JP3359289B2 - インクジェット印刷装置 - Google Patents

インクジェット印刷装置

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JP3359289B2
JP3359289B2 JP21009198A JP21009198A JP3359289B2 JP 3359289 B2 JP3359289 B2 JP 3359289B2 JP 21009198 A JP21009198 A JP 21009198A JP 21009198 A JP21009198 A JP 21009198A JP 3359289 B2 JP3359289 B2 JP 3359289B2
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信也 平井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット印
刷装置に関し、詳しくは所定の印刷領域の印刷をマスク
を用いて複数回の印字動作により行うインクジェット印
刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷装置の一例として、
従来よりインクジェット方式のヘッドを用いたシリアル
プリンタが知られており、この装置では、所定領域に対
し、一度の走査で印刷を完成させず複数回に分けて印刷
を完成させるマルチパス印刷が行われており、その複数
回の走査にヘッドの往走査および復走査の双方向往復印
字を含ませることが行われている。このような印刷を行
う場合、各インク色についてノズル毎の主走査方向の着
弾誤差による色ムラや、画像の乱れを防ぐために、走査
方向に長いドット集中型パターンを基本単位とする吐出
マスクパターンを使用する技術や、色毎に千鳥状の位置
にインクを吐出する吐出マスクパターンを使用する技術
が用いられている(例えば、特開平6−336016号
公報)。これらの技術は、300dpi〜600dpi
のドット解像度のインクジェットヘッドに対して有効で
あることが確かめられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の技術が背景としているヘッドや装置の精度は上述の3
00dpi〜600dpiの解像度に対応したものであ
る。技術の進歩に伴ない720dpiないし1200d
piなどのさらに高解像度のインクジェットプリンタが
実現されるようになってくると、形成される一つ一つの
ドットの直径も40μmないし50μm程度の比較的小
さいものになる。一方、ノズルの配列密度が高くなって
吐出インク量が少なくなり、これによってドット径が小
さくなっても吐出インク滴の着弾誤差はそれ程変化しな
いため、着弾誤差はドット径に対して相対的に大きくな
り、その結果、後述のように、意図した高解像度のドッ
トパターンを紙面上に実現することが困難になってきて
いる。
【0004】このため、往復印字を行う場合、上述した
着弾誤差の問題から、従来の吐出マスクパターンの設計
手法だけをそのまま高解像度の印刷に応用するだけで
は、往復印字によって起こり易くなる色ムラや画像の乱
れを効果的に減少させることが難しいと言う問題点が有
った。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、マス
クパターンを用いた高解像度の印刷を行う場合でも適切
に色ムラや画像の乱れを低減できるインクジェット印刷
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
複数の異なる色のインクそれぞれに対応した複数のイン
クジェットヘッドを用い、前記インクジェットヘッドに
所定の解像度に対応した密度で配列される複数のノズル
からインク滴を吐出することにより、前記所定の解像度
に対応した密度で印刷媒体上にドットを形成して印刷を
行うインクジェット印刷装置において、前記複数のイン
クジェットヘッドを前記印刷媒体に対し相対的に主走査
方向へ往復走査させる走査手段と、前記印刷媒体を副走
査方向へ搬送する搬送手段と、前記インクジェットヘッ
ドからの前記インク滴の吐出を制限した吐出データを作
成するためのマスクパターンを用いて前記主走査方向へ
の走査毎に対応した前記吐出データを作成し、前記走査
手段による前記インクジェットヘッドの往復走査におい
て、走査毎に対応して作成された前記吐出データに基づ
いて前記印刷媒体上に印刷を行うよう制御する制御手段
と、前記マスクパターンのインク滴の吐出を有効とする
マスク単位の解像度を、前記所定の解像度よりも低い解
