JP3360132B2 - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミナ(Al2
3 )又はアルチック(Al2 3 −TiC)を用いて
なる基材をエッチングして薄膜磁気ヘッドを製造する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブ装置では、磁気
ギャップが小さい薄膜磁気ヘッドが設けてあるスライダ
がハードディスクに対向配置してあり、ハードディスク
の回転によって生じる気流によってスライダを浮上さ
せ、該スライダをハードディスクの直径方向へ移動させ
つつ、前記薄膜磁気ヘッドによってハードディスクに磁
気データを高密度に記録し、また記録した磁気データを
読み出している。薄膜磁気ヘッドには、絶縁性及び耐チ
ッピング性等に優れたアルミナ製又はアルチック製の基
板、又はガラス基板上にアルミナ又はアルチックの絶縁
層を積層した基材が用いられており、このような基材の
表面に溝及びステップ等が所要の凹凸パターンで形成し
てある。なお、アルチックはAl2 3 及びTiCを主
成分とし、一般的にTiCを10%〜50%程度含有し
ている。
【0003】従来より、前述した基材の表面に凹凸パタ
ーンを形成するには、基材の表面にマスクとしてレジス
ト層又は金属層を積層した後、Arガスといった不活性
ガスを励起して得たイオンを加速し、該イオンを基材の
表面に衝突させるイオンミリング法を用いていた。しか
し、イオンミリング法を用いた場合、アルミナ又はアル
チックを除去する速度が略300Å/minと遅いとい
う問題があった。また、マスクに対する選択比率が低
く、凹凸パターンを高精度に形成し難いという問題もあ
った。
【0004】そのため、CF4 ガス、CCl4 ガス又は
BCl3 ガス等の反応性ガスを用いてプラズマを生成
し、得られたプラズマによってアルミナ又はアルチック
をエッチングする方法が提案されている。この場合、プ
ラズマの衝突によるスパッタリング効果に加えて、反応
性イオンによる化学反応によってアルミナ又はアルチッ
クが除去されるため、エッチング速度が速く、また対マ
スク選択比率も向上する。特に、BCl3 ガスはアルミ
ナ又はアルチックとの反応性に優れており、所要のエッ
チング速度及び対マスク選択比率を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反応性
ガスとしてBCl3 ガスを用いる従来の方法では、B
(硼素)を含む堆積物がエッチング装置内に堆積するた
め、該堆積物を除去すべく、比較的短い間隔でエッチン
グ装置内を清浄化しなければならない。そのため、エッ
チング装置の運転効率が低く、単位時間当たりに製造し
得る薄膜磁気ヘッドの数が少ないという問題があった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところはBCl3 ガス及びCl
2 ガスの混合ガスを励起してプラズマを生成し、得られ
たプラズマによってアルミナ又はアルチックを用いてな
る基材をエッチングすることによって、堆積物の堆積を
抑制して、エッチング装置の運転効率及び単位時間当た
りに製造し得る薄膜磁気ヘッドの数を向上することがで
きる薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る薄膜磁気
ヘッドの製造方法は、ECRエッチング装置により反応
性ガスを励起してプラズマを生成し、得られたプラズマ
によってアルミナ又はアルチックを用いてなる基材をエ
ッチングして薄膜磁気ヘッドを製造する方法において、
前記反応性ガスとして、BCl3 ガス及びCl2 ガスの
混合ガスを用い、前記BCl 3 ガス及びCl 2 ガスは、
前記混合ガスの流量に対するBCl 3 ガスの流量の割合
が30%以上80%以下になるように混合し、プラズマ
を生成する領域の圧力を1mTorr以上20mTor
r以下にしてプラズマを生成することにより、前記EC
Rエッチング装置内の堆積物の堆積を抑制しながらエッ
チングすることを特徴とする。
【0008】アルミナ製若しくはアルチック製の基材、
又は適宜の基板上にアルミナ層若しくはアルチック層を
設けた基材を、BCl3 ガス及びCl2 ガスの混合ガス
から生成したプラズマによってエッチングする。BCl
3 ガスから生成したプラズマ及びCl2 ガスから生成し
たプラズマは共にアルミナ又はアルチックをエッチング
するためエッチング速度が速く、またアルミナ又はアル
チックとの反応性が高いため、対マスク選択比率も高
い。また、反応性ガスにBCl3 ガスのみを用いた場合
に比べて、塩素イオンの濃度が高いため、硼素を含む堆
積物と反応して、該堆積物を分解気化させる。これによ
って、堆積物が堆積することが抑制される。BCl 3
ス及びCl 2 ガスの混合比には至適な範囲があり、両者
の混合ガスの流量に対するBCl 3 ガスの流量比が30
%以上80%以下、即ち混合ガスの流量に対するCl 2
