと前記
基準画像データとの差分画像データを順次データ圧縮す
ることである。この構成を、以下、本発明の第5の構成
と呼ぶ。
【0017】さらに、前記データ圧縮部30Aは、前記
入力部10から時系列に入力した画像データに対して、
直前に入力された画像データとの差分画像データをとり
ながら順次データ圧縮することである。この構成を、以
下、本発明の第5の構成と呼ぶ。
入力部10から時系列に入力した画像データに対して、
直前に入力された画像データとの差分画像データをとり
ながら順次データ圧縮することである。この構成を、以
下、本発明の第5の構成と呼ぶ。
【0018】また、前記データ圧縮部30Aを複数設け
るとともに、それらのデータ圧縮部30Aを接続する共
通バス60を設け、更に、それらのデータ圧縮部30A
のうちいずれかを選択しデータ転送を割り当てるコント
ローラ50を設けることである。この構成を、以下、本
発明の第11の構成と呼ぶ。
るとともに、それらのデータ圧縮部30Aを接続する共
通バス60を設け、更に、それらのデータ圧縮部30A
のうちいずれかを選択しデータ転送を割り当てるコント
ローラ50を設けることである。この構成を、以下、本
発明の第11の構成と呼ぶ。
【0019】本発明の第2の構成に対して、以下のよう
に構成してもよい。即ち、前記データ圧縮部30Aは、
前記画像データ格納部20のバンク数と同数設けられて
いることである。この構成を、以下、本発明の第4の構
成と呼ぶ。
に構成してもよい。即ち、前記データ圧縮部30Aは、
前記画像データ格納部20のバンク数と同数設けられて
いることである。この構成を、以下、本発明の第4の構
成と呼ぶ。
【0020】《本発明の画像処理システム−その2》本
発明の画像処理システムは、前述した課題を解決するた
め、制御部50、インタフェース部40、データ伸長部
30B及び画像データ格納部20を必須構成要素として
構成されている。この構成を、以下、本発明の第7の構
成と呼ぶ。
発明の画像処理システムは、前述した課題を解決するた
め、制御部50、インタフェース部40、データ伸長部
30B及び画像データ格納部20を必須構成要素として
構成されている。この構成を、以下、本発明の第7の構
成と呼ぶ。
【0021】(制御部50)制御部50は、同期信号を
出力する。 (インタフェース部40)インタフェース部40は、複
数の画像データを圧縮した後多重したデータを外部の装
置から入力し、複数の圧縮データに分解する。
出力する。 (インタフェース部40)インタフェース部40は、複
数の画像データを圧縮した後多重したデータを外部の装
置から入力し、複数の圧縮データに分解する。
【0022】ここで、外部の装置とは、例えば、記録装
置や有線又は無線で接続される通信装置をいう。 (データ伸長部30B)データ伸長部30Bは、前記イ
ンタフェース部40から入力した複数の圧縮データを、
圧縮データ間の相関を利用して伸長する。
置や有線又は無線で接続される通信装置をいう。 (データ伸長部30B)データ伸長部30Bは、前記イ
ンタフェース部40から入力した複数の圧縮データを、
圧縮データ間の相関を利用して伸長する。
【0023】(画像データ格納部20)画像データ格納
部20は、前記データ伸長部30Bから入力した複数の
伸長データを、前記制御部50から入力した同期信号に
合わせて格納する。
部20は、前記データ伸長部30Bから入力した複数の
伸長データを、前記制御部50から入力した同期信号に
合わせて格納する。
【0024】画像データ格納部20は、例えば、フレー
ムバッファ、RAM、半導体記憶装置、磁気ディスク記
憶装置、磁気テープ装置、M/O、I/Cカード等を利
用することができる。
ムバッファ、RAM、半導体記憶装置、磁気ディスク記
憶装置、磁気テープ装置、M/O、I/Cカード等を利
用することができる。
【0025】この画像データ格納部20に表示装置を接
続して、画像データを見ることが可能となる。本発明の
第7の構成に対して、以下のように構成してもよい。
続して、画像データを見ることが可能となる。本発明の
第7の構成に対して、以下のように構成してもよい。
【0026】即ち、1つの伸長された画像データを格納
するのに必要な記憶容量を1バンクとした場合に、前記
画像データ格納部20は、同期して格納する全画像デー
タ数に1を加えた値のバンク数を記憶容量として有する
ことである。この構成を、以下、本発明の第8の構成と
呼ぶ。
するのに必要な記憶容量を1バンクとした場合に、前記
画像データ格納部20は、同期して格納する全画像デー
タ数に1を加えた値のバンク数を記憶容量として有する
ことである。この構成を、以下、本発明の第8の構成と
呼ぶ。
【0027】また、前記データ伸長部30Bは、前記イ
ンタフェース部40から最初に入力した画像データを基
準画像データとし、以後、時系列に入力される画像デー
タと前記基準画像データとの差分画像データを順次デー
タ伸長し、伸長されたデータと前記基準画像データとを
加算して画像データを生成することである。この構成
を、以下、本発明の第9の構成と呼ぶ。
ンタフェース部40から最初に入力した画像データを基
準画像データとし、以後、時系列に入力される画像デー
タと前記基準画像データとの差分画像データを順次デー
タ伸長し、伸長されたデータと前記基準画像データとを
加算して画像データを生成することである。この構成
を、以下、本発明の第9の構成と呼ぶ。
【0028】そして、前記データ伸長部30Bは、前記
インタフェース部40から時系列に入力した前画像との
差分画像データを伸長し、直前の画像データと伸長され
た画像データとの和分をとり画像データを生成すること
である。この構成を、以下、本発明の第10の構成と呼
ぶ。
インタフェース部40から時系列に入力した前画像との
差分画像データを伸長し、直前の画像データと伸長され
た画像データとの和分をとり画像データを生成すること
である。この構成を、以下、本発明の第10の構成と呼
ぶ。
【0029】さらに、前記データ伸長部30Bを複数設
けるとともに、それらのデータ伸長部30Bを接続する
共通バス60を設け、更に、それらのデータ伸長部30
Bのうちいずれかを選択しデータ転送を割り当てるコン
トローラ50を設けることである。この構成を、以下、
本発明の第12の構成と呼ぶ。
けるとともに、それらのデータ伸長部30Bを接続する
共通バス60を設け、更に、それらのデータ伸長部30
Bのうちいずれかを選択しデータ転送を割り当てるコン
トローラ50を設けることである。この構成を、以下、
本発明の第12の構成と呼ぶ。
【0030】《本発明の画像処理システム−その2》本
発明の画像処理システムは、前述した課題を解決するた
め、制御部50、入力部10、データ圧縮伸長部30、
画像データ格納部20、インタフェース部40、共通バ
ス60及びコントローラ50を必須構成要素として構成
されている。この構成を、以下、本発明の第13の構成
と呼ぶ。
発明の画像処理システムは、前述した課題を解決するた
め、制御部50、入力部10、データ圧縮伸長部30、
画像データ格納部20、インタフェース部40、共通バ
ス60及びコントローラ50を必須構成要素として構成
されている。この構成を、以下、本発明の第13の構成
と呼ぶ。
【0031】(制御部50)制御部50は、同期信号を
出力する。 (入力部10)入力部10は、それぞれ物体を異なる方
向から見た複数の画像が入力される。
出力する。 (入力部10)入力部10は、それぞれ物体を異なる方
向から見た複数の画像が入力される。