像度とするとともに、前記インクジェットヘッドから吐
出されるインク滴の着弾誤差量を示す情報に基づいて決
定する決定手段と、前記決定手段によって決定された前
記マスク単位の解像度に対応し、かつ、前記副走査方向
に隣接する前記マスク単位の境界の前記副走査方向にお
ける位置が、前記主走査方向に沿った前記マスク単位毎
で異なるように前記マスク単位を配置するマスクパター
ンを生成する生成手段とを具え、前記制御手段は、前記
生成手段によって生成された前記マスクパターンを用い
ることを特徴とする。
【0007】
【0008】また、複数の異なる色のインクそれぞれに
対応した複数のインクジェットヘッドを用い、前記イン
クジェットヘッドに所定の解像度に対応した密度で配列
される複数のノズルからインク滴を吐出することによ
り、前記所定の解像度に対応した密度で印刷媒体上にド
ットを形成して印刷を行うインクジェット印刷装置にお
いて、前記複数のインクジェットヘッドを前記印刷媒体
に対し相対的に主走査方向へ往復走査させる走査手段
と、前記印刷媒体を副走査方向へ搬送する搬送手段と、
前記走査手段による走査毎の印刷において使用する、前
記インクジェットヘッドのノズル毎に対応する吐出デー
タであって、前記インクジェットヘッドから吐出する前
記インク滴を制限した吐出データを作成するためのマス
クパターンにおいて、インク滴の吐出を有効とするマス
ク単位の解像度を前記所定の解像度よりも低い解像度と
したマスクパターンを生成する生成手段と、前記生成手
段によって生成された前記マスクパターンを用いて前記
主走査方向への走査毎に対応した前記吐出データを作成
し、前記走査手段による前記インクジェットヘッドの往
復走査において、走査毎に対応して作成された前記吐出
データに基づいて前記印刷媒体上に印刷を行うよう制御
する制御手段とを備え、前記生成手段は、前記マスク単
位で所定の色のインクにより印刷される領域の面積が、
前記領域に隣接する位置を他の色のインクにより印刷さ
れるときの、前記インクジェットヘッドから吐出される
インク滴の着弾誤差によって前記所定の色のインクと前
記他の色のインクとが重なる部分の面積よりも大きくな
る前記マスク単位の解像度に対応したマスクパターンを
生成することを特徴とする。
【0009】以上の構成によれば、吐出用データを生成
するために用いられるマスクパターンは、その吐出を有
効とするマスク単位がその印刷のドット密度より低い密
度で配列されたものであるため、マスク単位のサイズは
少なくとも印刷に係るドットよりも大きなものとなり、
この場合にインクジェットヘッドの着弾誤差によって異
なる色のドットが重なる場合に、この重なりが顕著に目
立つ画像のサイズを含むようなマスク単位のサイズとす
れば、この部分を1回の走査で印刷でき、その重なりの
色が用いるマスクに応じたヘッドの走査方向の違いによ
って異なるものとなる色ムラを防止できる。
【0010】また、副走査方向成分の着弾誤差は、主走
査方向の直線全体のずれとして認識され、そのずれは顕
著なものとなるが、マスク単位の副走査方向における配
列を不規則なものとすることにより、上記着弾誤差によ
って異なる色のドットの重なりをつくるノズル対を、主
走査方向において用いる範囲を短くすることができ、こ
れによって上記ずれが目立たないようにすることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係るインク
ジェット方式のシリアルプリンタの概略構成を示す斜視
図である。
【0013】キャリッジ2には、複数のノズルを有した
インクジェットヘッド(以下、単に「ヘッド」ともい
う)およびインクカートリッジからなるインクジェット
ユニット1が着脱自在に搭載される。また、インクジェ
ットヘッドとインクカートリッジも相互に着脱できるも
のである。本実施形態のインクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクに気泡を生じさせ該気泡の圧
力によってノズルからインクを吐出するものである。キ
ャリッジ2は、ガイド軸3に案内されながら不図示の駆
動機構により、図に示す矢印AおよびBの方向に移動で
き、これにより、ヘッドの印刷媒体Pに対する往方向お
よび復方向の走査が可能となる。印刷用紙等の印刷媒体
Pは、給紙トレイ4に積層されており、1枚づつ分離さ
れて給紙され、ヘッドの走査に同期して、図に示す矢印
Cの方向に搬送される。
【0014】以上の構成のシリアルプリンタでは、前述
したマルチパス印字で、ヘッドの往走査および復走査を
含んで各領域の印刷を完成するものであり、この場合に
ついて、走査(パス)毎の吐出パターンの制限を行う本