ガスの流量比が20%以上70%以下である場合、アル
ミナ又はアルチックを用いてなる基材を所要のエッチン
グ速度でエッチングすることができると共に、堆積物の
堆積を抑制することができる。これに対して、混合ガス
の流量に対するBCl 3 ガスの流量の割合が30%未満
である場合、所要のエッチング速度を得ることができ
ず、また混合ガスの流量に対するBCl 3 ガスの流量の
割合が80%を越える場合、堆積物の堆積抑制効果が低
い。 BCl 3 ガス及びCl 2 ガスの混合ガスを励起して
プラズマを生成する場合、プラズマを生成する領域の圧
力を1mTorr以上20mTorr以下にすることに
よって、アルミナ又はアルチックを用いてなる基材を所
要のエッチング速度でエッチングすることができると共
に、堆積物の堆積を抑制することができる。前記領域の
圧力が1mTorr未満である場合、前記混合ガスから
生成したプラズマによるアルミナ又はアルチックを用い
てなる基材のエッチング速度が遅く、前記領域の圧力が
20mTorrを越える場合、堆積物の堆積抑制効果が
低い。
【0009】第2発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法
は、第1発明において、前記エッチングにおけるエッチ
ングレートは1000Å/min乃至1500Å/mi
nであることを特徴とする。
【0010】エッチングにおけるエッチングレートを1
000Å/min乃至1500Å/minとすることに
より、ECRエッチング装置の運転効率を高くでき、単
位時間当たりに製造し得る薄膜磁気ヘッドの数を多くで
きる
【0011】第3発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法
は、第1又は第2発明において、前記ECRエッチング
装置内を清浄化した後、次の清浄化までの間に少なくと
も4000枚の基材をエッチングすることを特徴とす
る。
【0012】ECRエッチング装置内を清浄化した後、
次の清浄化までの間に少なくとも4000枚の基材をエ
ッチングすることにより、ECRエッチング装置の運転
効率を高くできる
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明方法を適用
するECRエッチング装置を示す模式的側断面図であ
り、図中、1はチャンバである。チャンバ1は、円筒状
の上チャンバ2、及び上チャンバ2の直径より大きい直
径であり、有底円筒状の下チャンバ3を連結してなり、
上チャンバ2の上端部には環状の上部壁が設けてある。
この上部壁の開口は石英ガラス板を成形してなる封止板
6によって封止してあり、上チャンバ2の内部はプラズ
マを生成する生成室4になしてある。
【0014】チャンバ1の上部壁であって、封止板6の
周囲には図示しないマイクロ波発振器に連通する導波管
12の一端が連結してある。また、上チャンバ2の周囲に
は、上チャンバ2の上部及びこれに接続した導波管12の
一端部にわたって励磁コイル15が、上チャンバ2と同心
円状に周設してある。
【0015】下チャンバ3内は処理室5になしてあり、
該処理室5の底部中央には前記封止板6に臨ませて、ア
ルミナ製又はアルチック製の基板Kを載置する載置台9
が設けてある。載置台9には、載置台9上に載置した基
板Kを静電吸着するための電極10が埋設してあり、該電
極10にはコイルを介して直流電源16から適宜の直流電圧
が印加されるようになっている。また、電極10にはコン
デンサを介して高周波電源17から、所定周波数の高周波
も印加されるようになっており、高周波の印加によっ
て、後述する如く生成したプラズマ中のイオンのエネル
ギを制御しつつプラズマを基板K上へ導く。
【0016】処理室5の周囲壁には、該周囲壁を貫通す
る貫通孔が開設してあり、該貫通孔には、処理室5内へ
反応性ガスを導入するガス導入管7の一端が嵌合してあ
る。そして、ガス導入管7から処理室5内へ、BCl3
及びCl2 ガスをそれぞれ所定の流量で導入し得るよう
になしてある。また、処理室5の周囲壁のガス導入管7
に対向する部分には、処理室5及び生成室4内の気体を
排出する排気口8が開設してあり、該排気口8には排気
装置に連通する排気管(何れも図示せず)が連結してあ
る。
【0017】このようなECRエッチング装置で基板K
をエッチングするには、マスクとしてレジスト層又は金
属層を積層した基板Kを載置台9上に載置し、電極10に
直流電圧を印加して基板Kを静電吸着する。排気口8か
ら排気して生成室4及び処理室5内を1mTorr以上
20mTorr以下の圧力になるように減圧した後、ガ
ス導入管7から処理室5及び生成室4内へ、BCl3
びCl2 ガスを、総ガス流量に対するBCl3 ガスの流
量比が30%以上80%以下、即ち総ガス流量に対する
Cl2 ガスの流量比が20%以上70%以下となるよう
に混合しつつ導入する。
【0018】そして、導波管12から生成室4内へマイク
ロ波を導入すると共に、励磁コイル15にて生成室4内に
所定の磁界を形成することによって、前記混合ガスをE