【0032】(データ圧縮伸長部30)データ圧縮伸長
部30は、入力した複数の画像データを、画像データ間
の相関を利用して圧縮するとともに、入力した複数の圧
縮データを、圧縮データ間の相関を利用して伸長する。
部30は、入力した複数の画像データを、画像データ間
の相関を利用して圧縮するとともに、入力した複数の圧
縮データを、圧縮データ間の相関を利用して伸長する。
【0033】(画像データ格納部20)画像データ格納
部20は、前記入力部10から入力された複数の画像デ
ータを、前記制御部50から入力した同期信号に基づき
同期して連続的に格納するとともに、前記データ圧縮伸
長部30から入力した複数の伸長データを、前記制御部
50から入力した同期信号に合わせて格納する。
部20は、前記入力部10から入力された複数の画像デ
ータを、前記制御部50から入力した同期信号に基づき
同期して連続的に格納するとともに、前記データ圧縮伸
長部30から入力した複数の伸長データを、前記制御部
50から入力した同期信号に合わせて格納する。
【0034】(インタフェース部40)インタフェース
部40は、前記データ圧縮伸長部30から入力した複数
の圧縮データを多重して外部の装置に出力するととも
に、複数の画像データを圧縮した後多重したデータを外
部の装置から入力し複数の圧縮データに分解する。
部40は、前記データ圧縮伸長部30から入力した複数
の圧縮データを多重して外部の装置に出力するととも
に、複数の画像データを圧縮した後多重したデータを外
部の装置から入力し複数の圧縮データに分解する。
【0035】(共通バス60)共通バス60は、複数の
前記データ圧縮伸長部30に接続する。 (コントローラ50)コントローラ50は、前記データ
圧縮伸長部を選択しデータ転送を割り当てるとともに、
データ転送方向を切り換える。
前記データ圧縮伸長部30に接続する。 (コントローラ50)コントローラ50は、前記データ
圧縮伸長部を選択しデータ転送を割り当てるとともに、
データ転送方向を切り換える。
【0036】《本発明の画像処理システムの他の構成
例》本発明の第1の構成と第7の構成は、一つの構成に
まとめることが可能である。このとき、データ圧縮部3
0Aとデータ伸長部30Bを別々に設けても良いし、デ
ータ圧縮・伸長LSI等を利用して一つの構成部として
も良い。
例》本発明の第1の構成と第7の構成は、一つの構成に
まとめることが可能である。このとき、データ圧縮部3
0Aとデータ伸長部30Bを別々に設けても良いし、デ
ータ圧縮・伸長LSI等を利用して一つの構成部として
も良い。
【0037】
【作用】本発明の第1、第3の構成によれば、入力部1
0で撮影された複数の画像データは、画像データ格納部
20に、同期して連続的に格納される。そして、データ
圧縮部30Aで、画像データ間の相関を利用してデータ
圧縮される。さらに、インタフェース部40で、複数の
圧縮データが多重されて外部の装置に出力される。
0で撮影された複数の画像データは、画像データ格納部
20に、同期して連続的に格納される。そして、データ
圧縮部30Aで、画像データ間の相関を利用してデータ
圧縮される。さらに、インタフェース部40で、複数の
圧縮データが多重されて外部の装置に出力される。
【0038】また、本発明の第2、第4の構成によれ
ば、画像データ格納部20に対するデータ格納からデー
タ圧縮までの処理がパイプライン的に処理されるように
なる。そして、本発明の第5、及び第6の構成によれ
ば、入力画像間の変化が少ない場合に、効率よくデータ
圧縮されるようになる。
ば、画像データ格納部20に対するデータ格納からデー
タ圧縮までの処理がパイプライン的に処理されるように
なる。そして、本発明の第5、及び第6の構成によれ
ば、入力画像間の変化が少ない場合に、効率よくデータ
圧縮されるようになる。
【0039】次に、本発明の第7の構成によれば、イン
タフェース部40に入力された画像データは、データ伸
長部30Bで、圧縮データ間の相関を利用してデータ伸
長される。そして、伸長されたデータは、画像データ格
納部20に、同期して連続的に格納される。
タフェース部40に入力された画像データは、データ伸
長部30Bで、圧縮データ間の相関を利用してデータ伸
長される。そして、伸長されたデータは、画像データ格
納部20に、同期して連続的に格納される。
【0040】また、本発明の第8の構成によれば、デー
タ伸長からデータ格納部に対するデータ格納までの処理
がパイプライン的に処理されるようになる。そして、本
発明の第9、及び第10の構成によれば、入力画像間の
変化が少ない場合に、効率よくデータ伸長されるように
なる。
タ伸長からデータ格納部に対するデータ格納までの処理
がパイプライン的に処理されるようになる。そして、本
発明の第9、及び第10の構成によれば、入力画像間の
変化が少ない場合に、効率よくデータ伸長されるように
なる。
【0041】次に、本発明の第11の構成によれば、デ
ータ圧縮部の状態が一括管理されるようになる。また、
本発明の第12の構成によれば、データ伸長部の状態が
一括管理されるようになる。
ータ圧縮部の状態が一括管理されるようになる。また、
本発明の第12の構成によれば、データ伸長部の状態が
一括管理されるようになる。
【0042】そして、本発明の第13の構成によれば、
データ圧縮伸長部の状態が一括管理されるようになる。
データ圧縮伸長部の状態が一括管理されるようになる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の画像処理システムの実施例1
及び2を図面を参照して説明する。
及び2を図面を参照して説明する。
【0044】《実施例1》
<実施例1の構成>実施例1の画像処理システムでは、
画像データの圧縮及び伸長を1つの回路で行っている
が、説明が紛らわしくなるのを防ぐため、圧縮時と伸長
時とに分けて構成を説明する。
画像データの圧縮及び伸長を1つの回路で行っている
が、説明が紛らわしくなるのを防ぐため、圧縮時と伸長
時とに分けて構成を説明する。
【0045】(データ圧縮時の構成)図4(a)は、デ
ータ圧縮時の画像処理システムの構成図である。画像処
理システムは、同図に示すように、N個のカメラ11−
1〜11−N、N個のA/D変換器12−1〜12−
N、フレームバッファ20−1〜20−(N+1)、コ
ントローラ50、N個の圧縮部31−1〜31−N、N
個のバッファ33−1〜33−N及びインタフェース回
路40を備えて構成されている。
ータ圧縮時の画像処理システムの構成図である。画像処
理システムは、同図に示すように、N個のカメラ11−
1〜11−N、N個のA/D変換器12−1〜12−
N、フレームバッファ20−1〜20−(N+1)、コ
ントローラ50、N個の圧縮部31−1〜31−N、N
個のバッファ33−1〜33−N及びインタフェース回
路40を備えて構成されている。
【0046】以下、各構成要素を説明する。
〔カメラ11−1〜11−N〕カメラ11−1〜11−
Nは、図3に示される従来技術の場合と同じように、物
体を複数の水平方向から撮影する。この時、個々のカメ
ラは、等しい垂直位置に置かれている。
Nは、図3に示される従来技術の場合と同じように、物
体を複数の水平方向から撮影する。この時、個々のカメ
ラは、等しい垂直位置に置かれている。
【0047】また、カメラ11−1〜11−Nは、コン
トローラ50から同一の画像取込トリガ信号を入力して
いるため、それぞれのカメラは互いに同期した画像デー
タをアナログ出力する。
トローラ50から同一の画像取込トリガ信号を入力して