実施形態のマスクパターンについて説明する。
【0015】図2、図3および図4は本実施形態におけ
る吐出インク滴の着弾誤差に対するマスクパターンの大
きさについて説明するための図である。
【0016】ヘッドのノズルから吐出されるインクの吐
出方向は種々の要因によって、主走査方向、副走査方向
またはその両方向の成分を含んだ方向に偏向する場合が
あり、このため用紙上の目標とする位置に着弾しないこ
とがある。また、図1で示したようなシリアルプリンタ
では、ヘッドの主走査方向における移動や用紙の副走査
方向における移動はそれぞれモータを動力源として動作
させているため機械的な誤差が、着弾誤差として現れる
場合もある。
【0017】このような要因によって、図2(a)およ
び(b)に示すように、吐出されたインク滴は目標とす
る紙面上のドット位置に対して上下左右等、種々の方向
にずれた位置に着弾する可能性がある。
【0018】このような着弾誤差が存在する状態で、印
刷する画像において、異なる色の境界を印刷する場合、
高解像度の印刷にあっては、図3に示すように、高い確
率でドットが重なる領域が現れる。すなわち、高解像度
化によってドットピッチが小さくなり、また、形成され
るドット径が小さくなっても前述したように着弾誤差自
体はそれ程変らないため、ドットピッチに対する相対的
な着弾誤差は大きくなり、本来隣接して着弾すべきドッ
トが境界上でその着弾誤差によって重なることになる。
【0019】このような、境界において異なる色のドッ
トが重なる場合に、これがマスクを用いた印刷に与える
影響を図4を用いて説明する。
【0020】例えばグリーンの画像を印刷しようとする
とき、図4(a)に示すように、マスクによって1回の
走査の画像データをシアンの矩形とイエローの矩形の領
域が交互に表されるものとする場合、同図(b)および
(c)に示すように、その走査の実際の印刷ではシアン
とイエローの境界部分には上述したようにドットが重な
る部分が出てくることがある。この重なった部分は、二
つの色のインクが混ざった状態、または視覚的に混ざっ
て見える状態のため、不可避的にシアンでもイエローで
もなく、2色が混ざりあったグリーンに近い色が現れ
る。この場合、同図(c)に示すように1つの矩形のサ
イズが小さくなるマスクを用いるときは同図からも明ら
かなように重なりの部分が重ならない部分に対して相対
的に大きな割合を占めるようになり、このような画像で
は、重なり部分のグリーンに近い色が顕著に目立つこと
になる。
【0021】ところで、このようにドットが重ねられる
場合、紙の種類等、種々の要因により、先に打ち込まれ
たインクの色が同じ位置に後から打ち込まれたインクの
色に対して優勢に見えることが知られている。例えばシ
アンとイエローそれぞれのヘッドが走査方向に配列して
いる場合は、往路で、シアン→イエローの順序で吐出さ
れるときは、復路ではイエロー→シアンの順序で吐出さ
れることにより、図4(b)および(c)に示したグリ
ーンのドットが重なる部分は、往路ではシアンの強いグ
リーン、復路ではイエローの強いグリーンとなる。この
場合、その境界部分の形成が複数回の走査で行われそれ
ら走査の方向が異なる場合は、その違いに応じてシアン
の強いグリーンとイエローの強いグリーンが現れる、色
ムラが発生することになる。そして、このような色ムラ
はその後のインクの打込によっても変化することはな
く、人為的に制御できないものである。
【0022】従って、マスクのサイズを従来のものに従
い、単純に解像度に対応した小さなサイズのものとした
場合、すなわち、図4(c)に示す矩形のサイズ化が小
さくなるマスクを用いた場合上述の色ムラがより顕著に
目立つことになる。
【0023】そこで、本実施形態のように、高い解像度
のヘッドを用いた印刷システムでは、マスクパターンの
サイズを印刷の解像度に合せて小さなものとせずに、よ
り大きなサイズとする。具体的には、図4(b)に示す
ように、1つの矩形のサイズが大きくなるようなサイズ
のマスクパターンとし重なりの部分がこの矩形に対して
小さく、目立たないようにする。
【0024】図5(a)および(b)は、本実施形態で
用いられるマスクパターンの一例を示す模式図である。
【0025】この図に示すように、本実施形態のマスク
パターンは、1200dpiのドット密度において横1
6ドット、縦8ドットのサイズのパターンであり、これ
により、画像の重なり部分を、横16ドット、縦8ドッ
トのマスクの1ドット以内に納めることができるため、
往復印刷での着弾誤差による色ムラの発生を防止するこ
とが可能となる。
【0026】なお、図示した例のマスクは、マスクの1