CR励起してプラズマを生成する。プラズマの生成と並
行して、高周波電源17から電極10に高周波を印加するこ
とによって、生成室4内に生成されたプラズマ中のイオ
ンのエネルギを制御しつつ処理室5内の基板K上へプラ
ズマを導き、基板Kをエッチングする。
【0019】これによって、アルミナ製又はアルチック
製の基板Kを所要の速度でエッチングすることができる
と共に、エッチングによって生じる堆積物の堆積を抑制
することができるため、ECRエッチング装置の運転効
率が高く、単位時間当たりに製造し得る薄膜磁気ヘッド
の数が多い。
【0020】
【0021】
【実施例】次に比較試験を行った結果について説明す
る。次の表1はアルチックを成形してなる基板を種々の
条件でエッチングした結果を示すものである。なお、ア
ルチックは、TiCを30%含有するものを使用した。
図1に示したエッチング装置を用い、予めチャンバ内を
清浄化しておき、総ガス流量を200sccmとし、マ
イクロ波パワーを1300Wとして、反応性ガスの組成
及びチャンバ内の圧力を異ならせて、チャンバ内の清浄
化が必要であると判断されるまで、複数枚の基板をエッ
チングした。なお、基板にはマスクとして、パーマロイ
を含む金属層を形成したものと、レジスト層を形成した
ものとを使用し、両者をエッチングした場合の選択比も
測定した。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示した本発明例1乃至3から明らか
な如く、チャンバ内の圧力を4mTorrにして、BC
3 ガス及びCl2 ガスを、総ガス流量に対するBCl
3 ガスの流量の割合が30%以上80%以下、即ち総ガ
ス流量に対するCl2 ガスの流量の割合が20%以上7
0%以下となるように混合しつつチャンバ内へ導入した
場合、エッチングレートは1000Å/minを越えて
おり、清浄化までの基板の処理枚数は4000枚を越え
ており、更に対金属層選択比は10以上であり、対レジ
スト層選択比は0.6以上であった。
【0024】これに対して、表1の比較例1に示した如
く、BCl3 のみを用いてエッチングする以外は本発明
例と同じ条件でエッチングした場合、エッチングレート
及び選択比は本発明例の結果と略同じ程度であったが、
清浄化までの基板の処理枚数が100枚であり、本発明
例の処理枚数の1/40より小さい値であった。また、
比較例2に示した如く、総ガス流量に対するBCl3
スの流量の割合を20%にした場合、エッチングレート
が400Å/minであり、本発明例のエッチングレー
トの1/2.5より小さい値であった。
【0025】一方、表1の比較例3から明らかな如く、
Arガスによってイオンミリングした場合、エッチング
レートが250Å/minであり、本発明例のエッチン
グレートの1/4より小さい値であった。また、対金属
層選択比が0.2、対レジスト層選択比が0.1であ
り、本発明例の結果に比べて共に低い結果であった。
【0026】また、表1の本発明例4乃至6から明らか
な如く、チャンバ内の圧力を1mTorr以上20mT
orr以下にして、BCl3 ガス及びCl2 ガスを、総
ガス流量に対するBCl3 ガスの流量の割合が50%、
総ガス流量に対するCl2 ガスの流量の割合が50%と
なるように混合しつつチャンバ内へ導入した場合、エッ
チングレートは1000Å/minを越えており、清浄
化までの基板の処理枚数は4000枚を越えており、更
に対金属層選択比は11であり、対レジスト層選択比は
0.6であった。
【0027】これに対し、表1の比較例4から明らかな
如く、チャンバ内の圧力を0.5mTorrにした場合
はエッチングレートが低く、また、比較例5から明らか
な如く、チャンバ内の圧力を30mTorrにした場合
は清浄化までの基板の処理枚数は3000枚であり、本
発明例の結果に比べて1000枚程度少なかった。
【0028】以上の結果を踏まえて、更に処理条件を検
討した。図2〜図5は、アルミナ製の基板を、BCl3
ガス及び/又はCl2 ガスを用いてエッチングした結果
を示すグラフであり、また、図6〜図9は、アルチック
製の基板を、BCl3 ガス及び/又はCl2 ガスを用い
てエッチングした結果を示すグラフである。
【0029】図2、図3、図6及び図7にあっては、総
ガス流量に対するBCl3 ガスの流量の割合を0%(即
ち、Cl2 ガスが100%),20%,30%,50
%,80%,又は100%にして基板をエッチングし
た。図2及び図6において、縦軸は清浄化までの基板の
処理枚数を、横軸は総ガス流量に対するBCl3 ガスの
流量の割合をそれぞれ示している。また、図3及び図7
において、縦軸はエッチングレートを、横軸は総ガス流
量に対するBCl3 ガスの流量の割合をそれぞれ示して
いる。
【0030】図2、図3、図6及び図7から明らかな如
く、アルミナ製の基板及びアルチック製の基板をエッチ
ングするに好適な条件は、総ガス流量に対するBCl3
ガスの流量の割合が30%以上70%以下であった。