いるため、それぞれのカメラは互いに同期した画像デー
タをアナログ出力する。
【0048】カメラ11−1〜11−Nは、画像データ
をデジタル出力するものを使用しても良い。なお、以下
の説明において、カメラ11−1〜11−Nで撮像され
た画像を、それぞれ#1〜#Nとする。
をデジタル出力するものを使用しても良い。なお、以下
の説明において、カメラ11−1〜11−Nで撮像され
た画像を、それぞれ#1〜#Nとする。
【0049】〔A/D変換器12−1〜12−N〕A/
D変換器12−1〜12−Nは、カメラ11−1〜11
−Nに接続し、カメラ11−1〜11−Nから入力した
R、G、B3種類のアナログ信号をデジタル信号に変換
する。
D変換器12−1〜12−Nは、カメラ11−1〜11
−Nに接続し、カメラ11−1〜11−Nから入力した
R、G、B3種類のアナログ信号をデジタル信号に変換
する。
【0050】カメラ11−1〜11−Nがデジタル出力
する場合、A/D変換器12−1〜12−Nは不要とな
る。 〔フレームバッファ20−1〜20−(N+1)〕フレ
ームバッファ20−1〜20−(N+1)は、図4に示
すように、A/D変換器12−1〜12−Nとコントロ
ーラ50に接続し、図5に示すように、(N+1)個の
バンク22−1〜22−(N+1)を有している。バン
ク22−1〜22−(N+1)は、1個あたりN枚の画
像データを同時に格納する容量を有しており、コントロ
ーラにより、1フレーム毎にバンクが順次切り換えられ
てA/D変換器12−1〜12−Nから出力された画像
をインターレース・ノンインターレース変換して格納す
る。各バンク内には、物体を同時にNの方向から見た画
像が1フレーム分格納される。
する場合、A/D変換器12−1〜12−Nは不要とな
る。 〔フレームバッファ20−1〜20−(N+1)〕フレ
ームバッファ20−1〜20−(N+1)は、図4に示
すように、A/D変換器12−1〜12−Nとコントロ
ーラ50に接続し、図5に示すように、(N+1)個の
バンク22−1〜22−(N+1)を有している。バン
ク22−1〜22−(N+1)は、1個あたりN枚の画
像データを同時に格納する容量を有しており、コントロ
ーラにより、1フレーム毎にバンクが順次切り換えられ
てA/D変換器12−1〜12−Nから出力された画像
をインターレース・ノンインターレース変換して格納す
る。各バンク内には、物体を同時にNの方向から見た画
像が1フレーム分格納される。
【0051】図5は、フレームバッファ20−1〜20
−(N+1)とその周辺回路の詳細構成図である。同図
に示すように、コントローラ50に接続し、3ステート
バッファで構成された(N+1)個の入力部21−1〜
21−(N+1)が設けられている。入力部21−1〜
21−(N+1)は、それぞれバンク22−1〜22−
(N+1)を1個ずつ接続しており、どのフレームバッ
ファ20−1〜20−(N+1)に#1〜#Nの画像を
格納するかがコントローラ50により指示される。
−(N+1)とその周辺回路の詳細構成図である。同図
に示すように、コントローラ50に接続し、3ステート
バッファで構成された(N+1)個の入力部21−1〜
21−(N+1)が設けられている。入力部21−1〜
21−(N+1)は、それぞれバンク22−1〜22−
(N+1)を1個ずつ接続しており、どのフレームバッ
ファ20−1〜20−(N+1)に#1〜#Nの画像を
格納するかがコントローラ50により指示される。
【0052】バンク22−1〜22−(N+1)には、
(N+1)個のバンクをN個の圧縮部に接続するための
切り替え回路23が接続されている。この切り替え回路
23は、図5に示すように、それぞれ独立に動作する複
数のマトリクススイッチ(3ステートバッファ)23a
から構成されており、どのフレームバッファ20−1〜
20−(N+1)の画像を出力するかがコントローラ5
0により指示される。
(N+1)個のバンクをN個の圧縮部に接続するための
切り替え回路23が接続されている。この切り替え回路
23は、図5に示すように、それぞれ独立に動作する複
数のマトリクススイッチ(3ステートバッファ)23a
から構成されており、どのフレームバッファ20−1〜
20−(N+1)の画像を出力するかがコントローラ5
0により指示される。
【0053】なお、圧縮部が(N+1)個設けられる場
合には、切り替え回路23は不要となり、フレームバッ
ファ20−1〜20−(N+1)とその周辺回路を図6
に示すような構成とすることができる。
合には、切り替え回路23は不要となり、フレームバッ
ファ20−1〜20−(N+1)とその周辺回路を図6
に示すような構成とすることができる。
【0054】〔圧縮部31−1〜31−N〕圧縮部31
−1〜31−Nは、フレームバッファ20−1〜20−
(N+1)から画像データを順次読み出し、画像データ
を圧縮する。
−1〜31−Nは、フレームバッファ20−1〜20−
(N+1)から画像データを順次読み出し、画像データ
を圧縮する。
【0055】画像データの圧縮の仕方は、圧縮部31−
1〜31−NがMPEGチップを用いて構成されるか、
JPEGチップを用いて構成されるかにより異なる。M
PEGチップを用いる場合、フレーム間の相関をとって
データを圧縮する。
1〜31−NがMPEGチップを用いて構成されるか、
JPEGチップを用いて構成されるかにより異なる。M
PEGチップを用いる場合、フレーム間の相関をとって
データを圧縮する。
【0056】JPEGチップを用いる場合、フレーム間
の相関がないため、例えばカメラ間の画像の差をとり、
差をとった画像データを圧縮する。 〔バッファ33−1〜33−N〕バッファ33−1〜3
3−Nは、圧縮部31−1〜31−Nに接続し、圧縮部
31−1〜31−Nから非同期に出力される圧縮データ
を、後段のインタフェース回路40で同期をとるために
格納する。
の相関がないため、例えばカメラ間の画像の差をとり、
差をとった画像データを圧縮する。 〔バッファ33−1〜33−N〕バッファ33−1〜3
3−Nは、圧縮部31−1〜31−Nに接続し、圧縮部
31−1〜31−Nから非同期に出力される圧縮データ
を、後段のインタフェース回路40で同期をとるために
格納する。
【0057】〔インタフェース回路40〕インタフェー
ス回路40は、バッファ33−1〜33−Nに接続し、
バッファ33−1〜33−Nから入力したデータを多重
する。そして、多重したデータに、伝送や記録用のパラ
メータを付加して、図示していない伝送路や記録部に出
力する。
ス回路40は、バッファ33−1〜33−Nに接続し、
バッファ33−1〜33−Nから入力したデータを多重
する。そして、多重したデータに、伝送や記録用のパラ
メータを付加して、図示していない伝送路や記録部に出
力する。
【0058】(データ伸長時の構成)図4(b)は、デ
ータ伸長時の画像処理システムの構成図である。画像処
理システムは、同図に示すように、インタフェース回路
40、N個のバッファ33−1〜33−N、N個の伸長
部32−1〜32−N及びフレームバッファ20−1〜
20−(N+1)を備えて構成されている。
ータ伸長時の画像処理システムの構成図である。画像処
理システムは、同図に示すように、インタフェース回路
40、N個のバッファ33−1〜33−N、N個の伸長
部32−1〜32−N及びフレームバッファ20−1〜
20−(N+1)を備えて構成されている。
【0059】以下、各構成要素を説明する。
〔インタフェース回路40〕インタフェース回路40