単位が縦、横1ドットであるマスクに換算した場合に、
横75dpi、縦150dpiの解像度の印刷に対応し
たものとなる。また、マスクのパターンは、図5に示す
ような市松模様のパターンだけでなく、マスクの一単
位、すなわち基本的なドット集合体のサイズさえ保存し
ておけばランダムにちばめる等の別の配置のマスクパタ
ーンを使用しても良いことは勿論である。
【0027】図6は、本実施形態における吐出マスクパ
ターンの生成とそれを用いた画像印刷の処理の流れを説
明するためのブロック図である。
【0028】まず、プリンタ本体の着弾誤差情報に基づ
き、後述のような計算式またはテーブル参照等により求
められる解像度、または経験的に割り出される解像度で
マスクパターンの生成を行う(102)。これにより、
例えば上述の横75dpi、縦150dpiが得られ
る。すなわち、図4(b)について説明したように、着
弾誤差に応じて、重なり部分の大きさも異なり、従っ
て、この重なりが目立つ矩形のサイズも異なることとな
るため、これに応じてマスクのサイズ(解像度)が定ま
ることになる。次に、このマスクパターンをプリンタ本
体の持つ本来の解像度に展開する処理を行い(10
3)、その結果、図5(a)および(b)に示すような
往復印刷それぞれのマスクパターンが生成される。
【0029】これを印刷しようとする入力画像(10
1)に対して各インク色毎に論理積をとる形でマスク処
理を行い(100)、実際に吐出するパターンを生成す
る(104)。これに基づきヘッド、プリンタ本体(1
05)を制御しながら印刷を実行する。
【0030】図7〜図9は、図5に示した基本形のマス
クに対し、副走査方向の着弾誤差を特に考慮したマスク
を説明する図である。
【0031】図7(a)は、ノズルおよびその配置に対
するそれぞれの着弾誤差を重ねて示す模式図である。こ
のような着弾誤差を持つヘッドで印刷を行う場合、主走
査方向においてヘッドを走査させながら吐出していく
と、これによって、着弾誤差により副走査方向のいずれ
かに偏って形成される各ドットは、ヘッドの走査におい
て副走査方向で常に同じ位置に形成されるため、これら
のドットによりヘッドの走査方向に沿った直線が描かれ
ることになる。従って、副走査方向の成分を有する着弾
誤差は、それが直線の全体的なずれとして認識されるた
めより顕著に強調されることになる。
【0032】これに対し、着弾誤差の主走査方向の成分
は、ヘッドの走査に関して、吐出し始めと吐出終わりの
両端でのみ、その着弾誤差が認識されるのみである。
【0033】以上のことから、マスクパターンの縦線に
垂直な方向の成分に係る着弾誤差は、マスクの配置に対
し比較的ランダムで、その性質はとらえにくいが、マス
クパターンの横線に垂直な方向の成分に係る着弾誤差は
直線となって現れることから、マスクの配置との関係を
認識し易い。このように、シリアルプリンタにおける着
弾誤差は主走査方向と副走査方向で印刷画像に与える影
響の度合いと性質が異なるのが一般的である。
【0034】図8(a)および(b)は、吐出マスクパ
ターンの副走査方向の境界線とノズル列との関係を説明
するである。これらの図からわかるように、異なる色同
士の境界部分は、それぞれの色のノズル列におけるその
境界に対応したノズルの着弾誤差の関係によって重なる
か、離れるかが定まる。さらに、マルチパスの場合は、
前回以前の走査で印字した色との境界部分も存在するこ
とがある。ヘッドのどの色のノズル列のどのノズルがど
のような着弾誤差を相対的に有することになるかは、印
字毎に異なる等、特定することは比較的困難であるた
め、印刷すべき画像において主走査方向に延在する境界
はできるだけ多くの境界に係るノズル対を使用し、着弾
誤差の大きいノズル対が主走査方向において多く使われ
ることがないように分散させることができるマスクパタ
ーンとすることが好ましい。
【0035】図9は、以上の点を考慮した、往復印字の
ための吐出マスクパターンの一例を示す模式図である。
【0036】例えば吐出マスクを定める情報量を少なく
するために、この図に示したような基本パターンの繰り
返しによって吐出マスクパターンを作成することが好ま
しく、この場合、まず着弾誤差から経験的、あるいは計
算によって求められる基本パターン(図5)の大きさを
保持したまま、さらにその配置に関する組み合わせにつ
いて、上記図8にて説明したように、副走査方向(図中
の上下方向)のずらし幅を不規則にすることで異なる色
の境界に用いられるノズルの対をできるだけ多くの組合
せで用いられるようにする。このようなマスクパターン
を用いることによって、往復印刷での色ムラや画像の乱