【0031】また、図4、図5、図8及び図9にあって
は、チャンバ内の圧力を0.5mTorr,1mTor
r,4mTorr,10mTorr,20mTorr,
又は30mTorrにし、総ガス流量に対するBCl3
ガスの流量の割合を30%(◇印),50%(□印)及
び80%(〇印)にして基板をエッチングした。図4及
び図8において、縦軸は清浄化までの基板の処理枚数
を、横軸はチャンバ内の圧力をそれぞれ示している。ま
た、図5及び図9において、縦軸はエッチングレート
を、横軸はチャンバ内の圧力をそれぞれ示している。
【0032】図4、図5、図8及び図9から明らかな如
く、アルミナ製の基板及びアルチック製の基板をエッチ
ングするに好適な条件は、総ガス流量に対するBCl3
ガスの流量の割合が何れの場合も、1mTorr以上2
0mTorr以下であった。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る薄膜磁
気ヘッドの製造方法にあっては、エッチング速度が速
く、また対マスク選択比率も高い一方、エッチングによ
って発生する堆積物がエッチング装置に堆積することが
抑制されるため、エッチング装置の運転効率が高く、単
位時間当たりに製造し得る薄膜磁気ヘッドの数が多い
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用するECRエッチング装置を
示す模式的側断面図である。
【図2】アルミナ製の基板を、BCl3 ガス及び/又は
Cl2 ガスを用いてエッチングした結果を示すグラフで
ある。
【図3】アルミナ製の基板を、BCl3 ガス及び/又は
Cl2 ガスを用いてエッチングした結果を示すグラフで
ある。
【図4】アルミナ製の基板を、BCl3 ガス及び/又は
Cl2 ガスを用いてエッチングした結果を示すグラフで
ある。
【図5】アルミナ製の基板を、BCl3 ガス及び/又は
Cl2 ガスを用いてエッチングした結果を示すグラフで
ある。
【図6】アルチック製の基板を、BCl3 ガス及び/又
はCl2 ガスを用いてエッチングした結果を示すグラフ
である。
【図7】アルチック製の基板を、BCl3 ガス及び/又
はCl2 ガスを用いてエッチングした結果を示すグラフ
である。
【図8】アルチック製の基板を、BCl3 ガス及び/又
はCl2 ガスを用いてエッチングした結果を示すグラフ
である。
【図9】アルチック製の基板を、BCl3 ガス及び/又
はCl2 ガスを用いてエッチングした結果を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 チャンバ 2 上チャンバ 3 下チャンバ 4 生成室 5 処理室 6 封止板 7 ガス導入管 8 排気口 9 載置台 K 基板
フロントページの続き (72)発明者 村上 彰一 兵庫県尼崎市扶桑町1番8号 住友金属 工業株式会社半導体装置事業部内 (72)発明者 森田 治 兵庫県尼崎市扶桑町1番8号 住友金属 工業株式会社半導体装置事業部内 (56)参考文献 特開 平9−161253(JP,A) 特開 平8−269748(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/31 G11B 5/39 G11B 5/60 H01L 21/302 C23F 4/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ECRエッチング装置により反応性ガス
    を励起してプラズマを生成し、得られたプラズマによっ
    てアルミナ又はアルチックを用いてなる基材をエッチン
    グして薄膜磁気ヘッドを製造する方法において、 前記反応性ガスとして、BCl3 ガス及びCl2 ガスの
    混合ガスを用い、前記BCl 3 ガス及びCl 2 ガスは、
    前記混合ガスの流量に対するBCl 3 ガスの流量の割合
    が30%以上80%以下になるように混合し、プラズマ
    を生成する領域の圧力を1mTorr以上20mTor
    r以下にしてプラズマを生成することにより、前記EC
    Rエッチング装置内の堆積物の堆積を抑制しながらエッ
    チングすることを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記エッチングにおけるエッチングレー
    トは1000Å/min乃至1500Å/minである
    ことを特徴とする請求項1記載の薄膜磁気ヘッドの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ECRエッチング装置内を清浄化し
    た後、次の清浄化までの間に少なくとも4000枚の基
    材をエッチングすることを特徴とする請求項1又は2記
    載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
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