は、図示していない伝送路や記録装置から多重化された
圧縮データを入力してN個の圧縮データに分解する。
は、図示していない伝送路や記録装置から多重化された
圧縮データを入力してN個の圧縮データに分解する。
【0060】〔バッファ33−1〜33−N〕バッファ
33−1〜33−Nは、インタフェース回路40に接続
し、インタフェース回路40から非同期に出力される圧
縮データを、後段の伸長部32−1〜32−Nで同期を
とるために格納する。
33−1〜33−Nは、インタフェース回路40に接続
し、インタフェース回路40から非同期に出力される圧
縮データを、後段の伸長部32−1〜32−Nで同期を
とるために格納する。
【0061】〔伸長部32−1〜32−N〕伸長部32
−1〜32−Nは、バッファ33−1〜33−Nに接続
し、バッファ33−1〜33−Nから入力した圧縮デー
タを画像データに伸長する。
−1〜32−Nは、バッファ33−1〜33−Nに接続
し、バッファ33−1〜33−Nから入力した圧縮デー
タを画像データに伸長する。
【0062】〔フレームバッファ20−1〜20−(N
+1)〕フレームバッファ20−1〜20−(N+1)
は、伸長部32−1〜32−Nとコントローラ50に接
続し、(N+1)個のバンク22−1〜22−(N+
1)を有している。バンク22−1〜22−(N+1)
は、1個あたりN枚の画像データを同時に格納する容量
を有している。
+1)〕フレームバッファ20−1〜20−(N+1)
は、伸長部32−1〜32−Nとコントローラ50に接
続し、(N+1)個のバンク22−1〜22−(N+
1)を有している。バンク22−1〜22−(N+1)
は、1個あたりN枚の画像データを同時に格納する容量
を有している。
【0063】そして、フレームバッファ20−1〜20
−(N+1)は、格納している画像データを、図示して
いない表示器のフォーマットに合わせて出力する。 <実施例1の動作>次に、実施例1の動作を説明する。
なお、以下の説明は圧縮処理に関するものであるが、伸
長処理は、圧縮処理を逆に行うこと、例えば差分を和分
に置き換えて処理される。
−(N+1)は、格納している画像データを、図示して
いない表示器のフォーマットに合わせて出力する。 <実施例1の動作>次に、実施例1の動作を説明する。
なお、以下の説明は圧縮処理に関するものであるが、伸
長処理は、圧縮処理を逆に行うこと、例えば差分を和分
に置き換えて処理される。
【0064】(第1の圧縮処理)図7は、第1の圧縮処
理の説明図である。第1の圧縮処理では、基準画像と順
次入力される画像の差を次々に圧縮する。
理の説明図である。第1の圧縮処理では、基準画像と順
次入力される画像の差を次々に圧縮する。
【0065】図7中、“C”で示されているのが基準画
像である。基準画像は、図7(A)に示すように中央の
画像を選んでもよいし、図7(B)に示すように端の画
像を選んでもよい。いずれの方法で基準画像を選んだと
しても、圧縮部31−1〜31−Nは、図7(C)に示
すように、最初に入力した画像を基準画像(#1)とし
て記憶し、以後、入力される画像(#2、#3、・・)
と基準画像(#1)との差分を圧縮する。なお、図7
(A)、(B)の“1”、“2”、・・・、“N”は、
それぞれカメラ11−1〜11−Nで撮像される画像を
示している。
像である。基準画像は、図7(A)に示すように中央の
画像を選んでもよいし、図7(B)に示すように端の画
像を選んでもよい。いずれの方法で基準画像を選んだと
しても、圧縮部31−1〜31−Nは、図7(C)に示
すように、最初に入力した画像を基準画像(#1)とし
て記憶し、以後、入力される画像(#2、#3、・・)
と基準画像(#1)との差分を圧縮する。なお、図7
(A)、(B)の“1”、“2”、・・・、“N”は、
それぞれカメラ11−1〜11−Nで撮像される画像を
示している。
【0066】図7(D)は、圧縮ユニットの詳細構成を
示している。圧縮ユニットは、コントローラ、基準画像
バッファ、差分データ生成回路、基準画像バッファから
のデータと差分データ生成回路からのデータとを切り換
える切り替え回路及び圧縮回路を備えて構成されてい
る。
示している。圧縮ユニットは、コントローラ、基準画像
バッファ、差分データ生成回路、基準画像バッファから
のデータと差分データ生成回路からのデータとを切り換
える切り替え回路及び圧縮回路を備えて構成されてい
る。
【0067】コントローラは、フレームの同期信号であ
るVSyncをカウントし、画像がそのフレーム中で最
初に送られてきた画像である場合に、その画像を基準画
像バッファに書き込むと共に、差分データ生成回路をO
FFとし、画像データをそのまま圧縮回路に導く。
るVSyncをカウントし、画像がそのフレーム中で最
初に送られてきた画像である場合に、その画像を基準画
像バッファに書き込むと共に、差分データ生成回路をO
FFとし、画像データをそのまま圧縮回路に導く。
【0068】また、コントローラは、最初に送られてき
た画像でない場合に、入力画像に合わせて基準画像を基
準バッファから読み取り、基準画像データと入力画像と
の差分データを作成し、圧縮回路に導く。この処理を各
バンク22−1〜22−(N+1)内に記憶された画像
が無くなるまで続ける。
た画像でない場合に、入力画像に合わせて基準画像を基
準バッファから読み取り、基準画像データと入力画像と
の差分データを作成し、圧縮回路に導く。この処理を各
バンク22−1〜22−(N+1)内に記憶された画像
が無くなるまで続ける。
【0069】(第2の圧縮処理)図8は、第2の圧縮処
理の説明図である。第2の圧縮処理では、図8(A)に
示すように、隣り合う2枚の入力画像間の差を次々に圧
縮する。即ち、基準画像は、1つ前に入力された画像で
ある。このように隣り合う画像間の差を圧縮することに
よる利点は、2枚の画像間の相関が高いことが期待され
るため、圧縮率を高くできる点である。
理の説明図である。第2の圧縮処理では、図8(A)に
示すように、隣り合う2枚の入力画像間の差を次々に圧
縮する。即ち、基準画像は、1つ前に入力された画像で
ある。このように隣り合う画像間の差を圧縮することに
よる利点は、2枚の画像間の相関が高いことが期待され
るため、圧縮率を高くできる点である。
【0070】図8(B)は、圧縮ユニットの詳細構成を
示している。圧縮ユニットは、コントローラ、2画面分
の画像バッファであるバンク1と2、差分データ生成回
路及び圧縮を回路を備えて構成されている。
示している。圧縮ユニットは、コントローラ、2画面分
の画像バッファであるバンク1と2、差分データ生成回
路及び圧縮を回路を備えて構成されている。
【0071】コントローラは、VSyncのタイミング
で、バンク1・2を、それぞれ書込用バッファと読出用
バッファに交互に切り替える。即ち、一方のバンクにデ
ータを格納しつつ、もう一方のバンクからデータを読み
出す。
で、バンク1・2を、それぞれ書込用バッファと読出用
バッファに交互に切り替える。即ち、一方のバンクにデ
ータを格納しつつ、もう一方のバンクからデータを読み
出す。
【0072】また、コントローラは、処理の始めに、各
バッファ内容を画像無しとして初期化する。画像が入力
されると、書込用バッファに入力画像を取り込む。そし
て、入力に合わせて読出用バッファの画像内容を読み出
して差分をとり、圧縮回路へ導く。
バッファ内容を画像無しとして初期化する。画像が入力
されると、書込用バッファに入力画像を取り込む。そし
て、入力に合わせて読出用バッファの画像内容を読み出