れを効果的に抑えることができる。
【0037】(その他の実施形態1)図5で示したマス
ク単位としての矩形を単位として、これをランダムに配
置したマスクパターンを用いても良い。
【0038】(その他の実施形態2)図5で示したマス
ク単位としての矩形を単位として、これが横方向、縦方
向に2個以上連続したパターンが存在することを許容し
て、ランダムに配置したマスクパターンを用いても良
い。
【0039】(その他の実施形態3)図6で示した処理
において、着弾誤差からマスクパターンの解像度を求め
る処理は、以下の式によって行うことができる。
【0040】着弾位置の目標位置からの平均ずれ量を着
弾誤差δ[mm]とし、1インチを25.4[mm]と
するとき、主走査方向では、1回の走査でマスクに応じ
て印刷される領域の両側で重なる可能性があるためずれ
の範囲をδ×2とする。これは、副走査方向の場合も同
様である。主走査方向では、さらに往,復それぞれで重
なる可能性があるため、ずれの範囲は最終的に、δ×2
×2とすることができ、これらに基づいて解像度の上限
値を定めることができる。一方、解像度の下限は、次の
ように定めることができる。マスクを低解像度にする
と、上述した効果があるが、あまり大きくしすぎると、
マスク単位で例えばカラー往復印刷において色ムラが認
識されるようになる。このため、このような認識されな
い限界を実験的に求め、マスクの1単位の長さを0.6
8mmとするものである。以上から
【0041】
【数2】
【0042】なお、上式で求めた解像度を、プリンタ本
来の解像度に変換しやすい最も近い解像度に変更して用
いても良い。
【0043】(その他の実施形態4)図10に示すよう
に、マスクパターンの単位パターンの副走査方向のずら
し幅を、プリンタ本来の解像度で1ドット単位(同図
(a))、または、基本パターンの縦ドット数の整数倍
−1(同図(b))とすることによって(同図(c)
は、上記2つのずらし方の両方を用いたもの)、マスク
の横方向について十分な長さとすることによって全ての
境界に係るノズル対を使用することが可能となる。
【0044】(その他の実施形態5)同様に図10に示
すように、マスクパターンの単位パターンの副走査方向
のずらし幅をプリンタ本来の解像度で1ドット単位、ま
たは、基本パターンの縦ドット数の整数倍−1とするこ
とによって、横方向を十分な長さに取ることによって全
てのノズル境界を使用することを可能とするとともに、
そのようなパターンを新たな基本パターンとして用い、
これを規則的、あるいはランダムに配置したマスクパタ
ーンを使用することもできる。
【0045】(その他の実施形態6)図11に示すよう
にマスクパターンの基本パターンの副走査方向のずらし
幅を、上述の実施形態の条件を満たしつつ、主走査方向
に前記基本パターンの横サイズ以上離して用いても良
い。また、この離したパターンを新たな基本パターンと
して用い、これを規則的、あるいはランダムに配置した
マスクパターンを使用しても良い。
【0046】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0047】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0048】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0049】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0050】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0051】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0052】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0053】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吐出用データを生成するために用いられるマスクパター
ンは、その吐出を有効とするマスク単位がその印刷のド
ット密度より低い密度で配列されたものであるため、マ
スク単位のサイズは少なくとも印刷に係るドットよりも
大きなものとなり、この場合にインクジェットヘッドの
着弾誤差によって異なる色のドットが重なる場合に、こ
の重なりが顕著に目立つ画像のサイズを含むようなマス
ク単位のサイズとすれば、この部分を1回の走査で印刷
でき、その重なりの色が用いるマスクに応じたヘッドの
走査方向の違いによって異なるものとなる色ムラを防止
できる。