して差分をとり、圧縮回路へ導く。
【0073】圧縮回路は、転送されたデータを、バンク
22内に記憶された1フレーム分の画像がなくなるまで
圧縮し続ける。ここで、当初、読出用バッファからの画
像にはデータが入っていないため、出力される差分画像
は、入力画像そのものとなり、これ以降は、隣り合う画
像の差分画像となる。また、同様の過程を逆にたどるこ
とで、伸長を実現することが可能となる。
22内に記憶された1フレーム分の画像がなくなるまで
圧縮し続ける。ここで、当初、読出用バッファからの画
像にはデータが入っていないため、出力される差分画像
は、入力画像そのものとなり、これ以降は、隣り合う画
像の差分画像となる。また、同様の過程を逆にたどるこ
とで、伸長を実現することが可能となる。
【0074】以上の圧縮ユニットの動作を、図8を用い
て具体的に説明する。まず、画像#1が入力された場合
に、この画像#1をバンク1に格納すると共にデータ圧
縮する。そして、画像#2が入力された場合に、バンク
1から画像#1を読み出し、画像#2をバンク2に入力
しつつ、画像#2と画像#1との差分をデータ圧縮す
る。さらに、画像#3が入力された場合に、バンク2か
ら画像2を読み出し、画像#3をバンク1に入力しつ
つ、画像#3と画像#2との差分をデータ圧縮する。
て具体的に説明する。まず、画像#1が入力された場合
に、この画像#1をバンク1に格納すると共にデータ圧
縮する。そして、画像#2が入力された場合に、バンク
1から画像#1を読み出し、画像#2をバンク2に入力
しつつ、画像#2と画像#1との差分をデータ圧縮す
る。さらに、画像#3が入力された場合に、バンク2か
ら画像2を読み出し、画像#3をバンク1に入力しつ
つ、画像#3と画像#2との差分をデータ圧縮する。
【0075】(圧縮処理シーケンス)次に、図9及び図
10を参照して実施例1の圧縮処理シーケンスを説明す
る。図9のカメラ1〜Nは、図4のカメラ11−1〜1
1−Nに相当する。また、バンク1〜N+1は、図5又
は図6のバンク22−1〜22−N+1に相当する。更
に、圧縮部1〜Nは、図4の圧縮部31−1〜31−N
に相当する。そして、図10のバッファ1〜Nは、図4
のバッファ33−1〜33−Nに相当する。
10を参照して実施例1の圧縮処理シーケンスを説明す
る。図9のカメラ1〜Nは、図4のカメラ11−1〜1
1−Nに相当する。また、バンク1〜N+1は、図5又
は図6のバンク22−1〜22−N+1に相当する。更
に、圧縮部1〜Nは、図4の圧縮部31−1〜31−N
に相当する。そして、図10のバッファ1〜Nは、図4
のバッファ33−1〜33−Nに相当する。
【0076】まず、図9を参照して、カメラ1〜Nの処
理シーケンスを説明する。時刻T0 にカメラ1〜Nから
読み出された画像はバンク(BK)1に書き込まれる。
次に、時刻T1 にカメラ1〜Nから読み出された画像は
BK2に書き込まれる。以後、mを整数とした場合に、
時刻Tm にカメラ1〜Nから読み出された画像をバンク
m+1に書き込む処理が、時刻Tn-1 まで続けられる。
そして、この処理は、時刻Tn+1、T2n+2、・・ から繰
り返し行われる。
理シーケンスを説明する。時刻T0 にカメラ1〜Nから
読み出された画像はバンク(BK)1に書き込まれる。
次に、時刻T1 にカメラ1〜Nから読み出された画像は
BK2に書き込まれる。以後、mを整数とした場合に、
時刻Tm にカメラ1〜Nから読み出された画像をバンク
m+1に書き込む処理が、時刻Tn-1 まで続けられる。
そして、この処理は、時刻Tn+1、T2n+2、・・ から繰
り返し行われる。
【0077】次に、図9を参照して、バンク1〜N+1
の処理シーケンスを説明する。まず、時刻T0 にカメラ
1〜Nから読み出された画像は時刻T0 にBK1に書き
込まれる。次に、時刻T1 にカメラ1〜Nから読み出さ
れた画像は時刻T1 にBK2に書き込まれる。以後、m
を整数とした場合に、時刻Tm にカメラ1〜Nから読み
出された画像は時刻Tm にBKm+1に書き込まれる処
理が、時刻Tn-1 まで続けられる。そして、この処理
は、時刻Tn+1、T2n+2、・・ 毎に繰り返し行われる。
の処理シーケンスを説明する。まず、時刻T0 にカメラ
1〜Nから読み出された画像は時刻T0 にBK1に書き
込まれる。次に、時刻T1 にカメラ1〜Nから読み出さ
れた画像は時刻T1 にBK2に書き込まれる。以後、m
を整数とした場合に、時刻Tm にカメラ1〜Nから読み
出された画像は時刻Tm にBKm+1に書き込まれる処
理が、時刻Tn-1 まで続けられる。そして、この処理
は、時刻Tn+1、T2n+2、・・ 毎に繰り返し行われる。
【0078】また、バンク1から、時刻T1、T2、・・
・に、カメラ1、2、・・・の画像データが読み出され
る。次に、バンク2では、時刻T2、T3、・・・に、カ
メラ1、2、・・・の画像データが読み出される。そし
て、バンクN+1では、時刻TN+1、TN+2、・・・に、
カメラカメラ1、2、・・・の画像データが読み出され
る。
・に、カメラ1、2、・・・の画像データが読み出され
る。次に、バンク2では、時刻T2、T3、・・・に、カ
メラ1、2、・・・の画像データが読み出される。そし
て、バンクN+1では、時刻TN+1、TN+2、・・・に、
カメラカメラ1、2、・・・の画像データが読み出され
る。
【0079】次に、図9を参照して、圧縮部1〜Nの処
理シーケンスを説明する。まず、圧縮部1では、時刻T
1 から時刻TN まで、バンク1より読み出されたデータ
が順次書き込まれて圧縮される。そして、バンク1から
のデータを順次圧縮し、時刻TN で終了する。次に、時
刻TN+1 から時刻T2Nまでは、バンクN+1より読み出
されたデータが書き込まれて圧縮される。そして、時刻
T2N+1から、バンクNより読み出されたデータが書き込
まれて圧縮される。
理シーケンスを説明する。まず、圧縮部1では、時刻T
1 から時刻TN まで、バンク1より読み出されたデータ
が順次書き込まれて圧縮される。そして、バンク1から
のデータを順次圧縮し、時刻TN で終了する。次に、時
刻TN+1 から時刻T2Nまでは、バンクN+1より読み出
されたデータが書き込まれて圧縮される。そして、時刻
T2N+1から、バンクNより読み出されたデータが書き込
まれて圧縮される。
【0080】また、圧縮部2では、時刻T2 から時刻T
N+1 まで、バンク2より読み出されたデータが書き込ま
れる。次に、時刻TN+2 から時刻T2N+1まで、バンク1
より読み出されたデータが書き込まれる。そして、時刻
T2N+2から、バンクN+1より読み出されたデータが書
き込まれる。
N+1 まで、バンク2より読み出されたデータが書き込ま
れる。次に、時刻TN+2 から時刻T2N+1まで、バンク1
より読み出されたデータが書き込まれる。そして、時刻
T2N+2から、バンクN+1より読み出されたデータが書
き込まれる。
【0081】更に、圧縮部Nでは、時刻TN-1 から時刻
T2N-1まで、バンクNより読み出されたデータが書き込
まれる。次に、時刻T2Nから、バンクN−1より読み出
されたデータが書き込まれる。
T2N-1まで、バンクNより読み出されたデータが書き込
まれる。次に、時刻T2Nから、バンクN−1より読み出
されたデータが書き込まれる。
【0082】次に、図10を参照して、バッファ1〜N
の処理シーケンスを説明する。まず、時刻TN+1 では、
時刻T0 にカメラ1〜Nから出力された画像データの圧
縮データがバッファ1に格納される。次に、時刻TN+2
では、時刻T1 にカメラ1〜Nから出力された画像デー
タの圧縮データがバッファ2に格納される。そして、時
刻T2Nでは、時刻TN-1 にカメラ1〜Nから出力された
画像データの圧縮データがバッファNに格納される。以
後、繰り返し、バッファ1からNに圧縮データが書き込
まれる。そして、バッファに書き込まれた圧縮データ
は、直ちに、出力される。即ち、例えば、時刻TN+1 に
バッファ1に書き込まれた圧縮データは、時刻TN+1 に
出力される。
の処理シーケンスを説明する。まず、時刻TN+1 では、
時刻T0 にカメラ1〜Nから出力された画像データの圧
縮データがバッファ1に格納される。次に、時刻TN+2
では、時刻T1 にカメラ1〜Nから出力された画像デー
タの圧縮データがバッファ2に格納される。そして、時
刻T2Nでは、時刻TN-1 にカメラ1〜Nから出力された
画像データの圧縮データがバッファNに格納される。以
後、繰り返し、バッファ1からNに圧縮データが書き込
まれる。そして、バッファに書き込まれた圧縮データ
は、直ちに、出力される。即ち、例えば、時刻TN+1 に
バッファ1に書き込まれた圧縮データは、時刻TN+1 に
出力される。
【0083】《実施例2》
<実施例2の構成>図11は、実施例2の画像処理シス
テムの構成図である。図11に示すように、実施例2の
画像処理システムは、コントローラ50から圧縮部31
−1〜31−Nに共通バス60が接続されている点を除
いて、実施例1の画像処理システムと同様に構成されて
いるので、以下共通バス60に関連する構成についての
み説明する。
テムの構成図である。図11に示すように、実施例2の
画像処理システムは、コントローラ50から圧縮部31
−1〜31−Nに共通バス60が接続されている点を除
いて、実施例1の画像処理システムと同様に構成されて
いるので、以下共通バス60に関連する構成についての
み説明する。
【0084】〔コントローラ50〕コントローラ50
は、共通バス60を介して、個々の圧縮部31−1〜3
1−〜Nに、データ圧縮に必要なテーブルデータやパラ
メータを供給する。
は、共通バス60を介して、個々の圧縮部31−1〜3
1−〜Nに、データ圧縮に必要なテーブルデータやパラ
メータを供給する。
【0085】〔圧縮部31〕圧縮部31は、共通バス6
0を介して受信したデータパラメータに基づいて、圧縮
処理を行う。
0を介して受信したデータパラメータに基づいて、圧縮
処理を行う。
【0086】〔共通バス60の接続構成〕図12は、コ
ントローラ50と圧縮部31−1〜31−N間に設けら
れた共通バス60の接続構成を示している。
ントローラ50と圧縮部31−1〜31−N間に設けら
れた共通バス60の接続構成を示している。
【0087】図12に示すように、共通バス60は、チ
ャンネルアドレス線61とデータ線62から構成されて
いる。そして、チャンネルアドレス線61は、圧縮部3
1−1〜31−N内に設けられたデコーダを介して、同
じ圧縮部内の圧縮回路に接続している。
ャンネルアドレス線61とデータ線62から構成されて
いる。そして、チャンネルアドレス線61は、圧縮部3
1−1〜31−N内に設けられたデコーダを介して、同
じ圧縮部内の圧縮回路に接続している。
【0088】デコーダは、データ信号線上の情報が自分
の圧縮回路用か否かを判断し、必要により圧縮回路に情
報を受け渡す。情報の授受方法としては、例えば、ステ
ータス信号をモニタリングすることにより、シェークハ
ンドでデータを受け渡すことがあげられる。
の圧縮回路用か否かを判断し、必要により圧縮回路に情
報を受け渡す。情報の授受方法としては、例えば、ステ
ータス信号をモニタリングすることにより、シェークハ
ンドでデータを受け渡すことがあげられる。
【0089】〔実施例2の他の構成例〕実施例2の圧縮
時と伸長時の構成をひとつにまとめて、図13のような
構成とすることも可能である。このとき、A/D変換器
12−1〜12−Nとフレームバッファ20−1〜20
−(N+1)の間に切り換え部70−1〜70−Nが設
けられる。
時と伸長時の構成をひとつにまとめて、図13のような
構成とすることも可能である。このとき、A/D変換器
12−1〜12−Nとフレームバッファ20−1〜20
−(N+1)の間に切り換え部70−1〜70−Nが設
けられる。
【0090】<実施例2の動作>実施例2は、基本的に
は実施例1と同様に動作するが、実施例1に比べ以下の
ような特徴がある。即ち、コントローラ50が複数の圧
縮部31−1〜31−Nの状態を一括管理するため、エ
ラー処理や各種パラメータを一元的に管理でき、コント
ローラ50のソフトウェアやファームウェア等を変化さ
せるだけで、多様な機能を持たせることが可能となる。
は実施例1と同様に動作するが、実施例1に比べ以下の
ような特徴がある。即ち、コントローラ50が複数の圧
縮部31−1〜31−Nの状態を一括管理するため、エ
ラー処理や各種パラメータを一元的に管理でき、コント
ローラ50のソフトウェアやファームウェア等を変化さ
せるだけで、多様な機能を持たせることが可能となる。
【0091】
【発明の効果】本発明の第1〜第6の構成による画像処
理システムによれば、複数の画像データを、画像データ
間の相関を利用して圧縮するようにしたため、容易に同
期をとることができ、自由度が高く、かつ安価な画像処
理システムを得ることができるようになる。
理システムによれば、複数の画像データを、画像データ
間の相関を利用して圧縮するようにしたため、容易に同
期をとることができ、自由度が高く、かつ安価な画像処
理システムを得ることができるようになる。
【0092】特に、本発明の第5及び第6の構成による
画像処理システムによれば、入力画像間の変化が少ない
場合に、効率よくデータ圧縮されるようになる。次に、
本発明の第7〜第10の構成による画像処理システムに
よれば、複数の圧縮データを、圧縮データ間の相関を利
用して伸長するようにしたため、容易に同期をとること
ができ、自由度が高く、かつ安価な画像処理システムを
得ることができるようになる。
画像処理システムによれば、入力画像間の変化が少ない
場合に、効率よくデータ圧縮されるようになる。次に、
本発明の第7〜第10の構成による画像処理システムに
よれば、複数の圧縮データを、圧縮データ間の相関を利
用して伸長するようにしたため、容易に同期をとること
ができ、自由度が高く、かつ安価な画像処理システムを
得ることができるようになる。
【0093】特に、本発明の第9、及び第10の構成に
よれば、入力画像間の変化が少ない場合に、効率よくデ
ータ伸長されるようになる。そして、本発明の第11〜
第13の構成による画像処理システムによれば、それぞ
れデータ圧縮部、データ伸長部、データ圧縮伸長部の状
態がコントローラにより一括管理されることで、エラー
処理や各種パラメータの管理が一元的に行われ、ソフト
ウェアやファームウェアを変更するだけで、多様な機能
を持たせることが可能となる。
よれば、入力画像間の変化が少ない場合に、効率よくデ
ータ伸長されるようになる。そして、本発明の第11〜
第13の構成による画像処理システムによれば、それぞ
れデータ圧縮部、データ伸長部、データ圧縮伸長部の状
態がコントローラにより一括管理されることで、エラー
処理や各種パラメータの管理が一元的に行われ、ソフト
ウェアやファームウェアを変更するだけで、多様な機能
を持たせることが可能となる。
【図1】 本発明の画像処理システムの原理構成図(そ
の1)である。
の1)である。