【0055】また、副走査方向成分の着弾誤差は、主走
査方向の直線全体のずれとして認識され、そのずれは顕
著なものとなるが、マスク単位の副走査方向における配
列を不規則なものとすることにより、上記着弾誤差によ
って異なる色のドットの重なりをつくるノズル対を、主
走査方向において用いる範囲を短くすることができ、こ
れによって上記ずれが目立たないようにすることができ
る。
【0056】この結果、マスクを用いた高解度の印刷を
行う場合に、適切に色ムラを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェットプリ
ンタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】(a)および(b)は、吐出されたインクの着
弾誤差を説明する図である。
【図3】着弾誤差が存在する場合に、異なる色のドット
が重なる確率を示す図である。
【図4】(a)および(b)は、異なる色の境界でドッ
トが重なる場合に、上記境界の小サイズ化が印刷画像に
及ぼす影響を説明する図である。
【図5】(a)および(b)は、本発明の一実施形態に
係るマスクパターンを模式的に示す図である。
【図6】上記マスクパターンの生成およびこの生成され
たマスクパターンを用いた吐出データによるヘッドの制
御を説明するためのブロック図である。
【図7】(a)および(b)は、上記マスクパターンの
変形例に関し、特に副走査方向成分の着弾誤差の画像に
対する影響を説明する図である。
【図8】(a)および(b)は、副走査方向成分の着弾
誤差について、異なる色の境界との関係を説明する図で
ある。
【図9】図5に示すマスクパターンの変形例に係るマス
クパターンを模式的に示す図である。
【図10】(a),(b)および(c)は、本発明の他
の実施形態に係るマスクパターンを示す模式図である。
【図11】(a)および(b)は、本発明のさらに他の
実施形態に係るマスクパターンを示す模式図である。
【符号の説明】
1 インクジェットユニット 2 キャリッジ 3 ガイド軸 4 給紙トレイ 100 マスク処理 101 入力画像 102 マスク生成 103 解像度変換 104 吐出制御 105 ヘッド/プリンタ本体 P 印刷媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川床 徳宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 枝村 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 平井 信也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高橋 賢司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 田鹿 博司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−22106(JP,A) 特開 平7−121718(JP,A) 特開 平6−336016(JP,A) 特開 平7−52390(JP,A) 特開 平8−267834(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 2/205 B41J 2/21

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる色のインクそれぞれに対応
    した複数のインクジェットヘッドを用い、前記インクジ
    ェットヘッドに所定の解像度に対応した密度で配列され
    る複数のノズルからインク滴を吐出することにより、前
    記所定の解像度に対応した密度で印刷媒体上にドットを
    形成して印刷を行うインクジェット印刷装置において、 前記複数のインクジェットヘッドを前記印刷媒体に対し
    相対的に主走査方向へ往復走査させる走査手段と、 前記印刷媒体を副走査方向へ搬送する搬送手段と、 前記インクジェットヘッドからの前記インク滴の吐出を
    制限した吐出データを作成するためのマスクパターンを
    用いて前記主走査方向への走査毎に対応した前記吐出デ
    ータを作成し、前記走査手段による前記インクジェット
    ヘッドの往復走査において、走査毎に対応して作成され
    た前記吐出データに基づいて前記印刷媒体上に印刷を行
    うよう制御する制御手段と、 前記マスクパターンのインク滴の吐出を有効とするマス
    ク単位の解像度を、前記所定の解像度よりも低い解像度
    とするとともに、前記インクジェットヘッドから吐出さ