【図2】 本発明の画像処理システムの原理構成図(そ
の2)である。
の2)である。
【図3】 物体を撮像する状態を示す概念図である。
【図4】 実施例1の構成図である。
【図5】 フレームバッファとその周辺回路の詳細構成
図(その1)である。
図(その1)である。
【図6】 フレームバッファとその周辺回路の詳細構成
図(その1)である。 図6は、図5で切
り替え回路がない場合の構成となっている。
図(その1)である。 図6は、図5で切
り替え回路がない場合の構成となっている。
【図7】 実施例の圧縮処理の説明図(その1)であ
る。
る。
【図8】 実施例の圧縮処理の説明図(その2)であ
る。
る。
【図9】 圧縮時の処理シーケンス図(その1)であ
る。
る。
【図10】 圧縮時の処理シーケンス図(その2)であ
る。
る。
【図11】 実施例2の構成図である。
【図12】 圧縮部とコントローラ間の共通バスを示す
図である。
図である。
【図13】 実施例2を同一チップ上に実現する場合の
構成図である。
構成図である。
10 入力部
11−1〜11−N カメラ
12−1〜12−N A/D変換器
20 画像データ格納部
20−1〜20−(N+1) フレームバッファ
21−1〜21−(N+1) 入力部
22−1〜22−(N+1) バンク
23 切り替え回路
30 データ圧縮伸長部
30A データ圧縮部
30B データ伸長部
31−1〜31−N 圧縮部
32−1〜32−N 伸長部
33−1〜33−N バッファ
34−1〜34−N 圧縮・伸長部
40 インタフェース部
50 制御部(コントローラ)
60 共通バス
61 チャンネルアドレス線
62 データ線
70−1〜70−N 切り換え部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 石本 学
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(56)参考文献 特開 昭63−201878(JP,A)
特開 平6−274579(JP,A)
特開 平6−268964(JP,A)
特開 平2−48872(JP,A)
特開 平5−143712(JP,A)
特開 平1−142872(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06T 17/40
G06T 9/00
H04N 5/225
G06T 1/00
CSDB(日本国特許庁)
Claims (12)
- 【請求項1】 同期信号を出力する制御部と、 それぞれ物体を異なる方向から見た複数の画像が入力さ
れる入力部と、 前記入力部から入力された複数の画像データを、前記制
御部から入力した同期信号に基づき同期して連続的に格
納する画像データ格納部と、 前記画像データ格納部から入力した複数の画像データ
を、画像データ間の相関を利用して圧縮するデータ圧縮
部と、 前記データ圧縮部から入力した複数の圧縮データを多重
して外部の装置に出力するインタフェース部とを備え、 前記入力部で同期して同時に入力された画像データを格
納するのに必要な記憶容量を1バンクとした場合に、前
記画像データ格納部は、同期して入力される画像数に1
を加えた値のバンク数を記憶容量として有する ことを特
徴とする画像処理システム。 - 【請求項2】 同期信号を出力する制御部と、 それぞれ物体を異なる方向から見た複数の画像が入力さ
れる入力部と、 前記入力部から入力された複数の画像データを、前記制
御部から入力した同期信号に基づき同期して連続的に格
納する画像データ格納部と、 前記画像データ格納部から入力した複数の画像データ
を、画像データ間の相関を利用して圧縮するデータ圧縮
部とを備え、 前記データ圧縮部は、前記入力部から同期して同時に入
力される画像数と同数設けられている ことを特徴とする
画像処理システム。 - 【請求項3】 前記データ圧縮部は、前記画像データ格
納部のバンク数と同数設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の画像処理システム。 - 【請求項4】 前記データ圧縮部は、前記入力部から最
初に入力した画像データを基準画像データとし、以後、
時系列に入力される画像データと前記基準画像データと
の差分画像データを順次データ圧縮することを特徴とす
る請求項1又は2に記載の画像処理システム。 - 【請求項5】 前記データ圧縮部は、前記入力部から時
系列に入力した画像データに対して、直前に入力された
画像データとの差分画像データをとりながら順次データ
圧縮することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像
処理システム。 - 【請求項6】 同期信号を出力する制御部と、 複数の画像データを圧縮した後多重したデータを外部の
装置から入力し、複数の圧縮データに分解するインタフ
ェース部と、 前記インタフェース部から入力した複数の圧縮データ
を、圧縮データ間の相関を利用して伸長するデータ伸長
部と、 前記データ伸長部から入力した複数の伸長データを、前
記制御部から入力した同期信号に合わせて格納する画像
データ格納部とを備えたことを特徴とする画像処理シス
テム。 - 【請求項7】 1つの伸長された画像データを格納する
のに必要な記憶容量を1バンクとした場合に、前記画像
データ格納部は、同期して格納する全画像データ数に1
を加えた値のバンク数を記憶容量として有することを特
徴とする請求項6に記載の画像処理システム。 - 【請求項8】 前記データ伸長部は、前記インタフェー
ス部から最初に入力した画像データを基準画像データと
し、以後、時系列に入力される画像データと前記基準画
像データとの差分画像データを順次データ伸長し、伸長
されたデータと前記基準画像データとを加算して画像デ
ータを生成することを特徴とする請求項6に記載の画像
処理システム。 - 【請求項9】 前記データ伸長部は、前記インタフェー
ス部から時系列に入力した前画像との差分画像データを
伸長し、直前の画像データと伸長された画像データとの
和分をとり画像データを生成することを特徴とする請求
項6に記載の画像処理システム。 - 【請求項10】 前記データ圧縮部を複数設けるととも
に、それらのデータ圧縮部を接続する共通バスを設け、
更に、それらのデータ圧縮部のうちいずれかを選択しデ
ータ転送を割り当てるコントローラを設けたことを特徴
とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。 - 【請求項11】 前記データ伸長部を複数設けるととも
に、それらのデータ伸長部を接続する共通バスを設け、
更に、それらのデータ伸長部のうちいずれかを選択しデ
ータ転送を割り当てるコントローラを設けたことを特徴
とする請求項6に記載の画像処理システム。 - 【請求項12】 同期信号を出力する制御部と、 それぞれ物体を異なる方向から見た複数の画像が入力さ
れる入力部と、 入力した複数の画像データを、画像データ間の相関を利
用して圧縮するとともに、入力した複数の圧縮データ
を、圧縮データ間の相関を利用して伸長する複数のデー
タ圧縮伸長部と、 前記入力部から入力された複数の画像データを、前記制
御部から入力した同期信号に基づき同期して連続的に格
納するとともに、前記データ圧縮伸長部から入力した複
数の伸長データを、前記制御部から入力した同期信号に
合わせて格納する画像データ格納部と、 前記データ圧縮伸長部から入力した複数の圧縮データを
多重して外部の装置に出力するとともに、複数の画像デ
ータを圧縮した後多重したデータを外部の装置から入力
し複数の圧縮データに分解するインタフェース部と、 複数の前記データ圧縮伸長部に接続する共通バスと、 前記データ圧縮伸長部を選択しデータ転送を割り当てる
とともに、データ転送方向を切り換えるコントローラと
を備えたことを特徴とする画像処理システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02549595A JP3361643B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 画像処理システム |
US08/525,030 US5774589A (en) | 1995-02-14 | 1995-09-08 | Image processing system |
EP95114269A EP0727761B1 (en) | 1995-02-14 | 1995-09-11 | Image processing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02549595A JP3361643B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 画像処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08221597A JPH08221597A (ja) | 1996-08-30 |
JP3361643B2 true JP3361643B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=12167650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02549595A Expired - Fee Related JP3361643B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 画像処理システム |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0727761B1 (ja) |
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GB9518984D0 (en) * | 1995-09-16 | 1995-11-15 | Univ Montfort | Storing and/or transmitting 3d images |
US6275253B1 (en) * | 1998-07-09 | 2001-08-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Stereographic image compression with image moment normalization |
EP1422495A4 (en) * | 2001-07-30 | 2009-06-03 | Topcon Corp | SURFACE MEASUREMENT DEVICE, SURFACE FORMAT METHOD, SURFACE STATE GRAPHIC DEVICE |
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DE2617112C3 (de) * | 1976-04-17 | 1982-01-14 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahren zum Feststellen einer Bewegung bzw. einer Veränderung im Überwachungsbereich einer Fernsehkamera |
US5297222A (en) * | 1982-05-04 | 1994-03-22 | Hitachi, Ltd. | Image processing apparatus |
GB8317407D0 (en) * | 1983-06-27 | 1983-07-27 | Rca Corp | Image transform techniques |
US4797942A (en) * | 1987-03-02 | 1989-01-10 | General Electric | Pyramid processor for building large-area, high-resolution image by parts |
US4982438A (en) * | 1987-06-02 | 1991-01-01 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for recognizing three-dimensional shape of object |
US5140416A (en) * | 1990-09-18 | 1992-08-18 | Texas Instruments Incorporated | System and method for fusing video imagery from multiple sources in real time |
GB9103674D0 (en) * | 1991-02-21 | 1991-04-10 | Street Graham S B | Apparatus and method for the compression of image data |
JPH0578048A (ja) * | 1991-09-19 | 1993-03-30 | Hitachi Ltd | エレベーターホールの待ち客検出装置 |
JPH0591341A (ja) * | 1991-09-26 | 1993-04-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像データ処理装置 |
US5325449A (en) * | 1992-05-15 | 1994-06-28 | David Sarnoff Research Center, Inc. | Method for fusing images and apparatus therefor |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP02549595A patent/JP3361643B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-09-08 US US08/525,030 patent/US5774589A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-09-11 EP EP95114269A patent/EP0727761B1/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
EP0727761A2 (en) | 1996-08-21 |
JPH08221597A (ja) | 1996-08-30 |
US5774589A (en) | 1998-06-30 |
EP0727761A3 (en) | 1997-04-09 |
EP0727761B1 (en) | 2002-03-06 |
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