    れるインク滴の着弾誤差量を示す情報に基づいて決定す
    る決定手段と、 前記決定手段によって決定された前記マスク単位の解像
    度に対応し、かつ、前記副走査方向に隣接する前記マス
    ク単位の境界の前記副走査方向における位置が、前記主
    走査方向に沿った前記マスク単位毎で異なるように前記
    マスク単位を配置するマスクパターンを生成する生成手
    段と、 を具え、前記制御手段は、前記生成手段によって生成さ
    れた前記マスクパターンを用いることを特徴とするイン
    クジェット印刷装置。
  2. 【請求項2】 複数の異なる色のインクそれぞれに対応
    した複数のインクジェットヘッドを用い、前記インクジ
    ェットヘッドに所定の解像度に対応した密度で配列され
    る複数のノズルからインク滴を吐出することにより、前
    記所定の解像度に対応した密度で印刷媒体上にドットを
    形成して印刷を行うインクジェット印刷装置において、 前記複数のインクジェットヘッドを前記印刷媒体に対し
    相対的に主走査方向へ往復走査させる走査手段と、 前記印刷媒体を副走査方向へ搬送する搬送手段と、 前記走査手段による走査毎の印刷において使用する、前
    記インクジェットヘッドのノズル毎に対応する吐出デー
    タであって、前記インクジェットヘッドから吐出する前
    記インク滴を制限した吐出データを作成するためのマス
    クパターンにおいて、インク滴の吐出を有効とするマス
    ク単位の解像度を前記所定の解像度よりも低い解像度と
    したマスクパターンを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成された前記マスクパターンを
    用いて前記主走査方向への走査毎に対応した前記吐出デ
    ータを作成し、前記走査手段による前記インクジェット
    ヘッドの往復走査において、走査毎に対応して作成され
    た前記吐出データに基づいて前記印刷媒体上に印刷を行
    うよう制御する制御手段と、 を備え、 前記生成手段は、前記マスク単位で所定の色のインクに
    より印刷される領域の面積が、前記領域に隣接する位置
    を他の色のインクにより印刷されるときの、前記インク
    ジェットヘッドから吐出されるインク滴の着弾誤差によ
    って前記所定の色のインクと前記他の色のインクとが重
    なる部分の面積よりも大きくなる前記マスク単位の解像
    度に対応したマスクパターンを生成することを特徴とす
    るインクジェット印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記マスク単位の前記主走査方向の長さ
    を前記副走査方向の長さよりも長くすることによって、
    前記面積が大きく設定されることを特徴とする請求項2
    に記載のインクジェット印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記マスクパターンは、前記副走査方向
    に隣接する前記マスク単位の境界の前記副走査方向にお
    ける位置が、前記主走査方向に沿ったマスク単位毎で異
    なるように、前記マスク単位を配置したものであること
    を特徴とする請求項2または3に記載のインクジェット
    印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記マスク単位の配列密度は、前記複数
    のインクジェットヘッドの各ノズルによって吐出された
    インク滴の着弾位置の目標位置から平均ずれ量を着弾誤
    差量δ(mm)とするとき、 δ×2×2≦前記マスク単位の主走査方向の長さ≦0.68(mm) δ×2×1≦前記マスク単位の副走査方向の長さ≦0.68(mm) によって定められることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載のインクジェット印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記インクジェットヘッドは、熱エネル
    ギーを利用してインクに気泡を生じさせ該気泡の圧力に
    よってノズルからインクを吐出するものであることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のインクジ
    ェット印刷装置。
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